JPS643563Y2 - - Google Patents

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JPS643563Y2
JPS643563Y2 JP19148483U JP19148483U JPS643563Y2 JP S643563 Y2 JPS643563 Y2 JP S643563Y2 JP 19148483 U JP19148483 U JP 19148483U JP 19148483 U JP19148483 U JP 19148483U JP S643563 Y2 JPS643563 Y2 JP S643563Y2
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JP
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mold
backup
injection hole
particle injection
shell mold
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JP19148483U
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JPS6099040U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シエル鋳型成形用の金型を有するダ
ンプボツクス装置のシエル鋳型成形用金型面に鋳
物砂を付着させると共にその鋳物砂を加熱し、そ
の鋳物砂にコーテイングされているレジンを熱硬
化させて、型合わせ面を有するシエル鋳型を造型
するようにしたシエル鋳型の造型装置の改良に関
するものである。
(従来技術) 鋳型には、実開昭57−200347号公報に示すよう
なダンプボツクス装置を使用して造型されるシエ
ル鋳型があり、このシエル鋳型によつて中子を包
囲する構成のものがある。この鋳型の中子は、た
とえば、レジンがコーテイングされている鋳物砂
をブロー成形用金型にブローし、この鋳物砂を加
熱硬化させて造型するものであるが、この中子を
中身が詰まつている構成のものとすると、中子の
重量が大きくなる、鋳物砂の消費量が多くなる、
溶湯注入時にレジンが加熱されることによつて発
生するガスのガス抜きが困難である等の問題を有
するために、その中子を空洞構成のものとしてそ
の中子の肉厚を薄肉とし、中子の重量軽減、鋳物
砂の節約、ガス抜きの容易化等の改善を図つてい
る。
ところが、このように構成すると、中子が薄肉
となるために、溶湯注入時に、その溶湯のおもみ
によつて中子が破壊されるおそれがある。そこ
で、溶湯注入時、その中子が溶湯のおもみに耐え
うるように、その中子の空洞部にこの中子を内部
から支えるためのバツクアツプ粒子を充填するこ
ととしている。この充填は、鋳型を組み立てた
後、外部から行なうようにされている。ところ
で、鋳型組立後は、中子が主型としてのシエル鋳
型によつて包囲されることとなるので、あらかじ
め、シエル鋳型にバツクアツプ粒子注入孔を形成
し、このバツクアツプ粒子注入孔を介して中子の
空洞部にバツクアツプ粒子を充填することとして
いる。たとえば、直列気筒型エンジンシリンダブ
ロツクを鋳造するエンジンシリンダブロツク鋳造
用鋳型の場合には、その中子のボア相当部がシエ
ル鋳型の型合せ面に対向する位置に配設されるの
で、その中子のボア相当部に、空洞に通じるバツ
クアツプ粒子注入孔を形成すると共に、シエル鋳
型の造型中にその型合せ面にそのバツクアツプ粒
子注入孔を形成するようにしている。このものに
あつては、バツクアツプ粒子注入孔の形成を容易
に行なうことはできるが、鋳型には、バツクアツ
プ粒子注入孔をその型合わせ面に形成することの
できないものがある。たとえば、V6型エンジン
シリンダブロツク鋳造用鋳型の場合には、その中
子のボア相当部がV形の構成となり、そのボア相
当部がシエル鋳型の型合わせ面以外の部分と対向
することとなるので、シエル鋳型の造型後に、ド
リル等の穴明け工具を使用してバツクアツプ粒子
の注入孔を形成するようにしているが、シエル鋳
型がこの穴明けの際に破壊されるおそれがあり、
かつ、シエル鋳型の製作行程が鋳型の造型工程と
バツクアツプ粒子注入孔の形成工程との二段階と
なるために手間がかかる等の問題がある。
中子造型用のブロー成形用金型等では、中子を
造型する際にシリンダ装置を用いて穴を形成する
ようにしたものは知られているが、これは主型と
の嵌合穴等を形成するためのもので、シエル鋳型
の造型装置では、バツクアツプ粒子注入孔を造型
と同時に形成するようにしたものはいまだ知られ
ていない。
(考案の目的) 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、シエル鋳型の造型
中に、そのシエル鋳型の型合せ面以外の部分にバ
ツクアツプ粒子注入孔を形成することのできるシ
エル鋳型の造型装置を提供することにある。
(考案の構成) 本考案の特徴は、シエル鋳型造型用のダンプボ
ツクス装置に、そのシエル鋳型の造型中にバツク
アツプ粒子注入孔を形成するバツクアツプ粒子注
入孔形成手段を設けたところにある。
(実施例) 以下に、本考案に係る鋳型の造型装置の実施例
を図面に基づいて 第1図、第2図において、1はダンプボツクス
装置であつて、このダンプボツクス装置1のボツ
クス2の底部には、鋳物砂3が貯蔵されており、
この鋳物砂3にはレジンがコーテイングされてお
り、4は仕切り板である。ボツクス2の上面に
は、金型取付用部材5が設けられており、6は金
型である。この金型6は、シエル鋳型成形用金型
面7を有している。このダンプボツクス装置1
は、V6型エンジンシリンダブロツク鋳造鋳型造
型用とされており、ここでは、V6型エンジンシ
リンダブロツク鋳造鋳型の一部を構成する主型が
このダンプボツクス装置1によつて造型されるも
のとなつており、金型6には、主型の型合わせ面
を形成する型合わせ面形成部8が設けられてい
る。
ダンプボツクス装置1は、主型を造型するとき
には、金型6が下側となりかつ仕切り板4が上側
となるように回転されるもので、第1図におい
て、矢印Aはこのダンプボツクス装置1の回転方
向を示しており、第2図には、このダンプボツク
ス装置1を反転させた状態が示されており、この
第2図において、仕切板4を取り除くと、鋳物砂
3が金型7に向かつて矢印Bで示すように落下す
るものであり、その際、金型7を加熱すると鋳物
砂3にコーテイングされているレジンが加熱硬化
されて、金型7のシエル鋳型成形用金型面7に沿
う形状を有する主型9が形成されるものである。
この主型9は、第3図に示すように、鋳型を組
み立てた際に、中子10を包囲するもので、この
中子10は、V6型エンジンシリンダブロツク形
成用のものとされており、溶湯注入時のガス抜き
の容易化、中子10の重量の軽減、中子10を構
成する鋳物砂の節約を図るために空洞11を有す
る薄肉構成とされており、この空洞11には、溶
湯注入時にその溶湯のおもみによつて中子10が
破壊されないように、バツクアツプ粒子12が充
填されるものとされており、中子10のボア相当
部13には、空洞11に通じるバツクアツプ粒子
注入孔14が形成されている。
このボア相当部13は、主型9の型合せ面15
以外の片面16の部分に対向する構成とされてお
り、片面16にはバツクアツプ粒子注入孔14と
対向する位置に、バツクアツプ粒子注入孔17が
形成されるもので、ボツクス2には、その側面
に、第1図、第2図に示すように、バツクアツプ
粒子注入孔15をその主型9の造型中に形成する
バツクアツプ粒子注入孔形成手段18が設けられ
ている。このバツクアツプ粒子注入孔形成手段1
8は、ここでは、ブラケツト19とシリンダ装置
20とから大略構成されており、シリンダ装置2
0は、ボツクス内に向かつて延びるバツクアツプ
粒子注入孔形成用ロツド21を有している。この
バツクアツプ粒子形成用ロツド21は、その先端
部がシエル鋳型成形用金型面7に向かつて延びて
おり、その先端は、シエル鋳型成形用金型面7の
うち、主型9の片面16に対応する部分22に当
接する構成とされている。
このバツクアツプ粒子注入孔形成用ロツド21
は、第1図に示すように主型9を造型する前に事
前にその先端をシエル鋳型成形用金型面7に当接
させておくもので、第2図に示すように、主型9
が造型された後には、このバツクアツプ粒子注入
孔形成用ロツド21を矢印C方向に駆動させて、
その先端部をシエル鋳型成形用金型面7から離反
させるものである。バツクアツプ粒子注入孔形成
手段18をこのように構成すると、バツクアツプ
粒子注入孔形成用ロツド21の先端部が存在する
箇所には、鋳物砂3が付着しないこととなるか
ら、主型9の造型中にバツクアツプ粒子注入孔1
7を同時に形成することができるものである。
なお、第3図において、23はウオータジヤケ
ツト中子、24は溶湯侵入部としての空隙部であ
る。
以上実施例においては、中子を包囲する主型を
造型するための主型造型装置に本考案を適用した
場合について説明したが、本考案はシエル鋳型と
しての中子を造型する中子造型装置にも適用でき
るものである。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、シエル鋳型を造
型するダンプボツクス装置に、そのシエル鋳型の
造型中にバツクアツプ粒子注入孔をそのシエル鋳
型の型合わせ面以外の部分に形成するバツクアツ
プ粒子注入孔形成手段を設けたので、その型合わ
せ面にバツクアツプ粒子注入孔を形成することの
困難なシエル鋳型を造型する場合であつても、そ
のシエル鋳型の造型中にバツクアツプ粒子注入孔
を形成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るシエル鋳型造型装置の
構成図。第2図は第1図に示されているシエル鋳
型造型装置を反転させた状態を示す説明図。第3
図は本考案に係るシエル鋳型を使用して鋳型を組
み立てた状態を示す鋳型の組立図。 1……ダンプボツクス装置、3……鋳物砂、6
……金型、7……シエル鋳型成形用金型面、9…
…主型、10……中子、11……空洞、12……
バツクアツプ粒子、13……ボア相当部、15…
…型合わせ面、16……片面、17……バツクア
ツプ粒子注入孔、18……バツクアツプ粒子注入
孔形成手段、21……バツクアツプ粒子注入孔形
成用ロツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シエル鋳型成形用の金型を有するダンプボツク
    ス装置のシエル鋳型成形用金型面に鋳物砂を付着
    させると共にその鋳物砂を加熱し、該鋳物砂にコ
    ーテイングされているレジンを熱硬化させて、型
    合わせ面を有するシエル鋳型を造型するようにし
    たシエル鋳型の造型装置であつて、 前記シエル鋳型は、前記型合わせ面以外の部分
    に、中子の空洞部にバツクアツプ粒子を注入する
    ためのバツクアツプ粒子注入孔を有する構成とさ
    れ、 前記ダンプボツクス装置には、前記バツクアツ
    プ粒子注入孔を前記シエル鋳型の造型中に形成す
    るバツクアツプ粒子注入孔形成手段が設けられ、 前記バツクアツプ粒子注入孔形成手段は、先端
    が前記シエル鋳型成形用金型面に対して離反・接
    近されるバツクアツプ粒子注入孔形成用ロツドを
    有している、 ことを特徴とするシエル鋳型の造型装置。
JP19148483U 1983-12-14 1983-12-14 シエル鋳型の造型装置 Granted JPS6099040U (ja)

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JP19148483U JPS6099040U (ja) 1983-12-14 1983-12-14 シエル鋳型の造型装置

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JP19148483U JPS6099040U (ja) 1983-12-14 1983-12-14 シエル鋳型の造型装置

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JPS6099040U JPS6099040U (ja) 1985-07-05
JPS643563Y2 true JPS643563Y2 (ja) 1989-01-31

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