JP3086634B2 - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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JP3086634B2
JP3086634B2 JP07214908A JP21490895A JP3086634B2 JP 3086634 B2 JP3086634 B2 JP 3086634B2 JP 07214908 A JP07214908 A JP 07214908A JP 21490895 A JP21490895 A JP 21490895A JP 3086634 B2 JP3086634 B2 JP 3086634B2
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圭二 原田
雄二郎 高本
隆一 富永
秀樹 幸山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧パネルの前面
下部に設けられた油受けに油滴をガイドする油切リブを
有する換気扇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、換気扇において、換気扇本体前面
の化粧パネルを薄くすることにより、壁面からの出っ張
りを少なくし、室内からの美観を良くした薄型換気扇が
開発されている。
【0003】ところが化粧パネルが薄くなった分、従来
から化粧パネルの全面下部に設けられていた、油受けや
この油受けに油滴をガイドする油切リブや電源スイッチ
操作ひもが潜通するトンネル状ガイドの設置場所を確保
することが困難となる。
【0004】従来、化粧パネルが厚い場合に対応する油
受けや油切リブの設置技術として、出願人は、先に実公
平2−12508号公報にみられる換気扇を出願してい
る。これにおいて出願人は、化粧パネル前面下部に、着
脱自在の油受けと、この油受けに油滴をガイドする油切
リブを設けている。この出願においては、公報に図示さ
れていないが、化粧パネル前面下部には、電源スイッチ
操作ひもが潜通するトンネル状ガイドが存在するが、化
粧パネルが厚いため、油受けの裏壁と当接する化粧パネ
ル下部の壁面にトンネルガイドが膨出するようなことが
なく、油切リブにより油滴が油受けに確実に滴下され、
油受けの外に漏れることはない。
【0005】しかし問題は、化粧パネルが薄くなると油
受けの裏壁と当接する化粧パネル下部の壁面に、トンネ
ル状ガイドが膨出してきて、その分油受けの容積が小さ
くなり、油切リブにガイドされた油滴が油受けの中へ滴
下せずに落下し室内の壁や床を汚しかねない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述せる欠
点を解消したものであって、化粧パネルがの厚さが薄く
なっても電源スィッチ操作ひもが潜通するトンネル状ガ
イドに影響されることなく、油切リブにより油滴が油受
け内に確実に滴下され、油滴が油受け外に漏れ、室内に
落下し、室内の壁や床を汚すことのない換気扇を提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、化粧パネルの
前面下部に、着脱自在の油受けと、前記油受けに向かう
アンダーカット成形された油切リブを設けたものにおい
て、電源スイッチ操作ひもが潜通する上下方向のトンネ
ル状ガイドを化粧パネルの全面下部に油切リブと前後方
向にオーバーラップさせて形成し、油受け裏壁にトンネ
ル状ガイドの逃がし部を形成し、油切リブのトンネル状
ガイドとオーバーラップした部分には、手前に三角錐形
状に膨出して油受け内に油滴をガイドする膨出部を形成
する。
【0008】このように構成された換気扇において、油
切リブのトンネル状ガイドとオーバーラップした部分の
形状を手前に三角錐形状に膨出することにより、油滴が
ガイドされ、確実に油受け内に落下し、油滴が油受け外
に漏れ室内の壁や床を汚すことがない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図に基づいて説
明する。
【0010】図1において、換気扇1は、フレーム2
と、フレーム2に装着される化粧パネル3よりなる。
【0011】フレーム2は、壁面に開口した取付枠15
に挿入装着され、その中央部にモータ4を支持し、この
モータ4にて駆動される送風ファン5を備え、室外側開
口にはシヤッタ部6を備えている。またフレーム前面下
角部には図示していない前記モータ4の電源を入切する
電源スイッチが固定されており、それより下方へ電源ス
イッチ操作ひも10が垂れ、電源スイッチ操作ひも10
を引くことにより、電源スイッチが入切する。
【0012】化粧パネル3の前面には吸気口11を覆う
如くフィルター7が装着され、化粧パネル3の前面下部
には、油受け8が着脱自在に装着され、この油受け8に
対応する長さで、油切リブ9が油受け8の内部に向って
アンダーカット成形される。(図2参照) 油受け8の裏壁には2つのL字状の係止片20が一体に
形成されていると共に、その中央には突片21が突設さ
れている。また化粧パネル3には、L字状係止片20と
対抗するよう2つの透孔22と、突片21と対抗するよ
う弾性爪23が形成されている。
【0013】そして、前記L字状係止片20の先端を透
孔22に挿入した後、油受け8を図5の矢印Cの如く回
動させて突片21を弾性爪23に係合させることにより
油受け8を化粧パネル3に装着している。
【0014】また化粧パネル3の全面下部の油切リブ9
の後方には、前記電源スイッチ操作ひも10が潜通する
上下方向にトンネル状ガイド12を形成している。
【0015】ここで本実施例においては図1に示すよう
に、化粧パネル3の前後方向の厚みHが室内の美観を良
くする理由で薄くされており、そのため、トンネル状ガ
イド12は化粧パネル3の油受け8の裏壁と当接する壁
面24より手前へ膨出し、且つトンネル状ガイド12の
上部は油切リブ9と前後方向にオーバーラップされてい
る。
【0016】また油受け8のトンネル状ガイド12と接
する裏壁には、トンネル状ガイド12と同形状で油受け
8の内方へくぼんだ逃がし部14が形成されている。こ
の逃がし部14により油受け8は、この部分だけ前後の
幅が図4及び図5に示すようにxからyへと極端に狭く
なっており、油切リブ9より滴下する油滴が油受け8に
受けられなくなる恐れがある。またトンネル状ガイド1
2と油切リブ9との隙間Wが非常に狭くなり、油切リブ
9をアンダーカット成形するのに充分な金型強度を得る
ことができなくなる。
【0017】そこで本発明では、油切リブ9のトンネル
状ガイド12とオーバーラップした部分には、手前に三
角錐形状に膨出した膨出部13を形成している。そのた
め、油切リブ9を伝わって滴下する油滴は、油受け8の
逃がし部14の周囲へと導かれ、確実に油受け8内に油
滴を集めることができる。
【0018】また油切リブ9とトンネル状ガイド12と
の前後方向の間隔をwからzへと広くでき、油切リブ9
のアンダーカット成形時の金型強度を確保することがで
きる。(図4、図5参照)
【0019】
【発明の効果】本発明は、化粧パネルの厚みが薄くなっ
ても電源スイッチ操作ひもが潜通するトンネル状ガイド
に影響されることなく油切リブに形成された三角錐形状
の膨出部により、油滴が油受けに確実に滴下され、油滴
が油受けの外に漏れ室内に落下し壁や床を汚すことがな
い。また前記トンネル状ガイドと油切リブの前後の距離
を取ることができるので、この部分のアンダーカット金
型の強度を充分確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における換気扇の断面図であ
る。
【図2】同じく、化粧パネル部の分解図である。
【図3】同じく、化粧パネル部の分解斜視図である。
(フィルタを外した場合)
【図4】同じく、図2におけるA−A断面図である。
【図5】同じく、図2におけるB−B断面図である。
【符号の説明】
3 化粧パネル 8 油受け 9 油切リブ 10 電源スィッチ操作ひも 12 トンネル状ガイド 14 トンネル状ガイドの逃がし部 13 三角錐形状の膨出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幸山 秀樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/013 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧パネルの前面下部に、着脱自在の油受
    けと、前記油受けに向かうアンダーカット成形された油
    切リブを設けたものにおいて、電源スィッチ操作ひもが
    潜通する上下方向のトンネル状ガイドを化粧パネルの全
    面下部に前記油切リブと前後方向にオーバーラップさせ
    て形成し、油受け裏壁にトンネル状ガイドの逃がし部を
    形成し、油切リブの前記トンネル状ガイドとオーバーラ
    ップした部分には、手前に三角錐形状に膨出して油受け
    内に油滴をガイドする膨出部を形成してなる換気扇。
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