JPH0280625A - 開繊ローラリングの製造方法及び該方法に使用する鋸歯状ワイヤ - Google Patents

開繊ローラリングの製造方法及び該方法に使用する鋸歯状ワイヤ

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JPH0280625A
JPH0280625A JP1196494A JP19649489A JPH0280625A JP H0280625 A JPH0280625 A JP H0280625A JP 1196494 A JP1196494 A JP 1196494A JP 19649489 A JP19649489 A JP 19649489A JP H0280625 A JPH0280625 A JP H0280625A
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JP
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serrated wire
serrated
wire
opening roller
foot
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JP1196494A
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English (en)
Inventor
Karl-Heinz Schmolke
カルル ハインツ シュモルケ
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Hollingsworth GmbH
Hergeth Hollingsworth GmbH
Original Assignee
Hollingsworth GmbH
Hergeth Hollingsworth GmbH
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G15/00Carding machines or accessories; Card clothing; Burr-crushing or removing arrangements associated with carding or other preliminary-treatment machines
    • D01G15/84Card clothing; Manufacture thereof not otherwise provided for
    • D01G15/88Card clothing; Manufacture thereof not otherwise provided for formed from metal sheets or strips
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/30Arrangements for separating slivers into fibres; Orienting or straightening fibres, e.g. using guide-rolls
    • D01H4/32Arrangements for separating slivers into fibres; Orienting or straightening fibres, e.g. using guide-rolls using opening rollers

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特にオープンエンド精紡機に使用する開繊ロ
ーラリング(opening roller ring
s)の製造方法であって、足部を備えた鋸歯状ワイヤを
、前記開繊ローラリングの長さに沿って該開繊ローラリ
ング上に螺旋状に巻回する工程を有しており、隣接する
鋸歯状ワイヤ巻回部の足部が互いに接触するように構成
された開繊ローラリングの製造方法に関する。また本発
明は、この方法を実施するのに使用する鋸歯状ワイヤに
関する。
通常、開繊ローラリングは、完成品としての開繊ローラ
リングの長さを既に具有している管状部材上に鋸歯状ワ
イヤを巻回し、鋸歯状ワイヤの始端部及び終端部を前記
管状部材に固定することにより製造される。この製造方
法は、要求される精度で開繊ローラリングを円運動させ
る点に関して満足のいく結果が得られない、このため、
開繊ローラリング及びそれらの鋸歯状クロージング(s
awtooth clothing)をしばしば中実材
料から切り出して、円運動の要求精度が得られるように
しているが、かような切り出し作業は複雑で高価なもの
となっている。
西ドイツ国特許出願第3805281号(未公開)には
、リングの数倍の長さを有するチューブ上に鋸歯状ワイ
ヤを巻回することにより開繊ローラリングを製造する方
法が記載されている。この方法では、将来使用するリン
グの長さにほぼ等しい距離に亘って、鋸歯状ワイヤ巻回
部の歯を鋸歯状ワイヤの足まで除去することにより、円
周方向に延在する溝を形成する。これらの溝内において
、チューブにはレーザビーム又は電子ビームにより鋸歯
状ワイヤ巻回部が溶接され、次いで、円周方向に延在す
る溝のほぼ中心において、チューブを個々の開繊ローラ
リングに分割する。この方法によれば、リングの全長に
亘って、管状部材上に鋸歯状ワイヤ巻回部を均一に配置
すること、すなわち、鋸歯状ワイヤ巻回部の始端部及び
終端部において凹凸が生じないようにすることができる
。従って、この方法によれば、円運動の要求される精度
を得ることができる。しかしながら、安定性の理由から
、鋸歯状ワイヤ巻回部をチューブ上に残しておくことが
必要になり、このため、開繊ローラリングの厚さを一定
の最小厚さ以下にすることはできない。
従って本発明の目的は、上記形式の開繊ローラリングの
製造方法であって、壁厚を薄(できると共に高精度が得
られる開繊ローラリングの製造方法を提供することにあ
る。
本発明によれば、この目的は、開繊ローラリングの長さ
の数倍の長さを有するコア上に、前記鋸歯状ワイヤを巻
回する工程と、隣接する鋸歯状ワイヤ巻回部の足部を相
互連結してチューブを形成する工程と、相互連結された
鋸歯状ワイヤ巻回部を前記コアから取り外して、個々の
開繊ローラリングに分割する工程とを有していることを
特徴とする開繊ローラリングの製造方法により達成され
る。
従うて、本発明の方法によれば、薄い壁厚を有すると同
時に高精度の円運動を行うことができる開繊ローラリン
グを驚′くべき簡単な方法で製造することができる。欧
州公開特許出願第EP−A−142073号には、開口
部が設けられておりかつ螺旋状に巻回されたキャリヤバ
ンドにより、ニードルが設けられた基礎本体を形成し、
前記キャリヤバンドの巻回部を接着剤で接合することに
よってニードルキャリヤを製造する方法が開示されてい
る。しかしながら、この公知の方法は、該方法がニード
ルキャリヤに関するものであるという点だけでなく、基
礎本体が前記公知の方法により巻回されるという点にお
いても、本発明の方法とは異なっている。このことは、
この公知の方法でも、製造の開始時において、上記製造
方法の場合と同様に、キャリヤバンドの始端部と終端部
とに円運動についての同じ問題が生じるということを意
味している。
本発明の好ましい実施例においては、円周方向に延在し
ているそれぞれの溝であって前記鋸歯状ワイヤの足のほ
ぼ下まで延在している溝における歯を、前記開繊ローラ
リングの長さにほぼ等しい距離に亘って除去し、前記円
周方向に延在する溝のほぼ中心において前記チューブを
分離して個々の開繊ローラリングを形成するように構成
されている。この構成により、開繊ローラリングの2つ
の側面に歯が存在しないようにでき、このため、何らの
困難性なくして、フランジ付きディスク(該ディスクは
開繊ローラリングの支持にしばしば使用される)を開繊
ローラリングの側面に取り付けることが可能になる。
本発明の方法の1つの変形例によれば、前記チューブを
個々の開繊ローラリングに分離した後に、前記開繊ロー
ラリングの両端面を開繊ローラリングの上側面に向かっ
て面取り(ベベリング)するように構成されている。多
くの場合、このようにして形成されたベベル(面取り部
)により、支持の目的で設けられたフランジ付きディス
クの端面に配置された歯に対し何らの影響も及ばないよ
うにすることができる。
互いに隣接する鋸歯状ワイヤ巻回部の個々の足部を相互
連結することにより、個々の足部を一体に溶接できると
いう好ましい可能性が得られる。
これにより、一体チューブが得られ、該一体チューブを
分離して個々の開繊ローラリングにすることができる。
本発明の特に好ましい実施例においては、前記隣接する
鋸歯状ワイヤ巻回部の足部は、前記鋸歯状ワイヤを回部
に沿って連続的に案内される電子ビーム又はレーザビー
ムにより一体に溶接される。
この電子ビーム又はレーザビームによる溶接により、き
わめて制限された領域内において溶接を行うことが可能
になり、このため、小さな足を備えた鋸歯状ワイヤを充
分に相互連結することができる。更に、溶接部の溶接深
さを非常に精密に調節できるため、鋸歯状ワイヤがコア
に溶接されないように容易に防止することができる。
鋸歯状ワイヤ巻回部の溶接工程において、コアの軸線に
対して電子ビーム又はレーザビームを傾斜させることに
より、足リンク(foot linking)又は足イ
ンターロック(foot interlocking)
を備えた公知の鋸歯状ワイヤの使用が可能になり、これ
により、互いに隣接する足同士の間の接触領域を鋸歯の
下に位置させることができる。斜めに入射する電子ビー
ム又はレーザビームは、この接触領域にも到達すること
ができる。
互いに隣接する鋸歯状ワイヤ巻回部は、前記足部に向け
られた溶接ビームに対して、前記鋸歯状ワイヤが巻回さ
れた前記コアを、前記鋸歯状ワイヤ巻回部のピッチに対
応する送り速度で、回転させながら移動させることによ
り、特に簡単な方法により一体溶接される。この方法は
、旋盤でねじ切りを行う方法(かようなねじ切り方法で
は、ねじを形成すべきシャフトは、バイトに対して特定
の送り速度で移動される)と同じ方法により行うことが
できる。
電子ビーム又はレーザビームによりチューブを分離する
場合には、チューブを特に簡単な方法で個々の開繊ロー
ラリングに分離することが可能になる。また、これによ
り、滑らかな端面を得ることができるため、鋸歯状ワイ
ヤの巻回の開始位置を目立たなくすることができる。
本発明は、次のような鋸歯状ワイヤ、すなわち、鋸歯状
ワイヤの足の一方の側には、鋸歯状ワイヤの全長に沿っ
て延在する突出部が設けてあり、他方の側には前記突出
部と補完し合う凹部が設けてあって、コア上に巻回され
るときに、互いに隣接する鋸歯状ワイヤ巻回部の突出部
及び凹部が互いに係合するように構成された鋸歯状ワイ
ヤにおいて、前記凹部及び突出部が、前記鋸歯状ワイヤ
の歯の幅よりも大きな深さを有している鋸歯状ワイヤを
用いて実施するのが特に好ましい。かような構成の鋸歯
状ワイヤの突出部は、隣接する鋸歯状ワイヤの足部に、
歯に隣接する位置まで侵入することができる。このため
、鋸歯状ワイヤ巻回部を一体に溶接するとき、互いに隣
接する足部が重なり合い、この重なり合った部分を通っ
て溶接ビームが進行する。これにより、個々のワイヤ巻
回部同士を特に確実に連結することが可能になる。いわ
ゆる足リンク又は足インターロックを備えたワイヤのよ
うに、横方向の突出部及び凹部が足に設けられた異形の
鋸歯状ワイヤは公知であり、これらのワイヤにおいては
、突出部及び凹部の深さが歯の幅にほぼ等しい。しかし
ながら、これらの鋸歯状ワイヤの場合、カーデイングマ
シンのシリンダ(該シリンダ上には鋸歯状ワイヤが巻回
されている)が極めて大きな応力を受けて個々の巻回部
に裂は目が生じるようなときでも、足リンクは、巻回部
がインターロックされた状態に維持することのみを目的
として作用する。かような裂は目が生じる場合でも、足
リンクのために巻回部はインターロックされた状態に保
たれ、従って、鋸歯状カバーの全体が外れてしまうこと
が防止される。
このため、シリンダの周囲に配置されたカーデイングマ
シンの作動部材に対して及ぼされるいかなる損傷をも回
避することができる。
本発明の好ましい実施例においては、前記足の一方の側
に設けられた突出部が、7字形の断面形状と、側方に向
かって収斂する上下の側面とを有しており、前記足の他
方の側には前記突出部と補完し合うV字形の凹部が設け
られている。かような構成により、鋸歯状ワイヤ巻回部
がコア上に巻回されるときに、垂直方向(すなわちコア
に対して半径方向)に確実に固定できるという利点、及
び溶接工程において、互いに隣接する2つのワイヤ巻回
部の間の2つの境界面を溶接ビームに曝すことが可能に
なるという利点が得られる。
本発明の好ましい実施例においては、前記凹部の深さは
、前記突出部の部分を除外した前記鋸歯状ワイヤの幅に
ほぼ等しくなるように構成されている。このため、開繊
ローシリンダの軸線方向から見た場合、鋸歯状ワイヤの
突出部は、隣接する鋸歯状ワイヤ巻回部の足部内に事実
上完全に侵入することができ、従って、隣り合う鋸歯状
ワイヤ巻回部同士の大きなオーバーラツプ領域が形成さ
れる。
突出部の上下の側面がなす角度は約60”であるのが好
ましい。
本発明の方法を実施するのに適した別の好ましい鋸歯状
ワイヤは、次のような構成、すなわち、実質的にL字形
の形状を有しておりかっ鋸歯状ワイヤの全長に沿って延
在している足を備えている鋸歯状ワイヤにおいて、前記
足の上方の側面及び下方の側面が、前記鋸歯状ワイヤの
長手方向に対して横方向の段が設けられた構造を有して
おり、前記鋸歯状ワイヤが巻回された状態において、或
る鋸歯状ワイヤ巻回部の一方の段のそれぞれの上面が、
隣接する鋸歯状ワイヤ巻回部に設けられておりかつ前記
一方の段の上に配置される段の下面と接触するように構
成されている。特に好ましい実施例においては、前記足
には少なくとも2つの段が設けられており、これらの段
の2つのそれぞれ上下の面が、隣接する鋸歯状ワイヤ巻
回部の間で互いに接触するように構成されている。この
構成により、互いに隣り合う鋸歯状ワイヤ巻回部を特に
良好に固定することができ、かつ、斜めに入射するレー
ザビーム又は電子ビームを用いて幾つかの境界面を一体
に溶接することが可能になる。
前記段の深さが、足のこの位置における幅のほぼl/2
に等しい場合(特に、前記段の高さが、足のこの位置に
おける厚さのほぼ1/2に等しい場合)には、鋸歯状ワ
イヤの厚さを、そのあらゆる位置において実質的に同一
にすることができる。
これにより、鋸歯状ワイヤを、何らの歪みを生じさせる
ことなく特に簡単な方法で製造することが可能になり、
従って、このようにして製造された鋸歯状ワイヤを用い
て製造された開繊ローラリングの品質を向上させること
ができる。
前記段の深さの和が、足の全幅のほぼ1/2に等しくな
るように選択する場合には、個々の鋸歯状巻回部の溶接
作業を簡単化することができる。
なぜならば、レーザビーム又は電子ビームは、常に境界
面上に衝突するため、巻回部同士の間でコアの軸線に対
して正確にこれらのビームを導くことが可能になるから
である。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図には、鋸歯状ワイヤ1が巻回されたコア2が示さ
れており、該コア2は、個々の開繊ローラリング3の長
さaの数倍の長さを有している。
鋸歯状ワイヤlの始端部及び終端部は、ねじ4によりコ
ア2に固定されている。
第2図により明瞭に示すように、鋸歯状ワイヤ1は、横
方向の足(足部)5を備えた形式のものである。足5の
一方の側面には突出部6が設けられており、他方の側面
には凹部7が設けられていて、或る巻回部8の突出部6
は、隣接する巻回部9の凹部7と係合している。図示の
実施例の場合、凹部7の深さbは、鋸歯状ワイヤ1の歯
IOの幅Cの数倍である。突出部6の高さを除外して考
えると、凹部7の深さbは、足5の全幅にほぼ等しい。
第2図に明瞭に示すように、突出部6及び凹部7は1字
形の断面形状を有しており、突出部6の上方の側面11
及び下方の側面12は、側方に向かって収斂している。
図示の実施例の場合、上下の側面1、12により形成さ
れる角度αは60゜である。
かような幾何学的条件下において、互いに隣接する巻回
部8.9の足部5と5の間には、歯の存在しないオーバ
ーラツプ領域dが形成され、このオーバーラツプ領域d
の大きさは、足5の幅のほぼ1/2に等しい。
以下に、本発明による開繊ローラリング3の製造方法を
説明するが、上記鋸歯状ワイヤ1がこの方法に使用され
る。
先ず、管状のコア2の上に鋸歯状ワイヤ1を巻回し、巻
回部8の突出部6を、隣接する巻回部9の凹部7と係合
させる。このようにしてコア2に巻回された鋸歯状ワイ
ヤ1の始端部及び終端部をねじ4により固定する0次に
、鋸歯状ワイヤ1の個々の巻回部8.9を、レーザビー
ム又は電子ビームからなる溶接ビーム13により一体に
溶接する。この溶接工程において、溶接ビーム13は静
止して配置され、鋸歯状ワイヤ1の互いに隣接する巻回
部8と9との間の足部5に狙いが定められる。一方、コ
ア2は、その軸線の回りで矢印りの方向に回転され、か
つ鋸歯状ワイヤ1の巻回部8.9のピッチに従って矢印
Sの方向に移動される。
これにより、コア2は、連続モードで回転しながら溶接
ビーム13を通って移動し、この運動中、溶接ビーム1
3は常に、2つの巻回部8と9との間の足部5に狙いが
定められている。溶接ビーム13の溶接深さは、鋸歯状
ワイヤ1の足部5の高さhのほぼ90%になるように調
節されるこれにより、互いに隣接する巻回部8.9の足
部5は、足部5とコア2との間に何らの連結部を形成す
ることなく、オーバーラツプ領域dの2つの境界面(す
なわち突出部6の上方の側面11と下方の側面12)に
おいて一体に溶接される。
鋸歯状ワイヤlの互いに隣接する巻回部8.9が完全に
一体に溶接されると、直ちにねじ4が緩められ、溶接さ
れた鋸歯状ワイヤ1がプレスにより押圧されて、コア2
から取り外される。将来使用する開繊ローラリングの長
さに従って、鋸歯状ワイヤ1には、西ドイツ国特許出願
第P 3B 05281号に記載の方法で、円周方向に
延在する溝を研削成形することができる。しかしながら
、図示の実施例の場合には、開繊ローラリング3は、円
周方向に延在する溝を予め何ら研削成形しておくことな
くして、巻回された鋸歯状ワイヤ(該鋸歯状ワイヤはコ
アを形成している)から分離される。この分離作業もま
た、レーザビーム又は電子ビームを用いて行うことがで
きる。
次に、開繊ローラリング3の端面14.15にベベル(
面取り部)を形成する。かような開繊ローラリング3の
将来の使用形態に応じて、開繊ローラリング3の内面を
、後で付加的に研磨してもよい。
西ドイツ国特許出願第P 3805281号に記載され
ているように、本発明の方法には、鋸歯状ワイヤ1をコ
ア2に巻回した後、鋸歯状ワイヤlにプラズマコーティ
ングを施す中間工程を付加することができる。
以上、足リンクを備えた鋸歯状ワイヤを用いて本発明の
方法を実施する場合について説明したが、本発明の方法
は、足インターロックを備えた鋸歯状ワイヤを用いて実
施することもできる。しかしながら、何れの場合でも、
横向きに配置された足の場合には、突出部及び凹部の深
さを歯の幅より大きくして、歯の存在しないオーバーラ
ツプ領域(該領域はレーザ溶接をする上で有利である)
を設けることに注意を払うべきである。
第4図には、本発明の別の実施例が示されている。前述
の実施例におけるコンポーネンツと同−又は類僚のコン
ポーネンツについては、この実施例においても同一の参
照番号が使用されている。
第4図は、DIN(ドイツ工業規格) 64124のシ
ート3による足リンクを備えた鋸歯状ワイヤ1を使用す
る方法を示すものである。この鋸歯状ワイヤlは、凹部
7及び突出部6のそれぞれの深さが、歯10の幅C以下
であるという点において、前述の実施例に使用された鋸
歯状ワイヤとは異なっている。レーザビーム13は、チ
ューブ(コア)2の軸線17に対して入射角βをもつよ
うに調節される。これにより、レーザビーム13は鋸歯
状ワイヤ1の足5に対して斜めに衝突するため、この形
式の鋸歯状ワイヤ1からも、本発明の方法により開繊ロ
ーラリングを形成することが可能になる。
従って、レーザビームは、歯lOの下の領域(すなわち
、突出部6と凹部7とが係合する領域)に到達する。他
の工程については、この実施例の方法は前述の実施例の
方法と同じである。
第5図には、本発明の更に別の実施例が示されている。
この実施例は、原理の点において最初に説明した実施例
と同じであるが、この実施例では足インターロックを備
えた鋸歯状ワイヤ1を使用している。この実施例に使用
される鋸歯状ワイヤは、足5の上方の側面及び下方の側
面に段が形成されたワイヤである0足5の上方の側面及
び下方の側面の各々には、それぞれ、2つの段18.1
9及び20.21が設けられている。各段の上側面は水
平方向に延在しており、一方、個々の段を連結している
部分は、チューブ2の軸線に対して垂直すなわち半径方
向に延在している0個々の段18.19.20.21の
深さ(奥行)Tは、この位置における足5の幅Bのほぼ
1/2に等しい0足5の全幅りは、各段18.19.2
0.21の深さTの4倍に等しい。
各段18.19.20.21の高さHは、この位置にお
ける足5の厚さKのほぼ1/2に等しい。
足5の全高さは、各段18.19.20.21の高さH
の約3倍に等しい。
個々の巻回部8.9を一体に溶接するとき、レーザビー
ム13は、段18の上面と段21の下面との間の境界面
に衝突し、2つの巻回部8.9はこの位置において一体
に溶接される。しかしながら、原理的には、段19の上
面と段20の下面との間を溶接することも可能である。
斜めに入射するレーザビームを使用すれば、1回の溶接
工程で3つの鋸歯状ワイヤ巻回部が連結されるように、
溶接を2つの境界面で行うこともできる。
この開繊ローラリング製造方法の他の工程は、前述の最
初の実施例の工程と同じである。
本発明の方法により、鋸歯状ワイヤ巻回部を管状に一体
溶接すれば、開繊ローラリングの内壁に高精度の研磨加
工を施し、精度に関する最高度の条件に適合させること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、開繊ローラリングを製造するための鋸歯状ワ
イヤが巻回されたコアを示すものである。 第2図は、第1図に■で示す部分を拡大して示す断面図
である。 第3図は、一部をカントした完成品としての開繊ローラ
リングを示すものである。 第4図は、第2図と同様な図面であり、斜めに入射する
レーザビームにより溶接された別の鋸歯状ワイヤを示す
ものである。 第5図は、第4図と同様の図面であり、段付きの足部を
備えた更に別の鋸歯状ワイヤを示すものである。 b・・・凹部の深さ、   C・・・歯の幅、d・・・
オーバーランプ領域、 h・・・足の高さ、     T・・・段の深さH・・
・段の高さ。 (奥行) 1・・・鋸歯状ワイヤ、   2・・・コア(チュー゛
ブ)、3・・・開繊ローラリング、5・・・足(足部)
、6・・・突出部、     7・・・凹部、8.9・
・・巻回部、   10・・・歯、11・・・上方の側
面、   12・・・下方の側面、13・・・溶接ビー
ム、   14.15・・・端面、18.19.20.
21・・・段、 α・・・上方の側面と下方の側面により形成される角度
、 β・・・溶接ビームの入射角、 a・・・個々の開繊ローラリングの長さ、FIG、1 FIG、2 FIG、3 FIG、5

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特にオープンエンド精紡機に使用する開繊ローラ
    リングの製造方法であって、足部を備えた鋸歯状ワイヤ
    を、前記開繊ローラリングの長さに沿って該開繊ローラ
    リング上に螺旋状に巻回する工程を有しており、隣接す
    る鋸歯状ワイヤ巻回部の足部が互いに接触するように構
    成された開繊ローラリングの製造方法において、 開繊ローラリングの長さ(a)の数倍の長さを有するコ
    ア(2)上に、前記鋸歯状ワイヤ(1)を巻回する工程
    と、隣接する鋸歯状ワイヤ巻回部(8、9)の足部(5
    )を相互連結してチューブを形成する工程と、相互連結
    された鋸歯状ワイヤ巻回部(8、9)を前記コア(2)
    から取り外して、個々の開繊ローラリング(3)に分割
    する工程とを有していることを特徴とする開繊ローラリ
    ングの製造方法。
  2. (2)円周方向に延在しているそれぞれの溝であって前
    記鋸歯状ワイヤの足のほぼ下まで延在している溝におけ
    る歯(10)を、前記開繊ローラリングの長さ(a)に
    ほぼ等しい距離に亘って除去し、前記円周方向に延在す
    る溝のほぼ中心において前記チューブを分離して個々の
    開繊ローラリングを形成することを特徴とする請求項1
    に記載の製造方法。
  3. (3)前記チューブを個々の開繊ローラリング(3)に
    分離した後に、前記開繊ローラリング(3)の両端面(
    14、15)を開繊ローラリング(3)の上側面に向か
    って面取りすることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の製造方法。
  4. (4)前記隣接する鋸歯状ワイヤ巻回部(8、9)の足
    部(5)を一体に溶接することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. (5)前記鋸歯状ワイヤ巻回部(8、9)に沿って連続
    的に案内される電子ビーム又はレーザビーム(13)に
    より、前記足部(5)を一体に溶接することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. (6)前記鋸歯状ワイヤ巻回部(8、9)の溶接工程に
    おいて、前記電子ビーム又はレーザビーム(13)を、
    前記コアの軸線(17)に対して傾斜した角度をなして
    入射することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の製造方法。
  7. (7)前記足部(5)に向けられた溶接ビーム(13)
    に対して、前記鋸歯状ワイヤが巻回された前記コア(2
    )を、前記鋸歯状ワイヤ巻回部(8、9)のピッチに対
    応する送り速度(S)で、回転させながら移動させるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の製
    造方法。
  8. (8)電子ビーム又はレーザビーム(13)により前記
    チューブを個々の開繊ローラリング(3)に分離するこ
    とを特徴とする請求項1〜7に記載の製造方法。
  9. (9)上記請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法を
    実施するのに使用する鋸歯状ワイヤであって、その足(
    5)の一方の側には、鋸歯状ワイヤの全長に沿って延在
    する突出部(6)が設けてあり、他方の側には前記突出
    部(6)と補完し合う凹部(7)が設けてあって、コア
    (2)上に巻回されるときに、互いに隣接する鋸歯状ワ
    イヤ巻回部(8、9)の突出部(6)及び凹部(7)が
    互いに係合するように構成された鋸歯状ワイヤにおいて
    、 前記凹部(7)及び突出部(6)は、前記鋸歯状ワイヤ
    (1)の歯(10)の幅(c)よりも大きな深さ(b)
    を有していることを特徴とする鋸歯状ワイヤ。
  10. (10)前記足(5)の一方の側に設けられた突出部(
    6)は、V字形の断面形状と、側方に向かって収斂する
    上下の側面(11、12)とを備えており、前記足(5
    )の他方の側には前記突出部(6)と補完し合うV字形
    の凹部(7)が設けられていることを特徴とする請求項
    9に記載の鋸歯状ワイヤ。
  11. (11)前記突出部(6)の上下の側面(11、12)
    が約60゜の角度(α)を形成していることを特徴とす
    る請求項10に記載の鋸歯状ワイヤ。
  12. (12)前記凹部(7)の深さ(b)は、前記突出部(
    6)の部分を除外した前記鋸歯状ワイヤ(1)の幅にほ
    ぼ等しいことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1
    項に記載の装置。
  13. (13)上記請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法
    を実施するのに使用する鋸歯状ワイヤであって、実質的
    にL字形の形状を有しておりかつ鋸歯状ワイヤの全長に
    沿って延在している足(5)を備えている鋸歯状ワイヤ
    において、 前記足(5)の上方の側面及び下方の側面は、前記鋸歯
    状ワイヤ(1)の長手方向に対して横方向の段が設けら
    れた構造を有しており、前記鋸歯状ワイヤ(1)が巻回
    された状態において、或る鋸歯状ワイヤ巻回部(8)の
    一方の段(18、19)のそれぞれの上面は、隣接する
    鋸歯状ワイヤ巻回部(9)に設けられておりかつ前記一
    方の段(18、19)の上に配置される段(20、21
    )の下面と接触するように構成されていることを特徴と
    する鋸歯状ワイヤ。
  14. (14)前記足(5)には少なくとも2つの段(18、
    19;20、21)が設けられており、これらの段(1
    8、19;20、21)の2つのそれぞれ上下の面が、
    隣接する鋸歯状ワイヤ巻回部の間で互いに接触するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項13に記載の
    鋸歯状ワイヤ。
  15. (15)前記段(18、19;20、21)の深さ(T
    )が、足(5)のこの位置における幅(B)のほぼ1/
    2に等しいことを特徴とする請求項13又は14に記載
    の鋸歯状ワイヤ。
  16. (16)前記段(18、19;20、21)の高さ(H
    )が、足(5)のこの位置における厚さ(K)のほぼ1
    /2に等しいことを特徴とする請求項13〜15のいず
    れか1項に記載の鋸歯状ワイヤ。
  17. (17)前記段の深さ(T)の和が、足(5)の全幅(
    L)のほぼ1/2に等しいことを特徴とする請求項13
    〜16のいずれか1項に記載の鋸歯状ワイヤ。
JP1196494A 1988-07-28 1989-07-28 開繊ローラリングの製造方法及び該方法に使用する鋸歯状ワイヤ Pending JPH0280625A (ja)

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CS433189A2 (en) 1991-09-15
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