JPH0271788A - 一体発泡成形シート表皮セット方法 - Google Patents

一体発泡成形シート表皮セット方法

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JPH0271788A
JPH0271788A JP63223248A JP22324888A JPH0271788A JP H0271788 A JPH0271788 A JP H0271788A JP 63223248 A JP63223248 A JP 63223248A JP 22324888 A JP22324888 A JP 22324888A JP H0271788 A JPH0271788 A JP H0271788A
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Haruo Nishioka
西岡 春夫
Kazuji Furukawa
古川 和司
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シート表皮セット方法に関するものである。
[従来の技術] まず、従来の自動車用シート等の製造方法として用いら
れる一般的な一体発泡成形法について、第10図(イ)
〜(ホ)を参照して工程順に)ホベることにする。
〔第1工程〕 表皮材31から、シート表皮(後述する。)33を構成
する表皮構成材32が縫い代等を考慮した所定形状に裁
断される(図(イ)参照)。
〔第2工程〕 前記表皮構成ttA32が縫製34によって接合され、
シート表皮(いわゆるシートカバー)33が作られる(
図(ロ)参照)。
(第3工程) 前記シート表皮33が成形型35の成形凹部36に合わ
せてセットされる(図(ハ)参照)。
(第4工程) シート表皮33内にウレタン等のパッド材37が注入さ
れ(図(ニ)4J照)、かつ発泡されることによって、
シート表皮33とパッド材37が一体化され、製品であ
る一体発泡シート38が完成する(図(ホ)参照)。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の一体発泡成形法において、第10図(ホ
)に示すような一体発泡シート38のしわ40や、Il
’l!!lラインのよたり41の発生を防止するには、
前記第3工程において成形型35の成形凹部36に対す
るシート表皮33のセット(表皮セットという。)時の
成形型35とシート表皮33との合い不良を防止するこ
とである。
従って、成形型35とシート表皮33との合いがφ要な
ポイントであるため、第1工程において表皮031から
表皮構成材32を所定寸法に正確に裁断し、第2工程に
おいて表皮構成材32を正確に!il製し、かつ第3工
程においてシート表皮33を成形型35の成形凹部36
にシワ、ズレ等のないように適正にセットしなり、れば
ならない。このように、従来では、各工程において熟練
を要するとともに時間のかかる繁雑な表皮セット作業が
要求されていた。
また、従来では、第11図に示すように、例えばシート
表皮33の着座部42と周側部43の連設部分における
曲げ8部44において、iW!11(ミシン縫い)の都
合で、表皮構成材32の間のスリット溝45を深く形成
することができないと共に、その表皮構成材32の縫い
代も充分とれなかった。
本発明の目的は、上記した従来技術における問題点を解
決することにある。
[課題を解決するための手段1 上記した課題を解決する本発明は、シート表皮内にウレ
タン等のパッド材を注入して発泡させて一体化する一体
発泡シートの製造において、表皮材から裁断された表皮
構成材を縫製等によって未完成状態に接合して未完成表
皮を作り、この未完成表皮を成形型の成形凹部に合わせ
た状態でその表皮構成材の未接合部分を仮止め手段を介
して接合し、前記成形凹部にシート表皮をセットする一
体発泡成形シート表皮セット方法である。
[作用] 上記した手段によれば、成形型の成形四部に未完成状態
の未完成表皮が合わされ、未完成表皮にずれ、しわ等を
生じない状態で、表皮構成材の未接合部分が仮止め手段
を介して接合される。
[実施例1 以下、本発明の一実施例を第1〜4図にしたがって説明
する。本例のシート表皮セット方法を用いた一体発泡成
形法について、第1図に基づいて工程順に述べることに
する。
〔第1工程〕 表皮材1から、シート表皮(後述する。)3を構成する
表皮構成材2が縫い代等を考慮した所定形状に裁断され
る(図(イ)参照)。
〔第2工程〕 前記表皮構成材2が縫製4等によって未完成状態に接合
され、未完成表皮5が作られる(図〈口)参照)。なお
、本例の未完成表皮5では、その周側部6のみが接合さ
れ、着座部7は未接合であり開口部8が存在する。
〔第3工程〕 前記未完成表皮5が成形型10の成形凹部11に合わせ
た状態で、表皮構成材2の未接合部分がホッチキス針(
ステーブルとも呼ばれる。)からなる仮止め手段13を
介して接合され、前記成形凹部11にシート表皮3がセ
ットされる(図(ハ)参照)。このとき、成形型10の
成形凹部11に未完成表皮5が合わされ、未完成表皮5
にずれ、しわ等を生じない状態で、表皮構成材2の未接
合部分が仮止め手段13により接合される。なお、その
接合状態の一部を第2図に斜視図で示した。
〔第4工程〕 前記仮止め手段13により接合されたシート表皮3内に
ウレタン等のパッド材14が注入され(図、(ニ)参照
)、かつ発泡されることによって、シート表皮3とパッ
ド材14が一体化され、製品である一体発泡シート15
が完成される(図(ホ)参照)。
上記した一体発泡成形シート表皮セット方法によれば、
第3工程において、成形型10の成形凹部11に未完成
状態の未完成表皮5が合わされ、未完成表皮5にずれ、
しわ等を生じない状態で、表皮構成材2の未接合部分が
仮止め1段13により接合される。
このため、第1工程において表皮材1から表皮構成材2
を従来方法はど正確に裁断しなくてもよく、従来方法に
比しラフにカットすることができる。
また、第2工程において表皮構成材2を接合して未完成
表皮5とするため、!il製する箇所も少なくて済む。
また、第3工程において未完成表皮5を成形型10にシ
ワ、ズレ等のないようにセットするにも、未接合部分の
接合関係を調整することで、そのセットを容易にかつ適
正に行なうことができる。
このように、各工程において、はとんど熟練を要するこ
となく、短時間で表皮セット作業を簡単に行なうことが
できる。
また、本表皮セット方法によれば、成形型10に未完成
表皮5をレットすることから、例えば、第3図に示すよ
うに、肴座部7と周側部6の連設部分における曲げ8部
17においても、第4図に示すにうに、成形型10の突
条部18に未完成表皮5のスリット部19を合わせた後
に、仮止め手段13で仮止めすることにより、深溝のス
リット満19を有するシート意匠が得られる。
また、仮止め手段13としては、上記実施例のホッチキ
ス針の他、表皮構成材2の仮固定と発泡侵の引裂きに耐
えるものなら何でもよく、表皮構成材2の材質、成形形
状等を考慮して適宜選定されるものである。この仮止め
手段13の別例をい(つか挙げてお(と、例えば、第5
図に示すように粘着テープ20による手段、第6図に示
すようにホットメルト型接着剤21による手段、第7図
に示すようにタックビン22による手段、第8図に示寸
ようにホグリング23による手段、第9図に示すように
高周波接着24による手段等が考えられる。
[発明の効果] 本発明によれば、成形型の成形凹部に未完成状態の未完
成表皮が合わされ、未完成表皮にずれ、しわ等を生じな
い状態で、表皮構成材の未接合部分が仮止め手段を介し
て接合されることにより、表皮セット時における成形型
の成形四部と表皮の合わせ不良を防止し、製品のしわ、
よたり等ノ不(1合を防止することができる。
また、表皮構成材の裁断時、ラフなカットでいいし、表
皮構成材のa製箇所も少なくする$ができ、作業性が大
幅に向上する。
また、従来の11製カバーでは出来なかった曲げR部に
おける深溝のスリット部が容易に出来るため、シート意
匠の自由度が拡大される。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の一実施例を示すもので、第1図(
イ)〜(ホ)は一体発泡成形シート表皮ゼット方法を工
程順に示すもので、図(イ)は表皮材の平面図、(ロ)
は表皮の斜視図、(ハ)は表皮セット時の成形型の断面
図、(ニ)はパッド材注入時の成形型の断面図、(ホ)
は製品の斜視図、第2図は仮止め状態の破断斜視図、第
3図はシートの斜視図、第4図は成形型の斜視図である
。 第5〜9図はそれぞれ仮止め手段の別例の斜視図である
。第10.11図は従来例を示すもので、第10図(イ
)〜(ホ)は一体発泡成形シート表皮セット方法を工程
順に示すもので、図(イ)は表皮材の平面図、(ロ)は
表皮の斜視図、(ハ)は表皮ヒツト時の成形型の断面図
、(ニ)はパッド材注入時の成形型の断面図、(ホ)は
製品の斜視図、第11図はシートの斜視図である。 1・・・表皮材 2・・・表皮構成材 3・・・シート表皮 5・・・未完成表皮 10・・・成形型 11・・・成形凹部 13・・・仮止め手段 14・・・パッド材 15・・・一体発泡シート 出 願 人 ・ アラコ株式会社 代 理 人  弁理士 岡田英彦(外3名)第 図 第 図 第 図 第 図 第10 図(イ) 第10 図(ハ) 第10 図(口金 第10 図(ニ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シート表皮内にウレタン等のパッド材を注入して発泡さ
    せて一体化する一体発泡シートの製造において、表皮材
    から裁断された表皮構成材を縫製等によって未完成状態
    に接合して未完成表皮を作り、この未完成表皮を成形型
    の成形凹部に合わせた状態でその表皮構成材の未接合部
    分を仮止め手段を介して接合し、前記成形凹部にシート
    表皮をセットすることを特徴とする一体発泡成形シート
    表皮セット方法。
JP63223248A 1988-09-07 1988-09-07 一体発泡成形シート表皮セット方法 Expired - Lifetime JP2726060B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0381112A (ja) * 1989-05-30 1991-04-05 Nhk Spring Co Ltd 表皮一体成形シートおよびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0381112A (ja) * 1989-05-30 1991-04-05 Nhk Spring Co Ltd 表皮一体成形シートおよびその製造方法

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