JPH04242014A - 事故電流検出線付ケーブル - Google Patents

事故電流検出線付ケーブル

Info

Publication number
JPH04242014A
JPH04242014A JP3016105A JP1610591A JPH04242014A JP H04242014 A JPH04242014 A JP H04242014A JP 3016105 A JP3016105 A JP 3016105A JP 1610591 A JP1610591 A JP 1610591A JP H04242014 A JPH04242014 A JP H04242014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shielding layer
cable
covered
wire
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3016105A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Mori
義和 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP3016105A priority Critical patent/JPH04242014A/ja
Publication of JPH04242014A publication Critical patent/JPH04242014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属テープ巻遮蔽層
ケーブルまたは金属被遮蔽層ケーブルに事故電流検出線
を付加したケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブル外部から遮蔽層を流れる電流を
検出する手段として、ケーブル軸に垂直に巻き付けた検
出コイルに誘起される電圧を検出する方法がある。この
場合、遮蔽層電流が検出コイルと鎖交する軸方向成分磁
界を有することが必要条件となり、例えば、図4に示す
ようなワイヤシールド遮蔽ケーブルが対象になっていた
【0003】即ち、図4において、ワイヤシールド遮蔽
ケーブルは、中心の導体1の外周に内部半導電層2,絶
縁体3,外部半導電層2´,ワイヤシールド遮蔽層4,
押さえテープ7,シース8がそれぞれ被覆されて構成さ
れている。従って、中央の導体1に流れる電流によりワ
イヤシールド遮蔽層4に遮蔽層電流が流れることになる
。このとき、遮蔽層電流はケーブル軸方向に対し傾斜角
を有するため、発生する磁束はシース8上に巻かれた検
出コイル9に鎖交することになり、コイル部に誘起電圧
を生じ検出コイル9に接続した検出器10により測定す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、金属テー
プ巻遮蔽層ケーブルまたはアルミや鉛等の金属被遮蔽層
ケーブルでは、遮蔽層電流はケーブル長手方向に流れる
ため、この電流により発生する磁束はシース上に巻回さ
れた検出コイルとは鎖交せず、誘起電圧による電流の検
出はできなかった。
【0005】この発明は、このような点に鑑みてなされ
たもので、金属テープ巻遮蔽層または金属被遮蔽層付き
ケーブルでも検出コイルによる事故電流検出を可能とす
るケーブルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の金属
テープ巻遮蔽層または金属被遮蔽層付きケーブルに事故
電流検出線を螺旋状または蛇行状に巻き付けたことにあ
り、これによって外部に巻き付けた検出コイルにより事
故電流を検出することが可能になる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。図1は、金属テープ巻遮蔽層を有するケーブル
に検出線を設けた実施例の構成を示す端部の斜視図であ
る。即ち、中心の導体1の外周には内部半導電層2,絶
縁体3,外部半導電層2′および金属テープ巻遮蔽層5
が被覆されている。この金属テープ巻遮蔽層5の外周に
は図3の断面図に示されるように導体61の外周を各種
エナメル線,ビニル等のプラスチックあるいはゴム等の
絶縁体62を被覆した電線を検出線6として1本螺旋状
または蛇行状に巻き付けて設けられる。そして、この上
に押えテープ7を巻き付け、さらにこの外周をシース8
を押出被覆して構成される。この横断面図を図2に示す
。そして、検出線6は端末部および接続部において、遮
蔽層5に接続するが、検出線6と遮蔽層5間に発生する
電位差が懸念される場合には、一定の間隔で検出線6の
導体61と遮蔽層5を電気的に接触させることで、発生
電圧を抑えることも可能である。
【0008】従って、事故電流を検出するには、このケ
ーブルのシース8の外周に検出コイル9を巻き付け、検
出線6に流れる誘導電流により生じた誘起電圧を検出コ
イル9に接続した検出器10により測定することが可能
となる。
【0009】なお、上記の例は、検出線6を1本設けた
ものについて説明したが、これは複数本の検出線を螺旋
状あるいは蛇行状に巻き付けてもよく、螺旋状に巻き付
ける場合には検出線上の押えテープ7を省略することも
ある。また、金属テープ巻遮蔽層を有するケーブルに検
出線を設けた例について説明したが、これは金属被遮蔽
層付きケーブルでも同様である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の事故電
流検出線付ケーブルによれば、事故電流により外部検出
コイルに鎖交する磁界が必ず生じ、検出コイルに流れる
誘導電流により誘起電圧が発生するため、この電圧から
事故電流を確実に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す事故電流検出線付ケーブ
ルの端部を段剥ぎして示す斜視図である。
【図2】「図1」の横断面図である。
【図3】「図1」の検出線の横断面図である。
【図4】従来のワイヤシールド遮蔽ケーブルの構成を示
す端部を段剥ぎして示す斜視図である。
【符号の説明】
1  導体 2,2′  半導電層 3  絶縁体 4  ワイヤシールド遮蔽層 5  金属テープ巻遮蔽層 6  検出線 7  押えテープ 8  シース 9  検出コイル 10  検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属テープ巻遮蔽層または金属被遮蔽
    層付きケーブルにおいて、金属テープ巻遮蔽層または金
    属被遮蔽層の外周にエナメル線またはゴム・プラスチッ
    ク絶縁被覆電線を検出線として1本ないし複数本螺旋状
    あるいは蛇行状に巻きつけ、この検出線に流れる誘導電
    流により生じた誘起電圧を検出コイルにより確実に検出
    できるようにしたことを特徴とする事故電流検出線付ケ
    ーブル。
JP3016105A 1991-01-14 1991-01-14 事故電流検出線付ケーブル Pending JPH04242014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3016105A JPH04242014A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 事故電流検出線付ケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3016105A JPH04242014A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 事故電流検出線付ケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04242014A true JPH04242014A (ja) 1992-08-28

Family

ID=11907240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3016105A Pending JPH04242014A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 事故電流検出線付ケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04242014A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002226A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Hitachi Cable Ltd 電流センサ付電源用ケーブル及びこれを用いたプラグインケーブル、並びに電力量計測装置
CN105448407A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 合肥星辰电线电缆股份有限公司 一种高压漏电检测电缆
CN105489300A (zh) * 2015-12-18 2016-04-13 浙江炬泰新材料科技有限公司 一种具有漏电检测功能的电缆

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002226A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Hitachi Cable Ltd 電流センサ付電源用ケーブル及びこれを用いたプラグインケーブル、並びに電力量計測装置
CN105489300A (zh) * 2015-12-18 2016-04-13 浙江炬泰新材料科技有限公司 一种具有漏电检测功能的电缆
CN105448407A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 合肥星辰电线电缆股份有限公司 一种高压漏电检测电缆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4410150B2 (ja) 電流検出器
CN101023364A (zh) 电流测量设备
US12027305B2 (en) Openable current transformer comprising a flexible magnetic core
JP2001052542A (ja) 超電導ケーブル
JPH04242014A (ja) 事故電流検出線付ケーブル
JP2018156824A (ja) ケーブル、ケーブルの事故点標定方法及びケーブルの接続方法
JPH05283883A (ja) 電磁シールド用材
JP2674265B2 (ja) Cvケーブル用プレハブ型接続部の部分放電検出方法
JP2004170172A (ja) 電界磁界センサ
JPH07260870A (ja) 電力ケーブル直流漏れ電流の測定法
CN114360780B (en) Cable with improved cable tension
JPH0126510B2 (ja)
JPH0229613Y2 (ja)
JP3527608B2 (ja) 伝導ノイズカット電線
JPH089635Y2 (ja) 漏液検知センサ
JPS58106473A (ja) ケ−ブルの銅テ−プ断線発見方法
JPS633535B2 (ja)
JP2638231B2 (ja) 地中線路の事故点標定方法
JPH02287168A (ja) 地中線路の事故点標定方法
JPH0636144U (ja) 一括シースケーブル
JPS622754Y2 (ja)
JPH0547239A (ja) インターコネクテイングケーブル
JPH03175375A (ja) ケーブル電流の検知装置
JPH07198775A (ja) 電力ケーブル直流漏れ電流の測定法
JPH03103052A (ja) リニアモータ用コイルの外部遮蔽構造