JPH028099B2 - - Google Patents
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- JPH028099B2 JPH028099B2 JP13301782A JP13301782A JPH028099B2 JP H028099 B2 JPH028099 B2 JP H028099B2 JP 13301782 A JP13301782 A JP 13301782A JP 13301782 A JP13301782 A JP 13301782A JP H028099 B2 JPH028099 B2 JP H028099B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は吊り足場装置に掛かり、特に建設現場
の仮設足場に好適な吊り足場装置に関する。
の仮設足場に好適な吊り足場装置に関する。
建設現場における仮設足場は、従来、地上から
組み上げる方式のものが大部分であり、足場丸太
または鋼構造のユニツトを連結して骨組みを構成
している。しかし、これらの地上から組み上げる
方式のものは、地盤条件が悪い場合には、その整
合に多大な作業を有するとともに、車輛や工具の
出入りが激しい下方空間を占有するため作業能率
に支障を与える場合が応々にしてある。また、高
層足場においては、垂直荷重が圧縮応力として作
用するので、座屈強度を得るため骨組み部材は相
応の剛構造が要求される。
組み上げる方式のものが大部分であり、足場丸太
または鋼構造のユニツトを連結して骨組みを構成
している。しかし、これらの地上から組み上げる
方式のものは、地盤条件が悪い場合には、その整
合に多大な作業を有するとともに、車輛や工具の
出入りが激しい下方空間を占有するため作業能率
に支障を与える場合が応々にしてある。また、高
層足場においては、垂直荷重が圧縮応力として作
用するので、座屈強度を得るため骨組み部材は相
応の剛構造が要求される。
一方、上記地上組上げ方式の欠点を解消するも
のとして吊り足場装置が種々工夫されているが、
いずれも構造が複雑であり、組立て及び解体の容
易さが要求される建設現場の仮設足場には適して
いない。
のとして吊り足場装置が種々工夫されているが、
いずれも構造が複雑であり、組立て及び解体の容
易さが要求される建設現場の仮設足場には適して
いない。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解消
し、構造が単純で、組立及び解体が容易な吊り足
場装置を提供することにある。
し、構造が単純で、組立及び解体が容易な吊り足
場装置を提供することにある。
本発明に係る吊り足場装置は、水平棒と垂直棒
とを滑節に連結して骨組みを構成するものであ
り、この骨組みの隣り合う水平棒間に足場板を掛
け渡したものである。更に詳しく説明すれば水平
棒は両端部に少なくとも1枚の鍔を有する。ま
た、垂直棒は両端部に連結板を有し、連結板には
前記水平棒の鍔を挿通可能な大孔と、この大孔に
連続して設けられ水平棒の棒部に嵌合する小孔が
設けられている。即ち、連結板の大孔に水平棒の
鍔を挿通させたのち、垂直棒全体を小孔の側に引
き寄せることによつて、小孔と水平棒の棒部とを
嵌合させて、水平棒と垂直棒は連結される。この
ような水平棒と垂直棒の連結を上方から下方に向
けて複数組行うことによつて骨組みが構成され
る。
とを滑節に連結して骨組みを構成するものであ
り、この骨組みの隣り合う水平棒間に足場板を掛
け渡したものである。更に詳しく説明すれば水平
棒は両端部に少なくとも1枚の鍔を有する。ま
た、垂直棒は両端部に連結板を有し、連結板には
前記水平棒の鍔を挿通可能な大孔と、この大孔に
連続して設けられ水平棒の棒部に嵌合する小孔が
設けられている。即ち、連結板の大孔に水平棒の
鍔を挿通させたのち、垂直棒全体を小孔の側に引
き寄せることによつて、小孔と水平棒の棒部とを
嵌合させて、水平棒と垂直棒は連結される。この
ような水平棒と垂直棒の連結を上方から下方に向
けて複数組行うことによつて骨組みが構成され
る。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図に於いて、10は図示しない建造物に固
定された上部剛部材であり、この上部剛部材には
複数対の垂直棒12が吊り下げられている。これ
らの垂直棒12の下端には、それぞれ連結板14
が固設されており、この連結板14を介して垂直
棒12と水平棒16が連結されている。第2図
に、その連結機構の詳細を示す。即ち、水平棒1
6はそれぞれの両端部に2枚づつの円板状の鍔1
8,20を有する。鍔20は水平棒16の先端部
に固設され、鍔18は鍔20よりも水平棒16の
内側位置に所定間隔を有して固設されている。鍔
18と鍔20の取付間〓は、前記連結板14の厚
さの2倍よりもやや大きい程度に設定され、この
間〓部分は水平棒16の棒部22とされる。連結
板14には、垂直棒12の棒芯の方向に大孔24
と小孔26が連続して設けられ、全体として逆ダ
ルマ状の孔を形成している。大孔24は前記鍔2
0を挿通可能な径を有し、また、小孔24前記棒
部22と嵌合する径を有する。
定された上部剛部材であり、この上部剛部材には
複数対の垂直棒12が吊り下げられている。これ
らの垂直棒12の下端には、それぞれ連結板14
が固設されており、この連結板14を介して垂直
棒12と水平棒16が連結されている。第2図
に、その連結機構の詳細を示す。即ち、水平棒1
6はそれぞれの両端部に2枚づつの円板状の鍔1
8,20を有する。鍔20は水平棒16の先端部
に固設され、鍔18は鍔20よりも水平棒16の
内側位置に所定間隔を有して固設されている。鍔
18と鍔20の取付間〓は、前記連結板14の厚
さの2倍よりもやや大きい程度に設定され、この
間〓部分は水平棒16の棒部22とされる。連結
板14には、垂直棒12の棒芯の方向に大孔24
と小孔26が連続して設けられ、全体として逆ダ
ルマ状の孔を形成している。大孔24は前記鍔2
0を挿通可能な径を有し、また、小孔24前記棒
部22と嵌合する径を有する。
従つて、連結板14の大孔24に水平棒16の
鍔20を挿通させたのち、水平棒16の支持力を
解放すれば水平棒16はその自重により、下方に
移動し、棒部22と連結板14の小孔26とが自
然に嵌合する。上記の連結を各水平棒16と垂直
棒12毎に行うことにより、上段の骨組が完了す
る。この段階で足場板28を隣り合う水平棒16
間に掛け渡すことにより、上段の足場が完成す
る。足場板28は両端にフツクを有したものが好
ましく、このフツクを水平棒16に掛けることに
よつて掛け渡し作業が容易に行われる。フツク付
の足場板はアルミ製、鋼板製のものが市販されて
いるので、水平棒16の長さ及び垂直棒12の取
付間隔は、市販標準品である足場板の巾及び長さ
に適合するように定めればよい。第2段(下段)
の足場の組立においては、垂直棒12Aは、両端
部に連結板14Aを有しており、上端側の連結板
14Aは、前記上段の水平棒16に連結される。
この場合には、連結板14Aに設けた大孔24A
と小孔26Aは前記連結板14とは逆に小孔26
Aが上に位置する全体としてダルマ状の形で用い
られる。従つて、水平棒16と垂直棒14Aとを
連結したのち、垂直棒14Aの支持力を解放すれ
ば、垂直棒14Aはその自重により下方に移動
し、水平棒16の棒部22と連結板14Aの小孔
26Aとが自然に嵌合する。以下、同様の連結及
び掛け渡しを行うことによつて、第1図に示され
る全体としての吊り足場装置が完成する。この吊
り足場装置は主要構成部材が水平棒、垂直棒、足
場板の3種の部材のみでよく、しかも、その連
結、掛け渡し機構が単純なので、組立及び解体作
業が簡便にできる。
鍔20を挿通させたのち、水平棒16の支持力を
解放すれば水平棒16はその自重により、下方に
移動し、棒部22と連結板14の小孔26とが自
然に嵌合する。上記の連結を各水平棒16と垂直
棒12毎に行うことにより、上段の骨組が完了す
る。この段階で足場板28を隣り合う水平棒16
間に掛け渡すことにより、上段の足場が完成す
る。足場板28は両端にフツクを有したものが好
ましく、このフツクを水平棒16に掛けることに
よつて掛け渡し作業が容易に行われる。フツク付
の足場板はアルミ製、鋼板製のものが市販されて
いるので、水平棒16の長さ及び垂直棒12の取
付間隔は、市販標準品である足場板の巾及び長さ
に適合するように定めればよい。第2段(下段)
の足場の組立においては、垂直棒12Aは、両端
部に連結板14Aを有しており、上端側の連結板
14Aは、前記上段の水平棒16に連結される。
この場合には、連結板14Aに設けた大孔24A
と小孔26Aは前記連結板14とは逆に小孔26
Aが上に位置する全体としてダルマ状の形で用い
られる。従つて、水平棒16と垂直棒14Aとを
連結したのち、垂直棒14Aの支持力を解放すれ
ば、垂直棒14Aはその自重により下方に移動
し、水平棒16の棒部22と連結板14Aの小孔
26Aとが自然に嵌合する。以下、同様の連結及
び掛け渡しを行うことによつて、第1図に示され
る全体としての吊り足場装置が完成する。この吊
り足場装置は主要構成部材が水平棒、垂直棒、足
場板の3種の部材のみでよく、しかも、その連
結、掛け渡し機構が単純なので、組立及び解体作
業が簡便にできる。
また、この吊り足場装置は多数段に組立てる
程、その全体荷重によつて、棒部22と小孔26
の嵌合が緊密となる好ましい性質を有する。垂直
棒、水平棒は滑節構造に骨組みされ、引張応力、
剪断応力のみが作用し座屈に対する配慮を必要と
しないので、断面寸法を著しく低減できる。
程、その全体荷重によつて、棒部22と小孔26
の嵌合が緊密となる好ましい性質を有する。垂直
棒、水平棒は滑節構造に骨組みされ、引張応力、
剪断応力のみが作用し座屈に対する配慮を必要と
しないので、断面寸法を著しく低減できる。
第3図に本吊り足場装置を組立てる方法の一例
を示す。図において、上部剛部材10、垂直棒1
2、水平棒16、足場板28は前掲第1図に示し
た同一の構造で組立てられている。30は既設建
造物であり、この建造物30の頂部には、吊り足
場を吊るためのブラケツト32が張り出されてい
る。このブラケツト32には滑車36が設けら
れ、吊り足場装置は滑車36を介して、ワイヤロ
ープ34によつて吊り下げられている。ワイヤロ
ープ34は地上に接地した巻上機38によつて巻
上げまたは巻下げられる。吊り足場装置の組立ま
た解体に当たつては、足場を一段づつ組立又は解
体する毎に、ワイヤロープ34を巻上げ又は巻下
げる。このような方法により、組立又は解体作業
はすべて地上で行うことができる。従つて高所作
業をほとんど必要とせず、安全且つ能率よく作業
を遂行できる。ある建設現場における高さ40mの
仮設足場組立作業の計画に当たつて、従来の地上
組上げ方式の足場の組立と、本発明に係る足場の
上記方法による組立と比較すると、本発明に係る
方法は、従来方法に比べて、所要工数及び所要組
立日数が5分の1程度に低減するとの試算結果が
出た。
を示す。図において、上部剛部材10、垂直棒1
2、水平棒16、足場板28は前掲第1図に示し
た同一の構造で組立てられている。30は既設建
造物であり、この建造物30の頂部には、吊り足
場を吊るためのブラケツト32が張り出されてい
る。このブラケツト32には滑車36が設けら
れ、吊り足場装置は滑車36を介して、ワイヤロ
ープ34によつて吊り下げられている。ワイヤロ
ープ34は地上に接地した巻上機38によつて巻
上げまたは巻下げられる。吊り足場装置の組立ま
た解体に当たつては、足場を一段づつ組立又は解
体する毎に、ワイヤロープ34を巻上げ又は巻下
げる。このような方法により、組立又は解体作業
はすべて地上で行うことができる。従つて高所作
業をほとんど必要とせず、安全且つ能率よく作業
を遂行できる。ある建設現場における高さ40mの
仮設足場組立作業の計画に当たつて、従来の地上
組上げ方式の足場の組立と、本発明に係る足場の
上記方法による組立と比較すると、本発明に係る
方法は、従来方法に比べて、所要工数及び所要組
立日数が5分の1程度に低減するとの試算結果が
出た。
第4図に本発明の応用例を示す。図中、40は
水平棒と垂直棒の連結部を略示したものである。
また、42は階段足場材、44は手摺部材を示
す。本発明に係る吊り足場装置は、第4図からも
明らかなように、垂直棒46,48と足場板50
とを単に井桁状に組立てるのみならず、必要に応
じて階段足場などを設けることができる。階段足
場材42も足場板と同様に市販の標準品を利用で
きる。また安全上の観点から手摺44を取付ける
ことも自由である。手摺44は通常は垂直棒46
の適当な位置に緊結して掛け渡すが、作業能率の
面から垂直棒46を特殊構造とし、手摺44をワ
ンタツチで取付けるように工夫することも可能で
ある。また、垂直棒の長さは必ずしも一定長さで
ある必要はなく、図示のように長い垂直棒46と
短い垂直棒48と適宜に組み合わせて全体を構成
することもできる。
水平棒と垂直棒の連結部を略示したものである。
また、42は階段足場材、44は手摺部材を示
す。本発明に係る吊り足場装置は、第4図からも
明らかなように、垂直棒46,48と足場板50
とを単に井桁状に組立てるのみならず、必要に応
じて階段足場などを設けることができる。階段足
場材42も足場板と同様に市販の標準品を利用で
きる。また安全上の観点から手摺44を取付ける
ことも自由である。手摺44は通常は垂直棒46
の適当な位置に緊結して掛け渡すが、作業能率の
面から垂直棒46を特殊構造とし、手摺44をワ
ンタツチで取付けるように工夫することも可能で
ある。また、垂直棒の長さは必ずしも一定長さで
ある必要はなく、図示のように長い垂直棒46と
短い垂直棒48と適宜に組み合わせて全体を構成
することもできる。
また、第5図に示すように垂直棒12、水平棒
16、足場板28などで構成される足場と、垂直
棒12B、水平棒16B、足場板28B、階段足
場材42Bなど構成される足場とを並列して設け
これらの足場間に、水平棒16と水平棒16Bに
またがる別の足場板29を掛け渡して、全体の吊
り足場装置を構成するようにしてもよい。このよ
うに構成することによつて、全体として巾の広い
足場を確保することができ、階段の昇降が容易な
吊り足場装置を得ることができる。
16、足場板28などで構成される足場と、垂直
棒12B、水平棒16B、足場板28B、階段足
場材42Bなど構成される足場とを並列して設け
これらの足場間に、水平棒16と水平棒16Bに
またがる別の足場板29を掛け渡して、全体の吊
り足場装置を構成するようにしてもよい。このよ
うに構成することによつて、全体として巾の広い
足場を確保することができ、階段の昇降が容易な
吊り足場装置を得ることができる。
第6図に本発明の他の応用例を示す。図中、上
部剛部材52及び54は直角に保持されて、図示
しない建造物に固定されている。筋交い56は上
部剛部材52,54の直角度を補強する。上部剛
部材52,54にはそれぞれ垂直棒12C,12
D、水平棒16C,16D、足場板28C,28
Dを構成部材とする本発明に係る吊り足場が吊り
下げられている。また、これらの吊り足場の複数
段毎に中間水平位置には、中間剛部材58,60
が設けられている。中間剛部材58,60は相互
に連結されるとともに、図示しない建造物から適
宜な方法によつて支持拘束されている。このよう
な中間剛部材58,60の介在によつて、滑節に
より連結された本吊り足場装置は、動荷重や風荷
重による撓みや振れが抑制され、足場装置として
好ましい性質を保有するに至る。勿論、このよう
な中間剛部材の存在は本発明においては必須のも
のではなく、例えば、第1図において、複数個の
水平棒のうちのいくつかを建造物に固定すること
によつて撓みや振れを制御できる。しかし、大型
の高層足場の組立に対しては、このような中間剛
部材を採用することは、好ましい選択といえる。
部剛部材52及び54は直角に保持されて、図示
しない建造物に固定されている。筋交い56は上
部剛部材52,54の直角度を補強する。上部剛
部材52,54にはそれぞれ垂直棒12C,12
D、水平棒16C,16D、足場板28C,28
Dを構成部材とする本発明に係る吊り足場が吊り
下げられている。また、これらの吊り足場の複数
段毎に中間水平位置には、中間剛部材58,60
が設けられている。中間剛部材58,60は相互
に連結されるとともに、図示しない建造物から適
宜な方法によつて支持拘束されている。このよう
な中間剛部材58,60の介在によつて、滑節に
より連結された本吊り足場装置は、動荷重や風荷
重による撓みや振れが抑制され、足場装置として
好ましい性質を保有するに至る。勿論、このよう
な中間剛部材の存在は本発明においては必須のも
のではなく、例えば、第1図において、複数個の
水平棒のうちのいくつかを建造物に固定すること
によつて撓みや振れを制御できる。しかし、大型
の高層足場の組立に対しては、このような中間剛
部材を採用することは、好ましい選択といえる。
尚、水平棒は必ずしも両端部のそれぞれに2枚
の鍔の有する必要はない。鍔が1枚の場合におい
ては連結板の位置が移動しやすく、組立、解体時
の作業性が悪くなる欠点を有するが、本発明の目
的は達成できる。また鍔を3枚設けて、各鍔間の
棒部にそれぞれに連結板が連結されるようにして
もよい。
の鍔の有する必要はない。鍔が1枚の場合におい
ては連結板の位置が移動しやすく、組立、解体時
の作業性が悪くなる欠点を有するが、本発明の目
的は達成できる。また鍔を3枚設けて、各鍔間の
棒部にそれぞれに連結板が連結されるようにして
もよい。
また、水平棒及びその鍔の形状は円形断面に限
るものではなく、他の断面形状であつてもよい。
るものではなく、他の断面形状であつてもよい。
以上に詳述したように、本発明に係る吊り足場
装置は構造が単純で組立及び解体が容易であると
いう格別の利点を有する。
装置は構造が単純で組立及び解体が容易であると
いう格別の利点を有する。
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図
は本発明の基本構成部材である水平棒と垂直棒の
連結機構の詳細を示す斜視説明図、第3図は本発
明に係る吊り足場装置を組立また解体する方法の
一例を示す略示説明図、第4図は本発明の応用例
を示す略示側面図、第5図は本発明の他の応用例
を示す部分斜視図、第6図は本発明の他の実施例
を示す斜視図である。 10,52,54……上部剛部材、12,12
A,12B,12C,12D……垂直棒、14,
14A,14B……連結板、16,16B,16
C,16D……水平棒、18,20……鍔、22
……棒部、24,24A……大孔、26,26A
……小孔、28,28B,28C,28D,29
……足場板、58,60……中間剛部材。
は本発明の基本構成部材である水平棒と垂直棒の
連結機構の詳細を示す斜視説明図、第3図は本発
明に係る吊り足場装置を組立また解体する方法の
一例を示す略示説明図、第4図は本発明の応用例
を示す略示側面図、第5図は本発明の他の応用例
を示す部分斜視図、第6図は本発明の他の実施例
を示す斜視図である。 10,52,54……上部剛部材、12,12
A,12B,12C,12D……垂直棒、14,
14A,14B……連結板、16,16B,16
C,16D……水平棒、18,20……鍔、22
……棒部、24,24A……大孔、26,26A
……小孔、28,28B,28C,28D,29
……足場板、58,60……中間剛部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 両端部に鍔を有する水平棒と、この水平棒の
鍔を挿通可能な大孔とこの大孔に連続して設けら
れ水平棒の棒部に嵌合する小孔とを備えた連結板
を両端に有する垂直棒とを、前記連結板の大孔に
水平棒の鍔を挿通させたのち、垂直棒全体を小孔
の側に引き寄せることによつて、小孔を水平棒の
棒部と嵌合させた状態に連結することにより上方
から下方に向けて複数組に骨組みを構成し、この
骨組みの隣り合う水平棒間に足場板が掛け渡され
てなる吊り足場装置。 2 前記骨組みは、複数段毎の水平位置に剛部材
が介在して設けられ、この剛部材は他の剛体に固
定されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の吊り足場装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13301782A JPS5924065A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 吊り足場装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13301782A JPS5924065A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 吊り足場装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63305522A Division JPH01198966A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 吊り足場装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5924065A JPS5924065A (ja) | 1984-02-07 |
JPH028099B2 true JPH028099B2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=15094846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13301782A Granted JPS5924065A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 吊り足場装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924065A (ja) |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP13301782A patent/JPS5924065A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5924065A (ja) | 1984-02-07 |
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