JPH0276955A - 遊星歯車式変速装置 - Google Patents

遊星歯車式変速装置

Info

Publication number
JPH0276955A
JPH0276955A JP63228268A JP22826888A JPH0276955A JP H0276955 A JPH0276955 A JP H0276955A JP 63228268 A JP63228268 A JP 63228268A JP 22826888 A JP22826888 A JP 22826888A JP H0276955 A JPH0276955 A JP H0276955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
planetary gear
gear mechanism
type planetary
pinion type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63228268A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Asada
壽幸 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP63228268A priority Critical patent/JPH0276955A/ja
Publication of JPH0276955A publication Critical patent/JPH0276955A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は自動車等の車輌に用いられる自動変速機等に組
込まれる遊星歯車式変速装置に係る。
[従来の技術] 自動車等の車輌に用いられる自動変速機等に組込まれる
遊星歯車式変速装置は、従来より種々の構成にて提案さ
れており、これの一つとして二組のシングルピニオン型
遊星歯車機構と一組のダブルビニオン型遊星歯車機構と
を組合せてなる型式のものがあり、これは前進三段或い
はそれ以上の前進変速段と後進−段或いはそれ以上の後
進変速段とを達成し得るようになっている。この種の遊
星歯車式変速装置は、例えば特開昭51−48062号
、特開昭51−1.7767号、特開昭51−1081
68号、特開昭51−108170号、特開昭51−1
27968号の各公報に示されている。
[発明が解決しようとする課題] 自動車等の車輌に用いられる自動変速機に於ては、一般
に、小型化設計のために各遊星歯車機構の歯数比が適切
で各遊星歯車機構の外径がさほど大きくならず、クラッ
チ或いはブレーキの如き変速制御用摩擦係合装置の切換
による変速が容易であること、耐久性の観点から各遊星
歯車機構に於けるプラネタリピニオンのキャリヤに対す
る相対回転数が低いことを要求され、また第一速段より
直結段までの前進変速段の変速比が等比級数に近い値に
設定され、しかも動力性能と燃費、静粛性の両立のため
に増速段(オーバドライブ段)の変速比が適切であるこ
とを要求される。
本発明は上述の如き要求を全て満す新しい構造の遊星歯
車式変速装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上述の如き目的は、本発明によれば、入力部材と、出力
部材と、サンギヤとリングギヤとプラネタリピニオンと
キャリヤとを有する第一のシングルピニオン型遊星歯車
機構と、サンギヤとリングギヤとプラネタリピニオンと
キャリヤとを有する第二のシングルピニオン型遊星歯車
機構と、サンギヤとリングギヤと互いに噛合する二つの
プラネタリピニオンとキャリヤとを有するダブルビニオ
ン型遊星歯車機構と、前記第一のシングルピニオン型遊
星歯車機構のサンギヤ及び前記ダブルビニオン型遊星歯
車機構のサンギヤと前記入力部材とを互いに選択的に連
結する第一クラッチと、前記第一のシングルピニオン型
遊星歯車機構のリングギヤと前記入力部材とを互いに選
択的に連結する第二クラッチと、前記第二のシングルピ
ニオン型遊星歯車機構のサンギヤと前記入力部材とを互
いに選択的に連結する第三クラッチと、前記ダブルビニ
オン型遊星歯車機構のキャリヤを選択的に固定する第一
ブレーキと、前記第一のシングルピニオン型遊星歯車機
構のリングギヤを選択的に固定する第二ブレーキと、前
記第二のシングルピニオン型遊星歯車機構のサンギヤを
選択的に固定する第三ブレーキとを有し、前記第一のシ
ングルピニオン型遊星歯車機構のサンギヤと前記第二の
シングルピニオン型遊星歯車機構のリングギヤと前記ダ
ブルビニオン型遊星歯車機構のサンギヤとが互いに連結
され、前記第一のシングルピニオン型遊星歯車機構のキ
ャリヤと前記ダブルビニオン型遊星歯車機構のキャリヤ
とが互いに連結され、前記第二のシングルピニオン型遊
星歯車機構のキャリヤと前記ダブルビニオン型i!!星
歯車機構のリングギヤとが互いに連結され、前記第二の
シングルピニオン型遊星歯車機構のキャリヤと前記ダブ
ルビニオン型遊星歯車機構のリングギヤとが前記出力部
材と連結されている111m歯車式変速装置によって達
成される。
[発明の作用及び効果] 上述の如き構成によれば、各遊星歯車機構の歯数比が適
切で各遊星歯車機構の外径がさほど大きくならず、小型
化設計の自由度が増大し、前進段に於けるアップシフト
或いはダウンシフトの如き変速が二つのクラッチ或いは
ブレーキの如き変速制御用摩擦係合装置の切換により容
易に行われ、各遊星歯車機構に於けるプラネタリピニオ
ンのキャリヤに対する相対回転数が低く、優れた耐久性
が得られ、その上で第一速段より直結段までの前進度速
段の変速比が等比級数に近い値に設定され、しかも増速
段(オーバドライブ段)の変速比が適切な値に設定され
、動力性能と燃費、静粛性とが両立するようになる。
[実施例] 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
第1図は本発明による遊星歯車式変速装置の一つの実施
例を示している。第1図に於て、10は入力軸を、12
は出力歯車を、20は第一のシングルピニオン型遊星歯
車機構を、30は第二のシングルピニオン型遊星歯車機
構を、40はダブルピニオン型遊星歯車機構を各々示し
ており、これらは互いに同一軸線上に配置されている。
入力軸10は図示されていない内燃機関の如き原動機よ
り回転動力を周知の流体式トルクコンバータ或いは電磁
クラッチ等を介して与えられるようになっている。
第一のシングルピニオン型遊星歯車機構20は、サンギ
ヤ22と、サンギヤ22と同心のリングギヤ24と、サ
ンギヤ22及びリングギヤ24とに噛合するプラネタリ
ピニオン26と、プラネタリピニオン26を回転可能に
担持するキャリヤ28トヲ有し、−殻内なシングルピニ
オン型遊星歯車機構をなしている。
第二のシングルピニオン型遊星歯車機構30は、サンギ
ヤ32と、サンギヤ32と同心のリングギヤ34と、サ
ンギヤ32とリングギヤ34とに噛合するプラネタリピ
ニオン36と、プラネタリピニオン36を回転可能に担
持するキャリヤ38とををし、−殻内なシングルピニオ
ン型遊星歯車機構をなしている。
ダブルピニオン型遊星歯車機構40は、サンギヤ42と
、サンギヤ42と同心のリングギヤ44と、互いに噛合
しそのうちの一つはサンギヤ42に噛合しもう一つはリ
ングギヤ44と噛合する二つのプラネタリピニオン46
及び47と、二つのプラネタリピニオン46及び47を
各々回転可能に担持するキャリヤ48とを有し、−殻内
なダブルピニオン型遊星歯車機構をなしている。
第一のシングルピニオン型遊星歯車機構20のサンギヤ
22と第二のシングルピニオン型遊星歯車機構30のリ
ングギヤ34とダブルピニオン型遊星歯車機構40のサ
ンギヤ42とは第一の連結部材50によって互いに連結
されている。
第一のシングルピニオン型遊星歯車機構20のキャリヤ
28とダブルピニオン型遊星歯車機構40のキャリヤ4
8とは第二の連結部材52によって互に連結されている
第二のシングルピニオン型遊星歯車機構30のキャリヤ
38とダブルピニオン型遊星歯車機構40のリングギヤ
44とは第三の連結部材54によって互いに連結されて
いる。
尚、第一の連結部材50、第二の連結部材52及び第三
の連結部材54は特別な別部材として構成されている必
要が必ずしもなく、連結部材50.52或いは54によ
って互いに連結される部材は、連結部材50.52.5
4に相当する連結部にて互いに直接連結されていても、
また互いに一体に構成されていてもよい。
第三の連結部材54、即ち、第二のシングルピニオン型
遊星歯車機構30のキャリヤ38とダブルピニオン型遊
星歯車機構40のリングギヤ44とは各々出力歯車12
に連結されている。
また本発明による遊星歯車式変速装置は、三つのクラッ
チ、即ち第一クラッチC+ 、第二クラッチC2、第三
クラッチC3と、三つのブレーキ、即ち第一ブレーキB
11第二ブレーキ&、第三ブレーキ&とを有している。
これらクラッチ、ブレーキは多板式のものにより構成さ
れていてよい。
第一クラッチC+は、第一の連結部材50、即ち第一の
シングルピニオン型遊星歯車機構20のサンギヤ22及
び第二のシングルピニオン型遊星歯車機構30のリング
ギヤ34及びダブルピニオン型遊星歯車機構40のサン
ギヤ42と入力軸10とを選択的にトルク伝達関係に連
結するようになっている。
第二クラッチC2は第一のシングルピニオン型遊星歯車
機構30のサンギヤ24と入力軸10とを選択的にトル
ク伝達関係に連結するようになっている。
第三クラッチC3は第二のシングルビニオン型遊星歯車
機構30のサンギヤ32と入力軸10とを選択的にトル
ク伝達関係に連結するようになっている。
第一ブレーキB、はダブルビニオン型遊星歯車機構40
のキャリヤ48をトランスミッションケース60に選択
的に連結してこれを選択的に固定状態にするようになっ
ている。
第二ブレーキB2は第一のシングルビニオン型遊星歯車
機構20のリングギヤ24をトランスミッションケース
60に選択的に連結してこれを選択的に固定状態にする
ようになっている。
第三ブレーキ&は第二のシングルビニオン型遊星歯車機
構30のサンギヤ32をトランスミッションケース60
に選択的に連結してこれを選択的に固定状態にするよう
になっている。
上述の如き構成よりなる遊星歯車式変速装置に於ては、
三つのクラッチC1、C2、C3と、三つのブレーキB
1、B2、&が所定の組合せにて係合、解放されること
により、減速段としての第一速段、第二速段、第三速段
と、直結段としての第四速段と、増速段(オーバドライ
ブ段)としての第五速段、更に一つ或いは二つの後進段
とが達成される。この場合のクラッチC1、C2、C3
とブレーキB1、B2、氏の係合と解放の組合せは第2
図に示されている。
尚、第2図に於て、O印は係合を、無印は解放を示して
いる。またΔ印は係合されてもよいことを示している。
上述の各変速9段に於ける変速比は第2図に示されてい
る。但し、ρ1は第一のシングルビニオン型遊星歯車機
構20のサンギヤ22とリングギヤ24との歯数比、ρ
りは第二のシングルビニオン型遊星歯車機構30のサン
ギヤ32とリングギヤ34との歯数比、ρ3はダブルビ
ニオン型遊星歯車機構40のサンギヤ42とリングギヤ
44との歯数比である。また第2図には、ρI −0,
355、ρ、−0,312、ρ3−0.283とした場
合に於ける各変速段の変速比の実数値が示されている。
次に上述の如き構成よりなる遊星歯車式変速装置の各変
速段の作用について第3図乃至第9図を用いて説明する
尚、第3図乃至第9図に於て、太線は各変速段に於てト
ルク伝達に実際に寄与する回転要素を示している。
第一速段は、第一クラッチC1の係合により第一の連結
部材50が入力軸10に連結され、第一ブレーキBIの
係合によりキャリヤ48が固定されることにより達成さ
れる。この時にはサンギヤ42が入力要素になり、キャ
リヤ48が反力要素になり、第3図に示されている如く
、入力軸10よりサンギヤ42に与えられた回転力はプ
ラネタリピニオン46及び47を介してリングギヤ44
より第三の連結部材54を経て出力歯車12に伝達され
る。従って第一速段の変速比は1/ρ3となる。
第二速段は、第一クラッチC1の係合により第一の連結
部材50が入力軸10に連結され、第二ブレーキB2の
係合によりリングギヤ24が固定されることにより達成
される。この時にはサンギヤ22及び42が入力要素に
なり、リングギヤ24が反力要素になり、第4図に示さ
れている如く、入力軸10よりサンギヤ22に与えられ
た回転力は、プラネタリピニオン26を介してキャリヤ
28より第二の連結部材52を経てキャリヤ48に至り
そしてプラネタリピニオン46及び47を介してリング
ギヤに至る。また入力軸10よりサンギヤ42に与えら
れた回転力はプラネタリピニオン46及び47を介して
リングギヤ44に至る。リングギヤ44に伝えられた回
転力は出力歯車12に伝達される。従って第二速段の変
速比は(1+ρ1)/(ρ1+ρ3)となる。
第三速段は、第一クラッチC+の係合により第一の連結
部材50が入力軸10に連結され、第三ブレーキB3の
係合によりサンギヤ32が固定されることによって達成
される。この時にはリングギヤ34が入力要素になり、
サンギヤ32が反力要素になり、第5図に示されている
如く、入力軸10よりリングギヤ34に与えられた回転
力はプラネタリピニオン36を介してキャリヤ38より
出力歯車12に伝達される。従って第三速段の変速比は
1+ρ3となる。
第四速段は直結段であり、これは第一クラッチC+と第
二クラッチGとの係合により達成される。
この時には第一の連結部材50とリングギヤ24とに回
転力が与えられることによって第一のシングルビニオン
型遊星歯車機構20とダブルビニオン型遊星歯車機構4
0とが共にロック状態になり、入力軸10の回転力は、
第一のシングルビニオン型遊星歯車機構20、第二の連
結部材52、ダブルビニオン型遊星歯車機構40′を経
て変速されることなく出力歯車12に伝達される。この
第四速段達成時のトルク伝達関係は第6図に示されてい
る。
尚、直結段である第四速段は、三つのクラッチCI、 
C2、Caのうちの二つのクラッチが同時係合されれば
よく、これは例えば第一クラッチCIと第三クラッチC
3との係合によっても達成される。
第五速段は、第二クラッチC2の係合によってリングギ
ヤ24が入力軸10に連結され、第三ブレーキaの係合
によってサンギヤ32が固定されることにより達成され
る。この時にはリングギヤ24が入力要素になり、サン
ギヤ32が反力要素になり、第7図に示されている如く
、入力軸10よリリングギャ24に与えられた回転力は
、プラネタリピニオン26を介してキャリヤ28よりキ
ャリヤ48に伝わり、プラネタリピニオン46及び47
を介してリングギヤ44より出力歯車12に伝達される
と共に、その一部はキャリヤ38よりプラネタリピニオ
ン36を介してリングギヤ34、第一の連結部材50に
伝わり、これより一部はサンギヤ42よりプラネタリピ
ニオン46及び47を介して再びリングギヤ44に至り
、残りはサンギヤ22よりプラネタリピニオン26を介
してキャリヤ28に戻る。
従って第五速段の変速比は(1−ρ3−ρ二(ρΩ+ρ
3)l/(1−ρ3)となる。
後進段は、第三クラッチC3の係合によってサンギヤ3
2が入力軸10に連結され、第二ブレーキB2の係合に
よりリングギヤ24が固定されることにより達成される
。この時にはサンギヤ32が入力要素になり、リングギ
ヤ24が反力要素になり、第8図に示されている如く、
入力軸10よりサンギヤ32に与えられた回転力はプラ
ネタリピニオン36を介してリングギヤ34より第一の
連結部材50に伝達され、一部はサンギヤ22よりプラ
ネタリピニオン26を介してキャリヤ28、キャリヤ4
8、プラネタリピニオン46.47を経てリングギヤ4
4に、また残りはサンギヤ42よりプラネタリピニオン
46.47を介してリングギヤ44に伝わり、リングギ
ヤ44より出力歯車12に伝達されると共にその一部が
キャリヤ38よリブラネタリビニオン36を介してリン
グギヤ34に戻る。従って後進段の変速比は−(1−ρ
3−ρ2(ρ2+ρ3))/ρ!!(ρ1+ρ3)にな
る。
後進段は第三クラッチC2と第二ブレーキ&との係合に
代えて第三クラッチGと第一ブレーキB1との係合によ
っても達成される。この場合にはキャリヤ48が反力要
素になり、第9図に示されている如く、入力軸10より
サンギヤ32に与えられた回転力は、プラネタリピニオ
ン36を介してリングギヤ34へ、第一の連結部材50
を経てサンギヤ42に伝わり、プラネタリピニオン46
.47を介してリングギヤ44へ、更に一部は出力歯車
12に伝達されると共に残りはキャリヤ38よリプラネ
タリピニオン36を介してリングギヤ34に戻る。従っ
てこの場合の後進段の変速比は−(1−ρ3−ρコρ3
)/ρ2ρ3となる。
第10図は本発明による遊星歯車式変速装置の他の実施
例を示している。第10図に示された実施例と第1図に
示された実施例との違いは各要素の相対位置関係だけで
あってそれらの相対連結関係は互いに同一である。
従って、第10図に示された実施例に於てもクラッチC
I、C2、C3とブレーキB1、&、&が第2図に示さ
れている如き組合せにて係合及び解放されることにより
上述の実施例と同様の変速段が達成される。
本発明による遊星歯車式変速装置に於ては、りラッチC
lSC2、C3とブレーキBISB2、lは、ワンウェ
イクラッチに置換えられても、またワンウェイクラッチ
と直列或いは並列に組合せられて用いられてもよく、ま
たブレーキBl、 B2、Bsは多板式のもの以外にバ
ンド式のものであってもよく、これらの変形例は第11
−図に線図にて示されている。
次に第11図に示されている記号について説明する。
起号立晟盟 旨z;ワンウェイクラッチ(エンジン動力の入力側より
出力側の回転数が低くなろうとする場合に係合)木”ヱ
高a媛XJu偶1者距・泳へ7側ヨリ出力側ワンウェイ
クラッチがブレーキ或いはクラッチと直列に或いはそれ
らに代えて設置されると、エンジンブレーキ作用の解除
から原動機の燃費及び静粛性が向上し、またワンウェイ
クラッチの空転から変速タイミングが取り易くなり、変
速制御が行われ易くなる。
尚、エンジンブレーキが必要である場合には、ブレーキ
或いはクラッチとワンウェイクラッチとの直列接続体に
対し、もう一つのブレーキ或いはクラッチが並列に設け
られればよい。
第12図はその変形例の一つの具体的実施例を示してい
る。この実施例に於ては、クラッチC4とワンウェイク
ラッチOW C嘗との直列接続体が第一クラッチC1と
並列に設けられ、また第一ブレーキB1と直列にワンウ
ェイクラッチOW Qが設けられ、ブレーキ&とワンウ
ェイクラッチOW C3との直列接続体が第二ブレーキ
B2と並列に、またブレーキ&とワンウェイクラッチO
W C4との直列接続体が第三ブレーキ民と並列に各々
設けられている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による遊星歯車式変速装置の一つの実施
例を示すスケルトン図、第2図は第1図に示された遊星
歯車式変速装置の各変速段に於けるクラッチ及びブレー
キの係合状態及び変速比を示す線図、第3図乃至第9図
は第1図に示された遊星歯車式変速装置の各変速段に於
ける作用状態について示すスケルトン図、第10図は本
発明による遊星歯車式変速装置の他の一つの実施例を示
すスケルトン図、第11図は摩擦係合装置ワンウェイク
ラッチとの各種組合例を示す線図、第12図は本発明に
よる遊星歯車式変速装置の具体的変形実施例を示すスケ
ルトン図である。 10・・・入力軸、12・・・出力歯車、20・・・第
一のシングルビニオン型遊星歯車機構、22・・・サン
ギヤ。 24・・・リングギヤ、26・・・プラネタリピニオン
。 28・・・キャリヤ、30・・・第二のシングルビニオ
ン型遊星歯車機構、32・・・サンギヤ、34・・・リ
ングギヤ、36・・・プラネタリピニオン、38・・・
キャリヤ、40・・・ダブルビニオン型遊星歯車機構、
42・・・サンギヤ、44・・・リングギヤ、46.4
7・・・ブラネタリピニオン、48・・・キャリヤ、5
0・・・第一の連結部材、52・・・第二の連結部材、
54・・・第三の連結部材、 CI・・・第一クラッチ
、 C2・・・第二クラッチ、 C3・・・第三クラッ
チ、 B+・・・第一ブレーキ、 B2第二ブレーキ、
 B3・・・第三ブレーキ特 許 出 願 人   ト
ヨタ自動車株式会社代   理   人   弁理士 
 明石 出毅6囚0 0 0 一一凶 の 寸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力部材と、出力部材と、サンギヤとリングギヤとプラ
    ネタリピニオンとキャリヤとを有する第一のシングルピ
    ニオン型遊星歯車機構と、サンギヤとリングギヤとプラ
    ネタリピニオンとキャリヤとを有する第二のシングルピ
    ニオン型遊星歯車機構と、サンギヤとリングギヤと互い
    に噛合する二つのプラネタリピニオンとキャリヤとを有
    するダブルピニオン型遊星歯車機構と、前記第一のシン
    グルピニオン型遊星歯車機構のサンギヤ及び前記ダブル
    ピニオン型遊星歯車機構のサンギヤと前記入力部材とを
    互いに選択的に連結する第一クラッチと、前記第一のシ
    ングルピニオン型遊星歯車機構のリングギヤと前記入力
    部材とを互いに選択的に連結する第二クラッチと、前記
    第二のシングルピニオン型遊星歯車機構のサンギヤと前
    記入力部材とを互いに選択的に連結する第三クラッチと
    、前記ダブルピニオン型遊星歯車機構のキャリヤを選択
    的に固定する第一ブレーキと、前記第一のシングルピニ
    オン型遊星歯車機構のリングギヤを選択的に固定する第
    二ブレーキと、前記第二のシングルピニオン型遊星歯車
    機構のサンギヤを選択的に固定する第三ブレーキとを有
    し、前記第一のシングルピニオン型遊星歯車機構のサン
    ギヤと前記第二のシングルピニオン型遊星歯車機構のリ
    ングギヤと前記ダブルピニオン型遊星歯車機構のサンギ
    ヤとが互いに連結され、前記第一のシングルピニオン型
    遊星歯車機構のキャリヤと前記ダブルピニオン型遊星歯
    車機構のキャリヤとが互いに連結され、前記第二のシン
    グルピニオン型遊星歯車機構のキャリヤと前記ダブルピ
    ニオン型遊星歯車機構のリングギヤとが互いに連結され
    、前記第二のシングルピニオン型遊星歯車機構のキャリ
    ヤと前記ダブルピニオン型遊星歯車機構のリングギヤと
    が前記出力部材と連結されている遊星歯車式変速装置。
JP63228268A 1988-09-12 1988-09-12 遊星歯車式変速装置 Pending JPH0276955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63228268A JPH0276955A (ja) 1988-09-12 1988-09-12 遊星歯車式変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63228268A JPH0276955A (ja) 1988-09-12 1988-09-12 遊星歯車式変速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0276955A true JPH0276955A (ja) 1990-03-16

Family

ID=16873810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63228268A Pending JPH0276955A (ja) 1988-09-12 1988-09-12 遊星歯車式変速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0276955A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103256355A (zh) * 2013-04-28 2013-08-21 河南科技大学 双行星排汇流式多离合器变速器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103256355A (zh) * 2013-04-28 2013-08-21 河南科技大学 双行星排汇流式多离合器变速器
CN103256355B (zh) * 2013-04-28 2015-07-15 河南科技大学 双行星排汇流式多离合器变速器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7044881B2 (en) Automatic transmission
US20030148847A1 (en) Transmission for vehicle
US7303500B2 (en) Multiple-speed automatic transmission
JPH10502436A (ja) 5速自動変速機
EP0792425A1 (en) Four-speed automatic transmission
JP3682354B2 (ja) 自動変速機用歯車変速装置
US5951432A (en) Planetary gear transmission
JPH02142949A (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
US7198586B2 (en) Transmission having multiple ratio planetary gear unit in series with an auxiliary gear unit
JP3571858B2 (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JP3450030B2 (ja) 乗用車用5速自動変速機
JP2960020B2 (ja) パワートランスミッション
JPH0446246A (ja) 多段変速機
US5830102A (en) Five-speed power transmission
JPS61192953A (ja) 自動変速機の遊星歯車列
US5700223A (en) Power train of five-speed automatic transmission for vehicle
JP4392526B2 (ja) 多段変速装置
JPH0276954A (ja) 遊星歯車式変速装置
JPH10513531A (ja) 自動変速機に使用する改良型パワートレイン
JPH0276955A (ja) 遊星歯車式変速装置
JP2735692B2 (ja) 車両用5速自動変速機のパワートレーン
JP2819710B2 (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JPH02107851A (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JPS63297844A (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JPH10513530A (ja) クラッチ数を減らしたパワートレイン