JPH027020B2 - - Google Patents

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JPH027020B2
JPH027020B2 JP59101411A JP10141184A JPH027020B2 JP H027020 B2 JPH027020 B2 JP H027020B2 JP 59101411 A JP59101411 A JP 59101411A JP 10141184 A JP10141184 A JP 10141184A JP H027020 B2 JPH027020 B2 JP H027020B2
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Masayoshi Hatanaka
Tadayuki Kamikita
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Kureha Corp
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Publication of JPS60244839A publication Critical patent/JPS60244839A/ja
Publication of JPH027020B2 publication Critical patent/JPH027020B2/ja
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    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
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    • GPHYSICS
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/08Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying steady tensile or compressive forces
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、プラスチツクなどの材料が塑性変形
する際の変色(プラスチツク材料の場合は白色
化)の度合を光学的に検知して、材料の変質程度
を知る材料試験装置に関する。
〔技術的背景〕
材料を曲げたりあるいは引張つて塑性変形させ
ると、変形部分の材質が変化して変色することが
知れている。
プラスチツク材料の場合には、塑性変形部分が
白色化することになる。この白色化の原因は、一
種の分子配向帯であつて筋状に見えるクレーズ、
ミクロ的な割れであるクラツク、あるいはプラス
チツク材料に添加された改良剤(例えば母材の耐
衝撃性を改良するために加えるブタジエン系のゴ
ム)の変化などによるものである。実際には上記
の各要素がオーバーラツプして白色化現象が現わ
れるものである。
このプラスチツク材料の白色化は材料の特性と
して重要な研究課題である。一般的に知られてい
ることは、耐衝撃性能の良好なものほど塑性変形
時の白色化が強く現れ、逆に白色化を抑えれば、
耐衝撃性が低下する傾向である。この相反する傾
向を念頭において、白色化の度合が低く、しかも
耐衝撃性能の優れた材料を開発することが必要で
あるが、実際には白色化の程度と耐衝撃性能のバ
ランスの良いものが指向されているのが現状であ
る。
以上の点から、材料の開発段階、特にプラスチ
ツク材料の開発に際しては、白色化の度合を知る
ための試験を行なうことが必要であり、またその
試験データとしては客観的で且つ定量的なものを
得ることが必要である。
〔従来技術ならびにその問題点〕
従来の白色化度の試験として文献などに発表さ
れているものでは、材料を引張つて塑性変形させ
ているものが主である。ところが、実際のプラス
チツク製品の変形について考える場合には、引張
りだけではなく、折曲げ変形による白色化度を知
ることも必要である。しかしながら、折曲げの場
合には条件の設定などが困難であるため、研究報
告もなされていないのが現状である。
また、材料の引張り変形によつて試験を行なう
場合においても、従来は、白色化の度合の測定を
肉眼判定によつていた。そのため、試験結果の報
告も写真などを掲載して行なつていた。ところ
が、写真では焼付け条件や印画紙の種類などによ
つてコントラストが異なり、客観的な試験データ
は残せなかつた。また他の方法としては、材料の
白色化の度合に応じて5点評価を行ない、点数に
よつてデータを残すことも行なわれている。しか
しながら、この方法では観測者の主観が入り、正
確な測定が行なわれない欠点がある。
〔本発明の目的〕
本発明は、上記従来の問題点に着目してなされ
たものであり、プラスチツクの白色化などのよう
な材料の塑性変形による変色を客観的且つ定量的
に測定できる材料試験装置を提供することを目的
としている。
〔本発明の構成〕
本発明による材料試験装置は、板状の材料を保
持する保持部と、この保持部を旋回させ上記材料
を折曲げて塑性変形させる駆動装置と、保持部の
旋回動作速度を任意に変える制御部材と、上記材
料の折曲げられた部分に対向し且つ塑性変形によ
る変色部分に検知光を照射する照光装置と、上記
材料の折曲げられた部分に対向し且つ前記照光装
置から発せられて塑性変形による変色部分から反
射された光を検知する受光部材と、この受光部材
にて検知された光量を電気的な値に変換して表示
する表示部材とから成るものである。
さらに、板状の材料を保持する保持部と、この
保持部を直線的に移動させ上記材料を引つ張つて
塑性変形させる駆動装置と、保持部の直線動作速
度を任意に変える制御部材と、上記材料の引つ張
りによる塑性変形部分に対向し且つ塑性変形によ
る変色部分に検知光を照射する照光装置と、上記
材料の塑性変形部分に対向し且つ前記照光装置か
ら発せられて塑性変形による変色部分から反射さ
れた光を検知する受光部材と、この受光部材にて
検知された光量を電気的な値に変換して表示する
表示部材とから成るものである。
上記各発明では、保持部の動作速度を変えて材
料の変形速度を変えられるようになつているが、
このような構成にしたのは以下の理由によるもの
である。すなわち、材料、特にプラスチツク材料
を折曲げてその変形による白色化度を測定してみ
ると、白色化の度合は折曲げ角度に応じて変化す
るものではなく、折曲げ速度すなわち保持部の回
転時の角速度に依存するものであることが解つ
た。プラスチツク材料の引張り試験の場合も、同
様に引張り速度に応じて白色化合度合が進行して
いくのが解つた。このことから、保持部の動作速
度を可変できるようにして、材料の塑性変形時の
変色の測定データを定量的且つ客観的に把握でき
るようにし、データも処理しやすくしたものであ
る。
〔本発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明す
る。
(全体構造の概略) 第1図は材料試験装置の全体構造を示す正面
図、第2図はその右側面図である。
図中の符号1は設置台、20は材料変形装置、
50は照光装置、60は受光装置である。
上記設置台1はベース2と、その上に設けられ
た枠体3とから成るものである。前記照光装置5
0と受光装置60は枠体3によつて支持されてい
る。また材料変形装置20は傾斜テーブル4上に
固定される。第2図に示すように、この傾斜デー
ブル4は移動テーブル5上にてθ方向への傾斜自
在に支持されている。このθ方向への傾斜度の設
定はスクリユー軸などを用いて手動にて行えるよ
うになつている。移動テーブル5はX支持テーブ
ル6上に設置されており、ハンドル7を回転させ
ることによつて、移動テーブル5はX支持テーブ
ル6上をX方向へ移動できるようになつている。
またX支持テーブル6はY支持テーブル8上に設
置されており、ハンドル9を回転させることによ
つて、X支持テーブル6はY支持テーブル8上を
Y方向へ移動できるようになつている。さらに、
Y支持テーブル8は昇降装置10上に支持されて
おり、ハンドル11を回転させることによつてY
支持テーブル8から上の部分がZ方向へ昇降する
ようになつている。
上記各ハンドルを操作することにより、材料変
形装置20上にて塑性変形されて支持された試験
片70と80と照光装置50ならびに受光装置6
0に対して位置決めできるようになつている。
(材料変形装置の構成) 第3図(平面図)、第4図(正面図)ならびに
第5図(要部のみ示す右側面図)は前記材料変形
装置20を示しているものである。
この材料変形装置20は、第6A図に示す折曲
げ試験片70(プラスチツク製)を第6B図に示
す状態に折曲げ、あるいは第7図に示す引張り試
験片80(プラスチツク製)を引張つて変形させ
るためのものである。この材料変形装置20の特
徴は、上記各試験片70,80を変形する際の速
度を可変できる点にある。
符号21はベースである。このベース21上に
板金製のホルダ22が固設されており、このホル
ダ22には駆動装置としてステツピングモータ2
3が固設されている。ステツピングモータ23の
軸24の一端には円板25が固設されている。こ
の円板25には材料の保持部26が固設されてい
る。この保持部26はチヤツク構造であり、つま
み27を回転させることによつて試験片70を挾
持できるようになつている。第5図に示すよう
に、保持部26の先端26aは、円板25のほぼ
回転中心に位置している。またベース21上には
ブロツク28が固設されている。このブロツク2
8の上には突起28aが一体に成形されており、
その端部Bが前記保持部26の先端26aに対向
している。保持部26に挾持された試験片70は
この端部Bを基準として折曲げられるものであ
る。
第3図に示すよに、枠体22には一体の軸受3
2が固設されており、この軸受32によつてスク
リユー軸31が回転自在に支持されている。この
スクリユー軸31はステツピングモータ23の軸
24と平行に設けられている。ステツピングモー
タ23の軸24の他端にはギヤ33が、またスク
リユー軸31にはギヤ34が固設されており、両
ギヤ33と34が噛合つている。また、スクリユ
ー軸31にはスライダ35が螺装されている。こ
のスライダ35の一部は枠体22から外方へ突出
している。側板22には適当なガイド機構が設け
られており、前記スクリユー軸31の回転に伴な
い、スライダ35がガイド機構に沿つてβ方向
(第3図、第4図参照)へ直線的に移動するよう
になつている。スライダ35の先端には保持部3
6が形成されている。また枠体22には固定保持
部37が固設されており、これが前記保持部36
に対向している。保持部36にはつまみ38が、
固定保持部37にはつまみ39が設けられてお
り、この両つまみ38と39を回転させて、試験
片80の両端部を保持できるようになつている
(第7図参照)。なお、保持部36と固定保持部3
7とによる試験片80の保持位置は、ステツピン
グモータ23の軸24の中心、すなわち試験片7
0の折り曲げ点とほぼ同一の水平位置にある。
ベース21上には放熱板41が設置されてお
り、この放熱板41に抵抗器42が固設され、ま
た放熱板41の側面には回路基板収納部43が設
けられている。第4図に示すように、ベース21
の下面にはゴム脚44が固設されており、またベ
ース21の上にはハンドル45が固設されてい
る。
上記構造の材料変形装置20は、そのベース2
1が傾斜テーブル4上に固定されることによつて
設置台1上に装備される(第2図参照)。
第12図はステツピングモータ23を駆動する
回路構成の一例を示したものである。この構成で
は、パルス発振回路47から発せられるパルスに
基づきステツピングモータ駆動回路48がステツ
ピングモータ23を駆動するようになつている。
またマイクロコンピユータなどによつて発振周波
数制御回路49が構成されており、発振パルスの
周波数を変えることによつてステツピングモータ
23の回転速度を可変できるようになつている。
また、発振パルス数を制御して、ステツピングモ
ータ23の回転角度を設定することも可能であ
る。
(照光装置と受光装置の構成) 第8図は照光装置50と受光装置60の内部構
造を示すものである。
照光装置50は、試験片70または80に対し
て45゜の角度で検知光を照射するものである。内
部にはハロゲンランプなどの光源51が設けられ
ており、この光源51からの光がコンデンサ52
を経てミラー53によつて反射され、さらに断続
器54を経て、コリメートレンズ55から外部に
照射されるようになつている。
受光装置60は試験片70あるいは80に対し
直角に対向されるものである。受光装置60の先
端には対物レンズ61が設けられている。また内
部には対物レンズ61と同軸上に位置するコンデ
ンサ62ならびにフイルタ63が装備されてお
り、さらにその奥には光電子増幅管などの受光部
材64が設けられている。また光路の途中にはハ
ーフミラー65が設けられ、その側方にはスクリ
ーン66と接眼レンズ67が設けられている。
第9図に示すように、照光装置50から発せら
れる検知光は、試験片70または80の塑性変形
による白色化部分Wにて反射され、その45゜方向
へ反成分が受光装置60内の受光部材64によつ
て検知される。この検知面積A(第9図参照)は、
0.1〜1.2mmφ程度に設定される。
第11図は受光部材64による検知出力を電気
的に処理するための回路構成を示したものであ
る。受光部材64によつて検知される光量が変化
すると、受光部材64から出力される電流が変化
する。この電流は増幅器68aにて増幅され、
ADコンバータ68bによつてデイジタル値に変
換された後、比較器、表示器69によつて基準値
と比較され数値表示される。
次に上記構成の材料試験装置による作用を説明
する。
(材料の変形操作) この材料試験装置によつて試験を行なうには、
プラスチツク材料によつて第6A図に示す試験片
70あるいは第7図に示す試験片80を製作す
る。試験片70は折曲げ試験用であり、試験片8
0は引張り試験用である。
試験においては、上記試験片70,80を材料
変形装置20によつて塑性変形させるが、本発明
の特徴の1つは、試験片70,80の変形速度を
ステツピングモータ23により変えられる点にあ
る。材料の変形時の変色、特にプラスチツク材料
の白色化の進行度合は、材料の折曲げ角度などに
依存するのではなく、材料の折曲げ速度や引張り
速度に依存するものであることが実験により理解
されている。したがつて、変形速度が変えられれ
ば、条件に応じた客観的な測定データを得ること
ができることになる。
また、試験片70,80の変形操作は、材料変
形装置20が設置台1の傾斜テーブル4上に固定
された状態のまま行える。このときには、各つま
み7,9,11を回転させて、材料変形装置20
を照光装置50などから離しておく。
第5図に示すように、折曲げ用の試験片70
は、その約半分を保持部26にて挾持する。円板
25の初期位置では、保持部26によつて保持さ
れた試験片70は第5図の図示上下方向へ延びた
状態であり、試験片70の保持されていない半分
はブロツク28の突起28aの側面に軽く接触し
ている。この状態にてステツピングモータ23を
始動させて、円板5をα方向へ回転させると、保
持部26が同方向へ回転して、試験片70は第6
A図から第6B図の状態に折り曲げられる。この
とき、発振周波数制御回路49によつて発振パル
スの周波数を所定に接定しておけば、円板25の
回転角速度を設定できる。すなわち試験片70の
折り曲げ速度を任意に設定でき、速度毎のデータ
を取れることになる。また、発振パルス数を変え
れば、試験片70の折り曲げ角度も任意に設定で
きる。
また、第7図に示すように、引張り用の試験片
80を使用する場合には、その両端を保持部36
と固定保持部37とによつて挾持させる。そして
ステツピングモータ23を始動させれば、軸24
の回転がギヤ33,34を介してスクリユー軸3
1に伝達され、これに螺装されているスライダ3
5が移動し、これと共に保持部36がβ方向へ直
線的に移動する。そして試験片80が引張られて
塑性変形する。このときにも、発振パルスの周波
数あるいはパルスを変えて、ステツピングモータ
23の回転速度と回転角度を可変させれば、試験
片80の引張り変形速度と変形量(ひずみ量)を
任意に変えることができる。
(光学測定操作) 上記のように材料変形装置20によつて試験片
70あるいは試験片80を変形させた後、この試
験片70,80を各保持部26あるいは36,3
7にて保持したまま光学測定を行なう。
まず、折り曲げられた試験片71(第6B図参
照)では、第10B図に示す側面から見た場合
に、折り曲げた頂点に対して垂直な方向に入光軸
イと反射光軸ロを対向させる。また第10A図に
示す正面から見た場合には入光軸イが折り曲げ部
の稜線に沿つて45゜の角度から入射するように設
定し、また反射光軸ロは稜線に対して90度の角度
に延びるように設定する。また、引張り試験片8
0に対しては、その平面に対して入光軸イを45゜
の角度にて入射させ、反射光軸ロは平面に対して
垂直に対向させる。
このような状態に試験片70あるいは80の位
置を設定するためには、設置台1上の傾斜テーブ
ル4ならびに移動テーブル5を移動させる。すな
わち移動テーブル5の高さ(Z方向)はハンドル
11を回転させることによつて設定し、水平位置
(X方向、Y方向)はハンドル7とハンドル9を
回転させることによつて設定する。さらに、折り
曲げ試験片70の場合には、第2図に示すよう
に、移動テーブル5上にて傾斜テーブル4をθ方
向へ傾斜させ、反射光軸ロが折り曲げの頂点に対
して垂直に向くするように設定する(第10b図
参照)。引張り試験片80の場合にはテーブル4
は水平姿勢にし、上記のX,Y,Z方向の位置調
節を行なつて、白色化部分Wに検知光を照射でき
るようにする。
なお、白色化部分Wに検知光のピントを合わせ
る必要があるが、この作業は、接眼レンズ67か
らスクリーン66(第8図参照)を見て、ピント
を確認しながら傾斜テーブル4などの位置設定を
行なうことになる。
位置設定が完了した後、照光装置50内の光源
51を点灯させると、その光は、試験片70ある
いは80の白色化部分Wの検知領域Aに照射され
る。そして、その反射光の45゜方向の成分は、受
光装置60に入光し、受光部材64にて検知され
る。受光部材64では、入光する光量に応じた電
流が流れるので、この電流値を増幅器68aによ
つて増幅し、ADコンバータ68bによつてデイ
ジタル値に変換する。そしてこの値を数値にて表
示する。あるいはこの値を一定の基準値と比較し
て表示する。基準値の一例としては、酸化マグネ
シウムなどによつて成形された標準白色板を使用
し、その白色度を100とし、測定された値をこの
100を基準として数値で示すようにする。
(他の実施例) 第13図は、他の実施例による材料変形装置2
0aの要部を平面図によつて示したものである。
この実施例では、ステツピングモータ23の軸2
4と、これに平行に設けたスクリユー軸92との
間にギヤ群91を介在させて、スクリユー軸92
の回転速度を大きく減速させている。このスクリ
ユー軸92には、前記実施例と同様にスライダ3
5が螺装されている。この実施例の特徴は、スラ
クリユー軸92の一端92aが枠体93から外方
へ突出している点にある。そして、折り曲げ試験
片70を保持するための保持部26を備えてい
る。円板25が、ステツピングモータ23の軸2
4とスクリユー軸92の端部92aとに対し選択
して取付けることができるようになつている。こ
のような構造にすれば、1個のステツピングモー
タ23を用いて円板25の回転速度の設定範囲を
幅広くすることができるようになる。すなわち、
ギヤ群91による減速比が大きいので、軸24と
スクリユー軸92の回転速度が大きく変わること
になる。したがつて、両軸に対して円板25を交
換して取つけることにより、試験片70に対する
折り曲げ速度の設定範囲を広くできる。例えば、
軸24の回転速度を45〜900deg/secの範囲に設
定し、スクリユー軸92の回転速度を5〜
100deg/secの範囲に設定する。この場合には、
小型のステツピングモータ23にて対応が可能で
ある。なお、第13図の構造では、ブロツク28
(第5図参照)を軸24とスクリユー軸端部92
aとに対して別々に設けるか、あるいはブロツク
28を両軸の位置に合わせて移動自在にする必要
がある。
なお、受光装置60内の受光部材64は光電子
増幅管に限られず、シリコンホトセルなど他の光
学素子であつてもよい。
また、本発明による材料試験装置によつてプラ
スチツク以外の材料、例えば金属やセラミツクな
どの変形時の変色度合を試験することも可能であ
る。
〔本発明の効果〕
以上のように本発明によれば、以下に列記した
効果を奏するようになる。
(1) 本発明によれば、材料の変色面からの反射光
を受光部材によつて検知し、この光量によつて
塑性変形による変色の度合を検知し、しかもこ
の検知量を電気的に処理して表示できるように
しているので、材料の変色度合を客観的且つ定
量的に把握できることになり、正確な測定デー
タが得られ、材料の開発に際し有効な資料を提
供できるようになる。
(2) 本発明によれば、保持部を動作させて材料を
塑性変形させる駆動装置と、保持部の動作速度
を任意に変える制御部材とを備えているので、
保持部によつて材料を変形させる際に、変形速
度を変えることができるようになる。プラスチ
ツク材料の白色化などにおいては、その変色度
合が材料の変形速度に依存しているので、変形
速度を変えることによつて、条件に応じた変色
度合の測定データを得ることができ、データの
基準が明確になり、データの処理が客観的に行
なえるようになる。
(3) さらに、本発明によれば、保持部によつて試
験片を変形させ、そのままの姿勢にて光学的に
測定できる。よつて、一旦変形させた後に試験
片を取外すなどの手間が省け、また、試験片の
スプリングバツクが防止できて、正確な測定デ
ータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すものであ
り、第1図は材料試験装置の全体構造を示す正面
図、第2図はその右側面図、第3図は材料変形装
置の平面図、第4図はその正面図、第5図はその
要部を示す右側面図、第6A図は折り曲げ試験片
の正面図、第6B図はそれを折り曲げた状態を示
す側面図、第7図は引張り試験片の平面図、第8
図は照光装置と受光装置の内部構造の説明図、第
9図は測定領域の説明図、第10A図は折り曲げ
試験片に対する測定方法を示す正面図、第10B
図はその側面図、第11図は受光部材の検知出力
を処理するための回路構成図、第12図は材料変
形装置の駆動系の回路構成図、第13図は他の実
施例による材料変形装置の要部を示す平面図であ
る。 1……設置台、4,5……テーブル、20……
材料変形装置、23……駆動装置(ステツピング
モータ)、26……折り曲げ試験片の保持部、2
8……ブロツク、36,37……引張り試験片の
保持部、47……パルス発振回路、49……発振
周波数制御回路、50……照光装置、51……光
源、60……受光装置、64……受光部材、69
……比較器、表示器、70……折り曲げ試験片、
80……引張り試験片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板状の材料を保持する保持部と、この保持部
    を旋回させ上記材料を折曲げて塑性変形させる駆
    動装置と、保持部の旋回動作速度を任意に変える
    制御部材と、上記材料の折曲げられた部分に対向
    し且つ塑性変形による変色部分に検知光を照射す
    る照光装置と、上記材料の折曲げられた部分に対
    向し且つ前記照光装置から発せられて塑性変形に
    よる変色部分から反射された光を検知する受光部
    材と、この受光部材にて検知された光量を電気的
    な値に変換して表示する表示部材とから成る材料
    試験装置。 2 板状の材料を保持する保持部と、この保持部
    を直線的に移動させ上記材料を引つ張つて塑性変
    形させる駆動装置と、保持部の直線動作速度を任
    意に変える制御部材と、上記材料の引つ張りによ
    る塑性変形部分に対向し且つ塑性変形による変色
    部分に検知光を照射する照光装置と、上記材料の
    塑性変形部分に対向し且つ前記照光装置から発せ
    られて塑性変形による変色部分から反射された光
    を検知する受光部材と、この受光部材にて検知さ
    れた光量を電気的な値に変換して表示する表示部
    材とから成る材料試験装置。 3 保持部を動作させる駆動装置はステツピング
    モータであり、且つ動作速度を任意に変える制御
    部材は上記ステツピングモータ駆動用パルスの周
    波数を制御する回路である特許請求の範囲第1項
    記載の材料試験装置。 4 保持部を動作させる駆動装置はステツピング
    モータであり、且つ動作速度を任意に変える制御
    部材は上記ステツピングモータ駆動用パルスの周
    波数を制御する回路である特許請求の範囲第2項
    記載の材料試験装置。
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