JPH0273003A - 植物生長調節組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は植物生長調節組成物に関するものである。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の化合物（１）群は主に茎葉処理で強い植物生長
調節作用を発揮し、イネ科植物では特に箱間の伸長をよ
く抑え、広葉植物あるいは針葉樹でも新芽、新種の伸長
を抑える。また、花芽の誘導や摘果の作用も有する。し
たがって、稲や麦などの短稈効果による倒伏軽減剤、生
垣や鉢物などの刈込省略剤、同じく、芝生や非農耕地の
抑草剤あるいは摘果剤や開花調節剤など広い用途がある
。

ただし、植物の種による感受性の差はかなり大きく、た
とえば、稲の倒伏軽減剤としては、１０ｔ　／　１０　
ａ程度で良いが、麦類では５０２以上を要する。広葉植
物でもラックやマツバボタンなどでは活性が高いが、ア
ベリアやナス科植物では数分の１の活性で、場合によっ
てはオーダーの単位での感受性の差と力・ることもある
。同様のことは芝草類や非農耕地の雑草でも認められ、
感受性のにぷい種類にも効果をあげるにはかなり多くの
薬量を要する。また、長期間抑制効果の持続が求められ
る場面、たとえば、非農耕地、芝生、あるいは生垣や街
路樹、山林などで社、薬量の低減は大きなｎ題である。

さらに、化合物（１）群は茎葉散布での葉枯わ等の副作
用の少ない薬剤ではあるが、高濃度の少量散布など、非
常な高濃度となる場合は葉枯れなどの薬害を生じる場合
もあハなお欠点もある。

次に、ｎ−ブチル−９−ヒドロキシフルオレン−９−カ
ルボキシレート〔以下、化合物Ｍ１と称ス〕あるいは９
−ヒドロキシフルオレン・−９−カルボン酸ジメチルア
ミン塩〔以下、化合物Ｍ１−Ａと称す〕およびメチル−
・２−クロロ−９−ヒドロキシフルオレン−９−・・カ
ルボキシレート〔化合物Ｍ２と称す〕は既に知られた化
合物で、除草剤あるいは抑草剤として１ｅわれている。

その活性は茎葉処理でも土輿処理でもかなり高く、植物
種による選択性は比較的少ない。また、植物体内や土壌
中での残効けかなり長く、薬害の原因となるので薬量を
減らす必要がある。通常は１０〜・５０　ｔ　／　１０
　ａ程度が、ホルモン囃の除草剤との混合で、イネ科作
物中の広葉雑草の防除にすわれることが多い。

生育調節剤としては、非農耕地などで草史の抑制剤とし
て使われるが、ススキなど大型のものには薬効が劣り、
小型の広葉雑草などは効き過ぎて枯らしてしまうことも
多い。

また芝生では抑制効果は強いものの、薬−酸量の差が大
きく、少な過ぎると効果なく、若干、多過ぎると効き過
ぎて当年だけでなく翌年の萌芽も抑えてしまうなど芝生
のダメージが大きい。樹木類などでは、草本類に比べる
と感受性かにぶいが、やけりｒｅい方が難かしく、奇形
になったり、樹勢がおとろえた抄して、Ａかなか的確な
効果は得られないなどもある。通常は１００〜４００ｒ
／１０ａと比較的薬！本多い。

（間哨を解決するための手段） 本発明者られ１７、化合物（１）許と化合物Ｍ群とを混
合散布することにより、各々の単剤をはるかに越えた活
性すなわち相乗作用が発現することを見い出した。この
相乗作用に基づいて、種々検討した結果、あらゆる場面
で、トータルの薬量を減らすことができるだけでなく、
薬害の軽減、および抑制期間の延是と、実際上、適用の
難しかった場面へも適用をａＪ能としたなど多くのメリ
ットを見い出した。特に長期間の抑制が望まれる場面、
たとえば、生垣などの樹木類、堤防や芝生地、および非
農耕地では本発明の効果は大きい。

さらに薬量や混合比など検討今加え本発明を完成した。

混合比は対優とする植物種や目的により異なるが、芝生
の場合、化合物（１）群を１とすると、化合物Ｍ群は、
０１〜０．５の範囲が良く、鉢物の草木についても同じ
であるが、池槽の樹木では０．５〜１の範囲で、非農耕
地では、［１５〜３の範囲が良い。

散布に際しては、茎葉に良く付着する剤型なら水に希釈
して散布する液剤、乳剤、水利剤、ゾル剤などでも、そ
のまｔ散布する微粒剤、粗削でも良い。

一体製剤とする場合、化合物の物理化学的性質から個々
の化合物を選択できる。

液体の担体としては、水やトルエン、キシレン、アルコ
−・ル類などの有機溶媒、固体担体どしてはベントナイ
ト、ゼオライト、クレー　炭カルなどがあげられ、分散
剤、乳化剤、固結剤としては各種の陰イオン系あるいは
非イオン系の界面活性剤たとえばアルキルベンゼ／スル
ホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
金物、ジアルキルスルホサクシネートあるいは、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル、ソルビタンモノステアレートな
どがあげられる。

また、増粘剤、安定削として、エチレングリコールなど
を適宜選択のうえ添加してもよい。

なお、必要に応じて、殺虫剤や殺菌剤も配合することが
できる。

表１に化合物（１）群の代表的化合物を示した。

以後、個々の化合物は化合物層で示す。

表１　化合物（１）群 表　１ （続き） 表　１ （続き） （実施例） 試験例１．　各種植物茎葉処理試験 １００６ｉの素焼跡に育成した各種植物の３〜五５葉期
に化合物（１）群と化合物Ｂの単剤および混合剤の所定
濃度液１００ｔ／１０ａ相当に散布濃度５００　ｐｐｍ
となるようノニオン系界面活性剤を添加し、スプレーガ
ンで散布した。

散布５１４間後に観察による調査を行って結果を表２に
示す。

調査の基準は下記の通りである。

０：無処理同様 １：　２０多抑制 ２：　４０チ　１ ３：　６０慢　Ｉ ４：ＢＯｆｂｌ ５：１００１＃（処理時より伸長してない状態）Ｔ：分
けつの著るしいもの Ｇ：濃緑化の　　　Ｉ Ｂ−１白化または葉枯れ　微 Ｂ−２１小 Ｂ−５１中 表　２４ 各１植物茎葉処１］ｌ！試験 麦　Ｚ （続き） 表２ 各種植物茎葉処理試験（続き 試験例Ｚ　アオビユ茎葉処理試験 １００−の素焼鉢に育成したアオビユを間引きし、４葉
期７本に各ポットを合せ、化合物（１）群と化合物Ｍ１
の単剤、混合剤の所定希釈液１００ｊ！、／１０ａ相当
にノニオン系界面活性剤を５００　ｐｐｍどなるよう添
加し、スプレーガンで散布した。散布３４間後に観察に
よる調査を行った結果を表３に示す。

表五　アオビユ茎葉処理試験 試験例５　ノシパ茎葉処理試験 梅雨明は後の伸長期にノシバ地に２．２５ｒｒｌの単位
区を設け、刈込５日後に各一体製剤と単剤の希釈液にノ
ニオン系界面活性剤を散布濃度５００　ｐｐｍとなるよ
う添加し、１００ｔ／１０ａの液量を手押加圧噴霧器で
区内に均一に散布した。散布２Ｍと４１後に観察による
調査を行った結果を表４に示す。

試験例４．　アペリア茎葉処理試験 幅約６０国、高さ６０１のアベリアの生垣を１ｍに区切
り１単位区とした。刈込後の新芽の伸長期に一体製剤と
各単剤の希釈液に散布濃度５００ｐｐｍとなるようノニ
オン系界面活性剤を添加（乳剤は無添加）し、１００Ａ
／１０ａ相当盪を手押加圧噴霧器で区内に均一に散布し
た。

３ｉ！ｌと３ケ月後に観察調査した結果を表５に示す。

試験例５．　非農耕地散布１拭験 大型雑草のススキとセイタカアワダチソウの優先地にそ
れぞれ、１区１０ｒｒ！の単位区を設け、５月下旬の草
丈が下記の時期に本発明の組成物の所定希釈液にノニオ
ン系界面活性剤を５００　ｐｐｒｎとなるよう添加し、
手押加圧噴霧器で、　　１００　ｔ／１０ａ相当を区内
に均一に散布した。

微粒剤は七のまま手まきした。

散布１ケ月後に観察による調査を行い ｌ　５チ月後には草丈の測定を行った。

結果を衣６に示す。

（草丈は平均的なところからＥ限の範囲で示した）処理
待草丈 ススキ　　　　　６０〜９０１ セイタカアワダチソウ　５０〜７０国 製剤例１．　液剤の作成 化合物／１６７の１０ｓと化合物Ｍ１人の１部を水８９
部に溶解し、化合物潟７の１０チと化合物Ｍ１人の１チ
を含有する液剤を得た。

〔部はいずれも垂蓋部を示す。以下、同じ〕製剤例２　
乳剤の作成 化合物慮１０の１０部と化合物Ｍ１の２部をキシレン、
シクロヘキサノンの６：４混合溶媒７８部に溶解後、ツ
ルポール８００Ａ（東邦化学（株）登録商標）の１０部
を加え・攪拌して、化合物、％１０の１０チと化合物Ｍ
１の２チ奢含有する乳剤を得た。

製剤例五　水和剤の作成 化合物Ａ８の５０部とＭ２の４０部にクレー２０部にホ
ワイト力・・−ボン４ｆ４を加えジェットミルで粉砕後
、粉状界面活性剤のツルポール５０５９（東邦化学（株
）登録商標）５部とラビゾールＢＢ−７５（日本油脂（
株）商標）１部を良く混合して。

化合物／１６８の３０チと化合物Ｍ２の４０チを含有す
る水利剤を得た。

製剤例４．　ゾル剤の作成 化合物慮５の２０部と化合物Ｍ１の１５部に水５５．５
部とツルポール３７４２の５部と消泡剤のツルポール７
５１２のａ５部を加えサンドグラインダーで粉砕し取出
し後、増粘剤、安定剤として。

エチレングリコール４部とｖＡＮＧＥＬ−Ｂ（三洋化成
（株）商標）の（１２部を加えて、化合′＄１ｊ／ｚ５
の２０係と化合物Ｍ１の１５チを含有するゾル剤を得た
。

製剤例５．＠粒剤の作成 あらかじめ、ジェットミルで微粉砕した８５俤の化合物
、４６１１の１２５部と化合物Ｍ２の２．９５部とラピ
ゾールＢＢ−７５の２部とホワイトカーボン１ｓとを微
粒ゼオライトと微粒カルシウム１：１組成の微粒キャリ
アー（４８〜１５０メツシユ）　９２．８　Ｋに加工、
スピードニーダ−で攪拌しながら、水を滴下し均一にな
ってから取り出して、送風乾燥して、化合物ｌ６１１の
１チと化合物Ｍ２の２．５チを含有する微粒剤を得た。

保土谷化学工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 有効成分として、一般式（１）で示される化合物とｎ−
   ブチル−９−ヒドロキシフルオレン−９−カルボキシレ
   ート、９−ヒドロキシフルオレン−９−カルボン酸ジメ
   チルアミン塩またはメチル−２−クロロ−９−ヒドロキ
   シフルオレン−９−カルボキシレートとを含有すること
   を特徴とする植物生長調節組成物。 （１）▲数式、化学式、表等があります▼ 式（１）中、Ａは水素原子またはメチル基を、Ｒは水酸
   基、炭素数１〜６個のアルコキシ、アルコキシアルコキ
   シ、モノもしくはジアルキルアミノ基、または−ｏ−Ｃ
   ａｔ（ここでＣａｔは有機、無機の陽イオン）を示す。