JPH0276434A - パケット通信方法 - Google Patents

パケット通信方法

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JPH0276434A
JPH0276434A JP63227581A JP22758188A JPH0276434A JP H0276434 A JPH0276434 A JP H0276434A JP 63227581 A JP63227581 A JP 63227581A JP 22758188 A JP22758188 A JP 22758188A JP H0276434 A JPH0276434 A JP H0276434A
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Akimasa Yatsuhoshi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 伝送路上に配置された複数の交換ノードを経由して、送
受信端末間で音声パケットによる通信を行うパケット通
信方式に関し、 音声品質の劣化を防止すべくバケ・2ト長を短くしたい
という要求と、帯域使用効率を向上すべくパケット長を
長くしたいという要求を可能な限り同時に満足させるよ
うにすることを目的とし、前記音声パケットの通信を開
始するに先立ち、前記送受信端末間の伝送距離を算出し
、算出された該伝送距離の長短に対して反比例的に長短
するパケット長を設定して前記音声パケ・7トの通信を
開始し、当該通信の終了まで該パケット長を保持して音
声パケットの送受信を行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、伝送路上に配置された複数の交換ノードを経
由して、送受信端末間で音声パケットによる通信を行う
パケット通信方式に関する。
パケット通信は、伝送すべき情報を多数のブロックに分
割し端末相互間で送受信するものであり、各ブロックは
宛先アドレス等を表示したへ・ノダ部分と実際の情報を
乗せる情報部分とからなる。この情報部分にはコンピュ
ータデータ、画像データあるいは音声データ等、が書き
込まれる。本発明は特に、音声データが書き込まれる音
声パケットに関して述べるものである。音声パケットの
通信においては、会話の自然さを保つために、通信遅延
を所定値以下に抑えることが大事である。
〔従来の技術〕
第15図は本発明の前提とするパケット通信システムの
ネットワーク構成例を示す図である。本図において、1
1は端末であり、一対の送受信端末のみを例示的に示す
。これら送受信端末11は、伝送路13上に配置された
複数の交換ノード12のうち最適ルートに沿う交換ノー
ド12を選択的に経由して持続される。図では、6個の
交換ノード(Nl−N6)が例示的に示されている。な
お両端末間で授受される音声パケットPKTは、それぞ
れが直接接続する交換ノード(NlおよびN6)で組立
てられ(送信時)また分解(受信時)される。
第16図は交換ノードの具体的構成例を示す図であり、
全ての交換ノードがほぼ同一構成であるが、本図は交換
ノードN6について示す。その中心には高速パケットス
イッチ21が設けられ、回線インタフェース22を介し
て各伝送路13に接続すると共に、端末インタフェース
23を介して各端末1x、xrに接続する。端末1rは
コンピュータデータを扱うデータ端末を示す。これらス
イッチ21、インタフェース22.23を統括的に制御
するのが制御プロセッサ(μP)24である。
なお、本発明に特に関係するパケットの組立部(パケッ
タイザ: packetizer)およびパケットの分
離部(デバケソタイザ: depacketizer)
は、各端末インタフェース23内に設けられる(後述)
〔発明が解決しようとする課題〕
音声通信においては、端末11からの音声情報をパケッ
ト化する際に、その音声情報のビットレートが低いため
パケット組立時間が大となる。これが通信遅延を増大さ
せる一因となっている。したがって音声パケットのパケ
ット長が長くなれば、パケット組立時間は増大し、パケ
ット組立時間とネットワーク内の伝送遅延の和で定まる
通信遅延も増大し、音声品質の劣化を招くことになる。
ここにいうネットワーク内の伝送遅延とは、一方の端末
から送出された音声パケットが伝送路を経由して他方の
端末に至るまでに要する伝送遅延と、その間に経由する
交換ノード内での中継遅延の和である。かくして、音声
品質の劣化を抑制するという観点からすると、音声パケ
ット長はなるべく短い方が良いという第1の要請が生ず
る。
一方、音声パケット長を短くすると、既述のヘッダ部分
の長さがほぼ一定であることから、既述の情報部分の長
さが短くなってしまう。そうすると、情報部分に対する
ヘッダ部分の割合が増加し、ネットワーク内の帯域の有
効利用が図れなくなる。
かくして、帯域の使用効率という観点からすると、音声
バケット長はなるべく長い方が良いという第2の要請が
生ずる。この第2の要請は上記の第1の要請と全く相反
するものである。
本発明は、音声品質の劣化を防止すべくパケット長を短
くしたいという要求と、帯域使用効率を向上すべくパケ
ット長を長くしたいという要求を可能な限り同時に満足
させるようにしたパケット通信方式を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の方式の原理を図解的に表す図である。
なお、全図を通じて同様の構成要素には同一の参照番号
または記号を付して示す。本発明の方式によれば、音声
パケットPKTのパケット長が、送受信端末間の伝送路
13の伝送距離に応じて可変となる。具体的には伝送距
離の長短に対して反比例的にパケット長が長短する。第
1図を参照すると、同図中左右に配置された送受信端末
11間の伝送距離りは長く、これら端末間の音声パケッ
トPKTのパケット長はpと短く設定する。
逆に、同図中上下に配置された送受信端末11間の伝送
路Mdは短く、これら端末間の音声パケットPKTのパ
ケット長はPと長く設定する。なお、各音声パケットP
KTは、いずれの音声パケットについてもほぼ同じ長さ
のヘッダ部分Hと、パケット長Pまたはpに応じて長短
する音声データ■とからなる。
〔作 用〕
第2図は音声パケットの通信遅延の態様を示す時間配分
図である。通信遅延は、音声品質を劣化させないための
最大許容時間によって制約され、通常、通信遅延の設計
目標値は20m5である。これを超えると自然な会話が
維持できなくなる。したがってこの20m5内で各種の
時間が配分される。
本図の例は、次の条件のもとで配分されたものである。
+11  伝送速度 : 6.3 Mb/5(2)パケ
ット長: 32Byte (うちヘッダ部分は8Byt
e) (3)伝送路負荷二80% (4)  中継交換ノード数:5段 また本図中の上段は、送受信端末間の伝送距離(実際は
当該送受信端末にそれぞれ直接接続する交換ノード間の
伝送距離)が2000kmの場合(例えば札幌−鹿児島
間)である。中段は、500kmの場合(例えば東京一
大阪間)である。下段は、120kmの場合(例えば東
京一沼津間)である。
伝送遅延は伝送距離にほぼ比例するから、図に示すとお
り、伝送距離が短くなるにつれて(2000km→50
0km→120km)、l Oms→2.5m5−0.
6msのように小さくなる。これに対し、パケット遅延
は伝送距離の遅延に拘らず、はぼ7msと一定である。
その内訳は、32Byteのもとで、パケット組立時間
に要する4Illsおよび遅延ゆらぎ補正のための時間
3msである。遅延ゆらぎは、各交換ノードにおいて各
パケットの送出順番待ち時間がハラつくことに起因する
ものである。そして、残る時間はマージン(図中ハンチ
ングで示す“余裕”)である。長い伝送距離(2000
km)ではマージンが殆どない(3ms)。これに対し
短い伝送距離(120km)では十分マージンをとれる
(12.4 ms)。
本発明は上記のマージンに着目するものであり、長い伝
送距離(2000km)ではパケット長を32Byte
より長くすることが困難であるものの、伝送距離が短く
なるのに応じて(500km−120km) 、パケッ
ト組立時間をマージン分に食い込んで一層長く確保する
ものである。つまり、短い伝送距離のときはパケット長
を32Byteより長くすることができる。
基本的な通信手順としては、まず音声パケットの通信を
開始するに先立って、送受信端末間の伝送距離を算出す
る。そして算出された伝送距離の長短に対して反比例的
に長短するパケット長を設定する。その後、音声パケッ
トの通信を開始し、当該通信の終了まで、その設定され
たパケット長にて音声パケットの送受信を行う。
かくして音声品質を劣化させない最大許容通信遅延の範
囲内で、伝送距離に応じ、適応的にパケット長を長くで
き、音声品質の維持と、帯域使用効率の向上とを同時に
満足させることができる。
〔実施例〕
第3図はネットワークに対応させた通信手順の一例を示
す図である。図中、左右の送受信端末11間で、ネット
ワーク31を介し音声パケットの送受信を行うものとす
る。まず、この音声パケットの送受信に先立ち、発信側
端末(図中左の端末11)の接続する発信側交換ノード
(N1)12より発呼バケッ)OPKを、着信側端末(
図中右の端末11)の接続する着信側交換ノード(N6
)12に送出する。発呼パケソ1−OPKは本来送受信
端末間のルートを確立するためのものであり、図では交
換ノードN1−N2→N5−N6を経由してルートが形
成される例を示す。あるいは、交換ノードN 1−N 
3→N4→N6を経由してルートを形成してもよい。ど
のルートを、どのように選ぶかはネットワークの設計に
よるものであるが、本発明はいずれのルートが選択され
ても成立する。
発呼パケットOPKは各種呼制御情報を含むものである
が、本発明では特に伝送路長表示エリア(図中ハンチン
グを付した32)を導入する。このエリア32には、隣
接交換ノード開路M(図中のLl、L2.L3−)を累
積加算した結果が表示される。発呼パケットOPKがノ
ードNlからN2に至ったとき、ノードN2によってエ
リア32にLlが書き込まれる。さらにノードN5に至
ったとき、エリア32にL1+L2なる累積加算結果が
ノードN5によって書き込まれる。着信ノードN6では
L1+L2+L3が書き込まれる。
ここに着信側交換ノードN6は、自白のパケット処理部
にL=L1+L2+L3なる伝送距離を通知し、当該音
声パケット通信についてはパケソ/IQX Lllノ ド長PLでパケットの組立を行うべき旨(したがってパ
ケット長PLでパケットの分解をすべき旨)を、該パケ
ット処理部に指示する。なお、このパケット処理部につ
いては後に詳述するが、既述した端末インタフェース(
第16図)23内に設けられるパケット組立部およびパ
ケット分解部を中核として構成される。
かくして、送受信端末11間で伝送される音声パケット
のパケット長が着信側交換ノードN6において決定され
た訳であるが、このパケット長は発信側交換ノードN1
にも通知されなければならない。送受信端末11相互間
では共通のパケット長で音声パケットを組立、また分解
する必要があるからである。
そこで本発明では着信側交換ノードN6より今設定した
パケット長情報を応答バケ7 )RPK内のエリア33
に乗せて着信側交換ノードN1に返すこととする。しか
も、前記発呼パケットOPKの伝送ルートと同一のルー
トを逆戻りしてノードN1に伝達することとする。この
応答パケット(I3) RPK内のパケット長情報を受信した発信側交換ノード
N1は、自白のパケット処理部にそのパケット長情報を
通知し、これから始まる音声パケット通信のパケットは
、パケット長L(−Ll+L2+L3)で組立または分
解すべき旨を指示する。その後パケット長PLによる音
声パケット通信が開始され、かつ呼が切断されるまでそ
のパケット長PLが用いられる。
第4図は発信側交換ノードの処理を示すフローチャート
であり、第3図で説明した動作を図に表したものである
。まず、発信側交換ノード(例えば第3図のN1)で発
呼があったものとすると、発呼パケットOPKをステッ
プaにて生成する。
さらに着信側交換ノード(例えば第3図のN6)に送出
する(ステップb)。送出に際し監視タイマを設定しく
ステップC)、送出時間をセットする。ただし、ステッ
プCそのものは本発明の要旨ではない。
発呼パケットを受信した交換ノードN6は、何も異常が
ない限り応答パケットRPKを返送するので、これをス
テップdで受信する。何らかの異常で応答パケットが受
信されず、上記監視タイマによりタイムアウトと判断さ
れると(ステップC)、今回の発呼は失敗したことにな
り、例えばビジートーンを発信端末11に返す。規定時
間内に応答パケットを受信すると、これにより既述のパ
ケット長情報を読み取る(ステップfのパケット長検出
)。交換ノードN1内の端末インタフェース(第16図
の23)は、そのパケット長を自白に設定しくステップ
g)、これから送出される各音声パケットはこのパケッ
ト長で組立てられることになる。また受信音声パケット
はこのパケット長で分解されることになる。ここに音声
パケット通信が開始する。
第5図は中継交換ノードおよび着信側交換ノードの処理
を示すフローチャートであり、第3図で説明した動作を
図に表したものである。送受信端末11間のルートに沿
った全交換ノード12のうち、発信側交換ノードN1以
外の残りの全交換ノードN2.N5.N6は、まず交換
ノードN1からの発呼バケッ)OPKを受信することに
より処理を開始する。ステップaでは他ノード宛か否か
、発呼パケットのヘッダ部分Hを監視して判断する(ス
テップa)。設例の場合、交換ノードN2およびN5は
他ノード宛になり(ステップaのYeS)、着信側交換
ノードN6のみが“No”となる。つまり自己宛である
。中継交換ノードN2.N5についてみると、ステップ
bにて受信した発呼パケットの転送ルートを選択する。
例えば第3図においてノードN2はL2のルートを選択
する。この選択と共に、直前の選択ルートの隣接ノード
間距離、すなわちLlを割り出す(ステップC)。ステ
ップdにおいて、発呼パケットの伝送路長表示エリア(
第3図の32)にて距離情報(L1)の累積加算を行う
、ノードN2の場合は、Llがそのまま累積加算結果と
なる。ノードN5の場合、ステップCで隣接ノード間距
離をL2として割り出すので、累積加算結果はL1+L
2となる。その後、再び次の選択ルートへ発呼パケット
を送出しくステップe)、ノードN5の段階で中継終了
となる。
ノードN5を経た発呼パケットOPKは着信側交換ノー
ドN6に至り、ここで受信発呼パケット内のエリア32
より、距離情報、すなわち伝送距離”L’l+L2+L
3”を抽出する(ステップf)。
ノードN6は、抽出した伝送距離情報(L1十L2+L
3から、この伝送距離に見合う最適パケット長を割り出
す(ステップg)。割り出したパケット長をパケット長
情報としてエリア33に有する応答パケットRPKを生
成しくステップh)、発信側交換ノードN1に向けて送
出する(ステップj)。これに伴い、ノードN6内の端
末インタフェース(第16図の23)にそのパケット長
を設定する。その後、音声パケット通信が開始される。
第6図は発呼パケットの流れの様子を具体的に表す図で
あり、交換ノードN1からN6の間を発呼パケソ1−O
PKが転送される。各ノード内には第16図に示した高
速パケットスイッチ21回線インタフェース22、端末
インタフェース23、制御プロセッサ24が設けられる
。制御プロセッサ24は、第4図および第5図に示した
処理を実行する。発呼パケットOPKは展開して示すと
おりヘッダ部分Hと、呼制御情報CCとを有し、情報C
Cは発呼、切断指令等に加え、既述の伝送距離情報も含
む。
第7図はヘッダ部分Hのピント構成を示す図であり、8
ビツト構成の例を示す。各ノードは受信したパケットが
制御情報(発呼、切断等)のパケットなのか実際の情報
(音声データ、コンピュータデータ等)なのかをまず区
別する必要があり、また本発明の場合は、発呼後のパケ
ットが音声データなのか否かを知ることが重要である。
音声パケットのときは第5図の処理を開始しなければな
らないからである。このため、第7図の各ピント(θ〜
7)に例えば次のような意味をもたせる。
ビット7は“0”のとき実際の情報であり、“1”のと
き制御情報である。ピントが7が“0”の場合、ピント
6および5は、“01″のとき音声データ、“10″の
とき画像データ、“00”のときコンピュータデータで
ある。残りのビット(4,3,2,1,0)はその他の
必要情報を表す。ビット7が“1″の場合、ビット6お
よび5が“00′′のとき、音声データ用の呼制御であ
ることを表す。“IO”のときは画像データ用の呼制御
であることを表す。したがって、上記の例で言えば、ビ
ット7.6および5が、“100”のとき本発明に特に
関連する発呼パケットOPKであることが分かり、各ノ
ードは第5図の処理を実行する。
第8図はノード間距離テーブルを示す図である。
ノード間距離テーブル41は全ての交換ノードについて
その隣接交換ノード相互間の距離を示すものであり、全
ての交換ノード内に設けられる。具体的には制御プロセ
ッサ24内の主メモリ (図示せず)内に予め登録され
る。このテーブル41を参照することにより、受信発呼
パケットのエリア32に対し、直前の選択ルートを走っ
た距離を加算できる。すなわち第5図のステップC“選
択ルートの距離割り出し”は、テーブル41からのLl
、L2.L3−−一等の割り出しを意味する。
第9図はパケット長設定テーブルを示す図である。本発
明の特徴は、算出された伝送距離の長短に対して反比例
的に長短するパケット長を設定することにあり、そのた
めに本図のパケット長設定テーブル51を設ける。これ
は全ての交換ノート内に設けられる。好ましくは各ノー
ドにおける制御プロセッサ内の主メモリに予め登録され
る。ただし、このテーブル51を参照するのは、自ノー
ドが着信側交換ノード(N6)となったときである。か
くして第5図における、ステップg“距離対応のパケッ
ト長割り出し”が実行される。第9図のテーブル51は
、算出された伝送距離(ΣLi)が500km以下、1
50ohm以下および2000k11以下の3ランクに
区分した例を示し、伝送距離が短くなるのに応じて、6
4 Byte= 96 Byteと長いパケット長を設
定する。なお、2000kmを超えるようなネットワー
クでは、パケット長を短くするものではなく、エコーキ
ャンセラー等の手段を導入する必要がある。
第10図は交換ノード内の端末インタフェースを具体的
に表す図であり、既述したパケット処理部をやや詳しく
描いである。なお、本図の全体構成は第16図および第
6図に既に示されている。
一端末インタフェース23内の主要部はパケット処理部
61であり、パケットの組立部(PACK)) 62お
よびパケットの分解部(DEPACK) 63を備え、
それぞれドライバ(DR)64およびレシーバ(RV)
65を介して端末11に接続する。本発明は可変パケ・
7ト長を設定することを特徴としており、制御プロセッ
サ24によってパケット長の設定が、図中の点線を示す
ルートで行われる。このパケット長設定は、発信側交換
ノードN1であれば第4図のステップgに相当し、また
着信側交換ノードN6であれば第5図のステップjに相
当する。ここに設定されたパケット長をもって実際の情
報パケット(音声パケット)が伝送される。
第11図は実際の情報パケットの流れの様子を具体例に
表す図であり、第6図と対応する。第11図で特に注目
すべき点は、実際の情報パケット、すなわち音声パケッ
トPKTが、各交換ノード内を、各音声パケットの交換
接続動作なしに通過することである。つまり、本図にお
いては、制御プロセッサ(第6図の24)を省略してお
り、このことは制御プロセッサ24の関与なしに音声パ
ケットPKTが定められたパスを通過することを意味し
ている。交換接続動作がないということは、これに相当
する時間分だけ余裕が出たことになり、第2図のマージ
ン(“余裕”)を−層大にできる利点をもたらす。交換
接続動作を排除したのは、発呼パケットOPKと応答パ
ケットRPKを巧みに利用したからである。これを以下
に説明する。
第12図は音声パケットの交換接続動作を排除するため
の手順を図解的に示す図であり、前述の例と同様、交換
ノードN1〜N6が示されている。
発信側交換ノードN1から送出された発呼バゲン)OP
Kは途中のノードN2.N5を経由して着信側交換ノー
ドN6に至るが、そのとき、各ノードは自白の高速パケ
ソトスインチ(第11図の21)にて交換接続した際の
入ポートと出ボー1への対(IN−OUT)を記憶して
おく。この記憶は適当な制御レジスタ(図示せず)に行
えばよい。そして応答パケットRPKがノー1”N6よ
り返送されたとき、応答パケットRPKは発呼パケット
OPKと全く同じ伝送ルートを逆戻りするから、応答パ
ケットRPKが各ノードを通過する毎に、上記制御レジ
スタに記憶していた入ポートと出ポートの対の情報をも
とに、各ノード内で固定的にパスを設定する。これは図
解的にIN ’ −OUT ’で示すが、前述のlN−
OUTの対と全く同じパスである。この固定パスは呼が
切断されたときに解除される。つまり1回の通信が終了
するまでの間は各音声パケットは各ノードをスルーで通
過する。
第13図はパケット処理部内のパケット組立部を詳細に
示す図である。パケット処理部は第10図において61
で示しており、その中のパケット組立部62を中心に詳
しく描いたものである。ただし一実施例である。
第14図はパケット処理部内のパケット分解部を詳細に
示す図であり、第10図におけるパケソト分解部63を
中心に詳しく描いたものである。
ただし、これも一実施例である。
第13図において、制御プロセッサ(μP)24がパケ
ット長を設定し、パス79を介してカウンタ(CNT)
74をプリセントする。前述の例では、32.64ある
いは96Byteに相当する長さのカウント値がカウン
タ74にプリセントされ、ダウンカウンタとして作動す
る。
端末からのシリアル音声データV、は、シリアル/パラ
レル変換器(S/P)71にて、8ビツトのパラレル音
声データ■、に変換される。このときの変換クロックは
CLKとして与えられる。
クロックCLKは、1/8分周器72にて分周され、各
Byte長に同期したクロックCLK ’となり、FI
FOメモリ73とカウンタ74に印加される。したがっ
て、カウンタ74は1Byte毎にダウンカウントされ
、またFIFOメモリ73はI Byteずつ音声デー
タvrを取り込む。この取り込みはカウンタ74のカウ
ント値が零に至るまで続けられる。零に至ったときは、
丁度、設定されたパケット長(ヘッダ部分Hを含めて)
に相当する量の音声データ■、がFIFOメモリ73に
ストアされたことを意味する。このためカウント値零の
出力を受けて読出し制御回路(CTL)78はFIFO
メモリ73の読出しを行う。RCLKは読出しクロック
である。
なお、これと同時にバケットヘッダ送出回路(レジスタ
HD)は、制御プロセツサ(μP)24から受は取った
ヘッダ部分Hを出力する。かくしてメモリ73から音声
データ■と共にマルチプレクサ76に印加され、これよ
りI]および■のセントとして、かつ、設定パケット長
を有する音声パケットPKTとしてパケット送信部(T
X)に印加される。さらにスイッチ21および回線イン
タフェース22を通して伝送路13に送出される。
第14図において、回線インタフェース22およびスイ
ッチ21を介して受信した音声パケットPKTはパケッ
ト受信部(RX)82に一旦スドアされる。このとき、
パケット検出部(D F T)81において、受信音声
パケットのスタート(ST)の検出をしてANDゲート
83を開き、クロックCLKを受信部(RX)82に送
る。実際にはこのクロックCLKで受信部82は上記の
ストアを開始する。一方、読出し制御回路(CTL)8
5は、パケットスタートと共に、受信部82には読出し
クロックRCLKを与え、その後段のFIFOメモリ8
3には書込みクロックWCLKを与える。
WCLKは、受信音声パケットのうちヘッダ部分Hを落
し、音声データ■のみをFIFOメモリ83に取り込む
ようなタイミングで発生せしめられる。
なお、ヘッダ部分Hは受信部82より直接、制御プロセ
ッサ24に送られる。メモリ83内の音声データ■はク
ロック源87のクロックで読出されると共にシリアル/
パラレル変換器(P/5)8Bにてシリアル音声データ
V、に変換され端末に送られる。
上記FIFOメモリ84は、上記書込みクロックWCL
にを読出し制御回路85より受信し、書込みを行うが、
どこでその書込みは終了すべきか制御回路85は認識し
ていない。この書込みは設定パケット長毎に終了すべき
であるから、該回路85はパケット検出部81からのエ
ンドパルスENDを受けたとき、WCLKを停止し、R
CLKを停止する。パケット検出部81は、制御プロセ
ッサ(μP)24よりパス89を介し、事前にパケット
長が設定されている。そこで、Byte長に同期したク
ロックCLK ’によってパケット長をカウントし終え
ると、前述のカウンタ(第13図の74)と同様の動作
でエンドパルスENDを出力する。
ブロックカウンタ(BLK −CNT) 86は制御回
路85からの書込みクロックWCLKと、クロック源8
7からの読出しクロックl?cLKのバランスを監視し
ており、バランスの状況に応じてクロック源87のクロ
ックスピードを速くしたり、遅くしたりする。すなわち
、FIFOメモリ83への書込み回数が、FIFOメモ
リ83からの読出し回数より大(または小)になるのに
応じて、クロック源87のクロックスピードを速く (
または遅く)する。
(発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、音声品質を劣化さ
せることなく、効率の良いパケット通信が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方式の原理を図解的に表す図、第2図
は音声パケットの通信遅延の態様を示す時間配分図、 第3図はネットワークに対応させた通信手順の一例を示
す図、 第4図は発信側交換ノードの処理を示すフローチャート
、 第5図は中継交換ノードおよび着信側交換ノードの処理
を示すフローチャート、 第6図は発呼パケットの流れの様子を具体的に表す図、 第7図はヘッダ部分Hのピント構成を示す図、第8図は
ノード間距離テーブルを示す図、第9図はパケット長設
定テーブルを示す図、第1θ図は交換ノード内の端末イ
ンタフェースを具体的に表す図、 第11図は実際の情報パケットの流れの様子を具体的に
表す図、 第12図は音声パケットの変換接続動作を排除するため
の手順を図解的に示す図、 第13図はパケット処理部内のパケット組立部を詳細に
示す図、 第14図はパケット処理部内のパケット分解部を詳細に
示す図、 第15図は本発明の前提とするパケット通信システムの
ネットワーク構成例を示す図、第16図は交換ノードの
具体的構成例を示す図である。 図において、 11・・・端末、 12・・・交換ノード、 13・・・伝送路、 31・・・ネットワーク、 32・・・伝送路長表示エリア、 33・・・パケット長情報エリア、 41・・・ノード間距離テーブル、 51・・・パケット長設定テーブル、 PKT・・・音声パケット、 H・・・ヘッダ部分、 ■ ・・・音声データ、 N1 ・・・発信側交換ノード、 N6 ・・・着信側交換ノード、 OPK・・・発呼パケット、 RPK・・・応答パケット、 L1〜L9・・・隣接ノード間距離。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、伝送路(13)上に配置された複数の交換ノード(
    12)を経由して、送受信端末(11)間で音声パケッ
    トによるパケット通信を行うパケット通信システムにお
    いて、 前記音声パケットの通信を開始するに先立ち、前記送受
    信端末(11)間の伝送距離を算出し、算出された該伝
    送距離の長短に対して反比例的に長短するパケット長を
    設定して前記音声パケットの通信を開始し、当該通信の
    終了まで該パケット長を保持して音声パケットの送受信
    を行うことを特徴とするパケット通信方式。 2、各交換ノード(12)毎に、隣接交換ノード相互間
    の距離を示すノード間距離テーブル(41)を備え、前
    記音声パケットの通信を開始するに先立ち発信側交換ノ
    ード(N1)より着信側交換ノード(N6)に送出され
    る発呼パケット(OPK)内に、該交換ノード(12)
    を通過する毎に累積加算される伝送路長表示エリア(3
    2)を設け、その累積加算結果をもとに、着信側交換ノ
    ード(N6)内にて対応する前記パケット長を設定する
    請求項1記載のパケット通信方式。 3、前記着信側交換ノード(N6)内にて設定されたパ
    ケット長情報を、応答パケット(RPK)に乗せて、か
    つ、前記発呼パケット(OPK)の伝送ルートと同一の
    ルートを逆戻りして前記発信側交換ノード(N1)に伝
    達し、該発信側交換ノード(N1)は該パケット長情報
    により指定されたパケット長をもって各音声パケットを
    組立および分解を行うと共に、前記着信側交換ノード(
    N6)も同一パケット長で各音声パケットの組立および
    分解を行う請求項2記載のパケット通信方式。 4、各交換ノード(12)において、前記発呼パケット
    (OPK)を所定の伝送路(13)へ交換接続した際の
    入ポートおよび出ポートの対(IN−OUT)を記憶し
    ておき、前記応答パケット(RPK)が前記伝送ルート
    を逆戻りして各交換ノード(12)を通過する毎に、各
    交換ノード(12)毎に記憶された前記入ポートおよび
    出ポートの対(IN−OUT)の間で固定したパスを設
    定し、通信の終了まで各音声パケットの交換接続をする
    ことなく該パスを通過させて音声パケットの送受信を行
    う請求項3記載のパケット通信方式。
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