JPS6349629Y2 - - Google Patents

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JPS6349629Y2
JPS6349629Y2 JP1983197403U JP19740383U JPS6349629Y2 JP S6349629 Y2 JPS6349629 Y2 JP S6349629Y2 JP 1983197403 U JP1983197403 U JP 1983197403U JP 19740383 U JP19740383 U JP 19740383U JP S6349629 Y2 JPS6349629 Y2 JP S6349629Y2
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JP
Japan
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frame
oil
oil receiver
protrusion
wall
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JP1983197403U
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JPS60104640U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は換気扇を装着した開口の室外壁への油垂
れを防止した換気扇に関する。
(ロ) 従来技術 従来室外壁への油垂れを防止した換気扇に関す
るものとして、実公昭52−43868号公報及び実公
昭54−32369号公報がある。前者公報は角筒状の
箱体の底板に段部を設けて浸油用充填材を着脱自
在に装着すると共に、油液受皿の一上側縁を直角
に延設して案内板を設け、該案内板を前者箱体底
板に着脱自在に取り付けたことを特徴とする換気
扇の油取りカバーを記載されております。だが案
内板を逆流する油の垂れを防止するために別体の
充填材を必揚とするものであります。後者公報は
油受皿を摺動自在としたものでありますが油の逆
流を防止する手段はなんらなかつた。また実公昭
49−8610号公報には雨水の室外からの進入を防止
するために、つば部を換気扇の枠体に形成したも
のがあるが、室外への油垂れについてはなんら記
載されてなく、雨水と共に室外壁に油が垂れるも
のである。
(ハ) 考案の目的 本案は室外壁への油垂れを防止し、室内への油
の逆流を防止した換気扇を提供することを目的と
する。
(ニ) 考案の構成 本考案は壁面に形成した開口に挿入装着される
換気扇枠体と、該枠体の室外側開口に装着される
シヤツタと、前記枠体下面と壁面開口内面との間
に挟持され、前記シヤツタより室外側に突出する
如く装着される油受体とを備え、前記枠体下面に
は全巾にわたり延びる溝部を形成し、前記油受体
には前記溝部に嵌合する全巾にわたり延びる突出
部を形成し、前記油受体の両側には前記枠体両外
側下端を挟持する立上り壁を形成して換気扇を構
成する。
油受体は枠体と壁面開口との間で挟持され、溝
部に突出部が嵌合して装着され、シヤツタより流
下する油は、油受体に落下して、壁面に沿つて流
下することがなく、油受体に落下する油及び雨水
の室内への侵入も突出部及び立上り壁にて阻止さ
れる。
(ホ) 実施例 第1図乃至第3図に示す第1実施例、第4図に
示す第2実施例、第5図に示す第3実施例、第6
図に示す第4実施例に基づき本考案を説明する。
第1実施例について説明する。
室壁Wに形成された室内外に連通する開口には
木枠Fが嵌め込まれ、該木枠F内に換気扇1が挿
入装着される。
該換気扇1は板金を折曲接合せしめて形成され
た四角筒状枠体2と、該枠体2中央に支持杆3に
て支持される電動機4と、該電動機4の回転軸5
にスピンナ6にて装着される送風羽根7と、前記
枠体2の室内側開口に装着され、前記送風羽根7
の周囲を囲む風洞8を形成した前面パネル9と、
前記枠体2室外側開口に連結杆10にて連動する
如く開閉自在に装着される複数枚のシヤツタ板1
1と、前記枠体2下部に装着され、開放された前
記シヤツタ板11により室外側に突出すると共
に、室壁Wの室外面より突出する油受体12とよ
りなる。前記枠体2は前記木枠Fに挿入した後、
その内側上面に捩じ込む固定螺子13を前記木枠
Fに圧接せしめて前記枠体2を木枠F内に固定し
ている。前記シヤツタ板11は前記電動機4の回
転にて前記送風羽根7にて発生する風の風圧にて
開放する。なお前記シヤツタ板11は前記電動機
4を制御する引組スイツチに連動せしめて引張開
放せしめてもよいし、前記電動機4の回転を利用
して開放せしめてもよい。前記枠体2は前記木枠
に挿入せしめた状態で、その後端が前記木枠Fよ
り室外側に突出しない。前記枠体2の下面後端に
は前記シヤツタ板11が閉じた時にその下端縁が
当接する立上り壁14を形成している。前記枠体
2の下面には前記立上り壁14と平行に前記枠体
2内に突出する突部15を形成しており、前記枠
体2下面外面には溝16が形成される。前記突部
15は前記枠体2の補強を行なうと共に、進入す
る雨水等の堰となつている。前記溝16はその幅
を大きく形成し、該溝16の両側中央には螺子穴
を形成している。
前記油受体12は両側に立上り壁17を形成
し、該立上り壁17にて前記枠体2両外側下端を
抱くようにしている。前記油受体12の後半部は
下方に向う傾斜面となつている。前記油受体12
の前半部には全巾にわたり延びる突出部18を形
成している。該突出部18は前記枠体2に装着し
た状態において、前記枠体2の室外側開口より前
に形成し、前記シヤツタ板11が閉じた時該シヤ
ツタ板11下端より後方(室外側)に位置しない
ようにしている。本実施例では前記突出部18が
前記枠体2の溝16に嵌合する如く前記枠体2の
外面に装着され、前記枠体2と木枠Fとの間に挾
持されている。従つて特に前記油受体12を螺子
等にて枠体2に固定せずとも前記枠体2を木枠F
に装着することで、前記枠体2に装着できる。前
記突出部18の幅は前記溝16の幅より小さいた
め前記油受体12を前記溝16の幅内で前後に摺
動できるものである。本実施例では前記油受体1
2を螺子19にて前記枠体2の外側から固定して
いる。前記油受体12に形成した前記螺子19が
挿通する穴20は前後方向に長いものとなつてい
る。該穴20は前記突出部18の上面に形成され
ている。前記突出部18を形成したことで油の逆
流及び雨水の進入が防止できる。また前記穴20
を前記突出部18上面に形成したことで穴20か
らの油・雨水の進入を防止できる。なお、前記穴
20を前記突出部18より前方に形成しておけ
ば、油・雨水の前記穴20からの侵入を突出部1
8と溝部16との接触部にしみ込んだとしても確
実に防止でき、たとえば油受板12を第6図に示
す第4実施例の如く形成すればよい。
第2実施例について説明する。
前述の第1実施例が前記油受体12を前記枠体
2の外側から捩じ込んだものであり、前記枠体2
の木枠Fへの装着後前記油受体12を摺動するこ
とができなかつたが、本実施例は前記枠体2の内
側から螺子21を捩じ込むようにしたものであ
る。従つて螺子穴を前記油受体12に形成し長穴
22を前記枠体2に形成している。
第3実施例のついて説明する。
前述の各実施例において、前記油受体12にて
受けられた油は該油受体12の後縁全体から落下
するので、油の落下範囲が広くなるものであつ
た。そこで本実施例は油受体12を後縁一側隅に
向い傾斜させることで一側隅に油を集中させるよ
うにしたものである。そしてさらに落下による飛
散を防止するために、チエーンにて形成した案内
垂下体23を垂設せしめたものである。
なお、前記シヤツタ板11を閉塞した時に油を
スムーズに油受体12に案内するためには、前述
の各実施例においては前記枠体2の立上り壁14
又は前記シヤツタ板11の下縁に隙間形成用突部
を形成すればよい。
(ヘ) 考案の効果 本考案は油受体に突出部を形成し、突出部を枠
体の溝部に嵌合させたことで、枠体への油受体の
位置決めが容易に行え、油・雨水の室内への逆流
を防止でき、室外壁面を汚すこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本案の第1実施例を示し、
第1図は縦断面図、第2図は油受体の斜視図、第
3図は要部断面図、第4図は第2実施例の要部断
面図、第5図は第3実施例の要部断面図、第6図
は第4実施例の油受体の斜視図である。 2……枠体、11……シヤツタ板、12……油
受体、18……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に形成した開口に挿入装着される換気扇枠
    体と、該枠体の室外側開口に装着されるシヤツタ
    と、前記枠体下面と壁面開口内面との間に挟持さ
    れ、前記シヤツタより室外側に突出する如く装着
    される油受体とを備え、前記枠体下面には全巾に
    わたり延びる溝部を形成し、前記油受体には前記
    溝部に嵌合する全巾にわたり延びる突出部を形成
    し、前記油受体の両側には前記枠体両外側下端を
    挟持する立上り壁を形成してなる換気扇。
JP19740383U 1983-12-22 1983-12-22 換気扇 Granted JPS60104640U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19740383U JPS60104640U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 換気扇

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JP19740383U JPS60104640U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 換気扇

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104640U JPS60104640U (ja) 1985-07-17
JPS6349629Y2 true JPS6349629Y2 (ja) 1988-12-20

Family

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JP19740383U Granted JPS60104640U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 換気扇

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JPS56105733U (ja) * 1980-01-16 1981-08-18

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JPS60104640U (ja) 1985-07-17

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