JP2735692B2 - 車両用5速自動変速機のパワートレーン - Google Patents

車両用5速自動変速機のパワートレーン

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JP2735692B2 JP53020495A JP53020495A JP2735692B2 JP 2735692 B2 JP2735692 B2 JP 2735692B2 JP 53020495 A JP53020495 A JP 53020495A JP 53020495 A JP53020495 A JP 53020495A JP 2735692 B2 JP2735692 B2 JP 2735692B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景発明の分野 本発明は車両用5速自動変速機のパワートレーンに関
し、特に、5つの前進速度比及び1つの後進速度比を出
力できるパワートレーンに関する。
関連技術の説明 一般に、自動変速機はトルクコンバータと被動軸との
間に連結された遊星ギヤユニットを含む。
遊星ギヤユニットは、太陽ギヤと、複数の遊星ギヤ
と、これら遊星ギヤを相互に装着するキャリアと、リン
グギヤとを含む。
多様なクラッチ及びブレーキ、そして摩擦要素は、所
望の速度比を生じさせるために遊星ギヤユニットのギヤ
反力要素や入力要素として選択的に作動させるのに利用
される。
高出力エンジンにおいて、エンジンの性能を十分に活
用することができなければ、自動変速機はその燃費、動
力性能、そして駆動性能が低下する。
従って、エンジンの性能を十分に活用するために、多
段の変速比が考慮されている。多段の速度比を有する変
速機は各速度比が容易に制御されることを要する。速度
比の容易な制御は、一つの速度比から他の速度比に速度
を変えるとき、摩擦要素中の一つのみを制御して速度比
の変化を実現することを意味する。
米国特許第5、112、285号は多段の変速比を有する変
速機を開示している。しかしながら、この特許におい
て、一つの速度比から他の速度比に速度を変えるとき、
作動状態にある摩擦要素は開放され、他の摩擦要素はか
み合わされなければならないので、速度比の制御は複雑
である。
発明の概要 従って、本発明は上述の問題点を解決するためになさ
れたものである。
本発明の目的は、エンジンの性能を十分に活用できる
車両用自動変速機のパワートレーンを提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、変速制御を容易に達成できる車
両用自動変速機のパワートレーンを提供することにあ
る。
上記目的を達成するために、本発明は、エンジンから
動力を伝えるための入力軸と、4つの速度比として動力
を出力するための複合遊星ギヤユニットを有する主変速
機構と、主変速機構から4つの速度比中の一番大きい速
度比として出力される速度比を増加させるための単純遊
星ギヤユニットを有する副変速機構とを含み、主変速機
構は、入力軸から複合遊星ギヤユニットの第1太陽ギヤ
に動力を選択的に伝達するための第1摩擦要素と、複合
遊星ギヤユニットの第2太陽ギヤを空転要素として作る
ための第2摩擦要素と、入力軸から複合遊星ギヤユニッ
トと遊星キャリアに動力を選択的に伝達するための第3
摩擦要素と、太陽ギヤを反力要素として作動させるため
の第4摩擦要素とを含み、副変速機構は、単純遊星ギヤ
ユニットの第5太陽ギヤを反力要素として作動させるた
めの第5摩擦要素を含む、車両の自動変速機のパワート
レーンを提供する。
図面の簡単な説明 本発明の他の目的及び他の利点は添付された図面と共
に次の説明から明白になる。
図1は、本発明の第1実施形態による自動変速機のパ
ワートレーンを示す概略図である。
図2は、図1のパワートレーンの各速度比において摩
擦要素の作動結果を示す表である。
図3は、本発明の第2実施形態による自動変速機のパ
ワートレーンを示す概略図である。
図4は、図3のパワートレーンの各速度比における摩
擦要素の作動結果を示す表である。
好適実施形態の詳細な説明 図1を参照すると、エンジン(図示しない)とトルク
コンバータ2との間に連結されたパワートレーンは、複
合遊星ギヤユニット4を有する主変速機構6と、単純遊
星ギヤユニット8を有する副変速機構10とを含む。
パワートレーンは前輪駆動車両に適宜な構造を有し、
複合遊星ギヤユニット4は、これらの全てが入力要素と
して作用する第1及び第2太陽ギヤ12、14並びに遊星キ
ャリア16と、出力要素として作用するリングギヤ18とを
含む。
第1太陽ギヤ12は、第1動力伝達部材20を通じて入力
軸21から選択的に動力を受けるように設計されている。
この作動は第1摩擦要素C1の使用により可能になる。
第1摩擦要素C1と第1動力伝達部材20との間に装着さ
れている第1一方向クラッチF1はエンジン側から見たと
き時計回り方向に動力を伝達するように設計されてい
る。
中空形状に形成された第2動力伝達部材22は第1動力
伝達部材20の外周に装着されている。第1及び第2動力
伝達部材20、22は相互独立的に回転することができる。
第2動力伝達部材22の回転は変速機ケース24に装着され
た第2摩擦要素B1により選択的に抑止される。
第1一方向クラッチF1の構造と同様な構造を有する第
2一方向クラッチF2は第2摩擦要素B1と第2動力伝達部
材22との間に装着されて、第2摩擦要素B1がかみ合わさ
れると、第2太陽ギヤ14が反力要素になる。
複合遊星ギヤユニット4の遊星キャリア16は変速機ケ
ース24に装着された第3一方向クラッチF3によって、エ
ンジン側から見たとき逆時計回り方向に回転しないよう
に設計されている。
選択的にかみ合わされる第3摩擦要素C2は遊星キャリ
ア16と入力軸21との間に装着されて、第1太陽ギヤ12と
遊星キャリア16とが複合遊星ギヤユニット4の入力要素
として同時に作用する。
第2動力伝達部材22のいずれの方向への回転も抑止す
る第4摩擦要素B2は変速機ケース24に装着されて、第2
太陽ギヤ14を反力要素として固定するようにし、その結
果、リングギヤ18に伝達される回転数が入力回転数より
大きいオーバードライブの速度比を出力することができ
る。
これは複合ギヤユニット4の遊星キャリア16に第1及
び第2ピニオンギヤ26、28を装着し、第1及び第2ピニ
オンギヤ26、28を第1及び第2太陽ギヤ12、14にそれぞ
れかみ合わせることによって実現される。
さらに、リングギヤ18の外周にかみ合わされる第2ピ
ニオンギヤ28は前記リングギヤと同一の方向に回転す
る。
上述のように、主変速機構6は4つの前進速度比を生
成することができ、付加的に、副変速機構10は複合遊星
ギヤユニット4でオーバードライブの速度比が実現され
たときのオーバードライブの速度比より小さい速度比を
有する1つの前進速度比を生成することができ、これに
よって、5つの前進速度比が確立される。
すなわち、リングギヤ18は出力ドラム部材30と一体に
形成され、トランスファー駆動ギヤ32は出力ドラム部材
に装着され、副変速機構のトランスファー被駆動ギヤ34
に動力を伝達する。
トランスファー被駆動ギヤ34は単純遊星ギヤユニット
8の遊星キャリア36に直結されて、遊星キャリア36が入
力要素として作用できる。遊星キャリア36に装着された
第3ピニオンギヤ38は第3太陽ギヤ40の外周にかみ合わ
されている。第3太陽ギヤ40は変速機ケース24に装着さ
れた第5摩擦要素B3により反力要素として作用するよう
に設計されている。
さらに、第3ピニオン38とかみ合わされる内周を有す
るリングギヤ42は出力軸44に直結されて、最終減速手段
46を通じて作動ギヤDに最終減速比を伝達する。
副変速機構10は、第3太陽ギヤ40とトランスファー被
駆動ギヤ34との間に装着された第4一方向クラッチF4を
さらに含む。第4一方向クラッチF4はエンジン側から見
たとき逆時計回り方向に第3太陽ギヤ40のフリーホイー
リング(free wheeling)を抑止するように設計されて
いる。
さらに、パワートレーンが第1から第4前進速度比内
で速度比を変える間、副変速機構の単純遊星ギヤは速度
比を変えてはならず、その結果、入力と出力が相互に同
一になる。この目的を実現するために、第6摩擦要素C3
がトランスファー被駆動ギヤ34と第3太陽ギヤ40との間
に装着される。
他方、主変速機構6は車両を後進するための速度比を
有するように設計されており、このために、第7摩擦要
素C4が入力軸21と第2動力伝達部材22との間に装着さ
れ、遊星キャリア16を反力要素として固定するための第
8摩擦要素B4が変速機ケース24に装着されている。
さらに、第9摩擦要素C5は入力軸21と第1動力伝達部
材20との間に装着されている。
参照符号「B」を有する摩擦要素は湿式多板式ブレー
キやバンドブレーキを意味し、参照符号「C」を有する
摩擦要素は湿式多板式ブレーキを意味し、ここで、ブレ
ーキは反力要素を提供するために使用され、クラッチは
入力要素を提供するために使用される。
後述の回転方向、すなわち時計回り方向や逆時計回り
方向はエンジン側から見たときのことである。
本発明の第1実施態様による図1に示すパワートレー
ンは図2の作動表のように5つの前進速度比及び1つの
後進速度比を発生する。
[前進1速比] シフトレバーが駆動レンジVに選択されたとき、トラ
ンスミッション制御ユニットTCU(図示しない)は第1
摩擦要素C1のみを作動させるように設計されている。
従って、トルクコンバータ2を通じて入力軸に伝達さ
れるエンジンの動力は第1動力伝達部材20に伝達され、
その後、複合遊星ギヤユニット4の第1太陽ギヤ12に伝
達される。
この作動の間、第1摩擦要素C1と第1動力伝達部材20
との間に装着された第1一方向クラッチF1は時計回り方
向に動力を伝達する構造を有するので、第1太陽ギヤ12
に伝達される動力は第1一方向クラッチF1を通じて伝達
される。
すなわち、第1太陽ギヤ12が入力要素になり、このと
き、遊星キャリア16の逆時計回り方向への回転が第3一
方向クラッチF3により抑止されるので、遊星キャリア16
が反力要素として作用し、その結果、時計回り方向の回
転力は第1ピニオンギヤ26を逆時計回り方向に回転させ
る一方、第2ピニオンギヤ28を時計回り方向に回転させ
る。
従って、第2ピニオンギヤ28とその内周にかみ合わさ
れたリングギヤ18は時計回り方向に回転し、これによっ
て、第1前進速度比を出力ドラム部材30に伝達する。
第1前進速度比はトランスファー駆動ギヤ32を通じて
トランスファー被駆動ギヤ34に伝達され、これによっ
て、被駆動ギヤ34を逆時計回り方向に回転させる。
逆時計回り方向の回転は、副変速機構10の遊星キャリ
ア36を通じて第3ピニオンギヤ38に伝達され、これによ
って、第3リングギヤ42を同一の回転数で回転させる。
すなわち、主変速機構10の速度比は直に最終減速手段
46に伝達されて、副変速機構10での速度の増加や減少な
しに最終減速を達成し、その結果、最終減速は差動ギヤ
Dに伝達されて第1前進速度比で車両を駆動させる。
このとき、副変速機構10の第3太陽ギヤ40はより速い
速度で回転する傾向にあるが、第4一方向クラッチF4に
よってトランスファー被駆動ギヤ34より速く回転するこ
とはできない。
このような減速作動において、動力が逆にホイールか
らエンジンに伝達されるエンジンブレーキは生じない。
このとき、第1、第3及び第4一方向クラッチF1、F3、
F4は作動状態になり、第2一方向クラッチF2は開放状態
になる。
[前進2速比] 第1前進速度比の状態で車速が増加すると、トランス
ミッション制御ユニットTCUにより第1摩擦要素C1に追
加してもう一つの摩擦要素が作動されるように設計され
て第2前進速度比を出力する。
すなわち、第2摩擦要素B1が追加的に作動して第1太
陽ギヤ12が主変速機構6の複合遊星ギヤユニット4の入
力要素になる一方、第2一方向クラッチF2が第2摩擦要
素B1の作動により第2太陽ギヤ14の逆時計回り方向の回
転を抑止するので、第2太陽ギヤ14は反力要素になる。
従って、動力伝達経路は第1速度比のそれと同一であ
るが、第2ピニオンギヤ28が第2太陽ギヤ14上を公転す
るようになるので、公転の回転数だけリングギヤは速く
回転し、これによって、第2前進速度比を確立する。
第2前進速度比は第1前進速度比と同一の方法で副変
速機構10を通じて差動ギヤDに伝達され、このとき、副
変速機構10は速度の増加や減少作動のために作用しない
ので、車両は主変速機構6の速度減少比で駆動される。
このとき、第3、第2及び第4一方向クラッチF1、F2、
F4は作動状態になる。
[前進3速比] 車速が第2前進速度比の状態で増加してスロットルバ
ルブの開度が増加すると、トランスミッション制御ユニ
ットTUCにより第1及び第2摩擦要素C1、B1に追加して
もう一つの摩擦要素がさらに作動する。
すなわち、第3摩擦要素C2が追加的に作動して、第1
太陽ギヤ12及び遊星キャリア16は同時に主変速機構6の
複合遊星ギヤユニット4の入力要素になる。
従って、第1及び第2太陽ギヤ12、14の両方が時計回
り方向に回転し、第1及び第2ピニオンギヤ26、28がロ
ッキング状態に入り、遊星ギヤユニット4が一体に回転
し、その結果、出力回転数が入力回転数と同一になる。
これは第2前進速度比より大きい第3前進速度比を生
成し、第3前進速度比は副変速機構に伝達されて差動ギ
ヤDを通じて車両を駆動する。このとき、第1及び第4
一方向クラッチF1、F4は作動状態になり、第2及び第3
一方向クラッチは開放状態になる。
[前進4速比] 第3前進速度比の状態において車速が増加すると、ト
ランスミッション制御ユニットにより第1、第2及び第
3摩擦要素C1、B1、C2に追加してもう一つの摩擦要素が
さらに作動する。
すなわち、第4摩擦要素B2が追加的に作動して第3前
進速度比の状態において第1太陽ギヤの方向と同一の方
向に回転する第2太陽ギヤ14が反力要素として固定さ
れ、その結果、第2ピニオンギヤ28は遊星キャリア16の
速度と同一の速度で第2太陽ギヤ14上を公転する。
従って、リングギヤ18は第2ピニオンギヤ28の回転及
び公転数が加算された回転数、すなわち、第4前進速度
比をトランスファー駆動ギヤ32に伝達する。
第4前進速度比は、副変速機構の何等の摩擦要素も作
動されないので、直に差動ギヤDに伝達される。このと
き、第4一方向クラッチF4は作動状態になり、第1、第
2及び第3一方向クラッチF1、F2、F3は開放状態にな
る。
[前進5速比] 第4前進速度比の状態において車速が増加すると、ト
ランスミッション制御ユニットTCUにより第1、第2、
第3及び第4摩擦要素C1、B1、C2、B2に追加して副変速
機構10の第5摩擦要素B3が追加に作動する。
従って、第4前進速度比が主変速機構から副変速機構
に伝達されると、第5摩擦要素B3が作動されることによ
って、第3太陽ギヤは反力要素になり、第3ピニオンギ
ヤ38は第3太陽ギヤ40上を公転するので、増加した回転
数が第3リングギヤ42に伝達される。
すなわち、第5前進速度比が生成されるが、動力が逆
にホイールからエンジンに伝達されるエンジンブレーキ
が作動される。このとき、すべての一方向クラッチF1、
F2、F3、F4が開放状態になる。
[後進比] シフトレバーが「R」レンジに選択されると、トラン
スミッション制御ユニットTCUにより主変速機構6の第
7及び第8要素C4、B4と副変速機構10の第6摩擦要素C3
が作動される。
その結果、入力軸21の回転力は第7摩擦要素C4を通じ
て第2太陽ギヤ14に伝達されて、第2ピニオンギヤ28を
逆時計方向に回転させる。このとき、第8摩擦要素B4が
作動するので、遊星キャリア16は反力要素になり、リン
グギヤ18は第2ピニオンギヤ28の方向と同一の方向に回
転して、後進速度比をトランスファー駆動ギヤ32に出力
する。
後進速度比はトランスファー被駆動ギヤ34を通じて副
変速機構の遊星キャリア36に伝達される。このとき、第
6摩擦要素が作動されるので、単純遊星ギヤユニット8
は2つの入力要素を有するように設計されて、出力回転
数が出力回転数と同一になる。
この後進速度比において、第7摩擦要素C4が作動する
ので、惰行(coasting)の間エンジンブレーキが作動す
る。
上述のように、本発明は惰行の間第1から第4前進速
度比においてエンジンブレーキが作動しないように設計
されている。しかしながら、必要ならば、本発明はエン
ジンブレーキを第4、第3、第2及び第1前進速度比の
それぞれにおいて作動することができるように設計して
もよい。
すなわち、駆動レンジIVにおける第4前進速度比では
惰行の間はエンジンブレーキが作動する一方、駆動レン
ジVにおける第4前進速度比ではエンジンブレーキが作
動しない。
すなわち、図2の表に示すように、駆動レンジIVにお
ける第4前進速度比では、副変速機構10の第6摩擦要素
C3が作動するので、動力がホイールからエンジンに伝達
される惰行の間、第4一方向クラッチF4のフリーホイー
リングが抑止され、これによって、エンジンブレーキが
作動する。
シフトレバーが駆動レンジIIIに位置されると、図2
の表に示すように、主変速機構6の第9摩擦要素C5が作
動するように設計されて、動力はホイールからエンジン
に伝達され、これによって、車両が惰行しているときエ
ンジンブレーキが作動する。
シフトレバーが駆動レンジIIに位置されると、図2の
表に示すように、第1前進速度比における遊星キャリア
16を固定するように第8摩擦要素B4を作動し、かつ第2
前進速度比における第2太陽ギヤ14を固定するように第
4摩擦要素B2を作動することによって、第1及び第2前
進速度比でエンジンブレーキが作動するように設計され
ている。
上述のように、本発明の第1実施態様によるパワート
レーンは、アップシフトの際に各速度比で摩擦要素を一
つずつ作動させ、かつダウンシフトの際に各速度比で摩
擦要素を一つずつ開放させることによって、速度比の変
換を容易に制御するという利点を有し、必要であれば、
エンジンブレーキが各レンジで作動することができると
いう他の利点を有する。
図3は本発明の第2実施態様による自動変速機のパワ
ートレーンを示しており、主変速機構6は第1実施態様
の構成と同一の構成を有するが、副変速機構10は2つの
単純遊星ギヤユニットから構成される。さらに、主変速
機構と副変速機構とを相互に連結するチェーンによって
動力が伝達される。
従って、出力ドラム部材30を通じて主変速機構6のリ
ングギヤと一体に形成されたトランスファー駆動スプロ
ケット320は、副変速機構10のトランスファー被駆動ス
プロケット340とチェーン50によって連結される。
副変速機構は出力軸52を規準に対称であるので、半断
面のみが図3に図示されている。
遊星キャリア54と一体に装着されたトランスファー被
駆動ズプロケット340は第1単純遊星ギヤユニット56の
ピニオンギヤ58に連結されており、ピニオンギヤ58は太
陽ギヤ60の外周にかみ合わされてリングギヤ62の内周に
かみ合わされる。
太陽ギヤ6は、太陽ギヤ60とトランスファー被駆動ス
プロケット340との間に装着された第6摩擦要素C3を通
じて動力伝達部材64に動力を伝達するように設計されて
おり、第4一方向クラッチF4は動力伝達部材64とトラン
スファー被駆動ギヤ340との間に装着されて逆時計回り
方向に動力が伝達される。
上述のパワートレーンは、図4の表に示すように、摩
擦要素を選択的に作動させることによって速度比を変更
する。
第2実施態様による速度比変化の作動は、最終減速作
動のために、第2単純遊星ギヤユニット66の太陽ギヤ68
が入力要素として作用し、リングギヤ74が反力要素とし
て作用し、そして、ピニオンギヤ72が出力要素として作
用すること以外には、図1及び図2に示すような第1実
施態様のそれと同様である。
このように説明した本発明は、多くの方法で変形され
得ることは明白である。かかる変形は本発明の思想と範
囲から外れないことと見なされ、この分野における熟練
者には明白であるすべてのかかる変更は、次の請求の範
囲の範囲内に含まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パーク、ドン フーン 大韓民国 449―910 キュンキ―ド ヨ ンイン―クン クセォン―ミュン マブ ク−リ サン 1―1 (56)参考文献 特開 平3−117754(JP,A) 特開 平5−296330(JP,A) 特開 平3−37459(JP,A) 特開 昭60−188646(JP,A) 特開 平6−288445(JP,A) 実開 平1−102551(JP,U) 特公 昭61−19860(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多段の速度比を生成するための遊星ギヤユ
    ニットと、前記遊星ギヤユニットのギヤを選択的に回転
    させるための複数の摩擦要素と、動力を伝達するための
    入力要素とを含み、 第1前進速度比は、第1太陽ギヤに動力を伝えるために
    第1摩擦要素を作動させ、かつ遊星キャリアを固定する
    ための第1一方向クラッチを作動させることによって確
    立され、 第2前進速度比は、第2太陽ギヤの特定方向への回転を
    抑止するための第2摩擦要素及び第2一方向クラッチを
    追加して作動させることによって確立され、 第3前進速度比は、動力を遊星キャリアに伝えるための
    第3摩擦要素を追加して作動させることによって確立さ
    れ、 第4前進速度比は、第2太陽ギヤのいずれの方向に関す
    る回転をも抑止するための第4摩擦要素を追加して作動
    させることによって確立され、 第5前進速度比は、第3太陽ギヤを固定するための第5
    摩擦要素を追加して作動させることによって確立され
    る、 自動変速機のパワートレーン。
  2. 【請求項2】4つの速度比を出力するようにエンジンの
    出力を変更するための複合遊星ギヤユニットを有する主
    変速部と、 4つの速度比の中の最高速度比を増加させることによっ
    て、もう1つの速度比を付加するための単純遊星ギヤユ
    ニットを有する副変速部とを含み、 主変速部は、 エンジンの動力を伝達するためのものであって、第1太
    陽ギヤと第1摩擦要素との間に装着される第1一方向ク
    ラッチと、 第2太陽ギヤが作動されるとき第2太陽ギヤを固定する
    ためのものであって、第2太陽ギヤと第2摩擦要素との
    間に装着される第2−方向クラッチと、 複合遊星ギヤユニットの遊星キャリアの特定方向への回
    転を抑止するための第3一方向クラッチと、を含み、 副変速部は、単純遊星ギヤユニットの太陽ギヤの回転速
    度の増加を抑止することによって単純遊星ギヤユニット
    を一体に回転させるためのものであって、単純遊星ギヤ
    の太陽ギヤとトランスファー被駆動ギヤとの間に装着さ
    れる第4一方向クラッチを含み、 第1前進速度比は、第1,第3及び第4一方向クラッチの
    作動によって達成され、 第2前進速度比は、第1前進速度比の状態における、第
    2一方向クラッチの作動と第3一方向クラッチの開放と
    によって達成され、 第3前進速度比は、第2前進速度比の状態における、第
    2一方向クラッチの開放によって達成され、 第4前進速度比は、第3前進速度比の状態における、第
    1一方向クラッチの開放によって達成され、 第5前進速度比は、すべての一方向クラッチの開放によ
    って達成される、複数の前進及び後進速度比を提供する
    パワートレーン。
  3. 【請求項3】エンジンから動力を伝えるための入力軸
    と、 4つの速度比に動力を出力するための複合遊星ギヤユニ
    ットを有する主変速機構と、 主変速機構から4つの速度比中の一番大きい速度比とし
    て出力される速度比を増加させるための単純遊星ギヤユ
    ニットを有する副変速機構とを含み、 前記主変速機構は、入力軸から複合遊星ギヤユニットの
    第1太陽ギヤに動力を選択的に伝達するための第1摩擦
    要素と、複合遊星ギヤユニットの第2太陽ギヤを空転要
    素として作るための第2摩擦要素と、入力軸から複合遊
    星ギヤユニットの遊星キャリアに動力を選択的に伝達す
    るための第3摩擦要素と、第2太陽ギヤを反力要素とし
    て作動させるための第4摩擦要素とを含み、 前記副変速機構は、トランスファー被駆動スプロケット
    と直結されるピニオンギヤと、前記ピニオンギヤの内周
    にかみ合わされて第3摩擦要素が作動される状態におい
    て動力を伝達される太陽ギヤと、その内周がピニオンギ
    ヤとかみ合わされるリングギヤとを含む第1単純遊星ギ
    ヤユニットと、 第1単純遊星ギヤユニットのリングギヤと直結される太
    陽ギヤと、前記太陽ギヤの外周にかみ合わされて差動ギ
    ヤに動力を伝達するピニオンギヤと、その内周が第2単
    純遊星ギヤユニットの前記ピニオンギヤとかみ合わされ
    るリングギヤとを含む第2単純遊星ギヤユニットと、 前記第1単純遊星ギヤユニットの太陽ギヤを反力要素と
    して作動させるための第5摩擦要素とを含む、車両の自
    動変速機のパワートレーン。
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