JPH06268685A - 網内遅延時間測定方法 - Google Patents

網内遅延時間測定方法

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JPH06268685A
JPH06268685A JP5049402A JP4940293A JPH06268685A JP H06268685 A JPH06268685 A JP H06268685A JP 5049402 A JP5049402 A JP 5049402A JP 4940293 A JP4940293 A JP 4940293A JP H06268685 A JPH06268685 A JP H06268685A
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JP
Japan
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packet
delay time
line
network
terminal
Prior art date
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Application number
JP5049402A
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English (en)
Inventor
Aiichiro Kaneko
愛一郎 金子
Kazufumi Ishikawa
和文 石川
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to JP5049402A priority Critical patent/JPH06268685A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のパケット交換装置を備える交換網内を
中継される呼の網内遅延時間測定を、パケット交換装置
間での時刻同期を必要とすることなく行う。 【構成】 網内遅延時間を記録するためのフィールドを
有するパケットを転送し、このパケットの転送に関与す
る各交換装置が、自装置内での遅延時間と、他交換装置
へのパケット伝送に要する遅延時間とを逐次取得し、前
記パケット内フィールドに加算していくことにより、網
内遅延時間を測定する。 【効果】 交換装置相互間の時刻同期機能を有しないパ
ケット交換装置によって構成されるパケット交換網にお
いても、網内遅延時間を容易に測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、網内遅延時間測定方法
に係り、特に、複数のパケット交換装置により構成され
るパケット交換網において、伝送パケットが発信局から
着信局の収容される端末に送信されるまでの網内遅延時
間を測定する網内遅延時間測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、網内遅延時間の測定は、遅延時
間の測定対象となる呼の発信端末及び着信端末を収容し
ているパケット交換装置間相互間において、遅延時間測
定用の専用パケットを転送し、この専用パケットを発信
する交換装置がパケット内に発信時刻を記録し、専用パ
ケットを受信した交換装置が、この受信パケット内に着
信時刻を記録し、専用パケット内に記録された発信時刻
と着信時刻との差により、網内遅延時間を求めるという
方法により行われている。
【0003】なお、この種の網内遅延時間測定方法に関
する従来技術として、例えば、特開平3−120933
号公報等に記載された技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る網内遅延時間の測定は、時刻の記録、すなわち、タイ
ムスタンプを使用し、パケットが測定対象となる2つの
交換装置を通過する時刻の差によって遅延時間を求める
という方法により行われている。この方法は、その前提
条件として、測定対象となる2つの交換装置の間で時刻
の同期がとれていなければならず、パケット交換網は、
この条件を満たすための何らかの手段を必要とする。
【0005】この手段として、例えば、パケット交換装
置間で時刻に関する情報を有するパケットを送受信し、
時刻を同期させる方法があるが、この方法は、このパケ
ットの転送自体に遅延が生じるため、正確な時刻同期を
行うことが困難であるという問題点を有している。
【0006】また、他の手段として、パケット転送以外
の通信手段によって時刻の同期を行うために、パケット
交換装置間を接続するデ−タ通信用の中継回線以外に同
期信号用の回線を設けるという方法があるが、この方法
は、時刻の同期を行うための専用の回線等の余分な装置
を必要とするという問題点を有している。
【0007】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、パケット交換装置相互間における時刻の同
期を必要とすることなく、網内遅延時間を測定すること
ができるようにした網内遅延時間測定方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、遅延時間値を記録するためのフィールドを有するパ
ケットを、遅延時間の測定対象となる呼の発信端末及び
着信端末を収容している交換装置相互間で転送し、この
パケットが交換装置を通過する毎に、その装置で、その
装置内での遅延時間と、他交換装置へのパケット伝送に
要する遅延時間とを取得し、その値を前記パケット内に
記録された遅延時間値に加算していくことにより、パケ
ットの発信端末を収容している装置から着信端末を収容
している装置までの遅延時間の合計値を求めるようにす
ることにより達成される。
【0009】
【作用】端末を収容しているパケット交換装置は、端末
から発呼要求パケットを受信したとき、このパケット
に、網内遅延時間を記録するためのフィールドを有する
網内転送用ヘッダ部を付加し、自局装置における遅延時
間と他交換装置へのパケット伝送に要する遅延時間とを
取得した後、これらの合計時間を前記フィールド内に記
録して、このパケットを中継回線に送信する。
【0010】中継回線を介して、他交換装置から網内転
送用ヘッダが付加された発呼要求パケットを受信した交
換装置は、自装置内での遅延時間と他の交換装置へのパ
ケット伝送に要する遅延時間を取得し、これらの合計時
間を網内転送用ヘッダ内に記録されている遅延時間値に
加算する。
【0011】そして、この交換装置は、このパケットの
着信端末が自装置内の収容端末でない場合、このパケッ
トを中継回線を介して他交換装置へ転送する。また、こ
の交換装置は、このパケットの着信端末が自装置内収容
の端末である場合、網内転送用ヘッダ内に記録されてい
る遅延時間の合計値を、着呼受付パケット内にセット
し、網内転送用ヘッダを削除した後、端末回線を介して
着信端末へ送信する。
【0012】前述した処理を行うことにより、着信端末
が受信する着呼受付パケット内には、発呼端末の収容交
換装置から着呼端末の収容交換装置までの網内遅延時間
の合計値が表示される。
【0013】このように、本発明は、従来技術の場合の
ように、遅延時間の測定に使用するパケット内に時刻を
記録するのではなく、遅延時間の積算値を記録するよう
にしているので、交換装置相互間の時刻の同期を必要と
することなく、網内遅延時間を測定することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による網内遅延時間測定方法の
一実施例を図面により詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例により網内遅延時
間の測定を行うパケット交換装置の構成を示すブロック
図、図2は局デ−タの構造を説明する図、図3はパケッ
トを格納するバッファの構造を説明する図、図4は網内
に転送されるパケットの構造を説明する図、図5は呼制
御部の動作を説明するフローチャート、図6は送受信制
御部の動作を説明するフローチャートである。図1にお
いて、11は送受信制御部、12は呼制御部、13は共
用メモリである。
【0016】パケット交換網内にありパケット交換網を
構成するパケット交換装置は、図1に示すように、中継
回線及び端末回線におけるデ−タの送受信を制御する送
受信制御部11と、パケットの発信、着信、及び、中継
転送を制御する呼制御部12と、共用メモリ13とをを
備えて構成されている。中継回線は、他のパケット交換
装置に接続され、網内転送パケットの転送に使用する回
線であり、端末回線は端末装置に接続され、例えば、X
25等により規定されたパケットの転送に使用する回線
である。
【0017】共用メモリ13内には、局データが格納さ
れた局データ領域と、送受信制御部11が受信したパケ
ットを共用メモリ13に格納する際に使用するバッファ
領域とが設けられると共に、交換装置全体の制御のため
のプログラム等が格納されている。
【0018】局データは、図2に示すように、各回線毎
の、回線番号D1と、回線種別コードD2と、伝送速度
D3と、送信待ちフレ−ム数D4との各データを備えて
構成されている。また、バッファは、図3に示すよう
に、パケットの受信時刻を記録するためのフィールドF
3と、パケットの受信回線番号を記録するためのフィー
ルドF2と、パケットの送信回線番号を記録するための
フィールドF1とを備えて構成され、これらと共にパケ
ットを格納する。
【0019】パケット交換網内で転送されるパケット
は、図4に示すように、網内転送用ヘッダ部と、送受信
されるデータのパケットとにより構成され、網内転送用
ヘッダ部には、遅延時間記録フィールドF4が備えられ
ている。この遅延時間記録フィールドF4には、各交換
装置における装置内での遅延時間と、他交換装置へのパ
ケット伝送に要する遅延時間とを順次積算した遅延時間
が格納される。
【0020】次に、前述のように構成される本発明の一
実施例において、網内遅延時間を測定するための呼制御
部12及び送受信制御部11の動作を、図5、図6に示
す処理フロ−を参照して説明する。
【0021】送受信制御部11は、中継回線または端末
回線からのパケットの受信を行い、あるいは、呼制御部
12からのパケット送信要求を受けるので、図6に示す
ように、起動されるとこれらの切り分けを行って所定の
処理を行う。この処理を図6により説明する。
【0022】(1)送受信制御部11は、起動を受ける
と、その起動が回線からのパケットの受信によるもの
か、呼制御部12からのパケットの送信要求によるもの
かの処理区分を判定する(ステップ61)。
【0023】(2)ステップ61の判定で、回線からの
パケットの受信の場合、端末回線または中継回線より発
呼要求パケットを受信し、その受信したパケットを共用
メモリ上のバッファ内に格納し、受信回線番号をバッフ
ァ内の受信回線番号フィールドF2に、受信時刻をバッ
ファ内の受信時刻フィールドF3に記録する。そして、
記録された受信回線番号に対応する局データを参照し
て、回線種別コードD2が端末回線であることを示して
いれば、網内転送用ヘッダをバッファ内のパケットに付
加し、呼び制御部12を起動して、図5に示す着呼受け
付け処理を行わせる(ステップ62)。
【0024】(3)ステップ61の判定で、呼制御部1
2からのパケットの送信要求であった場合、バッファ内
の指定されたパケットを指定された回線に送信する処理
を行い、次の処理のために待機する(ステップ63)。
【0025】次に、図5により呼制御部12の着呼受け
付けの処理動作を説明する。
【0026】(1)パケットの受信時、送受信制御部か
ら起動された呼制御部12は、受信パケットが端末回線
から受信されたものか、中継回線から受信されたもので
あるかを判別する(ステップ51)。
【0027】(2)ステップ51で、そのパケットが端
末回線から受信されたものであるとされた場合、そのパ
ケットに網内転送用ヘッダを付加する(ステップ5
2)。
【0028】(3)ステップ51で、そのパケットが中
継回線から受信されたものであった場合、あるいは、ス
テップ52の終了後、パケットを送信する回線を選択す
る。この回線選択は、パケットが自交換装置収容端末宛
てのパケットであれば、その端末の収容回線を送信回線
とし、自交換装置収容端末宛てのパケットでなければ、
他交換装置への中継回線を送信回線とするように行われ
る(ステップ53)。
【0029】(4)次に、選択した送信回線に対応する
局データを参照し、送信待ちフレーム数D4、伝送速度
D3、及び、網内で転送される最大フレーム長Lに基づ
いて、選択した送信回線の種別が中継回線の場合、数1
によって、また、選択した送信回線の種別が端末回線の
場合、数2によって、パケットを送信完了するまでに必
要な時間Tを算出する。
【0030】
【数1】
【0031】
【数2】
【0032】なお、前述で中継回線への送信時、遅延時
間が端末回線への送信より1フレーム長Lだけ長いの
は、そのパケットが送信し終わるまでの時間を考慮する
ためである。
【0033】次に、バッファ内のパケット受信時刻F3
と現在の時刻とを比較して、パケット受信後に経過した
時間を算出する(ステップ54)。
【0034】(5)ステップ54で得られたパケットの
伝送に要する時間と、自装置内の遅延時間との和を、網
内転送用ヘッダ内の遅延時間記録フィールドF4に加算
する(ステップ55)。
【0035】(6)ステップ53で選択したパケットを
送信する回線が、端末回線であるか、中継回線であるか
を判定する(ステップ56)。
【0036】(7)ステップ56の判定で送信回線が端
末回線である場合、着呼受け付けパケット内に遅延時間
の合計値をセットし、網内転送用ヘッダを削除する(ス
テップ57)。
【0037】(8)ステップ56の判定で送信回線が中
継回線である場合、あるいは、ステップ57の終了後、
選択した送信回線番号をバッファ内の送信回線番号フィ
ールドF1に指定する(ステップ58)。
【0038】この状態で、着呼パケットは、バッファ内
に待機し、呼び制御部12は、バッファ内の待機パケッ
トをバッファ順に検索して、順次送受信制御部11に、
パケットの送信要求を行う。この場合の処理が、前述の
図6で説明したステップ61、63の処理となる。
【0039】前述した本発明の一実施例によれば、ステ
ップ63の処理により回線に送信されるパケットには、
その送信回線が中継回線の場合、網内転送用ヘッダ内の
遅延時間記録フィールドF4に、発信端末を収容する交
換装置からの遅延時間の合計値が格納され、また、その
送信回線が端末回線の場合、着呼受付パケット内に発呼
端末を収容する交換装置から着呼端末を収容する交換装
置までの遅延時間の合計値が格納されることになり、こ
れにより、網内遅延時間の合計値を表示することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、交
換装置相互間の時刻同期のための特別な装置を持たない
パケット交換網においても、交換局間で転送されるパケ
ットの網内遅延時間を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例により網内遅延時間の測定を
行うパケット交換装置の構成を示すブロック図である。
【図2】局デ−タの構造を説明する図である。
【図3】パケットを格納するバッファの構造を説明する
図である。
【図4】網内に転送されるパケットの構造を説明する図
である。
【図5】呼制御部の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】送受信制御部の動作を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
11 送受信制御部 12 呼制御部 13 共用メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 和文 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパケット交換装置により構成され
    るパケット交換網において、網内遅延時間値を記録する
    ためのフィールドを有するパケットを転送し、このパケ
    ットの転送に関与する各交換装置が、自装置内での遅延
    時間と、他交換装置へのパケット伝送に要する遅延時間
    とを取得し、前記パケット内のフィールドに、前記遅延
    時間を逐次加算していくことにより、網内の遅延時間を
    求めることを特徴とする網内遅延時間測定方法。
JP5049402A 1993-03-10 1993-03-10 網内遅延時間測定方法 Pending JPH06268685A (ja)

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JP5049402A JPH06268685A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 網内遅延時間測定方法

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JPH06268685A true JPH06268685A (ja) 1994-09-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997003508A1 (fr) * 1995-07-13 1997-01-30 Sony Corporation Procede, appareil et systeme de transmission de donnees
US7382736B2 (en) 1999-01-12 2008-06-03 Mcdata Corporation Method for scoring queued frames for selective transmission through a switch

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