JPH0268212A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents
車両のサスペンション装置Info
- Publication number
- JPH0268212A JPH0268212A JP22104788A JP22104788A JPH0268212A JP H0268212 A JPH0268212 A JP H0268212A JP 22104788 A JP22104788 A JP 22104788A JP 22104788 A JP22104788 A JP 22104788A JP H0268212 A JPH0268212 A JP H0268212A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- strut
- suspension device
- dynamic damper
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 28
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G13/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers
- B60G13/16—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers having dynamic absorbers as main damping means, i.e. spring-mass system vibrating out of phase
- B60G13/18—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers having dynamic absorbers as main damping means, i.e. spring-mass system vibrating out of phase combined with energy-absorbing means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/20—Type of damper
- B60G2202/24—Fluid damper
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/20—Type of damper
- B60G2202/25—Dynamic damper
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は車両のサスペンション装置、特に車体に固定さ
れる外筒と、ストラットを構成するシリンダより突出し
たピストンロッドの上端部を支持する内筒とが弾性体を
介して連結されたストラットマウントを備えた車両のサ
スペンション装置の防振構造に関する。
れる外筒と、ストラットを構成するシリンダより突出し
たピストンロッドの上端部を支持する内筒とが弾性体を
介して連結されたストラットマウントを備えた車両のサ
スペンション装置の防振構造に関する。
(従来の技術)
一般に、車体と車輪との間に介装されてダンパ作用とバ
ネ作用とにより、車輪側からの防振や衝撃の車体への伝
達を緩和し、あるいは速やかに減衰させるサスペンショ
ン装置として、内筒と外筒とが弾性体により連結された
ストラットマウントを介して上端部が車体に支持された
ダンパと、該ダンパの外周囲に装着されたコイルスプリ
ングとを備えたストラット式のサスペンション装置が知
られている。
ネ作用とにより、車輪側からの防振や衝撃の車体への伝
達を緩和し、あるいは速やかに減衰させるサスペンショ
ン装置として、内筒と外筒とが弾性体により連結された
ストラットマウントを介して上端部が車体に支持された
ダンパと、該ダンパの外周囲に装着されたコイルスプリ
ングとを備えたストラット式のサスペンション装置が知
られている。
そして、上記のようなストラット式のサスペンション装
置に使用されるストラット装置の一例として、例えば実
開昭61−59411号公報に記載されたものがある。
置に使用されるストラット装置の一例として、例えば実
開昭61−59411号公報に記載されたものがある。
これは、ストラット装置を構成するシリンダにおけるピ
ストンロッドの上端部を支持するマウントインシュレー
タ(ストラットマウント)の内筒と、該マウントインシ
ュレータと共に上記ピストンロッドの上端部に固定され
るアッパースプリングシートの上面とに相対回転を防止
する回転規制手段が備えられた構成とされところで、走
行中において上記のようなサスペンション装置を介して
車体側に入力される車輪側からの振動のうち、特に振動
周波数が250ヘルツ付近の振動が車体に伝達されると
ロードノイズの発生の原因となり、ロードノイズが発生
した場合には、乗り心地を著しく悪化させて乗員に不快
感を与えることになり問題であった。このため、ロード
ノイズ発生の原因となる振動周波数が250ヘルツ付近
の振動の車体への伝達をいかに抑制するかが課題とされ
ていた。
ストンロッドの上端部を支持するマウントインシュレー
タ(ストラットマウント)の内筒と、該マウントインシ
ュレータと共に上記ピストンロッドの上端部に固定され
るアッパースプリングシートの上面とに相対回転を防止
する回転規制手段が備えられた構成とされところで、走
行中において上記のようなサスペンション装置を介して
車体側に入力される車輪側からの振動のうち、特に振動
周波数が250ヘルツ付近の振動が車体に伝達されると
ロードノイズの発生の原因となり、ロードノイズが発生
した場合には、乗り心地を著しく悪化させて乗員に不快
感を与えることになり問題であった。このため、ロード
ノイズ発生の原因となる振動周波数が250ヘルツ付近
の振動の車体への伝達をいかに抑制するかが課題とされ
ていた。
そこで本発明は、車体に固定される外筒と、ストラット
を構成するシリンダより突出するピストンロッドの上端
部を支持する内筒とが弾性体を介して連結されたストラ
ットマウントを備えたサスペンション装置において、該
サスペンション装置を介して車体側に伝達される車輪側
からの振動のうち、特にロードノイズ発生の原因となる
振動周波数が250ヘルツ付近の振動を効果的に抑制す
ることのできるサンペンション装置を提供し、ロードノ
イズを低減させることを目的とする。
を構成するシリンダより突出するピストンロッドの上端
部を支持する内筒とが弾性体を介して連結されたストラ
ットマウントを備えたサスペンション装置において、該
サスペンション装置を介して車体側に伝達される車輪側
からの振動のうち、特にロードノイズ発生の原因となる
振動周波数が250ヘルツ付近の振動を効果的に抑制す
ることのできるサンペンション装置を提供し、ロードノ
イズを低減させることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するために、本発明は次のように構成
したことを特徴とする。
したことを特徴とする。
即ち、車体に固定される外筒と、ストラットを構成する
シリンダより突出するピストンロッドの上端部を支持す
る内筒とが弾性体を介して連結されたストラットマウン
トを備えたサスペンション装置において、上記内筒もし
くは上記ピストンロッドの上端部のいずれか一方にダイ
ナミックダンパを取り付けたことを特徴とする。
シリンダより突出するピストンロッドの上端部を支持す
る内筒とが弾性体を介して連結されたストラットマウン
トを備えたサスペンション装置において、上記内筒もし
くは上記ピストンロッドの上端部のいずれか一方にダイ
ナミックダンパを取り付けたことを特徴とする。
なお、上記ダイナミックダンパは、ベース部材に固着さ
れた弾性体と、該弾性体に固着されて上記ベース部材に
対して弾力的に支持された質量体とからなり、該質量体
の重量および上記弾性体のバネ定数を適宜設定すること
により、特定の振動周波数を有する振動に対して効果的
に作用するように構成される。
れた弾性体と、該弾性体に固着されて上記ベース部材に
対して弾力的に支持された質量体とからなり、該質量体
の重量および上記弾性体のバネ定数を適宜設定すること
により、特定の振動周波数を有する振動に対して効果的
に作用するように構成される。
(作 用)
上記の構成によれば、走行中において路面の凹凸に起因
して車輪が振動し、この振動がサスペンション装置を介
して車体に伝達されることになる。そして、振動周波数
が250ヘルツ付近の振動がサスペンション装置を介し
て車体に伝達された場合には、ロードノイズを発生させ
ることになるのであるが、当該サスペンション装置にお
けるストラットを構成するシリンダより突出したピスト
ンロッドの上端部もしくは該上端部を弾性体を介して車
体に支持するストラットマウントにおける内筒のいずれ
か一方に、特定の振動周波数を有する振動に対して効果
的に作用するように弾性体のバネ定数および質量体の重
量が適宜設定されたダイナミックダンパが取り付けられ
ていることにより、該ダイナミックダンパの作用により
振動周波数が250ヘルツ付近の振動の車体への伝達が
効果的に抑制されることになって、これにより、ロード
ノイズを確実に低減させることができる。
して車輪が振動し、この振動がサスペンション装置を介
して車体に伝達されることになる。そして、振動周波数
が250ヘルツ付近の振動がサスペンション装置を介し
て車体に伝達された場合には、ロードノイズを発生させ
ることになるのであるが、当該サスペンション装置にお
けるストラットを構成するシリンダより突出したピスト
ンロッドの上端部もしくは該上端部を弾性体を介して車
体に支持するストラットマウントにおける内筒のいずれ
か一方に、特定の振動周波数を有する振動に対して効果
的に作用するように弾性体のバネ定数および質量体の重
量が適宜設定されたダイナミックダンパが取り付けられ
ていることにより、該ダイナミックダンパの作用により
振動周波数が250ヘルツ付近の振動の車体への伝達が
効果的に抑制されることになって、これにより、ロード
ノイズを確実に低減させることができる。
(実 施 例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、本実施例のサスペンション装置1
は、上端部がストラットマウント2を介して車体3に取
り付けられ、且つ下端部が取付部材4を介して車輪5に
結合されたストラット6と、該ストラット6の外周囲に
装着されたコイルスプリング7とを主たる構成要素とし
、該ストラット6により車体3を車輪5に懸架するよう
に構成されている。
は、上端部がストラットマウント2を介して車体3に取
り付けられ、且つ下端部が取付部材4を介して車輪5に
結合されたストラット6と、該ストラット6の外周囲に
装着されたコイルスプリング7とを主たる構成要素とし
、該ストラット6により車体3を車輪5に懸架するよう
に構成されている。
そして、上記サスペンション1の本体となるストラット
6は、第2図に示すように、内部にオイルが充満された
シリンダ8と、該シリンダ8内に摺動自在に嵌挿された
ピストン(図示せず)が下端部に連結されて上部がシリ
ンダ8の上方に突出されたピストンロッド9とで構成さ
れ、ストラット6の伸縮に伴う上記ピストンの上下動時
に、該ピストンに設けられたオリフィスを通過するオイ
ルの粘性抵抗により、車輪5側からの振動を速やかに減
衰させるダンパ作用を行うようになっている。また、上
記コイルスプリング7は、上記ビストンロッド9の上部
に備えられた上部スプリングシート10とシリンダ8の
外周に固着された下部スプリングシート11との間、即
ち、車輪5と車体3との間で振動や衝撃を緩和吸収する
バネ作用を行うようになっている。
6は、第2図に示すように、内部にオイルが充満された
シリンダ8と、該シリンダ8内に摺動自在に嵌挿された
ピストン(図示せず)が下端部に連結されて上部がシリ
ンダ8の上方に突出されたピストンロッド9とで構成さ
れ、ストラット6の伸縮に伴う上記ピストンの上下動時
に、該ピストンに設けられたオリフィスを通過するオイ
ルの粘性抵抗により、車輪5側からの振動を速やかに減
衰させるダンパ作用を行うようになっている。また、上
記コイルスプリング7は、上記ビストンロッド9の上部
に備えられた上部スプリングシート10とシリンダ8の
外周に固着された下部スプリングシート11との間、即
ち、車輪5と車体3との間で振動や衝撃を緩和吸収する
バネ作用を行うようになっている。
一方、このサスペンション1における上記ストラット6
の上端部を車体3へ取り付けるストラットマウント2は
、第2図に示すように、複数の取付ボルト12・・・1
2を介して車体3に固定された外筒2aと、上記ピスト
ンロッド9の上端部に形成されたネジ部9aに螺合され
たナツト部材13により該上端部が固定された内筒2b
と、これら内筒2bと外筒2aとの間に介装されて両者
を連結する弾性体としてのラバ一部材2Cとから構成さ
れており、これにより、上記ピストンロッド9が車体3
に弾力的に支持されるようになっている。
の上端部を車体3へ取り付けるストラットマウント2は
、第2図に示すように、複数の取付ボルト12・・・1
2を介して車体3に固定された外筒2aと、上記ピスト
ンロッド9の上端部に形成されたネジ部9aに螺合され
たナツト部材13により該上端部が固定された内筒2b
と、これら内筒2bと外筒2aとの間に介装されて両者
を連結する弾性体としてのラバ一部材2Cとから構成さ
れており、これにより、上記ピストンロッド9が車体3
に弾力的に支持されるようになっている。
そして、本実施例においては、第2図に示すように、上
記ピストンロッド9の上端部に形成されたネジ部9aに
ダイナミックダンパ14が取り付けられている。このダ
イナミックダンパ14は、第2.3図に示すように、上
記ネジ部9aに螺合される雌ネジ部15(第3図参照)
が内周面に形成された筒状のベース部材14aと、該ベ
ース部材14aの外周面に固着された弾性体としてのラ
バ一部材14bと、該ラバ一部材14bの外周面に固着
されて上記ベース部材14aに対して弾力的に支持され
た質量体14cとから構成されている。従って、上記ラ
バ一部材]、 4 bのバネ定数ならびに質量体14c
の重量を適宜に設定することにより、特定の振動周波数
を有する振動に対して効果的に作用するようになってい
る。また、第3図に示すように、上記ベース部材14a
における外周面の上部に例えば六角形状とされた角形部
16が形成されている。
記ピストンロッド9の上端部に形成されたネジ部9aに
ダイナミックダンパ14が取り付けられている。このダ
イナミックダンパ14は、第2.3図に示すように、上
記ネジ部9aに螺合される雌ネジ部15(第3図参照)
が内周面に形成された筒状のベース部材14aと、該ベ
ース部材14aの外周面に固着された弾性体としてのラ
バ一部材14bと、該ラバ一部材14bの外周面に固着
されて上記ベース部材14aに対して弾力的に支持され
た質量体14cとから構成されている。従って、上記ラ
バ一部材]、 4 bのバネ定数ならびに質量体14c
の重量を適宜に設定することにより、特定の振動周波数
を有する振動に対して効果的に作用するようになってい
る。また、第3図に示すように、上記ベース部材14a
における外周面の上部に例えば六角形状とされた角形部
16が形成されている。
なお、上記ピストンロッド9の上部には、ストラット6
の伸縮を所定位置で規制するストッパ17が装着されて
いると共に、該ストッパ17の上面と上記上部スプリン
グシート10の下面との間に上面が挟持されて下方に延
びる筒状のカバ一部材18により、シリンダ8の上部が
覆われるようになっている。
の伸縮を所定位置で規制するストッパ17が装着されて
いると共に、該ストッパ17の上面と上記上部スプリン
グシート10の下面との間に上面が挟持されて下方に延
びる筒状のカバ一部材18により、シリンダ8の上部が
覆われるようになっている。
上記の構成によれば、走行中において路面の凹凸に起因
して車輪5が振動し、この振動がサスペンション装置1
におけるストラット6に伝達されることにより、該スト
ラット6を構成するシリンダ8より突出したピストンロ
ッド9の上端部を支持するストラットマウント2を介し
て車体3に伝達されることになる。そして、振動周波数
が250ヘルツ付近の振動が、上記ストラットマウント
2を介して車体3に伝達された場合には、ロードノイズ
を発生させることになるのであるが、上記ストラット6
を構成するシリンダ8より突出したピストンロッド9の
上端部にダイナミックダンパ14が取り付けられている
と共に、このダイナミックダンパ14を構成するラバ一
部材14bのバネ定数および質量体14cの重量が、特
定の振動周波数を有する振動に対して効果的に作用する
ようにそれぞれ適宜に設定されているので、該ダイナミ
ックダンパ14の作用によりストラットマウント2を介
して伝達される振動周波数が250ヘルツ付近の振動を
効果的に抑制することができ、これにより、ロードノイ
ズを確実に低減させることができる。
して車輪5が振動し、この振動がサスペンション装置1
におけるストラット6に伝達されることにより、該スト
ラット6を構成するシリンダ8より突出したピストンロ
ッド9の上端部を支持するストラットマウント2を介し
て車体3に伝達されることになる。そして、振動周波数
が250ヘルツ付近の振動が、上記ストラットマウント
2を介して車体3に伝達された場合には、ロードノイズ
を発生させることになるのであるが、上記ストラット6
を構成するシリンダ8より突出したピストンロッド9の
上端部にダイナミックダンパ14が取り付けられている
と共に、このダイナミックダンパ14を構成するラバ一
部材14bのバネ定数および質量体14cの重量が、特
定の振動周波数を有する振動に対して効果的に作用する
ようにそれぞれ適宜に設定されているので、該ダイナミ
ックダンパ14の作用によりストラットマウント2を介
して伝達される振動周波数が250ヘルツ付近の振動を
効果的に抑制することができ、これにより、ロードノイ
ズを確実に低減させることができる。
なお、本実施例においては、上記ダイナミックダンパ1
4におけるベース部材14aの外周面の上部に六角形状
とされた角形部16が形成されているので、該ダイナミ
ックダンパ14をピストンロッド9の上端部に形成され
たネジ部9aに螺合させて装着する場合に、上記角形部
16にレンチ等の所定の締付工具を係合させることによ
り該ダイナミックダンパ14の取付作業を極めて容易に
行うことができる。
4におけるベース部材14aの外周面の上部に六角形状
とされた角形部16が形成されているので、該ダイナミ
ックダンパ14をピストンロッド9の上端部に形成され
たネジ部9aに螺合させて装着する場合に、上記角形部
16にレンチ等の所定の締付工具を係合させることによ
り該ダイナミックダンパ14の取付作業を極めて容易に
行うことができる。
また、第4図は、゛ダイナミックダンパ14′と、ピス
トンロッド9′の上端部を支持するストラットマウント
2′における内筒2b’側に取り付けた実施例を示すも
ので、このダイナミックダンパ14′は、第4.5図に
示すように、上記ピストンロッド9′の上端部に形成さ
れたネジ部9a′に挿通される挿通孔15′ (第5図
参照)が形成されて該ネジ部9a′に螺合されたす・ノ
ド部材13′を介してストラットマウント2′の内筒2
b’に一体的に取り付けられたベース部材14a′と、
該ベース部材14a′の一側部に固着された弾性体とし
てのラバ一部材14b′と、該ラバ一部材14b′に固
着されて上記ベース部材14a’に対して弾力的に支持
された質量体14c′とから構成されており、このダイ
ナミ・ンクダンパ14′においても、上記ラバ一部材1
4b′のバネ定数および質量体14C′の重量が、特定
の振動周波数を有する振動に対して効果的に作用するよ
うにそれぞれ適宜に設定されているので前述したピスト
ンロッド9の上端部に取り付けられたダイナミックダン
パ14と同様に、ストラットマウント2′を介して車体
3′に伝達される振動周波数が250ヘルツ付近の振動
を効果的に抑制することができ、これにより、ロードノ
イズを確実に低下させることが可能となる。
トンロッド9′の上端部を支持するストラットマウント
2′における内筒2b’側に取り付けた実施例を示すも
ので、このダイナミックダンパ14′は、第4.5図に
示すように、上記ピストンロッド9′の上端部に形成さ
れたネジ部9a′に挿通される挿通孔15′ (第5図
参照)が形成されて該ネジ部9a′に螺合されたす・ノ
ド部材13′を介してストラットマウント2′の内筒2
b’に一体的に取り付けられたベース部材14a′と、
該ベース部材14a′の一側部に固着された弾性体とし
てのラバ一部材14b′と、該ラバ一部材14b′に固
着されて上記ベース部材14a’に対して弾力的に支持
された質量体14c′とから構成されており、このダイ
ナミ・ンクダンパ14′においても、上記ラバ一部材1
4b′のバネ定数および質量体14C′の重量が、特定
の振動周波数を有する振動に対して効果的に作用するよ
うにそれぞれ適宜に設定されているので前述したピスト
ンロッド9の上端部に取り付けられたダイナミックダン
パ14と同様に、ストラットマウント2′を介して車体
3′に伝達される振動周波数が250ヘルツ付近の振動
を効果的に抑制することができ、これにより、ロードノ
イズを確実に低下させることが可能となる。
(発明の効果)
以上のように本発明は、車体に固定されるタト筒と、ス
トラットを構成するシリンダより突出するピストンロッ
ドの上端部を支持する内筒とが弾性体を介して連結され
たストラットマウントを備えたサスペンション装置にお
いて、上記内筒もしくは上記ピストンロッドの上端部の
いずれか一方にダイナミックダンパが取り付けられてい
ることにより、該ダイナミックダンパの作用により上記
サスペンション装置を介して車体に伝達される振動周波
数が250ヘルツ付近の振動を効果的に抑制することが
できる。これにより、ロードノイズを確実に低減させて
乗り心地を向上させることができる。
トラットを構成するシリンダより突出するピストンロッ
ドの上端部を支持する内筒とが弾性体を介して連結され
たストラットマウントを備えたサスペンション装置にお
いて、上記内筒もしくは上記ピストンロッドの上端部の
いずれか一方にダイナミックダンパが取り付けられてい
ることにより、該ダイナミックダンパの作用により上記
サスペンション装置を介して車体に伝達される振動周波
数が250ヘルツ付近の振動を効果的に抑制することが
できる。これにより、ロードノイズを確実に低減させて
乗り心地を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本実施例
に係るサスペンション装置の懸架状態を示す概略正面図
、第2図は該サスペンション装置の要部を示す部分拡大
断面図、第3図は該サスペンション装置に装着されたダ
イナミックダンパを一部断面にして示す全体斜視図、第
4図は他の実施例のダイナミックダンパが装着されたサ
スペンション装置の要部を示す部分拡大断面図、第5図
は他の実施例のダイナミックダンパ佐単体の全体斜視図
である。 1・・・サスペンション装置、2・・・ストラットマウ
ント、2a・・・外筒、2b・・・内筒、2C・・・弾
性体(ラバ一部材)、3・・・車体、6・・・ストラッ
ト、8・・・シリンダ、9・・・ピストンロッド、14
.14′・・・ダイナミックダンパ。
に係るサスペンション装置の懸架状態を示す概略正面図
、第2図は該サスペンション装置の要部を示す部分拡大
断面図、第3図は該サスペンション装置に装着されたダ
イナミックダンパを一部断面にして示す全体斜視図、第
4図は他の実施例のダイナミックダンパが装着されたサ
スペンション装置の要部を示す部分拡大断面図、第5図
は他の実施例のダイナミックダンパ佐単体の全体斜視図
である。 1・・・サスペンション装置、2・・・ストラットマウ
ント、2a・・・外筒、2b・・・内筒、2C・・・弾
性体(ラバ一部材)、3・・・車体、6・・・ストラッ
ト、8・・・シリンダ、9・・・ピストンロッド、14
.14′・・・ダイナミックダンパ。
Claims (1)
- (1)車体に固定される外筒と、ストラットを構成する
シリンダより突出するピストンロッドの上端部を支持す
る内筒とが弾性体を介して連結されたストラットマウン
トを備えたサスペンション装置において、上記内筒もし
くは上記ピストンロッドの上端部のいずれか一方にダイ
ナミックダンパを取り付けたことを特徴とする車両のサ
スペンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22104788A JPH0268212A (ja) | 1988-09-03 | 1988-09-03 | 車両のサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22104788A JPH0268212A (ja) | 1988-09-03 | 1988-09-03 | 車両のサスペンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268212A true JPH0268212A (ja) | 1990-03-07 |
Family
ID=16760660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22104788A Pending JPH0268212A (ja) | 1988-09-03 | 1988-09-03 | 車両のサスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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- 1988-09-03 JP JP22104788A patent/JPH0268212A/ja active Pending
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