JPH0264894A - カード取引処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は複数種類のプリペイドカードを使用できるカー
ド取引処理装置に係わり、特に各店で使用できる共通カ
ードと自己の店しか使用できない独自カードとを区別し
て売上集計するカード取引処理装置に関する。

［従来の技術］ 交通機関の乗車券を発売する券売機や公衆電話機におい
ては、プリペイドカードが使用可能な場合が多い。周知
のように、このプリペイドカードには金額情報が予め磁
気記録されており、カード利用者はその磁気記録された
金額情報に相当する代金を支払ってこのカードを購入す
る。そして、券売機又は公衆電話機を利用する度にその
利用代金に相当する金額が磁気記録された金額情報から
差引かれる。

このような代金前払いの機能を有するプリペイドカード
（以下カードと略記する）を一般の商店においても適用
できることが考えられる。この場合、代金はカードを販
売した時点で回収されているので、商店側にとって資金
的に非常に有利である。また、クレジットカードのよう
にそのカードに対する信用照会を行なう必要がないので
、販売業務の能率を向上できる。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、各店毎にその店しか使用できないカードを発行
すると、客にとっては店毎に異なる複数種類のカードを
携帯している必要があるので非常に煩わしい。したがっ
て、複数の店で使用できる共通カードの開発が望まれて
いる。

一方、店側にとっては、各店で使用できる共通カードの
他に、自己の店だけに常時来店する顧客に対しては、一
般客とは異なるサービスを提供できるこの店のみで使用
できる独自カードの開発が望まれる。この独自のサービ
スとは、例えばカードに記憶されている金額（額面）と
このカードを実際に客に販売する時の代金との間の割引
金額（割引率）を大きくすることが考えられる。

したがって、一つの店で共通カードと独自カドとを同時
に使用できることが望ましい。しかし、一般に、発行会
社が異なるカードは、売上処理後の精算処理の関係から
それぞれ別々のカード取引処理装置で取扱われる必要が
あったので、各カードに対応した装置が複数台必要にな
るとともにカード取扱い業務が複雑化する。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたちのであり、
カード挿入口に挿入されたカードが共通カードか独自カ
ードかを識別することによって、売上情報をカード種別
に応じて集計でき、客にとって１枚のカードで複数の店
で買物ができ、店にとっても後日実施される精算業務が
簡素化できるとともに、特定顧客に対するサービスを向
上でき、両者にとって非常に使いやすいカード取引処理
装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解消するために本発明は、カード挿入口から
挿入されたカードに同一フォーマットで記録された少な
くとも金額情報および発行会社コードを含むカード情報
をカードリーダライタで読取り、キーボードから入力さ
れた売上金額を前記金額情報から差引いて差引かれた後
の金額情報を前記カードリーダライタでカードに書込ん
で排出するガード取引処理装置において、 カード挿入口から挿入されたカードを、自己の取引装置
が配設された店を含む全ての店で使用可能な共通カード
又は自己の店のみで使用可能な独自カードに識別するカ
ード識別手段と、売上金額に対してこのカード識別手段
にて識別された識別情報に対応した集計を行なう売上登
録手段とを備えたものである。

また、他の発明においては、前記カード識別手段として
、カードに予め記録された識別コードを読取り、この識
別コードで識別するようにしたものである。

また別の発明においては、前記カード識別手段として、
カードに記録された発行会社コードを読取り、この発行
会社コードで識別するようにしたものである。

さらに、別の発明においては、前記カード識別手段とし
て、キーボードに配設された識別キーのキー入力信号で
識別するようにしたものである。

［作用］ このように構成されたカード取引処理装置においては、
この取引処理装置で使用できる共通カードと独自カード
との各カードには全て同一フォーマットで少なくとも金
額情報および発行会社コードが記録されている。したが
って、各カードに対して同一処理手順で売上処理が可能
となる。

そして、カード挿入口からカードが挿入されると、カー
ド識別手段にて、挿入されたカードが独自カードか共通
カードかが識別される。そして、この識別情報によって
、このカードによる売上金額が独自カードか共通カード
かに区分されて集計処理される。よって、後の精算処理
が容易となる。

また、別の発明の作用は、識別コードがカードに記録さ
れているので、カードをカード挿入口へ挿入すれば、直
ちにそのカード種別が自動的に識別さる。

さらに、発行会社コードに識別情報を含ませれば、その
発行会社コードを読取ることによって、そのカードの種
別を識別できる。

さらに、キーボードに操作員が操作する識別キーを設け
れば、その識別キーのキー信号でカード種別が判断でき
る。

［実施例］ 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第２図は実施例のカード取引処理装置が設置された各店
および各店で使用できるカード（プリペイドカード）の
種類を示す概念図である。

［ＡＩのフランチャイズに属するＡＩ−Ａｎの各店１お
よびカード発行所２は電話回線３を介してホストコンピ
ュータからなる［ＡＩのセンタ４にオンライン接続され
ている。一方、［Ｂｌのフランチャイズに属するＢｌ−
Ｂｎの各店１およびカード発行所２も電話回線３を介し
てホストコンピュータからなる［Ｂｌのセンタ４にオン
ライン接続されている。

また、［ＡＩ、［Ｂｌ、［Ｃ］・・・の各フランチャイ
ズの各センタ４は通信回線を介して互いにオンライン接
続されている。

［ＡＩのフランチャイズに属するＡ１〜Ａｎの各店１は
各店１独自で発行した独自カード５、自己のフランチャ
イズ［ＡＩの全ての店に共通に使用できる共通カード６
、および提携先の［Ｂｌのフランチャイズの共通カード
である提携カード７が使用できる。

第３図（ａ）は共通カード６の外観図であり、フランチ
ャイズを指定した［共通カード］および［１００００円
］等の額面金額の表示と、磁気ストライプ８と、概算の
残高状態を示すパンチ孔９が形成されている。また、第
３図（ｂ）は独自カード５の外観図であり、店を指定し
た［独自カード］および［１００００円］等の額面金額
の表示と、磁気ストライプ８と、概算の残高状態を示す
パンチ孔９が形成されている。

各磁気ストライブ８内には、第４図に示すように、この
カードを発行（販売）した会社（店）の発行会社コード
８ａ、発行日付８ｂ、カード保持者の会員番号８ｄ、全
てのカードに連続するカード番号８ｅ、　　このカード
が共通カード６であるか独自カード５であるかを識別す
る識別コード８ｆ。

金額８ｇ、　　このカードの発行時に設定された初期金
額（額面）８ｇの額面種類を示す金種コード８ｈ等が記
録されている。

第１図は各店１に配設されたカード取引処理装置１１を
示す外観図である。筐体の前面にキーボード１２が配設
されており、上部にカード挿入口１３、表示部１４が設
けられている。さらにこのカード取引処理装置１１には
客が暗証番号を人力するためのピンパッド１５および記
録用紙１６に売上情報等を印字するプリンタ１７がケー
ブルにて接続されているｂ 前記キーボード１２には、第５図に示すように、数字デ
ータを入力するための置数キー１８．置数された数字デ
ータを確認するための確認キー１９の他に、人力された
一人の客に対する売上金額を合計するための売上計キー
２０ａ等の各種ファンクションキー２０が配設されてい
る。

さらに、このキーボード１２には操作員が鍵にて切換操
作する業務切換スイッチ２１が配設されている。そして
、この業務切換スイッチ２１によって、［売上］　［点
検］　［精算］等の各種業務が選択設定される。

第６図はカード取引処理装置１１の概略構成を示すブロ
ック図である。

各種情報処理を実行するＣＰＵ２５に対してバスライン
２６を介して、制御プログラムを記憶するＲＯＭ２７、
売上集計メモリ等の各種可変データを記憶するＲＡＭ２
８、キーボード１２、電話回線３を介してセンタ４にオ
ンライン接続されるＭＯＤＥＭ等からなる通信制御回路
２９、カード挿入口１３から挿入された各種カードに対
して情報の読み書きを実行するカードリーダライタ３０
、ビンパッド１５に接続されたインターフェース３１、
プリンタ１７に接続されたインターフェース３２等が接
続されている。

また、上記各電子構成部材に対して電源３３から各駆動
電圧ＶＤ、ＶＣが供給される。

前記ＲＡＭ２８内には、第７図に示すように、共通カー
ド６で販売した場合の売上金額等の売上情報を集計する
共通カード売上集計メモリ２８ａ１同じく独自カード５
で販売した場合の売上金額等の売上情報を集計する独自
カード売上集計メモリ２８ｂ、カードリーダライタ３０
で読取ったカード情報を記憶するカード情報メモリ２８
Ｃ１−人の客の売上合計金額を算出する合計メモリ２８
ｄ１センタ４へ送信する売上情報を記憶する送信バッフ
ァ２８ｅ１表示部１４に表示する表示データを記憶する
表示バッファ２８ｆ５プリンタ１７にて記録用紙１６へ
印字する印字データを記憶する印字バッファ２８ｇ等が
形成されている。

しかして、カード取引処理装置１１の電源３３が投入さ
れると、前記ＣＰＵ２５は第８図の流れ図に従って売上
処理業務を実行するようにプログラム構成されている。

流れ図が開始され、Ｓ（ステップ）１にてキーボード１
２の業務切換スイッチ２１が［売上コ業務に指定されて
いれば、表示部１４に表示バッファ２８ｆを介して［カ
ード挿入］の操作案内を表示する。そして、カード挿入
口１３に共通カード６又は独自カード５又は提携カード
７が挿入されると、カードリーダライタ３０にてそのカ
ード５゜６．７の磁気ストライプ８に記憶されたカード
情報が正常に読取れることを確認する。正常に読取るこ
とが不可能な場合は表示部１４に［カード不良］のメツ
セージを表示し、挿入されたカードを排出する。

正常にカード情報が読取られると、その読取ったカード
情報をＲＡＭ２８のカード情報メモリ２８ｃへ格納する
。次にカード情報メモリ２８ｃに記憶されたカード情報
から挿入されたカードがこの取引処理装置１１で使用可
能なカードであるか否かを判断する。具体的には、発行
会社コード８ａが提携されていない他のフランチャイズ
の発行会社コードの場合や、識別コード８ｆが独自カー
ド５であることを示し、かつ発行会社コード８ａが自己
の店１に割付けられた発行会社コードでない場合は使用
不可能と判断して、表示部１４に［使用不可］のメツセ
ージを表示して、該当カードを排出する。

使用可能なカードであれば、Ｓ２にて［暗証番号入力］
の操作案内を表示し、ビンバッド１５における客のキー
操作にて例えば４桁の暗証番号が入力されると、その暗
証番号がカード情報メモリ２８ｃに記憶されている暗証
番号８ｄと一致するか否かを調べる。一致しなければ［
暗証番号入力］の操作案内を表示して、再度暗証番号が
人力されるのを待つ。３回暗証番号が人力されても暗証
番号が一致しなければ、事故カードであると判断して、
［使用不可能］を表示して該当カードを排出する。

暗証番号が一致すると、Ｓ３にてカード情報メモリ２８
ｃの金額８ｇを残額として表示する。そして、客の購入
した商品の金額が置数キー１８にてキー人力され、表示
された金額が正しいと判断して確認キー１９がキー人力
されると、Ｓ４にて、その金額を合計メモリ２８ｄの合
計額に加算する。

そして、売上計キー２０ａがキー操作されると、−人の
客に対する売上金額の合計処理が終了したので、その合
計金額がカード情報メモリ２８ｃの金額８ｇで示される
カード残高以下であることを確認する。

カード残高以下であれば、前記金額８ｇから合計額を差
引いてその差引残高を表示するとともに、その差引き残
高を新たな金額８ｇとしてカード情報メモリ２８ｃへ書
込む。

しかして、Ｓ５にてカード情報メモリ２８ｃに記憶され
た新たな金額８ｇを挿入されているカード５，６．７の
磁気ストライプ８の該当領域に書込む。

次に、Ｓ６にてカード情報メモリ２８ｃの・識別コード
８ｆを読み、挿入されたカードが独自カード５、又は独
自カード５以外の共通カード６および提携カード７のい
ずれであるかを判断する。独自カード５であれば、その
合計金額等の売上情報をＲＡＭ２８の独自カード売上集
計メモリ２８ｂに売上登録する。一方、共通カード６又
は提携カード７であればその合計金額等の売上情報をＲ
ＡＭ２８の共通カード売上集計メモリ２８ａに売上登録
する。

その後、上記売上情報を印字バッファ２８ｇを介してプ
リンタ１７で記録用紙１６へ印字してレシートとして客
に渡す。最後に挿入されたカードを排出する。

このように構成されたカード取引処理装置１１において
、第３図に示すように、その店１しか使用できない独自
カード５と、各店１で使用できる自己フランチヤイズの
共通カード６と、業務提携している他のフランチャイズ
の共通カードである提携カード７との３種類のカードが
存在する。そして、第２図に示すように、各店１では自
己の店１で発行（販売）した独自カード５と他の共通カ
ード６．７が使用可能になる。

そして、各カードにはそのカードが独自カード５である
か共通カード６．７であるかを識別する識別コード８ｆ
が記録されている。

そして、各店１において、カードによる売上が発生する
と、客の持参するカードをカード挿入口１３へ挿入した
のち、客にビンパッド１５にて４桁の暗証番号を人力し
てもらう。次に、売上金額をキーボード１２の置数キー
１８にて入力して、売上計キー２０ａを押すと、挿入さ
れたカードに記憶されている金額８ｇから売上合計額が
差引かれ、そのカードが排出される。そして、売上額を
含む売上情報は識別コード８ｆで区別され、ＲＡ　Ｍ　
２８の共通カード集計メモリ２８ａ又は独自カード集計
メモリ２８ｂへ登録集計される。

このように、自己の店１で発行して、自己の店１しか使
用できない独自カード５による売上と共通カード６又は
提携カード７による売上とを区別して自動集計すること
によって、後日実施されるフランチャイズの各店１相互
間又はフランチャイズ相互間における精算業務が能率的
に実施できる。

なお、各カード５，６．７に会員番号８ｃ、暗証番号８
ｄを記録するのは、このカードを使用できる人を特定し
て、現金や商品券とは異質のものであることを示すとと
もに、会員番号、暗証番号を確認することによって、客
がたとえそのカードを紛失したとしても、拾った他人が
使用できなくし、かつ紛失者に対して再発行可能にする
ためである。

また、各店１に独自カード５の発行を認めることによっ
て、割引き率等の各店１毎に店独自のプレミアムを付加
したカードを発行できる。

また、独自カード５は自己の店１のみで発行（販売）さ
れるので、代金の回収を発行時点て行なうことができ、
センタ４を介して後から回収する共通カード６等に比較
して、資金の回転効率を向上できる特徴を有する。

このように、１台のカード取引処理装置１１によって、
共通カード６と独自カード５による同一操作による売上
登録可能であや、各カード種別に対応して置数のカード
取引処理装置を設置する必要がなく、非常に適用範囲の
広い装置とすることが可能である。

第９図および第１０図は本発明の他の実施例に係わるカ
ード取引処理装置を示すものである。なお、その他の構
成は前述した実施例とほぼ同じである。

この実施例の取引処理装置においては、ＲＡＭ２８内に
、第７図に示した各メモリ２８ａ〜２８ｇの他に、第９
図（ａ）に示す、発行会社コードテーブル２８ｈが形成
されている。すなわち、Ａｔ　−Ａｎ　、　　Ｂｌ　〜
Ｂｎ　、　Ｃ１〜−の各店１毎に、自己のフランチャイ
ズに共通する共通カード用の第１の発行会社コードと、
各店個別に割付けられた独自カード用の第２の発行会社
コードが記憶されている。

そして、共通カード６の磁気ストライプ８に第１の発行
会社コードが発行会社コード８ａとして磁気記録されて
おり、独自カード５の磁気ストライプ８に第２の発行会
社コードが発行会社コード８ａとして磁気記録されてい
る。その結果、第４図における識別コード８ｆは除去さ
れている。

しかして、この実施例装置のＣＰＵ２５は第１０図の流
れ図に従って、カード挿入口１３に挿入されたカードに
対する売上登録処理を実行する。

なお、第１０図におけるＳｌからＳ５までの処理は先の
実施例における第８図の８１から８５までの処理と同じ
であるので説明を省略する。

すなわち、第１０図において、Ｓ５にて残高をカードに
書込む処理が終了すると、Ｓ７にて、カード情報メモリ
２８ｃに記憶されている発行会社コード８ａを読出す。

そして、読出した発行会社コードでＲＡＭ２８の第９図
に示した発行会社コードテーブル２８ｈを検索する。該
当発行会社コードが検索されると、検索された発行会社
コードが自己の店１に割付けられた独自カード用の第２
の発行会社コードであるか否かを判断する。

独自カード用の発行会社コードであれば、挿入されたカ
ードは独自カード５であるので、このカードに対応する
売上情報を独自カード集計メモリ２８ｂへ売上登録する
。

一方、検索された発行会社コードが自己の店１に割付け
られた独自カード用以外の、自己のフランチャイズ又は
他のフランチャイズの共通カード用の第１の発行会社コ
ードであれば、挿入されたカードは共通カード６である
ので、このカードに対応する売上情報を共通カード集計
メモリ２８ａへ売上登録する。

このように構成されたカード取引処理装置であったとし
ても、カード挿入口１３に挿入されたカードが共通カー
ド６であるか独自カード５であるかが自動的に識別され
て、売上情報がカード種別に対応する集計メモリ２８ａ
、２８ｂに集計登録される。よって、先の実施例とほぼ
同様の効果を得ることが可能である。

なお、第９図（ｂ）に示すように、発行会社コードテー
ブル２８ｉとして、各店１個別に割付けられた発行会社
コードに対して、独自フラグを記憶するフラグ領域を設
けて、自己の店１の発行台トＬコードのみ独自フラグを
１に設定することも可能である。この場合、検索された
発行会社コードに１に設定された独自フラグが存在すれ
ば、該当カードは独自カード５であると判断する。

また、第１１図および第１２図は本発明のさらに別の実
施例に係わるカード取引処理装置を示すものである。な
お、その他の構成は最初に説明した実施例とほぼ同じで
ある。

この実施例の処理装置のキーボード１２には、第１１図
に示すように、カード挿入口１３へ挿入したカードの種
別を操作者がキー人力するための独自カードキー２０ｂ
および共通カードキー２０ｃが配設されている。したが
って、第４図における識別コード８ｆは設けられていな
い。

しかして、この実施例装置のＣＰＵ２５は第１２図の流
れ図に従って売上処理業務を実行する。

流れ図が開始され、キーボード１２の業務切換スイッチ
２１が［売上］業務に指定されていれば、表示部１４に
表示バッファ２８ｆを介して［カード種別人力］の操作
案内を表示する。そして、キーボード１２の独自カード
キー２０ｂ又は共通カードキー２０ｃのいずれか一方の
キーがキー操作されると、そのキー操作されたキーの種
別を調べる。独自カードキー２０ｂがキー操作されれば
、ＲＡＭ２８内に形成された独自カードフラグを１に設
定する。そして、Ｓ８にて［カード挿入］の操作案内を
表示する。

また、共通カードキー２０ｃがキー操作されると、なに
もせずに、Ｓ８へ進み、［カード挿入］の操作案内を表
示する。そして、カード挿入口１３にカードが挿入され
ると、Ｓ９にてこのカードに磁気記録されたカード情報
を読取ってカード情報メモリ２８ｃへ格納する。そして
、Ｓ１０にて表示部１４に［暗証番号人力］の操作案内
を表示する。

以下ＳＩＯからＳｌｌまでの処理は前述した第８図にお
けるけるＳ２から８５までの処理とほぼ同じであるので
説明を省略する。

しかして、Ｓｌｌにてカード残高をカードに書込んだの
ち、Ｓ１２にてＲＡＭ２８の独自カードフラグの状態を
調べ、１に設定されていれば、挿入されたカードは独自
カード５であるので、５１３にて売上情報を独自カード
売上集計ファイル２８ｂに売上登録処理する。その後、
独自カードフラグを０に解除する。

一方、独自カードフラグが［０］に解除されていれば、
カード挿入口１３へ挿入されたカードは共通カード６で
あるので、Ｓ１４にて売上情報を共通カード売上集計フ
ァイル２８ａに売上登録処理する。

このように構成されたカード取引処理装置であったとし
ても、操作員が客の持参したカードに表記されている事
項からこのカードが共通カード６か又は独自カード５で
あるかを読取って、カード種別をキーボード１２の各カ
ードキー２０ｂ。

２０ｃにてキー人力することによって、売上情報を各カ
ード種類別に集計することが可能となる。

よって、先の実施例とほぼ同じ効果が得られる。

［発明の効果〕 以上説明したように本発明においては、カード挿入口に
挿入されたカードが共通カードか独自カードかを識別し
ている。よって、売上情報をカード種別に応じて集計で
き、客にとって１枚のカードで複数の店で買物ができ、
店にとっても後日実施される精算業務が簡素化できると
ともに、特定顧客に対するサービスを向上でき、両者に
とって非常に使いやすいカード取引処理装置が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第８図は本発明の一実施例に係わるカード取
引処理装置を示すものであり、第１図は外観図、第２図
はこの処理装置が組込まれるシステム全体を示す図、第
３図は各カードを示す外観図、第４図は各カードに記憶
されたカード情報を示す図、第５図はキーボードのキー
配列図、第６図は概略構成を示すブロック図、第７図は
記憶部に形成された各メモリを示す図、第８図は動作を
示す流れ図であり、第９図は本発明の他の実施例に係わ
るカード取引処理装置の記憶部に形成された各メモリを
示す図、第１０図は同実施例装置の動作を示す流れ図、
第１１図は本発明のさらに別の実施例に係わるカード取
引処理装置のキーボードを示す図、第１２図は同実施例
装置の動作を示す流れ図である。 １・・・店、５・・・独自カード、６・・・共通カード
、７・・・提携カード、８・・・磁気ストライブ、８ａ
・・・発行会社コード、８ｃ・・・会員番号、８ｄ・・
・暗証番号、８ｅ・・・カード番号、８ｆ・・・識別コ
ード、８ｇ・・・金額、１１・・・カード取引処理装置
、１２・・・キーボード、１３・・・カード挿入口、１
４・・・表示部、１５・・・ビンパッド、１７・・・プ
リンタ、１８・・・置数キー　２０ａ・・・売上計キー
　２０ｂ・・・独自カードキー　２００・・・共通カー
ドキー　２５・・・ＣＰＵ。 ２８・・・ＲＡＭ、２８ａ・・・共通カード売上集計メ
モリ、２８ｂ・・・独自カード売上集計メモリ、２８ｃ
・・・カード情報メモリ、２８ｈ、２８ｉ・・・発行会
社コードテーブル、３０１１．カードリーダライタ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 図面の浄書（内容に変更なし） 第 図 第４ 図 第 図 第１１ 図 （ａ） 第 図 （ｂ） 手　続　ネｒ＋ｉ　　、ｉＥ　　宮 昭和６３年１０月７日 狛訂庁艮官　　占　　］ｌ　　文　　毅　殿１、事イリ
の表示 特願昭６３−２１６８５１号 ２、発明の名称 カード取引処理装置 ３、補１をする者 事イ１との関係　特許出願人 （０５７）アンリツ株式会社 ４、代理人 東京都千代田区霞が関３丁目７番２ｑｌＢＥビル６、補
正の対象 図　　　面 ７、補正の内容 願書に最初に添イ４した図面の９占・

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）カード挿入口（１３）から挿入されたカード（５
   、６、７）に同一フォーマットで記録された少なくとも
   金額情報（８ｇ）および発行会社コード（８ａ）を含む
   カード情報をカードリーダライタ（３０）で読取り、キ
   ーボード（１２）から入力された売上金額を前記金額情
   報から差引いて差引かれた後の金額情報を前記カードリ
   ーダライタで前記カードに書込んで排出するカード取引
   処理装置において、前記カード挿入口から挿入されたカ
   ードを、自己の取引装置が配設された店を含む全ての店
   で使用可能な共通カード（６）又は自己の店のみで使用
   可能な独自カード（５）に識別するカード識別手段と、
   前記売上金額に対してこのカード識別手段にて識別され
   た識別情報に対応した集計を行なう売上登録手段（Ｓ６
   、Ｓ７、Ｓ１３、Ｓ１４）とを備えたカード取引処理装
   置。
2. （２）前記カード識別手段は、前記カードに予め記録さ
   れた識別コード（８ｆ）を読取り、この識別コードで識
   別することを特徴とする請求項１記載のカード取引処理
   装置。
3. （３）前記カード識別手段は、前記カードに記録された
   発行会社コード（８ａ）を読取り、この発行会社コード
   で識別することを特徴とする請求項１記載のカード取引
   処理装置。（４）前記カード識別手段は、キーボードに
   配設された識別キー（２０ｂ、２０ｃ）のキー入力信号
   で識別することを特徴とする請求項１記載のカード取引
   処理装置。