JPS61192953A - 自動変速機の遊星歯車列 - Google Patents
自動変速機の遊星歯車列Info
- Publication number
- JPS61192953A JPS61192953A JP60031555A JP3155585A JPS61192953A JP S61192953 A JPS61192953 A JP S61192953A JP 60031555 A JP60031555 A JP 60031555A JP 3155585 A JP3155585 A JP 3155585A JP S61192953 A JPS61192953 A JP S61192953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- gear
- sun gear
- speed
- input shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
- F16H3/62—Gearings having three or more central gears
- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/003—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
- F16H2200/0043—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds the gear ratios comprising four forward speeds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/20—Transmissions using gears with orbital motion
- F16H2200/2002—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
- F16H2200/2007—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with two sets of orbital gears
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/20—Transmissions using gears with orbital motion
- F16H2200/2002—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
- F16H2200/201—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with three sets of orbital gears
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/20—Transmissions using gears with orbital motion
- F16H2200/2097—Transmissions using gears with orbital motion comprising an orbital gear set member permanently connected to the housing, e.g. a sun wheel permanently connected to the housing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、自動変速機の遊星歯車列に関するものである
。
。
(ロ)従来の技術
2つの遊星歯車組、複数のクラッチ及び複数のブレーキ
を組み合せてオーバドライブ付きの前進4速自動変速機
の遊星歯車列を構成することが可能であるが、従来の遊
星歯車列では所定の変速段で入力軸よりもかなり高速で
回転する部材が生ずるという問題点があった。高速で回
転する部材が存在するということは、その部材の強度上
の問題、ベアリングの耐久性等の点から好ましくないの
であるが、これに加えて、その部材とクラ−、チのシリ
ンダ部材(クラッチドラム)とが連結されている場合に
は次のような問題も発生する。すなわち、クラッチドラ
ムが高速で回転すると、クラッチに油圧が供給されてい
ないときであってもクラッチドラム内の油に作用する遠
心力によってクラッチが締結状態となり、誤動作、クラ
ッチプレートの焼損などを発生する。このような問題を
ワンウェイクラッチを設けることにより解決しようとし
た遊星歯車列が例えば特開昭59−113347号公報
に示されている。
を組み合せてオーバドライブ付きの前進4速自動変速機
の遊星歯車列を構成することが可能であるが、従来の遊
星歯車列では所定の変速段で入力軸よりもかなり高速で
回転する部材が生ずるという問題点があった。高速で回
転する部材が存在するということは、その部材の強度上
の問題、ベアリングの耐久性等の点から好ましくないの
であるが、これに加えて、その部材とクラ−、チのシリ
ンダ部材(クラッチドラム)とが連結されている場合に
は次のような問題も発生する。すなわち、クラッチドラ
ムが高速で回転すると、クラッチに油圧が供給されてい
ないときであってもクラッチドラム内の油に作用する遠
心力によってクラッチが締結状態となり、誤動作、クラ
ッチプレートの焼損などを発生する。このような問題を
ワンウェイクラッチを設けることにより解決しようとし
た遊星歯車列が例えば特開昭59−113347号公報
に示されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
上述のように2組の遊星歯車を用いてオーバドライブ付
き前進4速の遊星歯車列を構成する場合には、入力軸の
回転速度よりも高速で回転する部材が生じ、これとクラ
ッチとが連結されている場合には誤動作、クラッチプレ
ートの焼損を発生するという問題点がある0本発明は、
上述の公報に示される構造とは異なる簡潔な構成により
クラッチドラムの回転速度を低減することを目的として
いる。
き前進4速の遊星歯車列を構成する場合には、入力軸の
回転速度よりも高速で回転する部材が生じ、これとクラ
ッチとが連結されている場合には誤動作、クラッチプレ
ートの焼損を発生するという問題点がある0本発明は、
上述の公報に示される構造とは異なる簡潔な構成により
クラッチドラムの回転速度を低減することを目的として
いる。
(ニ)問題点を解決するための手段
本発明は、2つの遊星歯車組に、3つのクラッチ、3つ
のブレーキ及び2つのワンウェイクラッチを組み合せる
ことにより、上記問題点を解決する。すなわち1本発明
による自動変速機の遊星歯車列は、第1サンギア、第1
インターナルギア及び第1ピニオンキャリアから成る第
1遊星歯車組と、第2サンギア、第2インターナルギア
及び第2ピニオンキャリアから成る第2遊星歯車組と、
を有しており、第1サンギアと第2サンギアとは互いに
連結されており、またこれらは第1ブレーキによって静
止部に対して固定可能であり、更に第1サンギア及び第
2サンギアは直列に配置された第1クラッチ及び第1ワ
ンウェイクラッチ又は直列に配置された第2クラッチ及
び第2ワンウェイクラッチを介して入力軸と連結可能で
あり、第1ワンウェイクラッチと第2ワンウェイクラッ
チとは自由回転方向が互いに逆になる向きに配置されて
おり、第1インターナルギア及び第2ピニオンキャリア
は常に出力軸と連結されており、第1ピニオンキャリア
は第3クラッチを介して入力軸と連結可能であると共に
第2ブレーキによって静止部に対して固定可能であり、
また第2インターナルギアは第3ブレーキによって静止
部に対して固定可能である。
のブレーキ及び2つのワンウェイクラッチを組み合せる
ことにより、上記問題点を解決する。すなわち1本発明
による自動変速機の遊星歯車列は、第1サンギア、第1
インターナルギア及び第1ピニオンキャリアから成る第
1遊星歯車組と、第2サンギア、第2インターナルギア
及び第2ピニオンキャリアから成る第2遊星歯車組と、
を有しており、第1サンギアと第2サンギアとは互いに
連結されており、またこれらは第1ブレーキによって静
止部に対して固定可能であり、更に第1サンギア及び第
2サンギアは直列に配置された第1クラッチ及び第1ワ
ンウェイクラッチ又は直列に配置された第2クラッチ及
び第2ワンウェイクラッチを介して入力軸と連結可能で
あり、第1ワンウェイクラッチと第2ワンウェイクラッ
チとは自由回転方向が互いに逆になる向きに配置されて
おり、第1インターナルギア及び第2ピニオンキャリア
は常に出力軸と連結されており、第1ピニオンキャリア
は第3クラッチを介して入力軸と連結可能であると共に
第2ブレーキによって静止部に対して固定可能であり、
また第2インターナルギアは第3ブレーキによって静止
部に対して固定可能である。
(ホ)作用
第1.2及び3クラッチ、第1.2及び3ブレーキ、及
び@l及び2ワンウェイクラッチを第2図に示すような
組み合せで作動させることにより、第4速がオーバドラ
イブとなった前進4速の変速段を得ることができる。第
2速時に第1サンギア及び第2サンギアは入力軸よりも
高速で回転するが、入力軸と第1サンギア及び第2サン
ギアとの間には直列に配置された第1及び2クラッチ及
び第1及び2ワンウェイクラッチが設けであるため、ワ
ンウェイクラッチで空転してクラッチドラムは高速では
回転しない、従って、クラッチドラム内の油に作用する
遠心力による誤動作、クラッチプレートの焼損等の発生
が防止される。
び@l及び2ワンウェイクラッチを第2図に示すような
組み合せで作動させることにより、第4速がオーバドラ
イブとなった前進4速の変速段を得ることができる。第
2速時に第1サンギア及び第2サンギアは入力軸よりも
高速で回転するが、入力軸と第1サンギア及び第2サン
ギアとの間には直列に配置された第1及び2クラッチ及
び第1及び2ワンウェイクラッチが設けであるため、ワ
ンウェイクラッチで空転してクラッチドラムは高速では
回転しない、従って、クラッチドラム内の油に作用する
遠心力による誤動作、クラッチプレートの焼損等の発生
が防止される。
(へ)実施例
以下1本発明の実施例を添付図面の第1〜8図に基づい
て説明する。
て説明する。
(第1実施例)
第1及び第2図に本発明の第1実施例を示す。
第1図に示す自動変速機の遊星歯車列は、第11星歯車
組G!、第2遊星歯車組G2、入力軸重。
組G!、第2遊星歯車組G2、入力軸重。
出力軸0.クラッチc、、C2、及びC3、ブレーキB
、、Bz及びB3.及びワンウェイクラッチOWC、及
び0WC2を有している。第1遊星歯車組G1は、第1
サンギアSL、第1インターナルギアR1,及び第1サ
ンギアS1及び第1イン・ターナルギアR1と同時にか
み合う第1−ピニオンギアP、を支持する第1ピニオン
キャリアPC1を有している。同様に第2遊星歯車組G
2も、第2サンギナS2、第2インターナルギアR2、
及び第2サンギアS2及び第2インターナルギアR2と
同時にかみ合う第2ピニオンギアP2を支持する第2ビ
ニオンキヤリアPC2を有している。第1サンギアS、
と第2サンギアS2とは互いに連結されており、両者は
@1ブレーキB1によって停止部に対して固定可能であ
る。また、第1サンギアS、′及び第2サンギアS2は
直列に配置された第1クラッチC1及び@1ワンウェイ
クラッチOWC、を介して入力軸重に連結可能であり、
更に@1サンギアSI及び第2サンギアS2は、第1ク
ラッチC1及び第1ワンウェイクラッチOWC、と並列
に設けられた第2クラッチc2及び第2ワンウェイクラ
ッチOWC,を介しても入力軸Iに連結可能である。第
1ワンウェイクラッチOWC、と第2ワンウェイクラッ
チowc2は自由回転方向が互いに逆となるように配置
しである。すなわち、第1ワンウェイクラッチoWC1
は入力軸!側から第1サンギアS1を駆動する向きの力
を伝達可能であり、第2ワンウェイクラッチOWC,は
その逆向きの力を伝達可能である。第1インターナルギ
アR1及び第2ビニオンキヤリアPC2は出力軸Oと常
に連結されている。第1ビニオンキヤリアPCIは、第
3クラッチC1によって入力軸Iと連結可能であり、か
つ第2ブレーキB2によって静止部に対して固定するこ
とが可能である。また、第2インターナルギアR2は第
3ブレーキB1によって静止部に対して固定することが
可能である。
、、Bz及びB3.及びワンウェイクラッチOWC、及
び0WC2を有している。第1遊星歯車組G1は、第1
サンギアSL、第1インターナルギアR1,及び第1サ
ンギアS1及び第1イン・ターナルギアR1と同時にか
み合う第1−ピニオンギアP、を支持する第1ピニオン
キャリアPC1を有している。同様に第2遊星歯車組G
2も、第2サンギナS2、第2インターナルギアR2、
及び第2サンギアS2及び第2インターナルギアR2と
同時にかみ合う第2ピニオンギアP2を支持する第2ビ
ニオンキヤリアPC2を有している。第1サンギアS、
と第2サンギアS2とは互いに連結されており、両者は
@1ブレーキB1によって停止部に対して固定可能であ
る。また、第1サンギアS、′及び第2サンギアS2は
直列に配置された第1クラッチC1及び@1ワンウェイ
クラッチOWC、を介して入力軸重に連結可能であり、
更に@1サンギアSI及び第2サンギアS2は、第1ク
ラッチC1及び第1ワンウェイクラッチOWC、と並列
に設けられた第2クラッチc2及び第2ワンウェイクラ
ッチOWC,を介しても入力軸Iに連結可能である。第
1ワンウェイクラッチOWC、と第2ワンウェイクラッ
チowc2は自由回転方向が互いに逆となるように配置
しである。すなわち、第1ワンウェイクラッチoWC1
は入力軸!側から第1サンギアS1を駆動する向きの力
を伝達可能であり、第2ワンウェイクラッチOWC,は
その逆向きの力を伝達可能である。第1インターナルギ
アR1及び第2ビニオンキヤリアPC2は出力軸Oと常
に連結されている。第1ビニオンキヤリアPCIは、第
3クラッチC1によって入力軸Iと連結可能であり、か
つ第2ブレーキB2によって静止部に対して固定するこ
とが可能である。また、第2インターナルギアR2は第
3ブレーキB1によって静止部に対して固定することが
可能である。
上記のような構成の自動変速機の遊星歯車列のクラッチ
C1、C2、及びC7、及びブレーキB1、BZ及びR
3を、第2図に示すような組み合わせで選択的に作動さ
せることにより、同図に示すような変速比を有する前進
4速及び後退l速を得ることができる。第2図中○印が
締結されている要素を示す、(○)団は締結してもしな
くても動力伝達とは無関係であることを示す、また、第
3速の欄は2つあるが、上欄はエンジンブレーキが作用
する状態を示し、下欄はエンジンブレーキが作用しない
状態を示す、なお、同図中のC1及びC2はそれぞれ第
1サンギアSlと$1インターナルギアR1との歯数の
比及び第2サンギアS2と第2インターナルギアR2ど
の歯数の比である。第2速時には第1サンギアS1及び
第2サンギアS、が入力軸!よりも高速で回転する。こ
れを第3〜7図に示す線図に基づいて説明する。これら
の線図は遊星歯車組の各要素の回転速度の関係を示すも
のである。すなわち、インターナルギアR,ビニオンキ
ャリアPC1及びサンギアSの回転数をそれぞれNR,
NPC及びNsとし、(サンギアSの歯数)/(インタ
ーナルギアRの歯数)をαとすれば、これらの間にはN
R+α×N5−(1+α)XNpc=Oの関係式が成立
する。
C1、C2、及びC7、及びブレーキB1、BZ及びR
3を、第2図に示すような組み合わせで選択的に作動さ
せることにより、同図に示すような変速比を有する前進
4速及び後退l速を得ることができる。第2図中○印が
締結されている要素を示す、(○)団は締結してもしな
くても動力伝達とは無関係であることを示す、また、第
3速の欄は2つあるが、上欄はエンジンブレーキが作用
する状態を示し、下欄はエンジンブレーキが作用しない
状態を示す、なお、同図中のC1及びC2はそれぞれ第
1サンギアSlと$1インターナルギアR1との歯数の
比及び第2サンギアS2と第2インターナルギアR2ど
の歯数の比である。第2速時には第1サンギアS1及び
第2サンギアS、が入力軸!よりも高速で回転する。こ
れを第3〜7図に示す線図に基づいて説明する。これら
の線図は遊星歯車組の各要素の回転速度の関係を示すも
のである。すなわち、インターナルギアR,ビニオンキ
ャリアPC1及びサンギアSの回転数をそれぞれNR,
NPC及びNsとし、(サンギアSの歯数)/(インタ
ーナルギアRの歯数)をαとすれば、これらの間にはN
R+α×N5−(1+α)XNpc=Oの関係式が成立
する。
従って、リングギアR,ピニオンキャリアPC及びサン
ギアSの各回転数を示す縦軸をそれぞれR軸、PC軸及
びS軸とし、R軸とPC軸との間の距離と、PC軸とS
軸との間の距離との比をαとなるようにすれば、この座
標上における任意の直線とR軸、PC軸及びS軸との交
点の座標は上述の式に示される関係を満足することにな
る。なお、2つの遊星歯車組を組み合わせた場合には、
互いに連結されている要素を示す縦軸は同じ位置に描く
。
ギアSの各回転数を示す縦軸をそれぞれR軸、PC軸及
びS軸とし、R軸とPC軸との間の距離と、PC軸とS
軸との間の距離との比をαとなるようにすれば、この座
標上における任意の直線とR軸、PC軸及びS軸との交
点の座標は上述の式に示される関係を満足することにな
る。なお、2つの遊星歯車組を組み合わせた場合には、
互いに連結されている要素を示す縦軸は同じ位置に描く
。
wIJ4図は第2速の状態を示す、この場合、第2イン
ターナルギアR2が固定されるためR2軸上に回転数0
の点を取り、第1ピニオンキャリアPC1が入力軸Iと
連結されるためPCI軸上に1の点を取り、これらの点
を結べば、この線と縦軸との交点が各要素の回転数を示
すことになる。この場合、PC2軸及びR,軸が出力軸
0の回転を示すことになる。すなわち、出力軸0は入力
軸重の回転に対して減速されることになる。しかし、第
1サンギアSI及び第2サンギアS2は入力軸Iの約1
゜8倍の速度で回転することになる。このため、第1ワ
ンウェイクラッチOWC、の第1サンギアSlと連結さ
れている部材(例えば、インナーレース)も高速で回転
するが、第1クラッチC1と連結されている部材(例え
ば、アウターレース)はワンウェイクラッチの空転作用
により回転しない(実際には、多少の摩擦があるためあ
る程度の速度で回転する)、従って、第1ワンウェイク
ラッチOWC、のアウターレースに第1クラッチC1の
クラッチドラムが連結されていても、クラッチドラムが
高速で回転することはない、従って、クラッチドラム内
の油に作用する遠心力は小さく、遠心力によって問題と
なるほどの油圧が発生することはなく、誤動作、クラッ
チプレートの焼損等の問題は生じない。
ターナルギアR2が固定されるためR2軸上に回転数0
の点を取り、第1ピニオンキャリアPC1が入力軸Iと
連結されるためPCI軸上に1の点を取り、これらの点
を結べば、この線と縦軸との交点が各要素の回転数を示
すことになる。この場合、PC2軸及びR,軸が出力軸
0の回転を示すことになる。すなわち、出力軸0は入力
軸重の回転に対して減速されることになる。しかし、第
1サンギアSI及び第2サンギアS2は入力軸Iの約1
゜8倍の速度で回転することになる。このため、第1ワ
ンウェイクラッチOWC、の第1サンギアSlと連結さ
れている部材(例えば、インナーレース)も高速で回転
するが、第1クラッチC1と連結されている部材(例え
ば、アウターレース)はワンウェイクラッチの空転作用
により回転しない(実際には、多少の摩擦があるためあ
る程度の速度で回転する)、従って、第1ワンウェイク
ラッチOWC、のアウターレースに第1クラッチC1の
クラッチドラムが連結されていても、クラッチドラムが
高速で回転することはない、従って、クラッチドラム内
の油に作用する遠心力は小さく、遠心力によって問題と
なるほどの油圧が発生することはなく、誤動作、クラッ
チプレートの焼損等の問題は生じない。
なお、第3図は第1速の状態、第5図は第3速の状態、
第6図は第4速の状態、第7図は後退の状態をそれぞれ
示す、第4速時には第2インターナルギアR2が高速で
回転するが、これにはクラッチドラムが連結されること
はないので上述のような問題は発生しない。
第6図は第4速の状態、第7図は後退の状態をそれぞれ
示す、第4速時には第2インターナルギアR2が高速で
回転するが、これにはクラッチドラムが連結されること
はないので上述のような問題は発生しない。
(@2実施例)
第8図に本発明の第2実施例を示す、この第2実施例は
第1実施例と同様の遊星歯車列をFF車用のオートマチ
ックトランスアクスルに適用したものである。すなわち
、トルクコンバータ10の出力をチェーン12を介して
入力軸■に入力するようにし、出力軸0の回転は遊星歯
車式の終減速歯車14によって減速して差動装置16に
伝達し、差動装置16から左右の出力軸18及び20に
出力するようにしである。また、出力軸0にはパーキン
グ装置22が設けられる。これにより。
第1実施例と同様の遊星歯車列をFF車用のオートマチ
ックトランスアクスルに適用したものである。すなわち
、トルクコンバータ10の出力をチェーン12を介して
入力軸■に入力するようにし、出力軸0の回転は遊星歯
車式の終減速歯車14によって減速して差動装置16に
伝達し、差動装置16から左右の出力軸18及び20に
出力するようにしである。また、出力軸0にはパーキン
グ装置22が設けられる。これにより。
オーバドライブ付き前進4速のオートマチックトランス
アクスルを構成することができる。
アクスルを構成することができる。
(ト)発明の詳細
な説明してきたように、本発明によると、上述のように
遊星歯車列を構成したので、第1サンギア及び第2サン
ギアが入力軸よりも高速で回転しても、クラッチドラム
はこれと一体には回転しないようにすることができ、ク
ラッチの誤動作、クラッチプレートの焼損等を防止する
ことができる。
遊星歯車列を構成したので、第1サンギア及び第2サン
ギアが入力軸よりも高速で回転しても、クラッチドラム
はこれと一体には回転しないようにすることができ、ク
ラッチの誤動作、クラッチプレートの焼損等を防止する
ことができる。
第1図は本発明による自動変速機の遊星歯車列を示す図
、第2図は第1図に示した自動変速機の遊星歯車列の各
変速段において作動する部材の組み合わせを示す図、第
3〜7図は遊星歯車組の各要素の回転数の関係を示す線
図、第8図は本発明の第2実施例を示す図である。 G1・・・第1遊星歯車組、G2・・・第2′!i星歯
車組、Sl@・・第1サンギア、S、・・・第2サンギ
ア、PC,・φ・第1ビニオンキヤリア、PC2・・・
第2ピニオンキャリア、RI参〇−Stインターナルギ
ア、R2・・・@2インターナルギア、工・・・入力軸
、O・・φ出力軸、C1・・・第1クラッチ、C2Il
・・第2クラッチ、G3・・Φ第3クラッチ、B+ 拳
・・第1ブレーキ Bz・φ・第2ブレーキ、R3の・
・第3ブレーキ、OWC、・や・第1ワンウェイクラッ
チ、0WC2・・・第2ワンウェイクラッチ。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁 理 士・ 宮 内 利 行第1図 只1 第3図 R2PC252 R+ PC+ S+ 第4図 R2PC252 R+ PC+ 51 第5図 Rz PC252 R+ PC+ sl 第6図 R2PC252 第7図 R2PC2、5z
、第2図は第1図に示した自動変速機の遊星歯車列の各
変速段において作動する部材の組み合わせを示す図、第
3〜7図は遊星歯車組の各要素の回転数の関係を示す線
図、第8図は本発明の第2実施例を示す図である。 G1・・・第1遊星歯車組、G2・・・第2′!i星歯
車組、Sl@・・第1サンギア、S、・・・第2サンギ
ア、PC,・φ・第1ビニオンキヤリア、PC2・・・
第2ピニオンキャリア、RI参〇−Stインターナルギ
ア、R2・・・@2インターナルギア、工・・・入力軸
、O・・φ出力軸、C1・・・第1クラッチ、C2Il
・・第2クラッチ、G3・・Φ第3クラッチ、B+ 拳
・・第1ブレーキ Bz・φ・第2ブレーキ、R3の・
・第3ブレーキ、OWC、・や・第1ワンウェイクラッ
チ、0WC2・・・第2ワンウェイクラッチ。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁 理 士・ 宮 内 利 行第1図 只1 第3図 R2PC252 R+ PC+ S+ 第4図 R2PC252 R+ PC+ 51 第5図 Rz PC252 R+ PC+ sl 第6図 R2PC252 第7図 R2PC2、5z
Claims (1)
- 第1サンギア、第1インターナルギア及び第1ピニオン
キャリアから成る第1遊星歯車組と、第2サンギア、第
2インターナルギア及び第2ピニオンキャリアから成る
第2遊星歯車組と、を有し、第1サンギアと第2サンギ
アとは互いに連結されておりかつ第1ブレーキによって
静止部に対して固定可能であり、また第1サンギア及び
第2サンギアは直列に配置された第1クラッチ及び第1
ワンウェイクラッチ又は直列に配置された第2クラッチ
及び第2ワンウェイクラッチを介して入力軸と連結可能
であり、第1ワンウェイクラッチと第2ワンウェイクラ
ッチとは自由回転方向が互いに逆になる向きに配置され
ており、第1インターナルギア及び第2ピニオンキャリ
アは常に出力軸と連結されており、第1ピニオンキャリ
アは第3クラッチを介して入力軸と連結可能でありかつ
第2ブレーキによって静止部に対して固定可能であり、
また第2インターナルギアは第3ブレーキによって静止
部に対して固定可能である自動変速機の遊星歯車列。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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