JPH0281815A - 水平回転棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の物品を格納したバケットを複数個搭載し
た水平回転棚の移載方法に係り、特に水平回転棚の旋回
部に並列配設した水平回転棚に関するものである。

〔従来の技術〕

複数のが物品を格納したバケットを複数個搭載して搬送
する高速荷役設備として、水平回転棚は周知である。通
常、水平回転棚は駆動装置および動力伝達機構により、
複数の棚を案内レール上に沿つて走行させるものである
。・そして、水平回転棚の左右両側又は片側の旋回部に
備え付けられた入出庫設備により、搭載されたバケット
等を入庫又は出庫させている。しかし、一つの棚内に少
なくとも二つ以上のバケットが搭載されている場合では
、旋回部にある一つの移載機から成る入出庫設備で入出
庫する時の姿勢角度（位！りが一致せず、移載機を旋回
して、左右の二つのバケットを入出庫しなければならな
いと言う問題があった。

これらの技術の例としては、特公昭６１−３７１６３号
公報等に開示されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

ダブルフォークを用いた場合は、目標の固定棚に対して
直線部での荷渡し作業を実施するものであった。

しかし、回転棚との荷渡しを行なう入出庫設備が旋回部
に一組以上配設されると、棚内に搭載された二つのバケ
ットを同時に２個入出側又は１個のみ入出庫することが
必要となり、それに関した停止位置すなわち一つの移載
機に対応したバケットの荷渡し姿勢を考慮した位置決め
動作を追加させるので搬送効率を高めることができない
という問題があった。

本発明の目的は一つの棚に二つのバケットを搭載した水
平回転棚のスループブトをより一層高めることのできる
水平回転棚の移載方法および装置を提供することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は水平回転棚の旋回部に配設された入出庫設備
の移載装置の姿勢と棚内の二つのバケットの姿勢とが一
致するような位置を、スプロケットの停止位置にするこ
とに着目して、一つの棚に搭載された二つのバケットに
相対して入出庫設備の移載装置も二つ配設することによ
り、２個同時入出庫および１個のみ入出庫することがで
きるで達成される。

〔作　　用〕

本発明は水平回転棚の旋回部において、一つの棚内に搭
載した２個のバケットの位置に相対させて入出庫設備の
二つの移載機を並列配置させて、制御装置からの運行指
令により水平回転棚および入出庫設備を同期させて動作
させる。

それによフて、水平回転棚および入出庫設備間で実施さ
れる入出庫の荷渡し作業効率が上がるのでスループブト
が大幅に向上する。

〔実　施　例〕

以下、本発明を図面に示した具体的な実施例に基づき詳
細に説明する。

まず、第３図により水平回転棚の全体構成を説明する。

１０は左右方向の長方形をなす水平回転棚であり、多数
の支柱１１と水平方向の複数の連結杆りにより連結し、
形成されている。ｍは案内レールであり、棚（９）に取
付けられた車輪Ｚ３．２４を支持して外側レール４およ
び内側レールｎから成り水平回転棚１０の外周部に沿っ
て左右方向に長い楕円状に屈曲された水平形状をなし、
互いに上下方向の所要間隔を保って敷設されている。

父は二つのバケット３１．３２を搭載する棚で、車輪器
、２４により案内レール加工を移載する。

旬は動力伝達機構であり、水平回転棚１０の中央左右に
位置する８軸４２と、その８軸４２にキーを介して連結
されたスプロケット荀と、そのスプロケット０に係合し
て駆動力を棚へ伝達するけん引チェーン４１から構成さ
れる。

父は駆動装置であり、図示していないが駆動モータの回
転動力を減速機を介して、８軸４２に連結されたスプロ
ケット砺に伝達する。

印は入出庫設備であり、水平回転棚１ｏの水平直線部の
外側に配設され、外部から搬送されてきたバケットを水
平回転棚１０へ荷渡しする荷役設備である。

７０は制御装置であり、水平回転棚ｌＯ上の各段の棚Ｉ
の走行動作並びに入出庫設備器の荷役動作の制御指令を
出力するものである。

次に、第３図に示す如き、水平回転棚と入出庫設備を動
作させる本発明の一実施例を第１図、第２図により説明
する。

第１図において、棚（９）は二つのバケブｈ３１，３２
を搭載し、荷重を支持する車輪り、２４と、スプロケッ
トぐと、これにガイドローラ砺な介して係合する二とに
より駆動力をおのおの伝達するけん弓チェーン４１とか
ら構成される。スプロケット４はけん引チェーン４１の
ガイドローラ５間のピッチ寸法により決定され、Ｒ角形
で構成されている。これにより、棚間が旋回部において
図面上で左右並行に入出庫するには、棚Ｉの下部に設け
られたガイドローラ５がそれぞれ±１５°の所で停止し
なければならない。

一方、入出庫設備ωはツイン移載機６１を固定する昇降
体６２と、その昇降体６２を上下方向に移動させるポス
ト銘と、その上下動作を行なう昇降駆動モーター、減速
機ω、昇降ロープθ等から構成される。

ツイン移載機６１は旋回部の停止位置において、棚美か
ら二つのバケット３１．３２を入出庫するために、二つ
の移載機構から成り、図示していないが二つの移載モー
タと移載モータによりそれぞれ動作される駆動チェーン
機構ωと、駆動チェーン機構的により左右へバケットを
入出庫作動するブッシャ部材から構成される。また、ツ
イン移載機６１を搭載した昇降体６１はポスト田の案内
レールに沿って、昇降協動モータ６４．減速機６７、お
よび昇降ローブωにより上下動され、水平回転棚１０の
各段の停止位置に昇降移動する。第２図に示す如畷、実
線で示した昇降体６１は地上側のコンベア設備田と荷渡
し作業を実施する状態であり、点線で示した昇降体６１
は水平回転棚１０と入出庫作業を実施する状態である。

このように、駆動装置（資）を回転駆動した後、旋回部
における停止位置に棚間を停止させて、棚間内の二つの
バケット３１．３２をツイン移載機６１により出庫させ
る。その際、駆動チェーン機構６９を動作させることで
、プブシャ部材銘をそれぞれのバケット３１．３２の端
面こ押し当て、ブツシャ部材を作動させてバケット３１
．３２の取手を引掛けて引き出す動作を実施し、ツイン
移載機６１上に位置させる。

特に、制御装置ｉ７０からの移載指令により、目標の棚
（９）から■二つのバケットを入出庫する場合、■二つ
のバケットのうち一つのバケットを入出庫する場合を実
施する。

以上、本実施例によれば、一つの棚に二つのバケットを
格納する回転棚に対して、一つのバケット又は二つのバ
ケットを同時に入出庫作業させるツイン移載機により、
スループブトを大幅に向上させることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、旋回部において棚から二つのバケット
を同時に入出庫することができるので水平回転棚のスル
ープブトを高める効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は第１
図の側面図、第３図は従来の水平回転棚を示す図である
。 １０・・・・・・水平回転棚、美・・・・・・案内レー
ル、加・・・・・・棚、　３１・・・・・・バケット１
１＋、３２・・・・・・バケットｆ２＋、４０・・・動
力伝達機構、ω・・・・・・入出庫設備、６１・・・・
・・ツイン移載機、簡・・・・・・ブツシャ部材、６９
・・・・・・駆動チェーン機構 代理人　弁理士　　小　川　勝　男 イ２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、入出庫設備を介して、バケットを一つ以上回転棚へ
   入出庫する水平回転棚において、二つの前記バケットを
   回転棚に搭載すると共に、二つの該バケットを同時に入
   庫又は出庫する前記入出庫設備を旋回部に設けたことを
   特徴とする水平回転棚。