JPH0270371A - 重力鋳造方法 - Google Patents

重力鋳造方法

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Publication number
JPH0270371A
JPH0270371A JP21968988A JP21968988A JPH0270371A JP H0270371 A JPH0270371 A JP H0270371A JP 21968988 A JP21968988 A JP 21968988A JP 21968988 A JP21968988 A JP 21968988A JP H0270371 A JPH0270371 A JP H0270371A
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JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
mold
gate
cavity
gate part
Prior art date
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Pending
Application number
JP21968988A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Fukumoto
康博 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0270371A publication Critical patent/JPH0270371A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁界の変化を利用した重力鋳造方法の改良に
関するものである。
(従来の技術) 一般に、鋳物(例えばピストン)を鋳造する場合、鋳型
のキャビティ内において凝固する製品部分とゲート部(
押し湯部)内において凝固する部分との境界付近すなわ
ち連接部分付近にピンホールや引は巣等が発生すること
が多い。
ところで、鋳物の結晶粒径を細かくしホットティア−を
防止するために、例えば特開昭55−136558号公
報に記載されるように、鋳型の外壁から内壁を貫通する
棒状の超音波伝達体をもつ鋳型に、溶湯を鋳込み、超音
波伝達体を介して溶湯に超音波を印加するようにしたも
のは知られている。
また、上述したピンホールや引は巣等の発生を抑制する
ために、鋳型そのものに振動を与えることも知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが、そのようなものは、いずれも、結果として溶
湯を単に振動させるだけであるので、溶湯の凝固を時間
的に遅らせることはできず、鋳型のゲート部とキャビテ
ィとの連接部分に生じやすいひけ巣やピンホール等の発
生防止に十分な効果を発揮できない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、鋳型のゲー
ト部とキャビティとの連接部分に生じやすいひけ巣やピ
ンホール等を防止することができる重力鋳造方法を提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、ゲート部周囲に
電磁コイルが配設された鋳型に注湯した後、上記ゲー′
ト部の電磁コイルに対し磁性体を挿通し、それから電磁
コイルに電流を流し、鋳型のキャビティ内の溶湯の凝固
後にゲート部の溶湯を凝固させることを特徴とする。
すなわち、本発明は、磁性体が挿通された電磁コイルに
電流を流すことにより生じる磁界の変化を利用せんとす
るものである。
(作用) 鋳型のゲート部の電磁コイル内に磁性体を挿入して、電
磁コイルに電流を流すことによる電磁撹拌と、それによ
る磁界変化に伴うヒステリシス損失による熱で、鋳型の
ゲート部とキャビティとの連接部分を含めてゲート部に
おける溶湯は、キャビティ内における溶湯よりも凝固す
るのが遅延せしめられる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
図面において、1はピストンを鋳造するための鋳型(金
型)で、上型2、下型3、及び側型4゜5とからなる。
一方の側型4に湯口6が形成され、他方の側型5にゲー
ト部7が形成されている。
上記他方の側型5のキャビティ11との連接部付近のゲ
ート部7周囲の壁部には電磁コイル10が埋設されてい
る。
上記鋳型1(側型5)のゲート部7には、注湯後、上記
電磁コイル10に対し、強磁性体12(例えば棒鋼)が
略完全な挿通状態となるまで挿通され、その状態で電磁
コイル10に電流を流してキャビティ11内における溶
湯の凝固の後に、キャビティ11との連接部分も含めて
ゲート部7における溶湯を凝固させることができるよう
になっている。
続いて、上記鋳型1を用いて行う重力鋳造方法について
、詳細に説明する。
まず、上型2、下型3、及び側型4.5を全て組付けて
鋳型1を形成する。
それから、湯口6から、所定量だけ溶湯を注湯し、その
後、ゲート部7の中心部分付近における溶湯内に細い棒
状の強磁性体12を挿入し、キャビティ11との連接部
分まで挿通ずる。
これにより、強磁性体12が電磁コイル10の内部に完
全に挿通された状態となる。
しかして、電磁コイル10に対して電流を流すと、電磁
コイル10内に強磁性体12が挿通された状態となって
いるので、上記連接部分における磁界が変化し、その磁
界変化によるヒステリシス損失により熱が発生して、溶
湯が凝固しないように融点以上の温度を維持するととも
に、電磁撹拌により強磁性体12付近の熱せられた溶湯
が周囲に徐々に拡散し、その付近の凝固された部分は破
壊され、その結果として、上記連接部分において溶湯の
凝固が進行せず、キャビティ11の部分よりも凝固が遅
れる。
このように、ゲート部7の溶湯は、強磁性体12の周囲
において、キャビティ11の溶湯よりも凝固が遅れるこ
ととなるので、その凝固が遅れる部分を通じて、ピンホ
ールや引は巣等の原因となるガス等が外部へ排出され、
ゲート部7とキャビティ11と連接部分に対応する部分
に発生しやすいひけ巣やピンホール等が除去される。
しかして、キャビティ11内の溶湯が凝固した後に、強
磁性体12をゲート部7の溶湯内より弓き抜くことによ
り、ゲート部7内の溶湯もキャビティ11内の溶湯に遅
れて凝固する。。
なお、上記鋳型1のゲート部7に配設する電磁コイル1
0は、円周状に配置すれば、溶湯には渦巻状の流れが生
ずるし、2極として交互に極を切替えるようにすれば、
該両極間における溶湯の往復の流れを生じるようになる
等、電磁コイル10の配置により溶湯の流れを変化させ
ることができる。
(発明の効果) 本発明は上記のように構成したから、磁性体が挿通され
た電磁コイルに電流を流すことによる電磁撹拌及び、該
電磁撹拌に伴うヒステリシス損失により発生する熱で上
記ゲート部の溶湯を遅延凝固させることができ、ゲート
部とキャビティとの連接部分に生じやすいひけ巣やピン
ホールを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施するのに用いる鋳型の一例を示す断
面図である。 1・・・・・・鋳型、6・・・・・・湯口、7・・・・
・・ゲート部、10・・・・・・電磁コイル、12・・
・・・・強磁性体、ほか2名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲート部周囲に電磁コイルが配設された鋳型に注
    湯した後、上記ゲート部の電磁コイルに対し磁性体を挿
    通し、それから電磁コイルに電流を流し、鋳型のキャビ
    ティ内の溶湯の凝固後にゲート部の溶湯を凝固させるこ
    とを特徴とする重力鋳造方法。
JP21968988A 1988-09-02 1988-09-02 重力鋳造方法 Pending JPH0270371A (ja)

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JP21968988A Pending JPH0270371A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 重力鋳造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013049082A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Honda Motor Co Ltd 鋳造装置及び鋳造方法
JP2016095127A (ja) * 2012-10-15 2016-05-26 アップル インコーポレイテッド Rf電力によるインライン溶融制御
US9873151B2 (en) 2014-09-26 2018-01-23 Crucible Intellectual Property, Llc Horizontal skull melt shot sleeve

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