JPH0276954A - 遊星歯車式変速装置 - Google Patents

遊星歯車式変速装置

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JPH0276954A
JPH0276954A JP63227270A JP22727088A JPH0276954A JP H0276954 A JPH0276954 A JP H0276954A JP 63227270 A JP63227270 A JP 63227270A JP 22727088 A JP22727088 A JP 22727088A JP H0276954 A JPH0276954 A JP H0276954A
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JP
Japan
Prior art keywords
gear
planetary gear
gear mechanism
type planetary
pinion type
Prior art date
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Application number
JP63227270A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Asada
壽幸 浅田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車等の車輌に用いられる自動変速機等に組
込まれる遊星歯車式変速装置に係る。
[従来の技術] 自動車等の車輌に用いられる自動変速機等に組込まれる
a星歯車式変速装置は、従来より種々の構成にて提案さ
れており、これの一つとして二組のシングルピニオン型
a!i!歯車機構と一組のダブルピニオン型遊星歯車機
構とを組合せてなる型式のものがあり、これは前進五段
或いはそれ以上の前進変速段と後進−段或いはそれ以上
の後進変速段とを達成し得るようになっている。この種
の遊星歯車式変速装置は、例えば特開昭51−4806
2号、特開昭51−17767号、特開昭51−108
168号、特開昭51−108170号、特開昭51−
127968号の各公報に示されている。
[発明が解決しようとする課題〕 自動車等の車輌に用いられる自動変速機に於ては、一般
に、小型化設計のために各遊星歯車機構の歯数比が適切
で各遊星歯車機構の外径がさほど大きくならず、クラッ
チ或いはブレーキの如き変速制御用摩擦係合装置の切換
による変速が容易であること、耐久性の観点から各遊星
歯車機構に於けるプラネタリピニオンのキャリヤに対す
る相対回転数が低く、歯車の耐久性に優れていることを
要求され、また第一速段より直結段までの前進変速段の
変速比が等比級数に近い値に設定され、しかも動力性能
と燃費、静粛性の両立のために増速段(オーバドライブ
段)の変速比が適切であることを要求される。
本発明は上述の如き要求を全て満す新しい構造の遊星歯
車式変速装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上述の如き目的は、本発明によれば、人力部材と、出力
部材と、サンギヤとリングギヤとプラネタリピニオンと
キャリヤとを有する第一のシングルピニオン型遊星歯車
機構と、サンギヤとリングギヤとプラネタリピニオンと
キャリヤとを有する第二のシングルピニオン型遊星歯車
機構と、サンギヤとリングギヤと互いに噛合する二つの
プラネタリピニオンとキャリヤとをaするダブルビニオ
ン型遊星歯車機構と、前記第一のシングルピニオン型遊
星歯車機構のサンギヤ及び前記第二のシングルピニオン
型J星歯車機構のリングギヤと前記入力部材とを互いに
選択的に連結する第一クラッチと、前記ダブルビニオン
型遊星歯車機構のキャリヤと前記入力部材とを互いに選
択的に連結する第二クラッチと、前記第二のシングルピ
ニオン型遊星歯車機構のサンギヤと前記入力部材とを互
いに選択的に連結する第三クラッチと、前記第一のシン
グルピニオン型遊星歯車機構のリングギヤを選択的に固
定する第一ブレーキと、前記ダブルビニオン型a星歯車
機構のキャリヤを選択的に固定する第二ブレーキと、前
記第二のシングルピニオン型遊星歯車機構のサンギヤを
選択的に固定する第三ブレーキとを有し、前記第一のシ
ングルピニオン型遊星歯車機構のキャリヤと前記第二の
シングルピニオン型遊星歯車機構のキャリヤと前記ダブ
ルピニオン型遊星歯車機構のサンギヤとが互いに連結さ
れ、前記第一のシングルピニオン型遊星歯車機構のサン
ギヤと前記第二のシングルピニオン型遊星歯車機構のり
ングギャとが互いに連結され、前記第一のシングルピニ
オン型遊星歯車機構のリングギヤと前記ダブルビニオン
型遊星歯車機構のリングギヤとが互いに連結され、前記
第一のシングルピニオン型遊星歯車機構のキャリヤと前
記第二のシングルピニオン型遊星歯車機構のキャリヤと
が前記出力部材と連結されている遊星歯車式変速装置に
よって達成される。
[発明の作用及び効果コ 上述の如き構成によれば、各遊星歯車機構の歯数比が適
切で各遊星歯車機構の外径がさほど大きくならず、小型
化設計の自由度が増大し、前進段に於けるアップシフト
或いはダウンシフトの如き変速が二つのクラッチ或いは
ブレーキの如き変速制御用摩擦係合装置の切換により容
易に行われ、各遊星歯車機構に於けるプラネタリピニオ
ンのキャリヤに対する相対回転数が低く、優れた耐久性
が得られ、その上で第一速段より直結段までの前進変速
段の変速比が等比級数に近い値に設定され、しかも増速
段(オーバドライブ段)の変速比が適切な値に設定され
、動力性能と燃費、静粛性とが両立するようになる。
[実施例] 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
第1図は本発明による遊星歯車式変速装置の一つの実施
例を示している。第1図に於て、10は入力軸を、12
は出力歯車を、20は第一のシングルビニオン型遊星歯
車機構を、30は第二のシングルビニオン型遊星歯車機
構を、40はダブルピニオン型遊星歯車機構を各々示し
ており、これらは互いに同一軸線上に配置されている。
入力軸10は図示されていない内燃機関の如き原動機よ
り回転動力を周知の流体式トルクコンバータ或いは電磁
クラッチ等を介して与えられるようになっている。
第一のシングルビニオン型遊星歯車機構20は、サンギ
ヤ22と、サンギヤ22と同心のリングギヤ24と、サ
ンギヤ22及びリングギヤ24とに噛合するプラネタリ
ピニオン26と、プラネタリピニオン26を回転可能に
担持するキャリヤ28とを有し、−船釣なシングルビニ
オン型遊星歯車機構をなしている。
第二のシングルビニオン型遊星歯車機構30は、サンギ
ヤ32と、サンギヤ32と同心のリングギヤ34と、サ
ンギヤ32とリングギヤ34とに噛合するプラネタリピ
ニオン36と、プラネタリピニオン36を回転可能に担
持するキャリヤ38とを有し、−船釣なシングルビニオ
ン型遊星歯車機構をなしている。
ダブルピニオン型遊星歯車機構40は、サンギヤ42と
、サンギヤ42と同心のリングギヤ44と、互いに噛合
しそのうちの一つはサンギヤ42に噛合しもう一つはリ
ングギヤ44と噛合する二つのプラネタリピニオン46
及び47と、二つのプラネタリピニオン46及び47を
各々回転可能に担持するキャリヤ48とを有し、−船釣
なダブルビニオン型遊星歯車機構をなしている。
第一のシングルビニオン型遊星歯車機構20のキャリヤ
28と第二のシングルビニオン型遊星歯車機構30のキ
ャリヤ38とダブルビニオン型遊星歯車機構40のサン
ギヤ42とは第一の連結部材50によって互いに連結さ
れている。
第一のシングルビニオン型遊星歯車機構20のサンギヤ
22と第二のシングルビニオン型遊星歯車機構30のリ
ングギヤ34とは第二の連結部材52によって互いに連
結されている。
第一のシングルビニオン型遊星歯車機構20のリングギ
ヤ24とダブルピニオン型遊星歯車機構40のリングギ
ヤ44とは第三の連結部材54によって互いに連結され
ている。
尚、第一の連結部材50、第二の連結部材52及び第三
の連結部材54は特別な別部材として構成されている必
要が必ずしもなく、連結部材50.52或いは54によ
って互いに連結される部材は、連結部材50.52.5
4に相当する連結部にて互いに直接連結されていても、
また互いに一体に構成されていてもよい。
第一のシングルビニオン型遊星歯車機構30のキャリヤ
26と第二のシングルビニオン型遊星歯車機構30のキ
ャリヤ36とは各々出力歯車12に連結されている。
また本発明による遊星歯車式変速装置は、三つのクラッ
チ、即ち第一クラッチC+、第二クラッチC2、第三ク
ラッチGと、三つのブレーキ、即ち第一ブレーキB+ 
、第二ブレーキB2、第三ブレーキ&とを有している。
これらクラッチ、ブレーキは多板式のものにより構成さ
れていてよい。
第一クラッチCIは、第二の連結部材52、即ち第一の
シングルビニオン型遊星歯車機構20のサンギヤ22及
び第二のシングルビニオン型遊星歯車機構30のリング
ギヤ34と入力軸10とを選択的にトルク伝達関係に連
結するようになっている。
第二クラッチC2はダブルビニオン型遊星歯車機構30
のキャリヤ48と入力軸10とを選択的にトルク伝達関
係に連結するようになっている。
第三クラッチCsは第二のシングルビニオン型遊星歯車
機構30のサンギヤ32と入力軸10とを選択的にトル
ク伝達関係に連結するようになっている。
第一ブレーキB、 +よ第一のシングルピニオン型遊星
歯車機構20のリングギヤ24をトランスミッションケ
ース60に選択的に連結してこれを選択的に固定状態に
するようになっている。
第二ブレーキB2はダブルビニオン型遊星歯車機構40
のキャリヤ48をトランスミッションケース60に選択
的に連結してこれを選択的に固定状態にするようになっ
ている。
第三ブレーキ民は第二のシングルピニオン型遊星歯車機
構30のサンギヤ32をトランスミッションケース゛6
0に選択的に連結してこれを選択的に固定状態にするよ
うになっている。
上述の如き構成よりなる遊星歯車式変速装置に於ては、
三つのクラッチC11C2、C3と、三つのブレーキB
15Bフ、B3が所定の組合せにて係合、解放されるこ
とにより、減速段としての第一速段、第二速段、第三速
段と、直結段としての第四速段と、増速段(オーバドラ
イブ段)としての第五速段、更に一つ或いは二つの後進
段とが達成される。この場合のクラッチC1、C2、C
3とブレーキB1、B2、胚の係合と解放の組合せは第
2図に示されている。
尚、第2図に於て、O印は係合を、無印は解放を示して
いる。またΔ印は係合されてもよいことを示している。
上述の各変速段に於ける変速比は第2図に示されている
。但し、ρ1は第一のシングルピニオン型遊星歯車機構
20のサンギヤ22とリングギヤ24との歯数比、ρ2
は第二のシングルピニオン型遊星歯車機構30のサンギ
ヤ32とリングギヤ34との歯数比、ρ3はダブルビニ
オン型遊星歯車機構40のサンギヤ42とリングギヤ4
4との歯数比である。また第2図には、ρ、−0.39
5、ρ2=0.312、ρ3=0.557とした場合に
於ける各変速段の変速比の実数値が示されている。
次に上述の如き構成よりなる遊星歯車式変速装置の各変
速段の作用について第3図乃至第9図を用いて説明する
尚・第3図乃至第9図に於て、太線は各変速段に於てト
ルク伝達に実際に寄与する回転要素を示している。
第一速段は、第一クラッチC1の係合により第二の連結
部材52が入力軸10に連結され、第一ブレーキB盲の
係合によりリングギヤ24が固定されることにより達成
される。この時にはサンギヤ22が人力要素になり、リ
ングギヤ24が反力要素になり、第3図に示されている
如く、入力軸10よりサンギヤ22に与えられた回転力
はプラネタリピニオン26を介してキャリヤ28より第
一の連結部材50を経て出力歯車12に伝達される。
従って第一速段の変速比は(1+ρ+)/ρ1となる。
第二速段は、第一クラッチCIの係合により第二の連結
部材52が入力軸10に連結され、第二ブレーキB2の
係合によりキャリヤ48が固定されることにより達成さ
れる。この時にはサンギヤ22が人力要素になり、キャ
リヤ48が反力要素になり、第4図に示されている如く
、入力軸10よりサンギヤ22に与えられた回転力は、
プラネタリピニオン26を介してキャリヤ28より第一
の連結部材50を経て出力歯車12に伝達されると共に
、リングギヤ24よりプラネタリピニオン26よりキャ
リヤ28、第一の連結部材50を経てサンギヤ42に伝
わり、これよりプラネタリピニオン46.47、リング
ギヤ44、第三の連結部材54、リングギヤ24、プラ
ネタリピニオン26を経てキャリヤ28に戻る。従って
第二速段の変速比は(1−ρ3+ρ1)/ρ盲となる。
第三速段は、第一クラッチC1の係合により第二の連結
部材52が入力軸10に連結され、第三ブレーキ民の係
合によりサンギヤ32が固定されることによって達成さ
れる。この時にはリングギヤ34が人力要素になり、サ
ンギヤ32が反力要素になり、第5図に示されている如
く、入力軸10よりリングギヤ34に与えられた回転力
はプラネタリピニオン36を介してキャリヤ38より出
力歯車12に伝達される。従って第三速段の変速比は1
+ρ2となる。
第四速段は直結段であり、これは第一クラッチC,と第
二クラッチC2との係合により達成される。
この時にはサンギヤ22とキャリヤ48とに回転動力が
与えられることによって第一のシングルピニオン型遊星
歯車機(R20とダブルピニオン型遊星歯車機構40と
が兵にロック状態になり、入力軸10の回転力は第一の
シングルピニオン型遊星歯車機構20のキャリヤ28よ
り変速されることなく出力歯車12に伝達される。この
第四速段達成時のトルク伝達関係は第6図に示されてい
る。
尚、直結段である第四速段は、三つのクラッチCI%C
2、C3のうちの二つのクラッチが同時係合されればよ
く、これは例えば第一クラッチC+と第三クラッチGと
の係合によっても達成される。
第五速段は、第二クラッチC2の係合によってキャリヤ
48が入力軸10に連結され、第三ブレーキ民の係合に
よってサンギヤ32が固定されることにより達成される
。この時にはキャリヤ48が入力要素になり、サンギヤ
32が反力要素になり、第7図に示されている如く、入
力軸10よリキャリャ48に与えられた回転力は、プラ
ネタリピニオン46及び47を介してリングギヤ44よ
り第三の連結部材54を経てリングギヤ24に至り、プ
ラネタリピニオン26を介してキャリヤ28より出力歯
車12に伝達されると共に、一部はキャリヤ38よりブ
ラネタリビーニオン36を介してリングギヤ34に至り
、これより第二の連結部材52、サンギヤ22、プラネ
タリピニオン26を経てキャリヤ28に戻り、また他の
一部はサンギヤ42に至り、これよりプラネタリピニオ
ン46.47を介してリングギヤ44に戻る。従って第
五速段の変速比は(1−ρ3−ρ1ρ2)/(1−R3
)となる。
後進段は、第三クラッチC3の係合によってサンギヤ3
2が入力軸10に連結され、第二ブレーキB2の係合に
よりキャリヤ48が固定されることにより達成される。
この時にはサンギヤ32が入力要素になり、キャリヤ4
8が反力要素になり、第8図に示されている如く、入力
軸1oよリサンギャ32に与えられた回転力は、プラネ
タリピニオン36を介してリングギヤ34より第二の連
結部材52を経てサンギヤ22に至り、プラネタリピニ
オン26を介してキャリヤ28より出力歯車12に伝達
されると共に、キャリヤ28よリサンギャ42、プラネ
タリピニオン46.47、リングギヤ44、第三の連結
部材54、リングギヤ24、プラネタリピニオン26を
経てキャリヤ28に戻り、またキャリヤ28よりの回転
力の一部はキャリヤ38からプラネタリピニオン36を
介してリングギヤ34に戻る。従って後進段の変速比は
−(1−ρ3−ρ冒ρ2)/ρ1ρ2になる。
後進段は第三クラッチC2と第二ブレーキB2との係合
に代えて第三クラッチC3と第一ブレーキB、との係合
によっても達成される。この場合にはリングギヤ24が
反力要素になり、第9図に示されている如く、人力軸1
0よリサンギャ32に与えられた回転力は、プラネタリ
ピニオン36を介してリングギヤ34、第二の連結部材
52を経てサンギヤ22に至り、プラネタリピニオン2
6を介してキャリヤ28より出力歯車12に伝達される
と共にキャリヤ28よりの回転力の一部がキャリヤ38
からプラネタリピニオン36を介してサンギヤ32に戻
る。従ってこの場合の後進段の変速比は−(1−R1R
2)/ρ1 R2となる。
第10図は本発明による遊星歯車式変速装置の他の実施
例を示している。第10図に示された実施例と第1図に
示された実施例との違いは各要素の相対位置関係だけで
あってそれらの相対連結関係は互いに同一である。
従って、第10図に示された実施例に於てもクラッチC
7、C2、aとブレーキB1、B2、&が第2図に示さ
れている如き組合せにて係合及び解放されることにより
上述の実施例と同様の変速段が達成される。
本発明による遊星歯車式変速装置に於ては、クラッチC
+ 、 C2、Cs トフL/−キB+、&、民は、ワ
ンウェイクラッチに置換えられても、またワンウェイク
ラッチと直列或いは並列に組合せられて用いられでもよ
く、またブレーキB1、B2、馬は多板式のもの以外に
バンド式のものであってもよく、これらの変形例は第1
1図に線図にて示されている。
次に第11図に示されている記号について説明する。
記号の説明 卒;: M、X、、;、iイu、::(、1:/、−F
、N%(7,、%jE III j、 t) t:に3
j) fillホ ダ高ujツ′i囁R1j讐ツ已たl
k2バ比叱力(則ワンウェイクラッチがブレーキ或いは
クラッチと直列に或いはそれらに代えて設置されると、
エンジンブレーキ作用の解除から原動機の燃費及び静粛
性が向上し、またワンウェイクラッチの空転から変速タ
イミングが取り易くなり、変速制御が行われ易くなる。
尚、エンジンブレーキが必要である場合には、ブレーキ
或いはクラッチとワンウェイクラッチとの直列接続体に
対し、もう一つのブレーキ或いはクラッチが並列に設け
られればよい。
第12図はその変形例の一つの具体的実施例を示してい
る。この実施例に於ては、クラッチC4とワンウェイク
ラッチOW C+との直列接続体が第一クラッチC1と
並列に設けられ、また第一ブレーキB1と直列にワンウ
ェイクラッチOW C2が設けられ、ブレーキlとワン
ウェイクラッチOW C3との直列接続体が第二ブレー
キB2と並列に、またブレーキ&とワンウェイクラッチ
OW C4との直列接続体が第三ブレーキB3と並列に
各々設けられている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による遊星歯車式変速装置の一つの実施
例を示すスケルトン図、第2図は第1図に示された遊星
歯車式変速装置の各変速段に於けるクラッチ及びブレー
キの係合状態及び変速比を示す線図、第3図乃至第9図
は第1図に示された遊星歯車式変速装置の各変速段に於
ける作用状態について示すスケルトン図、第10図は本
発明による遊星歯車式変速装置の他の一つの実施例を示
すスケルトン図、第11図は摩擦係合装置ワンウェイク
ラッチとの各種組合例を示す線図、第12図は本発明に
よる遊星歯車式変速装置の具体的変形実施例を示すスケ
ルトン図である。 10・・・入力軸、12・・・出力歯車、20・・・第
一のシングルピニオン型遊星歯車機構、22・・・サン
ギヤ、24・・・リングギヤ、26・・・プラネタリピ
ニオン、28・・・キャリヤ、30・・・第二のシング
ルピニオン型遊星歯車機構、32・・・サンギヤ、34
・・・リングギヤ、36・・・プラネタリピニオン、3
8・・・キャリヤ、40・・・ダブルピニオン型遊星歯
車機構。 42・・・サンギヤ、44・・・リングギヤ、46.4
7・・・プラネタリピニオン、48・・・キャリヤ、5
0・・・第一の連結部材、52・・・第二の連結部材、
54・・・第三の連結部材、Cビ・・第一クラッチ、 
C2・・・第二クラッチ、 Cs・・・第三クラッチ、
Bビ・・第一ブレーキ。 B2第二ブレーキ、B3・・・第三ブレーキ特 許 出
 願 人   トヨタ自動車株式会社代   理   
人   弁理士  明石 呂毅第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力部材と、出力部材と、サンギヤとリングギヤとプラ
    ネタリピニオンとキャリヤとを有する第一のシングルピ
    ニオン型遊星歯車機構と、サンギヤとリングギヤとプラ
    ネタリピニオンとキャリヤとを有する第二のシングルピ
    ニオン型遊星歯車機構と、サンギヤとリングギヤと互い
    に噛合する二つのプラネタリピニオンとキャリヤとを有
    するダブルピニオン型遊星歯車機構と、前記第一のシン
    グルピニオン型遊星歯車機構のサンギヤ及び前記第二の
    シングルピニオン型遊星歯車機構のリングギヤと前記入
    力部材とを互いに選択的に連結する第一クラッチと、前
    記ダブルピニオン型遊星歯車機構のキャリヤと前記入力
    部材とを互いに選択的に連結する第二クラッチと、前記
    第二のシングルピニオン型遊星歯車機構のサンギヤと前
    記入力部材とを互いに選択的に連結する第三クラッチと
    、前記第一のシングルピニオン型遊星歯車機構のリング
    ギヤを選択的に固定する第一ブレーキと、前記ダブルピ
    ニオン型遊星歯車機構のキャリヤを選択的に固定する第
    二ブレーキと、前記第二のシングルピニオン型遊星歯車
    機構のサンギヤを選択的に固定する第三ブレーキとを有
    し、前記第一のシングルピニオン型遊星歯車機構のキャ
    リヤと前記第二のシングルピニオン型遊星歯車機構のキ
    ャリヤと前記ダブルピニオン型遊星歯車機構のサンギヤ
    とが互いに連結され、前記第一のシングルピニオン型遊
    星歯車機構のサンギヤと前記第二のシングルピニオン型
    遊星歯車機構のリングギヤとが互いに連結され、前記第
    一のシングルピニオン型遊星歯車機構のリングギヤと前
    記ダブルピニオン型遊星歯車機構のリングギヤとが互い
    に連結され、前記第一のシングルピニオン型遊星歯車機
    構のキャリヤと前記第二のシングルピニオン型遊星歯車
    機構のキャリヤとが前記出力部材と連結されている遊星
    歯車式変速装置。
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Cited By (4)

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