JPH028072Y2 - - Google Patents

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JPH028072Y2
JPH028072Y2 JP11742482U JP11742482U JPH028072Y2 JP H028072 Y2 JPH028072 Y2 JP H028072Y2 JP 11742482 U JP11742482 U JP 11742482U JP 11742482 U JP11742482 U JP 11742482U JP H028072 Y2 JPH028072 Y2 JP H028072Y2
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capacitor
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cam contact
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JP11742482U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動扉(オート・ドア)制御回路に関
し、特に電動式自動扉の電子制御回路に関するも
のである。
従来よりワンマンバス、乗用バン(ワンボツク
スカー)等において折戸式自動扉やスライド式自
動扉が設けられている。これらの自動扉の多くは
電動機によつて開閉されるものである。
然しながら、このような電動式自動扉は運転手
が開扉又は閉扉スイツチを入れると開扉又は閉扉
動作の終了を検知するまで連続動作するものであ
つた。そのため、扉は不必要に加速され、扉やこ
れに当接する螺番を衝撃により損傷させるばかり
でなく、急速動作により思わぬ人身事故を招くこ
とがあつた。
従つて本考案は斯かる従来の欠点に鑑みてなさ
れたもので、本考案は、端的に言えば、特に閉扉
動作において扉を作動する電動機を連続して付勢
せず、途中に消勢期間を設けることにより衝撃を
和らげることのできる自動扉制御回路を提供する
ことを目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案による自動扉
制御回路は、扉を開閉作動する電動機M;付勢時
に自己の接点3aを閉成さて前記電動機を作動す
るリレー3;前記扉の位置と連動する第1及び第
2のカム接点CC1、CC3;前記リレー及び第1
のカム接点と直列接続された電流入・出力端子及
びワンタツチスイツチ2に接続された制御端子を
有するトランジスタ回路Tr1、Tr2、R2〜R4;前
記制御端子と電流出力端子との間に接続され、前
記ワンタツチスイツチによる閉扉動作時に充電さ
れるコンデンサC1;該コンデンサに並列接続さ
れ前記第2のカム接点と前記閉扉動作時に充電す
るCR回路C3,R9とから成る直列回路;を含み、
前記第1及び第2のカム接点は前記ワンタツチス
イツチによる閉扉動作開始時にはそれぞれ閉及び
開状態にあり、閉扉動作開始後の第1の所定期間
経過時に前記第2のカム接点が閉状態となり、前
記第2のカム接点の閉成による前記コンデンサか
ら前記CR回路への充電時間が、前記第1の所定
期間経過時からの前記リレーを消勢する第2の所
定期間を形成し、更に前記第2の所定期間経過時
から第3の所定期間経過時に前記第1のカム接点
が開成されることを特徴とする構成を有してい
る。
以下、本考案を、添附図面に示した本考案に係
る自動扉制御回路の好ましい実施例に沿つて詳し
く説明する。
図面、第1図において、直流電源1の正側端子
はワンタツチスイツチ2の支点2aに接続されて
いる。ワンタツチスイツチ2は一方の接点2b
(この実施例においては、以下閉扉側接点と呼ぶ)
と他方の接点2c(同様に、以下開扉側接点と呼
ぶ)を含んでいる。直流電源1の正側端子は更に
リレー3の常開接点3aの一方並びにリレー4の
常開接点4aの一方にも接続されており、接点3
aの他方と接点4aの他方とは電動機Mを介して
相互接続されている。電動機Mは車体接地されて
いる。リレー3のコイル3Lの一方の端子は接点
3aの一方に接続されており、コイル3Lには逆
起電力防止用のダイオード5が並列接続されてい
る。同様にしてコイル4Lにもダイオード6が並
列接続されている。
コイル3Lの他方の端子(すなわちダイオード
5の陽極端子)は抵抗器R1を介してトランジス
タTr1及びTr2のコレクタ端子に接続されている。
トランジスタTr1のベース端子とトランジスタ
Tr2のエミツタ端子とは直結されており、更にト
ランジスタTr1のエミツタ端子は抵抗器R2を介し
てトランジスタTr2のエミツタ端子に接続されて
いる。従つてこのトランジスタ回路はダーリント
ン回路を構成している。トランジスタTr2のベー
ス端子は抵抗器R3を介して閉扉側接点2bに接
続されている。抵抗器R2及びR3のトランジス
タTr2とは反対側にある各端子同士が抵抗器R4
を介して接続されており、この抵抗器R4にはコ
ンデンサC1が並列接続されている。更に、抵抗
器R2とR4との接続点、すなわち抵抗器R2と
コンデンサC1との接続点は、カムに連動するリ
ミツトスイツチの接点(以下、カム接点という)
CC1の一方の端子に接続されている。カム接点
CC1の他方の端子は車体接地電位、すなわち直
流電源1の負側端子に接続されている。
以上の、抵抗器R1〜R4、トランジスタTr1
及びTr2、及びコンデンサC1、並びにカム接点
CC1の接続関係は、抵抗器R5〜R8、トラン
ジスタTr3及びTr4、及びコンデンサC2、並び
にカム接点CC2の接続関係と同様である。
抵抗器R2とR4との接続点はコンデンサC3
と抵抗器R9との直列体に接続されており、この
直列体はカム接点CC3の一方の端子に接続され
ているとともに、ダイオードD1(順方向)を介し
てトランジスタTr3及びTr4のコレクタ端子に接
続されている。カム接点CC3の他方の端子はト
ランジスタTr2のベース端子電位に接続されてい
る。
抵抗器R3とR4との接続点、すなわち抵抗器
R3とコンデンサC1との接続点は抵抗器R10
及びダイオードD2(順方向)を介してダイオー
ドD1の陰極すなわちトランジスタTr3及びTr4
のコレクタ端子に接続されている。
同様にして、抵抗器R7とR8との接続点、す
なわち抵抗器R7とコンデンサC2との接続点は
抵抗器R11及びダイオードD3(順方向)を介
してトランジスタTr1及びTr2のコレクタ端子に
接続されている。
尚、カム接点CC1〜CC3は、電動機Mの動力
を扉に伝達して開閉する働きをする周知のリンク
(図示せず)に結合された周知のカム軸(図示せ
ず)に係合しており、従つて、扉の位置と連動す
ることにより、閉扉動作時の動作は開扉動作時の
動作と丁度逆になる。第1図のカム接点位置は、
扉が全開している状態にあるものと仮定する。
次に動作につて説明する。
まず、ワンタツチスイツチ2の閉扉側接点2b
を運転手等が押したとき、この押しているわずか
な時間においてコンデンサC1は、最初閉じてい
るカム接点CC1を介して充電される。
今、扉は全開状態にあると仮定しているので、
カム接点CC1及びCC3は第1図の通りであり、
従つてコンデンサC1に貯えられた電荷は、抵抗
器R3、トランジスタTr1及びTr2、抵抗器R2、
及び抵抗器R4から成るトランジスタ回路を、抵
抗器R1及びカム接点CC1を介して導通させる
ため、リレー3のコイル3Lは付勢され、その接
点3aが閉じて電動機Mを付勢し、閉扉動作を開
始する。尚、トランジスタTr1及びTr2のコレク
タは上記トランジスタ回路の電流入力端子を、抵
抗器R2とコンデンサC3との接続点はトランジ
スタ回路の電流出力端子を、そして抵抗器R3と
R4との接続点は制御端子を、それぞれ構成して
いる。
ワンタツチスイツチ2を押して閉扉動作を開始
してから所定期間(この実施例では約1.4秒)経
過時に、すなわち所定の位置でカム接点CC3は
閉じてトランジスタTr2のベース端子にコンデン
サC3と抵抗器R9とから成るCR回路を接続す
るので、コンデンサC1の充電電荷は抵抗器R3
の後、トランジスタTr1及びTr2のダーリントン
回路を流れず、カム接点CC3を介してCR回路及
びカム接点CC1による回路を構成しコンデンサ
C3の充電を開始させる。従つてコンデンサC3
が所定電圧(ダーリントン回路の導通開始ベース
電圧)まで充電する期間中(約0.6秒)コイル3
Lに付勢されず接点3aも開くので電動機Mは閉
扉動作を中断する(但し、直前の閉扉動作による
若干の慣性により若干の閉扉動作が断続される。) コンデンサC3が所定電圧まで充電されるとす
なわち、充電開始から約0.6秒経過時に、コンデ
ンサC1の電荷は再びトランジスタTr1及びTr2
のダーリントン回路を流れるのでコイル3Lを付
勢し接点3aを閉じて電動機Mを再作動する。電
動機Mが再作動してから所定時間(約0.3秒)経
過時に、すなわち所定の位置でカム接点CC1が
開くようになつており、同時に電動機Mが停止す
る。通常、ワンタツチスイツチ2を押してから連
続動作で電動機Mを付勢し閉扉動作を終了させる
には約1.7秒かかるので、本実施例において電動
機Mが付勢されている延べ時間(約1.7秒)と一
致し、カム接点CC1が開くと同時に扉も閉じる
ことになる。
次にワンタツチスイツチ2の閉扉側接点2Cを
押すと今度はコンデンサC2が同様にして充電さ
れ、トラスジスタTr3於びTr4のダーリントン回
路により抵抗器R5及びカム接点CC2を介して
リレー4のコイル4Lを付勢し接点4aを閉じて
電動機Mを付勢し、開扉動作が開始される。開扉
動作の場合には、カム接点CC3に相当するカム
接点が設けられていない(勿論、特に設けても構
わないが、一般に折戸式扉等の場合には開扉動作
時の衝撃は問題にならない)ため、、電動機Mは
連続して付勢され、ワンタツチスイツチ2を押し
た後、約1.7秒後に扉が開き終わるとともにカム
接点CC2が開いて電動機Mを消勢する。開扉動
作中、前述したカム軸(図示せず)に結合された
リンク(図示せず)は閉扉動作時と丁度逆行する
のでカム接点CC1及びCC3は開扉動作終了時に
おいて第1図の接点位置に戻ることとなる。
第2図は、電動機M、及びカム接点CC1,CC
2、CC3、の関係を示したタイムチヤート図で
ある。
第2図においては簡略化のため閉扉動作終了
後、直ぐに開扉動作が開始されたものとして示さ
れている。第2図より明らかな如く、閉扉動作時
に電動機一時停止期間(0.6秒)を設けているの
が特徴である。
本実施例において用いた抵抗器及びコンデンサ
の具体的な値を一例として下表に列挙する。 部 品 抵抗器R1,R5 30Ω ″ R2,R6 3KΩ ″ R3,R7 500KΩ ″ R4,R8 200KΩ ″ R9 620Ω ″ R10,R11 30Ω コンデンサC1,C2,C3 22μF(35V) 然しながら、本考案は上記表における値に限定
されるものではなく、また、種々の動作期間の具
体例もあくまで一例であり、直流電源1の電圧又
は扉の重量等によつて変わり得るものであること
は言うまでもない。
以上説明した如く、本考案に係る自動扉制御回
路によれば、閉扉動作時(場合によつては開扉動
作時)における衝撃緩和を果たすことができると
共に電子回路構成を備えているための故障が少な
く保安・点検等の手間が省けるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る自動扉制御回路の好ま
しい実施例を示す回路図、そして第2図は第1図
の回路動作を補助説明するためのタイムチヤート
図、である。 2……ワンタツチスイツチ、3……リレー、3
L……コイル、3a……接点、Tr1,Tr2……ト
ランジスタ、R2,R3,R4,R9……抵抗
器、C1,C3……コンデンサ、M……電動機、
CC1,CC3……カム接点。尚、図中、同一符号
は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉を開閉作動する電動機M;付勢時に自己の接
    点3aを閉成させて前記電動機を作動するリレー
    3;前記扉の位置と連動する第1及び第2のカム
    接点CC1、CC3;前記リレー及び第1のカム接
    点と直列接続された電流入・出力端子及びワンタ
    ツチスイツチ2に接続された制御端子を有するト
    ランジスタ回路Tr1、Tr2、R2〜R4;前記制
    御端子と電流出力端子との間に接続され、前記ワ
    ンタツチスイツチによる閉扉動作時に充電される
    コンデンサC1;該コンデンサに並列接続され前
    記第2のカム接点と前記閉扉動作時に充電する
    CR回路C3,R9とから成る直列回路;を含み、
    前記第1及び第2のカム接点は前記ワンタツチス
    イツチによる閉扉動作開始時にはそれぞれ閉及び
    開状態にあり、閉扉動作開始後の第1の所定期間
    経過時に前記第2のカム接点が閉状態となり、前
    記第2のカム接点の閉成による前記コンデンサか
    ら前記CR回路への充電時間が、前記第1の所定
    期間経過時からの前記リレーを消勢する第2の所
    定期間を形成し、更に前記第2の所定期間経過時
    から第3の所定期間経過時に前記第1のカム接点
    が開成されることを特徴とした自動扉制御回路。
JP11742482U 1982-08-03 1982-08-03 自動扉制御回路 Granted JPS5922879U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11742482U JPS5922879U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 自動扉制御回路

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JP11742482U JPS5922879U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 自動扉制御回路

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Publication Number Publication Date
JPS5922879U JPS5922879U (ja) 1984-02-13
JPH028072Y2 true JPH028072Y2 (ja) 1990-02-26

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