JP3148355B2 - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JP3148355B2 JP3148355B2 JP12908192A JP12908192A JP3148355B2 JP 3148355 B2 JP3148355 B2 JP 3148355B2 JP 12908192 A JP12908192 A JP 12908192A JP 12908192 A JP12908192 A JP 12908192A JP 3148355 B2 JP3148355 B2 JP 3148355B2
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- Japan
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- lens
- illumination
- observation
- illumination light
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理計測装置の一
部を構成する顕微鏡等に使用される照明装置の改良に関
する。
部を構成する顕微鏡等に使用される照明装置の改良に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、観察対象物に斜め方向から照
明光を集束させつつ照明光を導いて、その観察対象物を
照明する照明装置が知られている。この従来の照明装置
は、観察対象物、とりわけ観察対象物の複雑な形状を有
する観察箇所に対して適切な照明状態を得るために、観
察対象物に対する照明角度変更手段が設けられている。
その従来の照明角度変更手段には、環状の非球面ミラー
が用いられ、観察対象物に対して上下方向に非球面ミラ
ーを離反接近させて照明角度を変更する構造となってい
る。
明光を集束させつつ照明光を導いて、その観察対象物を
照明する照明装置が知られている。この従来の照明装置
は、観察対象物、とりわけ観察対象物の複雑な形状を有
する観察箇所に対して適切な照明状態を得るために、観
察対象物に対する照明角度変更手段が設けられている。
その従来の照明角度変更手段には、環状の非球面ミラー
が用いられ、観察対象物に対して上下方向に非球面ミラ
ーを離反接近させて照明角度を変更する構造となってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、照明角
度を変更させるために単に非球面ミラーを観察対象物に
対して離反接近させると観察箇所に対して照明箇所がず
れる。このため、この非球面ミラーとは別の補助非球面
ミラーを設けて、観察箇所に対して照明箇所がずれない
ようにその補助非球面ミラーを非球面ミラーの上下動に
連係して上下動させる構造となっているため、照明装置
の構造が複雑であるという問題点があった。
度を変更させるために単に非球面ミラーを観察対象物に
対して離反接近させると観察箇所に対して照明箇所がず
れる。このため、この非球面ミラーとは別の補助非球面
ミラーを設けて、観察箇所に対して照明箇所がずれない
ようにその補助非球面ミラーを非球面ミラーの上下動に
連係して上下動させる構造となっているため、照明装置
の構造が複雑であるという問題点があった。
【０００４】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、照明角度を変更したとしても観察箇所に対して照
明箇所をずれないようにすることのできる簡単な構成で
かつコンパクトな小型の照明装置を提供することを目的
とする。
ので、照明角度を変更したとしても観察箇所に対して照
明箇所をずれないようにすることのできる簡単な構成で
かつコンパクトな小型の照明装置を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る照明装置
は、上記の課題を解決するため、観察対象物に臨む対物
レンズと、照明光源からの照明光束を集光する可動可能
の集光レンズと、その観察対象物の観察箇所に対する照
明箇所のずれを防止しつつ照明角度を変更するために、
その観察対象物からの距離を一定に設定した状態で、集
光レンズの移動に伴ってその観察対象物に対する照明光
束の照射角度を変化させながら観察箇所に照明光束を集
束照射する照明角度変更光学部材とを備えた照明装置で
あって、照明角度変更光学部材は、集光レンズよりも大
径のフレネルレンズ又は凸レンズからなり、集光レンズ
はフレネルレンズ又は凸レンズの半径方向に可動される
ことを特徴とする。
は、上記の課題を解決するため、観察対象物に臨む対物
レンズと、照明光源からの照明光束を集光する可動可能
の集光レンズと、その観察対象物の観察箇所に対する照
明箇所のずれを防止しつつ照明角度を変更するために、
その観察対象物からの距離を一定に設定した状態で、集
光レンズの移動に伴ってその観察対象物に対する照明光
束の照射角度を変化させながら観察箇所に照明光束を集
束照射する照明角度変更光学部材とを備えた照明装置で
あって、照明角度変更光学部材は、集光レンズよりも大
径のフレネルレンズ又は凸レンズからなり、集光レンズ
はフレネルレンズ又は凸レンズの半径方向に可動される
ことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明に係わる照明装置によれば、照明角度変
更光学部材の観察対象物からの距離を一定に設定する。
そして、照明角度変更光学部材は、集光レンズを可動さ
せるとその照明レンズの移動に伴って観察対象物に対す
る照明角度が変化させながら観察箇所に照明光束を集束
照射する。
更光学部材の観察対象物からの距離を一定に設定する。
そして、照明角度変更光学部材は、集光レンズを可動さ
せるとその照明レンズの移動に伴って観察対象物に対す
る照明角度が変化させながら観察箇所に照明光束を集束
照射する。
【０００７】
【実施例】図１において、１は観察対象物であり、ここ
ではプラスチックス製の精密部品である。この精密部品
１は図示を略すＸ−Ｙテーブル又はロータリーテーブル
に載置されている。２は顕微鏡の一部を構成するレンズ
鏡筒を示し、レンズ鏡筒２には対物レンズ３と撮像管４
とが設けられている。対物レンズ３は観察対象物１に上
方から臨み、撮像管４はテレビモニター５に接続されて
いる。符号Ｏは対物レンズ３の光軸である。そのレンズ
鏡筒２の外周には照明光学部材保持鏡筒６が設けられて
いる。この照明光学部材保持鏡筒６には照明角度変更光
学部材としての円形のフレネルレンズ７が設けられてい
る。フレネルレンズ７の中央には貫通孔８が形成されて
いる。対物レンズ３はその貫通孔８を介して観察対象物
１の観察箇所１aに上方から臨んでいる。照明光学部材
保持鏡筒６には、円形の集光レンズ９、１０、１１、１
２が図２に示すように設けられている。この集光レンズ
９、１０、１１、１２はフレネルレンズ７に較べて小径
である。この集光レンズ９、１０、１１、１２は貫通孔
８の周回り方向に９０度毎に配設されている。この集光
レンズ９、１０、１１、１２は光ファイバー１３の出射
端部１３aに臨まされている。この光ファイバー１３は
各集光レンズに対してそれぞれ設けられている。各集光
レンズと各光ファイバーとは可動体を構成しており、こ
の可動体は後述する方向に駆動される。光ファイバー１
３の図示を略す入射端部には図示を略す照明光源からの
照明光が入射され、光ファイバー１３の出射端１３aか
らその照明光が出射される。集光レンズ９、１０、１
１、１２はその出射端１３aから出射された照明光を集
光して平行光束に変換し、フレネルレンズ７に導くもの
である。フレネルレンズ７はその平行光束を集束して観
察対象物１の観察箇所１aに導くものである。観察対象
物１で反射された反射光束は対物レンズ３を介して撮像
管４に導かれ、観察箇所１aの像が撮像管４に結像さ
れ、この像がテレビモニター５に映し出される。
ではプラスチックス製の精密部品である。この精密部品
１は図示を略すＸ−Ｙテーブル又はロータリーテーブル
に載置されている。２は顕微鏡の一部を構成するレンズ
鏡筒を示し、レンズ鏡筒２には対物レンズ３と撮像管４
とが設けられている。対物レンズ３は観察対象物１に上
方から臨み、撮像管４はテレビモニター５に接続されて
いる。符号Ｏは対物レンズ３の光軸である。そのレンズ
鏡筒２の外周には照明光学部材保持鏡筒６が設けられて
いる。この照明光学部材保持鏡筒６には照明角度変更光
学部材としての円形のフレネルレンズ７が設けられてい
る。フレネルレンズ７の中央には貫通孔８が形成されて
いる。対物レンズ３はその貫通孔８を介して観察対象物
１の観察箇所１aに上方から臨んでいる。照明光学部材
保持鏡筒６には、円形の集光レンズ９、１０、１１、１
２が図２に示すように設けられている。この集光レンズ
９、１０、１１、１２はフレネルレンズ７に較べて小径
である。この集光レンズ９、１０、１１、１２は貫通孔
８の周回り方向に９０度毎に配設されている。この集光
レンズ９、１０、１１、１２は光ファイバー１３の出射
端部１３aに臨まされている。この光ファイバー１３は
各集光レンズに対してそれぞれ設けられている。各集光
レンズと各光ファイバーとは可動体を構成しており、こ
の可動体は後述する方向に駆動される。光ファイバー１
３の図示を略す入射端部には図示を略す照明光源からの
照明光が入射され、光ファイバー１３の出射端１３aか
らその照明光が出射される。集光レンズ９、１０、１
１、１２はその出射端１３aから出射された照明光を集
光して平行光束に変換し、フレネルレンズ７に導くもの
である。フレネルレンズ７はその平行光束を集束して観
察対象物１の観察箇所１aに導くものである。観察対象
物１で反射された反射光束は対物レンズ３を介して撮像
管４に導かれ、観察箇所１aの像が撮像管４に結像さ
れ、この像がテレビモニター５に映し出される。
【０００８】観察の際には、観察箇所１aの像が鮮明と
なるようにレンズ鏡筒２を上下動させて対物レンズ３の
光軸方向の位置を固定する。次に、照明光学部材保持鏡
筒６を上下動させて、フレネルレンズ７の焦点面が観察
箇所１aに一致するように観察対象物１からフレネルレ
ンズ７までの距離Ｌを設定する。このようにフレネルレ
ンズ７から観察箇所１aまでの光軸方向の距離Ｌを保持
した状態で、対物レンズ３の光軸Ｏと直交する平面内で
可動体を貫通孔８に近づく方向又は貫通孔８から離れる
方向（フレネルレンズ７の半径方向Ｚ）に可動させる。
なるようにレンズ鏡筒２を上下動させて対物レンズ３の
光軸方向の位置を固定する。次に、照明光学部材保持鏡
筒６を上下動させて、フレネルレンズ７の焦点面が観察
箇所１aに一致するように観察対象物１からフレネルレ
ンズ７までの距離Ｌを設定する。このようにフレネルレ
ンズ７から観察箇所１aまでの光軸方向の距離Ｌを保持
した状態で、対物レンズ３の光軸Ｏと直交する平面内で
可動体を貫通孔８に近づく方向又は貫通孔８から離れる
方向（フレネルレンズ７の半径方向Ｚ）に可動させる。
【０００９】図１で実線で示す位置から二点鎖線で示す
位置に向かって可動体を可動させると、フレネルレンズ
７から出射される照明光束Ｐの照明角度Ｋが変わり、こ
れによって、観察対象箇所１aに照明箇所を合致させつ
つ照明状態の変更を行うことができることとなる。ここ
で、各集光レンズ９、１０、１１、１２を貫通孔８から
遠ざける方向に可動させると、観察箇所１aにおける照
明状態は暗くなる。
位置に向かって可動体を可動させると、フレネルレンズ
７から出射される照明光束Ｐの照明角度Ｋが変わり、こ
れによって、観察対象箇所１aに照明箇所を合致させつ
つ照明状態の変更を行うことができることとなる。ここ
で、各集光レンズ９、１０、１１、１２を貫通孔８から
遠ざける方向に可動させると、観察箇所１aにおける照
明状態は暗くなる。
【００１０】以上、実施例について説明したが、本発明
はこれに限らず以下のものを含むものである。
はこれに限らず以下のものを含むものである。
【００１１】（１）集束状態変更光学部材としてフレネ
ルレンズ７の代わりに断面が三角形状の円形状プリズ
ム、円形状の凸レンズを用いてもよい。
ルレンズ７の代わりに断面が三角形状の円形状プリズ
ム、円形状の凸レンズを用いてもよい。
【００１２】（２）貫通孔８の周回り方向（図に示すθ
方向）に可動体を回転させる構成とすることもできる。
その可動体の回転は、各別に可動体を回転させる構成、
可動体を同時に同角度回転させる構成のいずれも採用可
能である。
方向）に可動体を回転させる構成とすることもできる。
その可動体の回転は、各別に可動体を回転させる構成、
可動体を同時に同角度回転させる構成のいずれも採用可
能である。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、照明角度を変更したとしても観察箇所に対して照
明箇所をずれないようにすることのできる簡単な構成で
かつコンパクトな小型の照明装置を提供することができ
る。
ので、照明角度を変更したとしても観察箇所に対して照
明箇所をずれないようにすることのできる簡単な構成で
かつコンパクトな小型の照明装置を提供することができ
る。
【図１】本発明に係わる照明装置の光学系を示す側面図
である。
である。
【図２】本発明に係わる照明装置の光学系のフレネルレ
ンズに対する可動レンズの配置状態を示す平面図であ
る。
ンズに対する可動レンズの配置状態を示す平面図であ
る。
１ 観察対象物 １a 観察箇所 ３ 対物レンズ ７ フレネルレンズ（照明角度変更光学部材） ９〜１２ 集光レンズ Ｌ 距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02B 19/00 - 21/00 G02B 21/04 - 21/36
Claims (1)
- 【請求項１】観察対象物に臨む対物レンズと、 照明光源からの照明光束を集光する可動可能の集光レン
ズと、 前記観察対象物の観察箇所に対する照明箇所のずれを防
止しつつ照明角度を変更するために、前記観察対象物か
らの距離を一定に設定した状態で、前記集光レンズの移
動に伴って前記観察対象物に対する前記照明光束の照射
角度を変化させながら前記観察箇所に前記照明光束を集
束照射する照明角度変更光学部材とを備えた照明装置で
あって、 前記照明角度変更光学部材は、集光レンズよりも大径の
フレネルレンズ又は凸レンズからなり、前記集光レンズ
は前記フレネルレンズ又は凸レンズの半径方向に可動さ
れることを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12908192A JP3148355B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12908192A JP3148355B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 照明装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05323198A JPH05323198A (ja) | 1993-12-07 |
| JP3148355B2 true JP3148355B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=15000614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12908192A Expired - Fee Related JP3148355B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3148355B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015169620A1 (de) | 2014-05-05 | 2015-11-12 | Alicona Imaging Gmbh | Beleuchtungseinrichtung |
| KR102246147B1 (ko) * | 2019-05-07 | 2021-04-28 | 이정수 | 휴대용 골프용품 홀더 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06186482A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-08 | Shinetsu Eng Kk | 顕微鏡用照明装置 |
| DE102005036275A1 (de) * | 2005-08-02 | 2007-02-08 | Berchtold Holding Gmbh | Operationsleuchte |
| JP7206020B2 (ja) * | 2020-11-17 | 2023-01-17 | マシンビジョンライティング株式会社 | 画像観察装置及びその照明光学系 |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP12908192A patent/JP3148355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015169620A1 (de) | 2014-05-05 | 2015-11-12 | Alicona Imaging Gmbh | Beleuchtungseinrichtung |
| AT515745A1 (de) * | 2014-05-05 | 2015-11-15 | Alicona Imaging Gmbh | Beleuchtungseinrichtung |
| US10007101B2 (en) | 2014-05-05 | 2018-06-26 | Alicona Imaging Gmbh | Illumination device for a microscope or an optical 3D surface measuring apparatus |
| KR102246147B1 (ko) * | 2019-05-07 | 2021-04-28 | 이정수 | 휴대용 골프용품 홀더 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05323198A (ja) | 1993-12-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |