JPH0280927A - 積層熱電素子およびその製造方法 - Google Patents
積層熱電素子およびその製造方法Info
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- JPH0280927A JPH0280927A JP63231839A JP23183988A JPH0280927A JP H0280927 A JPH0280927 A JP H0280927A JP 63231839 A JP63231839 A JP 63231839A JP 23183988 A JP23183988 A JP 23183988A JP H0280927 A JPH0280927 A JP H0280927A
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、例えば、人体等から発せられる赤外線を感知
して熱起電力を発生させる積層熱電素子とその積層熱電
素子の製造方法に関するものである。
して熱起電力を発生させる積層熱電素子とその積層熱電
素子の製造方法に関するものである。
人体から発せられる赤外線を感知して熱起電力を発生す
る熱電素子が室内侵入者の検出手段として防犯システム
等において広く使用されている。
る熱電素子が室内侵入者の検出手段として防犯システム
等において広く使用されている。
この種の熱電素子として、近年においては、熱電素子の
熱起電力を高めるために、複数のP型半導体層とn型半
導体層を積層して一体化した積層熱電素子が広く使用さ
れている。
熱起電力を高めるために、複数のP型半導体層とn型半
導体層を積層して一体化した積層熱電素子が広く使用さ
れている。
第3図には従来の積層熱電素子の断面構成が示されてい
る。同図において、p型半導体W11とn型半導体層2
との間には両生導体層l、2を電気的に接続する導電層
3が導電ペーストの焼き付けによって介設されており、
両手導体層1.2の間の残りの部分はガラスの絶縁層4
によって充填されている。このように、導電層3と絶縁
層4とを間に介在させて、p型半導体層1とn型半導体
層2とが複数交互に積層されて積層熱電素子が形成され
るものであった。
る。同図において、p型半導体W11とn型半導体層2
との間には両生導体層l、2を電気的に接続する導電層
3が導電ペーストの焼き付けによって介設されており、
両手導体層1.2の間の残りの部分はガラスの絶縁層4
によって充填されている。このように、導電層3と絶縁
層4とを間に介在させて、p型半導体層1とn型半導体
層2とが複数交互に積層されて積層熱電素子が形成され
るものであった。
しかしながら、この種の従来の積層熱電素子は、P型半
導体層lとn型半導体層2との間に絶縁層としてガラス
を充填するものであるため、積層熱電素子の感度が低下
してしまうという問題があった。
導体層lとn型半導体層2との間に絶縁層としてガラス
を充填するものであるため、積層熱電素子の感度が低下
してしまうという問題があった。
一般に、熱電素子の性能指数Zは次のように表される。
Z−αt/にρ
ただし、αはゼーベック係数、kは熱伝導率、ρは比抵
抗である。
抗である。
前記の式によれば、熱電素子の性能指数2は熱伝導率k
に反比例する。ところで、一般に、ガラスは熱伝導率k
が非常に大きく、したがって、このガラスを積層熱電素
子の絶縁層4として採用すると、性能指数Zが低下し、
これに伴い積層熱電素子の検出感度が低下してしまう。
に反比例する。ところで、一般に、ガラスは熱伝導率k
が非常に大きく、したがって、このガラスを積層熱電素
子の絶縁層4として採用すると、性能指数Zが低下し、
これに伴い積層熱電素子の検出感度が低下してしまう。
もちろん、このような積層熱電素子の感度低下を防止す
るために、絶縁層4を合成樹脂を充填することによって
形成することも考えられる。この場合は、例えば、p型
半導体層1とn型半導体層2とを導電N3を介して複数
積層し、前記p型半導体N1とn型半導体層2との空間
部に樹脂溶液を注入あるいは含浸して合成樹脂による絶
縁層4を形成することとなる。
るために、絶縁層4を合成樹脂を充填することによって
形成することも考えられる。この場合は、例えば、p型
半導体層1とn型半導体層2とを導電N3を介して複数
積層し、前記p型半導体N1とn型半導体層2との空間
部に樹脂溶液を注入あるいは含浸して合成樹脂による絶
縁層4を形成することとなる。
しかしながら、絶縁層4を合成樹脂の注入あるいは含浸
によって形成する場合には、この樹脂溶液が乾燥硬化し
た後に、周辺部に付着した不要樹脂を除去する作業が必
要となり、製造作業の効率化の点で問題があった。
によって形成する場合には、この樹脂溶液が乾燥硬化し
た後に、周辺部に付着した不要樹脂を除去する作業が必
要となり、製造作業の効率化の点で問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
のであり、その目的は、p型半導体層とn型半導体層の
間に合成樹脂による絶縁層を作業効率よく介設でき、さ
らに、検出感度を効果的に高めることができる積層熱電
素子およびその製造方法を提供することにある。
のであり、その目的は、p型半導体層とn型半導体層の
間に合成樹脂による絶縁層を作業効率よく介設でき、さ
らに、検出感度を効果的に高めることができる積層熱電
素子およびその製造方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、次のように構成さ
れている。すなわち、本発明の積層熱電素子は、n型半
導体セラミックシートとn型半導体セラミックシートと
の間の一部分にp型とn型の両シートを電気的に接続す
る導電性樹脂シートが介在されるとともに、p型とn型
の両シートの間の残りの部分には絶縁樹脂シートが介在
され、これら導電性樹脂シートと絶縁シートとを間に挟
んでn型半導体セラミックシートとn型半導体セラミッ
クシートとが交互に複数積層されて一体化されているこ
とを特長として構成されており、また、本発明の積層熱
電素子の製造方法はP型半導体セラミックシートとn型
半導体セラミックシートとの間の一部分にp型とn型の
両シートを電気的に接続する導電性樹脂シートを介在さ
せるとともに、p型とn型の両シートの間の残りの部分
には絶縁樹脂シートを介在することで、n型半導体セラ
ミックシートとn型半導体セラミックシートとを交互に
複数積層し、その後、このシート積層体を荷重をかけな
がら乾燥硬化させて一体化することを特長として構成さ
れている。
れている。すなわち、本発明の積層熱電素子は、n型半
導体セラミックシートとn型半導体セラミックシートと
の間の一部分にp型とn型の両シートを電気的に接続す
る導電性樹脂シートが介在されるとともに、p型とn型
の両シートの間の残りの部分には絶縁樹脂シートが介在
され、これら導電性樹脂シートと絶縁シートとを間に挟
んでn型半導体セラミックシートとn型半導体セラミッ
クシートとが交互に複数積層されて一体化されているこ
とを特長として構成されており、また、本発明の積層熱
電素子の製造方法はP型半導体セラミックシートとn型
半導体セラミックシートとの間の一部分にp型とn型の
両シートを電気的に接続する導電性樹脂シートを介在さ
せるとともに、p型とn型の両シートの間の残りの部分
には絶縁樹脂シートを介在することで、n型半導体セラ
ミックシートとn型半導体セラミックシートとを交互に
複数積層し、その後、このシート積層体を荷重をかけな
がら乾燥硬化させて一体化することを特長として構成さ
れている。
本発明の積層熱電素子は、導電性樹脂シートと絶縁樹脂
シートをn型半導体セラミックシートとn型半導体セラ
ミックシートとの間に介設して前記n型半導体セラミッ
クシートとn型半導体セラミックシートとを交互に複数
積層して一体化することにより形成される。したがって
、P型半導体セラミックシートとn型半導体セラミック
シートとの間の絶縁層が合成樹脂によって構成されるの
で、性能指数の低下が押さえられ検出感度の高い積層熱
電素子が形成される。そして、絶縁層は樹脂溶液の注入
や含浸によるのでなく、絶縁樹脂シートの積層によって
一体化されるので、その積層熱電素子の製造の効率化が
大幅に改善されることとなる。
シートをn型半導体セラミックシートとn型半導体セラ
ミックシートとの間に介設して前記n型半導体セラミッ
クシートとn型半導体セラミックシートとを交互に複数
積層して一体化することにより形成される。したがって
、P型半導体セラミックシートとn型半導体セラミック
シートとの間の絶縁層が合成樹脂によって構成されるの
で、性能指数の低下が押さえられ検出感度の高い積層熱
電素子が形成される。そして、絶縁層は樹脂溶液の注入
や含浸によるのでなく、絶縁樹脂シートの積層によって
一体化されるので、その積層熱電素子の製造の効率化が
大幅に改善されることとなる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図には本発明に係る積層熱電素子の一構成例が示され
ている。同図において、積層熱電素子は、上側のn型半
導体セラミックシート5aと下側のP型半導体セラミッ
クシー)5bとによってn型半導体セラミックシート6
を挟んだ恰好となっており、P型半導体セラミックシー
ト5aの表面側の端縁部に表面電極7aが形成されその
反対側の端縁部の裏面側には裏面電極7bが形成されて
いる。そして、n型半導体セラミックシート6には前記
P型半導体セラミックシート5aの裏面電極7bと対向
する端縁部に表面電極8aが形成され、その表面電極8
aと反対側の端縁部の裏面側には裏面電極8bが形成さ
れている。そして、n型半導体セラミックシート5bの
端縁部には、前記n型半導体セラミックシート6の裏面
電極8bと対向する位置に表面電極9aが形成され、こ
の表面電極9aと反対側端縁部の裏面側には裏面電極9
bが形成される。そして、裏面電極7bと表面電極8a
との間、および裏面電極8bと表面電極9aとの間には
、2型半導体セラミックシート5a、5bとn型半導体
セラミックシート6とを電気的に接続するエポキシ系の
導電性樹脂シート12がそれぞれ介設されている。そし
て、P型半導体セラミックシート5a、5bとn型半導
体セラミックシート6との間に形成される残りの空間部
にはエポキシ系の絶縁シート11が介設されている。こ
のように、導電性樹脂シート12と絶縁シート11とを
間に挟んだ恰好で、複数のP型半導体セラミックシート
5a、5bとn型半導体セラミックシート6とが交互に
積層されることで、多層のシート積層体が形成されるこ
ととなる。
1図には本発明に係る積層熱電素子の一構成例が示され
ている。同図において、積層熱電素子は、上側のn型半
導体セラミックシート5aと下側のP型半導体セラミッ
クシー)5bとによってn型半導体セラミックシート6
を挟んだ恰好となっており、P型半導体セラミックシー
ト5aの表面側の端縁部に表面電極7aが形成されその
反対側の端縁部の裏面側には裏面電極7bが形成されて
いる。そして、n型半導体セラミックシート6には前記
P型半導体セラミックシート5aの裏面電極7bと対向
する端縁部に表面電極8aが形成され、その表面電極8
aと反対側の端縁部の裏面側には裏面電極8bが形成さ
れている。そして、n型半導体セラミックシート5bの
端縁部には、前記n型半導体セラミックシート6の裏面
電極8bと対向する位置に表面電極9aが形成され、こ
の表面電極9aと反対側端縁部の裏面側には裏面電極9
bが形成される。そして、裏面電極7bと表面電極8a
との間、および裏面電極8bと表面電極9aとの間には
、2型半導体セラミックシート5a、5bとn型半導体
セラミックシート6とを電気的に接続するエポキシ系の
導電性樹脂シート12がそれぞれ介設されている。そし
て、P型半導体セラミックシート5a、5bとn型半導
体セラミックシート6との間に形成される残りの空間部
にはエポキシ系の絶縁シート11が介設されている。こ
のように、導電性樹脂シート12と絶縁シート11とを
間に挟んだ恰好で、複数のP型半導体セラミックシート
5a、5bとn型半導体セラミックシート6とが交互に
積層されることで、多層のシート積層体が形成されるこ
ととなる。
次に、このシート積層体に荷重が掛けられ、この荷重が
掛けられた状態でシート積層体は所定の温度で所定時間
乾燥されて一体的に硬化されるのである。
掛けられた状態でシート積層体は所定の温度で所定時間
乾燥されて一体的に硬化されるのである。
第2図には上記のようにして、一体形成された積層熱電
素子の断面構成が示されている。この積層熱電素子は2
層のn型半導体セラミックシート5a、5bと2層のn
型半導体セラミックシート6a、6bによって4層のセ
ラミックシートが積層されたものであり、当該積層熱電
素子を赤外線の検出用素子として使用する場合には表面
電極7aに信号取り出し用のリードを接続し、裏面電極
10b側にはアース線が接続されることとなる。
素子の断面構成が示されている。この積層熱電素子は2
層のn型半導体セラミックシート5a、5bと2層のn
型半導体セラミックシート6a、6bによって4層のセ
ラミックシートが積層されたものであり、当該積層熱電
素子を赤外線の検出用素子として使用する場合には表面
電極7aに信号取り出し用のリードを接続し、裏面電極
10b側にはアース線が接続されることとなる。
つぎに、本実施例の具体的な試作例について説明する。
(a)半導体セラミックシートの生成
n型半導体セラミックシートの生成
酸化ニッケル(N i O) 99.5+olχに対し
て酸化リチウム(LizO)を0.5molχドープし
た材料を50X20X0.25mmのグリーンシートと
して成形し、これを空気中において1250″Cの温度
で一時間焼成し、焼結板を得た。
て酸化リチウム(LizO)を0.5molχドープし
た材料を50X20X0.25mmのグリーンシートと
して成形し、これを空気中において1250″Cの温度
で一時間焼成し、焼結板を得た。
n型半導体セラミックシートの性成
チタン酸バリウム(B a T i 03 ) 80m
olχおよびチタン酸カルシウム(Ca T i 03
) 19.5o+olXに対して酸化イツトリウム(
Yz O,りを0.5mo12 ドープした材料を50
×20xo、25III11ツクリーンシートとして成
形し、同様に空気中1300″Cで1時間焼成し焼結板
を得た。
olχおよびチタン酸カルシウム(Ca T i 03
) 19.5o+olXに対して酸化イツトリウム(
Yz O,りを0.5mo12 ドープした材料を50
×20xo、25III11ツクリーンシートとして成
形し、同様に空気中1300″Cで1時間焼成し焼結板
を得た。
このようにして得たn型半導体セラミックシートとn型
半導体セラミックシートとをダイヤモンドカッターでl
0X5 Xo、2mm (収縮後の寸法)のサイズに
カットした。
半導体セラミックシートとをダイヤモンドカッターでl
0X5 Xo、2mm (収縮後の寸法)のサイズに
カットした。
(b)電極の焼き付は形成
上記のサイズにカットしたn型半導体セラミックシート
とn型半導体セラミックシートの電極形成位置に、焼き
付は根ペーストを印刷して950″Cに加熱し、銀を電
極導体として焼き付は形成した。
とn型半導体セラミックシートの電極形成位置に、焼き
付は根ペーストを印刷して950″Cに加熱し、銀を電
極導体として焼き付は形成した。
(C)導電性樹脂シート
導電性樹脂シートとして、エポキシ系の導電性樹脂シー
トを採用した。
トを採用した。
(d)絶縁シート
エポキシ系の合成樹脂を絶縁シートして採用した。
(e)シートの積層態様
上記n型半導体セラミックシートとn型半導体セラミッ
クシートとの間に導電性樹脂シートと絶縁シートとを介
在させて、前記第1図に示すように交互に複数積層し、
n型半導体セラミックシートとn型半導体セラミックシ
ートとをそれぞれ10層ずつ、つまり、合計20層積層
して上側から荷重を掛け150″Cで1時間乾燥硬化し
て一体化させた。
クシートとの間に導電性樹脂シートと絶縁シートとを介
在させて、前記第1図に示すように交互に複数積層し、
n型半導体セラミックシートとn型半導体セラミックシ
ートとをそれぞれ10層ずつ、つまり、合計20層積層
して上側から荷重を掛け150″Cで1時間乾燥硬化し
て一体化させた。
そしてこの積層体を最終的に1OX5X2■の寸法にス
ライスして積層熱電素子を形成した。
ライスして積層熱電素子を形成した。
(f)結果
上記試作積層熱電素子の熱起電力を測定したところ、約
2511+V八というすぐれた熱起電力の測定値を得る
ことができた。
2511+V八というすぐれた熱起電力の測定値を得る
ことができた。
本実施例では、n型半導体セラミックシートとn型半導
体セラミックシートの間に導電性樹脂シートを介して一
体化したものであるから電極部の機械的強度が強く、し
たがって、この電極部から信号取り出しを行う場合、こ
の取り出し電極の保護作業が不要となり、熱電素子の取
り扱いも非常に筒易化されることとなる。
体セラミックシートの間に導電性樹脂シートを介して一
体化したものであるから電極部の機械的強度が強く、し
たがって、この電極部から信号取り出しを行う場合、こ
の取り出し電極の保護作業が不要となり、熱電素子の取
り扱いも非常に筒易化されることとなる。
本発明は上記実施例に限定されることはなく様々な実施
の態様を採り得るものである。例えば、上記実施例では
、絶縁シートとしてエポキシ系のシートを用いたが、熱
伝導率の小さいものであれば他の種類の合成樹脂による
シートを採用してもよく、また、導電性樹脂シート12
も他の合成樹脂系のシートとすることができる。
の態様を採り得るものである。例えば、上記実施例では
、絶縁シートとしてエポキシ系のシートを用いたが、熱
伝導率の小さいものであれば他の種類の合成樹脂による
シートを採用してもよく、また、導電性樹脂シート12
も他の合成樹脂系のシートとすることができる。
〔発明の効果〕
本発明はn型半導体セラミックシートとn型半導体セラ
ミックシートとの間に絶縁樹脂シートを介在したもので
あるから、従来のガラスを絶縁材としたものよりも熱伝
導率がきわめて小さく、したがって、素子の性能指数を
増大させることができ、これに伴い、積層熱電素子の検
出感度を効果的に高めることが可能となる。
ミックシートとの間に絶縁樹脂シートを介在したもので
あるから、従来のガラスを絶縁材としたものよりも熱伝
導率がきわめて小さく、したがって、素子の性能指数を
増大させることができ、これに伴い、積層熱電素子の検
出感度を効果的に高めることが可能となる。
また、P型半導体セラミックシートとn型半導体セラミ
ックシートとの絶縁を前記のごとく絶縁シートを介設す
ることにより行い、さらに、n型半導体セラミックシー
トとn型半導体セラミックシートとの電気的接続を両シ
ート間に導電性樹脂シートを介設することにより達成す
るものであるから、これら各シートを積層して乾燥硬化
するだけで積層熱電素子が形成されることとなり、積層
熱電素子の製造作業は非常に容易化されることとなる。
ックシートとの絶縁を前記のごとく絶縁シートを介設す
ることにより行い、さらに、n型半導体セラミックシー
トとn型半導体セラミックシートとの電気的接続を両シ
ート間に導電性樹脂シートを介設することにより達成す
るものであるから、これら各シートを積層して乾燥硬化
するだけで積層熱電素子が形成されることとなり、積層
熱電素子の製造作業は非常に容易化されることとなる。
第1図は本発明に係る積層熱電素子およびその製造方法
の一実施例を示す斜視構成図、第2図は同実施例におけ
る積層熱電素子の断面構成図、第3図は従来の積層熱電
素子の断面図である。 1・・・p型半導体層、2・・・n型半導体層、3・・
・導電層、4・・・絶縁層、5a、5b・・・n型半導
体セラミックシート: 6.6a、6b・・・n型半導
体セラミックシート、7 a、8 a、9 a、1Oa
−表面電極、1b、8b、9b、10b・・・裏面電極
、11・・・絶縁シート、12・・・導電性樹脂シート
。
の一実施例を示す斜視構成図、第2図は同実施例におけ
る積層熱電素子の断面構成図、第3図は従来の積層熱電
素子の断面図である。 1・・・p型半導体層、2・・・n型半導体層、3・・
・導電層、4・・・絶縁層、5a、5b・・・n型半導
体セラミックシート: 6.6a、6b・・・n型半導
体セラミックシート、7 a、8 a、9 a、1Oa
−表面電極、1b、8b、9b、10b・・・裏面電極
、11・・・絶縁シート、12・・・導電性樹脂シート
。
Claims (2)
- (1)p型半導体セラミックシートとn型半導体セラミ
ックシートとの間の一部分にp型とn型の両シートを電
気的に接続する導電性樹脂シートが介在されるとともに
、p型とn型の両シートの間の残りの部分には絶縁樹脂
シートが介在され、これら導電性樹脂シートと絶縁シー
トとを間に挟んでp型半導体セラミックシートとn型半
導体セラミックシートとが交互に複数積層されて一体化
されている積層熱電素子。 - (2)p型半導体セラミックシートとn型半導体セラミ
ックシートとの間の一部分にp型とn型の両シートを電
気的に接続する導電性樹脂シートを介在させるとともに
、p型とn型の両シートの間の残りの部分には絶縁樹脂
シートを介在することで、p型半導体セラミックシート
とn型半導体セラミックシートとを交互に複数積層し、
その後、このシート積層体を荷重をかけながら乾燥硬化
させて一体化する積層熱電素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231839A JPH0280927A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 積層熱電素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231839A JPH0280927A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 積層熱電素子およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280927A true JPH0280927A (ja) | 1990-03-22 |
Family
ID=16929820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63231839A Pending JPH0280927A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 積層熱電素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0280927A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017152682A (ja) * | 2010-10-18 | 2017-08-31 | ウェイク フォレスト ユニバーシティ | 熱電装置及びその用途 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP63231839A patent/JPH0280927A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017152682A (ja) * | 2010-10-18 | 2017-08-31 | ウェイク フォレスト ユニバーシティ | 熱電装置及びその用途 |
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