JPH0272220A - 二つ割り外輪の割り方法 - Google Patents

二つ割り外輪の割り方法

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JPH0272220A
JPH0272220A JP22072388A JP22072388A JPH0272220A JP H0272220 A JPH0272220 A JP H0272220A JP 22072388 A JP22072388 A JP 22072388A JP 22072388 A JP22072388 A JP 22072388A JP H0272220 A JPH0272220 A JP H0272220A
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JP
Japan
Prior art keywords
outer ring
split
circumferential surface
groove
grooves
Prior art date
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Pending
Application number
JP22072388A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Miyawaki
宮脇 信行
Fukumitsu Kitauchi
北内 福光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP22072388A priority Critical patent/JPH0272220A/ja
Publication of JPH0272220A publication Critical patent/JPH0272220A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/60Raceways; Race rings divided or split, e.g. comprising two juxtaposed rings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、二つ割り外輪の割り方法に関する。
〈従来の技術〉 従来から、クランクシャフトとコネクティングロッド大
端部との嵌合部には、一般に、二つ割りの転がり軸受が
介装されている。この二つ割りの転がり軸受において、
その外輪の分割面を軸方向に平行な直線状にしていると
、組み立ての際に分割面が軸方向に少しずれやすく、そ
のずれにより種々なトラブルの発生を招来する。
その対策として、例えば分割面に円周方向にほぼrv、
字形状に突出する突起を形成することが提案されており
、その分割面を得るための外輪の二つ割り方法を第8図
ないし第10図を用いて説明する。
まず、第8図に示すように、外輪1の外周面の180度
対向位置の二箇所に割り溝2.2を刻設するとともに、
両割り溝2の一方端部において外輪端面に径方向に沿う
ノツチ3.3を刻設する。
次に、第9図、第10図に示すように、この外輪1を固
定台4の半円弧状の凹部4aに嵌合する。
その際に、割り溝2が上、下に位置するようセットする
。この外輪1の中空部にその軸方向の両側から先端が樹
状の締付治具5a、5bを入れ、その樹状部分を外輪1
内周面両端に当てる。この締付治具5a、5bの上部は
切欠かれていて、外輪■の中空部上側に空隙を作るよう
にしている。
この状態にて、締付治具5a、5bを軸方向で近接させ
るようボルト6で締めつけることにより外輪lを楕円状
に変形させておき、外輪1の上側の割りa2上にその割
りa2と同形状の尖鋭部を有するパンチ治具7で直接打
撃を与える。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、上記従来の割り方法においては、割り/s2
.2に対し、外輪外周面側で圧縮応力が、また外輪内周
面側で引張応力が発生することになり、内周面側から外
周面側に向かって割れが起こる。そのため、割り溝2を
形成しているにもかかわらず、割り溝2の形状どおりに
割れないことがあった。つまり、この従来の割り方法に
よると、分割面が意図した形と違った形になってしまう
これは割り溝2の形状を変えても同じである。しかも、
割り溝2部分に直接加圧力を加えているので、割り部に
内径側への歪みが生じる点も指摘される。
なお、前記応力の発生形態に着目して、外輪1の内周面
に割り溝2を形成すれば意図した分割面を得ることが可
能になると考えられるが、転動体の軌道面となる内周面
に溝があると、転動体の動きに悪影響を及ぼし、回転不
良につながるので、実現できない。
ところで、本件提室者らは、第11図に示すように、割
ろうとする外輪1の内径よりも十分率さな径の軸状治具
8で一方の割り溝2の存在位置に対応する内径部分を受
けさせるとともに、三角形状の凹部9aを有する加圧治
具9でその凹部9aが外輪1の割り溝2上に位置させて
、この加圧治具9で外輪lの一方の割り溝2に対して加
圧力を加えることにより、一方の割り溝2を割り、さら
に同様にして残り他方の割り42を割るようにすること
を提案している。この割り方法によると、割り溝に対し
外輪外周面側において引張応力が、外輪内周面側におい
て圧縮応力がそれぞれ発生するため、外輪外周面側から
内周面側に向けて割れることになり、割り溝2の形状ど
おりに割ることができ、さらに軸状治具8によって外輪
内周面を受けているので、割った後の割り部に内径側へ
の歪みが生じない、しかしながら、二つある割り溝2を
別々に割らなければならないので面倒であること、割り
部に外径側への歪みが生じやすくなることなどの不都合
が指摘される。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、意図
したとおりの正確な分割破断形状を得ることは勿論、二
つある割り溝を一度に割ることができて、さらに割り部
に内外への歪みが生じない二つ割り外輪の割り方法を提
供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
即ち、本発明にかかる二つ割り外輪の割り方法は、 円筒形状の外輪の外周面においてほぼ180度対向位置
の二箇所に割り溝を刻設する工程と、両割り溝部分の中
間位置に外方から加圧力を加えて、割り溝に対し外輪外
周面側において引張応力、外輪内周面側において圧縮応
力を発生させ、前記割り溝の存在する位置がら外輪を二
つ割りする工程と、 を具備していることに特徴を有する。
〈作用〉 本発明の構成による作用は次のとおりである。
加圧力を加えたときの応力の発生により、外輪外周面の
最も弱い部分つまり割り溝底面がら外輪内周面側へと割
れることになる。この際、前記変形力を割り溝から離間
した位置で与えるので、二つある割り溝が一度に割れる
ことになり、さらに割り溝に加圧力を直接的に加えない
ので、割り部に内外への歪みが生じない。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図ないし第5図に本発明の一実施例を示している。
第1図は分割前の外輪を示す側面図である。
外輪10の外周面において180度対向位置の二箇所に
は、軸方向にサイン曲線状の割り溝11が刻設されてお
り、この割り溝11の一端は外輪IO端面にまで達して
おらず、外輪lOの外周面において平坦な円周部分の間
隔りを童識的に残している。この平坦な円周部分の間隔
りは、外輪10の軌道面研磨加工などの際におけるチャ
ッキングのために必要になる。ところで、この間隔りに
おいて割り溝11の延長部分の外輪IO端面には径方向
に沿うノツチ12が刻設されている。この実施例では、
サイン曲線状の割り溝11として一つの頂部がある場合
を例に挙げるが、その数は特に限定されないし、また割
り溝11の形状についても特に限定されない。
次に、上記外輪10を二つ割りにする方法の一実施例を
説明する。
まず、外輪lOの所定位置に第1図に示すような割り溝
11およびノツチ12を刻設する。
続いて、第2図および第3図に示すように、外輪10を
固定台20の孔21に斜めに傾かせて載せ、固定台20
の孔21上縁の二点で外輪10を受けさせる。
そのとき、外輪10の二箇所の割り溝11が水平方向に
平行となるよう位置させるとともに、傾いた外輪10の
傾き下側にノツチ12を位置させる。
さらに、この外輪IOに対してその上方に円柱形状のバ
ンチ治具22を配置し、このパンチ治具22を外輪10
の傾いた上側の外周面端縁の一点(両割り111部分の
中間位置)に当てつける。つまり、外輪10を固定台2
0に対して二点、パンチ治具22に対して一点の計三点
で支持させるのである。
この状態において、バンチ治具22でもって外輪IOに
対して鉛直方向より加圧すると、外輪1oの外周面にお
いて割りIllには円周方向に沿う引張応力が、また外
輪10の内周面において割り溝11と対応する位置には
円周方向に沿う圧縮応力がそれぞれ発生することになる
。また、ランチ12付近で、外輪10の傾斜によって生
しる両割り/TI#11を境とした外輪10の上半分と
下半分との間の剪断応力により、ノツチ12を起点とし
て割り溝11方向に亀裂が入るや同時に、割り溝11で
の上記応力の作用形態が原因となり、割り1llllの
溝底より外輪内周面側に向かって割り溝11の形状に従
った亀裂が伝播する。前記亀裂は第2図中の矢印A方向
に斜め上側に向かって入りつつ、外輪IOの上半分が斜
め下側にずれ落ちることになり、分割されるのである(
第4図参照)。
このようにして分割した外輪10の分割面を観測すると
、第5図に誇張して示すように、割れ始めとなる外輪l
Oの外周面側に位置する割り溝11の底面端縁にだれ1
3が、それに続いて破断面14が、最後に内周面側の端
縁に微小なかえり15が形成される。つまり、上記割り
方法による外輪10の分割面には前述のような特徴が表
れる。
そして、割り方法の他の実施例を第6図および第7図を
用いて説明する。
即ち、外輪10の中空部に嵌める棒板状の嵌合治具30
と、外輪10の180度対向二箇所を押圧する押圧治具
31.32とを用いる。この嵌合治具30の二短辺には
外輪10の内周面曲率とほぼ同曲率の丸み33゜34が
形成されていて、二長辺と外輪10内周面との間の水平
方向二箇所には所定の空隙がそれぞれ形成されることに
なる。そして、この嵌合治具30の丸み33.34の存
在位置に外輪lOの割り溝11.11をそれぞれ位置さ
せるように、外輪10に対して嵌合治具30をセットし
、割り溝11存在方向と直交する方向から押圧治具31
.32で外輪lOを押圧することにより、上述した特有
の応力を発生させて外輪1゜を二つに分割することもで
きる。
ところで、本発明の割り方法は上述した例のみに限定さ
れるものでなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で他
の手法を任意に具体化することも可能である。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、割り溝の底部よ
り内径側に割れを起こさせているから、外輪外周面に形
成の割り溝の形状に沿って正確に割ることができる。つ
まり、非直接状の割り溝でも割り溝の形状に合わせて意
図した形状どおりに分割できるから、特に非直接状の分
割面を存する組込時の合わせ面ずれのない二つ割り外輪
を提供することができる。しかも、二つある割り溝部値
を一度に割ることができるので、手間がかからすに済む
。さらに、割り溝に対し直接的な加圧力を加えないので
、割り部に内外への歪みが発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例にかかり、第1
図は分割前の外輪を示す側面図、第2図は分割過程の治
具使用形態を示す側面図、第3図は同正面図、第4図は
二つ割りした外輪を示す斜視図、第5図は二つ割りした
外輪の分割面を示す説明図である。 第6図および第7図は他の実施例にかかり、第6図は分
割過程の治具使用形態を示す正面図、第7図は同側面図
である。 また、第8図ないし第10図は従来例にかかり、第8図
は分割前の外輪を示す側面図、第9図は分割過程を示す
側面図、第10図は同正面図である。 さらに第11図はさらに他の従来例を示す分割過程を示
す正面図である。 10・・・分割前外輪、 11・・・割り溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒形状の外輪の外周面においてほぼ180度対
    向位置の二箇所に割り溝を刻設する工程と、両割り溝部
    分の中間位置に外方から加圧力を加えて、割り溝に対し
    外輪外周面側において引張応力、外輪内周面側において
    圧縮応力を発生させ、前記割り溝の存在する位置から外
    輪を二つ割りする工程と、 を具備していることを特徴とする二つ割り外輪の割り方
    法。
JP22072388A 1988-09-02 1988-09-02 二つ割り外輪の割り方法 Pending JPH0272220A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22072388A JPH0272220A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 二つ割り外輪の割り方法

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JPH0272220A true JPH0272220A (ja) 1990-03-12

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0678407A1 (de) * 1994-04-20 1995-10-25 Lemförder Metallwaren Ag. Kunststofflager für Stabilisatoren in Kraftfahrzeugen
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US8956055B2 (en) 2011-02-25 2015-02-17 Nsk Ltd. Method for manufacturing split bearing ring

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