JPH0267041A - 電子メール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メールボックスを介してメールの交換を行う
電子メール装置に利用する。

本発明は、返信を必要とするメールに容易に返信メール
を作成できる電子メール装置に関する。

〔概要〕

本発明は、発信元表示および宛先表示とともにメールメ
ツセージをメールボックスに蓄積する電子メール装置に
ふいて、 このメールメツセージに返信メツセージを書込み、発信
元表示と宛先表示をそれぞれ入れ換えることにより、 返信するメールを容易に作成するようにしたものである
。

〔従来の技術〕

従来の電子メールシステムにおいて、メールの受信とメ
ールの送信の操作とは別系列の手順であり、メール受信
中に送信を行うことは不可能であった。また受信メール
のメツセージは読出すのみで編集を行うことはできなか
った。

すなわち、従来の技術で電子メールの返信を行おうとし
た場合の操作手順は、第４図に示す通りである。

メール受信者は、操作４１〜４３の手順で電子メール装
置を用いて自己宛のメールを読出す。この自己宛のメー
ルは返信の必要があり、かつ自己宛のメールのメツセー
ジを用いて返信を行いたい場合、操作４４で、自己宛の
メールのメツセージをテキストファイル５２に格納する
。このメツセージに返事を書き入れるために、操作４５
〜４６の手順でテキストエディタ等を用いて返信するメ
ツセージを編集する。操作４７〜５１では、再び電子メ
ール装置を用いて、メツセージの送信を行う。これには
、送信メール用として編集したメツセージをテキストフ
ァイル５２から読み出し、宛先等の封筒情報を指定して
メールを送信するものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来の電子メール装置は、メールの返信を行う
場合に受信したメールを一度フアイルに格納し、それを
また送信時に呼ｑ出す等の処理が必要となり、操作が繁
雑になるという欠点がある。

本発明は、これらの欠点を解決して簡易に返信用のメー
ルを作成できる電子メール装置を提供することを目的と
する。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、通信網に接続される網インタフェースと、メ
ールメツセージをその発信元表示および宛先表示ととも
に蓄積するメールボックスと、網インタフェースを介し
て接続された端末との間で、メールボックスへの書込み
およびまたは読出しを制御する制御手段とを備えた電子
メール装置において、制御手段は、メールボックスに蓄
積されたメールメツセージに返信を要求する表示のある
ものについて、読出のさいその内容を一時保留する手段
と、その宛先の端末からその内容に書込みまたは編集を
許容する手段と、そのメツセージについて宛先端末から
の操作により発信元表示と宛先表示とを入れ換える手段
とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

メールボックスに蓄積されたメールメツセージに返信を
要求する表示のあるものは、読出しのさい編集領域にそ
の内容を一時保留しておき、それぞれの問い合わせに対
する返信内容を宛先の端末より書込みまたは編集を行う
。したがって宛先側では、あらためて返信用のメールメ
ツセージを作成する必要がない。

また発信元表示と宛先表示とをそれぞれ入れ換えるのみ
でよいから、封筒情報を作成する必要がない。

〔実施例〕

つぎに本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明一実施例のブロック構成図である。本
図において通信網に接続される網インタフェース９と、
メールメツセージをその発信元表示および宛先表示とと
もに蓄積するメールボックス８と、網インタフェース９
および交換機１０を介して接続された端末１との間でメ
ールボックスへ書込みおよびまたは読出しを制御する制
御手段としてメール受信手段３と、メール送信手段４と
を備える。

したがって発信元の端末では、宛先の端末に対するメー
ルメツセージを発信元表示および宛先表示を付して作成
し、交換機１０および網インタフェース９を介してメー
ル送信手段４によりメールボックス８に送信し蓄積させ
る。一方宛先の端末は自己専用のキー情報などを用いて
メールボックス８に自己宛のメールメツセージがある場
合、受信手段３によりこれを取込む。

ここで本発明の特徴とするところは、制御手段には、メ
ールボックスに蓄積されたメールメツセージに返信を要
求する表示のあるものについては、読出しのさいその内
容を一時保留しておくメモリ構成の編集領域７と、この
保留された内容に宛先の端末から書込みまたは編集を行
うことができる編集手段５と、宛先の端末の操作によっ
てその内容の発信元表示と宛先表示とをそれぞれの名称
のまま入れ換えを行う封筒情報変換手段６とを備えたこ
とにある。

第２図は、上記実施例における操作手順を示す図であり
、第３図は返信を必要とするメールメツセージを示す図
である。

つぎに、第１図において、メール受信者が端末１により
メールの返信を行った場合の動作について、第１図、第
２図および第３図を用いて説明する。まずメール受信者
は端末１を操作して、操作２１〜２３の手順で電子メー
ル装置２を用いて自分宛のメールを読出す。この時、電
子メール装置２が起動され、かつ、操作２２によってメ
ール受信手段３が起動される。メール受信手段３は、メ
ールボックス８の中からメール受信老死のメールを検索
し、メール受信者が指定したメールの内容を端末１に表
示する。

表示されたメールが、例えば、第３図のメールメツセー
ジ３１のように、返信の必要があり、かつそのメールの
メツセージを用いてメールの返信を行いたい場合、操作
２４〜２７でメールの返信を行う。

メール受信手段３は、操作２４で本受信メールに対する
メールの返信が指示されると、メールのメツセージを編
集領域７に格納し、メールの宛先と発信元を逆転するよ
うに、封筒情報変換手段６を起動する。封筒情報変換手
段６は、前記の受信メールの封筒情報の発信元表示を宛
先表示に、宛先であったメール受信者の表示を発信元表
示に変更して封筒情報を編集領域７に格納する。

さらに、メール受信手段３は、メール送信手段４を起動
する。メール送信手段４は、まず編集領域７の情報を端
末１に表示する。メール受信者がこの表示にしたがい操
作２５でメールのメツセージの編集を指示した場合、メ
ール送信手段４はメール編集手段５を起動する。メール
編集手段５はメール受信者の端末１の指示によって、編
集領域７のメールメツセージを編集する。この時、封筒
情報変換手段６を用いて封筒情報も変更することができ
る。メール受信者がメツセージの編集を終え、操作２７
でメールの送信を指示すると、メール送信手段４は、編
集領域７のメツセージと封筒情報とをメールの形式に変
換してメールボックス８に格納し、メールの送信処理を
行う。

本発明は、以上説明した返信メールの操作に加えて、定
型メールを保存メールとして保存しておき、返信を必要
とする時にこれを読み出して、メール編集手段を用いて
、その返信に対する必要部分のみを変更して送信するこ
とができる。また受信メールを送信できることを利用し
て、受信したメールを第三者に転送することもできる。

〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、従来のメールシ
ステムに比べ、メールの返信処理を簡便に行うことがで
きる効果がある。

さらに本発明によれば、メールシステムの利用方法の多
様化をすすめる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例装置のブロック構成図。 第２図は上記実施例におけるメールの返信を行う操作手
順図。 第３図は返信を必要とするメールメツセージの側御。 第４図は従来の操作手順図。 １・・・端末、２・・・電子メール装置、３・・・メー
ル受信手段、４・・・メール送信手段、５・・・メール
編集手段、６・・・封筒情報変換手段、７・・・編集領
域、８・・・メールボックス、９・・・網インタフェー
ス、１０・・・交換機、２１〜２７．４１〜５１・・・
操作手順、３１・・・返信を必要とするメールメツセー
ジ、５２・・・テキストファイル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、通信網に接続される網インタフェースと、メールメ
   ッセージをその発信元表示および宛先表示とともに蓄積
   するメールボックスと、 上記網インタフェースを介して接続された端末との間で
   、上記メールボックスへの書込みおよびまたは読出しを
   制御する制御手段と を備えた電子メール装置において、 上記制御手段は、 上記メールボックスに蓄積されたメールメッセージに返
   信を要求する表示のあるものについて、読出のさいその
   内容を一時保留する手段と、その宛先の端末からその内
   容に書込みまたは編集を許容する手段と、 そのメッセージについて宛先端末からの操作により発信
   元表示と宛先表示とを入れ換える手段とを備えたことを
   特徴とする電子メール装置。