JPH04215213A - 雑音防止用コード - Google Patents
雑音防止用コードInfo
- Publication number
- JPH04215213A JPH04215213A JP41048290A JP41048290A JPH04215213A JP H04215213 A JPH04215213 A JP H04215213A JP 41048290 A JP41048290 A JP 41048290A JP 41048290 A JP41048290 A JP 41048290A JP H04215213 A JPH04215213 A JP H04215213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield
- shield layer
- layer
- induced current
- periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
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- 239000010410 layer Substances 0.000 description 31
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外部からの雑音（電磁
ノイズ）による影響を確実に防止し、且つ、導線に生じ
る雑音を外部へ電磁ノイズとして放出することを確実に
防止する雑音防止用コードに関するものである。
ノイズ）による影響を確実に防止し、且つ、導線に生じ
る雑音を外部へ電磁ノイズとして放出することを確実に
防止する雑音防止用コードに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】外部からの電磁ノイズによる影響を防止
するため、及び導体に流れる信号電流による外部への電
磁輻射を防止するため、静電遮閉効果並びに電磁遮閉効
果を果たす良導体で形成したシールド層を芯線（導線）
の周囲に配設する手段は公知である。
するため、及び導体に流れる信号電流による外部への電
磁輻射を防止するため、静電遮閉効果並びに電磁遮閉効
果を果たす良導体で形成したシールド層を芯線（導線）
の周囲に配設する手段は公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】単にシールド層を形成
した場合、例えば外部から電磁ノイズを受けるとシール
ド層に誘導電流が生じ、この誘導電流は第２図に示すよ
うにシールド層３を流れ、シールド層３とコネクタ部８
に付設される連結部材６を介して導通する本体のシール
ド７に流れアースされる。
した場合、例えば外部から電磁ノイズを受けるとシール
ド層に誘導電流が生じ、この誘導電流は第２図に示すよ
うにシールド層３を流れ、シールド層３とコネクタ部８
に付設される連結部材６を介して導通する本体のシール
ド７に流れアースされる。
【０００４】しかしながら、本体のシールド７は完全な
良導体ではなく、抵抗分を有するために完全に静電遮閉
等の効果を果たし得ず、この抵抗分に流れる前記誘導電
流による起電力によりシールド７内の本体電子機器に静
電・電磁ノイズを輻射してしまう問題があった。
良導体ではなく、抵抗分を有するために完全に静電遮閉
等の効果を果たし得ず、この抵抗分に流れる前記誘導電
流による起電力によりシールド７内の本体電子機器に静
電・電磁ノイズを輻射してしまう問題があった。
【０００５】また、内部の芯線にノイズを生じた場合に
おいても単にシールド層３を設けただけでは前記同様に
してシールド層３を流れ本体のシールド７に流れ込む誘
導電流のため前記同様の問題が生じる。
おいても単にシールド層３を設けただけでは前記同様に
してシールド層３を流れ本体のシールド７に流れ込む誘
導電流のため前記同様の問題が生じる。
【０００６】本発明はこのような欠点を解決した雑音防
止用コードを提供するものである。
止用コードを提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【０００８】絶縁被覆１を施した導線２の外周に良導体
で構成したシールド層３を設け、このシールド層３の更
に外周に磁束を減衰せしめる作用を有するフェライトな
どで構成した磁性体層４を形成したことを特徴とする雑
音防止用コードに係るものである。
で構成したシールド層３を設け、このシールド層３の更
に外周に磁束を減衰せしめる作用を有するフェライトな
どで構成した磁性体層４を形成したことを特徴とする雑
音防止用コードに係るものである。
【０００９】
【作用】外部から電磁ノイズを受けた場合、シールド層
３の静電遮閉作用及び電磁遮閉作用により、シールド層
３の線方向に誘導電流が生じる。この誘導電流によって
シールド層３の外周の円周方向に磁束が生じる。
３の静電遮閉作用及び電磁遮閉作用により、シールド層
３の線方向に誘導電流が生じる。この誘導電流によって
シールド層３の外周の円周方向に磁束が生じる。
【００１０】しかしながら、シールド層３の外周には例
えばフェライトで構成した磁性体層４が形成されている
ため、この誘導電流により生じる磁束は減衰される。
えばフェライトで構成した磁性体層４が形成されている
ため、この誘導電流により生じる磁束は減衰される。
【００１１】従って、電磁ノイズを受けてシールド層３
に誘導電流が生じても、シールド層３を線方向に誘導電
流が流れてゆくに従ってこの誘導電流によりシールド層
３の外周に生じる磁束が磁性体層４により減衰されるた
め、誘導電流は減衰し、シールド層３を流れ、本体のア
ースされているシールド７に誘導電流が流れ込むまでに
誘導電流が減衰され、この本体のシールド７に抵抗分が
存在してもこの抵抗分に生じる起電力は小さく、誘導電
流によるシールド内の本体電子機器に与える影響は少な
い。
に誘導電流が生じても、シールド層３を線方向に誘導電
流が流れてゆくに従ってこの誘導電流によりシールド層
３の外周に生じる磁束が磁性体層４により減衰されるた
め、誘導電流は減衰し、シールド層３を流れ、本体のア
ースされているシールド７に誘導電流が流れ込むまでに
誘導電流が減衰され、この本体のシールド７に抵抗分が
存在してもこの抵抗分に生じる起電力は小さく、誘導電
流によるシールド内の本体電子機器に与える影響は少な
い。
【００１２】一方、逆に導線２にノイズを生じた場合に
おいても、シールド層３に生じる誘導電流によって発生
する磁束はシールド層３の外周の磁性体層４により減衰
されるので、上記同様に本体のシールド７に流れ込むま
でに抑制される。
おいても、シールド層３に生じる誘導電流によって発生
する磁束はシールド層３の外周の磁性体層４により減衰
されるので、上記同様に本体のシールド７に流れ込むま
でに抑制される。
【００１３】
【実施例】本実施例は、導線２として銅線を用い、この
導線２の外周をポリエチレンで絶縁被覆して外径約１メ
ートルメートルの芯線とし、この芯線四本を撚り合わせ
、その外側に良導体のアルミテープを巻き付けてシール
ド層３を形成し、このシールド層３の外周外側に磁性体
としてフェライトを８０重量％混入した熱可塑性樹脂を
約１メートルメートルの肉厚で押し出し被覆して磁束を
減衰せしめる作用を有する磁性体層４を形成し、更にこ
の磁性体層４の外側にポリ塩化ビニル製の保護被覆層５
を形成したものである。
導線２の外周をポリエチレンで絶縁被覆して外径約１メ
ートルメートルの芯線とし、この芯線四本を撚り合わせ
、その外側に良導体のアルミテープを巻き付けてシール
ド層３を形成し、このシールド層３の外周外側に磁性体
としてフェライトを８０重量％混入した熱可塑性樹脂を
約１メートルメートルの肉厚で押し出し被覆して磁束を
減衰せしめる作用を有する磁性体層４を形成し、更にこ
の磁性体層４の外側にポリ塩化ビニル製の保護被覆層５
を形成したものである。
【００１４】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、導
線自体に対する静電遮閉効果あるいは静電誘導効果はわ
ずかに減衰することになるが、電磁ノイズを受けた場合
、シールド層の外周に形成した磁性体層の磁束を減衰せ
しめる作用により、シールド層に流れる誘導電流はこの
シールド層と導通させる本体のシールドに流れ込むまで
に減衰されるから、この本体のシールドを流れる誘導電
流によりノイズがシールド内の本体に輻射され本体電子
機器に影響を与えることが確実に防止されることとなる
。
線自体に対する静電遮閉効果あるいは静電誘導効果はわ
ずかに減衰することになるが、電磁ノイズを受けた場合
、シールド層の外周に形成した磁性体層の磁束を減衰せ
しめる作用により、シールド層に流れる誘導電流はこの
シールド層と導通させる本体のシールドに流れ込むまで
に減衰されるから、この本体のシールドを流れる誘導電
流によりノイズがシールド内の本体に輻射され本体電子
機器に影響を与えることが確実に防止されることとなる
。
【図１】本実施例の断面図である。
【図２】コードと本体のシールドとの連結部を示す説明
図である。
図である。
１ 絶縁被覆
２ 導線
３ シールド層
４ 磁性体層
Claims (1)
- 【請求項１】 絶縁被覆を施した導線の外周に良導体
で構成したシールド層を設け、このシールド層の更に外
周に磁束を減衰せしめる作用を有するフェライトなどで
構成した磁性体層を形成したことを特徴とする雑音防止
用コード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41048290A JPH04215213A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 雑音防止用コード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41048290A JPH04215213A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 雑音防止用コード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04215213A true JPH04215213A (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=18519646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41048290A Withdrawn JPH04215213A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 雑音防止用コード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04215213A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014127432A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Yazaki Corp | ケーブル |
| CN104851510A (zh) * | 2014-02-19 | 2015-08-19 | 日立金属株式会社 | 噪音抑制电缆 |
| JP2015153734A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 日立金属株式会社 | ノイズ抑制ケーブル |
| JP2015153737A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 日立金属株式会社 | ノイズ抑制ケーブル |
| CN106448868A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-02-22 | 江苏戴普科技有限公司 | 一种高清监控专用网线 |
-
1990
- 1990-12-13 JP JP41048290A patent/JPH04215213A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014127432A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Yazaki Corp | ケーブル |
| US9633762B2 (en) | 2012-12-27 | 2017-04-25 | Yazaki Corporation | Cable |
| CN104851510A (zh) * | 2014-02-19 | 2015-08-19 | 日立金属株式会社 | 噪音抑制电缆 |
| JP2015153734A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 日立金属株式会社 | ノイズ抑制ケーブル |
| JP2015153737A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 日立金属株式会社 | ノイズ抑制ケーブル |
| CN106448868A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-02-22 | 江苏戴普科技有限公司 | 一种高清监控专用网线 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |