JPH0277373A - キャブ懸架装置 - Google Patents
キャブ懸架装置Info
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- JPH0277373A JPH0277373A JP1169427A JP16942789A JPH0277373A JP H0277373 A JPH0277373 A JP H0277373A JP 1169427 A JP1169427 A JP 1169427A JP 16942789 A JP16942789 A JP 16942789A JP H0277373 A JPH0277373 A JP H0277373A
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Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トラック等におけるキャブすなわち運転室を
支持するキャブ懸架装置に関する。
支持するキャブ懸架装置に関する。
[従来の技術]
キャブオーバ形のトラック等の車両においては、乗員席
が前輪およびエンジンの真上近傍に設けられているため
振動を受は易い。このため、午ヤブと車体フレームとの
間に防振用懸架装置が設けられている。この種の装置と
して、本発明者らはシリンダの内部に高圧のガスを封入
したガスばね式のアクチュエータを開発した。
が前輪およびエンジンの真上近傍に設けられているため
振動を受は易い。このため、午ヤブと車体フレームとの
間に防振用懸架装置が設けられている。この種の装置と
して、本発明者らはシリンダの内部に高圧のガスを封入
したガスばね式のアクチュエータを開発した。
[発明が解決しようとする課題]
キャブ全体の重さは乗員数や搭載物の重量等によってか
なりばらつくため、従来のガスばね式のアクチュエータ
を使用するとキャブの重さが変った時にキャブの高さが
大幅に変化したりアクチュエータの上下ストロークが変
化してしまうなどの問題を生じた。この問題を解決する
ための一手段として、上記アクチュエータに油圧回路を
接続し、キャブの負荷に応じてアクチュエータに封入す
る流体の量を加減することが考えられた。しかしこのよ
うにすると油圧ポンプやタンク等を備えた油圧回路を別
途に搭載しなければならず、構造の複雑化および重量増
、コスト高の原因になる。
なりばらつくため、従来のガスばね式のアクチュエータ
を使用するとキャブの重さが変った時にキャブの高さが
大幅に変化したりアクチュエータの上下ストロークが変
化してしまうなどの問題を生じた。この問題を解決する
ための一手段として、上記アクチュエータに油圧回路を
接続し、キャブの負荷に応じてアクチュエータに封入す
る流体の量を加減することが考えられた。しかしこのよ
うにすると油圧ポンプやタンク等を備えた油圧回路を別
途に搭載しなければならず、構造の複雑化および重量増
、コスト高の原因になる。
従って本発明の目的は、比較的簡易な構成でありながら
キャブの負荷等に応じてキャブ懸架用アクチュエータの
軸方向長さを可変設定できるようなキャブ懸架装置を提
供することにある。
キャブの負荷等に応じてキャブ懸架用アクチュエータの
軸方向長さを可変設定できるようなキャブ懸架装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を果たすために開発された本発明のキャブ懸架
装置は、フレームに対して前傾可能に支持されたキャブ
を前傾させる方向に駆動するためのティルト用シリンダ
機構と、このシリンダ機構。
装置は、フレームに対して前傾可能に支持されたキャブ
を前傾させる方向に駆動するためのティルト用シリンダ
機構と、このシリンダ機構。
とは別にフレームとキャブとの間に設けられていてキャ
ブの荷重を支える伸縮自在な流体内蔵式のキャブ懸架用
アクチュエータと、加圧された作動液を上記シリンダ機
構とアクチュエータとに送給可能な作動液供給手段をも
つ液圧回路と、上記作動液供給手段をシリンダ機構およ
びアクチエータのいずれか一方に選択的に接続させる切
換弁とを具備したものである。
ブの荷重を支える伸縮自在な流体内蔵式のキャブ懸架用
アクチュエータと、加圧された作動液を上記シリンダ機
構とアクチュエータとに送給可能な作動液供給手段をも
つ液圧回路と、上記作動液供給手段をシリンダ機構およ
びアクチエータのいずれか一方に選択的に接続させる切
換弁とを具備したものである。
[作用コ
本発明装置は、貨物用自動車のようなキャブオーバ形車
両が装備しているキャブティルト用の油圧回路を利用し
て、キャブ懸架用アクチュエータを動作させるようにし
ている。すなわちキャブを前傾(ティルト)させる場合
、前記切換弁を介して作動液供給手段をティルト用シリ
ンダ機構に接続し、この作動液供給手段から送られる作
動液をティルト用シリンダ機構に供給し、キャブを所望
位置まで前傾させる。
両が装備しているキャブティルト用の油圧回路を利用し
て、キャブ懸架用アクチュエータを動作させるようにし
ている。すなわちキャブを前傾(ティルト)させる場合
、前記切換弁を介して作動液供給手段をティルト用シリ
ンダ機構に接続し、この作動液供給手段から送られる作
動液をティルト用シリンダ機構に供給し、キャブを所望
位置まで前傾させる。
キャブティルト操作を行なわない時には、上記作動液供
給手段を利用してキャブ懸架用アクチュエータを作動さ
せることができる。例えばキャブの高さが所定値よりも
下がっている時には、上記切換弁が作動液供給手段をキ
ャブ懸架用アクチュエータに接続するポジションに切換
えられることにより、加圧された作動液がキャブ懸架用
アクチエエータに補給される。
給手段を利用してキャブ懸架用アクチュエータを作動さ
せることができる。例えばキャブの高さが所定値よりも
下がっている時には、上記切換弁が作動液供給手段をキ
ャブ懸架用アクチュエータに接続するポジションに切換
えられることにより、加圧された作動液がキャブ懸架用
アクチエエータに補給される。
キャブ懸架用アクチュエータはキャブの前後・左右に少
なくとも計4箇所設けられているから、各々のアクチュ
エータが分担する負荷は、1台ないし2台のティルト用
シリンダ機構の各々がキャブティルト時に分担する負荷
よりも小さくてすむ。
なくとも計4箇所設けられているから、各々のアクチュ
エータが分担する負荷は、1台ないし2台のティルト用
シリンダ機構の各々がキャブティルト時に分担する負荷
よりも小さくてすむ。
従って、懸架用アクチュエータを伸長させるのに必要な
作動液圧はティルト用シリンダ機構を伸長させるのに必
要な作動液圧よりも低く設定することができる。このた
め、キャブ高さ調整時に誤って作動液がティルト用シリ
ンダ機構に導入されかつ万一この時にキャブロック機構
が解除されたままであっても、キャブティルトされるよ
うなことがない。
作動液圧はティルト用シリンダ機構を伸長させるのに必
要な作動液圧よりも低く設定することができる。このた
め、キャブ高さ調整時に誤って作動液がティルト用シリ
ンダ機構に導入されかつ万一この時にキャブロック機構
が解除されたままであっても、キャブティルトされるよ
うなことがない。
[実施例]
以下に本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第1図において、車体側のフレーム1は着脱自在に
設けられたリヤアーチ2を備えている。フレームlの前
端部およびリヤアーチ2の上端部に、前部取付軸3と後
部取付軸4が設けられている。キャブ5の前部および後
部に、前部取付軸6および後部取付軸7が設けられてい
る。キャブ5は、前部両側に設けられたリンク機構8を
介してフレーム1の前部取付軸3を中心として回動自在
に支持されている。フレーム1とキャブ5との間に、テ
ィルト用の油圧シリンダ機構9が設けられている。
る。第1図において、車体側のフレーム1は着脱自在に
設けられたリヤアーチ2を備えている。フレームlの前
端部およびリヤアーチ2の上端部に、前部取付軸3と後
部取付軸4が設けられている。キャブ5の前部および後
部に、前部取付軸6および後部取付軸7が設けられてい
る。キャブ5は、前部両側に設けられたリンク機構8を
介してフレーム1の前部取付軸3を中心として回動自在
に支持されている。フレーム1とキャブ5との間に、テ
ィルト用の油圧シリンダ機構9が設けられている。
キャブ5の四隅近傍に流体内蔵式のキャブ懸架用アクチ
ュエータ10・・・(図は前後各1つを示す)が配設さ
れている。これらアクチュエータ10は、各々の上端部
がキャブ5側の部材である取付軸6゜7に回動自在に連
結されるとともに、各下端部がフレーム1の取付軸3,
4に回動自在に連結されている。
ュエータ10・・・(図は前後各1つを示す)が配設さ
れている。これらアクチュエータ10は、各々の上端部
がキャブ5側の部材である取付軸6゜7に回動自在に連
結されるとともに、各下端部がフレーム1の取付軸3,
4に回動自在に連結されている。
上記アクチュエータ10は、第2図に拡大して示すよう
に、シリンダ11と、このシリンダ11の両端部を閉塞
する蓋体12,13とを備えている。ヘッド側の蓋体1
2に突設された連結部14は、ゴムブツシュ15を介し
て、取付軸6,7に連結されるようになっている。ロッ
ド側の蓋体13を摺動自在に貫通するロッド16は中空
状をなしており、外端部に設けられた連結部17は、ゴ
ムブツシュ18を介してフレーム側の取付軸3゜4と連
結されるようになっている。
に、シリンダ11と、このシリンダ11の両端部を閉塞
する蓋体12,13とを備えている。ヘッド側の蓋体1
2に突設された連結部14は、ゴムブツシュ15を介し
て、取付軸6,7に連結されるようになっている。ロッ
ド側の蓋体13を摺動自在に貫通するロッド16は中空
状をなしており、外端部に設けられた連結部17は、ゴ
ムブツシュ18を介してフレーム側の取付軸3゜4と連
結されるようになっている。
ロッド16の内端部に、ビン19によって主ピストン2
0が取付けられている。主ピストン20の外周部に、O
リング51が設けられている。主ピストン20とヘッド
側の蓋体12との間には、仕切部材の一例としてのフリ
ーピストン21が設けられている。なお、仕切部材とし
て金属あるいはエラストマ等の高分子材料からなるベロ
ーズ、もしくは金属と高分子材料を組合わせた素材から
なるベローズが使用されてもよい。
0が取付けられている。主ピストン20の外周部に、O
リング51が設けられている。主ピストン20とヘッド
側の蓋体12との間には、仕切部材の一例としてのフリ
ーピストン21が設けられている。なお、仕切部材とし
て金属あるいはエラストマ等の高分子材料からなるベロ
ーズ、もしくは金属と高分子材料を組合わせた素材から
なるベローズが使用されてもよい。
フリーピストン21の外周部にOリング52が設けられ
ている。主ピストン20とフリーピストン21はシリン
ダ11に対してそれぞれ軸線方向に摺動自在に挿着され
ている。シリンダ11の内部におけるヘッド側蓋体12
とフリーピストン21との間に第1シリンダ室22が形
成されるとともに、フリーピストン21と主ピストン2
0との間に第2シリンダ室23が形成され、更に主ピス
トン20とロッド側蓋体13との間に第3シリンダ室2
4が形成されている。第2シリンダ室23は上記ピン1
9の固定絞り孔25を介してロッド16の中空部26と
連通しており、更にロッド16の連通孔27を介して第
3シリンダ室24とも連通している。
ている。主ピストン20とフリーピストン21はシリン
ダ11に対してそれぞれ軸線方向に摺動自在に挿着され
ている。シリンダ11の内部におけるヘッド側蓋体12
とフリーピストン21との間に第1シリンダ室22が形
成されるとともに、フリーピストン21と主ピストン2
0との間に第2シリンダ室23が形成され、更に主ピス
トン20とロッド側蓋体13との間に第3シリンダ室2
4が形成されている。第2シリンダ室23は上記ピン1
9の固定絞り孔25を介してロッド16の中空部26と
連通しており、更にロッド16の連通孔27を介して第
3シリンダ室24とも連通している。
また、主ピストン20に第2シリンダ室23と第3シリ
ンダ室24とを連通させる絞り孔28゜29が開設され
ている。第1の絞り孔28は第2シリンダ室23側に広
口部30を有しており、第2の絞り孔29は第3シリン
ダ室24側に広口部31を有している。主ピストン20
の両端には弾性材料によって作られたプレート弁体32
.33が設けられており、これらの弁体32,33は広
口部30.31の各々一部を除いて絞り孔28゜29を
開閉可能に覆っている。ロッド16の外端部に、上記中
空部26と連通ずる接続孔34が開設されている。これ
ら絞り孔25,28.29および弁体32.33等は減
衰力発生機構55を構成する。
ンダ室24とを連通させる絞り孔28゜29が開設され
ている。第1の絞り孔28は第2シリンダ室23側に広
口部30を有しており、第2の絞り孔29は第3シリン
ダ室24側に広口部31を有している。主ピストン20
の両端には弾性材料によって作られたプレート弁体32
.33が設けられており、これらの弁体32,33は広
口部30.31の各々一部を除いて絞り孔28゜29を
開閉可能に覆っている。ロッド16の外端部に、上記中
空部26と連通ずる接続孔34が開設されている。これ
ら絞り孔25,28.29および弁体32.33等は減
衰力発生機構55を構成する。
第1シリンダ室22に、例えば窒素等のような圧縮され
た不活性ガスがキャブ5の荷重を支えるに足る圧力で封
入されている。第2シリンダ室23と第3シリンダ室2
4には、後述する作動液供給手段40から送られる作動
液が、接続孔34゜中空部26.連通孔27および絞り
孔25等を介して導入されるようになっている。
た不活性ガスがキャブ5の荷重を支えるに足る圧力で封
入されている。第2シリンダ室23と第3シリンダ室2
4には、後述する作動液供給手段40から送られる作動
液が、接続孔34゜中空部26.連通孔27および絞り
孔25等を介して導入されるようになっている。
シリンダ11とロッド16との間に、アクチュエータ1
0の軸方向長さが所定範囲を超えた時に所定の信号を送
出可能な検出手段35が設けられている。この検出手段
35は、例えばリードスイッチなどのような適宜の近接
スイッチであってよい。図は一対のマイクロスイッチ3
6.37を用いた場合を示し、アクチュエータ10が所
定の範囲を超えて伸縮された時にそれぞれ所定の信号を
発生するようになっている。なお、検出手段35はアク
チュエータ10に対する位置を可変設定し得るように構
成しておくのがよい。
0の軸方向長さが所定範囲を超えた時に所定の信号を送
出可能な検出手段35が設けられている。この検出手段
35は、例えばリードスイッチなどのような適宜の近接
スイッチであってよい。図は一対のマイクロスイッチ3
6.37を用いた場合を示し、アクチュエータ10が所
定の範囲を超えて伸縮された時にそれぞれ所定の信号を
発生するようになっている。なお、検出手段35はアク
チュエータ10に対する位置を可変設定し得るように構
成しておくのがよい。
第1図に示すように、ティルト用シリンダ機構9は手動
切換弁38および電磁二位置切換弁39を介して作動液
供給手段40に接続されている。
切換弁38および電磁二位置切換弁39を介して作動液
供給手段40に接続されている。
この供給手段40はティルト用シリンダ機構9に適合す
るように容量等が設定された通常のものと同様であって
よく、電動ポンプ41.逆止弁42゜リリーフ弁43.
タンク44等を備えている。
るように容量等が設定された通常のものと同様であって
よく、電動ポンプ41.逆止弁42゜リリーフ弁43.
タンク44等を備えている。
キャブ懸架用アクチュエータ10は、電磁三位買切換弁
45および上記二位置切換弁39を介して作動液供給手
段40に接続されている。切換弁45のポンプ側配管4
6にアキュムレータ47および圧力スイッチ48が接続
されている。手動切換弁38および電磁三位買切換弁4
5の各タンク側配管49に、それぞれ適宜の絞り弁50
が接続されている。なお、作動液供給手段40とそれに
付随する各種配管系、タンク44.アキュムレータ47
.圧力スイッチ48等は液圧回路56を構成する。
45および上記二位置切換弁39を介して作動液供給手
段40に接続されている。切換弁45のポンプ側配管4
6にアキュムレータ47および圧力スイッチ48が接続
されている。手動切換弁38および電磁三位買切換弁4
5の各タンク側配管49に、それぞれ適宜の絞り弁50
が接続されている。なお、作動液供給手段40とそれに
付随する各種配管系、タンク44.アキュムレータ47
.圧力スイッチ48等は液圧回路56を構成する。
次に上記構成の装置の動作について説明する。
キャブ5が図示の常用位置にある場合にはキャブフレー
ム5aは適宜のロック機構(図示略)によってフローテ
ィングバー5bに係止されている。
ム5aは適宜のロック機構(図示略)によってフローテ
ィングバー5bに係止されている。
また、電磁二位置切換弁39は図示のようにキャブ懸架
用アクチュエータ10側の位置に設定され、ティルト用
シリンダ機構9は内圧がタンク441;解放されている
。電動ポンプ41は、アキュムレ−夕47の内圧がキャ
ブ5のティルト駆動に必要な圧力より低い所定の範囲内
に維持されるように、圧力スイッチ48によって自動的
に発停制御されている。
用アクチュエータ10側の位置に設定され、ティルト用
シリンダ機構9は内圧がタンク441;解放されている
。電動ポンプ41は、アキュムレ−夕47の内圧がキャ
ブ5のティルト駆動に必要な圧力より低い所定の範囲内
に維持されるように、圧力スイッチ48によって自動的
に発停制御されている。
キャブ5の高さが所望の範囲内にある場合には、マイク
ロスイッチ36.37の出力信号に応じて切換弁45が
図示の中立位置に設定されており、アクチュエータ10
は作動液の流出入が阻止されている。そして、キャブ5
に伝達される振動は第1シリンダ室22に封入されてい
る不活性ガスの圧縮と膨張によって緩和されるとともに
、シリンダ11と主ピストン20およびロッド16との
相対変位に応じて作動液が絞り孔25,28.29を経
て第2シリンダ室23と第3シリンダ室24との間を流
動することにより減衰される。
ロスイッチ36.37の出力信号に応じて切換弁45が
図示の中立位置に設定されており、アクチュエータ10
は作動液の流出入が阻止されている。そして、キャブ5
に伝達される振動は第1シリンダ室22に封入されてい
る不活性ガスの圧縮と膨張によって緩和されるとともに
、シリンダ11と主ピストン20およびロッド16との
相対変位に応じて作動液が絞り孔25,28.29を経
て第2シリンダ室23と第3シリンダ室24との間を流
動することにより減衰される。
すなわち、アクチュエータ10が縮む方向に動く場合に
は第3シリンダ室24の内容積が拡大されるから、第2
シリンダ室23内の作動液が固定絞り孔25を経て第3
シリンダ室24に流入するとともに、広口部30から絞
り孔28を通って弁体33を押し開くことにより第3シ
リンダ室24に流入する。この場合、ロッド16の押込
み全増加分だけ第1シリンダ室22内のガスが更に圧縮
されるため、フリーピストン21は蓋体12と近接する
方向に移動される。
は第3シリンダ室24の内容積が拡大されるから、第2
シリンダ室23内の作動液が固定絞り孔25を経て第3
シリンダ室24に流入するとともに、広口部30から絞
り孔28を通って弁体33を押し開くことにより第3シ
リンダ室24に流入する。この場合、ロッド16の押込
み全増加分だけ第1シリンダ室22内のガスが更に圧縮
されるため、フリーピストン21は蓋体12と近接する
方向に移動される。
一方、ロッド16が伸び方向に動く時には、上記とは逆
に第3シリンダ室24の内容積が減少するので、シリン
ダ室24の作動液が固定絞り孔25を経て第2シリンダ
室23に流入するとともに、広口部31から絞り孔29
を通って弁体32を押し開くことにより第2シリンダ室
23に流入する。この場合には、ロッド16が伸び側に
動いた分だけ第1シリンダ室22のガス8禎が増加する
ため、フリーピストン21は蓋体12から離間する方向
に移動する。
に第3シリンダ室24の内容積が減少するので、シリン
ダ室24の作動液が固定絞り孔25を経て第2シリンダ
室23に流入するとともに、広口部31から絞り孔29
を通って弁体32を押し開くことにより第2シリンダ室
23に流入する。この場合には、ロッド16が伸び側に
動いた分だけ第1シリンダ室22のガス8禎が増加する
ため、フリーピストン21は蓋体12から離間する方向
に移動する。
キャブ5に加えられる荷重が増大すると、アクチュエー
タ10の軸方向長さが短くなる。そしてアクチュエータ
10の長さが所定値以下になると、検出手段35の出力
信号に応じて、切換弁45がアクチュエータ10に油を
補給するポジション、すなわちロッド16を伸ばす方向
に切換わる。その結果、キャブ5が上昇し、所定高さに
達したところで検出手段35から送出される出力信号に
より、切換弁45が中立位置に復帰させられる。
タ10の軸方向長さが短くなる。そしてアクチュエータ
10の長さが所定値以下になると、検出手段35の出力
信号に応じて、切換弁45がアクチュエータ10に油を
補給するポジション、すなわちロッド16を伸ばす方向
に切換わる。その結果、キャブ5が上昇し、所定高さに
達したところで検出手段35から送出される出力信号に
より、切換弁45が中立位置に復帰させられる。
逆に、キャブ5に加えられる荷重が減少した時には、ア
クチュエータ10が基準長さよりも伸びるから、切換弁
45はアクチュエータ10から油の一部を抜くポジショ
ン、すなわちロッド16を縮める方向に切換わる。その
結果、キャブ5が下降し、所定高さに至った時、検出手
段35から送出される出力信号により、切換弁45が中
立位置に復帰させられる。
クチュエータ10が基準長さよりも伸びるから、切換弁
45はアクチュエータ10から油の一部を抜くポジショ
ン、すなわちロッド16を縮める方向に切換わる。その
結果、キャブ5が下降し、所定高さに至った時、検出手
段35から送出される出力信号により、切換弁45が中
立位置に復帰させられる。
キャブ5をティルトさせる場合には、前記ロック機構を
解除するとともに、図示しない適宜手段により電動ポン
プ41と圧力スイッチ48との連係を遮断したのち、テ
ィルト用シリンダ機構9をポンプ41に接続するように
切換弁39を切換える。そうすると、ポンプ41からの
作動液が手動切換弁38を経てティルト用シリンダ機構
9の一端側から圧入され、キャブ5が回動上昇して前傾
状態に至る。また、手動切換弁38を図示の上昇側の位
置から下降側の位置に切換えると、シリンダ機構9の他
端側から液圧がかかるとともにキャブ5の自重により、
キャブ5が図示の常用位置まで回動降下する。これらい
ずれの場合にも、ティルト用シリンダ機構9から流出さ
れる作動液は手動切換弁38から絞り弁50を経てタン
ク44に還流され、キャブ5が適宜の速度で駆動される
。
解除するとともに、図示しない適宜手段により電動ポン
プ41と圧力スイッチ48との連係を遮断したのち、テ
ィルト用シリンダ機構9をポンプ41に接続するように
切換弁39を切換える。そうすると、ポンプ41からの
作動液が手動切換弁38を経てティルト用シリンダ機構
9の一端側から圧入され、キャブ5が回動上昇して前傾
状態に至る。また、手動切換弁38を図示の上昇側の位
置から下降側の位置に切換えると、シリンダ機構9の他
端側から液圧がかかるとともにキャブ5の自重により、
キャブ5が図示の常用位置まで回動降下する。これらい
ずれの場合にも、ティルト用シリンダ機構9から流出さ
れる作動液は手動切換弁38から絞り弁50を経てタン
ク44に還流され、キャブ5が適宜の速度で駆動される
。
上記構成によれば、ティルト用シリンダ機構9を動かす
ための作動液供給手段40を利用してキャブ懸架用アク
チュエータ10を動かすようにしているので、アクチュ
エータ10のための駆動用動力源を特設する必要がない
。しかも、前後・左右の合計4箇所に設けられているキ
ャブ懸架用アクチュエータ10の分担荷重とこれらアク
チュエータ10に作用するモーメントは、1台または2
台のティルト用シリンダ機構9の各々が分担する荷重と
モーメントよりも小さいから、アクチュエータ10を動
作させる際に必要な作動液圧力はティルト用シリンダ機
構9を動作させる際に必要な作動液圧力よりも低く設定
することができる。従って、アクチュエータ10を動作
させる際に誤ってティルト用シリンダ機構9に作動液が
導入されるようなことがあっても、キャブ5が不用意に
ティルト駆動されてしまうといった不具合を防止できる
。このため、1つの作動液供給手段40をティルト用シ
リンダ機構9とキャブ懸架用アクチュエータ10とに共
用させていても安全である。
ための作動液供給手段40を利用してキャブ懸架用アク
チュエータ10を動かすようにしているので、アクチュ
エータ10のための駆動用動力源を特設する必要がない
。しかも、前後・左右の合計4箇所に設けられているキ
ャブ懸架用アクチュエータ10の分担荷重とこれらアク
チュエータ10に作用するモーメントは、1台または2
台のティルト用シリンダ機構9の各々が分担する荷重と
モーメントよりも小さいから、アクチュエータ10を動
作させる際に必要な作動液圧力はティルト用シリンダ機
構9を動作させる際に必要な作動液圧力よりも低く設定
することができる。従って、アクチュエータ10を動作
させる際に誤ってティルト用シリンダ機構9に作動液が
導入されるようなことがあっても、キャブ5が不用意に
ティルト駆動されてしまうといった不具合を防止できる
。このため、1つの作動液供給手段40をティルト用シ
リンダ機構9とキャブ懸架用アクチュエータ10とに共
用させていても安全である。
なお本発明は上記実施例のみに限定されるものではなく
、その要旨とする範囲内で種々の変更ないし応用が可能
である。
、その要旨とする範囲内で種々の変更ないし応用が可能
である。
[発明の効果]
本発明によれば、キャブティルト用の作動液供給手段を
利用してキャブ懸架用のアクチュエータを作動させるこ
とができるため、動力源の簡素化が図れるとともに、キ
ャブ懸架用アクチュエータを作動させる際に必要な液圧
がティルト用シリンダ機構を作動させる。のに必要な液
圧よりも低いことを利用することにより、1つの作動液
供給手段を共用していてもキャブが不用意にティルトさ
れてしまうことを防ぐことができる。
利用してキャブ懸架用のアクチュエータを作動させるこ
とができるため、動力源の簡素化が図れるとともに、キ
ャブ懸架用アクチュエータを作動させる際に必要な液圧
がティルト用シリンダ機構を作動させる。のに必要な液
圧よりも低いことを利用することにより、1つの作動液
供給手段を共用していてもキャブが不用意にティルトさ
れてしまうことを防ぐことができる。
の油圧配管系統図、第2図は第1図中の懸架用アクチュ
エータの縦断面図である。
エータの縦断面図である。
1・・・フレーム、5・・・キャブ、9・・・ティルト
用シリンダ機構、10・・・懸架用アクチュエータ、3
9・・・切換弁、40・・・作動液供給手段、41・・
・ポンプ、56・・・液圧回路。
用シリンダ機構、10・・・懸架用アクチュエータ、3
9・・・切換弁、40・・・作動液供給手段、41・・
・ポンプ、56・・・液圧回路。
出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
第1図
−A只へ−
第2図
Claims (1)
- フレーム1に対して前傾可能に支持されたキャブ5を前
傾させる方向に駆動するためのティルト用シリンダ機構
9と、上記シリンダ機構9とは別にフレーム1とキャブ
5との間に設けられていてキャブ5の荷重を支える伸縮
自在な流体内蔵式のキャブ懸架用アクチュエータ10と
、加圧された作動液を上記シリンダ機構9とアクチュエ
ータ10とに送給可能な作動液供給手段40をもつ液圧
回路56と、上記作動液供給手段40をシリンダ機構9
およびアクチエータ10のいずれか一方に選択的に接続
させる切換弁39とを具備したことを特徴とするキャブ
懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1169427A JPH0277373A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | キャブ懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1169427A JPH0277373A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | キャブ懸架装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57176641A Division JPS5967180A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | キヤブ懸架装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0277373A true JPH0277373A (ja) | 1990-03-16 |
JPH0236430B2 JPH0236430B2 (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=15886394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1169427A Granted JPH0277373A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | キャブ懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0277373A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5520259A (en) * | 1993-02-22 | 1996-05-28 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Supporting structure for an operator cabin on construction equipment |
NL1016668C2 (nl) * | 2000-11-21 | 2002-05-22 | Actuant Corp | Hydraulische kantelinrichting voor het kantelen van een voertuigcabine en voertuig voorzien van een dergelijke kantelinrichting. |
CN104481966A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-01 | 浙江科力车辆控制系统有限公司 | 一种驾驶室液压随动式油缸的结构 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1169427A patent/JPH0277373A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5520259A (en) * | 1993-02-22 | 1996-05-28 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Supporting structure for an operator cabin on construction equipment |
NL1016668C2 (nl) * | 2000-11-21 | 2002-05-22 | Actuant Corp | Hydraulische kantelinrichting voor het kantelen van een voertuigcabine en voertuig voorzien van een dergelijke kantelinrichting. |
WO2002042146A1 (en) * | 2000-11-21 | 2002-05-30 | Actuant Corporation | Hydraulic tilting device for tilting a vehicle cab, and vehicle provided with a tilting device of this type |
US7055637B2 (en) | 2000-11-21 | 2006-06-06 | Actuant Corporation | Hydraulic tilting device for tilting a vehicle cab, and vehicle provided with tilting device of this type |
CN104481966A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-01 | 浙江科力车辆控制系统有限公司 | 一种驾驶室液压随动式油缸的结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236430B2 (ja) | 1990-08-17 |
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