JPH0281310A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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Publication number
JPH0281310A
JPH0281310A JP23244388A JP23244388A JPH0281310A JP H0281310 A JPH0281310 A JP H0281310A JP 23244388 A JP23244388 A JP 23244388A JP 23244388 A JP23244388 A JP 23244388A JP H0281310 A JPH0281310 A JP H0281310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
signal
layer
magnetic head
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP23244388A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiko Ogura
小倉 由紀子
Masaaki Kurebayashi
槫林 正明
Masakatsu Saito
斉藤 正勝
Toshiyuki Miura
三浦 敏之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0281310A publication Critical patent/JPH0281310A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜磁気ヘッドに係り、特にVTR等に好的
な薄膜磁気ヘッドに関する。
〔従来の技術〕
従来の薄膜磁気ヘッドの例としては特開昭55−840
19号公報記載のものがあげられる。
上記従来の薄膜磁気ヘッドは、コイル引き出し部と信号
線の接続は、信号線をコイル引き出し部に形成されたス
ルーホール部にハンダ付けすることにより行なっていた
。しかし、ハンダ付けの際、コイル引き出し部がはがれ
やすい点については、配慮されていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、コイル引き出し部と信号線をハンダで
接続する際、ハンダ付けの熱によってコイル引き出し部
がはがれるという問題があった。
このことを図面を用いて説明する。
第11図は、上記従来技術における簿膜磁気ヘッドの部
分断面図であって、6は絶縁材、8aは第1層目信号コ
イル、9aは第2層目信号コイル。
8b、9bはコイル引き出し部、7Cはスルーホールで
ある。
同図において、コイル引き出し部8b、9bは、信号コ
イルBar 9aを形成する時、同時に形成されるため
、信号コイルと同じ膜厚しか得られず。
その後、スルーホール7Cの形成によって、さらにこの
膜厚より薄くなってしまうためである。
本発明は、信号コイルの他層にコイル引き出し部を形成
し、膜厚を厚くすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
コイル引き出し部と信号線の接続の際ハンダ付けの熱で
コイル引き出し部がはがれるのは、コイル引き出し部が
薄いため、また、絶縁材で囲まれた構造になっており接
着力が弱いためである。
従って、ハンダ付けの熱ではがれないためには、コイル
引き出し部を厚く、かつ絶縁層部外に形成すればよい。
第2図は本発明の詳細な説明するための部分断面図であ
って、前記第11図と同符号は同一部分を示し、1は非
磁性基板、2bは該基板に形成した溝、5は導体層であ
る。
同図において、非磁性基板内の溝2bに導体層5を成膜
し、信号コイル及び絶縁層形成後、導体層5まで達する
ようにスルーホール7cを形成する。ここに信号線接続
時のハンダを埋め込むことによって、厚い膜のコイル引
き出し部が得られ、また、非磁性基板内に形成されるた
め付着力も良くなる。。
即ち、本発明の上記目的は、コイル引き出し部を非磁性
基板内に形成することにより、達成される。
〔作 用〕
コイル引き出し部を非磁性基板内に形成するので、膜厚
が厚くでき、また周囲との付着力が良くなるため、ハン
ダ付けの熱でコイル引き出し部がはがれることはない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による薄膜磁気ヘッドの一実施例を示す
断面構造図であって、1は非磁性基板、2a、2bは該
基板に形成した溝、3は下部磁気コア、4は上部磁気コ
ア、5はコイル引き出し部となる導体層、6は絶縁材、
7a〜7cはスルーホール、8a、9aは信号コイル、
8b、9bは信号コイル端、10はギャップスペーサと
なる非磁性層である。
同図において、磁気コアは、非磁性基板1に形成された
溝2aに埋め込まれた下部磁気コア3と、絶縁層信号コ
イルを介して形成された上部磁気コア4から成る。上下
の磁気コア3,4は、絶縁材6に開けられたスルーホー
ル’ia、7b、及びフロント部スルーホール7aに形
成された非磁性層10を介して接続しており、非磁性層
10はギャップスペーサ材であり作動ギャップを形成し
ている。
コイル引き出し部は、非磁性基板1に形成された溝2b
に導体層を埋め込むことによって形成されている。
信号コイルは2JeIスパイラル構造であり、第1層目
3ターン、第2層目2ターンである。第1層目と第2層
目のコイルは、第1層目コイル上の絶縁膜に開けられた
スルーホールを介して接続されている。非磁性基板内及
び信号コイル形成時に形成されるコイル引き出し部5.
8b、9bは絶縁膜及び信号コイル端内に開けられたス
ルーホール7cに、信号線接続のためのハンダを埋め込
むことによって接続される。なお、スルーホール7Cは
、少なくとも非磁性基板内のコイル引き出し部5に達し
ていれば良い。
上記実施例では、磁気コア材にはGo−Nb−Zrから
成るアモルファス合金をスパッタリングにより形成した
ものを用いている。コア材としては、これに限らず、他
の軟磁性材料で構成できる。
具体的には、センダスト合金、パーマロイ合金等が使用
可能である。
非磁性基板内のコイル引き出し部5には、Cuを蒸着に
より形成したものを用いたが、導電性がありハンダとの
接着の容易な材料であれば、コア材と同一のものやその
他の材料でも良い。
信号コイルには、接着層のCrと主導体部のCUから成
るC r −Cu −Cr膜を蒸着により形成したもの
を用いている。コイル導体の膜厚は3μ−である、導体
としてはこの他のA$、AQ等。
あるいはそれらの合金の使用が考えられる。
絶縁材としては、Sin、膜をスパッタリングにより形
成したものを用いており、この他の材料としてはフォル
ステライト等のセラミックス系、PIQ等の材料でも良
い。
本実施例によれば、膜厚の厚い、周囲との接着作用の良
いコイル引き出し部を得ることができる。
第3図は、本発明の他の実施例によるコイル引き出し部
の断面図である。
この実施例では、信号線接続用スルーホール7Cは、従
来の信号コイル形成時に形成されていたコイル引き出し
部8b、9bを貫通しており、ここにハンダを埋め込む
際、非磁性基板内及び信号コイル端のコイル引き出し部
5,8b、9bが全て同時に接続されるため、信号コイ
ル端のコイル引き出し部同志8b、9bをあらかじめ接
続する必要がない。
また、同様な方法を用いることにより、第1図のコイル
同志の接続(8a、9a)部のスルーホール形成も必要
なく、工程短縮の効果がある。
また、第4図では第3図に加えて、絶縁層がハンダと接
着しにくい点をカバーするために、スルーホール7Cに
導体層11を成膜した。導体層にはCuを蒸着により形
成したものを用いたが、これに限らずコア材やその他の
材料でも良い。
これら第3図、第4図の実施例によれば、信号コイル端
の接続工程が減り、また、信号線接続用スルーホール部
でのハンダの接続作用を良くすることができる。
以下、本発明の他の実施例を図面を用いて説明する。
第5図、第7図、第9図は本発明による磁気ヘッドの平
面図であり、第6図、第8図、第10図はそれぞれ上記
図のA−A′断面図である。前記第1図と同符号は同一
部分を示す。
第5図実施例は、非磁性基板内のコイル引き出し部用の
溝をイオンエツチングにより形成した例である。本実施
例において、磁気ヘッドをチップに加工する際第5図A
−A゛部のようなコイル引き出し部5上で切断すること
により、第5図B方向から見た磁気ベツドチップ測面に
第6図に示すようにコイル引き出し部5が露出する。
第7図実施例は、非磁性基板内のコイル引き出し部用の
溝を機械加工により形成した例である。
第5図実施例と同様に、第7図A−A′部で切断するこ
とにより、第7図B方向から見た磁気へラドチップ測面
に第8図に示すようにコイル引き出し部5が露出する。
第9図実施例では、信号コイルを1層スパイラル構造と
し、第7図同様コイル引き出し部用の溝を機械加工によ
り形成し、この時溝の1つを信号コイルの下部に形成し
た例である。第5図実施例と同様に、第9図A−A’部
で切断することにより、第9図B方向から見た磁気ヘッ
ドチップ測面に第10図に示すようにコイル引き出し部
5が露出する。
上記第5図〜第10図の実施例によれば、従来、磁気ヘ
ッドの上側で行なっていたコイル引き出し部と信号線の
接続を、磁気ヘッド測面で接続することができる。また
、第7図〜第10図実施例によれば、コイル引き出し部
用の溝を機械加工により形成するため、より深い溝を形
成でき、厚いコイル引き出し部が得られる。さらに第9
図、第10図実施例によれば、コイル引き出し部を信号
コイルの下部に形成するため、磁気ヘッドの面積を小さ
くすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、膜厚の厚い、周
囲との接着作用の良いコイル引き出し部が得られ、ハン
ダ付けによる不良を減少できるので、歩留まりの増加に
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す薄膜磁気ヘッドの断面
図、第2図は第1図のコイル引き出し部の部拡大図、第
3図〜第10図は本発明による他の実施例を示し、第3
図、第4図はコイル引き出し部の拡大図、第5図、第7
図、第9図は薄膜磁気ヘッドの平面図、第6図は第5図
のA−A′部断面図、第8図は第7図のA−A′部断面
図、第10図は第9図のA−A”部所面図、第11図は
従来技術による薄膜磁気ヘッドの部分断面図である。 1・・・非磁性基板、3・・・下部磁気コア、4・・・
上部磁気コア、5・・・コイル引き出し部、6・・・絶
縁材、7a〜7c・・・スルーホール、8av 9a・
・・信号コイル、10・・・ギャップスペーサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、非磁性基板上に形成された下部磁気コアと、下部磁
    気コア上に形成された信号コイル、及びその周囲の絶縁
    材と、作動ギャップ形成のためのギャップスペーサ材を
    介して形成される上部磁気コアと、信号コイル両端に設
    けられた信号線接続用の信号コイル引き出し部とから成
    る薄膜磁気ヘッドにおいて、前記信号線接続用のコイル
    引き出し部を非磁性基板内に埋め込むことを特徴とする
    薄膜磁気ヘッド。
JP23244388A 1988-09-19 1988-09-19 薄膜磁気ヘッド Pending JPH0281310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23244388A JPH0281310A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 薄膜磁気ヘッド

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JP23244388A JPH0281310A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 薄膜磁気ヘッド

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JPH0281310A true JPH0281310A (ja) 1990-03-22

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JP23244388A Pending JPH0281310A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 薄膜磁気ヘッド

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JP (1) JPH0281310A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0289209A (ja) * 1988-09-26 1990-03-29 Toshiba Corp 薄膜磁気ヘッドの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0289209A (ja) * 1988-09-26 1990-03-29 Toshiba Corp 薄膜磁気ヘッドの製造方法

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