JPH0281891A - ドラム缶把持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は物流機械分野において、平面上に配置された
ドラム缶を取り出したりまたは逆にコンテナまたは箱に
ドラム缶をつめこむためのドラム缶把持装置に関する。 に従来め技術】 従来缶類を取り扱う装置は゛、殆ど把持装置が缶の横か
ら水平方向に接近するため箱に収容された缶あるいはコ
ンテナ内にある缶を取り出しまたはそれらの中に収納す
ることは不可能であった。 また缶の上方から缶を把持して取り出す装置はあるが構
造が大きくかつ缶の上部のみを強力な力で把持する必要
があり大きな缶を取り扱うことは難しく従って対象とな
る缶には制約があった。

【発明が解決しようとする課題】

従来缶を上方から取り扱う缶把持装置は装置が大きいた
め缶と缶との間隔を大きくとる必要があり、缶の収納効
率は低かった。 この発明は、ドラム缶を容積効率よく上方から取り出し
、または収納するドラｌ、缶把持装置を提供することを
目的とする。

【課題を解決するための手段】

上記目的は、天井クレーンまたはＸ−Ｙローダの下部に
上昇または下降可能に取付けられた架台、この架台中央
下部に取付けられたセンサ、前記架台の４隅に配置され
平行リンクをなすアームおよび伝達軸、この伝達軸の一
方の端に連結されたスプロケット、前記伝達軸の他方の
端に連結されたウオーム、前記スプロケットを駆動する
駆動モータ、前記スプロケットと前記駆動モータを連結
するチェ７、前記ウオームに結合されたウオームホイー
ルおよびウオームホイール軸、このウオームホイール軸
にねじ結合され前記ウオームホイールの回転により相互
の間隔を拡大あるいは縮小可能の帯板からなるドラム缶
把持装置によって達成される。

【作　用】

この発明によれば、把持装置のセンサによってドラム缶
を検知し、検知したドラム缶を把持装置で囲み４組の帯
板取付板の相互の間隔を縮小してドラム缶を把持するか
または前記帯板取付板の相互の間隔を拡げてドラム缶を
解放することができる。

【実施例】

以下図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。第１図
はこの発明の実施例によるドラム缶把持装置の全体図で
把持装置１は天井クレーン２によって吊り下げられ揺動
を防止するため把持装置１と天井クレーン２との間には
パンタグラフ３をそなえている。 第２図は第１図の把持装置１の組立図で、把持装置は架
台６の中央下部に取付けたセンサ４、前記架台６の４隅
に配置され平行リンクをなすアーム９および伝達軸１０
、この伝達軸１０の一方の端に連結されたスプロケット
７、スプロケット７に連結されたチェ７８、前記伝達軸
１０の他方の端に連結されたウオーム１２、前記スプロ
ケットを駆動する駆動モータ５、前記ウオーム１２に結
合されたウオームホイール１３、このウオームホイール
１３にねし結合された４組の帯板取付板１５に取付られ
隣合う帯板取付板１５に円弧をなして接続された４枚の
帯板１６からなる。ウオーム１２およびウオームホイー
ル１３はウオームギヤケース１１に収容されている。 １７はドラム缶である。駆動モータ５が回転するとスプ
ロケット７が回転し、伝達軸１０を介してウオーム１２
が回転し、ウオーム１２と結合されたウオームホイール
１３が回転する。 第３図は第２図の把持装置の一部拡大図で、ウオームホ
イール１３にはウオームホイール軸１４の両側に互いに
逆方向に切られたねじが施してあり、このねじに噛み合
う４組の帯板取付板１５、この互いに隣合う帯板取付板
１５に円弧を形成して取付けた４枚の帯板１６をそなえ
ウオームホイール１３が回転すると帯板取付板１５の間
隔は互いに拡大したりまたは縮小したりする。 第４図、第５図は第２図の入方向矢視図で第４図は第３
図におけるウオームホイール１３を回転して帯板取付板
１５の間隔を縮小して帯板１６が形成する円弧の直径を
小さくしドラム缶を把持した状態を示し、第５図はウオ
ームホイール１３を第４図の場合と逆方向に回転して帯
板取付板１５の間隔を拡大して帯板１６が形成する円弧
の直径を大きくしドラム缶を解放した状態を示す。 把持装置１は帯板取付板１５の間隔を拡大した状態で床
またはパレットにおかれたドラム缶の真上に移動し、ク
レーン等でドラム缶上に降ろされる。 把持装置ｌのセンサ４がドラム缶を検出すると把持装置
１の駆動モータ５が起動し、４隅にある帯板取付板１５
の相互の間隔を縮小することによって帯板１６が形成す
る円弧の直径を小さくし、帯板１６によってドラム缶の
胴の中央部を締め付はドラム缶を把持する。 またドラム缶を把持した把持装置を天井クレーンによっ
て所定の場所に運び駆動モータ５を駆動して４隅にある
帯板取付板１５の間隔を拡大することによって帯板１６
が形成する円弧の直径を大きくしドラム缶を解放する。

【発明の効果】

この発明は、円筒状のドラム缶を？！数列並べた時ドラ
ム缶の周囲の４隅にかなりのスペースがあることに着目
し、床またはパレット上にドラム缶を置く場合、ドラム
缶を縦方向に配列し把持装置を上下に移動させるように
したので、ドラム缶同志の隣合う間隔を把持装置の帯板
が上下に通過できる限度まで接近できるため、ドラム缶
を置くスペースは非常に狭くなり容積効率を高めること
ができる。逆にこの装置を使用してコンテナ等にドラム
缶を詰め込む場合にも効率良くドラム缶を積み込むこと
えできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例によるドラム缶把持装置の全
体図、第２図は第１図の把持装置の組立図、第３図は第
２図の把持装置の一部拡大図、第４図および第５図は第
２図のＡ方向矢視図で第４図はドラム缶を把持した状態
を示す図、第５図はドラム缶を解放した状態を示す図で
ある。 １：把持装置、４：センサ、５：駆動モータ、６；架台
、７：スプロケット、８：チェ７．９：アーム、１０：
伝達軸、１２：ウオーム、１３：ウオームホイール、１
４：つ゛オームホイール軸、１５：帯板取付板、１６：
帯板、１７：ドラム缶。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）天井クレーンまたはＸ−Ｙローダの下部に上昇また
   は下降可能に取付けられた架台、この架台中央下部に取
   付けられたセンサ、前記架台の４隅に配置され平行リン
   クをなすアームおよび伝達軸、この伝達軸の一方の端に
   連結されたスプロケット、前記伝達軸の他方の端に連結
   されたウォーム、前記スプロケットを駆動する駆動モー
   タ、前記スプロケットと前記駆動モータを連結するチエ
   ン、前記ウォームに結合されたウォームホィールおよび
   ウォームホィール軸、このウォームホィール軸にねじ結
   合され前記ウォームホィールの回転により相互の間隔を
   拡大あるいは縮小可能の４組の帯板取付板に取付けられ
   隣合う帯板取付板に円弧を形成して接続された４枚の帯
   板からなる把持装置をそなえ、前記センサによりドラム
   缶を検知し、検知したドラム缶を前記把持装置で囲み、
   前記４組の帯板取付板の間隔を拡大あるいは縮小してド
   ラム缶を把持あるいは解放することを特徴とするドラム
   缶把持装置。