JP2770680B2 - 屋外用通信機器の筺体構造 - Google Patents
屋外用通信機器の筺体構造Info
- Publication number
- JP2770680B2 JP2770680B2 JP4285656A JP28565692A JP2770680B2 JP 2770680 B2 JP2770680 B2 JP 2770680B2 JP 4285656 A JP4285656 A JP 4285656A JP 28565692 A JP28565692 A JP 28565692A JP 2770680 B2 JP2770680 B2 JP 2770680B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- frame
- outdoor communication
- inner frame
- housing structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は屋外用通信装置構造に関
し、特にその筺体構造に関する。
し、特にその筺体構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の屋外通信装置構造の筺体構造は、
図３の如く、外部屋外筺体２１は角形をしており、平板
を折り曲げ形成し、面板の合せ目を溶接構造にして箱形
を形成したもの、或いはプラスチック成形にて箱形の筺
体を形成し外部屋外筺体２１としたものなどがあり、内
側に内部フレーム２２を実装していた。屋外用通信装置
は、電波をより届かせるために、遮蔽物がないビルの屋
上や電柱等、高い所に設置されて、通信装置として運用
されている。
図３の如く、外部屋外筺体２１は角形をしており、平板
を折り曲げ形成し、面板の合せ目を溶接構造にして箱形
を形成したもの、或いはプラスチック成形にて箱形の筺
体を形成し外部屋外筺体２１としたものなどがあり、内
側に内部フレーム２２を実装していた。屋外用通信装置
は、電波をより届かせるために、遮蔽物がないビルの屋
上や電柱等、高い所に設置されて、通信装置として運用
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の屋外通信装
置用の外部筺体は、箱形形状をしているために、常に高
い所に設置される屋外通信機器は風圧に対して十分な考
慮をしなければならず、箱形形状の受ける風圧に対し
て、外部筺体自体を固定する取付方法等を非常に大掛り
にする必要がある。また、ビルの屋上等に設置するとき
などは、一体形となっているために運搬や現地での作業
が非常にやりにくく、能率が悪いという問題点があっ
た。
置用の外部筺体は、箱形形状をしているために、常に高
い所に設置される屋外通信機器は風圧に対して十分な考
慮をしなければならず、箱形形状の受ける風圧に対し
て、外部筺体自体を固定する取付方法等を非常に大掛り
にする必要がある。また、ビルの屋上等に設置するとき
などは、一体形となっているために運搬や現地での作業
が非常にやりにくく、能率が悪いという問題点があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の屋外用通信機器
の筺体構造は、内部フレームと外部フレームとから構成
され、前記内部フレームは長方体をなし、両側面に前記
外部フレームを取着するための取付部を有し、前記外部
フレームは円筒形をなし、内部を視認できる透明防水カ
バーでおおわれた前部カバーと、上部と一体にて形成さ
れた背面部カバーと、底面部との３分割にて構成され、
前記内部フレームを前記底面部に取着し、前記前部カバ
ーと前記背面部カバーを前記内部フレーム両側面の取付
部にて取着し、各取着部分を防水構造としたものであ
る。
の筺体構造は、内部フレームと外部フレームとから構成
され、前記内部フレームは長方体をなし、両側面に前記
外部フレームを取着するための取付部を有し、前記外部
フレームは円筒形をなし、内部を視認できる透明防水カ
バーでおおわれた前部カバーと、上部と一体にて形成さ
れた背面部カバーと、底面部との３分割にて構成され、
前記内部フレームを前記底面部に取着し、前記前部カバ
ーと前記背面部カバーを前記内部フレーム両側面の取付
部にて取着し、各取着部分を防水構造としたものであ
る。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の筺体構造の斜視図、図２
は本実施例の分解斜視図である。
る。図１は本発明の一実施例の筺体構造の斜視図、図２
は本実施例の分解斜視図である。
【０００６】図２に示すように、内部フレーム２は薄形
板金にて長方体に枠体形成されており、左右側面には外
部筺体を取着するための取付部３を複数個所設ける。外
部フレームとなる前部カバー４と背面部カバー５は、強
化プラスチックにて形成する。前部カバー４は屋外に設
置するために、カバーを開いて内部を確認することが頻
繁にすることができないため、外部からの視認をするた
め一部に開口部１１を設けたカバー６と、防水カバー７
と、防水カバー取付金具８と、透明化粧カバー９にて、
開口部１１を覆って前部カバー４とし、一方、背面部カ
バー５は筺体上部１０と一体にて形成し、断面を半円形
状とする。底面部１４は、内部フレーム２を取着固定す
る取付金具１２と、円形の外周部１３とからなり一体成
形する。
板金にて長方体に枠体形成されており、左右側面には外
部筺体を取着するための取付部３を複数個所設ける。外
部フレームとなる前部カバー４と背面部カバー５は、強
化プラスチックにて形成する。前部カバー４は屋外に設
置するために、カバーを開いて内部を確認することが頻
繁にすることができないため、外部からの視認をするた
め一部に開口部１１を設けたカバー６と、防水カバー７
と、防水カバー取付金具８と、透明化粧カバー９にて、
開口部１１を覆って前部カバー４とし、一方、背面部カ
バー５は筺体上部１０と一体にて形成し、断面を半円形
状とする。底面部１４は、内部フレーム２を取着固定す
る取付金具１２と、円形の外周部１３とからなり一体成
形する。
【０００７】このような構成の本実施例の組立は、内部
フレーム２を底面部１４に固定し、次に背面部カバー５
を内部フレーム２の取付部３に固定し、前部カバー４を
同じく内部フレーム２の取付部３に固定し、前部カバー
４と背面部カバー５及び底面部１４の合せ目をシーリン
グし、その後、化粧用カバー１５にて取付部３を覆う。
以上のようにして、図１に示す如く、円筒形の屋外通信
機器用の筺体が完成する。
フレーム２を底面部１４に固定し、次に背面部カバー５
を内部フレーム２の取付部３に固定し、前部カバー４を
同じく内部フレーム２の取付部３に固定し、前部カバー
４と背面部カバー５及び底面部１４の合せ目をシーリン
グし、その後、化粧用カバー１５にて取付部３を覆う。
以上のようにして、図１に示す如く、円筒形の屋外通信
機器用の筺体が完成する。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、内部フレ
ームと外部フレームから構成され、内部フレームは長方
体をなし、両側面にて外部フレームとの取着をするため
の取付部を備え、外部フレームは円筒形をなし、内部を
視認できる透明防水カバーでおおわれた前部カバーと、
上部と一体にて形成された背面部カバーと、底面部の３
分割で構成されるとともに、各取着部をパッキン等の防
水構造にすることにより、部材単位の運搬が可能とな
り、屋上等に設置する場合、運搬や作業の能率が向上す
るばかりでなく、装置自体が円筒形をなしているため、
風圧を低減することができ、筺体取付方法も簡易にでき
る効果がある。
ームと外部フレームから構成され、内部フレームは長方
体をなし、両側面にて外部フレームとの取着をするため
の取付部を備え、外部フレームは円筒形をなし、内部を
視認できる透明防水カバーでおおわれた前部カバーと、
上部と一体にて形成された背面部カバーと、底面部の３
分割で構成されるとともに、各取着部をパッキン等の防
水構造にすることにより、部材単位の運搬が可能とな
り、屋上等に設置する場合、運搬や作業の能率が向上す
るばかりでなく、装置自体が円筒形をなしているため、
風圧を低減することができ、筺体取付方法も簡易にでき
る効果がある。
【図１】本発明による一実施例の筺体構造の斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明による一実施例の分解斜視図である。
【図３】従来の筺体構造を示し、（ａ）は全体の斜視
図、（ｂ）はカバーを開けた状態の斜視図である。
図、（ｂ）はカバーを開けた状態の斜視図である。
１，２１ 屋外通信機器用筺体 ２，２２ 内部フレーム ３ 取付部 ４ 前部カバー ５ 背面部カバー ６ カバー ７ 防水カバー ８ 防水カバー取付金具 ９ 透明化粧カバー １０ 筺体上部 １１ 開口部 １２ 取付金具 １３ 外周部 １４ 底面部 １５ 化粧カバー
Claims (1)
- 【請求項１】 内部フレームと外部フレームとから構成
され、前記内部フレームは長方体をなし、両側面に前記
外部フレームを取着するための取付部を有し、前記外部
フレームは円筒形をなし、内部を視認できる透明防水カ
バーでおおわれた前部カバーと、上部と一体にて形成さ
れた背面部カバーと、底面部との３分割にて構成され、
前記内部フレームを前記底面部に取着し、前記前部カバ
ーと前記背面部カバーを前記内部フレーム両側面の取付
部にて取着し、各取着部分を防水構造としたことを特徴
とする屋外用通信機器の筺体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4285656A JP2770680B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 屋外用通信機器の筺体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4285656A JP2770680B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 屋外用通信機器の筺体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06140771A JPH06140771A (ja) | 1994-05-20 |
| JP2770680B2 true JP2770680B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=17694362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4285656A Expired - Lifetime JP2770680B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 屋外用通信機器の筺体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2770680B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19720091A1 (de) * | 1997-05-14 | 1998-11-19 | Abb Patent Gmbh | Einer Schaltanlage zugeordneter Schalt- und/oder Steuerschrank |
| JPH11233956A (ja) * | 1998-02-17 | 1999-08-27 | Nec Corp | 電子機器の防水構造 |
| JP2004039796A (ja) * | 2002-07-02 | 2004-02-05 | Kawamura Electric Inc | 機器収納用ラック |
| JP6813964B2 (ja) * | 2016-01-20 | 2021-01-13 | 株式会社京三製作所 | 防水型筐体装置 |
| JP6533482B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2019-06-19 | 東日本電信電話株式会社 | 通信装置保護ケースおよび通信装置保護ケースの効用測定方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0328544Y2 (ja) * | 1986-01-22 | 1991-06-19 | ||
| JPS63149477A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-22 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 円筒胴容器 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4285656A patent/JP2770680B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06140771A (ja) | 1994-05-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980317 |