JPH0274688A - 水変色材料 - Google Patents

水変色材料

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JPH0274688A
JPH0274688A JP22152088A JP22152088A JPH0274688A JP H0274688 A JPH0274688 A JP H0274688A JP 22152088 A JP22152088 A JP 22152088A JP 22152088 A JP22152088 A JP 22152088A JP H0274688 A JPH0274688 A JP H0274688A
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JP
Japan
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water
color
color changing
layer
pattern
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JP22152088A
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English (en)
Inventor
Ichiro Takahara
一郎 高原
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Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水に濡れて、模様を発現する、水着、カサ、帆
布等に用いる水変色材料に関する。
従来技術および課題 従来、水に濡れて、模様を発現する布地は知られていな
い。水着やカサ、パラツル、帆布等に用いて、乾燥時と
濡れたときとで異なった模様を発現し得る布地があれば
レジャー用等として広く利用されるようになろう。
課題を解決するための手段 本発明は第1図に示すごとき着色模様を有する基材(1
)および該基材上に水と接触すると透明化する変色層(
2)を存する吸水して模様を発現する水変色材料および
第2図に示すごとき上記水変色材料上にさらに多孔質層
(3)を有する水変色材料を提供する。
着色模様を有する基材(1)は、それ自体水透過性を有
する布地であってもビニルシートのごとき水不透過性の
ものであってもよい。これらは使用目的に応じて選択す
ればよく、水着等に用いるときは着心地等の点から布地
が好ましく、カサ等には防水布やビニルシート等が適し
ている。着色模様は単色でもよくあるいは、プリント模
様であってもよい。
水と接触すると透明化する変色層(2)は、吸水して透
明化する体質顔料等の微粒子を透明性の高い透水性バイ
ンダー樹脂に分散させたものを基材(1)上に被覆して
得る。使用し得る微粒子は、有機、無機いずれであって
もよいが好ましくは吸水したときの屈折率か2.0以下
、より好ましくは1.65以下の微粒子である。具体的
にはシリカ(ホワイトカーボン、エアロジル等)、亜鉛
華、タレ、炭酸カルシウム等であり、特にシリカか好ま
しい。これらの微粒子は粒子径20μm以下、特に1〜
10μmの範囲のものが好ましい。粒子径が20μmを
越えると吸水時の透明性が劣る等の問題がある。
バインダー樹脂は透水性であってかつ耐水性であり、加
えてそれ自体透明性の高い樹脂が好ましい。この様な樹
脂は屈折率が1.7以下のものであって、例えば酢酸ビ
ニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、エチレン/酢酸ビニル樹脂等が例示される。
これらは所望の屈折率や透水率を得るため混合して用い
てもよくあるいは共重合比やエステル化度、重合度等を
適当にコントロールして用いてもよい。特に好ましくは
、エチレン/酢酸ビニル樹脂であり、その屈折率は1.
45〜1.55の範囲のものが特に好適である。さらに
エチレン/酢酸ビニル樹脂は色変化の応答性、変化率、
耐水性、耐洗濯性、耐光性および風合等においても好ま
しいものである。
変色層におけるバインダー樹脂と微粒子の比率は、微粒
子の種類、粒径、樹脂の種類、所望の吸水量等によって
異なるが一般的には微粒子を全変色層固形分重量中20
〜80重量%、特に30〜60重量%配合するのが好ま
しく、例えば微粒子として平均粒径l〜5μmのシリカ
を用い、バインダー樹脂としてエチレン/酢酸ビニルを
用いるときは前者を両者合計量の40〜50重量%を用
いたとき特に好結果が得られる。
変色層の厚さは10〜30/7mが適当である。
変色層の厚さやバインダーの配合量を調節することによ
り、変色速度、発色濃度等を調節することができる。
変色層は他の成分、例えは吸水性や透明性を損なわない
条件で他の成分、例えば着色剤、増白剤、紫外線防止剤
、柔軟剤、帯電防止剤、防黴剤、防汚剤等の他、バイン
ダー樹脂の接着性や耐水性を増強するための架橋剤等を
配合してもよい。さらに変色層は、基材全体に設ける必
要はな(部分的に設けてもよい。また基材が透水性の布
地等の場合は表面に透明な不透湿層を設は変色層の汚れ
を防いでもよい。
本発明第2の態様(第2図)の多孔質層に変色速度のコ
ントロールおよび乾燥時の水産色材料の模様を現わす層
である。即ち、多孔質層が黄色で基材ンートが赤色の場
合、水産色材料が水に濡れると黄色からせオレンジ色に
変色する。また多孔質層の模様と基材シート上の模様と
が相撲って水産色材料が水に濡れたとき乾燥時とは別の
模様が形成されるようtこしてもよい。
多孔質層は基本的に透明であって変色層に水が透過する
性質を有すればよい。基本的にとは、部分的に模様を形
成する不透明部分を有していてもよく、あるいは乾燥時
には不透明であるか吸水して透明になる変色層と同様の
構成のものであってもよい。多孔質層の孔径や厚さ、材
質等を適当に調整することによって変色層に水が吸着す
る速度、換言すれば模様が発現する速度をコントロール
することができる。従って多孔質層に無色透明の材料を
用い、基材シートとして赤色の水不透過性材料を用い、
これを水に浸漬すると基材シートは白色から徐々にある
いは急速に赤色に変化させることができる。
多孔質層に用いられる材料は、透水性を有するエマルジ
ョン樹脂(厚さ1〜5μmが適当である)、ホワイトカ
ーボン、炭酸マグネシウム(厚さ2〜10μmが適当で
ある)等の他、着色層を用いてもよくこの場合、着色エ
ポキシアクリレートビーズd−5μmをバインダー中に
分散し、厚さ5〜7 g7m”となるように用いるとよ
い。
以下、実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1 基材シートとして濃紺テトロン布地を用い、この上に下
記に示す処方の変色層用インキ組成物を20g/m2の
割合でローラー式捺染機を用いて塗布し、130°Cで
10分間熱風乾燥した。
変色層用インキ組成物処方 重量部 ホワイトカーボン8 エチレン/酢酸ビニル共重合体 エマルジョン末2 分散剤 水 計100 *l:水沢化学株式会社製;ミズカVルP527屈折率
1.45、粒径 11−3p *2:ヘキスト合成株式会社製;モビニール181E屈
折率:1.50 得られた水産色材料の一表面は白色で地色は完全に隠蔽
されていた。この布地の白色面に水滴を落すと約10秒
後に中心部が特に濃い青色の水玉が形成され、次いで5
分後に水玉模様は完全に消色しtこ。
実施例2 実施例1で得た水産色材料の表面に以下の処方のインキ
組成物を5g/m2の割合で塗布し、100°Cで10
分間乾燥した。
多孔質層用インキ処方 重量部 黄色着色エポキシ アクリレートビーズ(d=5μm)     30アク
リル樹脂エマルジヨン(50%)20水       
                  50計100 得られた水産色材料の表面は黄色であり、これに水を1
部落すと約1分後に中心部かや一緑色がかった青色の水
玉模様が形成された。これは10分後には完全に消失し
た。
発明の効果 本発明水変色材料は、乾燥時と水に濡れたときとで異な
った色や模様を示すため水着、パラソノ呟カサ、帆布、
テント、浴室用壁掛は等用基布として用いることができ
る。晴雨兼用カサに用いると晴天時と雨天時とで異なっ
た模様のカサとして用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明水変色材料の模式的横断面
図を示す。 第1図 特許出願人 松本油脂製薬株式会社 代 理 人 弁理士 青 山 葆 はか1名第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、着色模様を有する基材および該基材上に水と接触す
    ると透明化する変色層を有する吸水して模様を発現する
    水変色材料。 2、着色模様を有する基材がプリント布地である第1項
    記載の水変色材料。 3、変色層が吸水して屈折率2.0以下となる粒子径2
    0μmまでの粒子と屈折率17以下のバインダー樹脂と
    からなる第1項記載の水変色材料。 4、水変色材料が水着、カサまたは帆布用基布である第
    1項記載の水変色材料。 5、着色模様を有する基材、該基材上に水を接触して透
    明化する変色層および該変色層上に多孔質層を有する吸
    水して模様を発現する水変色材料。 6、多孔質層が着色模様を有する第5項記載の水変色材
    料。
JP22152088A 1988-09-05 1988-09-05 水変色材料 Pending JPH0274688A (ja)

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