JPH0279145A - 周辺制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は周辺制御装置に関し、特に障害発生時に装置の
障害情報を待避可能な周辺制御装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の周辺制御装置は装置内に障害が発生した
場合、周辺制御装置の動作履歴など制御情報として装置
内の制御記憶部の格納領域へ格納されている情報を、周
辺制御装置の障害情報として制御記憶部の待避領域に書
き込み、その後に待避領域の内容を保守員の操作によっ
てフロ・ンビディスク媒体にコピーするか、又は待避領
域の内容を直接診断プロセッサにより読み出して装置の
障害解析に利用していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の周辺制御装置では、障害情報の待避用記
憶領域には記憶容量に制限があるため、複数回の障害情
報を待避させておくことができず、後から発生した障害
によって前に待避した情報が上書きされてしまう場合が
あった。また、保守員の操作により定期的に障害情報を
フロッピディスク媒体に待避する方法もあるが、この場
合においてもフロッピディスク媒体の記憶容量分だけの
回数の障害情報を待避させることができる反面、人手に
よる介入が必要なため装置が無人で周辺制御装置か動作
しているときには、上述と同様に前（こ待避した情報か
上書きされてしまうという欠点があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の周辺制御装置は、周辺装置を制御するための情
報を記憶する制御用記憶手段と、前記周辺制御装置内の
障害情報を待避するための障害情報待避用記憶手段と、
前記周辺制御装置の障害発生時に前記制御用記憶手段の
内容を障害情報として前記障害情報待避用記憶手段に待
避する手段及び前記待避手段により前記障害情報待避用
記憶手段に待避後、前記障害情報待避用記憶手段の内容
を交換可能媒体に記録する手段とにより構成されている
。

〔実施例〕

次に図面を参照して本発明を説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す周辺制御装置のブロッ
ク図である。第１図において周辺制御装置ｌは上位装置
２からの命令により記録再生機構３を制御する機能を持
っている。上位装置接続部１１は上位装置２との命令転
送、データ転送及びステータス転送等を行う際に、その
インタフェースを制御する。マイクロプロセッサ１２は
周辺制御装置ｌ全体の動作を制御する。記録再生制御部
１３は記録再生機構３に対するデータ転送の制御、動作
指示及びエラー検出等を行う。制御記憶部１４はマイク
ロプロセッサ１２が周辺制御装置１の制御用テーブルを
格納するための記憶部であって、その一部を制御用テー
ブルの待避領域に割当てている。診断プロセッサ１５は
マイクロプロセッサ１２の動作を監視するための補助プ
ロセッサである。フロッピディスクドライブ１６はフロ
ッピディスクドライブ１６に搭載されているフロッピデ
ィスク媒体から周辺制御装置ｌのマイクロプログラムを
ロードするために使用するほか、周辺制御装置ｌの障害
時の制御情報を障害情報として制御記憶部ト１からフロ
ッピディスク媒体部へ待避するために用いる。また、フ
ロッピディスクドライブ１６の制御は診断プロセッサ１
５が行う。

次に前述の構成において、その動作を説明する。上位装
置２から上位装置接続部１１を介して送られる命令はマ
イクロプロセッサ１２が解析し、実際に記録再生機構３
を駆動する命令が記録再生制御部１３を介して送出され
る９マイクロプロセツサ１２は制御記憶１４を記録再生
機構３の制御用として使用するほか、周辺制御装置１の
動作履歴をトレースするためにも使用している。すなわ
ち、マイクロプロセッサ１２は周辺制御装置１と上位装
置２との命令、ステータス及び周辺制御装置ｌと記録再
生機構３との命令、ステータス等のやりとりを、周辺制
御装置ｌの制御情報として時系列的に制御記憶部１４内
の制御用テーブル上のトレース格納領域に書き込んでい
る。このトレース格納領域に書き込まれた制御情報は、
障害発生時には障害情報として用い周辺制御装置１の障
害内容を解析するうえで非常に有効である。通常動作の
場合においては、制御記憶部１４は次々に新しい制御情
報を前の制御情報の上に上書きして使用されている。こ
の場合、マイクロプロセッサ１２が周辺制御装置１内に
障害を検出すると、このときの制御情報、すなわち障害
情報が上書きされるのを防ぐために、制御用テーブル上
のトレース格納領域に書き込まれた制御情報（障害情報
）を制御記憶部１４の待避領域に格納する。通常の場合
には、待避領域に格納された情報は上書きされることは
ないが、その後に新しい障害が発生すると待避用領域に
は記憶容量に制限があるため、前の情報に上書きされる
可能性がある。そのためマイクロプロセッサ１２は制御
情報（障害情報）を制御記憶部１４のトレース格納領域
に格納後、診断プロセッサ１５に対して制御記憶部１４
の待避領域に格納された内容をフロッピディスク媒体に
書き込む指示を送出し、フロッピディスクドライブ１６
に搭載されたフロッピディスク媒体へその内容が書き込
まれる。

フロッピディスク媒体の記憶容量は制御記憶部１４内の
待避領域の記憶容量に比べ十分な大きさがあるため、制
御情報（障害情報）を複数回待避することが可能である
。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明の周辺制御装置によ
れば、周辺制御装置に障害が発生した際に、装置内のマ
イクロプロセッサの指示でその障害情報をフロッピディ
スク媒体に自動的に待避させることにより、無人動作時
においても十分な障害情報を得ることができると共に、
フロッピディスク媒体の記憶容量は障害情報の待避用記
憶領域に比べ十分な大きさがあるため、前に書き込まれ
た情報の上に新しい情報を上書きしてしまう恐れもない
。また、装置の定期保守時には、保守員が記録されたフ
ロッピディスク媒体を回収することにより、装置の障害
履歴を解析することができ、周辺制御装置の詳細な診断
を行うことが可能である。更にｉ＆、後に発生した障害
情報は制御記憶内の待避領域にも格納されているため、
制御記憶の内容を直接チエツクすることによっても障害
内容の解析を行うことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の周辺制御装置を示すブロッ
ク図である。 １・・・周辺制御装置、２・・・上位装置、３・・・記
録再生機構、１１・・・上位装置接続部、１２・・・マ
イクロプロセッサ、１３・・・記録再生制御部、１４・
・・制御記憶部、１５・・・診断プロセッサ、１６・・
・フロッピディスクドライブ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 周辺装置を制御する周辺制御装置において、前記周辺装
   置を制御するための情報を記憶する制御用記憶手段と、
   前記周辺制御装置内の障害情報を待避するための障害情
   報待避用記憶手段と、前記周辺制御装置の障害発生時に
   前記制御用記憶手段の内容を障害情報として前記障害情
   報待避用記憶手段に待避する手段及び前記待避手段によ
   り前記障害情報待避用記憶手段に待避後、前記障害情報
   待避用記憶手段の内容を交換可能媒体に記録する手段と
   を有することを特徴とする周辺制御装置。