JPH06269066A - 機器の異常監視システム - Google Patents

機器の異常監視システム

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JPH06269066A
JPH06269066A JP5075406A JP7540693A JPH06269066A JP H06269066 A JPH06269066 A JP H06269066A JP 5075406 A JP5075406 A JP 5075406A JP 7540693 A JP7540693 A JP 7540693A JP H06269066 A JPH06269066 A JP H06269066A
Authority
JP
Japan
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abnormality
control device
card
controller
auxiliary
Prior art date
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Pending
Application number
JP5075406A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nakamori
健 中森
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置を簡素にする。 【構成】 制御装置10にICカードリーダ・ライタ3
2を設け、ICカード30に情報を書き込めるようにす
る。また、機器の駆動等を制御する補助コントローラ2
2、24、26と制御装置10とは、ネットワークバス
28によって相互に接続してある。制御装置10のCP
U12は、補助コントローラ22、24、26が出力す
るエラーフラグを監視しており、機器に異常が発生して
補助コントローラからエラーフラグが送られてくると、
モニタ操作パネル13に異常の発生を表示するととも
に、ICカードリーダ・ライタ32に書き込み命令を与
え、補助コントローラが出力した異常の発生に関するデ
ータをICカード30に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信網に接続した機器
(コンポーネント)の異常を監視する機器の異常監視シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建設機械等においては、制御装置
を搭載してエンジンや油圧装置、旋回装置などの各種の
機器を制御するようにしている。そして、これらの機器
に生じた故障などの異常を早期、確実に検出するため
に、図3に示すような異常監視システムが提案されてい
る。
【0003】図3において、制御装置10は、演算処理
を行う中央処理装置(CPU)12を備えている。ま
た、制御装置10には、操作スイッチや操作レバーさら
には表示パネル等からなるモニタ操作パネル13、各種
の情報やデータを書き込むメモリ14、制御装置10を
シリアルまたはパラレルの通信網に接続するためのネッ
トワークインタフェース15、パーソナルコンピュータ
(パソコン)20などの外部入出力装置を接続するため
の外部インタフェース(外部I/F)16が設けてあ
り、これらがバスや信号線を介してCPU12に接続し
てある。
【0004】例えば、図示しないモータやポンプ、電磁
弁等の各種機器の動作等を制御、監視する複数の補助コ
ントローラ22、24、26は、通信網を構成している
ネットワークバス28によって相互に接続されていると
ともに、ネットワークバス28を介して制御装置10に
接続してある。これら各補助コントローラ22、24、
26は、制御装置10によって制御されており、制御装
置10からの制御信号に基づいて、対応する機器に駆動
信号等を出力するとともに、機器の動作状態を検出する
センサの検出信号を受ける。そして、各補助コントロー
ラ22、24、26は、それぞれ対応する機器の異常を
検出する故障検出部を有しており、故障検出部が入力し
てくるセンサの検出信号に基づいて、制御している機器
が正常に作動しているか否かを判断している。
【0005】このように構成した監視システムは、各補
助コントローラ22、24、26がセンサの検出信号を
受け、制御している機器に供給された電圧や電流、油圧
等の情報をネットワークバス28を介して制御装置10
に伝送する。制御部10は、CPU12がこれらの情報
をモニタ操作パネル13の表示パネルに表示するととも
に、メモリ14にそれらの値を書き込む。
【0006】一方、各補助コントローラ22、24、2
6は、機器に故障等の異常が発生すると、対応する補助
コントローラの故障検出部が異常の発生を検知し、補助
コントローラから異常発生信号(エラーフラグ)を制御
装置10に送る。制御装置10は、CPU12が補助コ
ントローラの信号を受け、異常発生個所等をモニタ操作
パネル13に表示したり、警報音を発生させるととも
に、発生した異常の個所、異常の内容等をメモリ14に
書き込む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如く構
成された従来の異常監視システムは、制御装置10に内
蔵した容量の小さなメモリ14に故障の履歴などの故障
データを記録するようになっているため、記録できるデ
ータ数がある程度限定され、異常の発生原因を解明する
のに充分な情報が得られない場合がある。また、メモリ
14からデータを読み出して異常の発生原因などを解析
する場合、パソコン20等の外部機器と通信を行うため
の通信手段が必要であり、制御装置10に外部インタフ
ェース16を設けたり、通信のためのプログラムを内蔵
させておかなければならず、制御装置10がハードおよ
びソフトの面で制約を受け、装置が複雑となる。
【0008】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、制御装置を簡素にすることがで
きる機器の異常監視システムを提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る機器の異常監視システムは、複数の
機器が接続してあるとともに、情報を伝送する通信網
と、この通信網に接続され、通信網を介して前記各機器
を制御する制御装置と、この制御装置によって制御さ
れ、前記各機器に関する情報を、着脱かつ携帯可能な記
憶媒体に書き込む情報記録装置とを有することを特徴と
している。なお、情報記録装置は、制御装置に内蔵させ
てもよいし、制御装置と独立させて通信網に接続しても
よい。
【0010】
【作用】上記の如く構成した本発明は、故障などの異常
が発生した場合に、制御装置が情報記録装置を介して、
記憶容量の大きな例えばICカードのような着脱、携帯
可能な記憶媒体に異常の内容、発生状況等の異常に関す
る情報を書き込む。従って、従来に比較して異常の発生
に関するデータを多く入手することができ、異常の発生
原因の解明、異常に対する対応を容易、迅速に行うこと
が可能となる。しかも、着脱自在な記憶媒体に異常の発
生に関するデータを記録するようにしているため、記憶
媒体を情報記録装置から取り外してパソコン等によって
データの解析をすることができ、制御装置に通信手段を
接続するための外部インタフェースを設けたり、通信用
ソフトウエアを内蔵させたりする必要がなく、制御装置
を簡素、安価にすることができる。
【0011】
【実施例】本発明に係る機器の異常監視システムの好ま
しい実施例を、添付図面に従って詳説する。なお、前記
従来技術において説明した部分に対応する部分について
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0012】図1は、本発明に係る機器の異常監視シス
テムの第1実施例のブロック図である。図1において、
制御装置10は、記憶媒体であるICカード30に対し
て情報の読み出し、書き込みを行うことができる情報記
録装置としてのICカードリーダ・ライタ32が設けて
あり、従来有していたメモリ14と外部インタフェース
16とが省いてある。また、CPU12には、制御装置
10を構成しているモニタ操作パネル13とネットワー
クインタフェース15とが接続してあるとともに、ネッ
トワークインタフェース15を介して通信網を構成して
いるネットワークバス28に接続さ、補助コントローラ
22、24、26に制御信号を伝送できるようになって
いる。
【0013】このように構成した第1実施例は、ICカ
ード30に制御プログラムが格納してある。そして、オ
ペレータ(図示せず)によってICカード30がICカ
ードリーダ・ライタ32に装着され、モニタ操作パネル
13からスイッチ等による制御開始信号がCPU12に
入力されると、CPU12は、ICカードリーダ・ライ
タ32にプログラム読み出し命令を与え、ICカードリ
ーダ・ライタ32を介してICカード30に格納してあ
る制御プログラムを読み込み、補助コントローラ22、
24、26を介して各機器を制御する。
【0014】補助コントローラ22、24、26が駆動
等を制御しているいずれかの機器に異常が発生すると、
その機器に対応した補助コントローラは、前記したよう
に異常発生信号(エラーフラグ)を出力し、またエラー
フラグとともに電圧値や電流値、圧力や温度等のデータ
をネットワークバス28を介して制御装置10に入力す
る。制御装置10のCPU12は、エラーフラグを監視
しており、ネットワークインタフェース15を介してエ
ラーフラグを受け取ると、モニタ操作パネル13の異常
が発生した機器に対応する表示部の警告ランプを点灯し
たり、警報音を発生させるとともに、ICカードリーダ
・ライタ32に情報の書き込み命令を与え、入力してく
る異常に関するデータ(情報)をICカードリーダ・ラ
イタ32に送出する。
【0015】ICカードリーダ・ライタ32は、CPU
12による書き込み命令に従い、異常が発生した機器の
種類、発生時刻、発生頻度、さらには異常が発生した機
器に供給された電圧値や電流値、圧力等の異常に関する
データをICカード30に書き込む。そして、異常の原
因の探究等のために、ICカード30に記録した情報の
解析を行う場合には、ICカード30をICカードリー
ダ・ライタ32から抜き取り、図示しない他のICカー
ドリーダ・ライタによって情報を読み出し、パソコン等
に入力してデータの解析を行う。
【0016】このように、第1実施例においては、従来
のメモリに代えてICカード30に異常の発生に関する
データを記録することにより、外部インタフェースを省
略することができるとともに、通信用ソフトウエアを制
御装置10に内蔵させる必要がなく、制御装置10の制
約が少なくなって制御装置10の簡略化が図れる。ま
た、ICカード30には、多量のデータを格納すること
ができるため、異常の発生に関する多くの情報が得ら
れ、原因の究明、故障診断等を容易、迅速に行え、異常
の発生に対する迅速な対応が可能となる。さらに、異常
が発生した機器に関連したセンサやアクチュエータの動
作状態をも同時にICカード30に記録しておけば、故
障診断等をより容易に行うことができる。
【0017】しかも、ICカード30へのデータの書き
込みは、内蔵メモリの場合と同様に行うことができ、ソ
フトウエア上の負担が増えることがない。そして、前記
実施例においては、着脱かつ携帯自在なICカード30
にデータを記録するようにしたことにより、可搬性に優
れ、故障等の異常の解析を行う場合に、パソコンなどに
ICカード30内のデータを比較的容易にダンプするこ
とができる。
【0018】なお、前記実施例においては、記憶媒体と
してICカード30を用いた場合について説明したが、
フロッピーディスクや光ディスク、磁気テープ等の他の
記憶媒体を用いてもよい。また、前記実施例において
は、ICカード30に制御プログラムを格納してある場
合について説明したが、制御プログラムを格納したRO
Mを制御装置10に内蔵させてもよい。そして、前記実
施例においては、建設機械を例にして説明したが、工作
機械等、建設機械以外のものにも適用できる。
【0019】図2は、本発明の第2実施例に係るブロッ
ク図である。図2において、ICカードリーダ・ライタ
32は、制御装置10と独立に設けてあり、ネットワー
クバス28に接続してあって、ネットワークバス28を
介して制御装置10に接続してある。
【0020】このように構成した第2実施例は、制御装
置10のCPU12が、機器の異常発生時に、ネットワ
ークインタフェース15、ネットワークバス28を介し
てICカードリーダ・ライタ32に書き込み命令と異常
の発生に関するデータとを与え、ICカードリーダ・ラ
イタ32を介してICカード30にデータを書き込む。
【0021】この第2実施例においても、前記第1実施
例と同様の効果が得られる。また、本実施例の場合、ネ
ットワークバス28に接続してある通常の機器を変更す
ることなくデータの収集を行うことができる。しかも、
第2実施例の場合、ネットワークのプロトコルが同じで
あれば、異なったネットワークにICカードリーダ・ラ
イタ32を接続することができ、汎用性の高い監視シス
テムを得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、通信網に接続してある機器に故障などの異常が発生
した場合に、制御装置が情報記録装置を介して、着脱、
携帯可能な記憶媒体に異常に関するデータを書き込むよ
うにしているため、記憶媒体を情報記録装置から取り外
してパソコン等によってデータの解析をすることがで
き、制御装置に通信装置を接続するための外部インタフ
ェースを設けたり、通信用ソフトウエアを内蔵させる必
要がなく、制御装置を簡素にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る機器の異常監視シス
テムのブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る機器の異常監視シス
テムのブロック図である。
【図3】従来の異常監視システムのブロック図である。
【符号の説明】
10 制御装置 22、24、26 補助コントローラ 28 通信網(ネットワークバス) 30 記憶媒体(ICカード) 32 情報記録装置(ICカードリーダ
・ライタ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器が接続してあるとともに、情
    報を伝送する通信網と、この通信網に接続され、通信網
    を介して前記各機器を制御する制御装置と、この制御装
    置によって制御され、前記各機器に関する情報を、着脱
    かつ携帯可能な記憶媒体に書き込む情報記録装置とを有
    することを特徴とする機器の異常監視システム。
  2. 【請求項2】 前記情報記録装置は、前記制御装置に内
    蔵してあることを特徴とする請求項1に記載の機器の異
    常監視システム。
  3. 【請求項3】 前記情報記録装置は、前記通信網に接続
    してあることを特徴とする請求項1に記載の機器の異常
    監視システム。
JP5075406A 1993-03-09 1993-03-09 機器の異常監視システム Pending JPH06269066A (ja)

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JP5075406A JPH06269066A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 機器の異常監視システム

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JPH06269066A true JPH06269066A (ja) 1994-09-22

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ID=13575269

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08221119A (ja) * 1995-02-14 1996-08-30 Nec Corp 複数のサーボ制御部に対する制御システム
US6211909B1 (en) 1996-02-21 2001-04-03 Chinon Kabushiki Kaisha Camera and equipment therefor
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