JP2590737Y2 - 画像処理型測定機の照明装置 - Google Patents
画像処理型測定機の照明装置Info
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- JP2590737Y2 JP2590737Y2 JP1993054564U JP5456493U JP2590737Y2 JP 2590737 Y2 JP2590737 Y2 JP 2590737Y2 JP 1993054564 U JP1993054564 U JP 1993054564U JP 5456493 U JP5456493 U JP 5456493U JP 2590737 Y2 JP2590737 Y2 JP 2590737Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光学系によって得られ
た被測定物の画像から被測定物の寸法や形状などを測定
する画像処理型測定機の照明装置に関する。詳しくは、
光学系の光軸に対して傾斜した方向から照明光を被測定
物に照射し、特に、被測定物の端部(エッジ部)などの
影を鮮明に描写できるようにした照明装置の改良に関す
る。
た被測定物の画像から被測定物の寸法や形状などを測定
する画像処理型測定機の照明装置に関する。詳しくは、
光学系の光軸に対して傾斜した方向から照明光を被測定
物に照射し、特に、被測定物の端部(エッジ部)などの
影を鮮明に描写できるようにした照明装置の改良に関す
る。
【0002】
【背景技術】拡大光学系によって被測定物の測定部位を
光学的に拡大し、その拡大画像から被測定物の寸法や形
状などを測定する画像処理型測定機、例えば、工具顕微
鏡、投影機、視認型三次元測定機などでは、被測定物の
拡大画像を得る上で被測定物に対する照明がきわめて重
要な役割を果たす。
光学的に拡大し、その拡大画像から被測定物の寸法や形
状などを測定する画像処理型測定機、例えば、工具顕微
鏡、投影機、視認型三次元測定機などでは、被測定物の
拡大画像を得る上で被測定物に対する照明がきわめて重
要な役割を果たす。
【0003】従来、画像処理型測定機における照明方式
として、被測定物に対してほぼ真上から照明光を被測定
物に照射する垂直落射照明方式が知られている。しか
し、垂直落射照明方式は、形状が比較的簡単な被測定物
を測定するときに用いられる場合が多く、複雑な形状の
被測定物、例えば、エッジ部を数多く有する階段状の被
測定物の測定では、そのエッジ部の影を表示装置などに
鮮明に描写できない場合がある。
として、被測定物に対してほぼ真上から照明光を被測定
物に照射する垂直落射照明方式が知られている。しか
し、垂直落射照明方式は、形状が比較的簡単な被測定物
を測定するときに用いられる場合が多く、複雑な形状の
被測定物、例えば、エッジ部を数多く有する階段状の被
測定物の測定では、そのエッジ部の影を表示装置などに
鮮明に描写できない場合がある。
【0004】そこで、これを解決するものとして、拡大
光学系の光軸に対して所定の角度で傾斜した方向から照
明光を被測定物に照射することで、エッジ部の影を鮮明
に検出できるようにした方法が提案されている。例え
ば、米国特許第4567551号には、光源から照明光
を略水平方向へ出力し、その照明光を固定ミラーで斜め
下方へ反射させた後、ガラス板などで屈折させて被測定
物に照射する方法が提案されている。
光学系の光軸に対して所定の角度で傾斜した方向から照
明光を被測定物に照射することで、エッジ部の影を鮮明
に検出できるようにした方法が提案されている。例え
ば、米国特許第4567551号には、光源から照明光
を略水平方向へ出力し、その照明光を固定ミラーで斜め
下方へ反射させた後、ガラス板などで屈折させて被測定
物に照射する方法が提案されている。
【0005】しかし、これにしても、被測定物に対する
照明光の照射角度が一定であるため、エッジ部の形状に
よってはそのエッジ部の画像を表示装置に鮮明に描写で
きない。例えば、被測定物がコインなどのように比較的
浅い円筒状エッジ部を有するものでは、エッジ部の深さ
と照明光の照射角度との関係によって、そのエッジ部の
影を全周に亘って鮮明に描写できない。このため、表示
装置などに描写される画像は立体感が損なわれる結果、
被測定物の寸法や形状を正確に測定することが困難にな
る。
照明光の照射角度が一定であるため、エッジ部の形状に
よってはそのエッジ部の画像を表示装置に鮮明に描写で
きない。例えば、被測定物がコインなどのように比較的
浅い円筒状エッジ部を有するものでは、エッジ部の深さ
と照明光の照射角度との関係によって、そのエッジ部の
影を全周に亘って鮮明に描写できない。このため、表示
装置などに描写される画像は立体感が損なわれる結果、
被測定物の寸法や形状を正確に測定することが困難にな
る。
【0006】そこで、本出願人は、このような問題を解
消するものとして、先に、実願平4−9736号を提案
している。これは、光学系の光軸を中心として外方へ放
射状に照明光を発生するリング状光発生手段を設けると
ともに、この光発生手段からの照明光を反射させ前記光
軸上に集光させるとともに、その光発生手段との光軸方
向における相対位置に応じて光発生手段からの照明光を
異なる角度で反射させるリング状反射面を有するリング
状反射部材を前記光軸と同心状に設け、前記集光点が定
位置に保持されるように光発生手段とリング状反射部材
とを光軸上に沿って差動的に移動させる駆動手段を設け
た構造である。
消するものとして、先に、実願平4−9736号を提案
している。これは、光学系の光軸を中心として外方へ放
射状に照明光を発生するリング状光発生手段を設けると
ともに、この光発生手段からの照明光を反射させ前記光
軸上に集光させるとともに、その光発生手段との光軸方
向における相対位置に応じて光発生手段からの照明光を
異なる角度で反射させるリング状反射面を有するリング
状反射部材を前記光軸と同心状に設け、前記集光点が定
位置に保持されるように光発生手段とリング状反射部材
とを光軸上に沿って差動的に移動させる駆動手段を設け
た構造である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記実願平4−973
6号で開示された構成要件のうち、リング状光発生手段
の具体的構造としては、光学系の光軸と同心状に配置さ
れたリング状部材の内部に多数本の光ファイバを束ねた
状態で環状に収納し、それらの光ファイバの先端をリン
グ状部材の外周面に沿って環状に配列し、その先端から
照明光を光軸に対し直角に放射するようにした構造であ
る。しかし、このような構造では、多数本の光ファイバ
の先端を近接して配列しずらいことから、光軸を中心と
する放射状の照明光が得にくいという欠点が考えられ
る。
6号で開示された構成要件のうち、リング状光発生手段
の具体的構造としては、光学系の光軸と同心状に配置さ
れたリング状部材の内部に多数本の光ファイバを束ねた
状態で環状に収納し、それらの光ファイバの先端をリン
グ状部材の外周面に沿って環状に配列し、その先端から
照明光を光軸に対し直角に放射するようにした構造であ
る。しかし、このような構造では、多数本の光ファイバ
の先端を近接して配列しずらいことから、光軸を中心と
する放射状の照明光が得にくいという欠点が考えられ
る。
【0008】そこで、リング状部材の内部に収納した多
数本の光ファイバの先端をリング状部材の下面に沿って
環状に配列し、その先端から照明光を光軸と平行に放射
するとともに、その照明光を前記光軸と同心状に配置さ
れたリング状反射部材によって光軸を中心として外方へ
直角に、かつ、平行光として反射させるようにした構造
が考えられる。しかし、これにしても、光ファイバから
放射された照明光を光軸を中心として外方へ直角に、か
つ、平行光として反射させるためには、リング状反射部
材のリング状反射面を、光ファイバの先端を焦点とする
断面放物線状に形成しなければならないから、複雑でか
つ高度な加工が要求され、コストアップの要因になって
いた。
数本の光ファイバの先端をリング状部材の下面に沿って
環状に配列し、その先端から照明光を光軸と平行に放射
するとともに、その照明光を前記光軸と同心状に配置さ
れたリング状反射部材によって光軸を中心として外方へ
直角に、かつ、平行光として反射させるようにした構造
が考えられる。しかし、これにしても、光ファイバから
放射された照明光を光軸を中心として外方へ直角に、か
つ、平行光として反射させるためには、リング状反射部
材のリング状反射面を、光ファイバの先端を焦点とする
断面放物線状に形成しなければならないから、複雑でか
つ高度な加工が要求され、コストアップの要因になって
いた。
【0009】ここに、本考案の目的は、このような従来
の問題を解消し、製造が容易で、かつ、安価な画像処理
型測定機の照明装置を提供することにある。
の問題を解消し、製造が容易で、かつ、安価な画像処理
型測定機の照明装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため、本考案の画像
処理型測定機の照明装置は、光学系によって得られた被
測定物の画像から被測定物の寸法や形状などを測定する
画像処理型測定機の照明装置であって、前記光学系の光
軸を中心として外方へ放射状に照明光を発生する光発生
手段と、前記光学系の光軸と同心で、かつ、前記光発生
手段からの照明光を反射させて前記光軸上に集光させる
リング状反射部材を含み、前記光発生手段からの照明光
の光軸方向位置に拘らず照明光を前記光軸上の定位置に
集光させる集光手段とを備え、前記光発生手段は、前記
光軸を中心とするリング状でかつ被測定物に向かって照
明光を放射するリング照明と、このリング照明から放射
された照明光を前記光軸と平行な光に整形する環状コン
デンサレンズと、この環状コンデンサレンズで整形され
た平行光を前記光軸を中心として外方へ放射状に反射す
るミラーとを含む、ことを特徴とする。
処理型測定機の照明装置は、光学系によって得られた被
測定物の画像から被測定物の寸法や形状などを測定する
画像処理型測定機の照明装置であって、前記光学系の光
軸を中心として外方へ放射状に照明光を発生する光発生
手段と、前記光学系の光軸と同心で、かつ、前記光発生
手段からの照明光を反射させて前記光軸上に集光させる
リング状反射部材を含み、前記光発生手段からの照明光
の光軸方向位置に拘らず照明光を前記光軸上の定位置に
集光させる集光手段とを備え、前記光発生手段は、前記
光軸を中心とするリング状でかつ被測定物に向かって照
明光を放射するリング照明と、このリング照明から放射
された照明光を前記光軸と平行な光に整形する環状コン
デンサレンズと、この環状コンデンサレンズで整形され
た平行光を前記光軸を中心として外方へ放射状に反射す
るミラーとを含む、ことを特徴とする。
【0011】前記環状コンデンサレンズと前記ミラーと
は一体的に成形されていることを特徴とする。
は一体的に成形されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】被測定物に対する照明光の入射角度を変える場
合には、光発生手段から光軸を中心として外方へ放射さ
れる照明光の位置が光軸方向へ移動するように、例え
ば、光発生手段を光軸方向へ移動させる。光発生手段か
ら光軸を中心として外方へ放射される照明光の位置が光
軸方向へ移動しても、リング状反射部材を含む集光手段
によって照明光の集光点が前記光軸上の定位置に保たれ
たまま、その集光点における照明光の入射角度が変化さ
れる。従って、定位置における照明光の光量を変化させ
ることなく、その集光点における照明光の入射角度を変
化させることができる。よって、被測定物のエッジ部の
形状などに応じて適正な角度で照明光を照射することが
できるから、被測定物のエッジ部などの画像も立体感を
損なうことなく鮮明に描写できる。
合には、光発生手段から光軸を中心として外方へ放射さ
れる照明光の位置が光軸方向へ移動するように、例え
ば、光発生手段を光軸方向へ移動させる。光発生手段か
ら光軸を中心として外方へ放射される照明光の位置が光
軸方向へ移動しても、リング状反射部材を含む集光手段
によって照明光の集光点が前記光軸上の定位置に保たれ
たまま、その集光点における照明光の入射角度が変化さ
れる。従って、定位置における照明光の光量を変化させ
ることなく、その集光点における照明光の入射角度を変
化させることができる。よって、被測定物のエッジ部の
形状などに応じて適正な角度で照明光を照射することが
できるから、被測定物のエッジ部などの画像も立体感を
損なうことなく鮮明に描写できる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の照明装置について好適な実施
例を挙げ、添付図面を参照しながら詳細に説明する。な
お、以下の説明にあたって、同一構成要件については、
同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。第1実施例 第1実施例を図1〜図9に示す。図1は本考案を画像処
理型測定機に適用した例を示している。同画像処理型測
定機10は、大きく分けて、顕微鏡20と、画像表示装
置90とから構成されている。
例を挙げ、添付図面を参照しながら詳細に説明する。な
お、以下の説明にあたって、同一構成要件については、
同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。第1実施例 第1実施例を図1〜図9に示す。図1は本考案を画像処
理型測定機に適用した例を示している。同画像処理型測
定機10は、大きく分けて、顕微鏡20と、画像表示装
置90とから構成されている。
【0014】前記顕微鏡20は、水平部21Aおよび起
立部21Bを有する側面L字形の支持台21を含む。支
持台21の水平部21A上には、上面に被測定物25を
載置する載物台22が設置されている。載物台22は、
水平面内における直交二軸方向、つまり、左右方向(X
軸方向)および前後方向(Y軸方向)へそれぞれ移動可
能なX−Yテーブルから構成され、かつ、各軸方向の移
動量がX軸マイクロメータヘッド23およびY軸マイク
ロメータヘッド24により設定または計測できるように
なっている。
立部21Bを有する側面L字形の支持台21を含む。支
持台21の水平部21A上には、上面に被測定物25を
載置する載物台22が設置されている。載物台22は、
水平面内における直交二軸方向、つまり、左右方向(X
軸方向)および前後方向(Y軸方向)へそれぞれ移動可
能なX−Yテーブルから構成され、かつ、各軸方向の移
動量がX軸マイクロメータヘッド23およびY軸マイク
ロメータヘッド24により設定または計測できるように
なっている。
【0015】前記支持台21の起立部21Bには、上下
動つまみ26を有する上下動ガイド27が設けられてい
る。上下動ガイド27には、上下動つまみ26の回動操
作によって、図示しないラックやピニオンなどを介して
上下動する側面コ字形の支持枠31が上下動可能に支持
されている。支持枠31の前面開放側において、その左
右両端には円柱体32がそれぞれ介装されているととも
に、支持枠31の開放側には平面コ字形のカバー33が
取り付けられるようになっている。
動つまみ26を有する上下動ガイド27が設けられてい
る。上下動ガイド27には、上下動つまみ26の回動操
作によって、図示しないラックやピニオンなどを介して
上下動する側面コ字形の支持枠31が上下動可能に支持
されている。支持枠31の前面開放側において、その左
右両端には円柱体32がそれぞれ介装されているととも
に、支持枠31の開放側には平面コ字形のカバー33が
取り付けられるようになっている。
【0016】前記支持枠31の中心部には、結像光学系
37が設けられている。結像光学系37は、支持枠31
の下方に突出した対物レンズ34と、この対物レンズ3
4と同軸上に設けられた結像レンズ35と、この結像レ
ンズ35と同軸上に設けられかつ支持枠31上に突出し
たCCDカメラ36とから構成されている。CCDカメ
ラ36には、配線コード38を介して前記画像表示装置
90が接続されている。
37が設けられている。結像光学系37は、支持枠31
の下方に突出した対物レンズ34と、この対物レンズ3
4と同軸上に設けられた結像レンズ35と、この結像レ
ンズ35と同軸上に設けられかつ支持枠31上に突出し
たCCDカメラ36とから構成されている。CCDカメ
ラ36には、配線コード38を介して前記画像表示装置
90が接続されている。
【0017】前記支持枠31の内部には、図2にも示す
ように、昇降機構41,42を介して昇降軸43,44
が上下方向へ昇降可能に支持されている。昇降軸43の
下部には、連結部材45,46を介して前記結像光学系
37の光軸を中心として外方へ放射状の照明光を発生す
るリング状の光発生手段47が前記光軸と同心状に配置
されているとともに、この光発生手段47からの照明光
を内側へ向けて反射させて前記光軸上に集光させるリン
グ状反射部材48が前記光軸と同心状に配置されてい
る。また、昇降軸44の下部には、前記リング状反射部
材48を開閉させる開閉部材49が取り付けられてい
る。
ように、昇降機構41,42を介して昇降軸43,44
が上下方向へ昇降可能に支持されている。昇降軸43の
下部には、連結部材45,46を介して前記結像光学系
37の光軸を中心として外方へ放射状の照明光を発生す
るリング状の光発生手段47が前記光軸と同心状に配置
されているとともに、この光発生手段47からの照明光
を内側へ向けて反射させて前記光軸上に集光させるリン
グ状反射部材48が前記光軸と同心状に配置されてい
る。また、昇降軸44の下部には、前記リング状反射部
材48を開閉させる開閉部材49が取り付けられてい
る。
【0018】前記光発生手段47は、前記光軸を中心と
するリング状でかつ下方へ向かって(被測定物25へ向
かって)照明光を放射するリング照明51と、このリン
グ照明51から放射された照明光を前記光軸と平行な光
に整形するとともに、その平行光を前記光軸を中心とし
て外方へ放射状に反射させるミラー付き環状コンデンサ
レンズ56とから構成されている。
するリング状でかつ下方へ向かって(被測定物25へ向
かって)照明光を放射するリング照明51と、このリン
グ照明51から放射された照明光を前記光軸と平行な光
に整形するとともに、その平行光を前記光軸を中心とし
て外方へ放射状に反射させるミラー付き環状コンデンサ
レンズ56とから構成されている。
【0019】前記リング照明51は、図3に示す如く、
内部に環状空間を有するリング状部材52と、このリン
グ状部材52の環状空間内に束ねた状態で収納された複
数本の光ファイバ53とから構成されている。各光ファ
イバ53の先端53Aは、図4に示す如く、1本ずつリ
ング状部材52の下面に沿って円環状に整列配列されて
いる。なお、各光ファイバ53の基端側53Bは、図示
しない光源まで導かれている。
内部に環状空間を有するリング状部材52と、このリン
グ状部材52の環状空間内に束ねた状態で収納された複
数本の光ファイバ53とから構成されている。各光ファ
イバ53の先端53Aは、図4に示す如く、1本ずつリ
ング状部材52の下面に沿って円環状に整列配列されて
いる。なお、各光ファイバ53の基端側53Bは、図示
しない光源まで導かれている。
【0020】前記ミラー付き環状コンデンサレンズ56
は、図5および図6に示す如く、前記リング照明51か
ら放射された照明光を前記光軸と平行な光に整形する環
状コンデンサレンズ57の内側面に、その環状コンデン
サレンズ57で整形された平行光を前記光軸を中心とし
て外方へ放射状に反射させるミラー58(前記光軸に対
して45°の角度のミラー)が一体的に形成された構造
である。
は、図5および図6に示す如く、前記リング照明51か
ら放射された照明光を前記光軸と平行な光に整形する環
状コンデンサレンズ57の内側面に、その環状コンデン
サレンズ57で整形された平行光を前記光軸を中心とし
て外方へ放射状に反射させるミラー58(前記光軸に対
して45°の角度のミラー)が一体的に形成された構造
である。
【0021】前記リング状反射部材48は、図7および
図8に示す如く、前記光軸を中心とする円周上に順次一
部が重なった状態で配置された花びら形状で、かつ、内
面が球面またはこれに近似した曲面の一部をなす凹面ミ
ラーに形成された複数枚のミラー片61と、これらのミ
ラー片61の下端部を前記光軸を中心とする円周上で連
結しかつその円周軸線を支点として上端側を開閉可能に
支持する連結リング62とを含み構成されている。な
お、これらのミラー片61は、図示しないばねなどによ
つて常時閉じる方向へ付勢されている。
図8に示す如く、前記光軸を中心とする円周上に順次一
部が重なった状態で配置された花びら形状で、かつ、内
面が球面またはこれに近似した曲面の一部をなす凹面ミ
ラーに形成された複数枚のミラー片61と、これらのミ
ラー片61の下端部を前記光軸を中心とする円周上で連
結しかつその円周軸線を支点として上端側を開閉可能に
支持する連結リング62とを含み構成されている。な
お、これらのミラー片61は、図示しないばねなどによ
つて常時閉じる方向へ付勢されている。
【0022】前記ミラー片61の一つには、前記開閉部
材49の先端球49A(図2参照)が内側から当接され
ている。開閉部材49は、前記昇降機構42によって前
記光軸方向へ昇降され、ミラー片61の開閉角度を変化
させる。つまり、リング状反射部材48によって反射さ
れた照明光の集光点が前記光軸上の定位置に保たれるよ
うに、前記光発生手段47の光軸方向位置に応じて、前
記各ミラー片61の開閉角度を昇降機構42によって変
化させるようになっている。ここに、前記リング状反射
部材48、昇降機構42および開閉部材49により、前
記光発生手段47からの照明光の光軸方向位置に拘らず
照明光を前記光軸上の定位置に集光させる集光手段70
が構成されている。
材49の先端球49A(図2参照)が内側から当接され
ている。開閉部材49は、前記昇降機構42によって前
記光軸方向へ昇降され、ミラー片61の開閉角度を変化
させる。つまり、リング状反射部材48によって反射さ
れた照明光の集光点が前記光軸上の定位置に保たれるよ
うに、前記光発生手段47の光軸方向位置に応じて、前
記各ミラー片61の開閉角度を昇降機構42によって変
化させるようになっている。ここに、前記リング状反射
部材48、昇降機構42および開閉部材49により、前
記光発生手段47からの照明光の光軸方向位置に拘らず
照明光を前記光軸上の定位置に集光させる集光手段70
が構成されている。
【0023】前記画像表示装置90は、CRT91と、
前記各昇降機構41,42の駆動制御を行うとともに、
前記CCDカメラ36からの信号をCRT91に表示さ
せる制御装置92とから構成されている。制御装置92
は、前記各制御を行うためのつまみ、スイッチなどから
なる操作部93をその前部に備えている。
前記各昇降機構41,42の駆動制御を行うとともに、
前記CCDカメラ36からの信号をCRT91に表示さ
せる制御装置92とから構成されている。制御装置92
は、前記各制御を行うためのつまみ、スイッチなどから
なる操作部93をその前部に備えている。
【0024】次に、本実施例の作用を説明する。測定に
当たっては、載物台22の上に載置された被測定物25
が対物レンズ34に対向位置するように載物台22のX
軸およびY軸マイクロメータヘッド23,24を回して
設定しておく。また、上下動つまみ26を回して対物レ
ンズ34の焦点位置に被測定物25の測定部位が位置す
るように設定しておく。
当たっては、載物台22の上に載置された被測定物25
が対物レンズ34に対向位置するように載物台22のX
軸およびY軸マイクロメータヘッド23,24を回して
設定しておく。また、上下動つまみ26を回して対物レ
ンズ34の焦点位置に被測定物25の測定部位が位置す
るように設定しておく。
【0025】この状態において、リング照明51から放
射された光は、ミラー付き環状コンデンサレンズ56で
平行光に整形されたのち、外方へ向かって放射状に反射
される。その反射光は、各ミラー片61によって内側へ
向かって反射されたのち、光軸上の被測定物25に照射
される。被測定物25からの反射光は、対物レンズ3
4、結像レンズ35を介してCCDカメラ36に入射さ
れる。ここで、電気信号に変換された後、画像表示装置
90の制御装置92に入力される。その結果、被測定物
25の画像がCRT91に表示される。
射された光は、ミラー付き環状コンデンサレンズ56で
平行光に整形されたのち、外方へ向かって放射状に反射
される。その反射光は、各ミラー片61によって内側へ
向かって反射されたのち、光軸上の被測定物25に照射
される。被測定物25からの反射光は、対物レンズ3
4、結像レンズ35を介してCCDカメラ36に入射さ
れる。ここで、電気信号に変換された後、画像表示装置
90の制御装置92に入力される。その結果、被測定物
25の画像がCRT91に表示される。
【0026】そこで、被測定物25に対する照明光の入
射角度を変化させるには、昇降機構41によって昇降軸
43を上下方向へ昇降させる。すると、光発生手段47
(リング照明51およびミラー付き環状コンデンサレン
ズ56)とリング状反射部材48が上下方向へ移動され
る。このとき、昇降機構42の作動によって、リング状
反射部材48のミラー片61の開閉角度が光発生手段4
7(リング照明51およびミラー付き環状コンデンサレ
ンズ56)の上下方向位置に応じて開閉される。つま
り、図9(A)(B)(C)に示す如く、光発生手段4
7(リング照明51およびミラー付き環状コンデンサレ
ンズ56)が上方位置に移動するに従って、ミラー片6
1が次第に閉じられていくため、照明光の集光点が定位
置に保たれたまま、被測定物25に対する照明光の入射
角度が変化される。
射角度を変化させるには、昇降機構41によって昇降軸
43を上下方向へ昇降させる。すると、光発生手段47
(リング照明51およびミラー付き環状コンデンサレン
ズ56)とリング状反射部材48が上下方向へ移動され
る。このとき、昇降機構42の作動によって、リング状
反射部材48のミラー片61の開閉角度が光発生手段4
7(リング照明51およびミラー付き環状コンデンサレ
ンズ56)の上下方向位置に応じて開閉される。つま
り、図9(A)(B)(C)に示す如く、光発生手段4
7(リング照明51およびミラー付き環状コンデンサレ
ンズ56)が上方位置に移動するに従って、ミラー片6
1が次第に閉じられていくため、照明光の集光点が定位
置に保たれたまま、被測定物25に対する照明光の入射
角度が変化される。
【0027】従って、第1実施例によれば、集光点を光
軸上の定位置に保ったまま、その集光点における照明光
の入射角度を変化させることができるから、被測定物2
5に対する照明光の光量を変化させることなく、被測定
物25に対する照明光の入射角度を変化させることがで
きる。よって、被測定物25のエッジ部の形状などに応
じて適正な角度で照明光を照射することができるから、
被測定物25のエッジ部などの画像も立体感を損なうこ
となく鮮明に描画できる。
軸上の定位置に保ったまま、その集光点における照明光
の入射角度を変化させることができるから、被測定物2
5に対する照明光の光量を変化させることなく、被測定
物25に対する照明光の入射角度を変化させることがで
きる。よって、被測定物25のエッジ部の形状などに応
じて適正な角度で照明光を照射することができるから、
被測定物25のエッジ部などの画像も立体感を損なうこ
となく鮮明に描画できる。
【0028】また、光発生手段47からの照明光を反射
させて光軸上に集光させるリング状反射部材48を、光
軸を中心とする円周上に順次一部が重なった状態で配置
され、かつ、その円周軸線を支点として開閉可能に設け
られた花びら形状の複数枚のミラー片61によって構成
したので、従来のように、単一の反射部材によってリン
グ状反射面を形成する場合に比べ、複雑で高度な加工を
必要としないから、簡易にかつ安価に製造することがで
きる。
させて光軸上に集光させるリング状反射部材48を、光
軸を中心とする円周上に順次一部が重なった状態で配置
され、かつ、その円周軸線を支点として開閉可能に設け
られた花びら形状の複数枚のミラー片61によって構成
したので、従来のように、単一の反射部材によってリン
グ状反射面を形成する場合に比べ、複雑で高度な加工を
必要としないから、簡易にかつ安価に製造することがで
きる。
【0029】しかも、照明光の集光点が光軸上の定位置
に保たれるようにするにも、各ミラー片61の開閉角度
を光発生手段47の光軸方向位置に応じて変化させるだ
けでよいから、従来のように、光発生手段とリング状反
射部材とを光軸上に沿って差動的に移動させる構造に比
べ簡単である。
に保たれるようにするにも、各ミラー片61の開閉角度
を光発生手段47の光軸方向位置に応じて変化させるだ
けでよいから、従来のように、光発生手段とリング状反
射部材とを光軸上に沿って差動的に移動させる構造に比
べ簡単である。
【0030】また、光発生手段47を、前記光軸を中心
とするリング状でかつ被測定物25に向かって照明光を
放射するリング照明51と、このリング照明51から放
射された照明光を前記光軸と平行な光に整形するととも
に、その平行光を前記光軸を中心として外方へ放射状に
反射するミラー付き環状コンデンサレンズ56とから構
成したので、光学系の光軸を中心として外方へ放射状に
放射される照明光を簡単に得ることができる。
とするリング状でかつ被測定物25に向かって照明光を
放射するリング照明51と、このリング照明51から放
射された照明光を前記光軸と平行な光に整形するととも
に、その平行光を前記光軸を中心として外方へ放射状に
反射するミラー付き環状コンデンサレンズ56とから構
成したので、光学系の光軸を中心として外方へ放射状に
放射される照明光を簡単に得ることができる。
【0031】つまり、リング照明51は、リング状部材
52の環状空間内に収納した複数本の光ファイバ53の
先端53Aをリング状部材52の下面に沿って円環状に
整列配置すればよいから、例えば、リング状部材52の
外周面に沿って光ファイバ53の先端53Aを整列配列
する場合に比べ、光ファイバ53の先端53Aを接近し
た状態で配列することができる。また、その光ファイバ
53の先端53Aから放射された光を単一のミラー付き
環状コンデンサレンズ56で平行な光に整形できるか
ら、リング状反射面によって照明光を平行光に整形する
場合に比べ、製造が簡単である。
52の環状空間内に収納した複数本の光ファイバ53の
先端53Aをリング状部材52の下面に沿って円環状に
整列配置すればよいから、例えば、リング状部材52の
外周面に沿って光ファイバ53の先端53Aを整列配列
する場合に比べ、光ファイバ53の先端53Aを接近し
た状態で配列することができる。また、その光ファイバ
53の先端53Aから放射された光を単一のミラー付き
環状コンデンサレンズ56で平行な光に整形できるか
ら、リング状反射面によって照明光を平行光に整形する
場合に比べ、製造が簡単である。
【0032】なお、上記実施例において、光発生手段4
7および反射部材48を上下方向へ昇降させる昇降機構
41とは別に、開閉部材49を上下方向へ昇降させる昇
降機構42を設ける構造に限らず、図10に示すよう
に、両昇降軸43,44との間に歯車50Aを介在させ
るようにしたものでもよい。
7および反射部材48を上下方向へ昇降させる昇降機構
41とは別に、開閉部材49を上下方向へ昇降させる昇
降機構42を設ける構造に限らず、図10に示すよう
に、両昇降軸43,44との間に歯車50Aを介在させ
るようにしたものでもよい。
【0033】また、リング状反射部材48を構成する各
ミラー片61の形状は、上記実施例で述べた、球面の一
部をなす凹面ミラーを花びら形状に限らず、他の形状で
もよい。例えば、三角形状でもよい。更に、上記実施例
では、リング状反射部材48を光発生手段47とともに
光軸方向へ移動するようにしたが、各ミラー片61の長
さを光発生手段47の光軸方向における移動領域に渡る
長さとすれば、リング状反射部材48を光発生手段47
とともに光軸方向へ移動させなくてもよい。
ミラー片61の形状は、上記実施例で述べた、球面の一
部をなす凹面ミラーを花びら形状に限らず、他の形状で
もよい。例えば、三角形状でもよい。更に、上記実施例
では、リング状反射部材48を光発生手段47とともに
光軸方向へ移動するようにしたが、各ミラー片61の長
さを光発生手段47の光軸方向における移動領域に渡る
長さとすれば、リング状反射部材48を光発生手段47
とともに光軸方向へ移動させなくてもよい。
【0034】第2実施例 第2実施例を図11に示す。第2実施例では、第1実施
例におけるリング状反射部材48に代えて、前記光学系
37の光軸と同心で、かつ、前記光発生手段47の光軸
方向位置に拘らず前記光発生手段47からの照明光を反
射させて前記光軸上の定位置に集光させるリング状反射
部材48Aが設けられている。リング状反射部材48A
の内面には、光発生手段47の光軸方向における移動領
域に渡る長さを有し、前記光発生手段47の光軸方向位
置に応じて異なる角度で照明光を反射して光軸上の定位
置に集光させるリング状反射面71が形成されている。
ここでは、リング状反射部材48Aのみによって、前記
光発生手段47からの照明光の光軸方向位置に拘らず照
明光を前記光軸上の定位置に集光させる集光手段が構成
されている。
例におけるリング状反射部材48に代えて、前記光学系
37の光軸と同心で、かつ、前記光発生手段47の光軸
方向位置に拘らず前記光発生手段47からの照明光を反
射させて前記光軸上の定位置に集光させるリング状反射
部材48Aが設けられている。リング状反射部材48A
の内面には、光発生手段47の光軸方向における移動領
域に渡る長さを有し、前記光発生手段47の光軸方向位
置に応じて異なる角度で照明光を反射して光軸上の定位
置に集光させるリング状反射面71が形成されている。
ここでは、リング状反射部材48Aのみによって、前記
光発生手段47からの照明光の光軸方向位置に拘らず照
明光を前記光軸上の定位置に集光させる集光手段が構成
されている。
【0035】従って、第2実施例によれば、リング状反
射部材48Aを光発生手段47とともに光軸方向へ移動
させる機構を設けなくても、集光点を光軸上の定位置に
保ったまま、その集光点における照明光の入射角度を変
化させることができる。
射部材48Aを光発生手段47とともに光軸方向へ移動
させる機構を設けなくても、集光点を光軸上の定位置に
保ったまま、その集光点における照明光の入射角度を変
化させることができる。
【0036】第3実施例 第3実施例を図12に示す。第3実施例では、第1実施
例におけるリング状反射部材48に代えて、第2実施例
のリング状反射部材48Aが設けられている。また、第
1実施例における光発生手段47に代えて、径の異なる
複数のリング照明511 〜514 および各リング照明5
11 〜514 に対応配置されたミラー付き環状コンデン
サレンズ561 〜564 を前記光軸方向に積層した階段
状光発生手段47Aが設けられている。ここでも、リン
グ状反射部材48Aのみによって前記集光手段が構成さ
れている。
例におけるリング状反射部材48に代えて、第2実施例
のリング状反射部材48Aが設けられている。また、第
1実施例における光発生手段47に代えて、径の異なる
複数のリング照明511 〜514 および各リング照明5
11 〜514 に対応配置されたミラー付き環状コンデン
サレンズ561 〜564 を前記光軸方向に積層した階段
状光発生手段47Aが設けられている。ここでも、リン
グ状反射部材48Aのみによって前記集光手段が構成さ
れている。
【0037】従って、第3実施例によれば、階段状光発
生手段47Aの中からいずれかのリング照明511 〜5
14 を選択的に点灯させることによって、リング状反射
部材48Aに入射する照明光の光軸方向位置が変わる結
果、階段状光発生手段47Aについても光軸方向へ移動
させる機構を設けなくても、集光点を光軸上の定位置に
保ったまま、その集光点における照明光の入射角度を変
化させることができる。
生手段47Aの中からいずれかのリング照明511 〜5
14 を選択的に点灯させることによって、リング状反射
部材48Aに入射する照明光の光軸方向位置が変わる結
果、階段状光発生手段47Aについても光軸方向へ移動
させる機構を設けなくても、集光点を光軸上の定位置に
保ったまま、その集光点における照明光の入射角度を変
化させることができる。
【0038】なお、上記各実施例において、ミラー付き
環状コンデンサレンズ56については、環状コンデンサ
レズ57とミラー58とに分割して構成したものでもよ
い。
環状コンデンサレンズ56については、環状コンデンサ
レズ57とミラー58とに分割して構成したものでもよ
い。
【0039】また、光ファイバ53の先端53Aが配列
された円環状部分を複数の区画に分割し、例えば、90
度の角度範囲を1区画とする4区画に分割し、各区画内
の光ファイバへ光を導入する光源の点灯、消灯を独立的
に制御するようにすれば、光量の調整が容易にできる。
更に、光ファイバ53に代えて、発光ダイオードなどの
発光素子をリング状部材52の下面に沿って一列または
複数列に配列するようにしてもよい。このようにすれ
ば、各発光素子の点灯、消灯を容易にできるから光発生
手段47の光量を細かく調整できる利点がある。
された円環状部分を複数の区画に分割し、例えば、90
度の角度範囲を1区画とする4区画に分割し、各区画内
の光ファイバへ光を導入する光源の点灯、消灯を独立的
に制御するようにすれば、光量の調整が容易にできる。
更に、光ファイバ53に代えて、発光ダイオードなどの
発光素子をリング状部材52の下面に沿って一列または
複数列に配列するようにしてもよい。このようにすれ
ば、各発光素子の点灯、消灯を容易にできるから光発生
手段47の光量を細かく調整できる利点がある。
【0040】また、本考案に係る画像処理型測定機とし
ては、上記実施例のように工具顕微鏡に適用したものに
限らず、投影機、三次元測定機などの他の形式の光学式
測定機にも適用できるものである。
ては、上記実施例のように工具顕微鏡に適用したものに
限らず、投影機、三次元測定機などの他の形式の光学式
測定機にも適用できるものである。
【0041】
【考案の効果】以上の通り、本考案によれば、製造が容
易で、かつ、安価な画像処理型測定機の照明装置を提供
できる。
易で、かつ、安価な画像処理型測定機の照明装置を提供
できる。
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同上実施例の要部を示す断面図である。
【図3】同上実施例におけるリング照明を上からみた斜
視図である。
視図である。
【図4】同上実施例におけるリング照明を下からみた斜
視図である。
視図である。
【図5】同上実施例におけるミラー付き環状コンデンサ
レンズを示す斜視図である。
レンズを示す斜視図である。
【図6】同上実施例におけるミラー付き環状コンデンサ
レンズの作用を示す図である。
レンズの作用を示す図である。
【図7】同上実施例におけるリング状反射部材を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】同上実施例におけるリング状反射部材の断面を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】同上実施例におけるリング状反射部材の開閉角
度を変えた状態を示す図である。
度を変えた状態を示す図である。
【図10】同上実施例における開閉手段の他の例を示す
図である。
図である。
【図11】本考案の第2実施例を示す図である。
【図12】本考案の第3実施例を示す図である。
25 被測定物 37 光学系 47 光発生手段 48 リング状反射部材 51 リング照明 56 ミラー付き環状コンデンサレンズ 57 環状コンデンサレンズ 58 ミラー 70 集光手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−260347(JP,A) 特開 平3−10106(JP,A) 特開 昭50−156956(JP,A) 実開 平5−71706(JP,U) 実開 昭63−84556(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01N 21/84 - 21/91
Claims (2)
- 【請求項1】光学系によって得られた被測定物の画像か
ら被測定物の寸法や形状などを測定する画像処理型測定
機の照明装置であって、 前記光学系の光軸を中心として外方へ放射状に照明光を
発生する光発生手段と、 前記光学系の光軸と同心で、かつ、前記光発生手段から
の照明光を反射させて前記光軸上に集光させるリング状
反射部材を含み、前記光発生手段からの照明光の光軸方
向位置に拘らず照明光を前記光軸上の定位置に集光させ
る集光手段とを備え、 前記光発生手段は、前記光軸を中心とするリング状でか
つ被測定物に向かって照明光を放射するリング照明と、
このリング照明から放射された照明光を前記光軸と平行
な光に整形する環状コンデンサレンズと、この環状コン
デンサレンズで整形された平行光を前記光軸を中心とし
て外方へ放射状に反射するミラーとを含む、 ことを特徴とする画像処理型測定機の照明装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の画像処理型測定機の照明
装置において、前記環状コンデンサレンズと前記ミラー
とは一体的に成形されていることを特徴とする画像処理
型測定機の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054564U JP2590737Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 画像処理型測定機の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054564U JP2590737Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 画像処理型測定機の照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723208U JPH0723208U (ja) | 1995-04-25 |
JP2590737Y2 true JP2590737Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=12974190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993054564U Expired - Fee Related JP2590737Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 画像処理型測定機の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590737Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5515531B2 (ja) * | 2009-09-07 | 2014-06-11 | セイコーエプソン株式会社 | 孔内検査方法 |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP1993054564U patent/JP2590737Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0723208U (ja) | 1995-04-25 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981124 |
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