JPH0267796A - ノイズ低減スパイラルチューブ - Google Patents

ノイズ低減スパイラルチューブ

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JPH0267796A
JPH0267796A JP21922288A JP21922288A JPH0267796A JP H0267796 A JPH0267796 A JP H0267796A JP 21922288 A JP21922288 A JP 21922288A JP 21922288 A JP21922288 A JP 21922288A JP H0267796 A JPH0267796 A JP H0267796A
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JP
Japan
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noise
tube
spiral tube
cable
magnetic material
Prior art date
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Application number
JP21922288A
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English (en)
Inventor
Naohito Oka
尚人 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0267796A publication Critical patent/JPH0267796A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ノイズ低減スパイラルチューブ、特に、信
号伝達用ケーブルに誘起し、発生する同相成分電磁的ノ
イズを効果的に低減する機能を有するスパイラルチュー
ブに関するものである。
〔従来の技術〕
電子機器間を接続する信号ケーブルから発生する電磁的
ノイズ(電磁障害、以下、単に“ノイズという)や、周
囲のノイズの影雪を低減するためには、該ケーブルを導
電性金属材料シールド(電気的または電磁遮蔽)する方
法が公知である。しかも、はとんどの場合、ケーブルの
柔軟性を保持した形でシールドする必要があり、また、
複数本のケーブルをシールドするためには、取付は易く
、内部のケーブルが簡単に分散しないような条件も要求
される。
従来、この種の要求に応えるものとして、例えば、第7
図、第8図及び第9図に示すような遮蔽用スパイラルチ
ューブが提案されている。
(構成) これらの各図は、実開昭63−9197号公報に開示さ
れた遮蔽用スパイラルチューブの斜視図と使用状態を示
す各横断面図であり、図において、15は遮蔽用スパイ
ラルチューブで、これは、金属製遮蔽体14と、これを
覆うプラスチック1とで構成されている。第8図及び第
9図は、各使用例を示すそわぞれの断面図であり、遮蔽
したい単数または複数以上のケーブル6(それぞれケー
ブルコア4及びシース5より成る)の回りに、ケーブル
6を切断することなく、束ねる形で取付けら打ている。
(動作) 次に、動作について説明する。従来の遮蔽用のスパイラ
ルチューブは5以上のように構成されていたので、ケー
ブル6から発生するノイズを遮蔽用スパイラルチューブ
15の遮蔽体14で電磁気的に遮蔽することによって低
減していた。また、周囲からの外来ノイズのケーブル6
への誘起を、遮蔽体!4で電磁気的に遮蔽することによ
って低減していた。
(発明が解決しようとする課題) 従来の遮蔽用スパイラルチューブは、以上のように構成
されていたため、複数のケーブルに誘起した同相成分の
ノイズに対しては低減効果を持たなかった。また、すで
に遮蔽されたケーブルに対しても、ケーブルコアと遮蔽
体とに誘起した同相成分のノイズに対しては低減機能を
有しないという問題点があった。
この発明は、上記のような従来例の問題点を解決するた
めになされたもので、複数のケーブルに誘起した同相成
分のノイズを低減できるとともに、電磁気的に遮蔽され
たケーブルに位置しても、ケーブルコアと遮蔽体とに誘
起した同相成分のノイズを低減できるスパイラルチュー
ブの提供を目的としてしする。
〔課題を解決するための手段〕
このため、この発明に係るスパイラルチューブの場合は
、テープ状の例えばアモルファス磁性材料にプラスチッ
クコーティング等を施してらせん状に成形することによ
り、餌記目的を達成しようとするものである。
〔作用〕
以上のような構成によるこの発明における磁性材料は、
チューブ内に収容された信号ケーブルに対して、いわゆ
るコモンモードチョークとして機能し、該信号ケーブル
を伝わる信号を低減させることなく、同相成分のノイズ
だけを低減するよう機能する。
〔実施例〕
以下に、この発明を実施例に基づいて説明する。
(構成) 第1図に、この発明によるノイズ低減スパイラルチュー
ブの一実施例の斜視図を示す。このスパイラルチューブ
3は、テープ状のアモルファス磁性材料1と、これを覆
いスパイラルチューブ状に形成しているプラスチック2
とにより構成されている。このため、ノイズを低減した
いケーブルを切断することなく、チューブ内に収納して
いくことかできる。
第2図、第3図及び第4図は、本実施例の使用状態を示
す各横断面図であり、第2図は、数的なm線のケーブル
6に対して使用した状態、第3図は、遮蔽ケーブル8に
対して使用した状態、第4図は複数本のケーブル6に対
して使用した状態をそれぞれ示す。
第2図においては、ケーブルコア4とシース5とから成
る単一のケーブル6を覆っている。第3図においては、
ケーブルコア4と遮蔽体7及びシース5とから成る単一
の遮蔽ケーブル8を覆っている。第4図においては、複
数のケーブル6を覆っている。
(作用) 上記実施例の作用を、第5図と第6図とを参照して説明
する。ここでは説明の便宜上、第4図において、実施例
スパイラルチューブ3が2本のケーブル6 (6a、6
b、とする)を覆った場合であると仮定する。
第5図は、必要な信号に対する実施例の機能を示す等価
回路である。信号源9からの信号電流は、ケーブル6a
から信号用負荷11を経てケーブル6bを通って信号源
9に戻る。この時、信号は、実施例によって作られる等
価インダクタンス10を通過する。ここで信号源の電圧
をVg。
信号電流を131等価インダクタンス10の自己インダ
クタンスをし、相互インダクタンスをM。
信号用負荷をZSとすると、次の関係が成立する。
v3=jωL−IS−50M−Is+I8 ・ZS+j
ωL−1s−50M−1s =13−Zs +j2ω (L−M)  ・ I8ここ
で、ケーブル6a、6bは、実施例の中を等しく貫通し
ているので、L=Mである。よってVs=15・Zs となり、信号に対しては、等価インタフタンス10は作
用しない。
次に、第6図は、同相成分のノイズに対する実施例の機
能を示す等価回路である。ノイズ源12からの、ノイズ
電流は、ケーブル6a、6bを通り、ノイズに対する負
荷13を経て接地に至る。
この時、ノイズは、実施例によって作られる等価インダ
クタンス10を通過する。ここで、ノイズ源12の電圧
をvN、ノイズ電流をI21等価インダクタンス10の
自己インダクタンスをり、相互インダクタンスをM、ノ
イズに対する負荷を79と′4−と、次の関係が成立す
る。
ここで、ケーブル6a、6bは実施例の中を等しく貫通
しているので、L=Mである。よってr、  ・ Z=
V、−j ωL−I 、となり、実施例により、ノイズ
を低減することができる。
以−E、−数的なケーブル6a、6bを実施例のスパイ
ラルチューブ3で覆った場合について説明したが、遮蔽
ケーブル8に対しても、ケーブルコア4と、遮蔽体7が
それぞれ6a、6bと同様に機能する。
(他の実施例) なお、上記実施例においては、アモルファス磁性材料テ
ープをプラスチックで覆うことにより構成したスパイラ
ルチューブの例を示したか、このアモファス磁性材料に
、導電性金属をメツキするか、あるいは導電性金属箔と
重ねて形成することにより、遮蔽効果を持つこの種のノ
イズ低減スパイラルチューブを構成することもできる。
また、面記プラスチックに代ってゴム使用することもで
き、アモルファス材料テープを覆う形式ではなく、貼合
わせる形式で実施することもできる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、この発明によりば、例えばアモ
ルファス磁性材料等のテープによりスパイラルチューブ
を構成したため、信号ケーブルを切断することなく取付
けか可能であり、同相成分のノイズのみを減衰すること
ができ、また、遮蔽ケーブルに対しても同様の効果を発
揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の−・実施例によるノイズ低減スパ
イラルチューブの斜視図、第2図。 第3図、′:jcJ図は、それぞわ上記実施例の各使用
例を説明する各横断面図、第5図及び第6図は、それぞ
れ上記実施例の信号及び、ノイズに対する各動作を説明
する等価回路、第7図は、従来のスパイラルチューブの
一例を示す斜視図、第8図。 第9図は従来のスパイラルチューブの各使用例を示す各
横断面図である。 1・・・・・・アモルファス磁性材料 2・・・・・・プラスチック 3・・・・・・ノイズ低減スパイラルチューブ4・・・
・・・ケーブルコア 5・・・・・・シース 6.6a、6b・・・・・・ケーブル 7・・・・・・遮蔽体 8・・・・・・シールドケーブル 9・・・・・・信号源 10・・・・・・等価インダクタンス 11・・・・・・信号用負荷 12・・・・・・ノイズ源 13・・・・・・ノイズに対する負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  例えば、アモルファス磁性材料等の磁性体テープを、
    らせん状に成形して成ることを特徴とするノイズ低減ス
    パイラルチューブ。
JP21922288A 1988-09-01 1988-09-01 ノイズ低減スパイラルチューブ Pending JPH0267796A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998049228A1 (fr) * 1997-04-30 1998-11-05 Tuchiyagomu Co., Ltd. Materiau de blindage contre les ondes electromagnetiques, feuille pour ledit blindage, fil/cable electrique et enveloppe de cable en materiau pour ce type de blindage
US5990417A (en) * 1993-06-07 1999-11-23 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Electromagnetic noise absorbing material and electromagnetic noise filter
JP2012064777A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Mitsubishi Electric Corp ノイズフィルタ、ノイズフィルタ付きケーブル、及びノイズフィルタ付きプリント配線板
JP2012518911A (ja) * 2009-03-06 2012-08-16 サンゴバン・パフォーマンス・プラスティックス・コーポレーション 重ね合わせ型導電性ヘリカルスプリング
JP2015153737A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日立金属株式会社 ノイズ抑制ケーブル
JP2015153734A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日立金属株式会社 ノイズ抑制ケーブル

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