JPH0274657A - 熱変色性繊維シート及びそれを用いたブラジャーカップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は体温及び外気温、Ｖによし繊維シート自体の色
が変色する熱変色性繊維ノート及びそれを用いるブラジ
ャーカップに関するものである。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課閉〕従来、
着色きれた不織布繊維シートは、衣料芯地中白動車、内
装材関係に用いられており、これらは予め染色された繊
維を用いるか、又は結合剤に所定の顔料を混入し、含浸
により形成されカラフルな衣料や自動車に適合する様に
色付けして用いられている。また、ブラジャーカップは
保型性、成形性の為に不織布繊維シートを基材とし、表
地としてトリコットレース地を貼合わせ、縫製仕上げが
行われる。それが為基材自体の色目が透けて見えるので
、基材自体も着色が行われている。

また、近年ファツジ目ン性、遊び心の面から感温変色性
色素を使用し２て直接染色し、温度変化により変色する
糸、布地が作られているが。

カラーが不鮮明であり、堅牢度が低い等の欠点がある。

更にその欠点を解決ナベ〈、感温変色性色素のマイクロ
カプセル化によるポリウレタン樹脂を使用したプリント
コーティングにより布地に付着させ着色することが行な
われているが、ポリウレタンの付７ａ量が多くなると布
地自体の風合が硬くなり、軽衣料としては不適となる。

従って、感温変色性色素のゆが限定され、色のバリエー
ションが少なくなる。又、より均一な分散が必要であり
、マイクロカプセルの粒径を最少限に小さくし、数ミク
ロンの物を使用しなければならず、加工において高価な
ものとなっており、不織布ブラジャー基材への展開を考
えた場合、７アツ／！１７性、遊び心を刺戟する要素は
あるが、不織布の嵩高性、低密度の故にプリントコーテ
ィングを行うことが困雉であるという課題がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は以上の鎌な現況に鑑みてなされたものであし、
感温変色性色素をマイクロカプセル化し％合成樹脂エマ
ルジアン中に添加配合した結合剤により不ａ繊帷ウェブ
の繊維間を結合した熱変色性線維シート及びそれを用い
たブラジャーカップを提供することにより牒厘を解決し
たものである。

上記不織繊維ウェブとしては合成繊維、半合成繊維、天
然線維を夫々単独もしくは複数４類組み合わせ、カード
機又はフンダムクエプ機により形成して用いられ、必要
に応じてニードルパンチ膿による４１維間の交絡、熱融
冴性峨唯の配合による熱溶着処理により繊維間和瓦を結
合、仮止めして用いられる。又、上記繊維ウェブを接着
する合成樹月旨としてアクリル、エチレン−昨ビ、Ｓ　
ＢＲ、ＮＢＲ等のエマルジアンが使用でき、これに所定
の変色温度に選定した感温変色性色素をメラミン樹脂、
塩化ビニリデン樹脂等で粒径１００ｕＬ以下にカプセル
化したものを添加配合し樹脂結合剤として使用する。

また必要に応じて顔料を添加したり、数種の感温変色性
色素との組合わせにより色のバリエーションを増やすこ
ともできる。この際、マイクロカプセル単体及び顔料併
用の添加層が合成樹脂の固形分に対し４０重量％を越え
ると、着用及び洗？？ｌＩ専の外力により、マイクロカ
プセルが脱落するので４０重！１％以下であることが望
ましく、又、１重量％未満では色素、原料、添加の効果
が現われない。

〔実施例〕

以下、本発明を＊施例に基づき評、細に説明する。

実施例１ レーヨン傷維３ｄＸ５１調＝７０重量％、ポリアミ　ド
ＮＡ＠ａｃｉｘｓｓ趨：　８０重＠弧をカード機により
、目付４０７層の積１【ウェブを形成し、樹脂結合剤と
してアクリル樹脂エマルジアン（Ｔ−８−４５％）１０
０部、変色温度２４〜８８℃においてブルー　３３℃以
上で無色に変化する感温変色性色素をメラミン樹脂によ
ゆ粒径６０μ以下にてマイクロカプセル・比したもの５
部及びイエロー領料ペーストを１０部添加し。

濃度１５弧の樹脂結合剤を得る。該樹脂結合剤ｒこより
積層ウェブを含浸によ）所定量付着させ乾燥後目付５２
り／−の熱変色性ｆ＆維シートを得た。

上記熱変色性繊維シートを使い捨てシャツに鵡製し１着
用することにより室温（２５”Ｃ）付近でブルー又はグ
リーンの色調であったものが室外の日光のもとて８８℃
を越えると黄色に変化し、温度Ｋｊって種々色調が変化
する新規な使い捨てシャツが得られた。

実施例２ ポリエステル繊維６ｄＸ５１ｔ１５０％、ポリエステル
繊維８ｄＸ５１層：５０＜をカード機りクスクツパ−に
より６０ｙ／−のクロスウェブを形成する。該クロスウ
ェブは６０　ＰＡ２の打チ込み数によりニードルパンチ
加工を行ない、形成し九交絡線維不織布に、アクリル樹
脂エマルジョン（Ｔ−５−４５％）１００重量部、変色
温度２４〜３８℃で、２４℃以下ではブルー％３３℃以
上で無色となる感温変色性色素のマイクロカプセル品５
重ｉｔ部とレッド顔料ペーストを１０７■：よ部添加し
て調製した濃度１５％の溶液を散布により表裏面付層さ
せ、乾燥工程を杼て目付７１１　Ｉ７／、ｌの熱変色性
ブラジャー基材を得た。

上記基材を表生地と貼り合わせ、ブラジャーカップに成
形し、着用時に於ける色調の変化をみたところ、２４“
Ｃ以下では紫色を呈し、温度の上昇に伴ない徐々に変化
し、３８℃では赤色に変化する新規なブラジャーカップ
を得た。

尚、上記実施例において感温変色性色素のマイクロカプ
セルを含有する樹脂結合剤は含浸又は散布により交絡繊
維不織布に適用したが、これに限定されるものでほなく
樹脂結合不織布又はこれら１・４′哉布との積１Δ体の
表面に図形又は模り状にグリ／トシて用いることもでき
、衣料の他、自励車内装材、衣料用芯地、衛材、寝具。

家庭用品、中入綿、スポーツ用素材など種々の用途に好
適なカラフルな熱変色性繊維シートを得たものである。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如く、繊維結合用合成樹脂にマイクロカ
プセル化した感温変色性色素を添加している為、着用、
洗＋６２時に於て外力が加わっても色素の脱落が々い。

又、／ＪＯエエ捏を増加することなく、設計する変色＠
度に、感温変色性色素を適宜選択（（用することにより
、変色温度が現定でき、温度によって色調が種々変化す
る衣料用材料を提供することが１３Ｔ能となった。

また、顔料との併用により色のバリエージ冨ンが豊富と
なり、ファツジ目ン性に１ｆむ製品が得られる等の効果
を有する発明である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　不織繊維ウエブを結合する樹脂結合剤にマイク
   ロカプセル含有感温変色性色素単体、又は顔料を併用し
   、結合剤に対し１〜４０重量％配合添加してなることを
   特徴とする熱変色性繊維シート。
2. （２）　請求項１記載の熱変色性繊維シートを用いて形
   成したことを特徴とするブラジャーカップ。