JPS5810711A - 落射照明顕微鏡の光源の位置の調整を確かめる装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、対物レンズレボルバ−を有する落射照明顕微
鏡の光源の調整を確かめるため、該レボルバ−に取付は
可能であり、従って照明光線路の中に持込むことが可能
な、対物レンズの様な形状を持ち、観察用開口を備えた
中心調節円筒から成る装置に関する。

落射照明顕微鏡を用いて検鏡する場合、しばしば光源の
位置の調整に関して、観察される対象物が一様な明るさ
で照明されていないという問題が起こる。光源の位置が
正しく調整されているが、或いは場合によってはその位
置を補正しなければな、らないかを決定するため、冒頭
に述べた種類の装置が公知になっており、該装置は、光
軸上に方向変換要素、例えば光軸に対して４５°だけ傾
いた平面鏡を所有し、この平面鏡を介して光源の像が、
光軸に平行に配置された摺り硝子板上に結像される。こ
の平面鏡により反射された照明光束は、該装置の円筒側
面に設けられた窓を通過し、斯くして光源の像（ら旋状
フィラメント、発光面）が観察されそしてランプハウス
の収斂レンズを変位させることによって鋭く結像する様
に調節される。

該装置の内部に方向変換要素を組み込むこと並びに観察
窓を該装置の円筒側面に配置することは、製造技術的に
費用がかがる。この公知の中心調節装置を対物レンズレ
ボルバ−にねじ込む場合、コの装置の窓の位置をできる
だけ観察者の方に向けてやらなければならない場合には
、結像の不正確さが生起する。

本発明の目的は、落射照明顕微鏡における光源の位置の
調整を確かめるための価格の適当な装置を創成し、この
装置は僅かな製造費用で製造され、そして顕微鏡使用者
の方向に観察窓が向けられた場合でも、正確さが失われ
ることなく容易にそし喀てす早く調整の検査が実施可能
になっているものである。

上記の目的は、本発明により次の様にして達成される。

即ち、中心調節円筒は対象物側に底板を有し、この底板
は、光線路上、対物レンズの後方焦点面にほぼ対応する
位置にあり、そしてマークが付けられていること、およ
び対物レンズレボルバ−に取付けられた中央調節円筒は
光軸のまわりに回転可能になっていることにより達成さ
れる。

本発明による中心調節円筒は＼簡単な方法、例えば射出
成形によって合成材料から製造可能であり、そして組み
立てが困難な方向変換要素又は彎曲した窓の様なものを
持っていない。中心調節円筒の底板上のマーク、例えば
十字線とその交叉点に中心がある若干簡のリングは、紙
のリングとして底板に貼り付けることが可能である。対
物レンズレボルバ−に取付けられた中心調節円筒が軸の
まわりに回転可能であることにより、観察窓が、中心調
節円筒の、取付けられた位置に関係なく、使用者の方向
に直ちに回転させられることが可能である。

このため中心調節円筒は対物レンズレボルノく−に取付
は可能な担持体上に回転可能に支承され、該担持体はク
ランプねじによって拘留可能な筒に取巻かれている。ね
じを備えた中心調節円筒は、クランプねじを弛められて
対物レンズレボルノぐ−の孔にねじ込まれ、そして円筒
は観察用開口が使用者に向き合う位置まで回転させられ
る。クランプねじは、それから円筒の位置を正しくする
ために締め付けられる。

本発明の別の有利な実施例によれば、中心調節円筒はま
たねじ部分を担持しているクランプ片により対物レンズ
レボルバ−に回転可能に固着される。このためには、中
心調節円筒のクランプ片は内側に向って押庄されればよ
く、そして中心調節円筒は対物レンズレボルバ−の使用
されていない孔の中に挿入され、その際クランプ片のね
じ部分は正しい位置に固着するために役立っている。

中心調節円筒の底板のマークは対物レンズの後方焦点面
の近傍に位置しているから、対物レンズレボルバ−を回
転して中心調節円筒を照明光線路に持込むと、光源がマ
ーク上に結像される。ランプハウスの収斂レンズを変位
させることによって、中心調節円筒の観察用開口を通し
て見える像が直ちに鋭く調節され、或いはランプハウス
を変位させることによってマークの十字線の交点に合致
する様に調整される。

マークとしては十字線、同心円のリング、山形等が用い
られ、これらのマークは例えば紙、厚紙等の円板に線描
され、そしてマークと共に底板に固定されることが可能
である。中心調節円筒の底板を透明な材料で造り、斯く
して本発明による装置をいわゆる倒立型顕微鏡にも使用
可能にするのが好都合である。

添附図面には、本発明による２つの実施例が図式的に示
されている。

第１図に示されている落射照明装置は、中心位置を調節
可能なランプハウス１０の中に光源１１を包含し、該光
源は収斂レンズ１２により調節可能な開口絞り１３の面
内に結像される（ケーラーの照明原理）。散乱する光線
を避けるため、コンデンサー１４の前方に明視野絞り１
５が設けら・れている。照明光束はコンデンサー１４で
屈折した後、半透明反射鏡１６により方向変換され、そ
して光源１１を面１７の所に結像する。この面は、対物
レンズレボルバ−１９に取り付けられている対物レンズ
１８の後方焦点位置にほぼ等しい。対物レンズレボルバ
−１９の１つの取付は孔２０に、対物レンズの様な形に
形成された中心調節円筒２１が固着され、該中心調節円
筒は、図においては、照明光線路の中に持ち込まれてい
る。

第２図において拡大図により示されている中心調節円筒
２１は、１つの円筒形の相持体２２から成り、該相持体
は筒２３に取巻かれそして該担持体の太くなった上端に
ねじ２４を、そして下端には保持リング２５を有してお
り、該保持リングによって筒２３が支承されている。ね
じ２４と保持リング２５との間に嵌っている、筒２３の
上方の部分は、ねじ孔２６とクランプねじ２７を備えて
いる。該クランプねじによって、筒２３は相持体２２に
固くクランプされる。中心調節円筒２１の下方は不透明
な底板２８により境界され、この底板は、例えば十字線
と同心リングの形（第４図）のマーク２９を担持してい
る。このマークは、筒２６の観察窓３０を通して外部か
ら観察可能になっている。

第３図に示されている実施例は１体的に形成され、更に
第２図による実施例と比較して、中心調節シリンダー２
１が軸方向のスリット３１を有しており、それにより弾
性を持った２個のクランプ片３２が形成され、該クラン
プ片の上端は夫々ねじ部分３３を有し、該クランプ片が
取り付けられた中心調節円筒２１の位置を確定するのに
役立っている点で異なる。これに対し、両シリンダセグ
メント３４はその上端範囲にねじ部分を具備せず、取付
は孔２０に形状拘束的に押し込まれている。

前述した装置は、明視野落射肌明顕微鏡の光源の位置の
調整を確かめるのに適合している。同様にして、暗視野
落射照明顕微鏡の光源の位置の調整のためにも適合する
ことは明らかでｉある。そのためには、公知の如く（西
ドイツ特許公開第２５４２０７５号公報）、照明光線路
の中に、暗視野照明光路を形成する光学装置が必要とな
るのみである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による中・（・調節円筒を取り付けた落
射照明装置の光線路を示す図、第２図は本発明による中
心調節円筒の第一の実施例の１部を断面にて示す側面図
、第３図は中心調節円筒の第二の実施例の側面図、第４
図は取り付けられたマー□りを有する中心調節円筒の底
板の平面図である。 １８・・・対物レンズ　　１９・・・対物レンズレボ、
４）ぐ−２１・・・中心調節円筒　２２・・・担持体２
８・・・底板　　　　　２９＃・・マーク３２・・・ク
ランプ片　　６３・・・ねじ部分代理人　弁理士　　伊
　藤　武　久　ａ！％。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）対物レンズレボルバ−を有する落射照明顕微鏡の
   光源の調整を確かめるため、該レボルバ−に取付は可能
   であり、従って照明光線路の中に持込むことが可能な、
   対物レンズの様な形状を持ち、観察用開口を備えた中心
   調節円筒から成る装置において、中心調節円筒（２１）
   が対象物側に底板（２８）を有し、この底板が、光線路
   上対物レンズ（１８）の後方焦点面にほぼ対応する位置
   にありそしてマーク（２９）が付けられていること、お
   よび対物レンズレボルバ−（１９）に取付けられた中心
   調節円筒（２１）が光軸のまわりに回転可能になってい
   ることを特徴とする装置。
2. （２）中心調節円筒（２１）が対物レンズレボルバ−（
   １９）に取付は可能な担持体（２２）上に回転可能に支
   承されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の装置。
3. （３）　　中心調節円筒（２１）が対物レンズレボルッ
   ク−（１９）に向いたその端に夫々ねじ部分（３３）を
   担持しているクランプ片（３２）を備え、そしてこれら
   のクランプ片により対物レンズレボルノ？　−（１９）
   に回転可能に固着されることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の装置。
4. （４）　　アーク（２９）を担持している底板（２８）
   が透明な材料により作られていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の装置。