JPH0271973A - 研削加工機の研削液供給ノズル - Google Patents

研削加工機の研削液供給ノズル

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JPH0271973A
JPH0271973A JP22004188A JP22004188A JPH0271973A JP H0271973 A JPH0271973 A JP H0271973A JP 22004188 A JP22004188 A JP 22004188A JP 22004188 A JP22004188 A JP 22004188A JP H0271973 A JPH0271973 A JP H0271973A
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JP
Japan
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grindstone
grinding
peripheral face
grinding wheel
grinding liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP22004188A
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English (en)
Inventor
Shinichi Okuyama
真一 奥山
Kazuhiko Watanuki
和彦 綿貫
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、砥石の回転により研削加工を行う研削加工
機の研削液供給ノズルに係り、詳しくは砥石を高速で回
転させる研削加工機に用いて好適な研削液供給ノズルに
関する。
[従来の技術] 平面研削盤やスライシングマシン等の研削加工機による
研削加工は、砥石やワークの冷却、潤滑等を目的として
研削液が絶えず供給される湿式研削で行われることが多
く、このため上述の研削加工機の殆どには砥石周面に向
かって研削液を吐出する研削液供給ノズルが設けられて
いる。
第4図及び第5図は、磁気ヘッド用のフェライト合金や
しS1基板用の単結晶シリコンなどの硬脆材料を切断す
るスライシングマシンに従来より使用されている研削液
供給ノズル(以下、ノズルと略称する)を示すもので、
このノズルlは、平面視略三角形状に形成されたヘッド
部2と、該ヘッド部2に連接されてその基端に図示せぬ
研削液供給ホースが連結される接続管部3とから概略溝
成されている。そして、このようなノズル1は、そのヘ
ッド部2の先端を、図示せぬスライシングマシンのスピ
ンドルに装着された総形多刃砥石(以下、砥石と略称す
る)4の周面に対してやや砥石回転方向(矢印Y1方向
)前方側に傾けた状態で使用され、上記接続管部3を介
してヘッド部2に導かれる研削液をヘッド部2の先端か
ら帯状にして吐出することにより、砥石4周面やスライ
シングマシンのテーブルTに搭載されて左右に往復動さ
せられるワークWに満遍なく研削液を供給するようにな
っている。
し発明が解決しようとする課題] ところで、上述した従来のノズル1は、その先端と砥石
4周面との間が十分に開放される購造であるため、回転
する砥石4の周面付近にまとわりついて流動する空気層
がヘッド部2の先端と砥石、1周面との間に侵入し、こ
の空気層に邪麗されて砥石4への研削液の供給が困難に
なるという欠点があった。特に砥石4の周速が3000
 m/min、を超える高速研削領域では空気層の影響
が非常に大きくなることから研削液の吐出mを相当に多
くしないと、砥石4には研削液が殆ど供給されず、この
ため研削液の消費mが飛躍的に増大するか、あるいは研
削液不足によって砥石切れ味の早期劣化による砥石寿命
の低下やマイクロクラックの発生による仕上げ面品質の
劣化を沼くことがあった。
この発明は、このような背景の下になされたもので、研
削液の流mをむやみに増加させなくとも確実に研削液を
砥石に供給できる研削液供給ノズルを堤供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、この発明は、砥石回転方向
後方側の角部に、上記砥石回転方向後方側に延びるに従
って漸次砥石周面に近接するエツジ部が形成され、上記
砥石周面との対向面に、上記エツジ部から上記砥石回転
方向前方側に向かうに従って漸次砥石周面との隙間を増
大さU・る凹部が形成され、該凹部に、研削液を吐出す
る吐出1コが形成されていることを特徴とするものであ
る。
吐出口の開孔位置は、凹部と砥石周面との隙間に研削液
を供給できろ位置であれば良く、その個数も−に限らな
い。
[作用 ] 上記構成においては、砥石回転方向後方側の角部に形成
されたエツジ部が砥石の周面付近にまとわりついて流動
する空気層を砥石周面から剥離誘導し、ノズル凹部と砥
石周面との隙間への空気膜の浸入を防止する。そして、
凹部と砥石周面との隙間が、砥石回転方向前方側に向か
うに従って漸次増大ずろため、四部と砥石周面との間の
隙間には負圧が発生し、この負圧に吸引されて吐出口か
ら吐出される研削液は砥石に十分に供給される。
[実施例] 以下、第1図ないし第3図を参照して、本発明の詳細な
説明する。なお、第4図及び第5図に示す従来のノズル
1及びスライシングマシンと同一の構成要素には同一符
号を付し、その説明を省略する。
第1図ないし第3図は本実施例のノズルを示すらので、
このノズル10は砥石4の周面と対向して配設されるブ
ロック状のノズル本体11の各印形状に特徴を有してい
る。
上記ノズル本体11の砥石回転方向(各図において矢印
Y1方向)後方側のm部には、砥石4の回転方向後方側
に延びるに従って漸次砥石4の周面に近接するエツジ部
12が形成されており、該エッヂ部12に連続するノズ
ル本体11の上面には上方に向かって開口する半円弧状
の導風部13が設けられている。
一方、上記エツジ部!2に連続する砥石4との対向面1
4は砥石4の軸部41周面に沿って円弧状に形成されて
おり、該対向面14における砥石4の各刃部4bと対向
する部分には第2図により詳細に示すように各刃部4b
の周縁を覆う凹部15が形成されている。これら各凹部
I5の底面15aは第3図により詳細に示すように、上
記エツジ部12側の一端から砥石回転方向前方側に向か
うに従って徐々に砥石4の各刃部4b周面から離間する
円弧状に形成されており、ノズル本体11と刃部4b周
面どの隙間を砥石回転方向前方側に向かうに従って漸次
増大させるようになっている。
そして、上記凹部15の底面15aの砥石回転方向後方
側の端部近傍には、砥石4の刃部4b周面に近接するに
従って砥石回転方向の後方側に傾科する迎え制吐出口1
6が、また底面15aの砥石回転方向前方側の端部近傍
には刃部4b周面1こ向かうに従って砥石回転方向前方
側に傾斜する追い制吐出口17が開孔されており、これ
ら各吐出口16.17は、第2図により詳細に示すよう
にノズル本体11の側面から内部に向かって形成された
研削液供給路I8を介して研削液供給管19と連結され
、図示せぬスラインングマシンから供給される研削液を
砥石回転方向後方側及び前方側に向けて吐出できるよう
になっている。
次に、以上のように構成されたノズル10の作用につい
て説明する。
ノズル本体11の各吐出016.17から研削液が吐出
された状態で砥石4の回転が起動されると、砥石4の回
転に伴って軸部4a及び刃部4bの周面付近に空気色が
まとわりついて流動するが、この空気層は第3図に矢印
で示すようにエツジ部12の先端に差し掛かった時点で
それぞれの周面から剥離され、導風部13によりノズル
本体11の上方に誘導される。この時、迎え制吐出口1
6から砥石回転方向後方側に向けて吐出される研削液は
エツジ部12と刃部4b周面との隙間に供給されるので
、この隙間からの空気膜の侵入はより確実に防止され、
従って、刃部4b周面がノズル本体11の凹部15に入
り込んだ状態では刃部4bの周面付近には空気層が殆ど
存在しないこととなる。そして、このように空気層が取
り除かれた状部で砥石4が回転を続けると、刃部4b周
面と凹部15の底面15aとの隙間が砥石回転方向前方
1i111に向かうに従って漸次増大するため凹部15
の砥石回転方向前方側の端部近傍には負圧が発生し、こ
の負圧により追い制吐出口17から吐出される研削液は
確実に刃部4bに供給されて刃部4b周縁に十分な研削
液が浸透させられる。
以上のように本実施例のノズルIOは、砥石4の刃部4
b周面付°近にまとイつっつく空気層を剥離誘導した後
に刃11に4bの周面近傍に負圧を生じさU″、この負
圧を利用して刃部4b周縁に満遍なく研削液を浸透させ
るものであるから、研削液の流mをむやみに増加させな
くとも刃部4bには十分な研削液が供給され、研削液の
不足に伴う砥石寿命の低下や、仕上げ面品質の劣化等が
生じず、また研削液の消費mも大幅に節約される。
なお、上記実施例においては特にスライシングマンンの
総形多刃砥石4に適用する研削液供給ノズルについて説
明したが、本発明のノズルはこれに限るものではなく、
通常の平面研削盤や円筒研削盤に用いられる平形砥石等
にも当然に適用されるらのである。
また、上記実施例では特に吐出口を迎え制吐出口16と
追い制吐出口17の2箇所に分割して設けているが、必
ずしも2箇所設ける必要は無く、研削液の吐出爪によっ
ては迎え制吐出口16や追い制吐出口17のいずれか一
方のみでも足りる場合も考えられ、あるいは凹部15内
の他の位置に開孔させる場合も当然に考えられる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明にあっては、砥石回転方
向後方側の角部に形成されたエツジ部によって砥石の周
面近傍にまとわりつき流動する空気層が剥離誘導された
後、上記エツジ部から砥石回転方向前方側に向かうに従
って漸次砥石周面との隙間を増大させる凹部によって砥
石の周面近傍に負圧が生じせしめられ、この負圧により
吐出口から吐出される研削液は砥石の周縁に崩御なく供
給される。従って、本発明によれば、研削液の流nをむ
やみに増加させなくとも砥石に十分な量の研削液を供給
することが可能であり、研削液不足による砥石切れ味の
早期低下が防止されて砥石寿命が向上すると共にワーク
の仕上げ面品質も向上し、さらには研削液の消費量も大
幅に節約できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示ずらので、
第1図はその側面図、第2図はその平面図、第3図は第
2図の八−Δ線における断面図、そして第4図及び第5
図は従来例を示すもので、第4図はその側面図、第5図
はその平面図である。 4・・・・・・総形多刃砥石、10・・・・・・研削液
供給ノズル、I2・・・・・・エツジ部、14・・・・
・・対向面、15・・・・・凹部、 迎え制吐出口、 ・・追い側 吐出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 砥石周面と対向して取り付けられて研削液を吐出する研
    削加工機の研削液供給ノズルであって、前記砥石回転方
    向後方側の角部に、前記砥石回転方向後方側に延びるに
    従って漸次砥石周面に近接するエッジ部が形成され、前
    記砥石周面との対向面に、前記エッジ部から前記砥石回
    転方向前方側に向かうに従って漸次砥石周面との隙間を
    増大させる凹部が形成され、該凹部に研削液を吐出する
    吐出口が形成されていることを特徴とする研削加工機の
    研削液供給ノズル。
JP22004188A 1988-09-02 1988-09-02 研削加工機の研削液供給ノズル Pending JPH0271973A (ja)

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