JPH028061Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028061Y2 JPH028061Y2 JP1983036260U JP3626083U JPH028061Y2 JP H028061 Y2 JPH028061 Y2 JP H028061Y2 JP 1983036260 U JP1983036260 U JP 1983036260U JP 3626083 U JP3626083 U JP 3626083U JP H028061 Y2 JPH028061 Y2 JP H028061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strut
- joint
- rim
- wire mesh
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は金網フエンスに関する。
金網フエンスは第1図に示すように金網1と、
この金網1をその上下端で支持する胴縁2と、こ
の胴縁2を支持する支柱3とから構成されてい
る。この胴縁2と支柱3の連結はジヨイント4′
により行なわれている。
この金網1をその上下端で支持する胴縁2と、こ
の胴縁2を支持する支柱3とから構成されてい
る。この胴縁2と支柱3の連結はジヨイント4′
により行なわれている。
このジヨイント4′はその取付個所により上部
中間ジヨイント40′、下部中間ジヨイント4
3′に分れ、夫々異る構成となつている。これら
ジヨイント4′は胴縁2を嵌合する胴縁嵌合部1
0′と支柱3を嵌合する支柱嵌合部11′を有する
管構造となつているそして胴縁嵌合部は上部中間
ジヨイント40′と下部中間ジヨイント41′にお
いては2個、上部端ジヨイント42′と下部端ジ
ヨイント43′においては1個、また支柱嵌合部
11は上部中間ジヨイント40′と上部端ジヨイ
ント42′においては1個、下部中間ジヨイント
41′と下部端ジヨイント43′においては2個形
成されている。この胴縁嵌合部10の内径は胴縁
の外径と、また支柱嵌合部11の内径は支柱の外
径とほぼ同径に形成され、なるべくガタつきがな
いようになつている。またこれら各ジヨイントは
一端が分離した半割り構造か、表裏に分割された
2つ割り構造になつており、図示するようにフラ
ンジにおいてボルトで締め付けるように構成され
ている。
中間ジヨイント40′、下部中間ジヨイント4
3′に分れ、夫々異る構成となつている。これら
ジヨイント4′は胴縁2を嵌合する胴縁嵌合部1
0′と支柱3を嵌合する支柱嵌合部11′を有する
管構造となつているそして胴縁嵌合部は上部中間
ジヨイント40′と下部中間ジヨイント41′にお
いては2個、上部端ジヨイント42′と下部端ジ
ヨイント43′においては1個、また支柱嵌合部
11は上部中間ジヨイント40′と上部端ジヨイ
ント42′においては1個、下部中間ジヨイント
41′と下部端ジヨイント43′においては2個形
成されている。この胴縁嵌合部10の内径は胴縁
の外径と、また支柱嵌合部11の内径は支柱の外
径とほぼ同径に形成され、なるべくガタつきがな
いようになつている。またこれら各ジヨイントは
一端が分離した半割り構造か、表裏に分割された
2つ割り構造になつており、図示するようにフラ
ンジにおいてボルトで締め付けるように構成され
ている。
ところで上記したような構成の金網フエンスは
通常平地に設置されるが、平地といつても若干の
勾配があるのが普通であり、道路勾配は最大で10
度程度ある場合が多い。このような勾配のある個
所に付設するばあい、従来はジヨイントと胴縁の
遊び、ジヨイントのボルト締めの調整或いは胴縁
のたわみ等により胴縁を傾斜させて対処してい
た。しかしこの遊びによる傾斜は最大でも5〜6
度が限度であり、それ以上の角度では胴縁が筒状
のジヨイントの内壁に当接してしまい、傾斜させ
ることは不可能であつた。そのため10度程度の勾
配がある場合には設置不可能であり、従来は勾配
地専用の金網フエンスを必要としていた。
通常平地に設置されるが、平地といつても若干の
勾配があるのが普通であり、道路勾配は最大で10
度程度ある場合が多い。このような勾配のある個
所に付設するばあい、従来はジヨイントと胴縁の
遊び、ジヨイントのボルト締めの調整或いは胴縁
のたわみ等により胴縁を傾斜させて対処してい
た。しかしこの遊びによる傾斜は最大でも5〜6
度が限度であり、それ以上の角度では胴縁が筒状
のジヨイントの内壁に当接してしまい、傾斜させ
ることは不可能であつた。そのため10度程度の勾
配がある場合には設置不可能であり、従来は勾配
地専用の金網フエンスを必要としていた。
この考案は上記した従来の金網フエンスの欠点
を改善するためになされたもので、従来通常の平
地用金網フエンスでは不可能であつた10度程度の
勾配地にも付設可能な金網フエンスを提供するこ
とを目的とするものである。この目的のために、
本考案は上部ジヨイントにおいては支柱との関係
において上部ジヨイントを傾斜し得るように構成
し、下部ジヨイントにおいては胴縁を傾斜し得る
ように構成したことを特徴とするものである。
を改善するためになされたもので、従来通常の平
地用金網フエンスでは不可能であつた10度程度の
勾配地にも付設可能な金網フエンスを提供するこ
とを目的とするものである。この目的のために、
本考案は上部ジヨイントにおいては支柱との関係
において上部ジヨイントを傾斜し得るように構成
し、下部ジヨイントにおいては胴縁を傾斜し得る
ように構成したことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図はその立面図であり、10度程度の勾配地
に設置された状態を示している。
に設置された状態を示している。
第3図は上部中間ジヨイント40の拡大断面図
であり、支柱嵌合部11の内径は内部に向うに従
いその径が大きくなつており、拡径部13を形成
している。また支柱嵌合部11の端部は胴縁2の
外径とほぼ同径の直線部12となつており、この
直線部12が支柱3を支持する支柱支持部となつ
ている。拡径部13のテーパ角度aはこの実施例
では4度となつている。
であり、支柱嵌合部11の内径は内部に向うに従
いその径が大きくなつており、拡径部13を形成
している。また支柱嵌合部11の端部は胴縁2の
外径とほぼ同径の直線部12となつており、この
直線部12が支柱3を支持する支柱支持部となつ
ている。拡径部13のテーパ角度aはこの実施例
では4度となつている。
拡径部13と直線部12の長さ或は拡径部13
のテーパ角度の具体的な値は支柱3の径や支柱嵌
合部11の長さに応じて適宜決めればよい。
のテーパ角度の具体的な値は支柱3の径や支柱嵌
合部11の長さに応じて適宜決めればよい。
第4図は上部端ジヨイント42の拡大断面図で
あり、その支柱嵌合部11には直線部12と拡径
部13とが形成されている。
あり、その支柱嵌合部11には直線部12と拡径
部13とが形成されている。
以上のような構成において、支柱3に嵌合され
たジヨイント4は、直線部12において支柱3に
支持されると同時に拡径部13の傾斜に従つて、
傾くことが出来るから、設置個所に勾配があつて
も、これに対処することが出来る。従つて、特別
な場合を除いて、傾斜地用の金網フエンスを必要
としない。
たジヨイント4は、直線部12において支柱3に
支持されると同時に拡径部13の傾斜に従つて、
傾くことが出来るから、設置個所に勾配があつて
も、これに対処することが出来る。従つて、特別
な場合を除いて、傾斜地用の金網フエンスを必要
としない。
第5図は他の実施例を示すもので、代表として
上部中間ジヨイント40aの断面図を示してい
る。この実施例においては、支柱嵌合部11aの
内径を支柱3の外径よりも大きく形成し、これを
径大部14とするとともに、その端部に径小部1
5を形成している。径小部15はこの実施例では
支柱嵌合部11a端部の内径方向に突出した突出
片となつている。この実施例においても同様にジ
ヨイント40aは径小部15において支柱3に支
持されるが、径大部14において支柱3の先端部
は自由であるからジヨイント40aは支柱3と径
大部14との径の差だけ傾くことができる。
上部中間ジヨイント40aの断面図を示してい
る。この実施例においては、支柱嵌合部11aの
内径を支柱3の外径よりも大きく形成し、これを
径大部14とするとともに、その端部に径小部1
5を形成している。径小部15はこの実施例では
支柱嵌合部11a端部の内径方向に突出した突出
片となつている。この実施例においても同様にジ
ヨイント40aは径小部15において支柱3に支
持されるが、径大部14において支柱3の先端部
は自由であるからジヨイント40aは支柱3と径
大部14との径の差だけ傾くことができる。
次に下部中間ジヨイント41と下部端ジヨイン
ト43は胴縁嵌合部10の内径を胴縁2より径大
に構成し、胴縁2を傾斜させるように構成してい
る。第6図は下部端ジヨイント43の、第7図は
下部中間ジヨイント41の夫々拡大断面図であ
り、胴縁嵌合部10はその端部から中心に向い次
第に拡径し、角度a度のテーパ状の拡径部20と
直線状の支柱支持部21とを構成している。これ
により胴縁2が傾斜し得るようになつている。
ト43は胴縁嵌合部10の内径を胴縁2より径大
に構成し、胴縁2を傾斜させるように構成してい
る。第6図は下部端ジヨイント43の、第7図は
下部中間ジヨイント41の夫々拡大断面図であ
り、胴縁嵌合部10はその端部から中心に向い次
第に拡径し、角度a度のテーパ状の拡径部20と
直線状の支柱支持部21とを構成している。これ
により胴縁2が傾斜し得るようになつている。
以上述べたように、本考案の金網フエンスは、
上部ジヨイントにおいては支柱嵌合部11を支柱
3よりも径大としているため、上部ジヨイント自
体を傾けることが出来る。また下部ジヨイントに
おいては、胴縁嵌合部の内面の上下方向の幅を拡
大してあるため、胴縁を傾斜させて装着すること
が可能になる。そのため、従来設置不可能であつ
た10度程度の勾配地にも設置できる利点がある。
上部ジヨイントにおいては支柱嵌合部11を支柱
3よりも径大としているため、上部ジヨイント自
体を傾けることが出来る。また下部ジヨイントに
おいては、胴縁嵌合部の内面の上下方向の幅を拡
大してあるため、胴縁を傾斜させて装着すること
が可能になる。そのため、従来設置不可能であつ
た10度程度の勾配地にも設置できる利点がある。
第1図は従来の金網フエンスの立面図、第2図
は本考案による金網フエンスの一実施例を示す立
面図、第3図乃至第7図は本考案による金網フエ
ンスのジヨイントの断面図である。 1……金網、2……胴縁、3……支柱、4……
ジヨイント、10……胴縁嵌合部、11……支柱
嵌合部、12……直線部、13……拡径部、14
……径大部、15……径小部、40……上部中間
ジヨイント、41……下部中間ジヨイント、42
……上部端ジヨイント、43……下部端ジヨイン
ト。
は本考案による金網フエンスの一実施例を示す立
面図、第3図乃至第7図は本考案による金網フエ
ンスのジヨイントの断面図である。 1……金網、2……胴縁、3……支柱、4……
ジヨイント、10……胴縁嵌合部、11……支柱
嵌合部、12……直線部、13……拡径部、14
……径大部、15……径小部、40……上部中間
ジヨイント、41……下部中間ジヨイント、42
……上部端ジヨイント、43……下部端ジヨイン
ト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 金網と、該金網をその上部と下部において夫々
支持する胴縁と、該胴縁を支持する支柱と、該支
柱を嵌合する筒状の支柱嵌合部により該胴縁を支
柱上端部において支柱と連結する上部ジヨイント
と、該胴縁を嵌合する筒状の胴縁嵌合部により該
胴縁を支柱下部において支柱と連結する下部ジヨ
イントとを有する金網フエンスにおいて; 前記上部ジヨイントの支柱嵌合部の内径を支柱
の外径より大きく形成し、該支柱嵌合部の端部に
支柱外径とほぼ同径の支柱支持部を形成し、 前記下部ジヨイントの胴縁嵌合部の内面上部及
び下部に所定の傾斜をつけて上下方向の幅を拡大
したことを特徴とする金網フエンス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3626083U JPS59142351U (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 金網フエンス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3626083U JPS59142351U (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 金網フエンス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59142351U JPS59142351U (ja) | 1984-09-22 |
JPH028061Y2 true JPH028061Y2 (ja) | 1990-02-26 |
Family
ID=30166938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3626083U Granted JPS59142351U (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 金網フエンス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59142351U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585808U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | 大江 幸子 | 脱臭剤入り靴型 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853293Y2 (ja) * | 1978-08-17 | 1983-12-05 | 日本鋼管ライトスチ−ル株式会社 | センタ−ビ−ム防護柵 |
-
1983
- 1983-03-15 JP JP3626083U patent/JPS59142351U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585808U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | 大江 幸子 | 脱臭剤入り靴型 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59142351U (ja) | 1984-09-22 |
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