JPH034749Y2 - - Google Patents

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JPH034749Y2
JPH034749Y2 JP1986114356U JP11435686U JPH034749Y2 JP H034749 Y2 JPH034749 Y2 JP H034749Y2 JP 1986114356 U JP1986114356 U JP 1986114356U JP 11435686 U JP11435686 U JP 11435686U JP H034749 Y2 JPH034749 Y2 JP H034749Y2
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relay
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charging
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車が走行完了した後一定時間エン
ジンの作動を継続し、エンジンの冷却効果を図る
エンジン冷却用時限装置に関する。
従来の技術 従来、この種、エンジン冷却用時限装置は、一
例として第3図に示すような電気回路図で構成さ
れていた。
これについて、概説すれば、直流電源1の出力
側にイグニシヨンスイツチ2を介して、イグニシ
ヨンコイル3を接続し、また、該イグニシヨンコ
イル3の入力側にはリレー4を接続している。該
リレー4は、リレーコイル4a及びリレー接点4
bを有し、該リレー接点4bは前記イグニシヨン
コイル3に接続している。該リレーコイル4aの
入力側にはタイマ用比較器5が接続され、該タイ
マ用比較器5の入力側にはセツト回路6が接続
し、該セツト回路6の一方の入力端子は前記リレ
ー接点4bとイグニシヨンコイル3の接続点Pに
接続している。
また、従来の技術としては、実願昭60−189996
号に示すように、ターボチヤージヤ本体に温度セ
ンサーを備え、この温度センサーからの信号でタ
イマ時間を設定する構成のものもあつた。
考案が解決しようとする問題点 従来の技術は上記した構成であり、第3図に示
すように、タイマ時間設定完了後にリレー4のリ
レー接点4bがオフし、発電機(図示せず)もオ
フするので直流電源1の電源電圧が急変し、セツ
ト回路6の入力端子に変動電圧が印加され、該セ
ツト回路6が誤作動し、リレー4が再作動し、エ
ンジンが作動停止しない場合が存した。
また、リレー接点4bのオフ時にイグニシヨン
コイル3から逆起電力が発生し、これによりノイ
ズが発生し、該セツト回路6が誤作動し、エンジ
ンが作動停止しない場合もあつた。
かかる現象により燃料不足やタービンの焼付と
いつた問題点が発生した。
本考案はかかる問題点を解消すべく案出したも
のである。
問題点を解決するための手段 本考案は、従来の技術に設けたセツト回路を排
除すると共に、充放電回路と、該充放電回路の出
力側に接続したスイツチング回路と該スイツチン
グ回路に接続され、かつ、可動接点をイグニシヨ
ンコイルに、2つの固定接点の一方をリレーコイ
ルに、他方を前記スイツチング回路の入力側にそ
れぞれ接続された接点部及びリレーコイルである
リレーとで構成した手段を採用することにより、
新規なエンジン冷却用時限装置を提供するもので
ある。而して、前述したような従来の技術に存す
る問題点を解消するものである。
作 用 イグニシヨンスイツチをオフし、スイツチング
回路への通電を阻止する。しかし該スイツチング
回路が作動し、リレーに通電され、イグニシヨン
コイルが作動し、エンジンのアイドリング作動を
行なう。而して、充放電回路が放電完了すれば、
該スイツチング回路が作動停止し、リレーがオフ
し、エンジンが停止する。従つて、電源電圧の変
動やイグニシヨンコイルから逆起電力を発生した
場合にも、リレーが再始動しない。
第1実施例 第1図は、本考案に係るエンジン冷却用時限装
置の第1実施例を示す電気回路図である。これに
ついて説明する。
1は直流電源、2は該直流電源1の正極側に接
続したイグニシヨンスイツチ、3はイグニシヨン
コイルであり、エンジンを始動するためのもので
あり、リレーの出力側に接続している。7はリレ
ーであり、リレーコイル7a、及び接点部7bを
有しており、前記直流電源1の出力側に接続して
いる。前記接点部7bは第1固定接点7b−1、
第2固定接点7b−2及び可動接点7b−3を備
えている。該第1固定接点7b−1はリレーコイ
ル7aの一端部に、該第2固定接点7b−2はス
イツチング回路8の入力側に、可動接点7b−3
はイグニシヨンコイル3にそれぞれ接続してい
る。該スイツチング回路8は3つのトランジスタ
81〜83と4つの抵抗84〜87の接続回路で
構成されている。前記トランジスタ83のコレク
タはリレー7のリレーコイル7aに接続されてい
る。抵抗86はその一端が抵抗85とトランジス
タ82の接続点に、その他端がダイオード9を介
して前記第2固定接点7b−2に接続されてい
る。10及び11はそれぞれ抵抗であり、その接
続点はトランジスタ81のベースに接続してい
る。12は充放電回路であり、前記スイツチング
回路8の入力側に接続している。該充放電回路1
2はツエナーダイオード121、抵抗122、可
変抵抗123及びコンデンサ124を備えてい
る。抵抗13はその一端は抵抗14とコンデンサ
124との接続点に、その他端はトランジスタ8
1のベースに、それぞれ接続している。抵抗10
及び抵抗14の他端はダイオード15及び16を
介して前記第2固定接点7b−2にそれぞれ接続
している。17はコンデンサであり、ダイオード
18を介してイグニシヨンコイル3に接続してい
る。
次に前記、第1実施例の作動を説明する。
自動車が走行終了すれば、ドライバーはイグニ
シヨンスイツチ2をオフにする。
従つて、イグニシヨンスイツチ2からリレー7
の可動接点7b−3、第2固定接点7b−2、ダ
イオード9、抵抗87及びトランジスタ82の通
電回路がしや断される。そこで、該トランジスタ
82は非導通状態となる。一方、コンデンサ12
4の電位により、トランジスタ83は導通し、リ
レー7のリレーコイル7aが通電され、可動接点
7b−3が、第1固定接点7b−1に接触し得
る。
而して、直流電源1、リレー7の第1固定接点
7b′−1、可動接点7b−3及びイグニシヨンコ
イル3の通電回路が導通し、エンジンのアイドリ
ング作動を行なうことができる。そして、所定時
間経過後、充放電回路12のコンデンサ124が
充電を完了すれば、トランジスタ81が非導通と
なり、トランジスタ82のベースへ、抵抗84、
抵抗85を介して通電するので、該トランジスタ
82は導通状態となる。従つて、トランジスタ8
3は非導通となり、リレー7のリレーコイル7a
が非通電され、可動接点7b−3が第2固定接点
7b−2へ接触し得る。そして、イグニシヨンコ
イル3への通電がしや断しエンジンが停止する。
この場合、イグニシヨンスイツチ2がオフである
と共に、トランジスタ81がオンすることはな
く、タイマ時間後、自動車のエンジンは確実に停
止する。
第2実施例 第2図に基づき本考案の第2実施例を説明す
る。
17はスイツチイング回路であり、コンパレー
タ171を備えており、該コンパレータ171の
入力側正極端子には2つの抵抗172及び抵抗1
73の接続点を接続している。該コンパレータ1
71の正極側入力端子と出力端の間には、抵抗1
74及びダイオード175の接続岐路を設けてい
る。このように、前記スイツチング回路17はコ
ンパレータ171及び前述した接続回路により構
成されている。
図中、18はダイオードであり、一方はリレー
7の第2固定接点17b−2に他方は、抵抗17
2及び抵抗173の接続点にそれぞれ接続してい
る。
第2実施例において、第1実施例と同一の構成
要素には同一番号を付し、その説明を省略する。
次に、第2図に示す電気回路に基づき、作動を
説明する。
自動車が走行中においては、イグニシヨンスイ
ツチ2がオンであり、コンパレータ171の正極
側入力端子の電位が高く、該コンパレータ171
の出力信号は高レベルであり、リレー7のリレー
コイル7aに通電されず、充放電回路12のコン
デンサ124が充電される。
次に、自動車が走行終了すれば、ドライバーは
イグニシヨンスイツチ2をオフする。そして、コ
ンパレータ171の正極入力端子が低レベルとな
り、該コンパレータ171の出力信号は低レベル
であり、リレー7のリレーコイル7aが通電さ
れ、可動接点7b−3が第1固定接点7b−1に
接触する。然るに、直流電源1、第1固定接点7
b−1、可動接点7b−3、イグニシヨンコイル
3の通電回路に通電され、エンジンがアイドリン
グ作動を行なう。そして、エンジンを冷却する作
用を企図する。
所定時間が経過すれば、充放電回路12のコン
デンサ124が放電作用し、コンパレータ171
の負極入力端子が低レベル信号が入力され、該コ
ンパレータ171の出力信号は、高レベルとな
り、リレー7のリレーコイル7aが非通電され、
リレー7の可動接点17b−3が第2固定接点1
7b−2へ接触し、イグニシヨンスイツチ2がオ
フであることにより、イグニシヨンコイル3へは
通電されない。そして、エンジンは停止し、再始
動することはない。
即ち、第2実施例においては、タイマ時間後、
自動車のエンジンは確実に停止する。
考案の効果 本考案に係るエンジン冷却用時限装置は、イグ
ニシヨンスイツチのオフ時に放電を開始する充放
電回路と、該充放電回路の放電電位に応じて所定
時間出力するスイツチング回路と、該スイツチン
グ回路の出力によつて作動するリレーと、該リレ
ーの作動によつて通電するイグニシヨンコイルと
を備え、前記リレーが常開側の第1固定接点、常
閉側の第2固定接点及び可動接点を有し、かつス
イツチング回路の前記出力によつて可動接点に接
続する前記第1固定接点を直流電源に接続し、ス
イツチング回路の前記出力によつて開放する前記
第2固定接点を抵抗を介して充放電回路に接続
し、前記可動接点をイグニシヨンスイツチ、イグ
ニシヨンコイル及びスイツチング回路の電源ライ
ンにそれぞれ接続した構成を具備するので、前記
スイツチング回路によつてエンジンが停止した直
後、直流電源の電圧変動が誘起した場合やノイズ
現象が発生した場合にも、充放電回路の電位がス
イツチング回路を再び作動する電位になるまで時
間を要し、また、スイツチング回路の電源ライン
がリレーに依つて直流電源から切り離される為、
これらの現象に影響されることがなく、エンジン
を確実に停止して誤始動を防止することができ
る。その為、燃料不足による弊害を防止すること
ができ、エンジン冷却機能を高めることができる
等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエンジン冷却用時限装置
の第1実施例を示す電気回路図である。第2図は
本考案に係るエンジン冷却用時限装置の第2実施
例を示す電気回路図である。第3図は、この種、
従来の技術を示す電気回路図の一実施例である。 1……直流電源、2……イグニシヨンスイツ
チ、3……イグニシヨンコイル、7……リレー、
7a……リレーコイル、7b−1……第1固定接
点、7b−2……第2固定接点、7b−3……可
動接点、8,17……スイツチング回路、12…
…充放電回路、171……コンパレータ、81,
82,83……トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 抵抗14を介して充電を行なうとともにイグニ
    シヨンスイツチ2のオフ時に放電を開始する充放
    電回路12と、 該充放電回路12の放電電位に応じて所定時間
    出力するスイツチング回路8,17と、 スイツチング回路8,17の出力によつて作動
    するリレー7と、 該リレー7の作動によつて通電するイグニシヨ
    ンコイル3と、 を備えたエンジン冷却用時限装置に於いて、 前記リレー7が第1固定接点7b−1、第2固
    定接点7b−2及び可動接点7b−3を有し、か
    つ前記スイツチング回路8,17の前記出力によ
    つて前記可動接点7b−3に接続する前記第1固
    定接点7b−1を直流電源1に接続し、前記スイ
    ツチング回路8,17の前記出力によつて開放す
    る前記第2固定接点7b−2を前記抵抗14を介
    して充放電回路12に接続し、前記可動接点7b
    −3をイグニシヨンスイツチ2、イグニシヨンコ
    イル3及びスイツチング回路8,17の電源ライ
    ンにそれぞれ接続したことを特徴とするエンジン
    冷却用時限装置。
JP1986114356U 1986-07-25 1986-07-25 Expired JPH034749Y2 (ja)

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JPS6321726U JPS6321726U (ja) 1988-02-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222224A (en) * 1975-08-14 1977-02-19 Jidosha Seikou Kk Operation control apparatus in device for opening and closing side pla tes of rear body of track under non-load condition
JPS57198312A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Nippon Radiator Co Ltd Controller for electric fan of radiator

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JPS6321726U (ja) 1988-02-13

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