JPH02798Y2 - - Google Patents

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JPH02798Y2
JPH02798Y2 JP6048685U JP6048685U JPH02798Y2 JP H02798 Y2 JPH02798 Y2 JP H02798Y2 JP 6048685 U JP6048685 U JP 6048685U JP 6048685 U JP6048685 U JP 6048685U JP H02798 Y2 JPH02798 Y2 JP H02798Y2
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JP
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reinforcing metal
fitting
metal fitting
reinforcing
fitting member
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、補強金具に関し、特に弦楽器に使用
する弓の弦の張り具合いを調節するつまみ部の補
強金具に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の補強金具10は、第5図に示す
ように、ピン12を挿入する孔11aを有する補
強管11とピン12とで構成されており、その取
付けは補強管11を嵌合部材13に嵌合し、孔1
1aにピン12を打ち込むことによつて行なわれ
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来の補強金具では、製造にあた
つて、ピン12を挿入するための孔11aを穿設
しなければならず、手間が掛かるという欠点があ
つた。また、微細なピン12を大量生産しなけれ
ばならないので、製造工程の短縮化に著しい障害
となつていた。
さらに取付けにあたつては、ピン12が微細な
ものであるためこれを打ち込む作業がきわめて面
倒であつた。また打ち込んだピン12が補強管1
1から突出していると危険であるだけでなく、美
感を損れるのでこの突出部を削り取る必要があ
り、この補強金具を使用した製品を大量生産する
上で著しい障害となつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題を解決するもので、軸部材を
嵌挾着する嵌合部材の外周に嵌合して、同嵌合部
材を補強する補強金具において、同補強金具の内
周面には少くとも一対の斜めに切り起こして形成
した係止爪を有してなるものである。
〔作用〕
補強金具の内周面に形成された一対の係止爪
は、斜めに切り起こした側の切起部とその反対側
の斜面部が形成されている。そこで、補強金具を
嵌合部材に嵌合するには、斜面部側から行なうと
スムーズに嵌合することができる。この際、係止
爪は斜面部側が嵌合部材の外周面に押圧されて弾
性変形し、係止爪の先端がその弾性復元力により
常に嵌合部材の外周面に圧接される。従つて、補
強金具を嵌合部材から切起部側へ取り外そうとし
ても、その先端が嵌合部材の外周面に引掛かり、
はずれなくなる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明
する。
1は弦楽器の弓の張り具合いを調節するための
スクリユー部材(軸部材)で、同スクリユー部材
1は嵌合部材2の軸受部2aに嵌挾着されてい
る。嵌合部材2は象牙、木材あるいは硬質プラス
チツク等の表面硬度の低い材質で形成され、その
外周両端には段部3,4が形成されている。5は
金属性の比較的表面硬度の高い材質で形成された
補強金具である。補強金具5の内周面6には、相
対向する位置に係止爪7,8がタガネ等の工具に
より切り起して形成され、切り起こし側には切起
部7a,8aが、切り起こし側と反対側には斜面
部7b,8bが形成されている。そして、補強金
具5は、係止爪7,8の斜面部7b,8bが段部
3,4の外周面に押圧され、係止爪7,8の弾発
力が蓄えられるようにして、段部3,4に嵌合し
ている。
以上の構成であるため、スクリユー部材1を嵌
合部材2の軸受部2aに嵌挾着し、嵌合部材2の
段部3,4に補強金具5を斜面部7b,8b側か
らスムーズに嵌合することができる。その際、係
止爪7,8は、これの斜面部7b,8bが段部
3,4の外周面に押圧され、弾性変形する。そし
て、補強金具5が段部3,4に一旦取り付けられ
ると、係止爪7,8の先端が、これの弾性復元力
により、段部3,4の外周面に圧接されるので、
補強金具5を段部3,4から切起部7a,8a方
向へ外そうとしても、硬度の高い係止爪7,8の
先端が硬度の低い段部3,4に引掛かつて、外れ
なくなる。
上記実施例において、嵌合部材、補強金具を円
筒形状にしたが、これを楕円形状、矩形状、多角
形状にしても良い。また、弦楽器の弓のつまみ部
を補強するための補強金具についてのみ述べたが
これに限られるものではない。
〔考案の効果〕
本考案は、従来の補強金具のようにピンを打ち
込む作業がいらなくなり、補強金具を嵌合部材に
打ち込んで嵌合するだけで固定できるので取付作
業が非常に楽になるという効果がある。また、製
造にあたつて、補強金具の周面にピン孔を設ける
ことが不要となり、単に補強金具の内周面に係止
爪を起立形成するだけで良いので、簡単に製造す
ることができ、大量生産に適するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の分解斜視図、第2図はその
断面図、第3図はその要部拡大断面図、第4図は
本考案を使用した弓の側面図、第5図は従来の補
強金具の斜視図である。 1……スクリユー部材(軸部材)、2……嵌合
部材、5……補強金具、7,8……係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸部材を嵌挾着する嵌合部材の外周に嵌合し
    て、同嵌合部材を補強する補強金具において、同
    補強金具の内周面には少くとも一対の斜めに切り
    起こして形成した係止爪を有することを特徴とす
    る補強金具。
JP6048685U 1985-04-23 1985-04-23 Expired JPH02798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6048685U JPH02798Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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JP6048685U JPH02798Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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JPS61176592U JPS61176592U (ja) 1986-11-04
JPH02798Y2 true JPH02798Y2 (ja) 1990-01-10

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JPS61176592U (ja) 1986-11-04

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