JPH0266958A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH0266958A
JPH0266958A JP63216388A JP21638888A JPH0266958A JP H0266958 A JPH0266958 A JP H0266958A JP 63216388 A JP63216388 A JP 63216388A JP 21638888 A JP21638888 A JP 21638888A JP H0266958 A JPH0266958 A JP H0266958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
source
transistor
region
transistors
semiconductor integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63216388A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitaka Asami
文孝 浅見
Shinya Uto
真也 鵜戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Fujitsu Electronics Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Priority to JP63216388A priority Critical patent/JPH0266958A/ja
Priority to EP89308798A priority patent/EP0357410B1/en
Priority to DE89308798T priority patent/DE68910445T2/de
Priority to KR1019890012672A priority patent/KR930008521B1/ko
Publication of JPH0266958A publication Critical patent/JPH0266958A/ja
Priority to US08/080,651 priority patent/US5391904A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Element Separation (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 各ソース領域を対向近接させた少くとも1対の同一導電
型のトランジスタを含む半導体集積回路装置に関し、 該l対のトランジスタの一方が動作した場合に、その影
響が該対向近接した他方のトランジスタのソース側に及
ぶことを確実に阻止することを目的とし、 各ソース領域を対向近接させた1対の同一導電型のトラ
ンジスタをそなえ、該1対のトランジスタの各ソース領
域が、該各ソース領域とは反対導電型でかつ基板より不
純物濃度の高い基板コンタクト拡散層を介して連結され
るように構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各ソース領域を対向近接させた少くとも1対
の同一導電型(Pチャネル型又はNチャネル型)のトラ
ンジスタを含む半導体集積装置に関し、更には例えば遅
延線などを構成するために互に縦続接続された複数段・
複数列のインバータ回路(各1個のPチャネルトランジ
スタとNチャネルトランジスタとからなる)を有する半
導体集積回路装置に関する。
〔従来の技術〕
第12図は従来技術による半導体集積回路装置において
単一のインバータを構成した部分のレイアウトを例示す
る図であって、NチャネルトランジスタQn’とPチャ
ネルトランジスタQp′とにより該インバータ回路が構
成される。第13図は、上記第12図に示されるNチャ
ネルトランジスタQn’に沿って切断した断面図を示す
もので、P−型の半導体基板11′内に該Nチャネルト
ランジスタQn’を構成するN+拡散層としてのソース
拡散領域21′およびドレイン拡散領域22′が設けら
れ、更に該ソース拡散領域21′に隣接してP゛拡散層
としての基板コンタクト拡散領域31′が設けられてい
る。4′はポリシリコン層などにより構成されており、
該NチャネルトランジスタQn′と富亥Pチャネルトラ
ンジスタQp’に対する共通のゲート電極として機能す
る。
41′は該ポリシリコン層4に接続された入力信号用の
アルミ配線である。5′は該ソース拡散領域21′と基
板コンタクト拡散領域31′とに、それぞれそのコンタ
クト部分51′および52′において接続されるアルミ
配線で、該アルミ配線5′には■ss電源が接続される
。6′は該NチャネルトランジスタQn’のドレイン拡
散領域22′と該PチャネルトランジスタQp′のドレ
イン拡散領域(P”層)23′とをそれぞれそのコンタ
クト部分61′および62′を介して接続するアルミ配
線で、該アルミ配線6′を介して該インバータ回路の出
力信号がとり出される。一方、該Pチャネルトランジス
タQp′のソース拡散領域(P”層)24′と該領域2
4′に隣接して設けられる基板コンタクト拡散領域(N
’層) 32′とには、それぞれそのコンタクト部分7
1′および72′を介して接続されるアルミ配線7′が
設けられ、該アルミ配線7′にはVcc電源が接続され
る。なお8′はシリコン酸化膜などの絶縁膜を示す。な
お第14図は上述のようなレイアウトにより構成される
インバータの等価回路が示される。
上記第12図には、半導体集積回路装置において単一の
インバータが構成されている部分のレイアウトのみが示
されているが、かかる半導体集積装置のレイアウトパタ
ーンは最近益々微細化される傾向にあり、それに伴って
例えば上述したようなインバータが他のインバータと互
に近接して配置されるようになると、各インバータを構
成する同一導電型(Pチャネル型又はNチャネル型)の
トランジスタの各ソース領域が一体に形成されて共通の
ソース領域を構成することが考えられる。
そしてかかる場合には、該共通のソース領域とは別に、
該共通のソース領域に対する基板コンタクト拡散層(該
共通のソース領域とは反対導電型で基板より不純物濃度
の高いN゛層又はP″層として構成される)が設けられ
、該共通のソース領域と該基板コンタクト拡散層とがア
ルミ配線を介して所定の電源に接続されるように構成さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記のように構成した場合には所定のトラ
ンジスタが動作しているときに、その動作電流が上記共
通のソース領域を介してアルミ配線側に流れることによ
って、該共通のソース領域とアルミ配線間のコンタクト
抵抗などに起因して、該ソース領域を共通とする他方の
トランジスタのソース電位に変動を生じさせ、該他方の
トランジスタの特性(例えばしきい値電圧)に影響を及
ぼすことになる。
本発明はかかる課題を解決するためになされたもので、
同一導電型の1対のトランジスタの各ソース領域が互に
近接して対向配置された場合にも、該各ソース領域間を
、該各ソース頭域とは反対導電型で基板より不純物濃度
の高い基板コンタクト拡散層により分離することによっ
て、各自のトランジスタに流れた動作電流の影響が、該
他方のトランジスタのソース側(すなわちその特性)に
何等及ばないようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
かかる課題を解決するために本発明においては、各ソー
ス領域を対向近接させた1対の同一導電型のトランジス
タをそなえ、該1対のトランジスタの各ソース領域が、
該各ソース領域とは反対導電型でかつ基板より不純物濃
度の高い基板コンタクト拡散層を介して連結されている
半導体集積回路装置が提供される。
〔作 用〕
上記構成によれば、互に近接して対向する該1対のトラ
ンジスタの各ソース領域が該基板コンタクト拡散層によ
り個別的に分離されるため、各自のトランジスタに流れ
る電流はすべてそのソース側から該トランジスタ自身の
ソースコンタクトを通って電源配線(アルミ配線)側に
流れるようになり、したがって各自のトランジスタに流
れた動作電流の影響が、該対向近接する他のトランジス
タのソース電位(したがって該トランジスタの特性)に
何等及ばないようにすることができる。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本発明の1実施例としての半導体集
積回路装置のレイアウトを示すもので、該半導体集積回
路装置には多段のインバータ回路(Pチャネルトランジ
スタとNチャネルトランジスタとからなる)が縦続接続
されている。すなわち所定のインバータ回路の各ドレイ
ン領域を接続する配線(アルミ配線)が次段のインバー
タ回路の各ゲート電極を有する導電層(例えばポリシリ
コン層)に接続され、このようにして順次多段接続され
た多数の(例えば2400段の)インバータが多段多列
に縦続接続されて遅延回路などが構成される。
ここで先づ第1図には、上記各インバータ回路を構成す
るPチャネルトランジスタおよびNチャネルトランジス
タのソース・ドレイン拡散SIN、該各トランジスタの
ゲート電極を有するポリシリコン層、および互に隣接す
るインバータを構成するPチャネルトランジスタの各ソ
ース領域間および、同様にして互に隣接するインバータ
を構成するNチャネルトランジスタの各ソース領域間に
設けられる基板(電源)コンタクト拡散層のレイアウト
パターンが示されている。
すなわち該第1図中、21および22は、それぞれ所定
のインバータを構成するPチャネルトランジスタのソー
スおよびドレイン領域(何れもP゛拡散N)、23およ
び24は、それぞれ該インバータを構成するNチャネル
トランジスタのソースおよびドレイン領域(何れもN゛
拡散N)、51はポリシリコン層でその両端部51′お
よび52″がそれぞれ1亥Pチャネルトランジスタおよ
びNチャネルトランジスタのゲート電極として機能する
。また52は次段のインバータを構成する各トランジス
タのゲート電極を有するポリシリコン層で、該ポリシリ
コンN52に、上記各トランジスタのドレイン領域22
および24を接続するアルミ配線(第2図、第3図、お
よび第6図などに第1層目のアルミ配線62として示さ
れる)が接続される。なお62 ’ 、 62”および
62”’はそれぞれ該アルミ配線62を、該ドレイン領
域22 、24゜および該ポリシリコン層52に接続す
るためのアルミコンタクトである(例えば第6図参照)
更に31および32は互に隣接するインバータを構成す
るPチャネルトランジスタの各ソース領域間に設けられ
る基板(電源)コンタクト拡散領域(N”拡散層)であ
って、そのうち該基板コンタクト拡散領域31は、互に
長さ方向において対向するPチャネルトランジスタ(す
なわち互に隣接列のインバータを構成するPチャネルト
ランジスタ)の各ソース領域21および21′の間に介
在するように設けられており、該領域31の幅(すなわ
ち該ソース領域21および21′の対向距離)を、例え
ば該インバータを構成する各トランジスタのうちの最小
チャネル長(この実施例では上記Pチャネルトランジス
タのチャネル長)より狭くすることもできる。なお22
′および53″は該隣接列のインバータを構成するPチ
ャネルトランジスタのドレイン領域およびゲート電極を
示す。一方、該基板(電源)コンタクト拡散領域32は
互に隣接する段のインバータを構成するPチャネルトラ
ンジスタの各ソース領域の間に介在するように設けられ
ており、その両端部は、対応するソース領域を有するト
ランジスタ(例えばソース領域21を有するPチャネル
トランジスタ)のチャネル形成領域(ゲート電極51′
の直下部分)に近接するように張り出されている。なお
61 ’ 、 61” 、および32′はそれぞれ該ソ
ース領域21.21’、および該基板コンタクト拡散領
域31゜32を、アルミ配線(例えば第2図、第3図、
および第6図に第1層目のアルミ配線61として示され
る)に接続するためのアルミコンタクトである。
同様にして41および42は互に隣接するインバータを
構成するNチャネルトランジスタの各ソース領域間に設
けられる基板(電源)コンタクト拡散領域(P”拡散層
)であって、そのうち該領域41は、互に長さ方向にお
いて対向するNチャネルトランジスタ(すなわち互に隣
接する列のインバータを構成するNチャネルトランジス
タ)の各ソース領域23および23′の間に介在するよ
うに設けられており、該領域41の幅(すなわち該ソー
ス領域23および23′の対向距離)も、例えば該イン
バータを構成する各トランジスタのうちの最小チャネル
長(この実施例では上記Pチャネルトランジスタのチャ
ネル長)より狭くすることもできる。なお24′および
54″は該隣接列のインバータを構成するNチャネルト
ランジスタのドレイン領域およびゲート電極を示す。一
方、該領域42は互に隣接する段のインバータを構成す
るNチャネル外の各ソース領域の間に介在するように設
けられており、その両端部は、対応するソースjI J
jNを有するトランジスタ(例えばソース領域23を有
するNチャネルトランジスタ)のチャネル形成領域(ゲ
ート電極51″の直下部分)に近接するように張り出さ
れている。なお63′63″、および42′はそれぞれ
該ソース領域23゜23′、および該基板コンタクト拡
散領域41 、42を、アルミ配線(例えば第2図、第
3図、および第6図に第1N目のアルミ配′l1A63
として示される)に接続するためのアルミコンタクトで
ある。
また第2図には、上記第1図に示される各レイアウトパ
ターンに加えて上記第1層目のアルミ配線(所定のイン
バータを構成する各トランジスタのドレイン領域と次段
のインバータを構成するゲート電極用のポリシリコン層
とを接続するアルミ配線62、各インバータを構成する
Pチャネルトランジスタ側の各ソース領域と該各ソース
領域間に設けられる基板コンタクト拡散領域(N″領域
とを接続するアルミ配線61、および各インバータを構
成するNチャネルトランジスタ側の各ソース領域と該各
ソース領域間に設けられる基板コンタクト拡散領域(P
″領域とを接続するアルミ配ki63)のレイアウトパ
ターンが示されている。
更に第3図には、上記第2図に示される各レイアウトパ
ターンに加えて、上記第1層目のアルミ配線61と第2
層目のアルミ配線71 (例えば第4図および第6図参
照)とを接続するアルミコンタクト71′、および上記
第1層目のアルミ配線63と第2層目のアルミ配線72
 (例えば第4図および第6図参照)とを接続するアル
ミコンタクト72′のレイアウトパターンが示されてい
る。
また第4図には、該第1N目のアルミ配線61 、62
 。
63および、該第2層目のアルミ配線71 、72のレ
イアウトパターンが示されている。
また第5図は第3図に示されるレイアウトパターンにお
ける単一のインバータ部分の等価回路を示しており、Q
pがPチャネルトランジスタ、QnがNチャネルトラン
ジスタを示す。また第6図および第7図は、それぞれ該
第3図におけるA−A線およびB−B線に沿って切断し
た半導体集積装置の断面図を示すもので、第6図および
第7図中、11はP−型の半導体基板、12はN−型の
ウェル、8はフィールド酸化膜、9は各層間絶縁膜を示
す。
また第8図は、本発明が適用される半導体集積回路装置
の等価回路図であって11乃至■7は各インバータを示
し、CはICチップを示す。更に第9図は、第8図に示
されるインバータ列間の接続部を詳細に示すもので、隣
接列のインバータ間の接続部が符号64によって示され
る。なお他の符号は、他の図と共通する部分に共通の符
号が用いられている。
上述したように本発明においては、単一のインバータ回
路を構成するPチャネルトランジスタとNチャネルトラ
ンジスタの各ソース・ドレイン領域21 、22および
23 、24を配置するにあたり、各ソース・ドレイン
領域21 、22を結ぶ線と該領域2324を結ぶ線の
延長線が交差するような方向に傾斜させて(例えば第1
図における水平方向から所定の方向に45°だけ傾斜さ
せて)該各領域がそれぞれ配置される。またこれらのト
ランジスタの各ゲート電極を有する導電層(ポリシリコ
ンN)51は、該各ゲート電極51 ’ 、 51”が
それぞれ該各ソース・ドレイン領域21 、22を結ぶ
線および該領域23 、24を結ぶ線と直交するように
その両端が曲げられた形状を有しており、一方咳各トラ
ンジスタのドレイン領域22 、24を接続するアルミ
配線62は該ポリシリコン層51と反対方向に曲げられ
ている。すなわち本発明においては単一のCMOSイン
バータ回路を構成する各構成要素のレイアウトパターン
を上述したように構成することによって、そのレイアウ
トに要する面積を縦横両方向からみて最大限に短縮する
ことができ、その結果として限られたチップ面積内に設
けうるインバータの数を大巾に増大させることができる
また上述した各構成要素のレイアウトパターンと併せて
、各ソース領域に設けられる各アルミ配線61 、63
に対するアルミコンタクト(例えば61′および63′
など)および各ドレイン領域および各ポリシリコン層に
設けられる該アルミ配線62に対するアルミコンタクト
(例えば62′。
62” 、 62”’など)を六角形の形状とすること
により、同一のコンタクト面積を有する四角形の形状を
有するアルミコンタクトに比し、隣接するアルミコンタ
クト間の距離を短縮することができ(かかるコンタクト
間の距離についての設計基準は主としてその突出部間の
距離で決められる)、上記レイアウトパターンに該六角
形の形状のアルミコンタクト(コンタクトの面積自体は
従来の四角形のコンタクト面積と同じとする)を組合せ
ることにより、全体のレイアウト面積の微細化をより効
果的に行うことができる。
次に本発明において上述したような基板コンタクト拡散
J’!31 、32および41 、42を設けた理由に
ついて説明する。
先ず、互に隣接する段のインバータを構成するPチャネ
ルトランジスタの各ソース領域間に設けられた基板コン
タクト拡散層32(N”層)およびNチャネルトランジ
スタの各ソース領域間に設けられた基板コンタクト拡散
Ji42(P″層)は、それぞれ上述したように対応す
るソース領域を有するトランジスタのチャネル形成領域
、例えばソース領域21を有するPチャネルトランジス
タのチャネル形成領域(ゲート電極51′の直下部分)
およびソース領域23を有するNチャネルトランジスタ
のチャネル形成領域(ゲート電極51″の直下部分)に
近接するように張り出して形成される。このように対応
する基板(又はウェル)と同一導電型で不純物温度の高
いN゛層又はP″層とされた低抵抗の基板コンタク)3
2.42を、対応する各トランジスタのチャネル形成領
域にできるだけ近接させることにより、該対応するトラ
ンジスタがオンとなった際にも、該チャネル形成領域近
辺の基板の電位の変動を確実におさえることができる。
したがって上述したようなレイアウトパターンの微細化
に伴って、限られた面積内に多数のインバータ(多段に
接続されたインバータ)が設けられている場合にも、該
拡散1i32 、42によって該オンとされたトランジ
スタ近辺の基板の電位(パンクゲートの電位)の変動確
実に抑制することによって、隣接する段(次段)のイン
バータを構成するトランジスタの特性(例えばしきい値
電圧)に影響が及ぶことを確実に阻止することができる
。しかも上述したような形状の拡散N32 、42を該
各ソース領域間に設けることは、上述したようなレイア
ウトパターンの微細化に何等の支障を及ぼすことがない
次に上述したような各インバータのレイアウトパターン
の微細化に伴って、各インバータを構成するトランジス
タ同志が一層接近するようになり、したがって上述した
ようにして多段に(図面の縦方向に)順次接続されたト
ランジスタ列が所定の位置で折り返されて更に隣接する
トランジスタ列を構成する場合には、互に隣接する列に
属し、その長さ方向(横方向)において互に対向するP
チャネルトランジスタ各ソース領域同志(例えば21と
21′)およびNチャネルトランジスタの各ソース領域
同志(例えば23と23′)も互に著しく近接するよう
になる。このような場合、これらの各ソース領域(例え
ば21と21′あるいは23と23′)を一体に形成し
ても論理上は同等問題ないが、現実にはそのように構成
した場合には、一方のトランジスタ(例えばソース領域
21を有するトランジスタ)が動作しているときに、そ
の動作電流が該共通のソース領域を介してアルミ配線側
に流れることによって、該ソース領域とアルミ配線間の
コンタクト抵抗などに起因して該他方のトランジスタの
ソース電位(すなわちソース領域21′の電位)に変動
を生じさせ、該ソース領域21′を有する隣接列のトラ
ンジスタの特性(例えばしきい値電圧)に影響を及ぼす
ことになる。
この点本発明においては、かかる隣接列のトランジスタ
の各ソース領域が上述のように互に長さ方向に近接して
対向配置されているにも拘らず、該各Pチャネルトラン
ジスタのソース領域(例えば21と21′)間および各
Nチャネルトランジスタのソース領域(例えば23と2
3′)間にも、それぞれ狭い幅のN+拡散N31および
P゛拡散層41を設けることによって、隣接するトラン
ジスタの各ソース領域をすべて個別に分離し、各自のト
ランジスタに流れる電流はすべてそのソース側から該ト
ランジスタ自身のソースコンタクトのみを通って電源配
線(アルミ配線)側に流れるようにして、各自のトラン
ジスタに流れた動作電流の影響が他方のトランジスタ(
すなわちその特性)に何等及ばないようにすることがで
きる。
すなわち上述したように隣接する各ソース領域を接近さ
せた場合にも、該ソース領域同志を、該ソース領域とは
反対導電型で基板より不純物濃度の高い、N″層又はP
″層からなる基板コンタクト拡散層によって分離するこ
とが本発明において上記コンタクト拡散層を設ける趣旨
であり、この場合、該コンタクト拡散層の幅(すなわち
該各ソース領域間の対向距離)を上述したように、該P
チャネルトランジスタ又はNチャネルトランジスタに形
成される最小チャネル長より狭くすることもできる。
なお上述のようにして切り離された各ソース領域間の距
離を特に4ミクロン以下とすることが望ましく、また該
各ソース領域間の距離を拡散の最小幅以下とすることが
望ましい。
第10図は、本発明の他の実施例としての半導体集積装
置のレイアウトを示すもので上記第1図乃至第7図に示
される実施例と同様に、該半導体集積装置には多段のイ
ンバータ回路(PチャネルトランジスタとNチャネルト
ランジスタとからなる)が複数列に亘って縦続接続され
ている。
該第10図中、121および123はそれぞれ単一のイ
ンバータ回路を構成するPチャネルトランジスタとNチ
ャネルトランジスタのソース領域、122および124
はそれぞれ該PチャネルトランジスタとNチャネルトラ
ンジスタのドレイン領域、131は該Pチャネルトラン
ジスタのソース領域121 と該ソース領域121に近
接して対向する隣接列のPチャネルトランジスタのソー
ス領域12ビとの間に設けられる基板コンタクト拡散領
域(N″層)であって上記第1実施例における基板コン
タクト拡散領域31に対応する。また132は互に隣接
する段のインバータを構成するPチャネルトランジスタ
の各ソース領域間に設けられた基板コンタクト拡散領域
(N”層)であって、上記第1実施例における基板コン
タクト拡散領域32に対応する。
そして上記基板コンタクト拡散領域132は、該拡散領
域32と同様に該Pチャネルトランジスタのチャネル形
成領域(例えばゲート電極151′の直下部分)に近接
するように張り出している。
一方141は該Nチャネルトランジスタのソース領域1
23と該ソース領域123に近接して対向する隣接する
Nチャネルトランジスタのソース領域との間に設けられ
る基板コンタクト拡散領域(P”N)であって、上記第
1実施例における基板コンタクト拡散領域41に対応す
る。更に142は互に隣接する段のインバータを構成す
るNチャネルトランジスタの各ソース領域間に設けられ
た基板コンタクト拡散領域(P”層)であって、上記第
1実施例における基板コンタクト拡散領域42に対応す
る。そして上記基板コンタクト拡散領域142は該拡散
領域42と同様に該Nチャネルトランジスタのチャネル
形成領域(例えばゲート電極151″の直下部分)に近
接するように張り出している。
151は両端にゲート電極151’ 、  151”を
有するポリシリコン層であり、152は次段のインバー
タに設けられた同様のポリシリコン層である。
第11図は、上記第10図に示されるレイアウトパター
ン上に配線されるアルミ配線161 、162、および
163(それぞれ上記第1実施例におけるアルミ配線6
1 、62、および63に対応する)のレイアウトパタ
ーンを示している。すなわち161は上記Pチャネルト
ランジスタのソース側に設けられた電源接続用のアルミ
配線、162は該インバータを構成するPチャネルトラ
ンジスタおよびNチャネルトランジスタの各ドレイン領
域122および124と次段のインバータに設けられた
上記ポリシリコン層152とを接続するアルミ配線、1
63は上記Nチャネルトランジスタのソース側に設けら
れた電源接続用のアルミ配線である。
なお161 ’ 、  161” 、および132′は
上記各Pチャネルトランジスタのソース領域121. 
121’および該基板コンタクト拡散領域131,13
2をそれぞれ上記アルミ配線161に接続するためのコ
ンタクト、162’ 、  162” 、および162
 ”’は上記Pチャネルトランジスタのドレイン領域1
22 、Nチャネルトランジスタのドレイン領域124
、およびポリシリコン層152をそれぞれ上記アルミ配
線162に接続するためのコンタクト、163′および
142′は上記Nチャネルトランジスタのソース領域1
23および該基板コンタクト拡散領域141.142を
それぞれ上記アルミ配線163に接続するためのコンタ
クト(該ソース領域123に近接して対向する隣接列の
Nチャネルトランジスタのソース領域も当然該アルミ配
線163に接続される)である。
かかる実施例においても、上記基板コンタクト拡散領域
131 、141および132 、142が上記第1実
施例における該領域31 、41および32 、42に
ついて説明したのと同様の効果を奏することは明らかで
ある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、同一導電型のトランジスタの各ソース
領域が互に近接して対向配置されていても、各自のトラ
ンジスタに流れた動作電流の影響が、該近接して対向配
置された他方のトランジスタのソース電位に何等及ばな
いようにすることができ、したがって該他方のトランジ
スタの特性(例えばしきい値電圧)の変動を確実に阻止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例としての半導体集積回路装
置のレイアウト(アルミ配線を除く)を例示する平面図
、 第2図は、第1図に示される半導体集積回路装置のレイ
アウト(第1N目のアルミ配線層を含む)を例示する平
面図、 第3図は、第1図に示される半導体集積回路装置のレイ
アウト(第1層目と第2層目のアルミ配線層との間のコ
ンタクトを含む)を例示する平面図、 第4図は、第1図に示される半導体集積回路装置のレイ
アウト(第1N目と第2層目のアルミ配線層を含む)を
例示する平面図、 第5図は、第3図に示されるレイアウトにおける1個の
インバータ部分の等価回路を示す図、第6図は、第3図
のA−A線に沿って切断した半導体集積回路装置の断面
図、 第7図は、第3図のB−B線に沿って切断した半導体集
積回路装置の断面図、 第8図は、本発明が適用される半導体集積回路装置の等
価回路図、 第9図は、第8図に示されるインバータ列間の接続部を
詳細に示す図、 第10図は、本発明の他の実施例としての半導体集積回
路装置のレイアウト(アルミ配線層を除く)を例示する
平面図、 第11図は、第10図に示される半導体集積回路装置の
レイアウト(アルミ配線層を含む)を例示する平面図、 第12図は、従来技術における半導体集積回路装置のレ
イアウト(単一のインバータ部分)を例示する平面図、 第13図は、第12図に示されるNチャネルトランジス
タに沿って切断した半導体集積回路装置の断面図、 第14図は、第12図に示されるレイアウトに対応する
等価回路を示す図である。 (符号の説明) 21 、22 、121,122・・・Pチャネルトラ
ンジスタのソース領域およびドレイン領域、 23 、24 、123.124・・・Nチャネルトラ
ンジスタのソース領域およびドレイン領域、 31 、32 、131.132・・・Pチャネルトラ
ンジスタのソース領域間に設けられる基板コンタクト拡
散領域、 41 、42 、141.142・・・Nチャネルトラ
ンジスタのソース領域間に設けられる基板コンタクト拡
散領域、 51 、52 、151.152・・・ゲート電極を有
するポリシリコン層、 61 、62 、63 、161.162.163・・
・第1層目のアルミ配線、 71 、72・・・第2層目のアルミ配線、61’ 、
61” 、32’ 、161  ’ 、161 .13
2  ・・・Pチャネルトランジスタのソース側各拡散
領域と第1N目のアルミ配線61 、161とのコンタ
クト、 63’、63″、42’、163 .142  ・・・
Nチャネルトランジスタのソース側各拡散領域と第1層
目のアルミ配線63 、163とのコンタクト、62’
 、62” 、62”’ 、162  ’ 、162 
” 、162 ”’・・・各ドレイン領域およびポリシ
リコン層と第1層目のアルミ配線62 、162とのコ
ンタクト、71’、72’・・・第1層目のアルミ配線
61 、63と第2層目のアルミ配線71 、72との
コンタクト。 菓1 図 (第1層目と第2層目のアルミ配線層のノーターンを詳
MiK示す〕を例示する千百口筒4図 本発明Kかかる半導体S覆装置のレイアウトC第1層目
と第2層目のアルミ配線層とのコンタクトを含む)を例
示する平面図 第3図だ示されるレイアウトに2ける 1個のインバータ部分の等価回路図 第5図 本発明が適用されるICの等価回路口 筒108 第8図に示されるインバータ列の接続部を詳細に示す2
第 図 第10図罠示される半導体集積装置 のレイアウト(アルミ配線層を含 む)を例示する平面図 第)1図 のイ/パータ部分)全例示する図 第12図 に沿って切断した断面図 第 図 cc 第」2図に示さnるレイアウトに 対応する等価回路図 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、各ソース領域を対向近接させた1対の同一導電型の
    トランジスタをそなえ、該1対のトランジスタの各ソー
    ス領域が、該各ソース領域とは反対導電型でかつ基板よ
    り不純物濃度の高い基板コンタクト拡散層を介して連結
    されていることを特徴とする半導体集積回路装置。 2、請求項1に記載された基板コンタクト拡散層を介し
    て連結された1対の同一導電型のトランジスタを複数段
    そなえ、該基板コンタクト拡散層が、相隣接する段にお
    ける該1対のトランジスタの各ソース領域まで伸びてお
    り、かつ該相隣接する段における各ソース領域間におい
    て、該各ソース領域を有するトランジスタのチャネル形
    成領域に近接するように張り出している半導体集積回路
    装置。 3、対向近接させた各ソース領域同志が切り離され、そ
    の間に該各ソース領域とは反対導電型で基板と同一導電
    型の不純物が拡散され、該各ソース領域同志が影響しな
    いようにされていることを特徴とする半導体集積回路装
    置。 4、該切り離された各ソース領域間の距離が4ミクロン
    以下とされている、請求項3に記載の半導体集積回路装
    置。 5、該切り離された各ソース領域間の距離が拡散の最小
    幅以下とされている、請求項3に記載の半導体集積回路
    装置。
JP63216388A 1988-09-01 1988-09-01 半導体集積回路装置 Pending JPH0266958A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63216388A JPH0266958A (ja) 1988-09-01 1988-09-01 半導体集積回路装置
EP89308798A EP0357410B1 (en) 1988-09-01 1989-08-31 Semiconductor integrated circuit device
DE89308798T DE68910445T2 (de) 1988-09-01 1989-08-31 Integrierter Halbleiterschaltkreis.
KR1019890012672A KR930008521B1 (ko) 1988-09-01 1989-09-01 반도체 집적 회로장치
US08/080,651 US5391904A (en) 1988-09-01 1993-06-22 Semiconductor delay circuit device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63216388A JPH0266958A (ja) 1988-09-01 1988-09-01 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0266958A true JPH0266958A (ja) 1990-03-07

Family

ID=16687788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63216388A Pending JPH0266958A (ja) 1988-09-01 1988-09-01 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0266958A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330751A (ja) * 2006-07-10 2006-12-07 Seiko Epson Corp 電気光学装置の駆動回路及び電気光学装置並びに電子機器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62183537A (ja) * 1986-02-07 1987-08-11 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPS63199222A (ja) * 1987-02-13 1988-08-17 Kanebo Ltd ポリエステルの製造方法
JPH0247849A (ja) * 1988-08-10 1990-02-16 Nec Corp 半導体装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62183537A (ja) * 1986-02-07 1987-08-11 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPS63199222A (ja) * 1987-02-13 1988-08-17 Kanebo Ltd ポリエステルの製造方法
JPH0247849A (ja) * 1988-08-10 1990-02-16 Nec Corp 半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330751A (ja) * 2006-07-10 2006-12-07 Seiko Epson Corp 電気光学装置の駆動回路及び電気光学装置並びに電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6084255A (en) Gate array semiconductor device
US5923060A (en) Reduced area gate array cell design based on shifted placement of alternate rows of cells
US5650653A (en) Microelectronic integrated circuit including triangular CMOS "nand" gate device
US6271548B1 (en) Master slice LSI and layout method for the same
US4771327A (en) Master-slice integrated circuit having an improved arrangement of transistor elements for simplified wirings
JPH0828480B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH058585B2 (ja)
US5302871A (en) Delay circuit
JPH04102370A (ja) 半導体集積回路装置
US5539246A (en) Microelectronic integrated circuit including hexagonal semiconductor "gate " device
KR930008521B1 (ko) 반도체 집적 회로장치
JPS61144875A (ja) Mos集積回路
KR940004455B1 (ko) Cmos 반도체 집적 회로 장치
JPH0266958A (ja) 半導体集積回路装置
US5654563A (en) Microelectronic integrated circuit including triangular semiconductor "or"g
JPS586157A (ja) Cmosマスタ・スライスlsi
JP2001339046A (ja) 半導体装置
JP2677272B2 (ja) 半導体集積回路装置
US5631581A (en) Microelectronic integrated circuit including triangular semiconductor "and" gate device
US5656850A (en) Microelectronic integrated circuit including hexagonal semiconductor "and"g
JPS6074647A (ja) 半導体集積回路装置
US6005264A (en) Microelectronic integrated circuit including hexagonal CMOS "NAND" gate device
JP2002083933A (ja) 半導体装置
US4980745A (en) Substrate potential detecting circuit
JPH0255953B2 (ja)