JPH028014Y2 - - Google Patents

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JPH028014Y2
JPH028014Y2 JP5949282U JP5949282U JPH028014Y2 JP H028014 Y2 JPH028014 Y2 JP H028014Y2 JP 5949282 U JP5949282 U JP 5949282U JP 5949282 U JP5949282 U JP 5949282U JP H028014 Y2 JPH028014 Y2 JP H028014Y2
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JP
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gutter
side wall
frame
leg
section
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JP5949282U
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JPS58161057U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は各種コンクリート製の構築物におけ
る床内部に埋設するガス、電気等の各種配管を収
納する配管用の樋装置に関するものである。
従来この種の配管用の樋装置は、スラブ型枠面
上で長手方向の断面コ字状の樋体を脚体に取付
け、コンクリート打設後に樋体を脱離し、樋の形
状を構成するか、又は、樋体をそのまゝコンクリ
ート内に残置して配管用の樋部材を構成するもの
等が散見されるが、これ等のものは各々の大きさ
や巾寸法の異なつた数種類の樋体を作成する必要
があり、適宜に巾寸法の調整ができない欠点と、
非常に不経済と云う欠点がある。
この考案は従来の各欠点を改良せしめるもの
で、その主たる構成とする所は、樋装置を樋部と
脚部とから構成し、その樋部には左右に相対向す
る側壁枠を設け、側壁枠の下端に底板が嵌着する
挿入溝を対接すると共に、上端に屈曲した蓋板を
載置する載段部を各々形成する。また、側壁枠の
下方外側に設けた係合突部に挾持枠を嵌合し、そ
の挾持枠には脚部の上端に設けた載置板の外周縁
を挿入挾持せしめるようにしたものである。従つ
て、この考案によると、非常に簡単な組立方法に
よつて樋装置の施工ができる効果と、底板と蓋板
とを各々大小寸法に製作すれば、樋の巾を大小容
易に構成できる効果がある。
次にこの考案の実施例を図面について説明する
と、コンクリート20内に埋設する。樋装置は水
道、電気、ガス等の各種配管を収納する樋部1
と、上下に高さ調整する脚部6とから構成されて
いる。前記樋部1は、左右に相対向する長手方向
の側壁枠2,2を位置せしめる。この側壁枠2,
2には、その長手方向の上部に起立片8を設けて
屈曲した載段部9を形成する。また、側壁枠2,
2の内側下端には、支持突片11を設けると共
に、その上方に平行して挿入溝12を設ける屈曲
突片10を各々形成せしめる。更に、側壁枠2,
2の外側には、下端に係合突部13を設けると共
に、上部の背面側に数条のコンクリートに喰込む
鳩尾状の埋入突条14,14を形成せしめる。次
に合板等の構成材料よりなる底板3は、該挿入溝
12,12に挿入挾持され、4の蓋板は、載段部
9,9に嵌合閉塞されるものである。符号5は、
側壁枠2,2の外側に位置する係合突部13に嵌
合してクリツプの役目を果す、挾持枠である。こ
の挾持枠5には内部に長手方向の嵌合凹溝15を
形成してある。前記脚部6には、上面に受板とな
る載置板16を螺筒17の上に固定し、この螺筒
17には、取付基台19に起立した螺子脚18が
昇降自在に螺合されている。7は、該取付基台1
9を一時的に固定するコンパネ合板等の型枠板を
示し、21はコンクリートの上面材、22は、各
種材料の仕上床材を示したものである。
この考案は上述の如き構成よりなり、今この用
法を詳しく説明すると、スラブ型枠面の下地床7
上に樋の位置決めをし、所定間隔を設けて脚部6
の取付基台19を仮釘23,23…にて固定す
る。螺筒17の回動により脚部6の高低調整の割
出しをする。左右の側壁枠2,2と底板3とによ
つて組立られた樋部1を脚部3上に載置し、係合
突部13と脚部3の載置板16とを挾持枠5の嵌
合溝15内において挾持固定して樋部1上と脚部
6との両者を一体に固着する。次に、樋部1の表
面までコンクリートを打設して一体に硬化固定す
るものである。そして、取付基台19を固定した
型枠板7を脱離し、その後、コンクリート20に
固定された樋部1の内部に各種の配管を収納して
蓋板4を以つて被塞すると仕上がるものである。
最後に第2図に示す様に最上面に各種の仕上床材
22を敷設することにより完予するものである。
以上の如くこの考案によると、現場において組
立てが極めて容易であり、底板と蓋板との幅寸法
を異なつたものとすれば、幅寸法の大小異なる樋
装置が自由自在に施工できる便利な効果と、従来
の如く、大小の各数種類の樋部を形成する必要が
なく、非常に経済的な効果がある。そして、左右
に相対向する側壁枠の内面下端に屈曲突片と支持
突部とによつて形成した挿入溝によつて、側壁枠
を補強すると共に、底板の側縁の挿入固着が簡単
確実であると云う便利な効果がある。また、側壁
枠の上端に設けた屈曲した載段部により、蓋板を
安定よく載置閉塞せしめる効果がある。更に、係
合突部と脚部の載置板とを挾持する挾持枠は、樋
部と脚部との連結固定を著しく容易、且つ確実強
固にする優れた実利的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は1部欠除した斜面図、第2図は同じく断面図、
第3図は側壁枠の斜面図、第4図は挾持枠の斜面
図、第5図は脚部の側面図である。 符号1は樋部、2は側壁枠、3は底板、4は蓋
板、5は挾持枠、6は脚部、9は載段部、12は
挿入溝、13は係合突部、16は載置板、19は
取付基台である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート内に埋設する樋部と脚部とからな
    る配管用の樋装置に於いて、前記樋部には左右に
    相対向する側壁枠を有し、該側壁枠の下端には底
    板が嵌着する挿入溝を形成すると共に、上端には
    屈曲した蓋板を載置する載段部を各々形成せし
    め、且つ該側壁枠の下方外側に設けた係合突部に
    挾持枠を嵌合せしめ、該挾持枠には脚部の上端に
    載置固定した各種形状よりなる載置板の外周縁を
    挿入挾持せしめた事を特徴とする配管用の樋装
    置。
JP5949282U 1982-04-23 1982-04-23 配管用の樋装置 Granted JPS58161057U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5949282U JPS58161057U (ja) 1982-04-23 1982-04-23 配管用の樋装置

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JP5949282U JPS58161057U (ja) 1982-04-23 1982-04-23 配管用の樋装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58161057U JPS58161057U (ja) 1983-10-26
JPH028014Y2 true JPH028014Y2 (ja) 1990-02-26

Family

ID=30069795

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JP5949282U Granted JPS58161057U (ja) 1982-04-23 1982-04-23 配管用の樋装置

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JPS58161057U (ja) 1983-10-26

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