JPH02648A - 成形用材料 - Google Patents

成形用材料

Info

Publication number
JPH02648A
JPH02648A JP31119287A JP31119287A JPH02648A JP H02648 A JPH02648 A JP H02648A JP 31119287 A JP31119287 A JP 31119287A JP 31119287 A JP31119287 A JP 31119287A JP H02648 A JPH02648 A JP H02648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granulated
fiber
resin composition
polyolefin resin
polyolefin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31119287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0819280B2 (ja
Inventor
Manabu Nomura
学 野村
Kaoru Wada
薫 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP31119287A priority Critical patent/JPH0819280B2/ja
Priority to DE3854716T priority patent/DE3854716T2/de
Priority to EP88120376A priority patent/EP0319924B1/en
Priority to US07/280,794 priority patent/US5013773A/en
Priority to CA000585252A priority patent/CA1334710C/en
Publication of JPH02648A publication Critical patent/JPH02648A/ja
Publication of JPH0819280B2 publication Critical patent/JPH0819280B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリオレフィン樹脂組成物に関し、さらに詳し
くは、外観が良好で、優れた物性を有するポリオレフィ
ン樹脂組成物に関する。
[従来の技術およびその問題点] ポリオレフィンをマトリクス樹脂とする複合樹脂材料の
中でも、m維強化ポリオレフィンは軽量であり、しかも
その機械的強度が優れていることから、多くの分野で重
要な素材として使用されている。
しかし、ガラス繊維を始めとする繊維長の長い繊維を分
散した繊維強化ポリオレフィンは、機械的強度などの改
良効果が一応奏されるもののその成形品の表面外観が悪
く、かつ、反りや変形などの寸法安定性が悪いという欠
点を有している。
一方、ウオラストナイト、ミルドファイ/<−などのF
a維長が短くてアスペクト比の短いものは、剛性などの
改良効果が不十分である。
そこで、最近になり、アスペクト比の大きい極微細な繊
維を用い、剛性も高くかつ外観の良好な素材を得る方法
が提案されている(特開昭第57−109846号)。
この場合、極微細でかつ高アスペクト比である前記m維
は嵩比重が0.02〜0.1程度の小さな値であるので
、安定した・その製造が困難であるばかりか、マトリク
ス中で前記繊維が強固に凝集し、この凝集がm雄の良好
な分散を妨げて成形品の表面にゲルを発生させる。この
凝集を生ぜしめないためは、高い剪断力で混練しなけれ
ばならず、そうすると繊維が破断して短m維化するとい
う問題があった。
本発明は、上記の従来技術の欠点を克服して、その成形
体の外観が良好で、優れた物性を有するポリオレフィン
#j4詣組成物を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは上記目的を達成するべく鋭意研究した結果
、平均m維径、アスペクト比、吸油量を特定した朦雑を
特定の平均径および嵩比重に造粒してなる造粒H&雄と
ポリオレフィンとからなる特定組成のポリオレフィン樹
脂組成物は、外観良好で、優れた物性を有することを見
出し、その結果として本発明を完成するに至った。
すなわち1本発明の構成は、ポリオレフィン40〜98
重量%と、平均繊維径が0.1〜1.0川mであり、ア
スペクト比が50〜300であると共に吸油量カ400
 ml/100g 以上テアル無a賀m、mヲ造粒して
、平均径が0.5〜5mmであると共に嵩比重が0.1
5〜0.4である造粒繊!!2〜60重量%とからなる
ことを特徴とするポリオレフィン樹脂組成物である。
本発明で使用することができるポリオレフィンとしては
、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン
、ポリブテンなどが挙げられる。これらは、その一種単
独を使用することもできるし、また二種以上を併用する
こともできる。
もっとも、これらの中でもポリプロピレンが好ましい。
前記ポリプロピレンとしては、たとえば、ポリプロピレ
ンホモ重合体:エチレン−プロピレンブロック共重合体
、エチレン−プロピレンランダム共重合体、他のモノマ
ーたとえばジシクロペンタジェン等ヲ含むエチレン−プ
ロピレン−ジエン共重合体等のようなエチレン−プロピ
レン共重合体;ポリプロピレンホモ重合体と前記エチレ
ン−プロピレン共重合体との混合物等が挙げられる。
また、製造法の観点よりすると、チーグラー争ナツタ蝕
媒を使用し、2段または3段以上の多段重合法により製
造して得られるポリオレフィンも使用することができる
この多段重合法による、たとえばポリプロピレンの製造
法をさらに説明すると、次のようである。
すなわち、チーグラー・ナツタ触媒の存在下にたとえば
1段目のプロピレンモノマーの重合を行なってポリプロ
ピレンホモポリマーを得、その後、プロピレンモノマー
を除去しあるいは除去せずに、2段目以降ではエチレン
の存在下またはエチレンとプロピレンとの共存下で重合
反応を行なうことによりボリプはピレンを製造すること
ができる。各段の反応における圧力は数気圧〜40気圧
、温度は室温〜80℃でよい、また1重合反応形式とし
ては、溶液重合、スラリー重合、気相重合またはこれら
の併用法等を採用することができる。
このような多段重合法により得られたポリプロピレンは
、樹脂中に千ツマー単位としてエチレンが含まれている
ので、未だ明確ではないが、樹脂中にポリエチレンが含
まれているか、あるいはエチレンとプロピレンとの共重
合体が含まれている可能性がある。
本発明では、ポリプロピレンとしては、前記の多段重合
法により得たものが好ましい。
本発明で重要なことの一つは、上記ポリオレフィンの配
合量が、40〜98重量%であり、好ましくは50〜9
5重量%である。
前記配合量が40重量%未満の場合には、耐衝撃性が著
しく低下し、98重量%を超える場合には。
剛性が著しく低下する。
本発明における無機質繊維としては、繊維状マグネシウ
ムオキシサルフェート、チタン酸カリウム織雄、水酸化
マグネシウム繊維、酸化マグネシウム凛維、石膏繊維、
ガラス!l!!、炭化ケイ素織雄、ケイ酸カルシウム識
維、炭素m誰等を用いることができる。
特に繊維状マグネシウムオキシサルフェート水酸化マグ
ネシウムiam、酸化マグネシウム繊維等のマグネシウ
ム系繊維が好ましい。
本発明で重要なことは、上記無機質m誰の平均m、*径
が、0.1−1.0 pLmテあり、好ましくは、0.
2〜0.8 座mであり。
平均繊維径が0.1 用m未満の場合には繊維の凝集体
が多くなり、解砕できなくなるとともに、解砕時に繊維
が折れ易くなる。
上記無a質繊誰のアスペクト比は、50〜300であり
、好ましくは60〜200である。
アスペクト比が50未満の場合には、充分な剛性が得ら
れず、300を超える場合には、外観が悪くなる。
上記無機質tj&雑の吸油量は、 400 m文/10
0g以上であり、好ましくは450層M 7100gで
ある。
吸油量が400蓋立/100g未満の場合には、凝集t
a維の解砕が不十分になり、凝集体が多数存在して成形
品にゲルが発生する。
本発明では、前記平均繊維径、アスペクト比および吸油
量につき特定の値を有する上記無機質繊維を適宜の方法
によって造粒して特定の平均径および嵩比重を有する造
粒繊維を使用する。
造粒についての適宜の方法として、たとえば、所定量の
氷を入れた攪拌槽に、前記の無機質m維を投入し、攪拌
下に前記無機質繊維の凝集体を解砕し、水分を分S後、
ゲル状になった解砕繊維を、その径が0.3〜5 m 
mの穴より押出して粒状化し、これをオーブン中で乾燥
して目的の造粒物を製造することを挙げることができる
上記造粒繊維の平均径は、0.3〜5mmであり。
好ましくは0.5〜3mmである。平均径が0.3mm
未満あるいは5mmを超える場合には、混練時の取扱い
性が悪くなる。
上記造粒m!Iの嵩比重は、0.15〜0.4であり、
好ましくは0.18〜0.35である。嵩比重が0.1
5未満あるいは0.4を超える場合には、混練機のかみ
込みが悪くなり、安定した品質を有するポリオレフィン
樹脂の製造が困難になる。
このような特定の造粒tamの配合量は、60〜2重量
%であり、好ましくは50〜5重量%である。
配合量が60重量%を超えると、ポリオレフィン樹II
!組成物の耐衝撃性が著しく低下し、2重量%未満であ
ると剛性が著しく低下する。
本発明のポリオレフィン樹脂組成物には、本発明の目的
を損なわない程度に板状、球状あるいは不定形の他の無
機充填剤を配合してもよい。
板状の無機充填材としては、モ均粒子径が0.3〜10
JLmの範囲にあるものが好ましく、例えば平均粒子径
が上記範囲にあるタルク、マイカ、クレー、セリサイト
、ガラスフレーク、グラファイト、アルミフレークなど
が挙げられるが、特に平均粒子径が0.5〜2JLmの
範囲にあるタルク、セリサイト、クレーが好適である。
球状もしくは不定形の無機充填材としては、平均粒子径
が0.05〜10Bmの範囲にあるものが好ましく、例
えば平均粒子径が上記範囲にある炭酸カルシウム(重質
、軽質、コロイド)、硫酸バリウム、炭酸マグネシウム
、アルミナ、シリカ、硫酸カルシウム、ガラスピーズ、
ガラス粉末、ホワイトカーボン、中空ガラス球、ケイ砂
、ケイ石、カーボンブラック、水酸化マグネシウム、酸
化亜鉛、白艶華、塩基性炭酸マグネシウム、ゼオライト
、モリブデン、酸化チタン、けいそう士、水酸化カルシ
ウム、亜硫酸カルシウム、石英粉、ベントナイト、硫酸
ナトリウムなどが挙げられる。
本発明のポリオレフィン樹脂組成物には、本発明の目的
を損なわない範囲で、他の重合体、例えばポリエチレン
や、EPラバー、SBラバーなどのエラストマー、無水
マレイン酸変性ポリオレフィン、エポキシ変性ポリオレ
フィンなどを配合してもよいし、さらには、シラン系カ
ップリング剤やチタネート系カップリング剤などの各種
表面処理剤、高級脂肪酸、高級脂肪酸の金属塩、および
高級アルコールなどの分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、帯電防止・剤、耐候剤、ならびに難燃剤などの添加
剤などを所望に応じ配合してもよい。
エラストマーとしては、たとえばスチレン−エチレン−
ブタジェン−スチレンゴム(S−E−BS)、スチレン
−ブタジェン−スチレンゴム(S−B−3)、  スチ
レン−イソプレン−スチレンゴム(S−I−3)、スチ
レン−ブタジェンゴム(S−B)等のスチレン系エラス
トマー、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレン
ジエンゴム等のオレフィン系エラストマーが好ましく、
スチレン−ブタジェンゴム、エチレンプロピレンゴム等
が特に好ましい。
本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、上記成分以外に
必要により各種の添加剤1例えば滑剤、核剤、酸化防止
剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、離型剤、着色
剤等を添加することができるのであるが、特に滑剤を添
加配合すると、ポリオレフィン樹脂組成物中に配合され
た造粒繊維の分散性の向上を図って衝撃強度、流動特性
の改良を行なうことができる。
ここで、滑剤としては、例えば流動パラフィン、天然パ
ラフィン、ワックス等の炭化水素系滑剤;ステアリン酸
、パルミチン酸、オレイン酸、ミリスチン酸、ベヘニン
酸等の高級脂肪酸あるいはオキシ脂肪酸等の脂肪酸系滑
剤;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ミリス
チン酸、ベヘニン酸などの高級脂肪酸のメチル、エチル
、プロピル、ブチルなどの低級アルキルエステルである
詣肋酸エステル系:脂肪族の高級あるいは低級アルコー
ル、ポリグリコール等のアルコール系滑剤;ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸バリウム等の金属石ケン;
シリコンオイル、変性シリコン等のシリコン等が挙げら
れる。これらの中でも特に高級脂肪酸の金属塩である金
属セッケン系、高級脂肪酸のアルキルエステル系が好適
であり、特にステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸
n−ブチルエステルが好ましい。
前記酸化防止剤としては、例えば2,6−ジーし一ブチ
ルーp−クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニソール、
2.6−ジ−ブチル−4−エチルフェノール、ステアリ
ル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
よニル)プロピオネート、2,2−メチレンビス(4−
メチル−6−t−ブチルフェノール) 、 2.2−メ
チレンビス(4〜エチル−6−t−ブチルフェノール)
 、 4.4−チオビス(3−メチル−6−t−ブチル
フェノール) 、 4.4−ブチリデンビス−(3−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)、テトラビス[メチ
レン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネートコメタン、1,1.3−トリ
ス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tブチルフェ
ニル)ブタンのようなフェノール系化合物、フェニル−
β−ナフチルアミン、N、N −ジフェニル−p−フェ
ニレンジアミンのようなアミン系化合物、トリス(ノニ
ルフェニル)ホスファイト、トリフェニルフォスファイ
ト、トリオクタデシルフォスファイト、ジフェニルイソ
デシルフォスファイトのようなリン系化合物、ジラウリ
ルチオジプロピオネート、シミリスチルチオジプロピオ
ネート、ジステアリルチオジプロピオネートのような硫
黄化合物等が挙げられる。
前記?i電防止剤としては、たとえばポリオキシエチレ
ンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド
のような非イオン系帯電防止剤、アルキルスルホネート
、アルキルベンゼンスルホネートのようなアニオン系帯
電防止剤、第4級アンモニウムクロライド、第4級アン
モニウムサルフェートのようなカチオン系帯電防止剤、
アルキルベタイン型、アルキルイミダシリン型のような
両性帯電防止剤等が挙げられる。
前記紫外線吸収剤としては、例えばフェニルサリシレー
ト、p−t−7’チルフエニルサリシレート等のサリチ
ル酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン−2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフエノン等の
ベンゾフェノン系9 外m吸収剤、2−(2−ヒドロキ
シ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2− 
(2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ヘンシト
リアゾール系紫外線吸収剤等が挙げられる。
前記核剤としては、例えば有機酸の金属塩、有機酸のア
ミン塩、ソルビトール誘導体などが挙げられ、好ましい
のは有機酸の金属塩、ソルビトール誘導体である。
前記有機酸の金属塩としては、例えば、安息香酸、p−
(tert−ブチル)安79香酸、シクロヘキサンカル
ボン酸、β−ナフトエ酸、シクロペンタンカルボン酸、
コハク酸、ジフェニル酢酸、グルタル酸、イソニコチン
酸、アジピン酸、セバシン酸、フタール酸、インフター
ル酸、ベンゼンスルホン酸、ゲルコール酸、カプロン酸
、イソカプロン酸、フェニル酢酸、桂皮酸などのナトリ
ウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩、マグネシウム
塩などが挙げられ、好ましいのはp−(tert−ブチ
ル)安息香酸のアルミニウム塩である。
前記有機酸のアミン塩としては1例えば、安息香酸、フ
タル酸、アジピン酸などから誘導されるアミンがある。
前記ソルビトール誘導体としては、例えば、1゜3.2
,4.−ジベンジリデンソルビトール、1,3,2゜4
−ジ(メトキシベンジリデン)ソルビトール、1.3,
2.4−ジ(エトキシベンジリデン)ソルビトールなど
が挙げられ、これらの中でもジベンジリデンソルビトー
ルが好ましい。
本発明のポリオレフィン樹脂組成物を製造するに当たっ
ては、前記各成分を所定量配合し、予めリボンブレンダ
ー、V型ブレンダーなどを用いて造粒!a誰が解砕しな
い程度にブリブレンドする。
混練は一軸押出し機、二軸押出し機等を用いて行なうこ
とができ、温度180℃以上、好ましくは210℃以上
で行なう、混合および溶融混合に際して各成分の添加、
混合順序に特に制限はない。
本発明の組成物から成形品を製造する場合、射出成形法
、押出し成形法、中空成形法、圧縮成形法、積層成形法
、ロール加工法、延伸加工法、スタンプ加工法等の種々
の成形法を採用することができる。
本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、自動車材料ある
いは弱電材料として広範に使用される。
[実施例] 以下、実施例を掲げて本発明をさらに詳細に説明する。
以下の実施例で使用した造粒M&誰は次のようにして製
造した。
造粒繊維Aの製造 20旦の攪拌槽に、水11と平均繊維径0.6g m 
、アスペクト比100、および嵩比i0.06の繊維状
マグネシウムオキシサルフェート(fq、料)を1kg
投入し、3時間かけて攪拌し、凝集体を解砕し、その後
水分を分離してから、ゲル状のu&誰を直径3 m m
の穴から押出し、粒状化し、これを200℃のオーブン
中で1時間かけて乾燥し、これによって目的の造粒m、
!IAを得た。
第1表には、水分を分離した後の造粒前のマグネシウム
オキシサルフェートの性状および造粒縁1盪の形状を示
す。
造粒縁!aBの製造 上記造粒繊維Aの製造において、平均繊維径0.4pm
、アスペクト比50、および嵩比重0.08の繊維状オ
キシサルフェート(原料)を使用し、攪拌時間を3時間
から10分間に変更し、第1表に示す繊維状マグネシウ
ムオキシサルフェートを用いて造粒した以外は、前記造
粒m!aAの場合と同様にして、造粒m維Bを製造した
造粒m維Cの製造 造粒m雄Aの製造において、平均mM1径0.04ルm
、アスペクト比40、および嵩比重0.09の繊維マグ
ネシウムオキシサルフェートを使用し、水による解砕を
行なわずに、水2又を加えて、ゲル状にした後、同第1
表に示す繊維状マグネシウムオキシサルフェートを用い
、同様にして押出し、粒状化し、これを200℃のオー
ブン中で1時間乾燥し、目的の造粒m誰Cを得た。
各造粒縁mA、B、Cの性状を第1表に示す。
第1表 吸油h(の単位はml/100gである。
なお、以下の実施例において、吸油量の測定は、造粒前
のta!Iを試)4.!:L、J I S −K510
1ニ準拠して行なった。
嵩比重の測定は、充分乾燥させた造粒繊維を、J I 
S −K5101に準拠して行なった。
また、各造粒縁!ilA、B、Cの製造工程におけるa
mの状態を示す写真を第1図(a) 、 (b)、(c
)として添付する。
写真A:造粒繊維Aの製造において、3時間攪拌し、凝
集体を解砕した後の繊維のm微鏡写真である。
写真B:造粒m1aBの製造において、10分間攪拌し
、凝集体を解砕した後の繊維の顕微鏡写真である。
写真C:原料のマグネシウムオキシサルフェートの顕微
鏡写真である。
(実施例1) ポリプロピレンa(エチレン含有量4重量%、MI=8
g710分)80重量%と上記造粒繊維A20重量%と
を配合し、混合した後、二軸混練機(2FCM:神戸製
濁所)を用いて、設定温度200℃およびロータ回転f
i90orpmで混練することによりペレットを製造し
た。このペレットを用いて、射出成形機により+40 
X  140X3mmの平板およびテストピースを作成
した。平板の表面状態を観察し、ゲル量の多少を測定し
た。また、曲げ強度(J I S  K7203に準拠
)、曲げ弾性率(JIS  K7203に準拠)、アイ
ゾツト衝撃強度(JI S  K7110に準拠)を測
定した。
結果を第2表に示す。
(比較例1および2) 造粒縁iAに代えて、造粒繊維BおよびCを用いた以外
は実施例1と同様に行なった。
結果を第2表に示す。
(実施例2.3)および(比較例3.4)ポリプロピレ
ンaと前記造粒MImAまたはその解砕前の繊維状マグ
ネシウムオキシサルフェート(L+′X料)とを第3表
に示す割合で配合して混合した後、二軸混練機(ZSK
−90:ウエルナ−社製)を用い、設定温度200℃、
スクリュー回転数300rpmで混練を行なった。
その吐出状況および吐出量を測定した。
結果を第3表に示す。
(実施例4.5.6)および(比較例5.6)造粒繊f
iAの製造において、押出し穴の径を直径3mmから1
mm、2 m m、3mm、0.1mmおよび8mmに
変えることにより、第4表に示す種々の造粒繊維り、E
、F、G、Hを製造し、混練機として二軸混練機(4F
CM=神戸製鋼所■製)を用い、設定温度200℃、ロ
ーター回転数60Orpm、オリフィス開度60%とし
た以外は、実施例1と同様に行なった。
結果を第5表に示す。
(実施例7.8.9)及び(比較例7.8.9)第6表
に示す嵩比重を有する解砕前のM&雑状状マグネシウム
オキシサルフェート原料)およびその解砕後の造ti前
のjam状マグネシウムオキシサルフェートを使用して
、3mm、1mmの押出し穴より押出し、造粒譲雑Aと
同様にして、造粒繊維I、J、に、Lを得た。
次に、ポリプロピレン(b)(エチレン4%、M I 
= log/10分)を用いて、各造粒m維を第7表に
示すように配合し、混合した後、二軸混練機(2FCM
)を用いて、設定温度200℃およびロータ回転数90
0rpmでペレットを製造した。
その後、射出成形機を用いて140 X 140X 3
mmの平板およびテストピースを作成した。実施例1と
同様にして各物性を測定した。
結果を第7表に示す。
(以下、余白) (実施例1O1I1.12,13) 実施例1において、ポリプロピレンaを使用する代りに
第8表に示す種々のポリオレフィンを使用した他は実施
例1と同様に実施した。
なお1表中、Cは直鎖状低密度ポリエチレン(v:度0
.920g/Cm3、M I = 1.0g/10分、
ブテン−1含量5モル%)、dは高密度ポリエチレン、
(密度0.968g/c+w3. M I = 5 g
/lo分)、eはポリプロピレン[出光ポリプロJ 3
050H1出光石油化学(株)製」、密度0.90g/
c■” 、 M I = 35g/10分、fはdとe
とを20:80で混合したものである。
結果を第8表に示す。
(以下、余白) (比較例10.11.12.13 ) 比較例2において、ポリプロピレンaを使用する代りに
第9表に示す種々のポリオレフィンを用いた他は前記比
較例2と同様に行なった。
ポリオレフィンは実施例1O〜14で用いたものを使用
した。
結果を第9表に示す。
(以下、余白) 第8表 曲(今市の強度および弾性率の単位はkg/cII2で
ある。
第9表 曲げ特性の強度および弾性率の単位はkg/cII2で
ある。
[発明の効果] 本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、品質の一定した
成形品を安定して製造することができ、得られる成形物
は、ゲルなどがなくて外観が良好で、曲げ強度、曲げ弾
性率、アイゾツト衝撃強度などの機械的特性が優れたも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b)および(c)は本発明におけ
る造粒繊維の製造過程の状態を示す電子顕微鏡写真であ
る。 第1図 ζa−> 特許出願人  出光石油化学株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオレフィン40〜98重量%と、平均繊維径
    が0.1〜1.0μmであり、アスペクト比が50〜3
    00であると共に吸油量が400ml/100g以上で
    ある無機質繊維を造粒して、平均径が0.5〜5mmで
    あると共に嵩比重が0.15〜0.4である造粒繊維2
    〜60重量%とからなることを特徴とするポリオレフィ
    ン樹脂組成物。
  2. (2)造粒繊維がマグネシウム化合物よりなるポリオレ
    フィン樹脂組成物。
JP31119287A 1987-12-08 1987-12-08 成形用材料 Expired - Fee Related JPH0819280B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31119287A JPH0819280B2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08 成形用材料
DE3854716T DE3854716T2 (de) 1987-12-08 1988-12-06 Verfahren zur Herstellung thermoplastischer Harzzusammensetzung.
EP88120376A EP0319924B1 (en) 1987-12-08 1988-12-06 Process for producing thermoplastic resin composition
US07/280,794 US5013773A (en) 1987-12-08 1988-12-07 Thermoplastic resin composition and process for producing the same
CA000585252A CA1334710C (en) 1987-12-08 1988-12-07 Thermoplastic resin composition and process for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31119287A JPH0819280B2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08 成形用材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02648A true JPH02648A (ja) 1990-01-05
JPH0819280B2 JPH0819280B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=18014202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31119287A Expired - Fee Related JPH0819280B2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08 成形用材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0819280B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01257126A (ja) * 1988-04-05 1989-10-13 Ube Ind Ltd 顆粒形態繊維状マグネシウムオキシサルフェートとその製造方法、および該マグネシウムオキシサルフェートを配合してなる複合ポリプロピレン樹脂組成物
JP2008050555A (ja) * 2006-07-24 2008-03-06 Sumitomo Chemical Co Ltd 熱伝導性樹脂組成物およびその用途

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01257126A (ja) * 1988-04-05 1989-10-13 Ube Ind Ltd 顆粒形態繊維状マグネシウムオキシサルフェートとその製造方法、および該マグネシウムオキシサルフェートを配合してなる複合ポリプロピレン樹脂組成物
JP2008050555A (ja) * 2006-07-24 2008-03-06 Sumitomo Chemical Co Ltd 熱伝導性樹脂組成物およびその用途

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0819280B2 (ja) 1996-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7050136B2 (ja) 低減した熱伝導度を有する発泡性ビニル芳香族ポリマー顆粒状物の生産のためのプロセス
JP2002220549A (ja) 顆粒状無機質充填剤及びその製造方法並びに該顆粒状無機質充填剤を配合してなる樹脂組成物
CN108676257B (zh) 高分散高填充滑石粉改性聚丙烯母粒及其制备方法
US5013773A (en) Thermoplastic resin composition and process for producing the same
JP3393879B2 (ja) 複合材料、その製造方法及びそれを用いた樹脂成形材料
US6323269B1 (en) Mineral containing thermoplastic granules
JPH0115526B2 (ja)
JPH02648A (ja) 成形用材料
JP2000127152A (ja) マスターバッチペレットの製造方法
JPH0853573A (ja) 熱可塑性樹脂組成物、その製造方法とこの樹脂組成物よりなるフィルム
JPH01294751A (ja) プロピレン重合体組成物
JPH02212532A (ja) 顆粒形態繊維状マグネシウムオキシサルフェートで強化されたポリプロピレン複合材料
JPH10265630A (ja) 強化ポリプロピレン組成物
JPH10265613A (ja) 樹脂添加用複合フィラー
JP6727674B1 (ja) 樹脂廃材成形体の製造方法
JP2595312B2 (ja) ポリオレフィン樹脂組成物
CA2381335A1 (en) Intercalated clay material useful for making alpha-olefin polymer nanocomposites and intercalant compound used therein
JPS6139340B2 (ja)
JP2593902B2 (ja) 雲母粉末充填プラスチツクシートおよびその製造方法
JPH02305836A (ja) ポリオレフィン樹脂組成物
JPH04252245A (ja) 無機充填剤含有ポリオレフィン組成物
JP2001072812A (ja) ポリプロピレン樹脂組成物及びそれからなるフィルム
JP2016169249A (ja) 樹脂組成物、および樹脂組成物の製造方法
JPS62115060A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
WO2019112004A1 (ja) 発泡体、及び発泡体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees