JPS6117259Y2 - - Google Patents

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JPS6117259Y2
JPS6117259Y2 JP8532778U JP8532778U JPS6117259Y2 JP S6117259 Y2 JPS6117259 Y2 JP S6117259Y2 JP 8532778 U JP8532778 U JP 8532778U JP 8532778 U JP8532778 U JP 8532778U JP S6117259 Y2 JPS6117259 Y2 JP S6117259Y2
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starter motor
detection circuit
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JP8532778U
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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の技術分野〕 この考案はスタータモータとエンジンとの咬合
い、あるいはエンジンが駆動した後のスタータモ
ータのオーバーランを防止するためのスタータモ
ータコントロール装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の自動咬合装置を第1図に示す。以下この
装置について説明するに、1はバツテリー、2は
スタータスイツチ、3はスタータモータ、4は該
スタータモータ3を制御する回路にして、ダイオ
ードD1,D2、コンデンサC1、励磁コイルL1,L2
と常閉接点S1とで構成されている。なお、スター
タモータ3はプルインコイル3a、ホールデイン
グコイル3b、フイールドコイル3c、ムービン
グ接点3d、プランジヤ3e、ピニオンギヤ3
f、リングギヤ3g、アーマチヤ3h等より構成
されている。
次に、前記構成に基いて動作を説明するに、ス
タータスイツチ2を閉成すると接点S1→ホールデ
イングコイル3bに電流が流れると共に、(なお
フイールドコイル3cの抵抗値はプルインコイル
3aの抵抗値に比べ非常に小さいので、イ点の電
位は略アーム電位となつている。)プルインコイ
ル3a→フイールドコイル3cにも電流が流れ
る。従つてプランジヤ3eが吸引されてピニオン
ギヤ3fとリングギヤ3gとは咬み合う。また、
プランジヤ3eが吸引されることによつてムービ
ング接点3dが閉成されるので、バツテリー1か
ら直接フイールドコイル3cに電流が流れるため
アーマチヤ3hが回転し、エンジンに回転力が伝
達される。
なお、スタータスイツチ2を閉じムービング接
点3dが閉じるまでの間、接点S1→ダイオード
D2→励磁コイルL2→フイールドコイル3cと、
ダイオードD2→励磁コイルL1→コンデンサC1
フイールドコイル3cとに電流が流れるが、励磁
コイルL1,L2は互いに逆相に巻いてあるので、
磁界が相殺し合つて接点S1は閉成状態を続ける。
そして、コンデンサC1が満充電になる以前にム
ービング接点3dが閉じると、イ点とロ点とが電
源電圧と同電位となるため、励磁コイルL1,L2
には電流が流れなくなり接点S1は閉成状態を保持
する。
次に、前記したピニオンギヤ3fとリングギヤ
3gとの咬合いにおいて、両ギヤ3f,3gとが
咬合わなかつた場合について説明する。
この場合はムービング接点3dが閉じないた
め、コンデンサC1に充電が連続して行われ、該
コンデンサC1が満充電になるとダイオードD2
励磁コイルL1→コンデンサC1→フイールドコイ
ル3cへの電流が流れなくなる。一方ダイオード
D2→励磁コイルL2→フイールドコイル3cへの
電流は流れ続けるため、励磁コイルL2による磁
界によつて接点S1は開放される。そして接点S1
開放されるとロ点の電位がアース電位となるた
め、コンデンサC1の電荷はダイオードD1→励磁
コイルL2→コンデンサC1の閉回路によつて放電
される。この間接点S1は開放状態を保持すると共
に該接点S1が開放されている間はプルインコイル
3a、ホールデイングコイル3bには電流が流れ
なくなるため、ピニオンギヤ3fはスプリングに
よつて初期位置に戻つている。
前記状態においてコンデンサC1の電荷が放電
されると、励磁コイルL2への電流も流れなくな
るので、接点S1は再び閉成状態となり、プルイン
コイル3aとホールデイングコイル3bとに通電
し、ピニオンギヤ3fとリングギヤ3gとが咬合
うまで、前記した動作を繰り返し行うものであ
る。
第2図は従来のスタータオーバラン防止装置の
回路であつて、図中第1図と同一部品は同一符号
を記し、説明は省略する。
5はリレーにして、そのコイル5aの一端は図
示しないジエネレータに接続され、他端はアース
に接続されている。またリレー5の接点5bはス
タータスイツチ2とスタータモータ3との間に接
続されている。
次に、動作について説明するに、今、スタータ
スイツチ2を閉じると、スタータモータ3でエン
ジンが回転され、エンジンが始動するとジエネレ
ータが発電を開始する。そしてジエネレータより
の発電電圧によりコイル5aが励磁されて、接点
5bが開放されてスタータスイツチ2とスタータ
モータ3とを切り離すものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで前記した自動咬合装置にあつては、コ
ンデンサC1の放電電流のみで接点S1を開放して
いなければならないため、コンデンサC1は十分
大きな容量のものを使用しなければならず、従つ
て装置が大型なものとなり、コストも高いものと
なる。
また、スタータオーバラン防止装置にあつて
は、エンジンを非常動力用として使用するものの
如く、ジエネレータを装備しないものには使用す
ることができないという欠点が存した。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記問題点を解決したスタータモー
タコントロール装置を提供するもので、その手段
は、エンジンの回転を検出する回転検出器と、該
回転検出器の出力を入力信号とし、エンジンがス
タータモータとギヤを介して連結され、該スター
タモータの駆動力によつて回転したことを検出す
る第1検出回路と、前記回転検出器の出力を入力
信号とし、エンジンが始動してアイドリング回転
したことを検出する第2検出回路と、前記第1検
出回路の検出出力により発振を停止し、前記検出
出力がない時に発振を開始する発振回路と、該発
振回路の出力と前記第2検出回路がエンジンのシ
イドリングを検出しなかつた時の出力とでスター
タモータに通電するスイツチング回路とより構成
したスタータモータコントロール装置によつてな
される。
〔作 用〕
前記スタータモータコントロール装置は、エン
ジンの回転数を検出する回転検出器よりの出力
が、エンジンがスタータモータの駆動力によつて
回転している時の出力であることを第1検出回路
で検出すると共にエンジンが始動してアイドリン
グ状態であることを第2検出回路で検出するもの
であるから、夫々の検出回路よりの出力を判断す
ることによつてギヤが咬み合つているか否か、ま
たエンジンが始動しているか否かを判断でき、ま
た、前記第1検出回路がエンジンの回転を検出し
ていない時には発振回路を動作させると共にこの
発振回路よりの出力と前記第2検出回路が同じく
回転を検出していない時の出力とでスタータモー
タを、エンジンとスタータモータとのギヤが咬み
あつて始動するまで間欠的に駆動するようにした
ので、エンジン始動を確実に行えるものである。
〔考案の実施例〕
以下、第3図、第4図を参照して、この考案の
実施例を詳細に説明する。
1はバツテリー、2はスタータスイツチ、3は
スタータモータにして、前記した従来例における
第1,2図に示した回路と同じものである。
6はエンジンの回転に伴つて回転するマグネツ
トMGと、該マグネツトMGの回転によつて開閉
するリードスイツチRSと、ダイオードD3〜D4
と、抵抗R1〜R3およびコンデンサC2,C3とより
構成した公知の回転検出器にして、エンジンの回
転数に応じた出力を送出する。
7は抵抗R4,R5との分圧電圧と前記回転検出
器6の出力とを入力とする比較器COM1より構成
した第1検出回路、8は抵抗R6,R7との分圧電
圧と前記回転検出器6の出力を入力とする比較器
COM2より構成した第2検出回路である。
なお、前記第1検出回路7はエンジンの回転数
が200rpm(通常スタータモータの回転数が
200rpmなので、この回転数以上であるならスタ
ータモータとエンジンとが咬み合つたこととな
る)以上、すなわち回転検出器6よりの出力電圧
が200rpm以上の電圧の時、出力が低レベルとな
るように抵抗R4,R5の値を設定してある。
また第2検出回路8はエンジンの回転数が
400rpm(デイーゼルエンジンの場合、アイドル
回転数が400rpmなので、この回転数以上ならエ
ンジンが始動したこととなる)以上、すなわち回
転検出器6よりの出力電圧が400rpm以上の電圧
の時、出力が低レベルとなるように抵抗R6,R7
の値を設定してある。
9は第4図に示す抵抗R8〜R13、コンデンサ
C4、トランジスタQ、比較器CP、反転器Iとよ
り構成した発振回路にして、前記第1検出回路7
の出力に接続されている。なお、この発振回路9
は出願前公知の回路であつて、第1検出回路7よ
りの出力が高レベルのとき、トランジスタQがオ
フとなり、一周期が約1.5秒のオン・オフ波形を
出力(このオン・オフ時間は回路の常数を適当に
選ぶことによつて得られる。)し、第1検出回路
7よりの出力がローレベルのとき、トランジスタ
Qがオンとつて発振を停止し、高レベルの出力を
送出する発振回路である。
10は前記第2検出回路8と発振回路9とより
の出力を入力とするアンド回路ANDと接点yを
有するリレーYとより構成したスイツチング回路
である。
次に、動作を説明するに、今、エンジンが停止
している状態で、スタータスイツチ2を閉じる
と、スイツチング回路10のアンド回路ANDの
一方の入力端には第2検出回路3よりの高レベル
の出力が入力される。また、第1検出回路7も高
レベル出力を送出しているので、発振回路9は前
記した如く一周期が約1.5秒のオン・オフ出力を
送出し、この出力がアンド回路ANDの他の入力
端に入力される。従つて、アンド回路ANDは発
振回路9がオンの時、高レベルの出力を送出し、
リレーYのコイルに通電するので、その接点yが
閉成され、スタータモータ3に通電すると共にピ
ニオンギヤがリングギヤ側に移行される。
ここで、ギヤが咬み合うとエンジンの回転数が
スタータモータ3による回転数200rpm以上とな
るので、その回転数に応じた出力電圧が回転検出
器6より出力される。従つて、第1検出回路7よ
りの出力は低レベルとなるので、発振回路9の動
作は停止するが、その出力は高レベルの状態を保
持するので、リレーYの接点yは閉状態を保持す
る。ここで、エンジンが始動すると回転数が上昇
しアイドリング状態である400rpm以上となるの
で、回転検出器6よりの出力はその回転数に応じ
た出力電圧となり、第2回転検出回路8よりの出
力は低レベルとなる。これにより、スイツチング
回路10のアンド回路ANDの出力は低レベルと
なつて、リレーYのコイルへの通電を遮断するの
で、接点yは開放されてスタータモータ3への通
電は遮断され動作は停止する。
ところで、上記したギヤの咬み合せにおいて、
咬み合わなかつた場合には、エンジンが始動しな
いことからして発振回路9は動作し続ける。そし
て、約1.5/2秒経過すると発振回路9の出力は
低レベルとなるので、アンド回路ANDの出力は
低レベルとなつて、リレーへの通電は遮断され、
接点yは開放される。従つて、スタータモータ3
への通電が遮断されピニオンギヤは元の位置に戻
る。
そして、再び、発振回路9の出力が高レベルに
なると、アンド回路ANDの出力が高レベルとな
り、リレーYに通電して接点yが閉成されるの
で、スタータモータ3に通電される。従つて、再
び、ピニオンギヤがリングギヤ側に移動する。以
下ギヤが咬み合うまで前記した動作を繰り返し行
うものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記したように、エンジンの回転数
よりしてギヤが咬み合つたか、エンジンが始動し
たかを判断するものであるから、回路が簡単にな
ると共に如何なるモータにも取付けることができ
る外、1つの回路で自動咬合検知とスタータオー
バラン防止とを行え、従つてコストの低減が図れ
る等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動咬合装置の一例を示す回路
図、第2図は従来のスタータオーバラン防止装置
の一例を示す回路図、第3図はこの考案に係るス
タータモータコントロール装置の一実施例を示す
回路図、第4図は同上における発振回路の詳細回
路図である。 3……スタータモータ、6……回転検出器、7
……第1検出回路、8……第2検出回路、9……
発振回路、10……スイツチング回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの回転数に応じた出力を送出する回転
    検出器と、該回転検出器の出力を入力信号とし、
    エンジンがスタータモータとギヤを介して連結さ
    れ、該スタータモータの駆動力によつて回転した
    ことを検出する第1検出回路と、前記回転検出器
    の出力を入力信号とし、エンジンが始動してアイ
    ドリング回転したことを検出する第2検出回路
    と、前記第1検出回路の検出出力により発振を停
    止し、前記検出出力がない時に発振を開始する発
    振回路と、該発振回路の出力と前記第2検出回路
    がエンジンのアイドリングを検出しなかつた時の
    出力とでスタータモータに通電するスイツチング
    回路とより構成したことを特徴とするスタータモ
    ータコントロール装置。
JP8532778U 1978-06-23 1978-06-23 Expired JPS6117259Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8532778U JPS6117259Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8532778U JPS6117259Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS554302U JPS554302U (ja) 1980-01-12
JPS6117259Y2 true JPS6117259Y2 (ja) 1986-05-27

Family

ID=29008850

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8532778U Expired JPS6117259Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23

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JPS554302U (ja) 1980-01-12

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