JPH0271947A - パレットコンベヤ製造ラインシステムの改良 - Google Patents

パレットコンベヤ製造ラインシステムの改良

Info

Publication number
JPH0271947A
JPH0271947A JP1165173A JP16517389A JPH0271947A JP H0271947 A JPH0271947 A JP H0271947A JP 1165173 A JP1165173 A JP 1165173A JP 16517389 A JP16517389 A JP 16517389A JP H0271947 A JPH0271947 A JP H0271947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
support member
moving
support members
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1165173A
Other languages
English (en)
Inventor
Luciano Santandrea
ルチアーノ・サンタンドラ
Massimo Lombardi
マシーノ・ロンバルディ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Axis SpA
Original Assignee
Axis SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26906959&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0271947(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Axis SpA filed Critical Axis SpA
Publication of JPH0271947A publication Critical patent/JPH0271947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/14Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
    • B23Q7/1426Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、パレットコンベヤ製造ラインシステムの改
良に関するもので、パレットが有する支持部材を搬送す
るワークピースの寸法に合わせて調節するシステム、特
に、パレットの支持部材間の距離を搬送する個々のワー
クピースの寸法に合うよう調節する装置と方法の改良に
関するものである。
(従来の技術) パレットコンベヤシステムは、連続流れ作業により、ワ
ークピースをそれぞれのワークステージジンへ搬送して
、ワーク−ピースの機械加工をを順次行なうためのワー
クピース搬送に使用されている。加工工程、組立工程な
どのため、ワークピースは、パレットに装備された支持
部材に支持され、パレットは、コンベヤベルトにより予
定されたワークステーションへと送られ、所望の作業工
程を経て製造4ノイクルを終える。パレットは、通常、
複数で、複数のワークピースを支持する。
前記のパレットは、コンベヤに支承されて搬送されるが
、コンベヤには、固定されず、ワークピースが一つのワ
ークステーションに到達すると、パレットは、停止し、
ワークステーションにおける作業が行なわれるもので、
このパレットが停止トシているときは、パレットの下を
コンベヤベルトがスライドしながら通過するか、または
、パレットは、走行するコンベヤベルトからリフトアッ
プされる。加工工程などの作業内容によるが、ワークピ
ースは、パレットの支持部材に支持されたままの状態で
、加工されるか、または、支持部材から外された状態で
加工などされ、加工作業が終えれば、再び支持部材へ戻
される。一つのワークステーションにおける加工作業が
終えれば、パレットは、コンベヤベルトにより次のワー
クステーションへ送られる。そして、パレットの送りが
非同期して行なわれる場合には、例えば、一つのワーク
ステーションに停止してワークピースの加工作業が行な
われている場合、このパレットの上流側のパレットは、
加工作業のため停止しているパレットの直前まで、絶え
ず走行しているコンベヤベルトにより送られてきて、そ
こで停止するものであるから、加工作業を袖つパレット
が現に加工作業中のバレンi〜の甲面で待機し、ために
、加工作業の速度によって、パレットの待機する数が増
える場合がある。また、パレットの送りを加工作業に同
期させて、順序良く送る構造のものもある。
ワークピースの寸法サイズが異なるものであっても、パ
レットコンベヤ製造ラインは、同種類のワークピースに
対し同じような加工を施ず作業に適している。従来の技
術においては、ワークステーションに自動調節装置を設
置ノ、ワークピースの寸法サイズの異同に応じての調節
を行なって所望の加工作業が行なわれるようになってい
る。しかしながら、製造能率を最大限に高めるため、同
じ寸法サイズのワークピースを一纏めにしで処理するこ
とが通常行なわれる。
(発明が解決しようとする課題) コンベンショナルなバレン1へコンベヤシステムにおけ
る一つの問題は、パレットにおける支持部材を加工すべ
きワークピースの寸法サイズに合わせるよう調節する手
段としては、手作業による調節手段が採用されている点
である。コンベンショナルなパレットにおいては、支持
部材をワークピースの寸法に合わせるため、リンクまた
はファスナーを手で緩め、これによって支持部材を動か
してワークピースに合うようにし、再び締め付けてワー
クピースを支持部材に取付tJる。したがって、一つの
同じ寸法物のワークピースの一8Yを他の寸法物のワー
クピースの加工に切り換える場合、パレットの調節を行
なう必要があるが、この調節作業は、パレットがコンベ
ヤラインに乗って進行中に行なうか、または、コンベヤ
ラインから取り外して行なう。また、別な手段としては
、パレット自体を交換するもので、現に使用しているパ
レットを次の加工作業のためのワークピースに合うよう
に予め調節したパレットに代えてしまう方法がある。こ
のように、パレットの調節作業のために、加工作業がス
ローダウンしたり、中段されることがあり、作業能・―
を大幅に低下させる問題点がある。
また、他の問題点としては、手作業による調節作業にお
【フる寸法設定の誤りが生ずることであり、このような
誤調節により、ワークピースが正しくワークステーショ
ンに供給されず、ワークステーションにおける加工作業
に狂いが生じ、製品の品質低下を招くおそれが多分にあ
るという点である。
(課題を解決するための1段) この発明の目的は、パレットのワークピースを支持する
支持部材の位置をワークピースの寸法サイズに合うよう
に調節する手段として、自動調節手段を採用し、前記従
来の技術における課題を解決するものである。
この発明の一つの目的は、加工のため搬送するワークピ
ースの寸法サイズに合うように、ワークピースの支持部
材の調節を急速に、かつ、正確に行ない、パレットコン
ベヤ製造ラインの製造能率を向上させる点にある。また
、均一な寸法サイズのワークピースの一群を搬送するた
め、支持部材の寸法を一定にして作業を行なう手段を提
供することも、この発明の目的である。
この発明の他の目的は、ワークピースの変更による製造
ラインの作業速度遅延を防ぐ装置と方法を提供すること
にある。
この発明の他の目的は、支持部材に釈放機構を付設した
ロック機構を設け、支持部材をロックすると共に、これ
を釈放して支持部材を移動可能にする手段を有するパレ
ットを提供するこζにある。
この発明の他の目的は、支持部材にネジ付きバー(棒)
を関連させた位置決め機構を設け、支持部材の移動位置
を決定して位置決めを正確に行なうようにした機構のパ
レットを提供することにある。
この発明の他の目的は、支持部材の現在の位置を決定し
、ついで、ワークピースに合致した位置を調節する位置
決め機構を提供することを目的とする。
この発明によれば、パレットコンベヤー製造ラインにお
ける寸法サイズの異なるワークピースに対処するため、
パレットの二つの支持部材の相互位置関係を自動的に調
節りる装置が提供される。
広くいえば、この発明においては、パレットに位置決め
機構を関連さVlこの位置決め機構によりワークピース
を支持してワークステーション間を搬送する支持部材の
支持位置を調節し、支持部材は、パレットに取付けた状
態で調節が可能となる機構が提供される。
この発明のパレットは、パレットおよび相nに対しスラ
イド自由に取付けられた、少なくとも二基の第1と第2
の支持部材と、第1と第2の支持部材のスライド方向を
制御する案内部材と、製造ラインに適したワークピース
の寸法量サイズ徒囲内の寸法に適合するように選択され
た位置範囲で、第1と第2の支持部材を移動させる手段
とを有する。前記案内部材は、負荷の有無に関係なく前
記支持部材を支承する。
この発明の位置決め機構は、パレットの第1と第2支持
部材を移動する手段に係合する手段と、この係合手段を
駆動して、第1と第2の支持部材を案内にそって、それ
ぞれ第1の位置から第2の位置へ移動させる手段とを含
む。
この発明の装置においては、バレン1へとIQ置決め機
構とを係合、all脱させ、パレットと位置決め機構と
が係合しているとき、移動手段と、移動のための係合手
段とが係合して、駆vJ手段により第1と第2の支持部
材を選択された位置へ移動し、さらに、パレットと位置
決め機構との係合が解除されたとき、移動手段と、移動
のための係合手段との係合が解除され、第1と第2の支
持部材は、Uいに、かつ、案内に対し固定状態にバレン
l〜に保持される。
例えば、垂直移動装置により、バレン1〜と位置決め機
構を係合状態で動かすことができる。好ましい実施例に
おいて、垂直移動装置1は、バレン1−をコンベヤライ
ンの]ンベヤに載置される最下位置から上方の高い位置
へ、また、その逆に上昇、下降させるリフト手段である
。高い位置は、後記するように、パレットを位置決め機
構に当接させるのに適している。また、位置決めII 
ft1tをバレンl〜に下降させることもできる。
この発明の第1実施例においては、パレットは、ロック
機構を含み、各支持部材は、調節されるときを除いて、
パレットに対し固定される。このロック機構は、釈放ま
たは解除機構を含み、支持部材の調節のときには、Oツ
ク機構が解除され、支持部材は、バレン1〜に対し相対
移動して、第1の位置から第2の位置へ移動する。そし
て、あつく支持部材は、それぞれが別個のロック手段を
有しても、または、1個のロック手段で全部の支持部材
をロックする機構も採用できる。
この発明においては、位置決め機構は、バレン1〜のロ
ック機構を解除する釈放n横を有し、これによって支持
部材を移動自由にする。位置決め機構は、また、支持部
材に係合する可動キャリエージと、このキャリエージを
移動する手段とを有し、パレットと位置決め機構とが連
結し、ロック機構が解除されると、キャリエージの動き
によりパレットが案内にそって移動する。このキャリエ
ージには、支持部材から突出するピンと連結するブッシ
ングが設けられる。
この発明の第1実施例における支持部材の調節は、次の
ように行なわれる。位置決め礪′構が製造ラインの一部
どして配置され、この配置位置は、ワークピースがパレ
ットに供給される手萌の位置がよい。パレットは、位置
決め機構の下側に前進され、下位位置から上方位置へと
上昇される。パレットが上方位置へ接近すると、位置決
め機構の解除機構がロックg1横に接触して、支持部材
のL1ツクを解除し、支持部材を移動する。
これと同時、または、前後して、位置決め機構のキャリ
エージは、支持部材の一部に接触して、これと係合し、
位置決め機構のキャリエージとパレットの支持部材とを
連結する。ついで位置決め機構の駆動手段が動作し、キ
ャリエージ、したがって、支持部材を、パレットに位置
されるべきワ−クビースの寸法サイズに関連した位置へ
移動する。そして支持部材が正しい位置に来れば、駆動
手段は、停止し、パレットは、F降され、キ1/すJ、
−ジと釈放機構それぞれは、支持部材とロック手段から
離脱し、ロック機構は、再びパレットに対し支持部材を
ロックする。下位位置においては、ワークピースは、パ
レットに支承され、バレツ1〜は、前進して製造ライン
のナイクルが開始される。
前記した装置の各要素は、マイクロブロセツ+1−によ
りワークピースの寸法1ノイズに適合するΦ73きと正
合性が制御され、さらに、位置決め機構の駆動手段が制
御される。
好ましい第1の実施例において、位置決め機構は、一つ
の釈放手段、キャリエージ、各支持部材に対するブッシ
ングを含み、パレットがト昇されたとき、各支持部材は
、釈放され、ブッシングにより係合され、支持部材は、
同時に、または、独立的に調節される。
また、第1実施例の変形においては、ただ一つのキャリ
エージとブッシングとを備え、一つの支持部材のみが動
く。この例においては、一つの支持部材以上のものを肋
かりには、多数のリイクルが必要となる。他の変形にお
いては、位置決め機構は、一つのキャリエージを有し、
該キ1!りエージは、間隔をおいた二つのブッシングを
有し、一方の支持部材が、一方のブッシングに係合して
調節され、他方の支持部材が他方のブッシングに係合し
て調節される。また他の例においては、位置決め機構は
、パレットに下降し、支持部材に係合して調節する。
位置決め機構は、ステップモーターなどのモーターを有
し、これが正確なコントロールをもってスクリュー機構
を回転し、キャリエージを該スクリューにそって所定の
範囲における複数の任意の位置へ前進または後退させる
。かく・して、駆動手段は、ある統一された寸法のワー
クピースの多数のものを支持する支持部材の正確な自動
調節を行なうものである。また、同一の寸法のワークピ
ースに対しパレットからパレットへの位置決めを行なう
。駆動手段のコンピュータ制御は、作業の自動化と正確
度を増す。
この発明の第2の実施例においては、パレットに変更が
施されている。支持部材は、ネジ面をもつスライドブロ
ックに固定されている。ブロックは、該ブロックのネジ
面に螺合するネジ付きバー(棒)を含む案内にVfLi
されている。該ブロックは、ネジ付きバーの回転に応じ
てパレットの案内にそってスライドする。ネジ付きバー
の回転手段が設けられている。
好ましい第2実施例においては、別個のネジ付きバーが
各支持部材に使用され、スライドブロックは、内部にネ
ジ付き通路を有し、この通路に前記バーが挿通、螺合し
、各支持部材は、独立して動く。複数のネジ付きバーは
、好ましくは、パレットのハウジング内に配置され、互
いに位置が正合して、回転する。ネジ付きバーは、歯つ
きギアに連結し、該ギアの回転によりネジ付きバーが回
転し、支持部材が動く。
ネジ付きバー、ギア、スライドブロックは、ハウジング
に内蔵され、このハウジングには、孔が設けられていて
、支持部材が眼孔に挿通され、パレットにそい動く。前
記の歯付ぎギアは、ハウジング内のパレットギアに係合
する。ハウジングによって、支持部材などは、外部から
の埃その他侵入による損傷や食付きなどから保護される
この第2実施例においては、支持部材は、調節のため以
外はとんど動かないようになっている。
これは、通常のパレットコンベヤ操作にあっては、ハウ
ジングの支持部材、ネジ付きバー、スライドブロックの
ネジ面がそれぞれ共働して摩擦力を発生し、支持部材の
動きを抑制するからである。支持部材がワークピースを
支持すると、荷重により摩擦力が増大し、支持部材の動
きは、より抑制される。しかしながら、このような支持
部材への摩擦力は、後記する位置決め機構による支持部
材の移動を許容するものである。
第2実施例の位置決め機構は、固定位置における歯付き
ギアを含むものであって、該ギアは、ハウジングの孔を
介してパレットの歯付きギアに係合する。固定位置にお
けるギアの回転で、ネジ付きバーが回転し、これにより
支持部材を移動する。この例においては、各位置決め機
構の歯付きギアは、別個の七−ターにより制御され、名
ギア、したがって、各支持部材は、独立して動く。各ギ
アは、トルクが支持部材移動のため伝達される前にギア
との係合がなされる。
位置決め機構は、また、支持部材の位置調節に先行しC
支持部材の予定位置を決定する手段を有する。この情報
は、支持部材の正しい位置への調節操作の速度、精度、
能率を向上させる。この手段は、支持部材に関連した軸
に装着された可動スリーブを含み、該スリーブは、予め
選択された位置から、支持部材の外面に当接りるまぐ前
進する。ついで、距離が計pされ、支持部材の位置が決
定される。ついで、位置決め機構が、支持部材を正しい
位置へ移動するための距離と方向を計算し、モーターを
駆動してギアを作動し、支持部材を動かず。支持部材の
位置の決定手段は、この発明のリベての実施例に使用さ
れる。
第2実施例の支持部材の調節は、次のように行なわれる
。位置決め機構が製造ラインの一部として配置され、こ
の配置位置は、ワークピースがパレットに供給される手
前の位置がよい。パレットは、位置決め機構の下側に1
1rX進され、F位位1mから上方位置へと上昇される
。パレットが上方位nへ接近すると、位置決め機構の解
除機構がロック機構に接触して、支持部材のロックを解
除し、支持部材を移vJする。
位置決め機構が係合すると、支持部材の位置を決定する
手段は、スリーブが支持部材に当接し、予め定められ7
j位置からの距離を測定するまでの可iFJ+スリーブ
の前進により、支持部材の位置を決定する。決定された
距離により、適当な制御信号を発生させ、モーターを駆
動して前記ギアを回転し、支持部材を適当な位置へ設定
する。
そして支持部材が正しい位置に来れば、パレットは、下
降され、ギアが解除され、支持部材は、そのままの位置
にJ3かれる。下位位置においては、ワークピースは、
支持部材にセットされ、パレットは、前進して製造ライ
ンのザイクルが開始される。
この発明のパレットは、ワークピースを急速にワークス
テーションへ上昇させ、再びワークピースをパレットに
戻す機構を備えている。この機構は、ワークピースがパ
レットに支承されている間に作業が行なわれる場合に比
べ、ワークステーションにおける作業を迅速に行なうこ
とができる。
また、マイクロプロセッサ−を採用することによって、
装置各部の制御を迅速、確実に行なうことができ、ワー
クピースの寸法サイズを確認したり、支持部材の先行位
aを測定したり、位置決め機構の制御を行なうなどの点
で有利である。
このように、この発明のパレットと位置決め機構は、ワ
ークピースを支持する支持部材の調節を正確、迅速、反
復性をもって(jない、製造ラインにおけるワークピー
スの加工、組立て、その他の作業の能率を大幅に高める
ことができる。
(実施例) 図示の実施例は、単一のパレットに、この発明を実施し
たももであるが、それぞれが位置決めユニットと其働す
る複数のパレットにも適用されるものである。
第1図から第5図に示す第1実施例においては、パレッ
ト10と位置決めユニット11とが示されている。パレ
ット10は、プレート9と、該プレー1〜9に装着され
、支持部材13.15が摺動自由に取付けられる案内チ
ャンネル12とが設けられている。支持部材13.15
は、アーム14.16をそれぞれ有し、これらアームは
、ワークピース17を支持しながら、製造ラインにおけ
るワークステーションからワークステーションへ該ワー
クピースを移送する。−例ではあるが、前記ワークピー
ス17は、電動モータの電機子であり、加工された電機
子を含む。
それぞれの支持部材は、該支持部材をプログラムされた
位置にロックするロック手段を有し、このロック手段は
、例えば、フリクションロツタ機構であって、摩擦ロッ
ク力に打ち勝って支持部材を釈放するリリースIi!1
II4を有する。第3図に示すように、前記ロック機構
は、スプリング19に付勢されているウェッジ18を備
え、該ウェッジは、支[SUと一体の小板21に形成さ
れた溝に挿入されている要素20と係合する。
第2図と第3図に示すように、「lツク機構を釈放する
には、パレット10を上昇させ、位置決めコニット11
から垂下しCいるピン22.23がウェッジ18に接触
して、これをスプリング19の付勢力に抗し、なから移
φカさせることによって行4rわれる。これによって、
ロック0索20は、小板21の溝から外れ、支持部材を
ロックする摩擦保持力が解除され、支持部材13.15
が移動する。この時点において、支持部材13.15は
、(ff置決めユニツ1〜11により案内12にそい所
望の位置へ移動さ机る。ピン22.23は、パレット1
00ロック丁段のウェッジ1モ3の固定位置に7・1応
するように位置決めユニット11に固定されていてもよ
い。
図示されていない他の例においては、ロック機構を支持
部材にS!2看し、溝をバレッ]・に位置さV、ロック
要素を支持部材とともに動かすようにしてもJ:い。こ
の例においては、ピン22.23を支持部材のロックe
c素の位置に対応する位置で、キャリエージ30.31
から突出するものにすることもできる。ピン22.23
は、まtご、ブッシング33.34の内側に配置し、ロ
ック機構を1シング33.34ど係合する支持部材の内
側に位置させることもできる。
位置決めユニツ1−11は、スクリュー25.27それ
ぞれの回転を制御する二つのアクチュエータ24を有す
る。これらスクリューは、共軸のもので、各端部が軸受
を介して支持体26に支持されている。スクリコ−25
,27は、キャリエージ30.31と一体のネジ溝1’
J gボスまたは孔28.29に螺合している。したが
って、スクリ1−25.27が回転すると、キャリエー
ジ30.31は、案内32にそって移動する。
キャリエージ30.31は、それぞれブッシイング33
.34を有し、これらブッシングは、支持部材13.1
5それぞれのピン35.36と係合する受け部を有し、
これによって、キャリエージ30.31は、支持部材1
3.15にインターロッキングされる。そして、このよ
うに相nにロックされると、キャリエージ30.31が
案内32にそつで移動することにより、支持部材13.
15も案内チャンネル12にそい移動する。駆動部材(
アクチュエータ)24は、全行程にわたり、キャリエー
ジ30.31の移動と位置を制御する。
このような制御により、キャリエージは、例えば、支持
部材の初期位置に相当するようなリファレンス位置に位
置され、ついで、キャリエージと、これに係合の支持部
材は、ともに所定のプログラムされた位置、例えば、ワ
ークピースの寸法に対応する位置へ動かされる。
第1のワークピース17が寸法を異にする第2のワーク
ピースに置換される場合、操作は、次のように行なわれ
る。第1のワークピース17は、アクF1丁−タ(図示
せず)により7−ム14.16/)k+ら取外される。
支持部材13.15を移動するにtよ、アーム14.1
6にワークピース17が取イ1けられていないことが必
要である。パレット支持部材13.15の位置が決定さ
れ、キャリエージ30.31が対応位置へ移動される。
パレット10は、コンベヤベルト38における最下位置
から、リフト機構8とピストン37により第2図に示1
ように1.E部位置へと上昇され、ピン22.23が支
持部材13.15のウェッジ18に係合し、これを押し
てスプリング19を圧縮する。
これによって、小板21は、ロック要素20から釈放さ
れ、支持部材13.15は、案内チャンネル12にそっ
てスライドする。
同時に、また、これと前後して、キャリエージ30,3
1のブッシング33.34は、ピン35.36に係合す
る(第2図)。かくして、支持部材13.15は、アク
チュエータ24の一方または両者により駆動されて、第
2図仮想線で示す位置(キャリエージが最も接近する位
置)に移動される。なお、実線位置は、キャリエージが
最も離れた位置を示す。
キャリエージと支持部材とが所望のプログラムされた位
置へ移動した後、パレット10は、コンベヤ38の位置
へ下降される。パレット10が下降すれば、ピン22.
23 iJ、それまで係合していたロック釈放機構から
離れ、ウェッジ18は、再びスプリング19の付勢によ
つC要′A20に係合し、支持部材13.15は、所定
の位置にロックされる。新しいワークピース17を加工
するため、アーム111.16の間の距離を変更Jる場
合には、キャリエージ30.31は、直近にプログラム
された位置に置かれて、ロック機構の釈放と再位置決め
が開始される。
第6図から第7図の例は、前記した実施例の変形であっ
て、この実施例では、位置決めユニット11は、アクチ
ュエータ・、I: tlリエージ機構が−u″cあって
、アクチュエータ124がネジ付きボスまたは孔126
に螺合のスクリL−125がキャリエージ127に取付
けられ、キャリエージ127には、ブッシング12つ、
130が設けられている。第7図に示すように、パレッ
ト10がリフト機構8により上昇されると、ピン22.
23が支持部材13.150口ツク機構を解除する。
しかしながら、二つのブッシング12.9または130
の一方のみが、ピン35または3Gのいずれかに係合す
る。したがって、キャリエージ127tま、アクチュエ
ータ124により駆動されながら、係合した支持部材の
みを移動する。
他方の支持アームを移動するには、パレット10を下げ
、キャリエージ127を動かし、ブッシング129また
は130の他方をピン35J、たは36の他方と係合さ
せ、再びバレン1〜10を上背させれば、支持部材13
または15の他方庖所望の位置に動かすことができる。
この例では、パレット10を上背、下降さぜる連続動作
によるものであるが、支持部材13.15のアーム14
.16に適当なワークピース17を受()さけても同じ
結果が得られる。この例は、加工位置の変化を迅速に行
なう必讐のない場合に適しでいる1゜前記の例における
位置決めユニットは、支持部材13.15の位置を最大
移動位置から最大移動位置までの間で、任意の位置に位
置決めすることができる。
第8図から第15図には、この発明の第2の実施例が示
されている。この例では、パレット210と位置決めユ
ニット300が示されている。
第8図から第11図に示づにうに、パレット210は、
プレート209、ハウジング250、支持部材213.
215を含む。ハウジング250は、その長さ方向の一
側にそったパレット210にそう長孔260を有してい
る。支持部材213.215は、それぞれアーム214
.216に接続し、これらアームは、ネジ203により
スライドブロック217.218に接続している。アー
ム214.216番よ、ハウジング250の長孔260
に挿通され、これにそってスライドする。長孔260は
、ハウジング250の壁に設けられていることが好まし
く、これによって、金属屑、ボロ屑、潤滑油など、パレ
ットコンペAノに存在する落下物が入りこまないように
して、調rfJ曙構の障害にならないようにされる。例
えば、前記長孔は、垂直な壁やオーバーハングの壁によ
って保護される。
スライドブロック216.218は、ハウジング250
内に配置され、それぞれ通路21つ、220を有する。
そして、該通路には、ハウジング250に回転自由に配
置されたネジ付き棒204.205が螺合し、スライド
ブロックツク217.218は、前記棒が回転すると、
該棒にそって移動する。前記した回転する棒204.2
05の−・端には、それぞれ歯車221,230が取付
けられていて、某204.250の回転手段を構成する
。歯車221.230は、スライディングブロックに対
しては、固定位置にあり、前記棒の軸を回転させるため
、前記棒の一端に接続している。
ハウジング250は、歯車221.230が納まる二つ
の孔251.253を有し、歯車221.230を回転
できるようになっている。
好適な実施例において、棒204.205は、互いに関
連することなく回転され、スライドブロック217.2
18も豆いに関連することなく、スライドする。ネジ付
き棒204は、一端がブッシング206により支持され
、他端は、ハウジング250の端部252の座により支
持されている。
ネジ付き棒205は、同様に一端がブッシング207に
より支持され、他端は、ハウジング250の端部254
の座に支持されて、棒204と軸が正合している。
アーム214.216には、ベアリング面が設けられて
いて、このベアリング面は、孔260の周辺におけるハ
ウジング250の対向するベアリング面に作用1jる。
ハウジング250のベアリング面は、支持部材213.
215の支持面として作用し、支持部材を所定位置に保
持し、該ベアリング面に案内されて、アーム214.2
16が位置決めユニット300に制御され4iがら、ハ
ウジング250の長孔260にそって動く。アーム21
3.215の好ましい動きは、無負荷状態、即ら、ワー
クピースなしの状態であるから、スムーズな金属面と金
属面とのスライディング接触が行なわれる。
これについては、ハウジングのベアリング面にかかる支
持アームの重む1と、ネジ(Jき棒およびスライドブロ
ックの接触作用による力により、支持部材は、−旦位置
決めユニットにより位置決めされた後は、不注意または
意図せずに動くことはない。しかしながら、位置決めユ
ニットにより、ネジ付き棒が回転されれば、萌記摩擦力
に打ち勝ち、支持部材が移動される。支持部材にワーク
ピースが支持されていれば、ざらに摩擦力が増大し、支
持部材は、所定の位置に止まり、ワークピースを確実に
支持する。かくして、支持部材は、ワークピースの支持
の右無に関係なく、位置決めユニットによって位置決め
された位置を維持する。パレットの@造上、摩擦力が強
過ぎるときには、ボリテl〜ラフルオロエチレンのよう
な摩擦を減する滑り材を接触面またはベアリング面に介
在さけて、支持部材が孔260またはネジ付き棒204
または205にそってスライドしやすくすることもでき
る。
スライドブロック217.218には、また、ハウジン
グ250の内部輪郭に相当する輪郭面を設けることもで
き、これによって、支持部材に作用する巾Qiで生じる
棒204または205まわりのブロック217または2
18の回転が阻止され、摩擦力成分が付加され、バレッ
]一部分への荷重受け力が分散され、パレット機構全体
にわたる摩耗を防げる。しかしながら、輪郭面間」は、
ネジ付き棒204またLL 205の長さ方向にそうブ
ロック217または218またはアーム214または2
16の動きを損ねるはどの緊密であってはならない。
好適な実施例においては、ネジ付き棒は、支持部材の不
適な動きを阻止するのみのもでもよい。
外部力から生じるモーメントは、カップルとして放出さ
れ、一方は、長さ方向の支持ベアリング面へ、他方は、
ハウジングへ作用する。他の実施例においては、ネジ付
き棒に支持部材の動きを制…1する機能のほかに、荷重
受け機能と案内機能とを付与1“ることもできる。
パレット210は、リフト機構(第8〜15図には示さ
れていない)とリフトボア241とによりコンベヤベル
トの位置から上昇され、孔40を備えてワークピースを
支持部材からワークステーションへリフトアップし、つ
いで、下位のパレット210から支持部材ヘワークビー
スを下すこともできる。リフティングボア241により
、パレット210は、コンペiアとワークステーション
または位置決めユニットとの間を上下するどき、正しく
正合される。
第11図から第15図に示すように、位置決めユニット
300は、歯付き滑車(ギア)314.315を有し、
これら滑車は、コンベヤの軸の両端に位置し、長孔25
2.253を通過して、パレット210の歯付きギア2
21.230に係合する。第13図に示すように、ギア
314.315は、垂直軸に対して角度へをもってギア
221.230に接触する。角度Aは、共1jl ’l
る1!アの歯の挿入を容易にする力成分を与える。接触
角度Δは、垂直軸に対し約50度〜約70度、好ましく
は、約60度の角度である。
ギア(mlり314.315は、軸316.317に軸
支され、これら軸は、ギアアーム330.331のハウ
ジング320.321における軸受318.319に支
承されている。軸316.317の自由端には、歯付き
フライホイール322.323が装着され、ベルトによ
りモーターと減速歯車機構に接続されて、トランスミッ
ションを構成する。このベルトトランスミッションは、
トルクをギア314.315に与え、摩擦力に打l〕勝
つようにする。駆動ユニット324.325は、前記支
持部材326.327の一端に接続し、該部材は、横フ
レームプレート328.329に固定されている。モー
ターは、好ましくは直流モーターであって、七−ターの
駆動軸の速成と角度位置を決定し、コントロールできる
タコメーターとエンコーダーとを有するものが好ましい
。このようなモーターとしては、フランス製のParV
QX型RE220モーターなどがある。駆動とベルト1
〜ランスミシヨニユニツトは、当業者に広く知られてい
るから詳細な説明は、省略する。
Vファーム330.331は、カラ一端部332.33
3を有し、これらは、ブツシュ334.335)により
前記支持部材326.327の外面に接続している。ア
ーム330.331は、また、ネジ338.339によ
り補助フレームプレート336.337に固定さている
(第13図参照)。
アーム330.331とフレームプレート336.33
7の間には、スプリング340.341が介在し、バレ
ッ]へ210の−1”ア221.230と位置決めユニ
ット300のギア314.315が係合している間、コ
ントロール可能な力と適合モーションとを有するように
なっている。適合モーションにより、1゛アを回転する
ためのモーターのトルクを与える前に、ギアが係合する
第14図と第1り図を参照すると、位置決めユニット3
00には、パレットに装着16次のワークピースの所望
の位置と比較して、バレッl〜の支持部材の相対位置を
決定し、必要に応じて一つ、または、それ以上の支持部
材の位置を調節する能力を設けてもよい。軸342は、
パレット210のワークピース支持アーム214.2′
16と正合し、サイドプレート328.329に支持さ
れた端部がコンペi=を横断する。軸342は、二つの
i+J動スリスリーブ34344を有し、これらは、付
属体345,346を有し、ビス1〜ンロツド347.
348、リニア測定トランスデユー+j−349,35
)0に接続する。ピストン349.350は、フレーム
アーム351.352に接続している。リニア測定トラ
ンスデユーサ−349,350は、支持手段353,3
54を介してフレームに接続される。このようなリニア
測定トランスデユーサ−装置として覧よ、例えば、英国
グレント、1ラツクウツドのベニー&ギルス社の型NO
,LCPXを用いればよい。
パレット210の支持部材213.215の位置は、位
置決めユニット300により、次のように決定される。
軸342の可動スリーブ343.344は、シリング3
47.348により所定の外方位置から前進する。そし
て、スリーブの付属体が支持部材の外方側に当接すると
、スリーブの前進は、停止する。付属体355.356
それぞれの接触センサが、このような接触を検出する。
付属体345.346が前進する間、リニアl−ランス
f1−サー349.350は、スリーブ343.344
と共に動き、予め定めた外方位置からスリーブの位置の
測定または決定された距離に相当する信号を発生する。
スリーブの前進が停止したとき、それぞれの付属体が支
持部材に接触リ−るポイントと、予定の位置との間の距
離に相当する信号がパレットの支持部材の位置を指示す
る。
ついで、それぞれの支持部材に対する距離信号がパレッ
トの動きと位置決めユニットとh<制御されて、支持部
材を調節するマイクロプロ廿ツサー菰首に与えられる。
ついで、マイクルプロセッサーは、信号を処即し、支持
部材を決定された位置から、パレットに置かれるため、
次のワークピースのための所望の位置へ移動するそれぞ
れの支持部材の動きの距離と方向を決定する。ついで、
マイクロプロセッサ−は、モーター駆動ユニット324
.325へ指示を送り、ギア314.315を回転させ
、所望の移動を行なう。マイクロプロセッサ−は、測定
した距対tをし一ターにインプットするLンコーダーイ
ンバルスt、+1す11信号に変換することが好ましく
、該信号は、バレンl〜210のネジ付さ棒304.3
05を回転させるための回転数に関係する。
かくして、支持部材213.215は、必要に応じて、
同じ方向または異なる方向へ、非同期または同期して動
かされる。
この発明の第2実施例においては、パレット210もよ
、コンベヤから所定の高さまでリフトされ、そこで、位
置決めユニット300のギア314.315がバレン]
〜210のギア221.230と係合する。他の例では
、パレット210がコンベヤを+)Q進しでいる間また
tよP;i止しCいる間、位置決めユニット300をパ
レット210に下降させることができる。また、パレッ
トの1゛アと位置決めユニットとの接触角度が非垂自で
あるので、位F7決めユニットを調節し、水平に移動さ
せるパレットに水平正合させて維持C′きる。
支)、7部材の位置を決定する「段をこの発明の実施例
に組込むことができ、例えば、第1実施例の位置決めユ
ニットにおいて、付属体の接触センサをブッシングのよ
うなキャリエージに置いたり、キャリエージを最外側に
首いたり、キャリエージの(=j属体が支持部材、さら
に好ましくはパレットに係合するようにキャリエージを
停止させるJ:うな支持部材の一部に接触するまでキャ
リエージを内方へ移動したりすることができる。さらに
、位置決めユニットは、パレットと係合でき、支持部材
の決定された距離と所望の位置に基づいて適当な調節を
行なうことができる。パレットの調節と係合解除に続い
て、キャリエージは、最外側位置へ戻り、次のバレンi
へ支持部材に備える。
この発明の第2実施例は、第1実施例に比べ、次のよう
な利点を有する。例えば、パレットの調節機構は、埃り
などによる損傷または障害を受ける率が低く、パレット
に装着された歯付きギアに力がかかるので、支持部材そ
のもに力がかかる場合よりも支持部材の摩耗が少ない。
また、ロック機構の構造も簡単で、支持部材を互いに独
立さUて移動でき、必要に応じ、支持部材の調節は、パ
レットに取付りたrアをネジ廻しなどの工具で手動調節
でさ′る。
バレンl−10(または210)には、ワークピース1
7をパレット10(または210)からワークステーシ
ョンへリフトアップし、ついで、搬送のためのレスト位
置へ下げるピストン状のリフト装置を通す孔を設けても
よい。また、ワークステーションには、ワークピースを
掴むグリッパ−なとの掴み機構を設りることもできる。
(発明の効果) この発明によれば、寸法4ノイズの異なる種々のワーク
ピースを支持する支持部材の支持機構部分の調節を迅速
、正確に行ない、パレットコンベヤ製布ラインシステム
にお番ノる製造能率を大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の好適な実施例を承りもので、 第1図は、バ1ノットと位置決め機構を構成する第1実
施例の正面図、 第2図は、パレットと位置決め機構が係合した状態の第
1実施例の正面図、 第3図は、第1図に示されたロック機構の断面図、 第4図は、第1図111−Ill Mにそう平面図、第
5図は、第1図の側面図、 第6図は、パレットと位置決め機構を構成する第2実施
例の正面図、 第7図は、パレットと位置決め機構が係合した状態の第
2実施例の正面図、 第8図は、パレットの第2実施例の一部断面正面図、 第9図は、第8図の平面図、 第10図は、第8図の10−10線にそう断面図、 第11図は、第8図の11−11線にそう断面図、 第12図は、第2実施例における位置決め機横の一部断
面平面図、 第13図は、第2実施例のパレットと位置決め機構の係
合位置関係を示す側面図、 第14図は、第12図におけるシリンダとトランスデユ
ーサ要素を示す側面図、 第15図は、第14図の正面図である。 01210・・・・・・バレンl〜 7・・・・・・ワークピース ト・・・・・位置決めユニット 3.15・・・・・・支持部材 4.16・・・・・・アーム

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工、組立などの作業の対象であるワークピース
    を支持する支持部材を備えて、ワークピースをワークス
    テーションからワークステーションへ搬送するパレット
    と、このワークピースを搬送するパレットを前進させる
    コンベヤとを備え、このパレットのワークピース支持部
    材をワークピースの寸法サイズに適合するよう調節する
    調節装置を配置したパレットコンベヤ製造ラインシステ
    ムにおいて、前記調節装置は、下記の構成を有している
    ことを特徴とするもの: パレットは、第1と第2の支持部材、案内、及び前記第
    1、第2支持部材を前記案内にそい所定の範囲内で互い
    に接近、離去させる移動手段を有する構成; 位置決め機構は、前記第1、第2支持部材を移動させる
    移動手段と係合する係合手段及び前記係合手段を駆動し
    、前記第1と第2支持部材を前記所定の範囲内で、前記
    案内にそい、第1の位置から第2の位置へ移動させる駆
    動手段とを有する構成;そして、 パレットと位置決め機構を係合または係合離脱させるよ
    う移動する手段は、前記移動手段と前記移動手段を係合
    する手段を含み、このような係合手段の係合、離脱を行
    なう構成からなるもの。
  2. (2)前記案内と前記第1、第2支持部材を移動する手
    段が前記支持部材を摺動自由に支承するチャンネルと、
    前記第1、第2支持部材を前記案内におす選択された位
    置じロックするロック手段とを備え、前記ロック手段は
    、これを釈放する釈放手段を有し、この釈放手段により
    、前記第1、第2支持部材が前記案内にそい移動可能と
    し、前記第1、第2支持部材の移動手段と係合する手段
    が、前記パレットの第1、第2支持部材の一方と係合す
    るキャリエージと、前記釈放手段を動作して、前記第1
    、第2支持部材の移動を可能にする釈放手段とを有し、
    前記係合する手段の駆動手段が前記案内チャンネルと平
    行な第1のキャリエージを所定の範囲における第1の位
    置から第2の位置へ駆動するものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項の装置。
  3. (3)前記支持部材は、パレットにそつた溝孔を有し、
    前記ロック手段と釈放機構は、移動に適したウェッジと
    、前記ウエッジと支持部材の溝孔に適合するロック要素
    と、前記ウエッジを溝孔の前記ロック要素に付勢し、前
    記支持部材とパレットを摩擦力により係合するスプリン
    グとを有し、前記位置決め機構は、垂直に立ち、第1の
    案内と平行な第2の案内にそい摺動し、ウェッジと接触
    してスプリングを圧縮するピンを備え、前記ピンで支持
    部材の溝孔からロック要素を離脱させる構成の特許請求
    の範囲第2項の装置。
  4. (4)ロック手段は、第1と第2の支持部材それぞれに
    関連した第1と第2のロック手段を有し、釈放機構は、
    それぞれ第1と第2のロック手段に関連する第1と第2
    のピンを有している特許請求の範囲第3項の装置。
  5. (5)各支持部材は、突起を有し、前記キャリエージは
    、ネジ孔と第1のブッシングを有し、第1のブッシング
    は、前記突起に係合し、前記駆動手段は、第1のモータ
    ーと、第1のスクリューを有し、第1のスクリューは、
    第1のキャリエージの第1のネジ孔に螺合し、第1の該
    スクリューの回転により、第1のキャリエージを第1の
    スクリューにそつて移動させる構成を有する特許請求の
    範囲第2項の装置。
  6. (6)前記キャリエージは、第1のブッシングと間隔を
    おいた第2のブッシングを有し、第1のブッシングは、
    第1の支持部材の突起物と係合し、第2のブッシングは
    、第2の支持部材の突起物と係合する構成の特許請求の
    範囲第5項の装置。
  7. (7)第1と第2の支持部材は、それぞれへの時を異に
    する前記キャリエージの係合によつて移動される特許請
    求の範囲第6項の装置。
  8. (8)位置決め機構は、第2のキャリエージと第2の駆
    動手段を有し、該キャリエージは、第2のネジ孔と第2
    のブッシングを有し、第2のブッシングは、前記支持部
    材の突起に係合し、前記駆動手段は、第2のモーターと
    、第2のスクリューを有し、第2のスクリューは、第2
    のキャリエージの第2のネジ孔に螺合し、第2の該スク
    リューの回転により、第2のキャリエージを第2のスク
    リューにそつて移動させる構成を有する特許請求の範囲
    第5項の装置。
  9. (9)第1と第2のモーターは、第1と第2のキャリエ
    ージを独立させて移動する構成の特許請求の範囲第8項
    の装置。
  10. (10)第1と第2の支持部材は、ネジ面を有し、第1
    と第2の支持部材を移動する手段は、前記ネジ面に螺合
    するネジ付きバーと、前記ネジ付きバーを前記ネジ面に
    対し回転し、前記支持部材を前記ネジ付きバーにそつて
    移動し、前記移動手段と係合する前記手段が、ネジ付き
    バーを回転し、前記係合手段を駆動する手段が、前記ネ
    ジ付きバーに当接して、支持部材を動かす手段を備えて
    いる特許請求の範囲第1項の装置。
  11. (11)前記支持部材のネジ面が内面にネジ付き通路を
    有し、この通路にネジ付きバーが螺合し、該バーを回転
    する手段が、ネジ付きバーに固着された第1の歯付きギ
    アを含み、前記バーを前進させる手段が第1の歯付きギ
    アに係合する第2の歯付きギアを有し、この第2のギア
    は、係合手段を駆動する手段により回転され、パレット
    と位置決め機構を動かして係合、離脱させる手段が、第
    1の前記ギアを前記第2のギアに係合、離脱させ、第1
    と第2の前記ギアの回転軸は、垂直または水平のいずれ
    の方向においても正合しない構成である特許請求の範囲
    第10項の装置。
  12. (12)パレットが第1と第2の孔を有するハウジング
    有し、該ハウジングは、第1の前記ギア、前記ネジ付き
    バー、支持部材のネジ面を包含し、第1の孔は、支持部
    材の最大移動範囲における案内にそつて伸び、その結果
    、支持部材は、前記第1の孔を介して前記ハウジングか
    ら延長され、該孔にそい移動し、第2の孔は、第1の前
    記ギアに接近し、パレットと位置決め機構とが係合する
    とき、第2の前記ギアが挿通されて、第1の前記ギアと
    係合する構成である特許請求の範囲第11項の装置。
  13. (13)ネジ付きバーは、第1のネジ付きバーが第1と
    第2の支持部材の一方のネジ面と共働し、第2のネジ付
    きバーが第1と第2の支持部材の他方のネジ面と共働し
    、前記バーを回転する手段が第1の前記バーと当接する
    第1の手段と、第2の前記バーと当接する第2の手段と
    を含み、前記当接の手段を前進させる手段が第1の前記
    バーに当接する第1の手段を前進させる第1の手段と、
    第2の前記バーに当接する第12手段を前進させる第2
    の手段とから構成され、前記第1と第2の支持部材が第
    1と第2の前記バーにそい互いに関連なく移動する構成
    からなる特許請求の範囲第10項の装置。
  14. (14)位置決め機構は、パレットの第1と第2の支持
    部材の、予定された位置からの距離を決定する手段と、
    第1と第2の支持部材を決定された位置から所望する位
    置へ動かす手段とを有する特許請求の範囲第1項の装置
  15. (15)第1と第2の支持部材の位置を決定する手段が
    下記の構成からなる特許請求の範囲第14項の装置: パレットの第1の支持部材に関連する第1部材と、パレ
    ットの第2の支持部材に関連する第2部材との構成で、
    第1と第2の部材は、最外側位置と最内側位置とを有し
    、最外側位置は、第1と第2の部材の動き最大範囲であ
    り、最内側位置は、最外側位置の内側にある構成と; 第1の部材と第2の部材をそれぞれ第1の支持部材と第
    2の支持部材に当接するまで移動する手段からなる構成
    と; 第1と第2の部材の最外側予定位置と該部材が支持部材
    に当接する位置との距離を測定する手段からなる構成。
  16. (16)第1と第2の部材を移動する手段が第1と第2
    の支持部材の決定された位置と、ワークピースを支持さ
    せる該両部材の所望の位置とを比較し、支持部材を決定
    された位置から所望の位置へ互いに関係なく移動させる
    構成を備えている特許請求の範囲第15項の装置。
  17. (17)駆動手段により、前記支持部材を所定の範囲内
    における任意の位置へ移動する構成の特許請求の範囲第
    1項の装置。
  18. (18)前記位置決め機構がパレットの前進につれ、製
    造ラインにそい位置する特許請求の範囲第1項の装置。
  19. (19)前記駆動手段がコンピュータにより制御される
    特許請求の範囲第1項の装置。
  20. (20)支持部材は、上下方向からワークピースにアク
    セスでき、ワークステーシヨンへの供給などのため、ワ
    ークピースが支持部材から取外しできる特許請求の範囲
    第1項の装置。
  21. (21)異なる寸法サイズをもつワークピースを処理す
    るパレットコンベヤ製造ラインにおいて、加工、組立な
    どの作業の対象であるワークピースを支持する支持部材
    を備えて、ワークピースをワークステーションからワー
    クステーシヨンへ搬送するパレットと、このワークピー
    スを搬送するパレットを前進させるコンベヤとを備え、
    このパレットのワークピース支持部材をワークピースの
    寸法サイズに適合するよう調節する調節装置を配置した
    パレットコンベヤ製造ラインシステムにおいて、前記調
    節装置が、第1と第2の支持部材、案内、及び前記第1
    、第2支持部材を前記案内にそい所定の範囲内で互いに
    接近、離去させる移動手段を有するパレットと、前記第
    1、第2支持部材を移動させる移動手段と係合する係合
    手段及び前記係合手段を駆動し、前記第1と第2支持部
    材を前記所定の範囲内で、前記案内にそい、第1の位置
    から第2の位置へ移動させる駆動手段とを有する位置決
    め機構と、パレットと位置決め機構を係合または係合離
    脱させるよう移動する手段は、前記移動手段と前記移動
    手段を係合する手段を含み、このような係合手段の係合
    、離脱を行なう構成を有していて、その調節方法が、以
    下の工程からなる調節方法: (a)パレットを位置決め機構に正合させ、支持部材の
    移動手段と該手段の係合手段を正合させる工程; (b)パレットと位置決め機構を互いに移動し、前記移
    動手段と前記係合手段を互いに係合させる工程; (c)前記係合手段を選択したワークピースの寸法サイ
    ズに対応させて前記係合手段を駆動する手段を動作させ
    、これにより第1と第2の支持部材を所望の位置へ互い
    に動かす工程; (d)パレットと位置決め機構を移動し、第1と第2の
    支持部材を所望位置におけるパレットの所定の位置に維
    持する工程。
  22. (22)パレットが第1と第2の支持部材を案内にそつ
    た選択された位置にそれぞれロックする手段を含み、該
    ロック手段は、釈放機構を有して、第1と第2の部材が
    第1の案内にそい移動され、位置決め機構が、釈放機構
    を有して、第1と第2の支持部材を釈放し、さらに、パ
    レットの第1または第2の支持部材のいずれかと係合す
    る第1のキャリエージを有し、パレットの案内に平行な
    第1のキャリエージを駆動するようにした特許請求の範
    囲第21項の調節方法であって、以下の工程を有するも
    の: (a)キャリエージを第1または第2の支持部材の一方
    の位置に関連した位置へ移動する工程; (b)パレットと位置決め機構を共に移動し、釈放機構
    によりロック手段を解除する工程; (c)駆動手段をワークピースの寸法サイズに合わせて
    動作させ、キャリエージと、第1と第2の支持部材の一
    方を第2の位置へ移動する工程; (d)釈放機構を解除して第1と第2の支持部材を所定
    位置にロックする工程。
  23. (23)下記の工程からなる特許請求の範囲第23項の
    調節方法: 第1のキャリエージを第1と第2の支持部材の他方に関
    連する第3の位置へ移動する工程;パレットと位置決め
    機構を共に移動し、釈放機構によりロック手段を解除し
    、キャリエージを第1と第2の支持部材の他方に係合さ
    せる工程;駆動手段をワークピースの寸法サイズに合わ
    せて動作させ、キャリエージと、第1と第2の支持部材
    の他方を第4の位置へ移動する工程;
  24. (24)第1と第2の支持部材は、ネジ面を有し、第1
    と第2の支持部材を移動する手段は、前記ネジ面に螺合
    するネジ付きバーと、前記ネジ付きバーを前記ネジ面に
    対し回転し、前記支持部材を前記ネジ付きバーにそつて
    移動し、前記移動手段と係合する前記手段が、ネジ付き
    バーを回転し、前記係合手段を駆動する手段が、前記ネ
    ジ付きバーに当接して、支持部材を動かす手段を備えて
    いるものであつて、下記の工程を有する特許請求の範囲
    第21項に記載された調節方法: (a)パレットを位置決め機構に正合させ、支持部材の
    移動手段と該手段の係合手段を正合させる工程; (b)パレットと位置決め機構を互いに移動し、前記移
    動手段と前記係合手段を互いに係合させる工程; (c)前記係合手段を選択したワークピースの寸法サイ
    ズに対応させて前記係合手段を駆動する手段を動作させ
    、これにより第1と第2の支持部材を所望の位置へ互い
    に動かす工程; (d)パレットと位置決め機構を移動し、第1と第2の
    支持部材を所望位置におけるパレットの所定の位置に維
    持する工程。
  25. (25)第1と第2の支持部材は、ネジ面を有し、第1
    と第2の支持部材を移動する手段は、前記ネジ面に螺合
    するネジ付きバーと、前記ネジ付きバーを前記ネジ面に
    対し回転し、前記支持部材を前記ネジ付きバーにそつて
    移動し、前記移動手段と係合する前記手段が、ネジ付き
    バーを回転し、前記係合手段を駆動する手段が、前記ネ
    ジ付きバーに当接して、支持部材を動かす手段を備えて
    いるものであって、下記の工程を有する特許請求の範囲
    第21項に記載された調節方法: (a)パレットを位置決め機構に正合させ、支持部材の
    移動手段と該手段の係台手段を正合させる工程; (b)パレットと位置決め機構を互いに移動し、前記移
    動手段と前記係合手段を互いに係合させる工程; (c)前記係合手段を選択したワークピースの寸法サイ
    ズに対応させて前記係合手段を駆動する手段を動作させ
    、これにより第1と第2の支持部材を所望の位置へ互い
    に動かす工程; (d)パレットと位置決め機構を移動し、第1と第2の
    支持部材を所望位置におけるパレットの所定の位置に維
    持する工程。
  26. (26)前記工程(c)において、前記係合手段を選択
    されたワークピースの寸法サイズと第1と第2の支持部
    材の決定された間隔に合わせて駆動し、第1と第2の支
    持部材を互いに決定された位置から所望する位置へ移動
    させる工程を含む特許請求の範囲第21項の調節方法。
  27. (27)第1と第2の支持部材の位置を決定する位置決
    め機構がパレットの第1の支持部材に関連する第1部材
    と、パレットの第2の支持部材に関連する第2部材との
    構成で、第1と第2の部材は、最外側位置と最内側位置
    とを有し、最外側位置は、第1と第2の部材の動き最大
    範囲であり、最内側位置は、最外側位置の内側にある構
    成と;第1の部材と第2の部材をそれぞれ第1の支持部
    材と第2の支持部材に当接するまで移動する手段からな
    る構成と;第1と第2の部材の最外側予定位置と該部材
    が支持部材に当接する位置との距離を測定する手段から
    なる構成とを有している特許請求の範囲第26項の調節
    方法であつて、以下の工程を含む調節方法; 第1と第2の部材を工程(a)に先行させて、最外側位
    置に置く工程; 第1の部材を最外側位置から第1の支持部材に当接する
    まで内方へ移動し、予定の位置と第1の支持部材の位置
    との第1の距離を測定する工程;第2の部材を最外側位
    置から第2の支持部材に当接するまで内方へ移動し、予
    定の位置と第2の支持部材の位置との第2の距離を測定
    する工程第1と第2の決定された距離により、第1と第
    2の支持部材の位置を定める調節に先行した工程。
  28. (28)前記工程(b)と工程(c)の後に、第1と第
    2の部材をそれぞれ最外側位置に置く特許請求の範囲第
    27項の方法。
  29. (29)異なる寸法サイズをもつワークピースを処理す
    るパレットコンベヤ製造ラインにおいて、加工、組立な
    どの作業の対象であるワークピースを支持する支持部材
    を備えて、ワークピースをワークステーションからワー
    クステーションへ搬送するパレットと、このワークピー
    スを搬送するパレットを前進させるコンベヤとを備え、
    このパレットのワークピース支持部材をワークピースの
    寸法サイズに適合するよう調節する調節装置を配置した
    パレットコンベヤ製造ラインシステムにおいて、前記調
    節装置が、第1と第2の支持部材、案内、及び前記第1
    、第2支持部材を前記案内にそい所定の範囲内で互いに
    接近、離去させる移動手段を有するパレットと、前記第
    1、第2支持部材を移動させる移動手段と係合する係合
    手段及び前記係合手段を駆動し、前記第1と第2支持部
    材を前記所定の範囲内で、前記案内にそい、第1の位置
    から第2の位置へ移動させる駆動手段とを有する位置決
    め機構と、パレットと位置決め機構を係合または係合離
    脱させるよう移動する手段は、前記移動手段と前記移動
    手段を係合する手段を含み、このような係合手段の係合
    、離脱を行なう構成を有していて、その調節方法が、以
    下の工程からなる調節方法: パレットを位置決め機構に正合させ、支持部材の移動手
    段と該手段の係合手段を正合さ せる工程; パレットと位置決め機構を互いに移動し、前記移動手段
    と前記係合手段を互いに係合させる工程; 前記係合手段を選択したワークピースの寸法サイズに対
    応させて前記係合手段を駆動する手段を動作させ、これ
    により第1と第2の支持部材を所望の位置へ互いに動か
    す工程; パレットと位置決め機構を移動し、第1と第2の支持部
    材を所望位置におけるパレットの所定の位置に維持する
    工程。
  30. (30)支持部材を移動自由に支承するパレットを有し
    、パレットには、該支持部材に近接して受け部があり、
    この受け部の内部で、第1と第2の方向に向け移動する
    ウェッジが設けられ、このウエッジと支持部材の間にロ
    ック機構が位置し、スプリングにより前記ウェッジを第
    1の方向へ付勢して、前記ウェッジと前記ロック機構と
    を摩擦係合し、前記支持部材を移動不能とし、前記ウェ
    ッジを第2の方向へ前記スプリングの付勢力に抗して移
    動し、前記支持部材を移動可能とする釈放機構を有する
    ロック機構。
  31. (31)パレットには、前記ロック機構を受ける溝孔が
    あり、支持部材を保持する摩擦力を高める構成の特許請
    求の範囲第32項の装置。
  32. (32)支持部材を移動自由に支承するパレットを右し
    、パレットには、該支持部材に近接して受け部があり、
    この受け部の内部で、第1と第2の方向に向け移動する
    ウェッジが設けられ、このウェッジと支持部材の間にロ
    ック機構が位置し、スプリングにより前記ウェッジを第
    1の方向へ付勢して、前記ウェッジと前記ロック機構と
    を摩擦係合し、前記支持部材を移動不能とし、前記ウェ
    ッジを第2の方向へ前記スプリングの付勢力に抗して移
    動し、前記支持部材を移動可能とする釈放機構とロック
    機構。
  33. (33)パレットには、前記ロック機構を受ける溝孔が
    あり、支持部材を保持する摩擦力を高める構成の特許請
    求の範囲第32項の装置。
  34. (34)以下の構成からなるパレットにおける第1と第
    2の支持部材の位置を決定する装置: 第1と第2の支持部材に正合した軸; 該軸に装着され、第1と第2の支持部材それぞれに関連
    し、第1と第2の突起物を有している第1と第2の可動
    スリーブ; 第1のスリーブを最外側位置と最内側位置との間で、前
    記軸にそい移動させ、第1のスリーブが最外側位置から
    最内側位置に向け動き、第1の支持部材に当接すると、
    第1のスリーブを停止させる停止機構を有する第1の手
    段; 第2のスリーブを最外側位置と最内側位置との間で、前
    記軸にそい移動させ、第2のスリーブが最外側位置から
    最内側位置に向け動き、第2の支持部材に当接すると、
    第2のスリーブを停止させる停止機構を有する第2の手
    段; 第1のスリーブの位置と予定された位置との間の距離を
    測定する手段;及び 第1と第2のスリーブの内方への前進が停止したとき、
    第1と第2のスリーブの外側位置に対する第1と第2の
    支持部材の位置を決定する手段。
  35. (35)ワークピースを支持するパレット、ワークピー
    スを支持するパレットを前進させるコンベヤ、ワークピ
    ースをパレットからリフトアップする手段を備え、この
    リフトアップ手段を通過させる空所を有し、コンベヤで
    搬送される基板と、ワークピースを支持し、前記基板に
    固定されて、前記ワークピースを前記空所の上に支承す
    る支持部材とが設けられているパレットコンベヤ製造ラ
    インシステムにおける改良。
  36. (36)ワークピースを支持するパレット、ワークピー
    スを支持するパレットを前進させるコンベヤ、ワークピ
    ースをパレットからリフトアップする手段を備え、この
    リフトアップ手段を通過させる空所を有し、コンベヤで
    搬送される基板と、ワークピースを支持し、前記基板に
    固定されて、前記ワークピースを前記空所の上に支承す
    る支持部材とが設けられていて、前記リフトアップ手段
    が、前記ワークピースを昇降させるパレットコンベヤ製
    造ラインシステムにおける改良。
  37. (37)前記ワークピースの昇降手段は、ピストン構造
    のリフト装置である特許請求の範囲第36項の装置。
  38. (38)前記支持部材は、自動位置決め機構により、パ
    レットに着脱自由に取付けられ、異なる寸法サイズのワ
    ークピースを支持できるように調節される特許請求の範
    囲第36項の装置。
JP1165173A 1988-06-27 1989-06-27 パレットコンベヤ製造ラインシステムの改良 Pending JPH0271947A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US21226788A 1988-06-27 1988-06-27
US212267 1988-06-27
US326158 1989-03-20
US07/326,158 US5115901A (en) 1988-06-27 1989-03-20 Automatic adjustment of pallet workpiece support members

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0271947A true JPH0271947A (ja) 1990-03-12

Family

ID=26906959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1165173A Pending JPH0271947A (ja) 1988-06-27 1989-06-27 パレットコンベヤ製造ラインシステムの改良

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5115901A (ja)
EP (2) EP0348715B1 (ja)
JP (1) JPH0271947A (ja)
DE (2) DE68902786T2 (ja)
ES (2) ES2045263T3 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5346058A (en) * 1988-06-27 1994-09-13 Axis U.S.A. Inc. Automatic adjustment of pallet workpiece support members
US5060780A (en) * 1989-03-20 1991-10-29 Axis U.S.A., Inc. Pallets for supporting workpieces and automatic adjustment of pallet workpiece support members
US5257689A (en) * 1991-04-10 1993-11-02 Axis Usa, Inc. Apparatus for substantially simultaneously processing multiple electric motor parts
US5145052A (en) * 1991-04-10 1992-09-08 Axis Usa, Inc. Apparatus for substantially simultaneously processing multiple electric motor parts
US5348142A (en) * 1993-07-26 1994-09-20 Odawara Engineering Co., Ltd. Adjustable pallet
US6098974A (en) * 1994-04-28 2000-08-08 Globe Products Inc. Armature support pallet
US5680696A (en) 1994-09-13 1997-10-28 Axis Usa, Inc. Dynamo-electric machine component conveying systems with load/unload devices
US5685413A (en) * 1995-09-12 1997-11-11 Odawara Automation, Inc. Adjustable pallet for supporting work pieces
US6364277B1 (en) 1995-09-15 2002-04-02 Globe Products Inc. Armature assembly support pallet
IT1289293B1 (it) 1996-06-04 1998-10-02 Atop Spa Attrezzatura portapezzo mobile con bracci di supporto a distanza variabile per linee di lavorazione automatica
US5926941A (en) * 1996-07-23 1999-07-27 Axis Usa, Inc. Armature pallet
IT1289296B1 (it) * 1996-07-26 1998-10-02 Atop Spa Apparecchiatura e metodo di regolazione di attrezzature portapezzo mobili su linee di lavorazione automatica
US5735219A (en) * 1996-11-27 1998-04-07 Odawara Automation, Inc. Open base adjustable pallet for supporting work pieces
US6089365A (en) 1997-01-14 2000-07-18 Axis Usa, Inc. Adjustable pallet methods and apparatus
US5911301A (en) * 1997-02-12 1999-06-15 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus for fixing boots of a constant velocity joint assembly and apparatus for positioning the joint assembly for use therein
DE19840363A1 (de) * 1998-09-04 2000-03-09 Heron Sondermaschinen Und Steu Werkstückträger für ein Transfersystem
US6343762B1 (en) * 1999-02-04 2002-02-05 Axis Usa, Inc. Winders for electric motor armatures
EP1192853B1 (de) 2000-09-27 2006-09-20 Eberhard Kertscher Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Tropfbewässerungsrohren
DE10123220A1 (de) * 2001-05-12 2002-11-14 Bosch Gmbh Robert Fördereinrichtung für Gegenstände in Verpackungsmaschinen
EP1293419A3 (en) * 2001-09-14 2004-04-21 Nissan Motor Company, Limited Apparatus for vehicle-body transport carriage
US7055677B2 (en) * 2003-11-13 2006-06-06 Hartness International, Inc. Conveyor with movable grippers, and related conveyor link
US7055676B2 (en) * 2003-11-13 2006-06-06 Hartness International, Inc. Conveyor with movable gripper and related conveyor link
US7264113B2 (en) 2003-11-13 2007-09-04 Hartness International, Inc. Pivotable conveyor and link
US7036658B2 (en) 2003-11-13 2006-05-02 Hartness International, Inc. Gripper conveyor with clear conveying path and related conveyor link
US7021453B2 (en) * 2003-11-13 2006-04-04 Hartness International, Inc. Conveyor with gear mechanism gripper and related conveyor link
US7261199B2 (en) * 2004-06-29 2007-08-28 Hartness International, Inc. Neck gripping conveyor and link, and related rotary filler and system
US7207434B2 (en) 2003-11-13 2007-04-24 Hartness International, Inc. Conveyor with center-actuatable gripper, and related conveyor link
US7216758B2 (en) 2003-11-13 2007-05-15 Hartness International, Inc. Conveyor with opposed spring-loaded grippers, and related conveyor link
US7185753B2 (en) * 2004-09-28 2007-03-06 Hartness International, Inc. Shuttle conveyor
DE102006021657A1 (de) * 2006-05-10 2007-11-15 Nc-Automation Gmbh Stapelrollspeicher für Werkstücke
US8474599B2 (en) * 2010-02-01 2013-07-02 Midaco Corporation Drive for pallet changer
CN109277834B (zh) * 2018-10-25 2020-04-07 台州屹捷数控机床股份有限公司 一种自动化轴件加工设备

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH533560A (de) * 1971-01-09 1973-02-15 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung für fliessende Fertigung in Werkstätten
US3880074A (en) * 1972-01-12 1975-04-29 Optical Apparatus Co Inc Apparatus for automatically positioning and printing with respect to an index mark
US4014428A (en) * 1973-05-04 1977-03-29 Ossbahr C Modular article conveyor
US4253559A (en) * 1979-01-08 1981-03-03 Lasalle Machine Tool, Inc. Pallet locating and clamping mechanism for a transfer machine
JPS57194862A (en) * 1981-05-24 1982-11-30 Murata Mach Ltd Unmanned transfer system to machine tool
JPS584336A (ja) * 1981-06-30 1983-01-11 Fanuc Ltd ワ−ク供給装置
JPS5813943U (ja) * 1981-07-17 1983-01-28 相生精機株式会社 工作機械用ワ−ク固定装置
FR2537108B1 (fr) * 1982-12-01 1987-04-03 Dubuit Mach Dispositif de transfert pour la circulation de supports porte-objet au droit d'au moins un poste de traitement
DE8330451U1 (ja) * 1983-10-22 1991-05-23 Hess, Herbert, 7250 Leonberg, De
US4573566A (en) * 1984-01-13 1986-03-04 The Cross Company Dual stroke transfer drive
DE3638158A1 (de) * 1986-11-08 1988-05-11 Schenck Ag Carl Unwuchtmessstation
US4787505A (en) * 1986-11-18 1988-11-29 Carl Strutz & Company Workpiece carrier assembly
DE3705066A1 (de) * 1987-02-18 1988-09-01 Roland Man Druckmasch Verstellbare speicherkassette fuer druckprodukte

Also Published As

Publication number Publication date
ES2095340T5 (es) 2003-10-16
DE68902786T2 (de) 1993-03-18
EP0715929A1 (en) 1996-06-12
DE68927502D1 (de) 1997-01-09
EP0348715A1 (en) 1990-01-03
EP0348715B1 (en) 1992-09-09
DE68902786D1 (de) 1992-10-15
DE68927502T3 (de) 2004-04-08
US5115901A (en) 1992-05-26
ES2095340T3 (es) 1997-02-16
EP0715929B1 (en) 1996-11-27
ES2045263T3 (es) 1994-01-16
EP0715929B2 (en) 2003-03-19
DE68927502T2 (de) 1997-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0271947A (ja) パレットコンベヤ製造ラインシステムの改良
US5346058A (en) Automatic adjustment of pallet workpiece support members
EP1207028A2 (en) Drilling machine for panels
KR101860195B1 (ko) 트랜스퍼 로봇 및 그 트랜스퍼 로봇을 이용한 이송 시스템
JP2011189998A (ja) パレット搬送方法及びパレット搬送装置
US5060780A (en) Pallets for supporting workpieces and automatic adjustment of pallet workpiece support members
KR101594807B1 (ko) 금속판재 이송 로봇
CN114210856B (zh) 一种板材送料系统
US5255778A (en) Automatic adjustment of pallet workpiece support members
KR101929399B1 (ko) 트랜스퍼 로봇
JP6431040B2 (ja) 往復ダイスを備えるロール成形機
US5099978A (en) Automatic adjustment of pallet workpiece support members
CN109434537B (zh) 一种可自动进出料的机壳加工线
US4475863A (en) Electric servo drive lift unit
US7351019B2 (en) Clamping mechanism for an elongated workpiece
CN2207896Y (zh) 配管的管口自动加工机
CN113993798B (zh) 托盘输送装置以及托盘输送静止方法
JPH0550160A (ja) 板材成形装置
JP3822725B2 (ja) 基板保持装置
CN111069361B (zh) 变角度数控精密薄板揻弯剪切装置
CN213531682U (zh) 一种用于自动化铣床的铣削夹具
CN212918601U (zh) 一种机床用输送部件
KR940004895B1 (ko) 문틀 성형용 목공기계의 소재 자동 이송장치
JP3839173B2 (ja) 搬送装置
CN210548599U (zh) 一种全自动的蜗杆精密滚齿设备