JPH02648Y2 - - Google Patents

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JPH02648Y2
JPH02648Y2 JP14445181U JP14445181U JPH02648Y2 JP H02648 Y2 JPH02648 Y2 JP H02648Y2 JP 14445181 U JP14445181 U JP 14445181U JP 14445181 U JP14445181 U JP 14445181U JP H02648 Y2 JPH02648 Y2 JP H02648Y2
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JP
Japan
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case
attached
packing
opening
bent
Prior art date
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JP14445181U
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JPS5847716U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、計器用筐体に関するものであつて、
比較的簡単な構造で、製作が容易で、密閉性の優
れた筐体を提供するものである。
従来、密閉形の筐体の多くは、鋳物で構成され
ていた。しかし、鋳物の場合には、重量があり、
加工量も多く、高価であり、密閉構造も複雑にな
るという欠点がある。
一方、このような鋳物の欠点を解決するため
に、板材を用いて溶接により構成することも行わ
れているが、溶接に高度の技術を要し、密閉構造
が複雑になることは避けられない。
本考案は、このような欠点を解決したものであ
つて、矩形の開口面を有するケースと、ケースの
開口縁部に嵌め合うように矩形に一体成形された
パツキングと、ケースの開口面近傍の両側面に開
口面と平行面を形成するように取り付けられたア
ングルと、ケースを挿入するための矩形の窓部を
有し、アングルを介してケースに取り付けられ、
上下端がケースの開口面の上下面から、それぞれ
突出するようにL字形に折り曲げられた外枠と、
外枠の折曲辺間に開閉可能に取り付けられ、主平
面でパツキングを押圧するように形成された扉と
で構成されたことを特徴とする。
以下、図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す外観図、第
2図および第3図は要部の組立構成図、第4図は
溶接部の拡大図である。これら図面において、1
0はケース、20はパツキング、30,40はア
ングル、50は外枠、60は扉、70は取付部、
80〜100は取付金具である。
ケース10は、コ字形に折り曲げられて背面1
11および112,113が形成された本体1
1、上面板12、下面板13、スペーサ14〜1
9等で構成されている。本体11の背面111お
よび両側面112,113の両端辺はそれぞれ内
側に直角に折り曲げられ、各面111〜113と
直交する辺面114〜119として形成されてい
る。これら各辺面114〜119の接合部は同一
平面になるように所定の形状に切り欠かれてい
る。上面板12および下面板13は、本体11の
上面および下面を覆うように形成されている。ス
ペーサ14〜19は、本体11の各辺面114〜
119と上面板12および下面板13との間に配
置されるものであつて、第4図に示すように、そ
の幅は辺面よりもやや広く形成されている。な
お、本体11、上面板12および下面板13とし
ては鋼板を用い、スペーサ14〜19としてはス
テンレス鋼板を用いる。これらをケース10とし
て組み立てるのにあたつては、第4図に示すよう
に、スペーサ14〜19の各側辺および所定の端
部が本体11の辺面114〜119と上面板12
および下面板13の重ね合わせ部から突出するよ
うにしてスポツト溶接した後、スペーサ14〜1
9の突出部分を溶かして本体11の辺面114〜
119と上面板12および下面板13とのすき間
を埋めるようにする。ここで、スペーサ14〜1
9の熱伝導度は本体11、上面板12および下面
板13の熱伝導度よりも小さいので、溶接にあた
つて本体11、上面板12および下面板13への
局部的な過熱を防止することができ、 薄板材であつても穴があきにくい。
容易に溶接できるので、品質の向上が図れ
る。
溶接に起因する歪ができにくい。
溶接棒が不要になる。
自動溶接が行える。
等の、種々の利点が得られる。このようにして溶
接することにより、矩形の開口面を有するケース
10が組み立てられる。
パツキング20は、ケース10の開口縁部に嵌
め合うように矩形に一体成形されている。
アングル30,40は、ケース10の開口面近
傍の両側面に開口面と平行面を形成するように取
り付けられるものであつて、長手方向に沿つてL
字形に折り曲げられるとともに、開口面と平行な
面の両端はケース10の上下面からそれぞれ所定
長さ突出するように切り出されている。なお、こ
れらアングル20,40も溶接により取り付けら
れる。
外枠50は、アングル30,40を介して、ケ
ース10に取り付けられるものであつて、ケース
10を挿入するための矩形の窓部51を有し、そ
の上下端52,53はケース10に取り付けた状
態でケース10の開口面の上下面からそれぞれ突
出するようにL字形に折り曲げられている。な
お、折曲辺52は、ひさしとしても機能する。こ
の外枠50も、溶接によりアングル30,40に
取り付けられる。
扉60は、ケース10の開口面を塞ぐものであ
つて、外枠50の折曲辺52,53間に開閉可能
に取り付けられるとともに、その主平面61でパ
ツキング20を押圧するように形成されている。
なお、本実施例では、扉60の一端を軸止めする
例を示しているが、着脱できるようにしてもよ
い。
取付部70は、取付金具80を着脱可能に取り
付けるためのものであつて、ケース10の両側面
に溶接により取り付けられている。
取付金具80は、ケース10をパネル、壁面、
パイプ等に取り付けるためのものであつて、取付
部70に着脱可能にねじ止めされている。なお、
パネルに取り付ける場合には実線のように取り付
け、パイプおよび壁面に取り付ける場合には2点
鎖線のように180度回転させて取り付ければよい。
取付金具90,100は、ケース10をパイプ
に取り付けるためのものであつて、パイプ(図示
せず)を挾むようにして着脱可能に取付金具80
にねじ止めされている。
このようにして構成される筐体のケース10の
接合部は溶接により密着されるとともに上面、両
側面および背面には内部に連通したねじ穴等は一
切設けられていないので、密閉性を高めることが
できる。また、ケース側にパツキングを設けると
ともに扉での主平面でパツキングを押圧するよう
になつているので、ケースと扉との間のシール性
を高めることもできる。
また、簡単な取付金具を用いることにより、パ
ネル、壁面およびパイプのいずれにも取り付ける
ことができる。
また、組み立てにあたつては、工数を削減する
ことができ、コストを下げることができる。
以上説明したように、本考案によれば、比較的
簡単な構造で、製作が容易で、密閉性の優れた筐
体が実現でき、屋外用計器の筐体や密閉性が求め
られる計器の筐体として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す外観図、第2
図および第3図は要部の組立構成図、第4図は溶
接部の拡大図である。 10……ケース、20……パツキング、30,
40……アングル、50……外枠、60……扉、
70……取付部、80〜100……取付金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 矩形の開口面を有するケースと、ケースの開口
    縁部に嵌め合うように矩形に一体成形されたパツ
    キングと、ケースの開口面近傍の両側面に開口面
    と平行面を形成するように取り付けられたアング
    ルと、ケースを挿入するための矩形の窓部を有し
    アングルを介してケースに取り付けられ、上下端
    がケースの開口面の上下面から、それぞれ突出す
    るようにL字形に折り曲げられた外枠と、外枠の
    折曲辺間に開閉可能に取り付けられ、主平面でパ
    ツキングを押圧するように形成された扉とからな
    る計器用筐体。
JP14445181U 1981-09-29 1981-09-29 計器用筐体 Granted JPS5847716U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14445181U JPS5847716U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 計器用筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14445181U JPS5847716U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 計器用筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5847716U JPS5847716U (ja) 1983-03-31
JPH02648Y2 true JPH02648Y2 (ja) 1990-01-09

Family

ID=29937412

Family Applications (1)

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JP14445181U Granted JPS5847716U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 計器用筐体

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JPS5847716U (ja) 1983-03-31

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