JPH09161415A - 磁気テープ装置の制御方法 - Google Patents

磁気テープ装置の制御方法

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JPH09161415A
JPH09161415A JP31382195A JP31382195A JPH09161415A JP H09161415 A JPH09161415 A JP H09161415A JP 31382195 A JP31382195 A JP 31382195A JP 31382195 A JP31382195 A JP 31382195A JP H09161415 A JPH09161415 A JP H09161415A
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JP
Japan
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magnetic tape
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JP31382195A
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English (en)
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Tsutomu Narabe
努 奈良部
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】適切なリカバリを選択可能とし、リトライアウ
トを防止出来る磁気テープ装置の制御方法を提供する。 【解決手段】磁気テープからのデータの読み取り又は、
書き込み時においてエラーの発生の度に、当該エラーを
記録し、次のデータの読み取り又は、書き込み時におい
てエラーの発生の際、先のエラーの発生の履歴を参照
し、履歴の参照結果により、磁気テープ媒体自体の欠陥
もしくは、磁気テープ装置のハード上の欠陥かを判断
し、判断の結果に基づき書き込み、または読出のリトラ
イを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ装置の
制御方法、特にデータの読み取り又は、書き込み時にお
いてエラーが発生した際の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ装置は、通常磁気テープ制御
装置を介して上位装置であるホスト装置に接続される。
図3は、この関係を示す図である。図3において、MT
Uは、複数の磁気テープ装置ユニット11〜1nであ
り、バス100に並列に接続されている。
【0003】MTCは、磁気テープ制御装置であり、上
位装置である例えば、ホストコンピュータHCと、磁気
テープ装置ユニット11〜1nとの間のインタフェース
機能を有し、上位装置HCからの書き込み、読み取り命
令に対応して、磁気テープ装置ユニット11〜1nを制
御して、書き込み、読み取り命令を実行する。更に、書
き込み、読み取り命令の完了を報告する等の機能を有す
る。
【0004】図4は、読み取り時のエラー検出を説明す
る図である。図4において、40は、磁気テープであ
る。44は、読み取り比較回路であり、磁気テープ装置
の一部として存在する。読み取り比較回路44は、上位
装置HCから送られ、磁気テープ制御装置MTCにより
書き込みデータがセットされるレジスタである。
【0005】レジスタ42にセットされたデータが磁気
テープの書き込み開始位置411から書き込み終了位置
410まで順次に書き込まれる。書き込まれたデータ4
1は、書き込と同時に、読み取られ、読み取り比較回路
44の比較回路43に入力される。
【0006】従って、レジスタ42にセットされた書き
込みデータと読み取られたデータとが比較器43で比較
される。この時、差異が存在する場合は、書き込み若し
くは読み取りエラーの発生として検知され、検知結果が
磁気テープ制御装置HCに送られる。図5は、更に磁気
テープ装置ユニットと磁気テープ制御装置HCとの関係
を説明する図である。
【0007】代表としての磁気テープ装置ユニット10
と磁気テープ制御装置HCとの関係を示す。磁気テープ
制御装置HCは、磁気テープ装置ユニット10からの図
4で説明した比較回路44の出力が入力される障害検出
手段50、この障害検出手段50における検出結果によ
り消去を指示する消去指示手段51、再書き込み指示手
段52を有する。
【0008】障害検出手段50により、エラー発生の内
容に応じて、エラーのリカバリーのために消去指示手段
51、再書き込み指示手段52を制御して消去、再書き
込みが行われる。
【0009】さらに、このリカバリーによってもエラー
発生が継続する場合は、上位装置に通知が行われる。こ
の内容を図6のフローに基づき説明する。図6は、従来
の書き込み又は、読み取り時にエラーが発生した時の、
処理手順である。
【0010】書き込み、読み取り処理を行い(ステップ
S1)、図4において説明したようにデータの不一致で
エラーの発生を検知する(ステップS2)。データが一
致する時は、書き込み、読み取りは正常と判断される。
【0011】データの不一致の時は、エラーの発生であ
るので予め定義されたリカバリーが実行される(ステッ
プS3)。ここではエラーを、簡単のために単にデータ
の不一致と説明しているが、エラーの種類に応じて、リ
カバリーの内容が予め定義されている。
【0012】従って、図6のステップS3におけるリカ
バリー実行の内容は、エラーの種類により異なる。ステ
ップS3において、選択されたリカバリーを実行し、正
常にリカバリーが行えたと判断されると(ステップS
4)、ステップS1に戻り同一の命令が実行される(ス
テップS1)。
【0013】又、ステップS3のリカバリー実行におい
て、エラー発生と判断される場合(ステップS4)、必
要によりリカバリーを再実行し(ステップS5)、なお
エラー発生のときは、命令を中断し、実行中の命令をデ
ータチェックとして上位装置HCに通知する。
【0014】ここで、従来装置としての磁気テープ制御
装置は、エラー毎に定義されたリカバリ処理を選択し、
実施するようにしている。例えば、発生したエラーと媒
体上の欠陥状況を救うことが出来ずにリトライエラーと
して処理(リトライアウト)してしまう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】この場合、上位装置H
Cは、リカバリ処理が適切であれば、他の磁気テープ装
置ユニットに磁気テープをマウントせずに処理を継続で
きる可能性があるにも係わらず、リマウントしてしまう
という問題があった。
【0016】このために上位装置HCに対する命令実行
終了の報告が遅くなったり、不要なリカバリを実施した
りと装置の処理性能に大きく影響することになる。
【0017】したがって、本発明の目的は、適切なリカ
バリを選択可能とし、リトライアウトを防止出来る磁気
テープ装置の制御方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を達成
するための基本的方法として、磁気テープからのデータ
の読み取り又は、書き込み時においてエラーの発生の度
に、当該エラーを記録し、次のデータの読み取り又は、
書き込み時においてエラーの発生の際、先のエラーの発
生の履歴を参照し、該履歴の参照結果により、磁気テー
プ媒体自体の欠陥もしくは、磁気テープ装置のハード上
の欠陥かを判断し、該判断の結果に基づき書き込み、ま
たは読出のリトライを制御する。
【0019】また、具体的態様として、前記履歴の参照
の際、複数の媒体に対し、同一のトラック番号にエラー
が発生する場合、ハード装置の欠陥と判断し、異なる磁
気テープ装置ユニットで書き込み、又は読み取りを行う
ようにリトライする。
【0020】また、前記履歴の参照の際、複数のトラッ
ク番号にエラーがランダムに発生する場合、ゴミ等の除
去可能異物の付着と判断し、異なるトラックに書き込み
を行うようにリトライする。
【0021】更にまた、前記履歴の参照の際、特定の媒
体上の特定のトラック番号にエラーが発生する場合、該
媒体の欠陥と判定する。
【0022】本発明は、上記のようにエラー発生の履歴
を記録するようにしているので、書き込み、読み取り時
における媒体上の障害要因を特定する手掛かりとするこ
とが出来る。したがって、障害原因に対応した適切な書
き込み又は、読み取りのリトライが可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面にしたがい本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態における動作フローである。
【0024】図1の動作手順フローを従来装置における
図6の動作手順フローと比較すると、ステップS6の内
容が追加されている。
【0025】ここで、図6の動作手順フローを説明する
前に、図2について説明する。図2は、磁気テープ制御
装置MTCに、本発明にしたがい備えられる各磁気テー
プ装置ユニット対応のテーブルであり、トラック番号毎
にエラー回数が記録される。
【0026】今、書き込み、読み取り処理を行い(ステ
ップS1)、図4において説明したようにデータの不一
致でエラーの発生を検知する(ステップS2)。データ
が一致する時は、書き込み、読み取りは正常と判断され
る。
【0027】データの不一致の時は、エラーの発生であ
り、その旨を図2のテーブルに記録する。即ち、磁気テ
ープ装置ユニット10〜1nの内、書き込みまたは、読
み取りが行われている磁気テープ装置ユニットに対応す
るテーブルにおいて、書き込みまたは、読み取りが行わ
れている磁気テープのトラック番号に対応してエラー回
数が書き込まれる。
【0028】したがって、各磁気テープ装置ユニットに
対応するテーブルに、各トラック番号対応にエラーの履
歴が記録されることになる。この履歴を磁気テープ制御
装置が参照することにより、適切なリカバリを選択する
ことが可能である。
【0029】例えば、特定の磁気テープ装置ユニットに
対応するテーブルのみに記録されるエラー回数が多い場
合は、当該磁気テープ装置ユニットが障害であることが
分かる。この場合は、他の磁気テープ装置ユニットに磁
気テープを掛け変え、書き込み又は読み取りの命令を再
実行することが必要となる。
【0030】あるいは、特定のトラック番号に対してエ
ラー回数が多くなる場合は、当該トラックに障害があ
り、したがって、トラックの後方の領域に書き込み、読
み取りヘッドをポジショニングすることで障害を回避す
ることが可能である。
【0031】図1に戻ると、ステップS2において、エ
ラーの際、上記テーブルの履歴を参照する。更に実施の
形態として追加されたステップS6において、判断ステ
ップS61で、テーブルの履歴からエラー回数が所定値
以上であるか否かが判断される。エラー回数が所定値以
上である場合は、媒体上のキズと判断してイレーズリカ
バリを選択する(ステップS63)。
【0032】更に、エラー回数が所定値以上でない場合
において、ステップS62において、複数のトラック番
号においてエラー回数がランダムに発生するか否かを判
断する。複数のトラック番号に対し、エラー回数がラン
ダムに発生する場合は、例えば媒体上のゴミ付着と判断
し、異なるトラック番号へのボジショニング処理が選択
される(ステップS64)。
【0033】ついで、上記のごとくテーブルの履歴を参
照してステップ6において選択されたリカバリの内容が
実行される(ステップS3)。以降の処理手順は、図6
において説明した処理手順と同様である。
【0034】尚、本発明は、テーブルのエラー履歴の分
析方法として、図1においてした説明に内容に限定され
るものではなく、他の分析方法により適宜のリカバリを
選択することが出来る。
【0035】即ち、図2において、同一媒体への書き込
み中に或る特定のトラックに一定距離のエラーが発生す
る場合は、当該媒体の欠陥と判断出来る。ここで、一定
距離のエラーが発生することを図2のテーブルで履歴と
して把握するには、各トラック番号に対応して時間方向
においてエラーの発生の有無を一定時間毎に記録するよ
うにすればよい。
【0036】更に、複数の媒体処理中にある特定のトラ
ック番号に一定距離のエラーが発生した場合は、ドライ
ブ装置のヘッドにハード上の以上があると判断して、上
位装置HCに対しデータチェックを報告し、DDR処理
を行うように促す。
【0037】更にまた、エラー履歴に対応して、新方式
の処理実施情報又は、ハード装置の交換によるハード装
置版数の更新を認識することにより、エラーが発生しな
くなった際、偶然のエラー回避ではなく、有効な手段に
基づく定常のエラー回避で或ると判断出来る。この場合
は、エラー履歴をクリアすることが出来る。
【0038】
【発明の効果】以上実施の形態に従い説明したように、
本発明は、エラー発生の履歴を記録するようにしている
ので、書き込み、読み取り時における媒体上の障害要因
を特定する手掛かりとすることが出来る。
【0039】したがって、本発明により適切なリカバリ
を選択することが可能であり、リトライアウトを防止す
るとともに、冗長なリトライ動作を防止することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する動作手順フロー
である。
【図2】エラー履歴を記録するテーブルの一例である。
【図3】一般的な、磁気テープ装置の構成例である。
【図4】エラーチェックの方法を説明する図である。
【図5】エラーチェックにおける磁気テープ装置ユニッ
トと磁気テープ制御装置の関係を説明する図である。
【図6】従来の磁気テープ制御装置におけるエラーに対
するリカバリ動作手順フローである。
【符号の説明】
HC 上位装置 MTC 磁気テープ制御装置 10〜1n 磁気テープ装置ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープからのデータの読み取り又は、
    書き込み時においてエラーの発生の度に、当該エラーを
    記録し、 次のデータの読み取り又は、書き込み時においてエラー
    の発生の際、先のエラーの発生の履歴を参照し、 該履歴の参照結果により、磁気テープ媒体自体の欠陥も
    しくは、磁気テープ装置のハード上の欠陥かを判断し、 該判断の結果に基づき書き込み、または読出のリトライ
    を制御するようにしたことを特徴とする磁気テープ装置
    の制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記履歴の参照の際、複数の媒体に対し、同一のトラッ
    ク番号にエラーが発生する場合、ハード装置の欠陥と判
    断し、異なる磁気テープ装置ユニットで書き込み、又は
    読み取りを行うようにリトライすることを特徴とする磁
    気テープ装置の制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記履歴の参照の際、複数のトラック番号にエラーがラ
    ンダムに発生する場合、ゴミ等の除去可能異物の付着と
    判断し、異なるトラックに書き込みを行うようにリトラ
    イすることを特徴とする磁気テープ装置の制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記履歴の参照の際、特定の媒体上の特定のトラック番
    号にエラーが発生する場合、該媒体の欠陥と判定するこ
    とを特徴とする磁気テープ装置の制御方法。
JP31382195A 1995-12-01 1995-12-01 磁気テープ装置の制御方法 Withdrawn JPH09161415A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080459A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Sony Corp 記録装置、記録方法
JP2013030257A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> リムーバブルメディアに関する処理を行う装置及び方法

Cited By (3)

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Effective date: 20030204