JPH0271396A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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JPH0271396A
JPH0271396A JP1104154A JP10415489A JPH0271396A JP H0271396 A JPH0271396 A JP H0271396A JP 1104154 A JP1104154 A JP 1104154A JP 10415489 A JP10415489 A JP 10415489A JP H0271396 A JPH0271396 A JP H0271396A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明:i、銀行などに備え付けられた紙幣の入金機、
出金機、入出金機などの紙幣処理装置に関するものであ
り、さらに詳細jこは、コンパクトな機構により、入金
紙幣および/または出金紙幣の処理をおこなうことので
きる紙幣処理装置りご関するものである。
先行技術 銀行などに備え付けられた紙幣の入金機においては、従
来、入金された紙幣は、入金額を計数され、その真偽な
どが判別されて、受入れ不可能な紙幣は第1の返却口に
返却されるとともに、受入れ可能な紙幣は、集積車と紙
幣をその上に集積する板状部材よりなる紙幣集積部に一
旦集積された後、さらに、集積状態で搬送され、顧客の
意図した入金額と計数額が一致しない場合など、顧客が
その返却を希望したときは第2の返却口に連通ずる通路
に、また、顧客が、そのまま入金を希望したときは入金
ボックスに連通する通路に、それぞれ、切換えフォーク
などにより送るれるように構成されていた。
しかしながら、このように、紙幣集積部と、集積紙幣を
送り出す通路を切換える切換え手段とを別個に設ける場
合には、その構造が複雑になるとともに、紙幣集積部に
続いて、所定の長さ以上の紙幣の搬送通路が必要になり
、コンパクトで簡易な構造の入金機を得ることはきわめ
て困難であった。
また、銀行などに備え付けられた紙幣の出金機において
は、たとえば、米国特許第4.431.178号明細書
に開示されているように、出金すべき紙幣は、金種毎の
紙幣が収納された出金ボックスより、1枚づつ取り出さ
れて、計数され、二重送り、金種などが判別され、集積
車により紙幣集積部に集積された後、二重送りや所定の
金種と異なった金種の紙幣が検出されるなど異常が検出
されたときには、集積された紙幣を、紙幣集積部より取
り出して、回収ボックスに連通ずる通路に、また、異常
が検出されないときは、集積された紙幣を、紙幣集積部
より取り出して、出金口に連通ずる通路に、それぞれ切
換えフォークなどにより送ろれるように構成されていた
しかしながろ、このよう;こ、紙幣集積部と、集積紙幣
を送り出す通路を切換える切換え手段とを別個に設ける
場合には、その構造が複雑になるとともに、紙幣集積部
に続51て、所定以上の長さを有する紙幣の搬送通路が
必要になり、コンパクトで簡易な構造の出金機を得るこ
とはきわめて困難であった。
さらに、紙幣の入金機構と出金機構とを兼ね備えた紙幣
の入出金機においては、従来、上述のような入金機の機
構と出金機の機構とを単に結合させているに止まってい
るため、その構造はより複雑で、紙幣入出金機をコンパ
クトに構成することはきわめて困難であった。
このような問題を解法するため、特開昭582970号
公報は、紙幣の入出金機において、入金口と出金口とを
兼ねる入出金口の近傍に、一対の側板を備え、紙幣保持
部を有する回転可能なドラムと、所定の位置にドラムを
回転させ、その紙幣保持部と、入出金口、入出金機内へ
入金紙幣を送り込む入金通路、入金された紙幣のうち、
偽造と判別された紙幣を、第1の集積部jごおいて一旦
集積した後、人出余日へ返却する偽造紙幣返却通路、出
金ボックスより、紙幣を取り出し、第2の集積部におい
て一旦集積した後、出金のために出金する出金通路、顧
客の取り忘れた出金紙幣を入出金口から、紙幣保持部を
経て、保管ボックスに送り込む保管通路、または、出金
時に、出金ボックスから取り出された紙幣の計数ミスが
あった場合に、出金ボックスから、紙幣保持部を経て、
置火出金口に送られた紙幣を回収する回収ボックス内に
、紙幣を回収する回収通路とを選択的に連通可能にドラ
ムを回転させるドラム回転手段を有する入出金機構を提
案している。
また、特開昭60−251.487号公報は、紙幣の入
出金機において、入金口と出金口とを兼ねる入出金口の
近傍に、一対の側板により形成された紙幣保持部を有す
る回転可能なドラムと、人出金目、入金された紙幣を入
出金機内の紙幣判別計数部に送り出す入金通路、紙幣判
別計数部!ごおいて受け入れ不能上判別された紙幣を、
第1集積部において、−旦集積した後、紙幣判別計数部
:ごよって再判別させるためjご、紙幣保持部に送り返
す再判別通路、最終曲に受け入れ不能と判別され、第1
集積部に集積された紙幣を、入出金口に返却するための
偽造紙幣返却通路、入金された紙幣のうち、受け入れ可
能と判別された紙幣を収納した入出金ボックスより、紙
幣を取り出し、第2集積部において、−旦集積した後、
出金のために出金する出金通路、または、顧客の取り忘
れた出金紙幣を入出金口から、紙幣受け入部を経て、保
管ボックスに送り込む保管通路とを選択的に連通可能に
、ドラムを回転させるドラム回転手段を備えた構成入出
金機構を提案している。
発明の解決しようとする問題点 かかる入出金機によれば、ドラムは、必要に応じて、回
転し、その紙幣保持部が、紙幣入出金機の各部分に連な
る各通路と連通ずるようになっているから、紙幣の入出
金機の各部分への振り分けが、従来に比して、よりコン
パクトな構造で可能になり、したがって、入出金機をよ
りコンパクトに形成することが可能になる。
しかしながら、かかる入出金機?ごおいても、なお、入
金された紙幣の集積部および出金すべき紙幣の集積部が
、紙幣を入出金機の各部分に選択的に送り出し、あるい
は、各部分より受け取る手段とは別個に設けろれている
ため、なお、紙幣の入出金機を十分にコンパクトなもの
にすることができないという問題があるとともに、仮に
、これらの機構を入金機または出金機に適用した場合で
も、入金機または出金機を十分にコンパクトなものにす
ることがてきないという問題があった。
発明の目的 本発明は、出金機構および/または入金機構を備えた紙
幣処理装置において、よりコンパクトに構成することの
できる紙幣処理装置を提供することを目的とするもので
ある。
発明の構成 本発明によれば、本発明のかかる目的は、紙幣の出金機
構および/または入金機構を備えた紙幣処理装置におい
て、該紙幣処理装置の内部と外部とを連通ずる紙幣取引
口近傍に設けられ、前記紙幣処理装置に回転可能に取付
けふれた中心軸に取付けられたドラムであって、一方に
開口部を有し、紙幣を集積可能j=受け入れる紙幣集積
部を備えたドラムと、前記ドラムの前記紙幣集積部から
前記紙幣処理装置の内813j−′紙幣を搬入する搬入
通路と、前記紙幣処理装置の内部より紙幣を前記ドラム
の前記紙幣集積部jご搬出する搬出通路と、前記ドラム
を、前記紙幣集積部の前記開口部が、前記紙幣取引口、
前記搬入通路または前記搬出通路と連通ずるように、選
択的に回転させるドラム回転手段と、前記紙幣集積部に
設けられ、紙幣を前記紙幣集積部に受入れ可能で、かつ
、前記紙幣集積部から送出し可能な搬送手段とを備えた
紙幣処理装置により達成される。
本発明の好ましい実施態様においては、紙幣処理装置は
、紙幣の出金機構および入金機構を備えており、該紙幣
処理装置に紙幣を入金および出金可能に該紙幣処理装置
の内部と外部とを連通ずる紙幣入出金口と、該入出金口
近傍jご設けられ、前記紙幣処理装置j二回転可能に取
付けられた中心軸に取付けられたドラムであって、一方
に開口部を有し、該開口部より紙幣を集積可能に受け入
れ可能な紙幣集積部を備えたドラムと、前記入出金口を
経て入金された紙幣を収納する少なくとも一つの入金ボ
ックスと、出金すべき紙幣を収納する少なくとも一つの
出金ボックスと、前記ドラムの前記紙幣集積部から前記
入金ボックス内に紙幣を搬入する搬入通路と、前記出金
ボックス内に収納された紙幣を前記ドラムの前記紙幣集
積部に搬出する搬出通路と、前記搬入通路に進退可能で
、前記紙幣処理装置内に前記入出金口を経て入金され、
前記搬入通路を送られる入金紙幣を、搬入通路より受け
取り、前記搬出通路に送る搬出手段き、該搬出手段によ
る紙幣の送り部分より下流側の前記搬出通路に設けられ
、少なくとも紙幣の二重送り、金種および受け入れ可能
か否かを判別可能で、かつ計数0J能な判別手段と、前
記搬出通路の該判別手段の下流側より分岐し、該判別手
段により受け入れ不能と判別された入金紙幣を、前記搬
出通路より選択的に取jつ出すリジェクト手段と、該リ
ジェクト手段j二より取り出された紙幣を、前記紙幣処
理装置の外部:こ返却する返却口と、前記ドラムを、前
記紙幣集積部の前記開口部が、前記紙幣入出金口、前記
搬入通路または前記搬出通路と連通ずるようζこ、選択
的jご回転させるドラム回転手段と、前記紙幣集積部j
ご設けろれ、紙幣を前記紙幣集積部に受入れ可能で、か
つ、前記紙幣集積部から送出し可能な搬送手段とを備え
て構成されている。
本発明のさらに別の好ましい実施態様においては、紙幣
処理装置は、紙幣の出金機構を備えており、該紙幣処理
装置に紙幣を出金可能に該紙幣処理装置の内部と外部と
を連通ずる紙幣出金口と、該出金口近傍に設けられ、前
記紙幣処理装置に回転可能に取付けられた中心軸に取付
けられたドラムであって、一方に開口部を有し、該開口
部より紙幣を集積可能に受け入れ可能な紙幣集積部を備
えたドラムと、出金すべき紙幣を収納する少なくとも一
つの出金ボックスと、前記ドラムの前記紙幣集積部から
前記出金ボックス内に紙幣を搬入する搬入通路と、前記
出金ボックス内jこ収納された紙幣を前記ドラムの前記
紙幣集積部に搬出する搬出通路と、前記搬出通路に設け
られ、少なくとも紙幣の二重送りおよび金種を判別可能
な判別手段と、前記ドラムを、前記紙幣集積部の前記開
口部が、前記紙幣出金口、前記搬入通路または前記搬出
通路と連通ずるように、選択的に回転させるドラム回転
手段と、前記紙幣集積部に設けられ、紙幣を前記紙幣集
積部に受入れ可能で、かつ、前記紙幣集積部から送出し
可能な搬送手段とを備えて構成されている。
本発明のさらに他の好ましい実施態様においては、紙幣
処理装置は、紙幣の入金機構を備えており、該紙幣処理
装置に紙幣を入金可能に該紙幣処理装置の内部と外部と
を連通ずる紙幣出金口と、該紙幣出金口に入金された紙
幣を、前記紙幣処理装置内に搬入する搬入通路と、該搬
入通路に設けられ、少なくとも入金された紙幣が受け入
れ可能か否かを判別可能で、かつ計数可能な判別手段と
、前記搬入通路の該判別手段の下流側より分岐し、該判
別手段により受け入れ不能と判別された入金紙幣を、前
記搬入通路より選択的に取り出すリジェクト手段と、該
リジェクト手段により取り出された紙幣を、前記紙幣処
理装置の外部に返却する第1返却口と、該リジェクト手
段の下流側の搬入通路に連通可能な開口部を有し、該開
口部より前記搬入通路より紙幣を受け取り可能な紙幣集
積部を備え、前記紙幣処理装置に回転可能に取付けられ
た中心軸に取付けられたドラムと、該ドラムの前記紙幣
集積部内に収納された紙幣を、前記紙幣処理装置の外部
に返却可能な第2返却口と、入金された紙幣を収納する
少なくとも一つの入金ボックスと、前記ドラムの前記紙
幣集積部内に収納された紙幣を、前記入金ボックス内に
搬出する搬出通路と、前記ドラムを、前記紙幣集積部の
前記開口部が、前記搬入通路、前記第2返却口または前
記搬出通路と連通ずるように、選択的に回転させるドラ
ム回転手段と、前記紙幣集積部に設けられ、紙幣を前記
紙幣集積部に受入れ可能で、かつ、前記紙幣集積部から
送出し可能な搬送手段とを備えて構成されている。
発明の作用 本発明によれば、ドラムは、その紙幣集積部内に、紙幣
を集積状態で受け入れることができるとともに、紙幣集
積部の開口部を、紙幣を紙幣処理装置内に搬入する搬入
通路、紙幣を紙幣処理装置の内部から紙幣集積部に搬出
する搬出通路および紙幣処理装置の内部と外部とを連通
ずる取引口と連通させるように、ドラムを回転させるだ
けで、紙幣を紙幣処理装置の内部へ送出し、あるいは、
受取ることができ、したがって、従来に比し、紙幣処理
装置をきわめてコンパクトに構成することが可能になる
実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、詳
細に説明を加える。
第1図は、本発明の紙幣処理装置の実施例にかかる紙幣
出金機の全体概略図である。
第1図において、紙幣出金機1の出金口2の近傍には、
ドラム3が設けられ、ドラム3の下方には、第1出金ボ
ツクス4が、また、第1出金ボツクス4の下方;ごは、
第2出金ボンクス5が、それぞれ、紙幣出金機1に対し
て、水平方向に着脱可能に設けられている。第1出金ボ
ツクス4および第2出金ボツクス5には、あるかしめ、
出金すべき異なった金種の紙幣Bが集積状態で収納され
ており、出金時においては、複数のローラからなる紙幣
繰出し機構6によって、公知の方法で、1枚づつ繰り出
され、出金紙幣搬送通路7に送りこまれ、出金紙幣搬送
通路7に設けられた判別部8によって、出金紙幣の計数
および二重送りならびに金種の判別が行われ、ドラム3
に送りこまれるように構成されている。
ドラム3は、第2図に示されるように、一対の円板9.
9間に支持された底板10と押え板11により形成され
た紙幣集積部12を有しており、判別部8によって判別
された紙幣Bは、後jご詳述するようにして、紙幣集積
部12の開口部13より紙幣集積部12内に、集積状態
て受け入れろれる。ドラム3は、モータ14により駆動
される、後に詳述する歯車機構によって、紙幣出金機1
に回転可能に取付けられた中心軸15とともに回転可能
に形成されており、紙幣集積部12が、出金口2、出金
紙幣搬送通路7の出口および第1出金ボツクス4に設け
られた開口部16と、紙幣Bを受渡し可能に、対向し得
るように構成されている。
ドラム3は、紙幣集積部12の内部に紙幣Bが存在しな
いときには、つねに、紙幣集積部12が出金紙幣搬送通
路7の出口に対向した位置に位置するようになっている
。第1図に示されるように、第1出金ボツクス4は、2
つの部分に分割されており、紙幣繰出し機構6が設けら
れた側の部分は、出金すべき紙幣Bを収納する出金紙幣
収納部4aを構成し、他方、開口部16が設けられた側
の部分は、第1出金ボツクス4および/または第2出金
ボツクス5から、紙幣繰出し機構6によって繰り出され
、出金紙幣搬送通路7を搬送された紙幣Bが、判別部8
において、二重送りが発生したと判別され、あるいは、
例えば、第1出金ボツクス4より出金された紙幣Bの金
種が、第2出金ボツクス5に収納されている金種の紙幣
Bであった場合など、所定の金種と異なった金種の紙幣
Bが検出されたときに、その紙幣Bと、それまでに紙幣
集積部12に受:す入れられ、集積されていた紙幣Bと
を、紙幣集積部12より受け入れ、回収する紙幣回収部
4bを構成している。ここに、モータ14は、ドラム3
を時計方向または反時計方向に回転させる他、紙幣繰出
し機構6の駆動源として、また、出金紙幣搬送通路7に
沿って、紙幣Bを搬送させるための駆動源として作用す
る。
第3図および第4図には、紙幣集積部12が出金紙幣搬
送通路7の出口に対向した位置に位置している状態にお
けるドラム3の左側面図が示されており、説明の便宜上
、左側の円板9は省略されている。
第2図、第3図および第4図において、一対の円板9.
9は、紙幣Bの長手方向の長さよりやや長い間隔を置い
て対向するように平行に設けられ、複数のステー20に
より連結されており、紙幣集積部12の底板10は、円
板9.9に取付けられるとともに、紙幣集積部12の押
え板11は、対のガイド板21.21をその長手方向両
端部に有しており、各ガイド板21には、それぞれ、円
板9に設けられた軸22および23まわりに揺動可能に
取付けられた第1アーム24および第2アーム25が、
ビン26および27により、各ガイド板21が、ビン2
6および27まわりに回動可能に取付けられている。押
え板11は、紙幣集積部12の開口部13が、出金口2
に対向し、紙幣Bを紙幣集積部12から出金口2を経て
、紙幣出金機1外に出金するときには、後に詳述するカ
ム機構によって、第3図に示すように、底板10から離
れた位置に移動されて、保持され、他方、紙幣集積部1
2の開口部13が、出金紙幣搬送通路7の出口に対向し
、紙幣Bを受け入れる状態にあるとき、および、紙幣集
積部12の開口部13が、第1出金ボツクス4の紙幣回
収14bの開口部16に対向し、紙幣集積部12内:こ
集積された紙幣Bを、開口部16を経て、第1出金ボツ
クス4の紙幣回収部4 b内に回収するときには、カム
機構j−よって、底板lOに近接するように移動可能と
され、底lff1lOとの間:ご、紙幣Bを挟持し得る
ように構成されている。
また、紙幣集積部12の底板10の開口部13の近傍部
分には、開口部13から紙幣Bが受け入れやすいように
、押え板11と反対方向に傾斜する傾斜面10aが形成
されている。さろに、第2図ないし第4図には図示して
いないが、円板9.9の中心軸15は、紙幣出金機1に
固定された板部材に回転可能に支持されている。
紙幣集積部12の底板10の下方には、搬送ローラ軸2
8および29が、一対の円板9.9に、回転自在にかつ
中心軸15と平行に取付けられており、これらの搬送ロ
ーラ軸28および29には、それぞれ、2つのゴム製の
搬送ローラ30.31が固定されており、各搬送ローラ
30.31は、底板10に設(すられた複数の穴10b
より、底板10の上側表面より上方に突出するようりご
なっている。搬送ローラ30.31には、プーリ30a
131aが一体に設けられ、プーリ30a、31aに柾
は渡されたベルト32により、同一方向jご回転可能と
されている。搬送ローラ30.31は、紙幣集積部12
の開口部13が、出金紙幣搬送通路7の出口に対向して
いるときには、後に詳述する歯車機構により、高速で回
転させられ、すみやかに、紙幣Bを紙幣集積部12内部
に受け入れて集積し、他方、紙幣集積部12の開口部1
3が、第1出金ボツクス4の開口部16に対向し、紙幣
集積部12内に集積された紙幣Bを、開口部16を経て
、第1出金ボツクス4の紙幣回収部4bに回収するとき
には、歯車機構によって、低速で回転させられ、徐々に
紙幣Bを紙幣回収部4bに送り込むようになっている。
また、紙幣集積部12の開口部13が、出金口2に対向
し、紙幣集積部12内に集積された紙幣Bを、出金口2
を経て、顧客に出金する場合には、搬送ローラ30.3
1は回転しないように構成されてし)る。
また、紙幣集積部12の押え板11の上方には、一対の
L字状のレバー33.33が設けられており、各L・バ
ー33は、第1アーム24の揺動中心である軸22まわ
りに揺動自在に取付けられている。一対のレバー33の
中央部:こは、中実軸34が回転可能:二支持されてお
り、中実軸34は、方の円板9に形成された長孔35を
通り、外側に突出している。また、レバー33.33の
先端部には、それぞれ、押えローラ軸36が回転可能に
支持されており、押えローラ軸36のレバー33.33
の先端部近傍には、それぞれゴム製の押えローラ37.
37が固定されており、紙幣集積部12の押え板11に
設けられた2つの穴11b、11bより、押え板11の
下表面から下方に、紙幣集積部12内に突出可能になっ
ている。さらに、押えローラ軸36と、レバー33.3
3の中実軸34とは、それぞれの軸と一体的に形成され
たブー’J36aおよびプーリ34aに懸は渡されたベ
ルト38により互いに連結され、また中実軸34のブー
IJ 34 aおよび第1アーム24の軸22に回転可
能に形成されたブー!J22aとの間には、ベルト39
が懸は渡されて、中実軸34と軸22のブー’J22a
とが連結されている。また、第1アーム24の軸22に
は、プーリ22aと一体に回転する歯車40が軸支され
、歯車40は、回転自在に円板9の一方に取付けられた
軸41とともに回転可能な歯車42と噛合している。
押えローラ37.37は、紙幣集積部12の開口部13
が、出金紙幣搬送通路7の出口に対向し、紙幣Bを受け
入れる状態にあるとき、および、紙幣集積部12の開口
部13が、出金口2に対向し、紙幣Bを紙幣集積部12
から出金口2を経て、出金するときには、後に詳述する
カム機構により、第3図に示すように、底板lOから離
れた位置に移動され、保持されるが、紙幣集積部12の
開口部13が、第1出金ボツクス4の紙幣回収部4bの
開口部16に対向し、紙幣集積部12内に集積された紙
幣Bを、開口部16を経て、第1出金ボツクス4の紙幣
回収部4b内に回収するときには、カム機構j二より、
底板10に近接する位置に移動され、押え板11の穴1
1b、llbより紙幣集積部12内に突出し、底板10
に形成された複数の穴10bより突出して−1する搬送
ローラ30.31との間に、紙幣Bを挟持し、後jご詳
述する歯車機構により、低速で紙幣Bを、開口部16を
経て、第1出金ボツクス4の紙幣回収部4b内に送り込
むように構成されている。なお、第4図においては、説
明の便宜上、レバー33.33は省略されている。
第4図には省略されているが、第2図および第3図に示
されるように、紙幣集積部12の開口部13近傍および
紙幣集積部12の中央部近傍の底板10ならびに押え板
11には、紙幣集積部12内に紙幣Bが存在するか否か
を判定するためのフォトセンサ43が取付けられている
また、第2図に示されるように、左側の円板9には、切
り欠きよりなる3つの係止部44.44.44が形成さ
れており、後に詳述するように、紙幣処理装置1の本体
側に設けられたビンと係合することによって、紙幣集積
部12の開口部13の位置を、出金口2、出金紙幣搬送
通路7および第1出金ボククス4に設シナられた開口部
16と対向した位置に固定し、それぞれとの間で、紙幣
Bの受け渡しがなし得るようになっている。
第5図には、ドラム3、ドラム3の位置をその紙幣集積
部I2が出金紙幣搬送通路7の出口に対向するように規
制するドラム位置規制機構およびシャッター機構の左側
面図を示されており、第6図には、シャンク−機構の一
部背面図が示されている。
第5図および第6図において、ドラム3の中心軸15は
、一対の円板9.9の外側において、それぞれ紙幣出金
機1の本体に固定された一対の板部材50.50に回転
自在に取付けられ、さらに、板部材50.50の外側に
まで延びている。板部材50.50の外側の中心軸15
には、一対のシャッターアーム51.51が、揺動可能
に取付けられている。一対のシャッターアーム51.5
1は、それぞれ、円板9よりやや大きな回転半径を有し
、その先端部には、円板9の外周形状と一致した形状の
シャンク−板52が取付けられ、一対の円板9.9の外
側を、したがって、ドラム3の外部を覆ってし)る。第
5図および第6図においては、ドラム3の紙幣集積部1
2が、出金紙幣搬送通路7に対向した状態にあるので、
シャッター板52は、出金口2に対向する位置に位置し
ており、出金口2を閉じている。また、説明の便宜上、
第5図においては、板部材50.50は、想像線によっ
て描かれている。
各シャッターアーム51の中心軸15への取付部には、
その一端が板部材50に固定された引張りスプリング5
3が取付けられ、シャッターアーム51.51を、第5
図において、時計まわりに付勢している。また、紙幣出
金機1の本体に固定された一対の板部材50.50は、
ステー54により、互いに連結されており、ステー54
は、第5図において、シャッター板52の右縁に当接し
、引張りスプリング53により、シャッター板52が時
計まわりに回転することを阻止し、シャッター板52が
所定の位置に位置するように規制している。
さらに、第2図ないし第4図には図示されていないが、
第5図に示されているように、一対の円板9.9の外周
部には、ンヤッター押圧部材55.55が、突出するよ
うに設けられており、後述する歯車機構によって、ドラ
ム3が反時計まわりに回転させられたとき、シャッター
板52と当接して、シャッター板52を反時計まわりに
回転させることができるように構成されている。また、
対の板部材50.50には、その間を連結するロックア
ーム軸56が、回転自在に設けられており、ロックアー
ム軸56には、一対のシャッターロックアーム57.5
7が、揺動可能に取付けられ、シャッターロックアーム
57.570ロツクアーム軸56への取付部と一対の板
部材50.50の間には、スプリング58.58が取付
けられており、シャッターロックアーム57.57を、
第5図において、時計まわりに付勢している。各シャッ
ターロックアーム57の先端部には、切り欠きQ 部57aが形成されており、シャッター板52の左縁と
係合すること!ごよって、シャッター板52が反時計ま
わりに回転することを阻止している。
さらに、一対の円板9.9、の外側面の外周部近傍には
、解除ビン59.59が突設されており、後述する歯車
機構により、ドラム3が反時計まわりに回転させられた
とき、シャッターロックアーム57.57に形成された
傾斜面57b、D 7 bに当接して、シャッターロッ
クアーム57.57がロックアーム軸56まわりに反時
計まわりに揺動するように、これらを押しやり、シアン
クー板52の左縁とシャッターロックアーム57.57
の切り欠き部57aとの係合を解除して、シャッター板
52が反時計まわりに回転し得るように構成されている
以上のように、ドラム3は、ステー54およびシャッタ
ーロックアーム57.57により、シャッターアーム5
L51およびシャッター板520回転が規制されること
によって、通常は、その紙幣集積部12が出金紙幣搬送
通路7の出口に対向するように、その位置が規制されて
いる。
第7図は、ドラム3およびドラム位置検出機構の右側面
図である。
第7図に示されるように、右側の板部材50の外側に延
びた中心軸15には、作動板60が固定されており、板
部材50の外側面には、一対の発光器と受光器とをその
内部に備えた3つのフォトインクラブタロ1.62.6
3が取り付けられている。これらのフォトインクラブタ
ロ1.62.63は、ドラム3の紙幣集積部12が出金
紙幣搬送通路7に対向する位置にあるときは、作動板6
0がフォトインクラブタロ1内に位置して、発光器から
発せられた光を受光器が受光するのを妨げ、ドラム3の
紙幣集積部12が出金口2に対向する位置にあるときは
、作動板60がフォトインクラブクロ2内に位置して、
発光器から発せられた光を受光器が受光するのを妨げ、
さらに、ドラム3の紙幣集積部12が第1出金ボツクス
4の紙幣回収部4bに対向する位置ににあるときは、作
動板60がフォトインクラブタロ3内に位置(、て、発
光器かみ発せちれた光を受光器が受光するのを妨げるよ
うに、位置して、ドラム3の位置、すなわち、ドラム3
の紙幣集積部12の位置を検出するドラム位置検出機構
を構成している。
第8図は、ドラム3および板部材50の一部背面図、第
9図は、その右側面図であり、第8図および第9図1=
は、第2図に示されたドラム3の右側の円板9の外側j
こ設けろれ、押え板11、押えローラ37.37を移動
させるカム機構の詳細が示されている。
第8図および第9図において、右側の円板9と板部材5
0との間には、板状カム70.71が、それぞれ、中心
軸15まわりに回転可能なように、右側の板部材50に
固定され、第1アーム24の軸22の端部に揺動可能に
支持されたレバー72には、カムフォロア73が回転可
能に支持されるとともにL字状レバーの33.33の中
実軸34の端部には、カムフォロア74が回転自在に支
持されており、これらのカムフォロア73.74を、そ
れぞれ、板状カム70.71に沿って移動させることに
より、押え板11および押えローラ37.37を移動さ
せ得るように構成されている。すなわち、カムフォロア
73は、押え板11に加わる重力により生ずる軸22ま
わりの回転モーメントによって、常時板状カム70に回
転自在に当接しており、このため、押え板11は、つね
jこ、移動自由な状態にあり、ドラム3の回転にしたが
って、あるいは、底板lOから離れるように移動し、あ
るいは、底板10に近接するように構成されており、他
方、L字状レバー33.33の中実軸34に回転自在に
支持されたカムフォロア74は、その一端が一方の円板
9の外面に取付けられた引張りスプリング75により常
時、板状カム71に回転自在に当接し、ドラム3の回転
にともなう中実軸34の位置の変化にしたがって、押え
ローラ37.37を移動させるようになっている。第9
図は、ドラム3の紙幣集積部12が、出金紙幣搬送通路
7の出口に対向した位置にある状態が示されており、押
えローラ37.37は、底板10から離れた離間位置に
位置している。この状態から1.33 紙幣集積部12が、出金口2に対向する位置に回転する
ときは、カムフォロア73およびカムフォロア74は、
板状カム70および板状カム71に沿って、ともに自転
しつつ、時計方向jご回転し、押え板llおよび押えロ
ーラ37は、離間位置に保持され、他方、紙幣集積部1
2が、第1出金ボツクス4の紙幣回収部4b+ご対向す
る位置に回転するときは、カムフォロア73およびカム
フォロア74は、板状カム70および板状カム71に沿
って、ともに自転しつつ、反時計方向に回転し、押え仮
11および押えローラ37は、近接位置、すなわち、底
板10に接近した位置に移動するようになっている。
第8図、第9図およびドラム3の電気配線を示す斜視図
である第10図を参照すれば、ドラム3には、フォトセ
ンサ43を外部と電気的に接続するた杓のケーブル(図
示せず)を覆うコイルスプリング80を案内し、右側の
円板9とともに回転する円弧状のコイルスプリング案内
部材81が設けられている。コイルスプリング案内部材
81は、その外周が、円板9の外周よりわずかに半径方
向内側に位置するように、複数の連結部材82により、
右側の円板9に固定されている。第8図jこ示されるよ
うjこ、コイルスプリング案内部材81の外周には、溝
83が形成されており、この溝83内にコイルスプリン
グ80を収容することによって、コイルスプリング80
を案内するようになっている。
また、第9図および第10図に示されているように、コ
イルスプリング案内部材81の溝83を覆うように、そ
の一端がステー54に固定されたカバー板84が設けら
れるとともに、コイルスプリング案内部材81の一端部
近傍の円板9には、挿通孔85が設けられ、コイルスプ
リング案内部材81により案内されたコイルスプリング
80は、この挿通孔85より、ドラム3内に導かれ、コ
イルスプリング80に覆われたケーブルは、ドラム3の
紙幣集積部12に設けられたフォトセンサ43と接続さ
れている。コイルスプリング案内部材81の他端部近傍
には、カバー板84と間隔を置いて、案内板86が設け
られ、カバー板84と案内板86とにより、コイルスプ
リング80が、コイルスプリンタ案内部材81の溝83
内jご収容されるまでの部分:こおけるコイルスプリン
グ80の案内通路87を形成している。
したがって、ドラム3が回転するときには、コイルスプ
リング案内部材81もこれとともに回転するため、コイ
ルスプリング80は、あるいは、コイルスプリング案内
部材811ごよって案内通路87から引き出され、ある
いは、コイルスプリング案内部材81から案内通路87
へ送り出されるこ止になる。
第11図は、紙幣集積部12が出金紙幣搬送通路7の出
口に対向した状態におけるドラム3と出金紙幣搬送通路
7の出口部の左側面図であり、第12図は、第11図の
矢印X方向から見た一部側面図である。
第11図および第12図において、左側の円板9と板部
材50との間の中心軸15には、大径の太陽歯車90お
よび小径の太陽歯車91が、一体的にかつ中心軸15ま
わりに回転自在に設けられており、搬送ローラ30とと
もに回転する搬送ロラ軸28と、押えローラ37.37
と連動して回転する歯車40と噛合する歯車42ととも
:二回転する軸41が、中心軸15から等しい距離を置
いた位置に、それぞれ、円板9より板部材50側:こ突
出するように設けられ、これらの搬送ローラ軸28と軸
41には、それぞれ、大径の太陽歯車90と噛合し、こ
れらの軸28および41と一体的に回転する遊星歯車9
2.93が取付けられている。また、太陽歯車90およ
び太陽歯車9Iより板部材50側には、大径の歯車94
が、さらにその板部材50側には、広幅の歯車95が、
それぞれ中心軸15に回転自在に取付けられ、大径の歯
車94の周縁部近傍には、中心軸15と平行な軸96と
一体に回転可能で、かつ小径の太陽歯車9Iと噛合する
遊星歯車97および#i96と一体に回転可能で、かつ
広幅の歯車95と噛合する遊星歯車98が、それぞれ、
設けられている。
さらに、板部材50と円板90間には、第12図jご示
されるように、板部材50jご固定された側板99が設
けられ、また板部材50と側板99には、入力軸100
が回転自在に支持されており、その軸端に取付けられた
ブーIJ 101を介して、モータ14の駆動力が、入
力軸100jこ入力されるよう:ニなっている。入力軸
100には、大径の歯車94と噛合する互−)に歯数の
等しい小径の歯車102および小径の歯車103が固定
され、入力軸100とともに回転するように構成されて
いる。小径の歯車103は、入力軸100に揺動自在に
取付けられ、先端部にロックレバ−104を有するロッ
クアーム105に設けられた軸106まわりに回転可能
に支持され、広幅の歯車95に噛合する中間歯車107
と噛合可能に構成されている。
また、第11図に示されるように、広幅の歯車95の一
方の側面の外周部近傍には、周方向に所定の間隔を置い
て、複数の切り欠き95aが形成されており、いずれか
1つの切り欠き95aが、人力軸100に揺動自在に支
持されたロックアーム105のロックレバ−104と係
合可能なようになっている。ロックアーム105は、ソ
レノイド108により、入力軸100まわりに揺動可能
とされており、第11図において、ロックアーム105
を、時計まわりに揺動することにより、ロックレバ−1
04と切り欠き95aとの係合を解除するとともに、ロ
ックアーム105に設けられた軸106まわりに回転可
能に支持された中間歯車107を、広幅の歯車95と小
径の歯車+03の間に移動させ、これらと噛合させる。
第12図には、かかる状態が示されている。また、第1
I図において、ロックアーム105を、反時計まわりに
揺動することにより、ロックレバ−104と切り欠き9
5aとを係合させるとともに、中間歯車107を、広幅
の歯車95と小径の歯車103の間から移動させ、これ
らとの間の噛合状態を解除させる。第13図には、かか
る状態が示されている。このように、ロックアーム10
5を、入力軸100まわりに揺動させ、あるいは、ロッ
クレバ−104と切り欠き95aとの係合を解除すると
ともに、中間歯車107を、広幅の歯車95と小径の歯
車103と噛合させ、あるいは、ロックレバ−104と
切り欠き95aとを係合させるとともに、中間歯車10
7と、広幅の歯車95および小径の歯車103との噛合
状態を解除することにより、搬送ローラ30.31の回
転速度を高速と低速とに切換えることが可能となる。こ
こに、切り欠き95aが複数形成されているのは、広幅
の歯車95が回転し、いかなる位置にあるときでも、ロ
ックレバ−104を切り欠き95aと係合し得るように
するためである。
さらに、ドラムの左側の円板9の出金紙幣搬送通路7の
出口近傍の板部材50には、ピン109が取付けられ、
このビン109まわりに揺動可能にロックアーム110
が支持されており、ロックアーム110の先端部には、
ロックビン111が形成されるとともに、ロックアーム
110のほぼ中央部には、ソレノイド112が連結され
ている。
ロックアーム110は、ソレノイド112がオフしたと
き、第11図において、ピン109のまわりを時計まわ
りに揺動し、ロックピン111は、左側の円板9の外周
に設けられた係止部44の1つと係合して、トラム3が
所定の位置に保持されるようにし、他方、ソレノイド1
12がオンしたとき、第11図において、ビン109の
まわりを反時計まわりに揺動し、ロックピン111と係
止部44との係合が解除されるようになっている。
また、第5図および第11図に示されているように、紙
幣集積部12が出金紙幣搬送通路7に対向した位置に保
持されているときに、ロックピン111に係合する円板
9の係止部44の近傍の円板9の外面には、軸120と
この軸120まわりに揺動可能なロック部材121が設
けられ、ロック部材121の一端部は、ソレノイド11
2がオフされ、ロックアーム110のロックピン111
が、係止部44に係合するときに、ロックアーム110
のロックピン111により押圧される押圧片121aを
形成し、また、その他端部は、搬送ローラ軸28に取付
けられ、これと一体に回転する遊星歯車92に係合可能
な係合片121bを形成している。ロック部材121に
は、その一端が円板9に固定された引張りスプリング1
22が取付けられており、この引張りスプリング122
により、反時言1まわりに常時付勢されている。したが
って、ソレノイド112がオンし、ロックアーム110
のロックビン]11と係止部44との係合が解除された
ときは、係合片121bは、遊星歯車92に係合するた
め、搬送ローラ30.31は回転せず、専ら円板9.9
のみが回転することになり、他方、ソレノイド112が
オフし、ロックアーム110のロックビン111が係止
部44に係合するときは、ロックアーム110のロック
ビン111により、押圧片121aが押しやられて、係
合片121bと遊星歯車92との係合が解除され、搬送
ローラ30.31が回転するように構成されている。
さらに、第5図に示されているように、紙幣集積部12
が出金紙幣搬送通路7に対向した位置に保持されている
ときに、ロックビン111に係合する円板9の係止部4
4と、紙幣集積部12が第1出金ボツクス4の紙幣回収
部4bに対向した位置に保持されているときに、ロック
ビン111jこ係合する円板9の係止部44との間の円
板9の外面には、操作レバー123が、軸124まわり
に揺動可能に設けられている。操作レバー123の一端
部は、紙幣集積部12が第1出金ボンクス4の紙幣回収
部4b!ご対向した位置に保持されているときに、ロッ
クビン111に係合する円板9の係止部44の近傍に位
置し、ロックアーム110のロックビン111が係止部
44に係合するとき、ロックアーム110の口7クピン
111によって押圧される押圧片123aが形成されて
おり、紙幣集積部12が出金紙幣搬送通路7に対向した
位置に保持されているききに、ロックビンIllに係合
する円板9の係止部44の近傍に位置する他端部には、
爪123bが突設されており、この爪123bは、ロッ
ク部材12】の係合片121bの近傍で、その中心軸1
5側に位置している。したがって、紙幣集積部12が第
1出金ボツクス4の紙幣回収部4bに対向した位置にあ
るときに、ソレノイド112がオフし、ロックアーム1
10のロックビン111が係止部44jご係合するとき
は、ロックアーム110のロックビン111により、押
圧片123aが押しやちれて、操作レバー123は、軸
124のまわりに反時計方向に揺動し、操作レバー12
3の爪123bが、ロック部t、t 121の係合片1
21bを、ロック部材121が軸120まわりに時計方
向jこ揺動するように移動させ、ロック部材121の係
合片121bと遊星歯車92との係合を解除し、その結
果、搬送ローラ30.31が回転するようjニなってい
る。なお、125は、操作レバー123の揺動を所定の
ように規制するビンであり、円板9の外面に突設されて
いる。
第11図を参照すると、出金紙幣搬送通路7の出口とド
ラム3との間の上方には、羽根車130が、出金紙幣搬
送通路7を構成する複数対の搬送ベルト131の間に位
置するように設けられており、その羽根130aは、ゴ
ム、プラスチックなどの柔軟でかつ弾性を有する材料に
よって形成されている。羽根車130は、第11図にお
いて、時計方向に回転され、搬送ベル)131により挟
持されつつ搬送される紙幣Bの上面jこ、その羽根13
0aが屈曲しつつ当接し、紙幣Bの先端部が、ドラム3
の紙幣集積部12に送りこまれると、羽根130aは、
紙幣Bの後端部を持ち上げるよう!二作用する。したが
って、つねに、後続する紙幣Bの先端部は、羽根車13
0の羽根130aにより、先行する紙幣Bの後端部より
下方に案内され、後続する紙幣Bは、先行する紙幣Bの
下側に送り込まれて、紙幣集積部12内に集積されるよ
うになっている。
ここに、羽根車130の回転速度は、その羽根130a
が屈曲し、その回転半径が小さくなった場合にも、羽根
130aの先端部の速度が、搬送ベルト131による紙
幣Bの搬送速度以上になるように設定され、羽根車13
0が紙幣Bの搬送に対して抵抗とならないようにされて
いる。出金紙幣搬送通路7より紙幣集積部12内に送り
こまれた紙幣Bは、高速回転している搬送ローラ30お
D よび31によって、すみやかに、紙幣集積部12内jこ
収納され、集積される。
第14には、第12図および第13図jご示された歯車
機構の噛み合一1状態を示す模式図であるっ第14図j
こおし)で、歯車lの歯数をG、とすれば、人力軸10
0の回転数がn。の場合、大径の歯車94は、 nl  =−noXG102 /G94なる回転数によ
り回転することjこなるから、大径の歯車94は、歯車
9798を支持しつつ、回転数n1  て旋回する旋回
アームとしての機能を果たす。
他方、歯車107は、 n2=−no  XGI(13/Gll+?なる回転数
で、回転するようになっている。ここに、G + 02
 = G Io 3 である。
また、太陽歯車91およびこれと一体に回転する太陽歯
車90の回転数をN1  とすると、Nl= nl  
(1−Gst Gss/ G91 Gse)n 2  
・G + 07 G s s G s 7/ G s 
s G s a G s Iによって与えられる。ここ
に、N1  は、nl およびn2 と異符号となるよ
うに、各歯車の歯数が設定されている。
したがって、第11図において、ロックアーム105が
反時計まわりに揺動して、ロックレバ−104が、広幅
歯車95の切り欠き95aに係合し、かつ中間歯車10
7が、歯車103および広幅歯車95の間から移動し、
これらとの噛み合い状態が解除されたときには、n2=
0となるため、式(1)より、Nl はn、のみにより
定まる。
他方、第11図において、ロックアーム105が時計ま
わりに揺動して、ロックレバ−104と広幅歯車95の
切り欠き95aとの係合が解除され、かつ中間歯車10
7が、歯車103および広幅歯車950間に移動して、
これらとの噛合したときには、n2はゼロではなく、し
たがって、太陽歯車90.91の回転数N、の絶対値は
、大きくなる。
すなわち、中間歯車107と広幅歯車95が噛み合った
状態では、回転n2が入力されるため、回転数N1 の
絶対値は大きくなり、太陽歯車90.91は、高速で、
歯車94および歯車107と反対向きに回転することj
こなる。
紙幣集積部12が出金紙幣搬送通路7の出口に対向して
、円板9の係止部44jこ、ロックアーム110のロッ
クビン111が係合し、円板9、すなわち、トラム3の
回転がロックされた状態では、ロックビン111によっ
て、ロック部材121の押圧片121aが押圧され、o
 、7り部材121の係合片121bと遊星歯車92と
の係合が解除されるため、太陽歯車90の回転は、遊星
歯車92および93の回転に変換され、遊星歯車92お
よび93は、それぞれ、次式で示される回転数N2N3
 で回転する。
N2 = N +  X G90 / G92    
  (2)N3=NIXG9゜/Gs3”””””””
””(3ンここに、太陽歯車90.91の歯数は、遊星
歯車92.93の歯数より多いから、N2 、N3 は
つねにN1  より大きくなる。
したがって、搬送ローラ軸28は、回転数N2で回転し
て、搬送ローラ軸28に取付けられた搬送ローラ30を
回転させ、また、搬送ローラ30と搬送ローラ31とそ
れぞれ一体に形成されたプーリ30aおよびプーリ30
bには、ベルト32懸は渡されているため、搬送ローラ
31もまた、回転させられる。ここに、ブーIJ 30
 aおよびブー リ30 bの径は同一に設定されてい
るので、搬送ローラ30.31は、等速度で回転する。
また、軸41は、回転数N3で回転し、歯車42、歯車
4G、プーリ22a5ベルト39、プーリ34a。
ベルト38およびブー!J36aを介して、押えローラ
37.37が回転させられる。ここに、押えローラ37
.37の周速が、搬送ローラ30および31の周速と等
しくなるように、遊星歯車92並びに遊星歯車93の歯
数、ブー’J30a並びにブー930bの径、歯車42
並びに歯車40の歯数、およびブー’J22a、ブーI
J34a並びにプ!J36aの径が設定されている。ま
た、この状態においては、n2はゼロではないから、回
転数N1 の絶対値は大きい値をとることになり、した
がって、搬送ローラ30.31および押えローラ37.
37は、等しい高速度で回転する。ただし、押えローラ
37.37は、離間位置、すなわち、底板10と:ま離
れた位置に位置しているので、出金紙幣搬送通路7より
紙幣集積部12jこ送りこまれた紙幣Bは、搬送ローラ
30、搬送ローラ31により、高速で、紙幣集積部12
内に取りこまれ、集積される。
これに対して、円板9の係止部44に、ロックアーム1
10のロックピン111が係合していない状態、すなわ
ち、ドラム3の紙幣集積部12の開口部13がその位置
を変える必要があるため、一対の円板9.9が回転可能
な状態にあるときには、ロック部材121の係合片12
1bが、遊星歯車92に係合するため、搬送ローラ軸2
8および軸41の回転は阻止され、ドラム3の円板9.
9の中心軸15が、回転数N1 で回転し、したがって
、ドラム3の円板9.9は低速で回転し、その位置を変
える。
また、紙幣集積部12が、第1出金ボツクス4の開口部
16に対向し、ロックアーム110のロックピン111
が、円板9の係止部44に係合して、ドラム3の回転を
阻止するとともに、操作レバー123の押圧片123a
をロックピン111が押圧して、その爪123bによっ
て、D ンク部材121の係合片121bと遊星歯車9
2との係合を解除したときには、搬送ローラ軸28は、
回転数N2 で、また、軸41は、回転数N3 て、そ
れぞれ回転するが、n2 がゼロであるので、N1の絶
対値は小さくなり、したがって、式(2)および(3)
により得られる回転数N2 およびN3  も小さくな
るから、搬送ローラ30、搬送ローラ31および押えロ
ーラ37.37は、紙幣Bを紙幣集積部12内に取り込
む場合に比して、低速で回転する。
−例として、各歯車の歯数をつぎのように設定し、入力
軸100の回転数n。=495rpmとすると、 Gso”58 G9.−25 Gl=  2 0 G、3=20 Gs==60 G9S=26 G、7”16 Gss=ID G102  ”  2 0 G103  =  2 0 G107  = 2 0 搬送ローラ30.31および押えローラ37は、紙幣集
積部12が出金紙幣搬送通路7の出口に対向している紙
幣Bの紙幣集積部12内への取り込み時には、1277
rpmで高速回転し、他方、紙幣集積部12が第1出金
ボツクス4の開口部16に対向している紙幣Bの紙幣回
収部4b内への回収時には、52.3rpmで低速回転
する。また、ドラム3が紙幣集積部12の向きを変える
ために回転するときは、ドラム3は、18.04rpm
の低速で自転し、紙幣集積部12は、あるいは、出金紙
幣搬送通路7の出口に、あるいは、出金口2に、あるい
は、第1出金ボツクス4の開口部16に、対向した状態
に、その位置を変更される。
以上のように構成された本発明の実施例に係る紙幣出金
機1においては、作動板60が、フォトインクラブタロ
1内に位置して、発光器から発光された光を遮って、フ
ォトインクラブタロ1がオフされたときには、図示しな
い制御手段は、ドラム3の紙幣集積部12が、出金紙幣
搬送通路7の出口に対向していると判定し、ソレノイド
112をオフする制御信号を出力するとともに、ソレノ
イド108をオンする制御信号を出力する。その結果、
ソレノイド112がオフされて、ロックピン1.11が
、円板の外周に形成された係止部44と係合し、ロック
部材121の押圧片121aを押圧して、ロック部材1
21の係合片121bと遊星歯車92との係合を解除し
、さらには、ソレノイド108がオンされて、広幅歯車
95と歯車107とが係合する。また、押え板11は、
カムフォロア73が、板状カム70に自重で接触するた
め、第、1図jこ示される近接位置から、第3図に示さ
れる離間位置に移動可能な状態にあり、他方、押えロー
ラ37.37は、カムフォロア74が、第9図の位置:
こあるため、底板かろ離れた離間位置に保持される。さ
らに、この状態では、ン丁ツタ板52は、ステー54お
よび/1ツタロックアーム57!こより、出金口2を閉
じる位置に固定されている。
このような状態で、モータ14より駆動力が、プーリ1
01に人力されると、大径の歯車94および広幅歯車9
5がともに回転し、太陽歯車90.91は、式(1)に
より算出される回転数Nl で回転する。この場合、n
2はゼロではないから、太陽歯車90.91の回転数N
l の絶対値は大きな値をとることになる。また、遊星
歯車92とロック部材121の係合片121bとの係合
は解除されているから、搬送ローラ軸28は、式(2)
により算出される回転数N2て、また、軸41は、式(
3)により算出される回転数N3 で、それぞれ回転し
、その結果、前述のように、第3図、第4図および第1
1図において、搬送ローラ30、搬送ローラ31は反時
計方向に、押えローラ37.37は時計方向に高速で回
転する。
したがって、出金紙幣搬送通路7より紙幣集積部12に
送り出された紙幣Bは、底板lOの傾斜部10aに沿っ
て滑りながら、紙幣集積部12内へ送ろれ、搬送ローラ
30.31に接触すると、搬送ローラ30.31により
、高速で、紙幣集積部12内に収納される。また、前述
のように、出金紙幣搬送通路7より送り出された紙幣B
の後端は、羽根車130の羽根130aによって、持ち
上げられ、その状態で、次の紙幣Bが、送り込まれるか
ら、つねに、後続する紙幣Bは、先行する紙幣Bの下側
に送り込まれて、紙幣集積部12内に集積される。ここ
に、押え板11は、移動自由な状態にあるから、紙幣集
積部12内へ収納、集積された紙幣Bにより、徐々に押
し上げられ、第4図に示す位置から第3図に示す位置に
移動する。
こうして、判別部8が、所定の枚数の紙幣Bが紙幣集積
部12に送り込まれたことを検出すると、紙幣Bの収納
、集積操作は完了する。
このようにして、紙幣集積部12内jこ紙幣Bが収納さ
れ、集積されると、制御手段は、出金信号を出力し、ド
ラム3は、その紙幣集積部12が、出金口2に対向する
位置に回転される。
すなわち、ソレノイド112がオンされ、口・ツクr−
ムllOのロ、lクビン111と円板9の係止部44と
の係合が解除される。したがって、ロック部材121の
押圧甲121aは、口・ンクビン111より押圧されな
くなり、ロック部材121は、その軸120まわりに反
時計まわりに揺動して、係合片121bが、遊星歯車9
2に係合し、その回転を阻止するようになる。同時に、
ソレノイド108がオフされ、ロックアーム105が反
時計まわりに揺動されて、ロックレノ<−104と広幅
歯車95の切り欠き95aとが係合し、広幅歯車95の
回転が阻止される。
この状態で、モータ14より駆動力が、プーリ101に
入力されると、広幅歯車95の回転が阻止されているた
め、n2 はゼロであり、したがつて、太陽歯車90.
91は、式(1)で求められる低回転数N、で回転する
が、遊星歯車92の回転が阻止されているため、この太
陽歯車90.91の回転にともない、ドラム3が低回転
数N1  て回転し、ドラム3は、第3図に示す状態か
ら、その紙幣集積部12が、出金口2に対向する位置ま
で、反時計方向に回転する。
このドラム3の回転にともなって、一対の円板9.9の
りi側面の外周部近傍に突設された解除ピン59.59
が、シマッターロツタアーム57.57に形成された傾
斜面57b、57bに当接して、シャッターロックアー
ム57.57がロックアーム軸56まわりに反時計方向
に揺動するように、これらを押しやり、シャッター板5
2の第5図における左縁とシャッターロックアーム57
.57の切り欠き部57aとの係合を解除するため、シ
ャッター板52が中心軸15まわりに反時計方向に揺動
し得るようになり、他方、一対の円板9.9の外周部に
設けられたシャッター押圧部材55.55が、シャッタ
ー板52の第5図における右縁に当接し、引張りスプリ
ング53の引張力jご抗して、シャッター板52を、第
5図にお゛、)で、中心軸15まわりに反時計方向に回
転させる。このため、ドラム3の紙幣集積部12が出金
口2に対向した状態では、シャッター板52は、出金口
2を覆う位置かみ退避し、紙幣集積部12は、紙幣出金
機lの外部ζこ霧出するよう?どなる。
他方、押え板11は、第1アーム24の軸22まわりの
回転モーメントにより、底板10と、さらに離れた位置
に移動されて、保持され、また、押えローラ37.37
は、カムフォロア74は、第9図において、板状カム7
1に沿って、自転しつつ、時計方向に回転するが、中心
軸15との距離は、この回転によってもほとんど変化し
ないように、板状カム71の形状が定められているため
、底板10と離れた離間位置に保持される。
第15図は、このように、ドラム3の紙幣集積部12が
、出金口2に対向した位置に位置した状態を示している
。この状態は、フォトインタラプタ62により、検出さ
れ、図示しない制御手段によって、モータ14が停止さ
れるとともに、ソレノイド112がオフして、ロックア
ーム110のロックビン111(!:円板9の係止部4
4とを係合させ、ドラム3を第15図の位置に固定する
こうして、顧客により、紙幣集積部12内の紙幣Bがす
べて取り出され、フォトセンサ43が紙幣集積部I2内
jご紙幣Bがなくなったことを検出すると、制御手段は
、フォトインクラブタロ1が、紙幣集積部12が出金紙
幣搬送通路7の出口に対向した位置に復帰したことを検
出するまで、モータ14を逆回転させる。こうして、紙
幣集積部12が出金紙幣搬送通路7の出口に対向した位
置に復帰すると、シャッター板52は、再び、出金口2
を閉じ、紙幣出金機1の内部と外部とは、シャッター板
52により遮断される。
判別部8が、出金紙幣Bの異常を検出しないかぎり、以
上の紙幣集積部12への紙幣Bの収納、集積動作および
紙幣集積部12から出金口2への紙幣Bの出金動作が繰
り返される。
紙幣判別部8が、第1出金ボツクス4および1または第
2出金ボツクス5より送り出された紙幣已につき、二重
送りあるいは予定していた金種と異なった金種の紙幣B
を検出するなどの異常を検出したときにニーi、異常信
号が図示しない制御手段に送られ、制御手段は、この異
常信号jこしたがって、異常と判定された紙幣Bが、紙
幣集積部12内:こ集積された後、第1出金ボツクス4
の紙幣回収部4bへの回収動作を開始させる。
すなわち、ソレノイド112をオンすることによって、
ロックアーム110のロックピン111と円板9の係止
部44との係合を解除して、ドラム3を回転可能な状態
とし、同時に、ロック部材121の押圧片121aを、
ロックビン111が押圧しないようにして、係合片12
1bを遊星歯車92に係合させる。さらに、ソレノイド
108をオフして、ロックレバ−104と広幅歯車95
の切り欠き95aとを係合させ、広幅歯車95の回転を
阻止しつつ、モータ14によって、ドラム3を、その紙
幣集積部12が、第1出金ボツクス4の紙幣回収部4b
に対向する位置まで回転させる。このドラム3の回転に
ともない、カムフォロア73およびカムフォロア74は
、それぞれ、板状カム70および板状カム71に沿って
、第9図において、反時計方向に、自転しつつ回転し、
押え板11は、第1アーム24の軸22まわりの回転モ
ーメントによって、底板10に接近し、また、押工ロー
ラ37.37もまた、カムフォロア74の移動により底
板10に接近するように移動して、搬送ローラ30.3
1との間に紙幣Bを挟持する。
こうして、第16図に示すように、紙幣集積部12が下
方を向き、第1出金ボツクス4の紙幣回収部4bに対向
するまで、ドラム3が回転したことを、フォトインタラ
プタ63が検出すると、ソレノイド112はオフされ、
ロックアーム110のロックビン111と円板9の係止
部44とが係合し、ロックピン111によりロック部材
121の押圧片121aが押圧されて、係合片121b
と遊星歯車92の係合が解除され、遊星歯車92および
遊星歯車93は回転する。
しかし、この状態では、広幅歯車95は、ロッファーム
105のロックレバ−104によりロックされているた
め、n2 はゼロであり、したがって、式(1)により
算出される回転数N1 の絶対値は小さい値をとること
になり、式(2)および(3)!こより算出される遊星
歯車92、遊星歯車93の回転数N2、N3 も小さ゛
、)値となり、したがって、遊星歯車92および遊星歯
車93は、逆回転しているモータ14により低速で回転
され1、搬送ローラ30.31および押えローラ37.
37は、その間に挟持した紙幣Bを低速で、開口部16
を経て、第1出金ボツクス4の紙幣回収部4bに回収す
る。
こうして、紙幣集積部12内の紙幣Bがすべて紙幣回収
部4bに回収されたことを、フォトセンサ43が検出す
ると、再び、ソレノイド112をオンし、モータ14を
順回転させ、ドラム3を、その紙幣集積部12が出金紙
幣搬送通路7の出口に対向する位置に復帰させる。
本実施例によれば、ドラム3のみによって、出金紙幣B
を紙幣集積部12内に集積するとともに、紙幣集積部1
2が、出金口2に対向するように、回転することによっ
て、紙幣Bの出金を、また、紙幣回収部4bに対向する
ように、回転することによって、回収すべき紙幣Bの回
収をおこなうことができ、したがって、紙幣Bの搬送通
路を切換える手段を、紙幣集積部12と別個jこ設ける
必要がなく、また、搬送通路切換え手段までの搬送通路
が不要になるから、紙幣出金機1をコンパクトに構成す
ることが可能になる。
第17図は、本発明の別の実施例を示す紙幣の入出金機
の全体概略図である。
第17図に示された紙幣の入出金機201は、紙幣Bの
入金機能と出金機能とを併せて有しており、紙幣Bを入
出金機201内に受け入れるとともに、入出金機201
内より紙幣Bを出金する入出金口202の近傍には、ド
ラム203が設けられている。また、214は、駆動源
であるモータである。
ドラム203は、前記実施例におけるドラム3と同一の
構造を有しているため、その構造は、第17図では省略
されており、また、出金時の動作も、前記実施例と全く
同一である。すなわち、出金ボックス205にあらかじ
め収納された紙幣Bは、紙幣繰出し機構206によって
、出金ボックス205かろ、1枚づつ取り出され、紙幣
搬送通路207を経て、紙幣判別部208 E送ろれ、
二重送りや、所定の金種との不一致などの異常があるか
否かが判定され、異常が検出されないときは、紙幣搬送
通路207の出口に対向した位置に位置しているドラム
203の紙幣集積部212内に、前記実施例と同様にし
て、送り込まれて集積され、次いで、ドラム203の紙
幣集積部212が入出金口202に対向する位置まで、
ドラム203が回転され、前記実施例と全く同様にして
、紙幣集積部212内に集積されている紙幣Bが入出金
口202より、顧客に払出される。他方、紙幣判別部2
08が、異常を判定したときは、異常と判定された紙幣
Bが、紙幣集積部212に集積された後、前記実施例と
同様に、ドラム203は、その紙幣集積部212が下方
を向く位置まで回転され、紙幣Bの回収がなされる。た
だ、本実施例にかかろ紙幣入出金機201は、さらに入
金機能を有しているため、ドラム203の下方には、入
金紙幣Bを処理する紙幣入金機構300と入金紙幣Bを
収納する入金ボックス204が設けろれており、紙幣B
は、紙幣入金機構300を経て、入金ボックス204内
に回収されるようになっている。
入金時においては、ドラム203は、その紙幣集積部1
2が入出金口202に対向した位置に位置し、入金され
た紙幣Bを、紙幣集積部212内に集積した後、紙幣集
積部212が下方を向くように、ドラム203を回転し
、ドラム203の下方に設けられた紙幣入金機構300
に、紙幣Bを送り出す。
紙幣入金機構300は、はぼ鉛直方向に紙幣Bを搬送可
能に設けられたエンドレスベルト301とエンドレスベ
ルト301に沿って設けられた複数の搬送ローラ302
を備えており、また、ローラ303.304に懸架され
たエンドレスベルト305よりなり、ローラ303まわ
りに揺動可能な分岐搬送ベルト306、分岐搬送ベルト
3066.5 より送り出される紙幣Bをその上に載置する載置板30
7および載置板307上jご載置された紙幣Bを、−枚
づつ、紙幣搬送通路207を経て、紙幣判別部208:
こ送る複数のローラからなる紙幣分離手段308を有し
でいる。
このようj二構成された紙幣入出金機201においては
、紙幣の入金時には、ドラム203の紙幣集積部212
に集積された紙幣Bは、紙幣集積部212かみ、紙幣入
金機構300のエンドレスベル)301と搬送ローラ3
02の間に送り出されるが、この状態では、分岐搬送ベ
ルト306は、ローラ304とエンドレスベルト305
が、エンドレスベルト301と搬送ローラ302の間の
紙幣搬送経路内に位置するように揺動されており、エン
ドレスベルト301と搬送ローラ302とにより挟持さ
れつつ搬送されてきた紙幣Bは、分岐搬送ベルト306
のエンドレスベル)305上1.m導かれて、載置板3
07上に載置される。こうして、載置板307上に載置
された紙幣Bは、紙幣分離手段308により、1枚づつ
、紙幣搬送通路207に送られ、さらに、紙幣判別部2
08により、入金紙幣Bの計数がおこなわれるととも!
ご、真正な紙幣か偽造紙幣かが判定され、偽造紙幣と判
定されたときは、振り分jす手段309により、公知の
方法で、真正な紙幣上分離されて、紙幣返却口310へ
送られ、顧客に返却される。他方、真正な紙幣と判定さ
れたときには、紙幣搬送通路207の出口に対向した位
置に位置して′、)るドラム203の紙幣集積部212
内ビご、前記実施例j=おける出金紙幣Bの紙幣集積部
12内への集積動作と同様にして、送られ、集積される
。その後、公知のように、入金額が表示され、顧客より
入金指令があったときは、紙幣集積部212内に集積さ
れた紙幣Bは、入金ボックス204に送られ、他方、返
却指令があったときには、ドラム202の紙幣集積部2
12内に集積された紙幣Bは、入出金口202より顧客
に返却される。すなわち、顧客より入金指令があったと
きは、ドラム203は、その紙幣集積部212が、下方
に向くように、すなわち、紙幣入金機構300に対向す
る位置に、回転され、紙幣集積部212内:こ集積され
た紙幣Bは、再び、エンドレスベルト301と搬送ロー
ラ302とにより挟持されつつ搬送される。ここに、顧
客より入金指令があったときは、分岐搬送ベル)306
は、ローラ304とエンドレスベル)305が、エンド
レスベルト301ト1lI)送ローラ302の間の紙幣
搬送経路かろ退避するように揺動されており、したがっ
て、紙幣Bは、入金ボックス204の開口部216を経
て、入金ボックス204内に収納される。他方、顧客よ
り返却指令があったときは、ドラム203は、その紙幣
集積8212が、入出金口202に対向する位置に、回
転され、前記実施例における出金動作と同様にして、ド
ラム203の紙幣集積部212内に集積された紙幣Bは
、外部に取り出される。
本実施例によれば、ドラム203のみにより、入金紙幣
Bおよび出金紙幣Bを紙幣集積部212内に集積状態で
収納し得るとともに、紙幣入金機構300に、紙幣集積
部212が対向するように、ドラム203を回転するこ
とにより、入金すべき入金紙幣Bの入金および回収すべ
き出金紙幣Bの回収をおこなうことができ、また、ドラ
ム203の紙幣集積部212が入出金口202に対向す
るように、ドラム203を回転することにより、返却す
べき入金紙幣Bを顧客に返却することができるかろ、入
金紙幣Bの搬送通路を切換える切換え手段および出金紙
幣Bの搬送通路を切換える切換え手段を、紙幣集積部2
12と別個に設ける必要はなく、また、これら搬送通路
切換え手段までの搬送通路が不要になるから、紙幣入出
金機201をコンパクトに構成することが可能になる。
第18図は、本発明の他の実施例を示す紙幣の入金機の
全体概略図である。
第18図において、紙幣入金機401は、紙幣Bを入金
する入金口402をその上部に有しており、入金口40
2の近傍には、入金口402から入金された紙幣Bを載
置する載置板5D7および載置板507上に載置された
入金紙幣Bを1枚づつ分離して、紙幣搬送通路407に
送り込む図示しない紙幣分離送り機構が設けられている
。紙幣分離送り機構により、紙幣搬送通路407に送り
込まれた入金紙幣Bは、判別部408によって、入金額
の計数がなされるととも;ご、真正な紙幣か偽造紙幣か
など、受け入れ可能か否かが判定され、受け入れ不能と
判定された紙幣Bは、振り分は手段509により、公知
の方法で、第1紙幣返却口510−\送ろれて、顧客に
返却され、他方、受け入れ可能と判定された紙幣Bは、
ドラム403の紙幣集積部412内に送られる。ドラム
403の構造は、第1図ないし第16図に示された実施
例と同一であるので、第18図においては省略されてい
る。また、414は、駆動源であるモータである。
入金時においては、ドラム403は、その紙幣集積部4
12が、紙幣搬送通路407の出口に対向する位置に位
置しており、第1図ないし第16図に示された実施例に
おける出金紙幣Bの紙幣集積部12への集積動作とまっ
たく同様にして、入金紙幣Bは、紙幣集積部412内に
受け入れられ、集積される。集積後、公知のように、入
金額が表示され、顧客より入金指令があったときは、ド
ラム403は、その紙幣集積部412が、下方に向くよ
うに、すなわち、ドラム403の下方に位置する入金ボ
ックス404の開口部416に対向するように回転され
、紙幣集積部412内に集積された入金紙幣Bは、第1
図ないし第16図に示された実施例;こおける紙幣Bの
紙幣回収部4bへの回収とまったく同様にして、入金ボ
ックス404内に収納される。他方、顧客より、返却指
令があったときは、ドラム403に対して、前記第1図
ないし第16図に示した実施例におけるドラム3と出金
口2の位置関係と同じ位置関係に設けられた第2紙幣返
却ロ610に、紙幣集積部412が対向する位置に、ド
ラム403は回転され、前記第1図ないし第16図に示
した実施例における出金紙幣Bの出金と全くく同様にし
て、第2紙幣返却ロ610より、顧客に返却される。
本実施例によれば、ドラム403のみにより、入金紙幣
Bを紙幣集積部412内に集積状態で収納し得るととも
に、入金ボックス204に、紙幣集積部212が対向す
るように、ドラム403を回転することにより、入金す
べき入金紙幣Bの入金をおこなうことができ、また、ド
ラム403の紙幣集積部412が、第2紙幣返却ロ61
0に対向するよう:こ、ドラム403を回転することに
よって、返却すべき入金紙幣Bを顧客に返却することが
できるかみ、入金紙幣Bの搬送通路を切換える切換え手
段を、紙幣集積部412と別個に設ける必要がなく、ま
た、搬送通路切換え手段までの搬送通路が不要になるか
ろ、紙幣入金機401をコンパクトに構成することが可
能になる。
以上、実施例に基づいて詳細に説明を加えたように、本
発明によれば、よりコンパクトで簡易な構成の入金機構
および/または出金機構を備えた紙幣処理装置を得るこ
とが可能になる。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことはいうまでもない。
たとえば、前記実施例においては、ドラム3.203.
403の回転が開始すべき時に、ソレノイド112はオ
ンし、ロックアーム110のロックピン111と一方の
円板9の係止部44との係合を解除して、ドラム3.2
03.403を回転可能とし、所定の位置にまで回転し
た時点て、オフして、ロックアーム110のロックピン
111と円板9の係止部44とを係合させているが、ド
ラム3.203.403の回転を開始すべき時に、ソレ
ノイド112をオンさせ、ロックピン111と円板9の
係止部44との係合を解除し、ドラム3.203.40
3が回転を始めた後、所定の位置まで回転する前に、オ
フさせるようにしてもよい。
また、前記第1図ないし第16図に示された実施例にお
いては、出金ボックス4.5は2つ設けられ、また、前
記第17図に示された実施例においては、出金ボックス
205は1つしか設けられていないが、出金ボックスの
数は任意であり、出金のために必要な数の金種に対応す
る数の出金ボックスを設けてもよいことはもとよりであ
る。
さちに、前記実施例においては、入金ボックス20.4
.404は、それぞれ、1つしか設けられていないが、
入金紙幣Bの金種を判別し、金種毎に、別の入金ボック
スに入金紙幣Bを収納するようにしてもよいし、また、
特定の金種の紙幣Bのみを別の入金ボックスjご収納す
るようにしてもよい。
発明の効果 本発明jごよれば、出金機構および/または入金機構を
備えた紙幣処理装置を、よりコンパクトに構成すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかる紙幣出金機の全体の
メカニズムを示す概略図である。 第2図は、本発明の実施例にかかる紙幣出金機に用いら
れたドラムの斜視図である。 第3図は、第2図のドラムの左側面図であり、左側の円
板が取り外された状態が示されている。 第4図は、第3図と同じく、左側の円板が取り外された
状態のドラムの左側面図であり、押え板が底板に近接し
た状態を示している。 第5図は、ドラム、ドラム位置規制機構およびシャッタ
ー機構の左側面図である。 第6図は、ンヤソクー機構の一部背面図であるっ第7図
は、ドラムおよびドラム位置検出機構の右側面図である
わ 第8図は、ドラムおよび板部材の一部背面図であり、カ
ム機構の詳細が示されている。 第9図は、ドラムおよび板部材の右側面図である。 第10図は、ドラムの電気配線を示す斜視図である。 第11図は、ドラムと出金紙幣搬送通路の出口部の左側
面図である。 第12図は、ロックレバ−と広幅の歯車の切り欠きとの
係合が解除された状態を示す第11図の矢印X方向から
見た一部側面図である。 第13図は、ロックレバ−と広幅の歯車の切り欠きとが
係合している状態を示す第11図の矢印X方向から見た
一部側面図である。 第14図は、歯車機構の噛み合い状態を示す模式図であ
る。 第15図は、第2図のドラムの紙幣集積部が出金口に対
向した状態の左側面図であり、左側の円板が取り外され
た状態が示されている。 第16図は、第2図のドラムの紙幣集積部が紙幣回収部
!二対向した状態の左側面図であり、左側の円板が取り
外された状態が示されている。 第17図は、本発明の実施例にかかる紙幣入出金機の全
体のメカニズムを示す概略図である。 第18図は、本発明の実施例にかかる紙幣入金機のの全
体のメカニズムを示す概略図である。 1 紙幣出金機、   2 出金口、 3 ドラム、 4 第1出金ボツクス、 4a 出金紙幣収納部、4b 紙幣回収部、5 第2出
金ボツクス、 6 紙幣繰出し機構、 7 出金紙幣搬送通路、8 判別部、 9一対の円板、   lO底板、 10a  底板の傾斜面、10b  底板の穴、11 
押え板、     llb  押え板の穴、12 紙幣
集積部、 13 紙幣集積部の開口部、 14 モータ、     15 中心軸、16 第1出
金ボツクスの開口部、 20 ステー     21 ガイド板、22 第1ア
ームの軸、23 第2アームの軸、24 第1アーム、
  25 第2アーム、26 第1アームの取付ピン、 27 第2アームの取付ピン、 28.29 搬送ローラ軸、 30.31 搬送ローラ、 30a  、  30b    ブー リ 、32 ベ
ルト、    33−、− L字状レバー34 レバー
の中実軸、 34a  プーリ、    35 長孔、36 押えロ
ーラ軸、  36a  プーリ、37 押えローラ、 
  38.39 ベルト、40.42 歯車、  4I
 釉、 613 フォトセンサ、  44 係止部、50 成部
材、 pi  ン丁、5・ターアーム、 52−□、・ター毀、 53 引張りスプリング、 4う4 ステー 55 ン□、ツター押圧部材、 56 [フックアーム軸、 57 ン丁ンター口、クアーム、 58 スプリング、   59 解除ビン、60 作動
板、 61.62.63 フォトインクラブタ、70.71 
板状カム、72 レバー 73.74 カムフォロア、 75 引張りスプリング、 80 コイルスプリング、 81 コイルスプリンタ案内部材、 82 連結部材、 83 コイルスプリング案内部材の溝、84 カバー板
、    85 挿通孔、86 案内板、    87
 案内通路、90 大径の太陽歯車、 91 小径の太陽歯車、 92.93.9798 遊星歯車、 94 大径の歯車、   95 広幅の歯車、96 軸
、      99 側板、 100 人力軸、    101  プーリ、102.
103 小径の歯車、 104 ロックレバ−105ロックアーム、106  
軸、      107 中間歯車、108  ソレノ
イド、  109 ビン、110 ロックアーム、11
1  ロックピン、112 ソレノイド、 120 ロック部材の軸、 121 ロック部材、 121a 押圧片、   121b 係合片、122 
引張りスプリング、 123  操作レバー 123a 押圧片、  123b 爪、124 操作レ
バーの軸、 + Q 125 ビン、     130 130a 羽根車の羽根、 131 搬送ベルト、 201  紙幣入出金機、202 203 トラム、    204 205 出金ボックス、 206 紙幣繰出し機構、 207 紙幣搬送通路、 208 紙幣判別部、 212 214 モータ、 300 紙幣入金機構、 301 エンドレスベルト、 302 搬送ローラ、 303.304 ローラ、 305 エンドレスベルト、 306 分岐搬送ベルト、 307 載置板、   308 309 振り分は手段、 310 紙幣返却口、 401 402 入金口、   403 羽根車、 入出金口、 入金ボックス、 紙幣集積部、 紙幣分離手段、 紙幣入金機、 ドラム、 入金ボックス、407 紙幣搬送通路、紙幣集積部、 
414 モータ、 入金ボックスの開口部、 載置板、    509  振り分は手段、第1紙幣返
却口、 第2紙幣返却口。 Uつ FIG、I2 fG13 FIG、+6 flG、f7

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙幣の出金機構および/または入金機構を備えた
    紙幣処理装置において、該紙幣処理装置の内部と外部と
    を連通する紙幣取引口と、該紙幣取引口近傍に設けられ
    、前記紙幣処理装置に回転可能に取付けられた中心軸に
    取付けられたドラムであって、一方に開口部を有し、該
    開口部より紙幣を集積可能に受け入れ可能な紙幣集積部
    を備えたドラムと、前記ドラムの前記紙幣集積部から前
    記紙幣処理装置の内部に紙幣を搬入する搬入通路と、前
    記紙幣処理装置の内部より紙幣を前記ドラムの前記紙幣
    集積部に搬出する搬出通路と、前記ドラムを、前記紙幣
    集積部の前記開口部が、前記紙幣取引口、前記搬入通路
    または前記搬出通路と連通するように、選択的に回転さ
    せるドラム回転手段と、前記紙幣集積部に設けられ、紙
    幣を前記紙幣集積部に受入れ可能で、かつ、前記紙幣集
    積部から送出し可能な搬送手段とを備えた紙幣処理装置
  2. (2)紙幣の出金機構および入金機構を備えた紙幣処理
    装置において、該紙幣処理装置に紙幣を入金および出金
    可能に該紙幣処理装置の内部と外部とを連通する紙幣入
    出金口と、該入出金口近傍に設けられ、前記紙幣処理装
    置に回転可能に取付けられた中心軸に取付けられたドラ
    ムであって、一方に開口部を有し、該開口部より紙幣を
    集積可能に受け入れ可能な紙幣集積部を備えたドラムと
    、前記入出金口を経て入金された紙幣を収納する少なく
    とも一つの入金ボックスと、出金すべき紙幣を収納する
    少なくとも一つの出金ボックスと、前記ドラムの前記紙
    幣集積部から前記入金ボックス内に紙幣を搬入する搬入
    通路と、前記出金ボックス内に収納された紙幣を前記ド
    ラムの前記紙幣集積部に搬出する搬出通路と、前記搬入
    通路に進退可能で、前記紙幣処理装置内に前記入出金口
    を経て入金され、前記搬入通路を送られる入金紙幣を、
    搬入通路より受け取り、前記搬出通路に送る搬出手段と
    、該搬出手段による紙幣の送り部分より下流側の前記搬
    出通路に設けられ、少なくとも紙幣の二重送り、金種お
    よび受け入れ可能か否かを判別可能で、かつ計数可能な
    判別手段と、前記搬出通路の該判別手段の下流側より分
    岐し、該判別手段により受け入れ不能と判別された入金
    紙幣を、前記搬出通路より選択的に取り出すリジェクト
    手段と、該リジェクト手段により取り出された紙幣を、
    前記紙幣処理装置の外部に返却する返却口と、前記ドラ
    ムを、前記紙幣集積部の前記開口部が、前記紙幣入出金
    口、前記搬入通路または前記搬出通路と連通するように
    、選択的に回転させるドラム回転手段と、前記紙幣集積
    部に設けられ、紙幣を前記紙幣集積部に受入れ可能で、
    かつ、前記紙幣集積部から送出し可能な搬送手段とを備
    えた紙幣処理装置。
  3. (3)紙幣の出金機構を備えた紙幣処理装置において、
    該紙幣処理装置に紙幣を出金可能に該紙幣処理装置の内
    部と外部とを連通する紙幣出金口と、該出金口近傍に設
    けられ、前記紙幣処理装置に回転可能に取付けられた中
    心軸に取付けられたドラムであって、一方に開口部を有
    し、該開口部より紙幣を集積可能に受け入れ可能な紙幣
    集積部を備えたドラムと、出金すべき紙幣を収納する少
    なくとも一つの出金ボックスと、前記ドラムの前記紙幣
    集積部から前記出金ボックス内に紙幣を搬入する搬入通
    路と、前記出金ボックス内に収納された紙幣を前記ドラ
    ムの前記紙幣集積部に搬出する搬出通路と、前記搬出通
    路に設けられ、少なくとも紙幣の二重送りおよび金種を
    判別可能な判別手段と、前記ドラムを、前記紙幣集積部
    の前記開口部が、前記紙幣出金口、前記搬入通路または
    前記搬出通路と連通するように、選択的に回転させるド
    ラム回転手段と、前記紙幣集積部に設けられ、紙幣を前
    記紙幣集積部に受入れ可能で、かつ、前記紙幣集積部か
    ら送出し可能な搬送手段とを備えた紙幣処理装置。
  4. (4)紙幣の入金機構を備えた紙幣処理装置において、
    該紙幣処理装置に紙幣を入金可能に該紙幣処理装置の内
    部と外部とを連通する紙幣出金口と、該紙幣出金口に入
    金された紙幣を、前記紙幣処理装置内に搬入する搬入通
    路と、該搬入通路に設けられ、少なくとも入金された紙
    幣が受け入れ可能か否かを判別可能で、かつ計数可能な
    判別手段と、前記搬入通路の該判別手段の下流側より分
    岐し、該判別手段により受け入れ不能と判別された入金
    紙幣を、前記搬入通路より選択的に取り出すリジェクト
    手段と、該リジェクト手段により取り出された紙幣を、
    前記紙幣処理装置の外部に返却する第1返却口と、該リ
    ジェクト手段の下流側の搬入通路に連通可能な開口部を
    有し、該開口部より前記搬入通路より紙幣を受け取り可
    能な紙幣集積部を備え、前記紙幣処理装置に回転可能に
    取付けられた中心軸に取付けられたドラムと、該ドラム
    の前記紙幣集積部内に収納された紙幣を、前記紙幣処理
    装置の外部に返却可能な第2返却口と、入金された紙幣
    を収納する少なくとも一つの入金ボックスと、前記ドラ
    ムの前記紙幣集積部内に収納された紙幣を、前記入金ボ
    ックス内に搬出する搬出通路と、前記ドラムを、前記紙
    幣集積部の前記開口部が、前記搬入通路、前記第2返却
    口または前記搬出通路と連通するように、選択的に回転
    させるドラム回転手段と、前記紙幣集積部に設けられ、
    紙幣を前記紙幣集積部に受入れ可能で、かつ、前記紙幣
    集積部から送出し可能な搬送手段とを備えた紙幣処理装
    置。
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GB8910562A GB2219120B (en) 1988-05-06 1989-05-08 A bank note or bill processing machine

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