JPH0268213A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH0268213A
JPH0268213A JP63221087A JP22108788A JPH0268213A JP H0268213 A JPH0268213 A JP H0268213A JP 63221087 A JP63221087 A JP 63221087A JP 22108788 A JP22108788 A JP 22108788A JP H0268213 A JPH0268213 A JP H0268213A
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JP
Japan
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air
evaporator
heater
vehicle
main path
Prior art date
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Application number
JP63221087A
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English (en)
Inventor
Noriaki Kishi
典明 岸
Takehiko Sugiura
武彦 杉浦
Shigeru Akaike
赤池 茂
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0268213A publication Critical patent/JPH0268213A/ja
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/0085Smell or pollution preventing arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3233Cooling devices characterised by condensed liquid drainage means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は一端を車室内に連通させた空気流通用の主路
と、その主路内に配設された蒸発器等とを備えた車両用
空調装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の車両用空調装置は空気流通用の主路を構
成するダクトを備え、そのダクト内には送風用のファン
、空気冷却用の蒸発S″!が配設されている。又、ダク
トの入口側には、内気循環用の内気口、外気導入用の外
気口が設けられ、それら内気口及び外気口が内外気切換
ダンパにより開閉されるようになっている。
そして、内気口又は外気口からダクトに導入される空気
が蒸発器等を介して冷却された後、ダクトの出口側から
車室内へ吹き出されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記従来の車両用空調装置では、ダクトの入
口側から導入される空気が蒸発器を介して出口側へ吹き
出されるので、例えば第4図に示すようにダクト41内
の蒸発器42の前面側には、空気に混じって導入される
異物り等が付着することになる。即ち、外気導入時には
車外の埃や粉塵等が付着し、内気循環時には車室内の繊
維屑や塵等が付着することになる。
そして、それら異物りが腐食・変質したり、或いはそれ
ら異物りを栄養源とする微生物が蒸発器42に繁殖した
りして異臭を発するようになると、空調装置を作動させ
たときに異臭が車室内に流れ込み、乗員に不快感を与え
るという問題が生じることになった。
そこで、上記のような問題を解決するために、従来では
空調装置の分解取外しを行って蒸発器42の前面側を洗
浄したり ダクト41内の異物を除去したりしていた。
しかし、このような洗浄作業では、空調装置の分解取外
しに手間がかかることになるので、余り頻繁に行うこと
ができなかった。
一方、空調装置の分解取外しを行わない方法として、ダ
クト41の内気口から洗浄剤を噴霧し、蒸発器42の前
面側を清浄化する方法もある。しかしながら、このよう
な方法では、洗浄作用が蒸発器42の前面から作用する
ため、異物りを蒸発器42に押し込むことになり、十分
な洗浄作用を発揮することは困難であった。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その第1の目的は、分解取外しを行うことなく蒸発器
に付着した異物を頻繁に除去し得る車両用空調装置を提
供することにある。
又、第2の目的は、分解取外しを行うことなく蒸発器に
付着した異物の除去及び微生物等の熱殺菌を頻繁に行い
得る車両用空調装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記第1の目的を達成するために第1の発明においては
、一端を車室内に連通させた空気流通用の主路と、その
主路の上流部に配設された送風機と、主路内に配設され
た空気冷却用の蒸発器とを備えた車両用空調装置におい
て、蒸発器の上流側にて主路の外部に連通させた外部連
通口と、その外部連通口の上流側から蒸発器の下流側へ
連通し、送風機による送風空気を蒸発器に逆方向に通過
させて外部連通口より排出させる側路とを備えている。
又、前記第2の目的を達成するために第2の発明におい
ては、一端を車室内に連通させた空気流通用の主路と、
その主路の上流部に配設された送風機と、主路内に配設
された空気冷却用の蒸発器と、その蒸発器の下流側に配
設された空気加熱用の加熱器とを備えた車両用空調装置
において、主路の下流側から加熱器を通過して蒸発器に
向けて逆方向に送風する送風手段と、その送風手段によ
る送風下において、加熱器における通風空気の加熱状態
を制御する加熱制御手段とを備えている。
[作用] 従って、前記第1の発明によれば、送風機を作動させる
ことにより、その送風空気が側路を介して外部連通口の
上流側から蒸発器の下流側へ導かれ、蒸発器を逆方向に
通過して外部連通口から排出される。そして、この逆方
向の送風空気の通過により、蒸発器に付着した異物等が
除去される。
又、送風機を作動させると共に蒸発器を作動させて送風
空気を冷却し、主路を通過させることにより、冷風を車
室内に吹き出すようにすることができる。
第2の発明によれば、加熱制御手段により加熱器におけ
る通風空気の加熱状態を制御すると共に、送風手段によ
り主路の下流側から加熱器を通過させて蒸発器に向けて
逆方向に送風することにより、その送風空気が加熱器を
通過しながら加熱され、更に蒸発器を逆方向に通過する
。そして、その加熱された送風空気により、蒸発器に付
着した異物等が除去されると共に微生物等の熱殺菌が行
われる。
又、送風機を作動させ、蒸発器を作動させて送風空気を
冷却すると共に加熱制御手段により加熱器の通風空気の
加熱状態を制御することにより、温度調節された空気を
主路を介して車室内へ吹き出すことができる。
し第1実施例] 以下、第1の発明及び第2の発明を自動車に具体化した
第1実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第1図に示すように、空気流通用の主路1は、上流部に
おいて送風機2を内蔵する入口側ダクト3と、その下流
側に接続され、空気冷却用の蒸発器4を内蔵するクーラ
ダクト5と、その下流側に接続され、空気加熱用の加熱
器6を内蔵するヒータダクト7と、その下流側に接続さ
れ、一端を車室内に連通させた出口側ダクト8とにより
構成されている。送風機2はプロワファン2aとその駆
動用モータ2bとにより構成されている。蒸発器4は図
示しない圧縮機、凝縮器、膨張弁等により一連の冷凍サ
イクルを構成する空気冷却用の周知の熱交換器である。
加熱器6は図示しないエンジンの冷却水を導入してその
熱により空気を加熱する周知の熱交換器である。
主路lには、クーラダクト5の上流側とヒータダクト7
の下’e、 filIとの間を連通させるサブダクト9
が設けられ、このサブダクト9により、主路1の上流側
からの空気を加熱器6の下流側へ直接導くようになって
いる。
クーラダクト5の上流部には、外部に連通ずる外部連通
口11が設けられ、その外部連通口11には排出ホース
12が接続されている。又、クーラダクト5には、蒸発
器4にて凝結した水分を外部に導出するための排水口5
aが形成され、同排水口5aに排出ホース12の他端が
接続されている。
入口側ダクト3には、内気循環用の内気口3a、外気導
入用の外気口3bが設けられ、それら内気口3a、外気
口3bが内外気切換ダンパ13により開閉されるように
なっている。
サブダクト9の上流側開口部9aには、上流側ダンパ1
4が設けられている。このダンパ14は上流側開口部9
aを開放する実線位置と、同開口部9aを閉鎖する2点
鎖線位置との間で開閉可能になっている。
又、サブダクト9の下流側開口部9bには、下流側ダン
パ15が設けられている。このダンパ15は下流側開口
部9bを閉鎖すると共に同開口部9bよりも下流側のヒ
ータダクト7を開放する2点鎖線位置と、下流側開口部
9bを開放すると共に同開口部9bよりも下流側のヒー
タダクト7を閉鎖する実線位置との間で開閉可能になっ
ている。
更に、クーラダクト5において、サブダクト9の上流側
開口部9aと外部連通口11との間には、逆流切換ダン
パ16が設けられている。このダンパ16は外部連通口
11を閉鎖すると共にクーラダクト5を開放する2点鎖
線位面と、外部連通口11を開放すると共にクーラダク
ト5を閉鎖する実線位置との間で開閉可能になっている
又、ヒータダクト7において加熱器6の近傍には、加熱
制御手段としてのエアミックスダンパ17が設けられて
いる。このダンパ17は空気を加熱器6を通過させてヒ
ータダクト7の下流側へ流通させる最大加熱位置(実線
位置)と、同空気を加熱器6を通過させずに直接ヒータ
ダクト7の下流側へ流通させる非加熱位置く2点鎖線位
置)との間で開閉可能になっている。そして、そのエア
ミックスダンパ17の開閉状態に基き、加熱器6におけ
る通風空気の加熱状態が制御されるようになっている。
更に1.各ダンパ14〜17は、それぞれ第1〜4のア
クチュエータ18,19,20.21に駆動連結され、
各アクチュエータ18〜21の作動により開閉されるよ
うになっている。
そして、サブダクト9、上流側ダンパ14、逆流切換ダ
ンパ16及び下流側ダンパ15等により、側路10が構
成されると共に送風手段が構成されている。従って、各
ダンパ14〜16を実線位置に配置することにより、外
部連通口11の上流側から蒸発器4及び加熱器6の下流
側へ連通し、送風機2による送風空気を加熱器6及び蒸
発器4に向けて逆方向に通過させて外部連通口11から
放出させるようになっている。
次に、この空調装置の電気的構成について説明する。こ
の実施例の空調装置は、空調制御プログラム等を含む制
御プログラムに従って演算処理を実行するマイクロコン
ピュータ(以下「マイコン」という)31を備え、同マ
イコン31には基準信号発生用の数MHzの水晶振動子
32が接続されている。このマイコン31は、前記制御
プログラムを記憶するプログラムメモリ (ROM)と
、そのメモリの制御プログラムを順次読み出してそれに
応答する演算処理等を実行する中央処理装置(CP U
)と、そのCPUの演算処理に関連する各種データを読
み出し可能に一時的に記憶する作業用メモIJ(RAM
)と、水晶振動子32を伴って各種演算のための基準ク
ロックパルスを発生するクロ、り発生部と、各種信号の
入力を調整する入出力回路とを主要部として備えたもの
である。
マイコン31は、蒸発器4に付着した異物を除去すると
共に蒸発器4を熱殺菌するためにオン・オフ操作される
殺菌スイッチ33からの操作信号を入力することにより
、送風機2及び各ダンパ14〜17を制御するための制
御信号をモータ2b及び各アクチュエータ18〜21に
出力する。
又、マイコン31は、通常の空調制御を行うためにオン
・オフ操作されるエアコンスイッチ34からの操作信号
を入力することにより、送風機2及び各ダンパ14〜1
7等を作動制御するための制御信号をモータ2b及び各
アクチュエータ18〜21に出力する。尚、この実施例
ではエアコンスイッチ34をオン操作することにより、
図示しない電磁クラッチが作動して圧縮機がエンジンに
駆動連結されて冷凍サイクルが作動し、蒸発器4が冷却
可能状態となる。
次に、上記のように構成された空調装置の作用を第2図
のフローチャートに従って説明する。尚、第2図はマイ
コン31の制御動作を示すものであり、エンジンの始動
、即ちイグニションスイッチの投入に伴って制御が開始
されるようになっている。
エンジンが始動されると、その冷却水が加熱器6に循環
し、やがて加熱器6が加熱可能状態となる。この始動状
態において、まずステップ101にて殺菌スイッチ33
がオンされているが否かを判別する。
殺菌スイッチ33がオンされていないときにはステップ
102へ移行し、通常の空調制御を行うべく、エアミッ
クスダンパ17を適宜な位置に配置すると共にその他の
ダンパ14〜16を第1図の2点鎖線位置に配置するた
めに、各アクチュエータ18〜21を制御する。
この状態では、サブダクト9の上流側開口部9a、下流
側開口部9b、外部連通口11がそれぞれ閉鎖され、タ
ーラダクト5、ヒータダクト7がそれぞれ開放される。
従って、この状態でエアコンスイッチ34がオンされる
と、冷凍サイクルが作動して蒸発器4が冷却可能状態と
なり、モータ2bが作動してプロワファン2aが回転さ
れる。これによって、内気口3a又は外気口3bから導
入される空気が、側路10を流通することなく主路lを
流通し、蒸発器4等を介して車室内へ吹き出される。こ
のとき、エアミックスダンパ17の開閉位置が適宜に変
更されると、蒸発器4を通過した空気が加熱器6を通過
する空気と通過しない空気とに分けられ、両者の空気が
加熱器6の下流側にて混在されて適温に調整される。
一方、殺菌スイッチ33がオンされているときにはステ
ップ101からステップ103へ移行し、上流側ダンパ
14、下流側ダンパ15、及び逆流切換ダンパ16を第
1図の実線位置に配置すると共にエアミックスダンパ1
7を実線位置、つまり最大加熱位置に配置するために、
各アクチュエータ18〜21を制御する。
この状態では、サブダクト9の上流側開口部9a、下流
(ill開口部9b、外部連通口11がそれぞれ開放さ
れ、ターラダクト5、ヒータダクト7がそれぞれ閉鎖さ
れる。従って、主路lの上流側からの送風空気を加熱器
6へ向けて逆方向へ通過させる側路10が形成される。
次に、ステップ104へ移行してモータ2bを作動し、
プロワファン2aを回転させる。
これによって、内気口3a又は外気口3bから空気が導
入され、その空気が送風機2の下流へ送風される。そし
て、その送風空気は逆流切換ダンパ16にて流れが阻止
され、上流側開口部9a、サブダクト9、下流側開口部
9bを経由して加熱器6の下流側へ直接導かれる。そし
て、その送風空気は加熱器6を下流側から上流側へ逆方
向に通過しながら加熱され、更に蒸発器4を下流側から
上流側へ逆方向に通過して、外部連通口11を介し排出
ホース12から車外に排出される。このとき、加熱器6
にて加熱された送風空気は熱風となり、その熱風により
蒸発器4の前面(別等に付着した異物等が一掃除去され
、車外に排出される。又、その熱風により蒸発器4の表
面の雑菌、微生物等が熱殺菌される。
そして、ステップ105では、このようなステップ10
3.104の処理動作の計時が行われ、更にステップ1
06にてその計時時間が所定時間経過したか否かが判別
される。尚、この実施例では、前記所定時間を10分間
に設定している。この10分間という時間は、エンジン
始動後の冷却水による加熱器6の加熱状態に合わせて設
定された時間である。通常、この時間内において、加熱
器6を充分な加熱可能状態とすることができ、加熱器6
を通過する送風空気を70℃程度の熱風にして、雑菌、
微生物等の熱殺菌を有効に行うことができる。
そして、ステップ106にて10分間経過すると、ステ
ップ107へ移行して異物除去及び熱殺菌を終了するた
めに、即ち、上流側ダンパ14、下流側ダンパ15、及
び逆流切換ダンパ16を第1図の2点鎖線位置に復帰配
置するために、各7クチユエータ1B、19.21を復
帰制御する。
更に、ステップ108へ移行し、エアコンスイッチ34
がオンされているか否かを判別し、オンされていないと
きにはステップ109へ移行してモータ2bを停止させ
る。これによって、プロワファン2aの回転が停止され
、内気口3a又は外気口3bからの空気の導入が停止さ
れる。
一方、エアコンスイッチ34がオンされているときには
、ステップ108からステップ110へ移行し、エアミ
ックスダンパ17の最大加熱位置への強制配置を解除す
るために、第3アクチユエータ20の強制制御を解除す
る。これによって、エアミックスダンパ17の開閉を通
常の空調制御に応答させるようにする。
上記のようにこの実施例では、殺菌スイッチ33の操作
のみに基き、蒸発器4に向かって熱風を逆方向に通過さ
せて蒸発器4に付着した埃、粉塵、繊維屑等の異物を容
易に除去することができると共に、蒸発器4の表面の熱
殺菌を行うことができる。
従って、それら異物除去及び熱殺菌のために、空調装置
の分解取外しを行って蒸発器4を洗浄したり、クーラダ
クト5等内の異物を除去したりする必要がない。この結
果、蒸発器4の異物除去及び熱殺菌を頻繁に行うことが
でき、通常の空調を行うために空調装置を作動させたと
きの異臭の発生を未然に防止することができる。
又、この実施例では、通常の空調装置に通用される冷却
水循環型の加熱器6を利用しているので、特別な熱源を
設けて熱する必要がない。
[第2実施例] 次に、第1の発明を具体化した第2実施例を図面に従っ
て説明する。尚、この実施例において前記第1実施例と
同様の部材については同様の符号を付して説明を省略し
、異なった点についてのみ説明する。
第3図に示すように、この実施例では、サブダクト9の
下流側開口部9bがターラダクト5において蒸発器4の
下流側に連通されている。この実施例では、サブダクト
9の上流側開口部9aのみに上流側ダンパ14が設けら
れ、下流側開口部9bは常時開放状態となっている。
又、ターラダクト5におて、下流側開口部9bよりも下
流側を開閉するための開閉ダンパ25が設けられている
更に、ターラダクト5においてサブダクト9の上流側開
口部9aと外部連通口11との間には、両開き式の一対
の逆流切換ダンパ26A、26Bが設けられている。そ
して、上流側ダンパ14、逆流切換ダンパ26A、26
B、開閉ダンパ25がそれぞれ各アクチュエータ27,
28.2930により開閉されるようになっている。
又、この実施例では、サブダクト9、上流側ダンパ14
、逆流切換ダンパ26A、26B及び開閉ダンパ25等
により側路10が構成され、外部連通口11の上流側か
ら蒸発器4の下流側へ連通し、送風機2による送風空気
を蒸発機4に逆方向に通過させて外部連通口11から排
出させるようになっている。
尚、この実施例において、各アクチュエータ27〜30
は図示しない清掃スイッチの操作により作動されるよう
になっている。又、前記清掃スイッチの操作に伴って、
モータ2bが作動され、プロワファン2aが回転される
ようになっている。
更に、この実施例において、エアミックスダンパ17は
、図示しない操作レバーにより手動開閉されるようにな
っている。
従って、前記清掃スイッチの操作に基き、各アクチュエ
ータ27〜30を作動させて上流側ダンパ14、逆流切
換ダンパ26A、26B、開閉ダンパ25をそれぞれ実
線位置に配置すると共に、モータ2bを作動させてプロ
ワファン2aを回転させることにより、内気口3a又は
外気口3bから空気が導入され、送風機2の下流へ送風
される。
この送風空気は、逆流切換ダンパ26A、26Bにてそ
の流れが阻止され、上流側開口部9a、サブダクト9、
下流側開口部9bを経由して蒸発器4の下流側へ直接導
かれる。そして、その送風空気は蒸発器4を逆方向に通
過して外部連通口11を介し排出ホース12から車外に
排出される。このとき、蒸発器4を逆方向に通過する送
風空気により、蒸発器4の前面側等に付着した異物等が
一掃除去され、車外に排出される。
一方、前記清掃スイッチの操作に基き、各アクチュエー
タ27〜30を作動させて上流側ダンパ14、逆流切換
ダンパ26A、26B、開閉ダンパ25をそれぞれ2点
鎖線位置に復帰配置することにより、通常の空調を行う
ための状態を設定することができる。
上記のようにこの実施例では、清掃ス・インチの操作の
みに基き、蒸発器4に向かって送風空気を逆方向に通過
させて蒸発器4に付着した異物等を除去することができ
る。
従って、それら異物除去を行うために、空調装置の分解
取外しを行う必要がない。この結果、蒸発器4の異物除
去を頻繁に行うことができ、通常の空調を行うために空
調装置を作動させたときの異臭の発生を未然に防止する
ことができる。
尚、第1及び第2の発明は前記各実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成
の一部を適宜に変更して次のように実施することもでき
る。
(1)前記各実施例実施例では、蒸発器4を逆流する熱
風又は送風のみにより蒸発器4に付着した異物を除去す
るように構成したが、これらの構成に加えて蒸発器4の
前面側近傍に噴射ノズルを設けて蒸発器4の前面側に洗
浄剤等を噴霧すると共に、逆流する熱風又は送風により
異物を除去するように構成してもよい。又、蒸発器4の
下流側から洗浄剤を噴霧してもよく、通常とは逆方向の
通風と相俟って、高い洗浄作用を発揮することができる
(2)前記各実施例では、殺菌スイッチ33又は清掃ス
イッチの操作に基き異物除去等を行うように構成したが
、エンジンのイグニションスイッチに連動させ、降車時
にイグニションスイッチをオフしたとき等に一定時間だ
け作動させて異物除去等を行うように構成してもよい。
(3)前記各実施例では、各アクチュエータ18〜21
.27〜30を設けて各ダンパ14〜17゜25.26
A、26Bを自動的に開閉させるように設けたが、各ダ
ンパ14〜17,25.26A。
26Bを操作レバーの操作により手動で開閉するように
構成してもよい。
(4)前記各実施例では、エアミックス方式の車両用空
調装置について説明したが、リヒート方式の車両用空調
装置に本発明を通用してもよく、例えば第1実施例にお
いてはエアミックスダンパ17を最大加熱位置に切換え
配置するようにしたが、リヒート方式においては加熱器
への温水流量を最大量にするように制御する。
(5)前記第1実施例では、第1図及び第2図に示すよ
うに、送風量を一定として逆方向送風と熱殺菌とを行っ
たが、この送風量を、始めの8分間は低風量としてより
高温の温風による熱殺菌と蒸発器4の乾燥とを可能にし
、その後の2分間は高風量として逆方向送風による異物
除去を行うようにしてもよい。尚、逆方向送風と熱殺菌
との時間は10分間に限るものではなく、充分な効果が
得られる程度の適度の時間とすればよい。
(6)前記第1実施例では、サブダクト9及び各ダンパ
14〜16等により加熱器4を通過して蒸発器6に向け
て逆方向に送風する送風手段を構成したが、サブダクト
9及び各ダンパ14〜16を設けない通常の空調装置に
おいて、蒸発器の上流側に送風手段としての逆回転可能
なプロペラファンを設けて蒸発器に向けて逆方向に送風
するように構成したり、蒸発器の下流側に設けた逆方向
送風用の特別な送風機により送風手段を構成したりして
もよい。
[発明の効果] 以上詳述したように第1の発明によれば、分解取外しを
行うことなく蒸発器に付着した異物を頻繁に除去するこ
とができ、異臭の発生を未然に防止することができると
いう優れた効果を発揮する。
又、第2の発明によれば、分解取外しを行うことなく蒸
発器に付着した異物の除去及び微生物等の熱殺菌を頻繁
に行うことができ、異臭の発生を未然に防止することが
できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は第1及び第2の発明を具体化した第
1実施例を示す図面であって、第1図は空調装置の概略
構成図、第2図はその作用を説明するフローチャートで
ある。第3図は第1の発明を具体化した第2実施例を示
す空調装置の概略構成図である。第4図は従来例を説明
する空調装置の部分破断概略図である。 図中、1は主路、2は送風機、4は蒸発器、6は加熱器
、9はサブダクト、14は上流側ダンパ、15は下流側
ダンパ、16は逆流切換ダンパ(9゜14〜16等は側
路、送風手段を構成している)、10は側路、11は外
部連通口、17は加熱制御手段としてのエアミックスダ
ンパである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端を車室内に連通させた空気流通用の主路と、そ
    の主路の上流部に配設された送風機と、前記主路内に配
    設された空気冷却用の蒸発器とを備えた車両用空調装置
    において、 前記蒸発器の上流側にて前記主路の外部に連通させた外
    部連通口と、 前記外部連通口の上流側から前記蒸発器の下流側へ連通
    し、前記送風機による送風空気を前記蒸発器に逆方向に
    通過させて前記外部連通口より排出させる側路と を備えたことを特徴とする車両用空調装置。 2 一端を車室内に連通させた空気流通用の主路と、そ
    の主路の上流部に配設された送風機と、前記主路内に配
    設された空気冷却用の蒸発器と、その蒸発器の下流側に
    配設された空気加熱用の加熱器とを備えた車両用空調装
    置において、 前記主路の下流側から前記加熱器を通過して前記蒸発器
    に向けて逆方向に送風する送風手段と、前記送風手段に
    よる送風下において、前記加熱器における通風空気の加
    熱状態を制御する加熱制御手段と を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
JP63221087A 1988-09-02 1988-09-02 車両用空調装置 Pending JPH0268213A (ja)

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