JP2003112534A - 車両用シフトレバー装置 - Google Patents
車両用シフトレバー装置Info
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- JP2003112534A JP2003112534A JP2001307221A JP2001307221A JP2003112534A JP 2003112534 A JP2003112534 A JP 2003112534A JP 2001307221 A JP2001307221 A JP 2001307221A JP 2001307221 A JP2001307221 A JP 2001307221A JP 2003112534 A JP2003112534 A JP 2003112534A
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Abstract
シャフトに組み付けることができる車両用シフトレバー
装置の提供。 【解決手段】 (1)シャフト20と、シャフト20の
先端部に固定され非円形の横断面形状を有し爪受け部3
2が形成されたシャフトカバー30と、シャフトカバー
30の爪受け部32に引っ掛かる爪42を有しシャフト
カバー30にはめ込まれるノブ40とを、有する車両用
シフトレバー装置10。(2)シャフト20には、シャ
フトカバー30とシャフト軸方向およびシャフト周方向
に係合する係合する係合部21が設けられ、シャフトカ
バー30には係合部21が係合する係合受け部31が設
けられている。
Description
ー装置に関する。
4に示すように、シャフト2とノブ3を有する。シャフ
ト2の先端部には、雄ねじ部2aが形成されている。ノ
ブ3は、上下方向に延びるシャフト受け穴3aを有す
る。シャフト受け穴3aには、雄ねじ部2aと小トルク
にてねじ込み可能な雌ねじ部3bと、ねじ切り部3cと
が、形成されている。ノブ3は、シャフト2の雄ねじ部
2aでねじ切り部3cをねじ切りながら、シャフト2に
組付けられる。
バー装置1には、つぎの問題点(課題)がある。 ノブ3をシャフト2にねじ込んでいるだけなので、シ
フトレバー操作時にノブ3がゆるむおそれがある。 ノブ3をシャフト2にねじ込んでいるだけなので、ね
じ込む人によってノブ3の取付け位置が異なる。 ねじ切り部3cをねじ切りながらノブ3をシャフト2
に組み付けるので、組付け後にノブ3をシャフト2から
取り外し、ノブ3を再度シャフト2に組み付けるとき、
取外し前と同じ位置では締め力不足を感じる。そのた
め、さらに操作ノブ3を回転させて、ねじ切り部3cを
ねじ切りながら組付けることが考えられる。その結果、
何回も繰り返すと、ねじ切り部3cで締め力を得られな
くなる。本発明の目的は、ノブをシャフトにねじ込むこ
となく、ノブをシャフトに組み付けることができる車両
用シフトレバー装置を提供することにある。
明はつぎの通りである。 (1) シャフトと、前記シャフトの先端部に固定さ
れ、非円形の横断面形状を有し、爪受け部が形成された
シャフトカバーと、前記シャフトカバーの爪受け部に引
っ掛かる爪を有し、前記シャフトカバーにはめ込まれる
ノブと、を有する車両用シフトレバー装置。 (2) 前記シャフトには、前記シャフトカバーとシャ
フト軸方向およびシャフト周方向に係合する係合部が設
けられ、前記シャフトカバーには、前記係合部が係合す
る係合受け部が設けられている、(1)記載の車両用シ
フトレバー装置。
は、シャフトカバーに爪受け部が形成され、ノブは爪受
け部に引っ掛かる爪を有する。そのため、ノブをシャフ
トに対してシャフト軸方向に回転させずに押し込んで、
爪を爪受け部に引っかけることで、ノブはシャフトに組
付けられる。その結果、ノブをシャフトにねじ込むこと
なくノブをシャフトに組み付けることができる。上記
(2)の車両用シフトレバー装置では、シャフトの係合
部がシャフトカバーの係合受け部に係合する。そのた
め、シャフトカバーがシャフトに対して、シャフト軸方
向に抜けることもなく、シャフトに対して回転すること
もない。
ー装置(以下、シフトレバー装置という)10は、図1
に示すように、シャフト20と、シャフトカバー30
と、ノブ40とを、有する。
20は、棒状体である。シャフト20は、一端部で、図
示略のベースプレートに取り付けられている。シャフト
20の先端部(ベースプレートに取り付けられている端
部と反対側の端部)20aには、係合部21が設けられ
ている。ただし、係合部21は必須ではない。係合部2
1は、シャフト20の側壁に設けられる。係合部21
は、冷鍛で成形される。
ャフトカバー30は、シャフト20の先端部にインサー
ト成形することで、シャフト20の先端部20aに固定
される。シャフトカバー30は、シャフト20の先端か
ら、シャフト20の側壁に沿ってシャフト20の軸方向
途中位置まで、設けられている。シャフトカバー30
の、シャフト軸方向に延びる部分(以下、軸方向延び部
という)30aの内側面は、シャフト20の側壁に接触
している。軸方向延び部30aは、図2に示すように、
非円形の横断面形状を有する。
に、係合受け部31と、爪受け部32と、座部33と
を、有する。係合受け部31は、シャフト20に係合部
21が設けられる場合にのみ設けられる。係合受け部3
1は、軸方向延び部30aに設けられる。係合受け部3
1は、シャフト20の係合部21がシャフト軸方向およ
びシャフト周方向に係合する。
けられている。爪受け部32は、座部33よりもシャフ
ト軸方向先端側に位置する。爪受け部32は、軸方向延
び部30aに少なくとも1個形成されている(図3で
は、2個形成されている場合を示している)。爪受け部
32は、シャフト20の先端から離れるにつれてシャフ
ト20の側壁から離れる方向に傾斜する、傾斜面32a
を有する。爪受け部32には、ノブ40の爪42が引っ
掛かる。座部33は、軸方向延び部30aに設けられて
いる。座部33は、爪受け部32とシャフト軸方向に間
隔をもって設けられている。座部33と爪受け部32と
のシャフト軸方向の間隔は、ノブ40の爪42のシャフ
ト軸方向長さと同じか、または、ノブ40の爪42のシ
ャフト軸方向長さよりも僅かに大とされている。
シャフト20に固定されたシャフトカバー30に、はめ
込まれる。ノブ40には、ノブカバー50が取り付けら
れていてもよい。ノブ40は、はめ込み穴41と爪42
を有する。はめ込み穴41は、シャフト軸方向と同方向
に延びる穴である。はめ込み穴41の一端は閉塞してお
り、はめ込み穴41の他端は開放している。ノブ40を
シャフト20に組み付けたとき、はめ込み穴41には、
シャフト20に固定されたシャフトカバー30の全体ま
たは一部が入り込む。
32と同数形成されている。爪42は、シャフト軸方向
と直交する方向に弾性変形可能である。爪42は、ノブ
40をシャフトカバー30にシャフト軸方向に回転させ
ずに押し込むと、シャフト軸方向と直交する方向に弾性
変形して爪受け部32上をシャフト軸方向に移動する。
爪42が爪受け部32を乗り越えるまでノブ40を押し
込んだとき、爪42は、弾性変形して(復元して)爪受
け部32に引っ掛かる。爪42が爪受け部32に引っ掛
かったとき、爪42は、シャフト軸方向で爪受け部32
と座部33との間に位置する。爪42が爪受け部32に
引っ掛かることで、ノブ40はシャフト20に組付けら
れる。
本発明実施例では、ノブ40の爪42をシャフトカバー
30の爪受け部32に引っ掛けることで、ノブ40はシ
ャフト20に組付けられるので、ノブ40をシャフト2
0にねじ込むことなくノブ40をシャフト20に組み付
けることができる。そのため、〜の作用を得ること
ができる。 シフトレバー操作時にノブ40がシャフト20に対し
てゆるむことはない。 ノブ40をシャフト20に組み付ける位置は、組み付
ける人によらず一定位置(爪42が爪受け部32に引っ
掛かる位置)となる。 爪42を爪受け部32から外すことで、簡単にノブ4
0をシャフト20から取り外すことができる。また、再
度ノブ40をシャフト20に組み付けるとき、爪42を
爪受け部32に引っかけることで、取外し前と同じ位置
で組み付けることができる。
係合部21がシャフトカバー30の係合受け部31にシ
ャフト軸方向に係合するので、シャフトカバー30がシ
ャフト20から抜けることを確実に防止できる。また、
係合部21が係合受け部31にシャフト周方向に係合す
るので、シャフトカバー30がシャフト20に対して回
転することを確実に防止できる。
によれば、シャフトカバーに爪受け部が形成され、ノブ
は爪受け部に引っ掛かる爪を有する。そのため、ノブを
シャフトに対してシャフト軸方向に回転させずに押し込
んで、爪を爪受け部に引っかけることで、ノブはシャフ
トに組付けられる。その結果、ノブをシャフトにねじ込
むことなくノブをシャフトに組み付けることができる。
請求項2記載の車両用シフトレバー装置によれば、シャ
フトの係合部がシャフトカバーの係合受け部に係合す
る。そのため、シャフトカバーがシャフトに対して、シ
ャフト軸方向に抜けることもなく、シャフトに対して回
転することもない。
ャフト先端部とその近傍を示す断面図である。
端部と、シャフト先端部に組付けられるノブとその近傍
を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 シャフトと、 前記シャフトの先端部に固定され、非円形の横断面形状
を有し、爪受け部が形成されたシャフトカバーと、 前記シャフトカバーの爪受け部に引っ掛かる爪を有し、
前記シャフトカバーにはめ込まれるノブと、を有する車
両用シフトレバー装置。 - 【請求項2】 前記シャフトには、前記シャフトカバー
とシャフト軸方向およびシャフト周方向に係合する係合
部が設けられ、前記シャフトカバーには、前記係合部が
係合する係合受け部が設けられている、請求項1記載の
車両用シフトレバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307221A JP4171199B2 (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 車両用シフトレバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307221A JP4171199B2 (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 車両用シフトレバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003112534A true JP2003112534A (ja) | 2003-04-15 |
JP4171199B2 JP4171199B2 (ja) | 2008-10-22 |
Family
ID=19126720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001307221A Expired - Fee Related JP4171199B2 (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 車両用シフトレバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4171199B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009280052A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Nissan Motor Co Ltd | シフトレバー |
US9016969B2 (en) | 2012-06-05 | 2015-04-28 | Hyundai Motor Company | Coupling structure between shift lever and knob for vehicle |
KR101846570B1 (ko) | 2012-11-08 | 2018-04-06 | 현대자동차주식회사 | 변속노브 조립체 |
JP2020185972A (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-19 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフトレバー及びシフト装置 |
-
2001
- 2001-10-03 JP JP2001307221A patent/JP4171199B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009280052A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Nissan Motor Co Ltd | シフトレバー |
US9016969B2 (en) | 2012-06-05 | 2015-04-28 | Hyundai Motor Company | Coupling structure between shift lever and knob for vehicle |
KR101846570B1 (ko) | 2012-11-08 | 2018-04-06 | 현대자동차주식회사 | 변속노브 조립체 |
JP2020185972A (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-19 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフトレバー及びシフト装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4171199B2 (ja) | 2008-10-22 |
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